愛北クリーンセンター汚泥脱水機設置工事公募型

愛北クリーンセンター汚泥脱水機設置工事公募型プロポーザル実施要項
1.目的
愛北広域事務組合(以下「組合」という。
)が運営、管理する愛北クリーンセンターし尿処理施設
(以下「施設」という。
)では、現有施設の延命化を図るため施設整備基本計画を策定しており、既
設脱水設備をベルトプレス脱水機から遠心脱水機に更新する工事にあたって、
「愛北クリーンセンタ
ー汚泥脱水機更新工事に係る技術提案」を公募し、施設内容やその規模など基本的な方針を示したと
ころです。
本プロポーザル実施要項は、愛北クリーンセンター汚泥脱水機設置工事(以下「本工事」とい
う。
)に最も適した受注候補者を選定することを目的とします。
2.参加資格要件
参加者は、参加表明書等の提出日現在において、以下の要件をすべて満たす者(共同企業体は不
可)とし、参加者が契約締結までの間に下記の参加資格を有しなくなった場合は、その時点で失格と
します。
(1) 愛知県内に本店、支店又は営業所等があり、組合における平成 26.27 年度建設工事に係る入札参加
資格を有する者であること。
(2) 地方自治法施行令(昭和 22 年政令第 16 号)第 167 条の 4 の規定に該当しない者であること。
(3) 建設業法(昭和 24 年 5 月 24 日法律第 100 号)第 15 条の規定に基づく、機械器具設置工事又は清
掃施設工事に係る特定建設業の許可を受けている者であること。
(4) 工事の配置予定技術者に対する要件は、以下のとおり。
主任技術者:建設業法第 26 条第 1 項に規定する主任技術者
監理技術者:建設業法第 26 条第 2 項に規定する監理技術者
(5) 組合から指名停止を受けていない者であること。
(6) 会社更生法(平成 14 年法律第 154 号)第 17 条の規定による更生手続開始の申立てをしない者又は
申立てをされていない者であること。
(7) 民事再生法(平成 11 年法律第 225 号)第 21 条の規定による更生手続開始の申立てをしない者又は
申立てをされていない者であること。
(8) 手形交換所から取引停止処分を受けるなど経営状態が著しく不健全でないこと。
(9) 宗教活動や政治活動を主たる目的とする者でないこと。
(10) 参加者は、本工事に関する専門分野(主任技術者、監理技術者を除く)について、脱水機メーカ
ー等の協力者を加えることを可能とする。ただし、この協力者となった者は、本プロポーザルにおけ
る参加はできない。
3.工事の概要
(1) 工事名称
愛北クリーンセンター汚泥脱水機設置工事
(2) 工事内容
既設脱水設備の撤去跡に遠心脱水機を設置する工事
(3) 工期
契約締結日の翌日(平成 27 年 4 月末予定)から平成 28 年 3 月末までの約 11 カ月
(4) 工事の基本計画図
施設内容やその規模など基本的な計画図面は次のとおり。
【図-1】下水処理場への直接投入(フェーズ 2-改)フロー図
【図-2】施設整備設計要領(案)
【図-3】装置・配管 二階平面図
【図-4】装置・配管 一階平面図
【図-5】装置・配管 地階平面図
(5) 主催及び担当部署
① 主催:愛北広域事務組合
② 担当部署:愛北広域事務組合 業務課 業務第 2 係(愛北クリーンセンター内)
〒482-0016 愛知県岩倉市野寄町向山 760 番地
電話番号:0587-37-0840
Fax 番号:0587-37-7863
E-mail:aihoku-gyoumu@owari.ne.jp
4.技術提案の内容
本処理施設の処理能力並びに整備方針について、十分に認識した上で工事内容に対する技術提案を
してください。
課 題
1
2
内 容
工事内容
更新工事の基本方針及び工事の実施体制などについて
特定テーマ(1)
遠心脱水機の性能について
特定テーマ(2)
維持管理コストについて
5.技術提案の基本的事項
(1) 目標性能
・脱水機型式:高効率遠心脱水機(機内二液調質型)
・設置台数:2 台
・遠心効果:2,000G以上
・脱水機1台あたりの定格処理能力: 10m3/時間 以上
・運転時間:7.5 時間/台・日 以内
・脱水汚泥含水率:78% 以下
・固形物回収率:95% 以上
(2) 薬品使用条件
・高分子凝集剤:エマルジョンタイプ
・無機凝集剤:ポリ硫酸第 2 鉄
(3) 施工条件
・新設脱水機の設置場所は、組合が既設脱水機№1 及び№2 を解体撤去して引き渡すこととする。
・既設脱水機の解体撤去後 3 カ月以内に、本工事請負契約を締結した事業者(以下「受注者」という。
)
が新設脱水機 1 台目の試運転及び引渡性能試験を行うこと。
・工事期間中に不足する脱水処理能力は、組合が既設脱水機№3 及び№4 の運転時間を延長して補う。
・新設の脱水設備(脱水機、薬注設備、汚泥コンベア、補機類)の各動力電源及び制御回路は、既設
脱水設備と干渉しないように構築すること。
6.工事内容
(1) 土木建築工事
・機械基礎構築(一式)
・吊上用レール設置(2 本)
(2) 機械設備工事
・遠心脱水機設置(2 台)
・汚泥供給ポンプ設置(3 台)
・電動チェンブロック設置(2 台)
(3) 配管設備工事
・機械設備に係る直管及び弁類敷設(一式)
(4) 電気・計装設備工事
・脱水設備(脱水機、薬品注入設備、汚泥コンベア、補機類)の電源盤及び制御盤設置(一式)
・計装設備(汚泥濃度計、電磁流量計等)設置(一式)
・各種インターロック回路の設置(一式)
・動力インバーター盤内の高調波対策(一式)
(5) 試運転調整
・本施設の試運転及び引渡性能試験(一式)
(6) 廃材処分
・建設廃棄物等の適正処分(一式)
(7) その他
・本工事の実施に必要な工事
・上記の「(4) 電気・計装設備工事」の脱水設備については、電源盤及び制御盤の製作及び据付・
配線を受注者の工事範囲とする。ただし、薬品注入設備に係るポリ硫酸第 2 鉄貯槽(1 基)
、脱水
ポリマ貯槽(1 基)
、脱水ポリマ溶解槽(1 基)
、ポリ硫酸第 2 鉄注入ポンプ(3 台)
、脱水ポリマ移
送ポンプ(2 台)
、脱水ポリマ注入ポンプ(3 台)の機器調達及び本体据付けについては工事範囲外
とする。
7.プロポーザル実施スケジュール
項 目
日 時
(1) 公募の開始日
平成 27 年 2 月 20 日(金)
(2) 参加表明書等の提出期限
平成 27 年 2 月 27 日(金)午後 5 時まで
(3) 質問書の提出期限
平成 27 年 3 月 6 日(金)午後 5 時まで
(4) 質問に対する回答日時
平成 27 年 3 月 13 日(金)午後 5 時まで
(5) 技術提案書・参考見積書の提出期限
平成 27 年 3 月 23 日(月)午後 5 時まで
(6) 審査(ヒヤリングの実施)
平成 27 年 3 月 26 日(木)午後 3 時 30 分から
(7) 審査の結果通知
平成 27 年 3 月 31 日(火)予定
8.参加表明書等の手続き
(1) 資料等の入手
組合ホームページ(http://www.aihoku-kouiki.jp/)から、ダウンロードしてください。
(2) 提出書類一覧
内 容
様式
参加表明書
様式 1
会社概要
様式 2
業務実績
様式 3
主任技術者(配置予定技術者)の概要
様式 4-1
監理技術者(配置予定技術者)の概要
様式 4-2
協力者(脱水機メーカー等)の内容等
様式 5
サイズ
提出部数
正本 1 部
A4 判縦
(様式 1 は、押印したもの)
副本 10 部
(様式 1 は、押印しないもの)
(3) 書類作成上の注意事項
① 提出書類は、各様式に基づき作成してください。
② 上記の「(2)提出書類一覧」の順番で一部ずつ、左上をホチキス綴じしてください。なお、背
表紙やファイル等は付加しないでください。
(4) 各様式の記載内容
様 式
【様式 1】
内容に関する留意事項
・提出部数のうち正本 1 部に代表者印を押印してください。
・
「3 連絡先」は、配置予定の監理技術者を記載してください。
・機械器具設置工事及び清掃施設工事に係る特定建設業の許可証(どちらか一
方の許可しか無い場合でも可)の写しを添付してください。
【様式 2】
・記載する技術者の職員数は、本店、支店等を含む全体の正社員を対象とし、
機械器具設置工事及び清掃施設工事に係る技術者数を記載してください。
・特定建設業の許可を受けていない場合は、
「無し」と記載してください。
・協力者(脱水機メーカー等)の技術職員は記載しないでください。
【様式 3】
・過去 10 年間の遠心脱水機に係る設置工事の実績を記載してください。
なお、協力者(脱水機メーカー等)の実績は含みません。
【様式 4-1~4-2】
① 氏名
・配置予定技術者の氏名を記載してください。
② 年齢
・参加表明書提出時の年齢を記載してください。
③ 役職
・技術者が所属する組織の役職を記載してください。
④ 勤続年月
・参加表明書提出時の勤続年月を記載してください。
⑤ 実務経験年月
・参加表明書提出時の技術者としての実務経験年月を記載してください。
⑥ 保有資格
・技術者の保有資格を記載し、資格者証の写しを添付してください。
⑦ 過去 10 年間に機械器具設置及び清掃施設工事に係る建設工事に着手し、
竣工した実績
・請負金額が 2,500 万円以上の工事実績について記載し、工事請負実績が確認
できる書類(契約書の写し等)を添付してください。
・職務名欄には、監理技術者、主任技術者、担当者の別を記載してください。
【様式 5】
・本工事に関する専門分野(主任技術者、監理技術者を除く)について、脱水
機メーカー等の協力者を加える場合は、その会社名、代表者役職・氏名等を
記載してください。なお、該当しない場合は「無し」と記載してください。
(5) 参加表明書等の提出
① 提出期間:平成 27 年 2 月 20 日(金)から平成 27 年 2 月 27 日(金)までの午前 9 時から午後
5 時まで
ただし、上記期間中の土・日曜日は除きます。
② 提出場所:愛北広域事務組合 業務課 業務第 2 係(愛北クリーンセンター内)
③ 提出方法:提出期間内に持参してください。
9.質問の提出及び回答
本プロポーザルに質問がある場合は、下記のとおり提出してください。
(1) 提出方法
電子メールのみとし、書式は質問書(様式 10)を使用し、メールに添付してください。
(2) メールの件名
「プロポーザル質問:
(会社名)
」としてください。
(3) 提出期限
平成 27 年 2 月 20 日(金)から平成 27 年 3 月 6 日(金)午後 5 時まで
なお、午前 9 時から午後 5 時までの間に、電話により担当部署まで受信確認してください。ただ
し、上記期間中の土・日曜日は除きます。
(4) 回答
平成 27 年 3 月 13 日(金)午後 5 時までに、参加者全員に対して質問内容と回答を電子メールで
送信します。
10.技術提案書・参考見積書等の手続き
(1) 資料等の入手
組合ホームページ(http://www.aihoku-kouiki.jp/)から、ダウンロードしてください。
(2) 提出書類一覧
内 容
様式
サイズ
技術提案書
様式 6
A4 判縦
工事内容について技術提案
様式 7
特定テーマについて技術提案
様式 8
参考見積書
様式 9
提出部数
正本 1 部
(様式 6 は、押印したもの)
A3 判横
副本 10 部
(様式 6 は、押印しないもの)
A4 判縦
上記の正本1部に添付してください。
(押印したもの)
(3) 書類作成上の注意事項
(ア) 提出書類は、各様式に基づき作成してください。
(イ) 上記の「(2)提出書類一覧」の順番で一部ずつ、左上をホチキス綴じしてください。なお、背
表紙やファイル等は付加しないでください。
(4) 各様式の記載内容
様 式
内容に関する留意事項
【様式 6】
・提出部数のうち正本 1 部に代表者印を押印してください。
【様式 7】
・更新工事の「基本方針及び実施体制について」記載してください。
・基本方針は、工事の手法、施工上特に重視する事項及びその他配慮事項等を
記載してください。
・実施体制は、工程計画、工事フロー及び動員計画を記載してください。
・A3 判横片面 1 頁以内としてください。
・様式中に文書を補完するための概念図、引用可能な図面・写真等を用いるこ
とは支障ありません。
・文字の大きさは、10.5 ポイント以上、注釈等は 8 ポイント以上とします。
【様式 8】
・下記のテーマ(1)と(2)ごとに対する提案を具体的に記載してください。
・特定テーマ(1)
「遠心脱水機の性能について」基本構造、遠心効果、定格能力、脱水汚泥含水
率、固形物回収率、運転時間等
・特定テーマ(2)
「維持管理コスト(15 年間)について」ユーティリティー(電力、高分子凝集
剤、無機凝集剤)
、定期点検整備等
・様式中に文書を補完するための概念図、引用可能な図面・写真等を用いるこ
とは支障ありません。
・特定テーマ(1)、(2)の頁数の合計が A3 判横片面 3 頁以内であれば、各特定テ
ーマの配分は任意とします。
・文字の大きさは、10.5 ポイント以上、注釈等は 8 ポイント以上とします。
【様式 9】
・各項目に記載し、押印してください。
・内訳について、別途添付(A4 判任意様式)してください。
・見積金額は、消費税及び地方消費税抜きの金額を記載してください。
(5) 技術提案書・参考見積書等の提出
① 提出期間:平成 27 年 3 月 2 日(月)から平成 27 年 3 月 23 日(金)までの午前 9 時から午後
5 時まで。ただし、上記期間中の土・日曜日は除きます。
② 提出場所:愛北広域事務組合 業務課 業務第 2 係(愛北クリーンセンター内)
③ 提出方法:提出期間内に持参してください。
11.審査方法
本プロポーザルは、公募型プロポーザル方式とし、選定に係る審査は、業者選定委員会による一段
階審査方式で行います。
なお、審査は非公開とし、この委員会における委員(以下「委員」という。
)の氏名等の公表は行い
ません。
参加者に対し、提出された「技術提案書類」に基づいたヒアリングを行い、最上位者を受注予定候
補者とします。
12.審査(ヒヤリングの実施)
(1) 日程等
平成 27 年 3 月 26 日(木)午後 3 時 30 分から、江南市役所で実施予定。
なお、詳細は 3 月 13 日(金)までに通知する。
(2) ヒアリング時間等
15 分のプレゼンテーションと、委員による質疑を 10 分とする。
(3) ヒアリング出席者
配置予定の技術者は必ず出席することとし、実務担当者を含め合計4名以内とする。
(4) 評価基準
評価項目
評価事項
配点
1
企業の評価
技術的能力、業務実績
15 点
2
配置予定技術者の評価
業務実績、経験年数
15 点
3
実施方針の評価
取組意欲及び業務理解度
10 点
4
技術提案の評価
工事内容について、特定テーマについて
30 点
5
参考見積の評価
見積額
30 点
合 計
100 点
(5) その他注意事項
① ヒヤリングの内容は、工事内容に対する技術提案、特定テーマに対する技術提案並びに委員か
らの質疑とする。
② ヒヤリング時の説明に際しては、提出した技術提案書類(プロジェクターを使用した拡大映像
は不可)のみを使用することとします。なお、ヒアリング時の新たな資料・書類・模型等の提
出や追加資料は認めない。
(6) 結果の通知
平成 27 年 3 月 31 日(火)予定
審査参加者全員に対し、書面により通知します。なお、その結果に関する問い合わせや異議申し立
ては一切受け付けない。
13.失格
本プロポーザルについて、次の条件のいずれかに該当する場合は、失格とします。
(1) 提出書類の提出方法及び提出期限を遵守しない場合。
(2) 提出を求める必要書類等について、虚偽の内容が記載されていることが判明した場合。
(虚偽を記
載した者に対して指名停止等の措置を行うことがあります。
)
(3) この要項に定める手続き以外の手法により、委員又は担当部署等関係者に対して、直接又は関節的
に接触した場合。
(接触した者に対して指名停止等の措置を行うことがあります。
)
(4) 前述の「2.参加資格要件」に記載する要件を欠くに至った場合。
(5) 前各号で定めるもののほか、提案にあたり著しく信義に違反する行為があるなど組合が失格である
と認めた場合。
14.契約の締結
審査(ヒヤリングの実施)において選定された受注予定候補者との細目協議を行い、協議成立後に本
工事の契約を締結します。ただし、この協議が不調の場合は、次点者と協議を行います。
15.その他
(1) 手続きにおいて使用する言語は日本語とし、通貨は円とします。
(2) 本プロポーザルの作成・提出、プレゼンテーション・ヒアリング等に要する費用は、すべて参加
者の負担とします。
(3) 提出書類の差替え及び再提出は一切認めません。
(4) 参加表明書等に記載した配置予定の技術者は、病気休暇、死亡、退職など極めて特別な場合を除
き、変更することができません。ただし、変更することについて組合が認めた場合は、前任者と同等
以上の技術者を組合と協議の上選任してください。
(5) 参加表明書等に記載した協力者(協力企業)の変更は原則認めません。ただし、変更することにつ
いて組合が認めた場合は、その限りではありません。
(6) 契約対象となる工事内容は、技術提案書等の内容に拘束されません。なお、詳細な工事内容は、細
目協議後の契約締結時における本工事設計仕様書によります。
(7) 提出された書類等は、選定を行う作業に必要な範囲内において、複製を作成することがあります。
(8) 提出された書類等の返却は行いません。なお、これらは選定以外において提出者に無断で使用す
ることはありません。
(9) 提出された技術提案書等に係る著作権は、元来第三者に帰属するものを除き、それぞれの提出者に
帰属するものとします。なお、技術提案書等の中で第三者の著作物を使用する場合は、著作権法に認
められた場合を除き、第三者の承諾を得ることとします。また、その場合における著作物の使用に関
する責めは、使用した提出者に帰するものとします。
(10) 参加表明後に辞退するときは、速やかに辞退届(A4 判任意様式)を提出してください。
(11) この要項に定めるもののほか、必要な事項は組合が別に定めるものとします。