2016 年度 シラバス 科目名 イギリス文学 担当者 井川 恵理 免許・資格

開講学科等
英語コミュニケーション学科
授業形態
講義
免許・資格
開講時期
前期
受講要件
配当学年
2
単
2
2016 年度 シラバス
科目名
イギリス文学
担当者
井川
恵理
位
数
必 修 ・選 択
選択
授業概要と方法
①イギリス(正式名称はグレート・ブリテンおよび北アイルランド連合王国)の代表的な詩、戯曲、小説作品を
取り上げ、
「韻」を通して文学における音の重要性を理解する。戯曲、詩、小説の一部を紹介し、その時代的、
文化的背景を学ぶことで、作品が何を問いかけているかを考える。
②授業ではプリントやスライドを使用した「英国」、文学作品の理解を促す。映画化された作品については DVD
等を利用して学生自身が原作を立体的に把握する。学生は、作品ごとに音読練習する。授業中に全員が暗唱発
表(2回)する。
授業の到達目標
①日本での通称「イギリス」を構成する4つの国/地域が理解できる。
②代表的な文学作品の名称、内容の特徴、作者、社会的背景を知ることができる。
③韻とは何かを理解することができ、韻を見分けることができる。
授業外に行うべき学修活動(準備学修・事後学修)
①毎週の授業前に、配布された作品の引用をもとに、辞書を用いて内容を理解し、発音記号を記入して正確に
読めるように練習する。また、書籍等を用いて引用された作品の全体を読む。
②暗唱課題となった作品は、内容理解を深め、暗記し聴く者が作品の世界を描けるようになるまで声を出して
何度も練習する。
評価方法
各授業における活動とリフレクションノート(30%)、暗唱(2回30%)、確認テスト(2回 50%)
教科書
プリント使用
参考図書
その他(学生へのアドバイス、連絡手段等)
作品理解には、翻訳を活用してもよいが、主要な箇所は原文を文法、音を中心に、理解すること。
研究室7310 メールアドレス ikawa@ohkagakuen-u.ac.jp
授業計画
1
イントロダクション
「イギリス」の多義性とイギリス文学
2
英語圏の子どもたちが学ぶ「文学の音」—伝承文学マザー・グース(1)
3
英語圏の子どもたちが学ぶ「文学の音」—伝承文学マザー・グース(2)
4
マザー・グース暗唱大会
5
戯曲の世界
1
シェイクスピア作品『ロミオとジュリエット』
物語の構造
6
戯曲の世界
2
シェイクスピア作品『ロミオとジュリエット』
作品の重要場面と台詞(1)
7
戯曲の世界
3
シェイクスピア作品『ロミオとジュリエット』
作品の重要場面と台詞(2)
8
戯曲の世界
4
シェイクスピア作品『ロミオとジュリエット』
作品の重要場面と台詞(3)
9
戯曲の世界
5
シェイクスピアとグローブ座
10
戯曲と映画を比較し音を理解する『ロミオとジュリエット』(1)
11
戯曲と映画を比較し音を理解する『ロミオとジュリエット』(2)
12
シェイクスピア暗唱大会
13
英詩の世界
1
ブレイク
14
英詩の世界
2
ワーズワース
15
英詩の世界まとめ
16
なし
エリザベス朝イングランドの社会と文学イントロダクション
確認テスト
中間確認テスト