野球上達のために ―鶴岡慎也選手野球教室― １月４日（水）本町出身でプロ野球北海道日本ハムファイターズの捕手として活躍されている、鶴岡慎也選手による野球教室が町総合グラウンドで行われました。野球教室では、町内のソフトボールスポーツ少年団員や中学校野球部員など約 80 人が参加し、スローイングやキャッチング、バッティングなどの技術を教わりました。鶴岡選手から投げ方を教わった、高山ソフトボールスポーツ少年団員の上原駿君は「プロに教えてもらい嬉しい。教えてもらったことを実践したい」と話し、波野ソフトボールスポーツ少年団員の東遥大君は「毎日バットを振ったり、今までよりも練習量を増やしてプロ野球選手になりたい」とプロからの指導を受け、刺激を受けたようでした。鶴岡選手は、「毎年野球教室を開催し、去年よりもうまくなった人もいる。うまくなりたいなら今の倍の練習をして、また来年うまくなった姿を見せて欲しい」と子供たちを激励しました。また野球教室の開催について「子供たちに大きな夢をもってもらえたら嬉しい。一人ひとりフォームなどのチェックをする鶴岡選手。自分が活躍することで肝付に恩返しができたら」と話されました。元高校球児夢の甲子園へ ―マスターズ甲子園― 元高校球児が同窓会チームを結成し、高校球児の聖地甲子園を目指す「マスターズ甲子園 2011」で、鹿屋高校野球部の OB チームは、鹿児島県大会決勝で鹿児島実業高校 OB チームを破り初優勝を果たしました。鹿児島県代表となった鹿屋高校 OB チームは、昨年 12 月 23 日、24 日に行われたマスターズ甲子園 2011 に出場、夢の阪神甲子園球場で、兵庫県代表の市立尼崎高校の OB チームと１試合だけを楽しみました。試合結果は、12―２で市立尼崎高校 OB を下し、夢の甲子園で花を咲かせました。鹿屋高校 OB チームには、50 人のうち３人の町内出身者がおり、同チームのゼネラルマネージャーの前田勝詔さんは「たかが野球・されど野球。後輩の皆さんのおかげで甲子園のグラウンドに立て、いくつになっても感動そのものでした。球児の皆さん大隅から甲子園を目指してがんばってください」と興奮冷めやらぬ様子で話されました。 31 2012.2 マスターズ甲子園に出場した鹿屋高校 OB チームの町内出身者。右から福迫義久さん（富山）、前田勝詔さん（赤池）、長倉孝浩さん（三反） ※大隅半島のチームが甲子園に出場するのは、現役、OB を通じて始めて。