世界の絶景、日本一の風景がここ三豊にわたしたちがいつも見ている、海や島、桜の風景が、 “絶景”と評価され、本やカレンダーとなり世界に発信されています。『日本の絶景パレット 100』（永岡書店）日本の絶景 100 を 12 色に分けて紹介する旅情報本。その表紙を紫雲出山の春の風景が飾っています。「桃色」のコーナーに、「ただただ『ハッピー』になる桃色の絶景。桃色は人と人との距離を縮め、幸福感を高めてくれます。優しい気持ちを取り戻したいとき、恋をしたいときに出会いたい絶景です」と紹介されています。『絶景荘内半島』髙橋毅写真集（Collar 出版）日本写真協会新人賞も受賞するなど、日本でも有数の写真家髙橋毅さんの写真集。髙橋さんは約 40 年前、桜の美しさや、後方に見える島のバランスが絵の世界になっている荘内半島に魅せられたそう。ベストショットを撮影するために、何百回も足を運んだという渾身の作品 92 点が収められ、荘内のさまざまな魅力を伝えています。日本／香川紫雲出山（しうでやま）浦島太郎の玉手箱から出た紫煙が山にかかったという伝説を持つ瀬戸内の美しい山。春は桜色一色に。瀬戸内海に突き出た荘内半島の中央にそびえる 352 m の紫雲出山からは、瀬戸内のパノラマが臨めます。四季折々に花を愛でられる山ですが、中でも春は約 1 , 000 本の桜で山全体が淡い桜色一色に染まり、海とのコントラストがことのほか美しく、初夏には約 2 , 000 株のアジサイも人気です。紫雲出山世界の絶景 12 選へ NARITA AIRPORT CALENDAR 2015（４月）毎年、世界各地の絶景を集め、見る人が、旅行へ出かけたくなるようなカレンダーを発行している成田国広報際空港株式会社。その 2015年版に紫雲出山が選ばれました。ニューヨークのセントラルパークやパリの月のページに、 4 ルーブル美術館とならび、ピンク色に染まる約千本の桜の奥に、瀬戸内海の多島美が広がる紫雲出山の景色が掲載されています。同社広報担当の塩野さんに選考の理由をうかがいました。﹁毎年成田空港から行くことができる世界各地の風景写真を厳選してきました。今年のテーマは﹃心惹かれる導きの極彩﹄。鮮やかな世界各地の絶景を集めました。﹃４月のページにはやはり桜﹄と、日本の北から南の桜の風景写真を広報担当者で、一つひとつ見ていったところ、満場一致で、紫雲出山の桜の写真に決まりました。桜の景色に海と島の組み合わせはめずらしく、全面、幻想的なピンク色が目を引きましたね﹂広報季節ごとに花が山を 2015年2月彩り、時間ごとに美し 7 さを変える紫雲出山。 7 人のプロの写真家が日本の 62 の絶景を写真でとらえ紹介している本。フラワーパーク浦島がその一つに選ばれ、撮影した三好和義さんは「温暖な瀬戸内海に突き出した半島にある紫雲出山。その麓にあるフラワーパーク浦島では、秋にコスモスも楽しめる。だが初夏のマーガレットの美しさはダントツ。あたり一面を真っ白に染める」と評しています。さまざまな表情を見せ、（ JTB パブリッシング）訪れる人を癒してくれます。「はじめての感動に出会える！日本の絶景」 2015年2月 6