農業機械排出ガス規制の内容と 平成26年度JA農業

2014.6 NO.1197
6
農業機械排出ガス規制の内容と
平成26年度JA農業機械大展示会のご紹介
八十八夜を前に
知事への新茶贈呈式
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茶業界の発展を
平成26年度三国師献茶式
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茶業の功労者を表彰
杉山彦三郎翁顕彰会記念式
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母の日に向けて
園児へカーネーション・プレゼント
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系統共販を推進
静岡県乾椎茸箱物品評会
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静岡県独自の酒米品種をPR
酒米「誉富士」田植えイベント
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TAC活動の強化を
平成26年度 第1回新任・新人営農
経済渉外(TAC)基礎研修会
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競争力の強化を
静岡県農協葬祭事業連絡協議会総会・
第1回協議会
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輸入花粉の不足に備え
落葉果樹振興協会なし部会
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展示即売会を開催
ふれあい広場Summe
r コレクション
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農業機械排出ガス規制の内容と
平成 年度JA農業機械
月に開かれる﹁JA農業機械
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大展示会﹂
について特集します。
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と
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今号では、最近の農業機械情勢
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ませんでした。
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の他の機械化はなかなか進んでき
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械が普及・進化を遂げる一方で、そ
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日本の農業機械は、稲作用の機
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響は様々なものがあります。
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大展示会のご紹介
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農業機械と一言にまとめても家
庭 菜 園 を 楽 しむ 小 型の耕 耘 機 か
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ら、専業農家が使う大型のトラク
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タ等まで数多くあります。
農業機械の普及によって人手不
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足を解消し、安全で効率的な作業
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を行うことで収益を確保するなど、
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﹁機 械 化﹂が農 業にもた らした 影
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01
①国内状況と環 境 対 応
ま た、農 業 機 械においても、環 境 問
題対応として排出ガス規制が行われ、
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②最新技術の搭載
排出ガス規制
③段階的に実施される
昨 秋 よ り 1 0 2 馬 力 以 上のト ラク
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ディー ゼ ルエンジン搭 載 の 大 型 ト ラ
タやコンバインは、排出ガス規制の対
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そ の一つ が 昨 年 か ら 施 行 さ れ て
い る 粒 子 状 物 質( P M )窒 素 酸 化 物
クタは、これまでの排ガス再循環シス
象となっています。今後も馬力を基準
規制値は年々強化されています。
国 内 の 農 業 機 械 出 荷 台 数 は 、販 売
農 家 戸 数の減 少によ り 出 荷 台 数 は
( N O X )炭 化 水 素( H C )を 大 幅 に
テム(E G R)、
コモンレール式噴射シ
排 出 ガ ス 規 制 に 対 応 し た 、新 型
年々減少。(図1)機械化により、単位
次 排 出 ガ ス 規 制 で す。
分
こ れによ り 農 業 機 械 本 体 の 形 状 や 操
ステムに加え、ディーゼル微粒子除去
と し て 段 階 的 に 規 制 強 化 が 進 み 、本
50.3∼76.1馬力未満
25.8∼50.3馬力未満
26
全農資料より作成
年の約
県 で もっと も 多 く 利 用 さ れ ている
02
低減する、第
新技術搭載のディーゼルエンジン
面 積 当 た り の 労 働 時 間 は 大 幅 に減 少
新技術搭載のトラクタ
装置(D P F)を採用。
エンジンが大型
76.1∼102.0馬力未満
馬力以上の機械も対象となります。
102.0馬力以上
化 さ れ た る た め 、ト ラ ク タ 本 体 も 大
馬力/年月
し、稲作については昭和
6
3
作・保守性の変更に加え、価格も上昇
します。
型化されます。
排出ガス規制馬力別時期早分かり表
40
の の水準となっています。
1
④規制による今後の影響
⑤JA農業機械大展示会
日
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日から
トラクタ、田植機、コンバイン、乗用
茶 摘 機 な ど の 大 型 農 機 を は じ め 、家
庭菜園用の小型耕耘機、鎌、鍬などの
⑥これからの農業機械
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農 業 機 械 も 、大 型 機 種 を 中 心 に
今 年 も、 月
売されました。これからは、農業機械
小物製品まで多種多様な製品が展
前 述の排 出 ガ ス規 制の施 行 後 も、
の 電 気 柵・ネット、忌 避 資 材 の 紹 介 等
を 通 じ て 収 集 さ れ る データ 等 を 参 考
G P S や 収 量・食 味 セ ンサ ー な ど の
によ る 情 報 発 信 を 行いま す。ま た、農
に、情報や根拠に基づく効率的で安全
示 さ れま す。営 農 支 援コーナーでは、
こ の 大 展 示 会 は 、農 業 機 械 の 展 示
薬コーナーでは、好評の「茎葉除草剤」
間 、榛 原 郡 吉 田 町 川 尻 の 吉 田 公 園 特
対 象 と な り ま す の で 、流 通 在 庫 等 を
会 と し て は 、展 示 台 数 な ど で 東 海 地
今 使 用 し ている 農 業 機 械 は 継 続 し て
馬力以
な農作業の実現が必要となります。
月以降は
の販売も予定されています。
年
区 最 大 級 の 規 模 で 、毎 年 一万 人 近 く
除けば平成
上 の ディー ゼ ルエンジン搭 載 車 は 全
26
ル微粒子除去装置)を搭載するため、
D P F内に滞留したP M物質の燃焼
作 業 や 保 守 作 業 も 専 用の診 断ツール
割以
が 必 要 と な る な ど 、操 作 性 と 保 守 方
法も変わります。
こ れ ら に よ り 、製 品 価 格 も
ます。
ト 面 でも 負 担 が 増 加 す る こ と と な り
上値上がりするなど、導入・運用コス
2
の提案を続けていきます。
な り 本 県 の 農 作 業 に適 し た 農 業 機 械
本 会 は 、こ れ か ら も J A と 一体 と
の皆さまにご来場頂いています。
I T機器を搭載した、
コンバインが発
農業を科学し、創造する
“KSAS”
ロータリーな ど の 作 業 機 や 鳥 獣 害 用
食味・収量センサー搭載最新型コンバイン
設会場で「J A農業機械大展示会」が
3
利用することが出来ます。但し、これ
6
開かれます。
4
から製造される機械については、規制
7
てが新型車に置き換わります。
9
新 エ ン ジ ン は 、D P F( デ ィー ゼ
27
平成25年度の大展示会の様子
03
建設部 からの
Information
設計監理:本会一級建築士事務所
http://jashizuoka-keizairen.net/kenchiku/
JA伊豆太陽
JA富士市
地域の象徴として
富士山との調和を
南中支店 起工式
岩松支店 起工式
5月14日、JA伊豆太陽は、南中支店の起工式を行ない、村上英喜
組合長をはじめ33人が出席しました。
同支店は老朽化に伴い、現在の敷地に立て直すことが決定。JA
からの要望により、JA情報の発信
拠点として、
また地域のモニュメン
トとなるよう計画されました。安定
感と重厚感のあるキューブ型の柱
に、やわらかさのある円形屋根を
採用し、県道からの視認性が良い
▲起工式の様子
(玉串)
設計としました。
5月15日、JA富士市は、岩松支店の起工式を行ない、大石眞吾組
合長をはじめ29人が出席しました。
同支店は都市計画道路の拡幅計画により、調理室と会議室を備
えた「ふれあい棟」および「倉庫棟」
とともに、幹線道路沿いに新築移転
することになりました。新たな支店
は、幹線道路側からの景観が、
「支
店棟」
と
「ふれあい棟」の一体的な
屋根形状により富士山をイメージし
たデザインとなるよう設計しました。 ▲起工式の様子(玉串)
▲完成予想図
▲完成予想図
JAしみず
土地を活用した社会貢献
資産管理事業による介護
施設建設への取り組み
JAしみず組合員の齊藤様は、市街化区域にある農地活
用について思案され、JA不動産センターに相談をしまし
た。同地は、周辺環境や交通事情など介護事業に適する
ことから、数社の介護事業者より施設の建設希望が出さ
れるなか、少子高齢化社会における社会貢献の観点から、
介護施設を建設し、運営会社に賃貸する事業を決断され
ました。
施設の建設は、計画概要の検討から運営会社との条件
交渉まで様々なことがらをJAとともに検討し、本会一級建
築士事務所が設計・管理を行いました。オープンした施
設は、介護事業所併設施設で介護用浴室に加え檜風呂
の浴室も備えるなど入居者に「自然の暖かさ」
と
「やすら
ぎ」を提供する
「サービス付き高齢者向け住宅(鉄骨造3
階建て28室)」
としました。
▲施設の全景
齊藤様は「この事業は、計画、設計管理、補助金申請、融資、共済などJA
グループの総力により、実現できたと感じています。
この施設が、地域の皆
様に、末永く愛され、貢献できる事を願っています。
」
と喜んで頂いています。
▲齊藤様御一家と完成施設
04
▲檜材を利用した浴室
八十八夜を前に
茶業の功労者を表彰
まで県内 茶産地の茶娘ら約150
業者の代表および浜松市から沼津市
呈式を開き、県下の茶生産者、茶商工
月 日、(公社)静岡県茶業会議
所 は、静 岡 県 庁 本 館 玄 関 前 で新 茶 贈
した。
ど の一言 を 添 え て、新 茶 を 贈 呈 し ま
ごとの特徴や今年の茶の出来栄えな
した。また、各茶産地の茶娘が、産地
箱を川勝平太静岡県知事に手渡しま
茶事業発展への貢献者を顕彰する
ことが目的。
席しました。
式を開き、茶業関係者ら約
ニエ広場で、杉山彦三郎翁顕彰記念
月 日、(公社)静岡県茶業会議
所 は、静 岡 市 葵 区の駿 府 城 公 園マロ
杉山彦三郎翁顕彰会記念式
人が出席しました。
川勝知事は「世界標準のすばらし
い品質の静岡茶。山は富士、お茶は静
式 典 で は 、茶 の 主 力 品 種「や ぶ き
た」の生みの親である杉山彦三郎翁
年度三国師献茶式を開
5
た。
50
5
知事への新茶贈呈式
式典は平成 年から毎年八十八夜
を 中 心 に行って お り 、静 岡 新 茶 の 魅
岡 日 本一、茶 の 都 静 岡 づく り にこ れ
もに、茶業振興功労者を表彰しまし
の銅像前に呈茶し、遺徳を偲ぶとと
生 産 状 況 を 報 告 し、新 茶 の 入った 茶
力 を 全 国にアピールし、消 費 拡 大 を
からも邁進してきたい。
」と力強く呼
で 、平 成
人が出
き、山本克也静岡副市長や県担当者、
J A茶業関係役職員ら約
に献茶しました。
こ と を 期 待 す る 」と 挨 拶 し 、三 国 師
費 拡 大に取 組 み、業 界 が 活 性 化 す る
長が「関係団体と協力して緑茶の消
目 的 。式 典 で は 、中 川 敏 昭 協 議 会 会
上げ業界の発展を祈願することが
供 え、感 謝 の 念 を もって お 祭 り 申 し
師、大 応 国 師の茶 祖 三 国 師に新 茶 を
席 し ま し た。毎 年、栄 西 禅 師、聖一国
40
4
1
14
人が出
図ることが目的。
びかけました。
茶業界の発展を
年度三国師献茶式
式 典 では、J A グループを 代 表 し
て本会の赤堀雅博常務理事が新茶の
平成
月 日、静岡市茶業振興協議会
は、市内葵区の臨済時境内の茶祖堂
26
28
26
4
News
Topics &
2
05
母の日に向けて
菜 花 卉 課 )は 、河 津 町 立 河 津 さ く ら
月 日、静 岡 県 花 卉 園 芸 組 合 連
合会カーネーション部会(事務局・野
児に手渡しました。園児からは紙皿
い」と語りかけ、カーネーションを園
「大 事 な 人にプレゼ ント し てく だ さ
園児へカーネーション・プレゼント
幼稚園で園児約120人へカーネー
で作った壁飾りがお礼に贈られまし
平成 年の県産カーネーションの
生 産 量 は 1 1 6 0 万 本 で 全 国 位。
た。
ント し ていま す。吉 田 重 好 部 会 長 は
ションの花束をプレゼントしました。
月 日の母の日に花を贈る習慣
を 普 及 し 、県 産 カ ーネ ーションの 消
費を拡大することが目的。
栽培しています。
そのう ち
8
割を河津町・東伊豆町で
24
8
営管理委員会長賞・日本椎茸農業協同
賞 小柳出勝(伊豆の国)●金 席・静
岡県経済農業協同組合連合会理事長
賞 堀江富男(伊豆の国)●金 席・伊
豆の国農業協同組合長賞 荻島泉(伊
豆の国)
金2席 静岡県知事賞
金1席 林野庁長官賞
7
11
同 部 会 で は カ ー ネ ー ション 栽 培
が 盛 ん な 同 町 周 辺の園 児 らに、毎 年
上位受賞者は次の通り(カッコ内は
J A 名 )● 金 席・林 野 庁 長 官 賞・日
拡大が目的。
第一次審査、形状・色・光沢等の第二次
審 査 を 経 て 、審 査 委 員 合 議 の う え 金
賞・銀賞・銅賞及び特別賞を決定しま
5
6
品。審査は量目不足・乾燥不良などの
組合連合会賞 石井猛(伊豆の国)●
金 席・静岡県椎茸産業振興協議会長
2
J A伊豆の国、J A伊豆太陽、J A
な ん す んの3 J A か ら 6 8 7 点 が 出
と 生 産 意 欲の高 揚 お よ び 系 統 共 販の
33
5
5
この時期にカーネーションをプレゼ
系統共販を推進
静岡県乾椎茸箱物品評会
月 日 、本 会( 野 菜 花 卉 課 )は 、
J A 伊 豆の国 修 善 寺 営 農 セ ンター椎
(伊豆の国)●金
本きのこセンター理事長賞 星谷彦衛
席・静岡県知事賞・
茸 共 販 所 で第
回静岡県乾椎茸箱物
1
森産業社長賞 桑名二朗(伊豆の国)
●金 席・全国農業協同組合連合会経
23
品評会を開きました。生産技術の向上
4
した。
06
3
4
News
Topics &
静岡県独自の酒米品種をPR
酒米﹁誉富士﹂田植えイベント
自の酒米「誉富士」について説明を受
けたあと、植え付け目印の田植綱の
張られた水田で生産者の指導のも
月 日 、焼 津 酒 米 研 究 会( 事 務
局・J A 大 井 川 )は 、焼 津 市 で 酒 米
「 誉 富 士( ほ ま れ ふ じ )」田 植 え イ ベ
と、丁 寧に a 分の苗 を 手 植 えし ま
8
ント を 開 き 、消 費 者 、蔵 元 、酒 店 、高
6
ることが目的。
酒 米 品 種「 誉 富 士 」の 認 知 度 を 高 め
ま し た。田 植 えを 通 し て静 岡 県 産の
校生、関係者ら約130 人が参加し
と今年の生産に期待を込めました。
了 後 、同 研 究 会 の 生 産 者 は「安 定 し
荷 が 予 定 さ れ ていま す。イ ベント 終
収穫され、この冬には新酒として出
し た 。こ の 酒 米 は 、 月 上 旬 こ ろ に
10
今回で 回目となる田植えイベン
ト では、同 研 究 会の代 表 者 か ら 県 独
10
10
た 生 産 と 品 質 を 確 保 し ていき たい」
TAC活動の強化を
平成 年度 第 回新任・新人営農
経済渉外︵TAC︶基礎研修会
研修会(営業力強化)」を開き、7J A
任・新人営農経済渉外(T A C)基礎
月 日から 日間、営農支援課は、
菊川市の県農業研修会館で「第1回新
びました。
等、実践に向けた渉外活動の手法を学
商 品 説 明 を 活 か す デモシートの作 成
ネスマナーの実習、農家訪問の仕方や、
を図ることが目的。研修会では、ビジ
から 人が参加しました。TAC活動
2
26
15
1
4
の使命と役割を理解し、活動の活性化
20
News
Topics &
07
競争力の強化を
議しました。また、新しい商品を加え、
展示即売会を開催
月
日から
ふれあい広場
コレクション
Summer
日間、J A御殿場
布などを行い、大変盛況でした。
茶の試飲サービスやポップコーン配
広い商品を展示販売すると共に、お
会場では、衣料品、身装品、電化製
品、健康機器・食品、ガス器具など幅
に貢献することが目的。
を紹介し、組合員のより豊かな生活
康!」をテーマに、暮しに役立つ商品
来 場 し ま し た。
「 楽 し い!& 美 と 健
は 、本 店 で「 ふ れ あ い 広 場 Summer
コレクション」を開き、1296人が
3
回協議会
総会では、平成 年度事業・収支決
算報告や平成 年度事業計画・収支
予算などについて承認を得ました。
第 回協議会では、各会員と事務
局 が 情 勢 を 報 告 し、県 下 統一広 報 活
動(T V C M・ホーム ページ)のスケ
情報交換や活動計画の協議等によ
る県下農協葬祭事業の活性化と事業
より選びやすくなった「カード型チョ
ジュールや各種行事について確認・協
基盤の強化を図ることが目的。
イ ス ギ フト」の 商 品 ラ イ ンナップ変
更や夜間電話代行サービスについて
輸入花粉の不足に備え
紹介。同サービスの導入により、労務
22
1
25
落葉果樹振興協会なし部会
年度静岡県
対応策を協議することが目的。部会
では、輸 入 花 粉に依 存 す る 現 状 を 共
有 、花 粉 採 取 用 樹 を 混 植 し 、花 粉 の
自 家 採 取によ る 花 粉 確 保 対 策 な ど
輸入花粉の不足対応策を協議しま
5
静岡県農協葬祭事業連絡協議会総会・第
月 日、静 岡 県 農 協 葬 祭 事 業 連
絡協議会(事務局・葬祭総合課)は、静
年度静岡
25
県農協葬祭事業連絡協議会総会及び
岡 市 内のホ テルで「平 成
15
平成 年度第 回協議会」を開き、会
1
26
リスクや作業負担の軽減による業務
落 葉 果 樹 科 で「 平 成
人が
25
出席しました。輸入なし花粉の不足
生産者代表、県、J A、本会等
落葉果樹振興協会なし部会」を開き、
26
5
28 26
員ら 人が出席しました。
1
の質的向上などが期待できます。
月 日、静岡県落葉果樹振興協
会なし部会(事務局・柑橘果樹課)は、
9
県農林技術研究所果樹研究センター
5
した。
08
News
Topics &
はじめに
経 済 連 防 除 情 報 は 、本 会 の 肥 料 農
薬 課 が 発 行 し ている 病 害 虫 防 除 並 び
に農 薬に関 す る 情 報 誌 です。今 回 は、
こ の 情 報 誌 と 農 薬 事 業 の す す め 方に
ついてご紹介します。
経済連防除情報とは
これは、毎月 日に発行される月刊
誌で、 ページから ページの厚さを
持つ病害虫の情報誌です。月々の内容
は、およそ次のとおりとなっています。
⑴ 毎月の病害虫防除
作 物
イネ
ムギ
イチゴ
トマト
タマネギ
ニンジン
施設全般
茶
温州みかん
中晩柑
バレイショ
カキ
モモ
ナシ
スイカ
サツマイモ
チンゲンサイ
野菜花き
ダイズ
シロネギ
ダイコン
レタス
ネギ
セルリー
花き類
キャベツ
柑橘全般
掲 載 月
と防除方法を、農薬メーカー提供のパ
毎 月 作 物 毎 に病 害 虫 名 と そ の 防 除
薬剤数種類を紹介し、防除薬剤の希釈
倍率と防除時期を示しています。この
います。
ンフレットを基に、具体的に紹介して
年度
情 報 を も と に実 際 の 防 除 に役 立 て て
いただきたいと思います。平成
は、表 のように紹介をしました。
こ の よ う に毎 月 情 報 が 掲 載 さ れ ま
すので、バックナンバーを収めておき、
月水稲箱施用剤、 月茶用農薬、
一年分を読み返しながら、次の年度や
月水稲本田剤、 月果樹用農薬、
月 野 菜 用 農 薬、 月 防 除 暦 関 連
これらは、農薬が作物毎に整理され
て、 年間掲載されますので、これも
月は農薬危害防止月間として、農
薬 の 安 全 使 用について 啓 蒙 活 動 を 進
⑶ 農薬危害防止運動
下さい。
な 使い方 を 参 考にし て薬 剤 を 選 ん で
で、防除を検討する際は、農薬の上手
奨 農 薬 を 丁 寧に取 り 上 げ ていま すの
いくことをお勧めします。特にJ A推
だけではなく、次の年度にも活用して
バックナンバーを収めておき、本年度
1
め ていま す。さ らに、使 用 す る 人の安
全、作 物に対 す る 安 全、農 産 物に対 す
る安全、環境に対する安全などについ
て、具体的に指導しています。
⑷ 農薬登録速報
指導員を主な対象として、新規登録
や 拡 大 登 録 さ れた 農 薬の最 新 情 報 を
提供しています。これには、農薬名、製
造業者名、対象作物名、適用病害虫の
範囲、使用方法などが示されています。
剤、 月
剤などとな
農薬登録速報で紹介された農薬は、
剤、 月
り、 年間で119剤の新規・拡大登
月
4
薬 剤( 防 除 暦 に記 載 さ れ た 水 稲 ・
物成長調整剤、 月生物農薬、 月
16
茶・柑橘用等の農薬を紹介)、 月
⑵ 農薬の上手な使い方
土壌消毒剤、 月水稲除草剤
6
月の防 除 を 検 討 す る こ と が 出 来 るの
で、大事に保管して、繰り返し使用す
毎月作物毎に使用する防除薬剤名
2
表1 毎月の病害虫防除(〇印は防除解説する作物と掲載月)
4
花 き ・ 花 木 用 農 薬、 月 秋 冬 野 菜
10
2
5
86
ることをお勧めします。
11
25
6
10
6
1
8
用農薬、 月畑作・園芸除草剤、植
12
22
5
7
9
1
3
局にお問合せ下さい。
録がされました。詳しい内容は、事務
1
〇
〇〇〇〇
〇〇〇
〇〇〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
63
〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇 4
〇〇〇〇〇
〇
〇〇 5
〇〇〇〇〇
〇 6
〇
〇〇〇
〇
〇 7
〇
〇〇〇
〇
〇 8
〇
〇〇〇〇
〇〇
〇 9
〇
〇〇〇
〇〇
10
〇〇〇
〇〇
11
〇
〇〇〇
12
〇
〇〇〇
1
〇
〇〇〇
〇 2
〇〇〇
〇〇〇
〇 3
〇
〇
〇
〇
〇
〇〇
〇〇〇〇
〇
〇
〇
〇〇〇
〇〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
1
尾崎 丞
肥料農薬課
技術コンサルタント
報
営農情
月刊誌「経済連防除情報」では、毎月、病害虫の
発生予報・防除方法・農薬の上手な使い方を提供しています
近年茶で発生が
問題となっている
チャトゲコナジラミ
09
月 ま での
本 県 を 含 め 、全 国 の 病 害 虫 発 生 注
意 報・特 殊 報 の 発 令 状 況 を 説 明 し て
いま す。全 国 では、 月 か
か 月 間 の 件 数 が 、年 間 1 5 2 件 の
キク 件となりました。(表 )
3
30
月毎に見ると、多く出されたのは、
月 件、 月 件、 月 件、 月
29
報が出され、年間の %を占めていま
作 物
掲 載 月
の ヶ月間は、合わせて131件の予
こ の 注 意 報 に は 、作 物 名 ・ 発 令 病
害虫名・発令県名・範囲が記載されて
した。
⑵ 毎月の病害虫発生予察情報
していきます。
範囲近辺においては、十分な注意を促
囲 内 に あ れ ば 厳 重 な 注 意 を し 、発 令
いま す。こ れらの情 報によ り、発 令 範
防除情報の特色
経済連防除情報の特色は、次の 点
があげられます。
①毎月病害虫の「予報」が発生予察情
報 と し て発 令 さ れるので重 要 な 判
④ 現 場 で使 う 農 薬の種 類 と 使 用の方
法がわかるので、農薬選択の情報源
となります。
ました。今後も、防除情報をもとに適
正 な 農 薬の使 用 を 広 く 啓 蒙 す る と と
もに、農薬事業の円滑な推進を支援し
ていきます。
おわりに
経済連防除情報は、平成 年から発
行され、本年度で 年をむかえる、息
の 長 い情 報 誌 で 、永 年 営 農 指 導 員 の
方々に愛用されてきました。これから
も 若 手 営 農 指 導 員 を 含 め てよ り 多 く
の方 々に幅 広 く 活 用 し ていた だ け る
よう、最新の情報を提供していきます。
な お 、防 除 情 報 に 関 す る 、ご 意 見
ご 要 望 ご 質 問 等 は 、経 済 連 肥 料 農 薬
ま た 、病 害 虫 発 生 予 察 情 報 につき ま
課( 電 話 0 5 4・2 8 4・9 7 2 3 )
② 毎 月の病 害 虫 防 除の方 法 が 説 明 さ
せ下さい。
0 5 3 8・3 6・1 5 4 3 )に お 問 合
し て は 静 岡 県 病 害 虫 防 除 所( 電 話
手に入ります。
害 発 生の危 険 を 察 知 でき る 情 報 が
③ 全 国の注 意 報の発 令 状 況 を 知 り 被
なります。
れるので、個別の防除方法の参考に
断材料になります。
の銘 柄の上 手 な 使い方 を 紹 介 し てき
⑤新しい農薬の情報が手に入ります。
32
件となり、夏の後半から初冬にかけて
33
の時期が多く予報が出されました。こ
11
経済連防除情報は、多くのJA推奨
農薬について、年間300から400
36
病害虫発生予察情報とは
病害虫発生予察情報は、磐田市の静
岡 県 農 林 技 術 研 究 所に併 設 し ている
静岡県病害虫防除所が所管しており、
割を超えます。(表 )
毎 月の情 報 を 収 集 調 査の上 発 信 し て
8
45
います。経済連防除情報は、防除所か
ら 提 供 さ れた 情 報 を す ば や く 提 供 す
9
4
3
るよう努めています。
年度は、警
件、一般発生予察情報は、毎
9
年 間 で予 報 が 最 も 多 く 出 さ れた 作
物は、茶 件、イチゴ 件、トマト 件、
30
病害虫発生予察情報は、警報、注意
報、特 殊 報、一般 発 生 予 察 情 報の つ
に分類されており、平成
件、特殊報はメロン退緑黄
報は発表がない、注意報は水稲カメム
シ発生で
化病で
10
水稲で毎年発生被害が多い
斑点米カメムシ
5
月、予察結果による注意を促してきま
した。
掲 載 月
⑴ 全国での注意報・特殊報
発令 状 況
発 令 月
イチゴ
トマト
茶
みかん
柑橘全般
果樹全般
イネ
ムギ
ジャガイモ
中晩蜜
ウメモモビワ
月 計
キク
ナシ
カキ
サツマイモ
野菜全般
ダイズ
ネギ
レタス
ダイコン
タマネギ
キャベツ
10
7
2
35
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1
2
3
品目計
1 1 2 1 5 6
2 1 1 3 1 1
1 6
6
1 2
5 1
3 7
5
1
6 1
3 10
5
1
5 1
3 9
7
1
5 1
3 7
4
3
1
1
2 3 4 4
1
1
5 5
1
4 4
4 5
3 5
1 2 5 5
29 1 6 5 1 22 6 1 20 45 30 38
16
16
29
3 1
29
3
32
1 3 2 2
36
4 3
1
30
2 2 4 4
33 6 1 5 4 5
27 5 3 5 2 3
18
3 4 2
12
3
1
16
3
294 11 13 16 11 16 7 1 6 6 3
4
3
2 6
8 2 6
8 8 3 6
7
3
25
10 8 2 6 6 4
5 14 8 2 3
5
6 5 14 6
6
5 17 6 4
7
28 6
8
24 12
9
1 9 26
10
8 24 4
11
10 23
12
12 16
1
12 7
2
11
3
20
5
表3 平成25年度における月毎の病害虫発生予察情報(予報)件数
2
1
2 1 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 12 11
45
2
表2 注意報・特殊報の発令月毎に
掲載された発令件数
営農支援だより
茶園の降雹害
本 年 月 日、午 後 時 前 後に急 激に空
が曇ってきて気温が低下、山間部で降雹が見
られた。
作 物・産 地・営 農・技 術・資 材 な どの
情報をお届けします︒
化して発酵する危険性があり品質面での低
下が起こる。
被害を受けた茶園が摘採期にある場合は、
健全芽を拾い摘みするか部分摘採を行う必
採 後 早 めに製 造 を 行 う。ほ と ん ど の 芽に被
要がある。この被害園の新芽は、傷口がある
て 地 表に落 ち て く る。地 表に落 ち た と き
害 を 受 け た 場 合 で も、製 茶 可 能 な も の は 摘
採 す る が、被 害 が 著 し く 商 品 価 値 が ないと
㎜ 以 上 の 大 き さ で あ れ ば 雹 と さ れ、 ㎜ 以
下 の 場 合 は あ ら れ と 表 現 さ れ る。降 雹 は 予
期 待 す る。三 番 茶 以 降に被 害 を 受 け た と き
判 断 さ れ た 場 合、刈 り 落 と し て 次 の 茶 期 を
て突発的に、限られた地域に起こる。
は、刈り落としを行わず、回復した時点で秋
整枝か春整枝を行う。
~
日程度の
被 害 葉 を 摘 採 後、鮮 度 対 策に十 分 留 意 し
た 上 で、短 時 間に製 造に移 す こ と が 困 難 な
場 合 は、多 少 硬 葉 化 し て も
(茶業課技術コンサルタント 谷 博司)
るほうが無難である。
日 数 を おいて、傷口が 治 癒 し た 後 に摘 採 す
5
け た り 穴 が 開いた り、落 葉 し た り し て 茶 樹
の 生 理 活 性 が 阻 害 さ れ る。幼 木 園 で は 枝 が
折 れ た り、落 葉 し て そ の 後 の 生 育 を 阻 害 す
ることもある。
被 害 は 凍 霜 害 と 異 な り、温 度 的 な 被 害 は
ほ と ん ど な く、雹 が 衝 突 し た 物 理 的 な 衝 撃
による影響である。裂けたりした傷口が、酸
4
も あ る。ま た、新 芽 が 無い場 合 は、成 葉 が 裂
茶 にとって 春 の 新 芽 の 生 育 期 に降った 場
合 は、新 芽 は 折 損 し 摘 採 不 可 能にな る こ と
想のつかない気象災害で、春先や秋口にかけ
5
5
雹 は 発 達 し た 積 乱 雲 の 中 で、上 昇 気 流に
含 ま れ た 水 滴 が 冷 や さ れ て 氷 粒にな る。こ
4
ため葉むれや葉いたみを生じやすいので摘
25
の氷 粒 が 積 乱 雲の中 で大 き く 育 ち 重 く なっ
4
2013年の降雹害:雹が当り、折損落葉してうね間に落ちた新芽
11
お米の歴史学
米・稲・飯
私 た ちの 主 食で あ る お 米 は 、イ
ネ 目 イ ネ 科の 植 物で 、同 じ 科 に 属
信男
﹁使用量のお知らせ﹂を
捨てていませんか?
ワー﹂、ガスは﹁立方メートル﹂また
暮らしに生かす
省エネ読本
皆 さんがダイエット を 決 意 す る
のはど んな ときでしょう か?鏡 に
は﹁キログラム﹂
で書かれています。
文子
映った自分の姿を見たとき、久しぶ
﹁ 前 年 同 月 使 用 量 ﹂には、例 えば
消費生活アドバイザー・エナジーコンシャス代表●山川
く飯にわざわざ米 を 冠している 点
りに 体 重 計 に 乗って 体 重 を 知った
使用量﹂
です。電気は﹁キロワットア
が重要です。
とき、去年着ていた服がきつくなっ
月 分の 検 針 票で あ れ ば 、前の 年の
月分の使用量が書かれています。
ることができるのです。
つまり飯と
んぷんと す るこ とでおいし く 食べ
結 合 を 破 壊し 、
いわゆるアルファで
為によって、
でんぷん中の糖鎖間の
す。これを炊 飯という 加 水・加 熱 行
いう 食べにくい結 晶 状 態にありま
が 多いよ うです 。夏 、冬 、季 節ごと
ているかあまり意 識していない方
としにすることが増え、
いくら払っ
ガス代などの光熱費を銀行引き落
知ることから始まります。電気代、
省エネも同じです。まずは、今ど
の ぐ らい使っている か を き ちん と
ときです。
えるなど自然に自制するようにな
自 分の 体 重 を 知 り 、気 にす る よ
うになると、
ケーキを食べるのを控
チェックができます。
ことで、省エネができたかどうかの
間が長い時期同士などを比較する
同じ月 、
つまり、冷房や暖房器具を
史 について 考 えていき たいと 思い
てきたという歴史があるのです。こ
の中でも日本人が、お米にこだわっ
実はその背景には、とりわけアジア
誰もがお米の飯だと考えています。
へ⋮ 、
こんな方 が 多いようです 。ダ
ラッと見て、
しばらくするとごみ箱
はど うしていますか?届いたらチ
毎月、電力会社、ガス会社から届
く﹁ 使 用 量 の お 知 ら せ ﹂
︵検針票︶
でいいので、確認してみましょう。
かを気にするようになるものです。
ギーを意識し、無駄に使っていない
識することで、暮らしの中のエネル
どのぐらい使っているかを知り、意
ります。同じように、電気やガスを
イエットに体 重 計 が 欠 か せないよ
のコラムでは、そのお米の特質と歴
ます。
見てみましょう。
金 額 以 外にぜひ見ていただきた
いのが﹁ 当 月 使 用 量 ﹂と﹁ 前 年 同 月
捨てずに取っておきましょう。
用 量のお 知 らせ ﹂はじっくり 見て、
が継続する秘訣︵ひけつ︶
です。
﹁使
増えたかを定期的に確認すること
うに、省エネもどのぐらい減ったか、
省エネ生 活の第一歩として、まず
はお手元の﹁使用量のお知らせ﹂を
使 う 時 期 同 士 、お正 月など 在 宅 時
私たち日本人にとって飯といえば、
です。ただ中国の場合には、まさし
もともとお米に限らず麦やアワ・
ヒエなどの雑 穀 類に含まれるでん
たとき⋮ 。そ うです、現 状を知った
4
す る 麦・ト ウモロコシ類 と 共 に 、世
界三大穀物に数えられる優秀な食
ぷ ん は 、生 で はベー タで ん ぷ ん と
国士舘大学 世紀アジア学部教授●原田
21
は穀物を炊飯したものの意ですが、
4
用 作 物 と して 、広 く 世 界 中で 食 さ
れています。ヨーロッパのイタリア
のポー川流域やスペインのバレンシ
ア地方でも栽培され、
パエリアやド
リアなどとして食されています。し
かしお 米は、温 暖 高 湿 な 気 候 が 適
す るこ と か ら 、年 間 降 雨 量の 多い
アジアモンスーン地帯が中心で、そ
%近 くはアジアで 生 産 されて
います。
の
お米は英 語では全てrice
︵ラ
イス︶
ですが、日本では、植物として
は稲、食べるときは飯︵めし︶
と呼び
ま す 。日 本 に 漢 字 を 伝 えて くれた
中 国 も 同 じで 、お 米 に 相 当 す るの
が大 米︵ダーミィ︶
で、稲は稲 子︵ド
ウーヅ︶、飯は米飯︵タオヅ︶といい
ます 。これは日 本 や 中 国・アジアで
稲 作 が 発 達 し 、お 米 を 主 食 と して
きた証拠なのです。アメリカやヨー
ロッパでは肉を部位によって呼び分
けるように、実体の同じものにさま
ざま な 名 前 が 付 くのは 、そ れ が 生
活 や 文 化 と 深 く 関わっている ため
12
90
からの
営農ナビ
あぐりんく静岡 お 知 ら せ
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◎各農畜産物に関わる情報を、
更
随時掲載しています!
◎農薬の上手な使い方
(特集:水稲本田剤)
市況情報
気象情報
長期予報
市場概況
2か月の長期気象予報を掲
大田市場、名古屋市場、大阪市場
載。毎月1日、10日、20日前
の概況を月曜日~金曜日、毎日更
後に更新しています
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利用登
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申請書
2
ド
ワー
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I
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します。
(申請後約1週間程度)
3
お手元に届いたID・パスワードで
ログインしてご利用下さい。
13
−Introduce Of The Staff−
職員紹介
J A や 取 引 先 の 皆 様 に 推 進 などで
おじゃま さ せ て い た だ い て い る
本 会 職 員 を 紹 介しま す 。
趣味・特技
.53
File No
(趣味)
子どもの頃から本が好きで、空いた時間は本を読んでいます。 休日
は本屋で 1 日過ごすこともあります。
担当業務
ご注文を頂いた配合肥料が、効率的かつ確実に製造・納品できるよ
うに計画を作成し、原料を手配するなどの事務処理をするとともに、
製造現場との連携・調整業務を行っています。
age
39歳
生産資材部 肥料農薬課
大井川肥料工場
本人からのコメント
本年度着任しました。最初は戸惑うことばかりでしたが、周囲の皆さ
まに支えられ、忙しい中にもやりがいを実感し、充実した毎日を過ご
しています。これからも本会の配合肥料をよろしくお願いいたします。
増田 亮太
趣味・特技
.54
File No
(趣味)
健康維持のためにバスケをやっています。体力的に厳しい年齢になり
ますが、できるだけ続けたいと思います。
担当業務
西部地区の肥料業務を担当しています。JAの事業所や生産者の圃
場等を巡回し情報提供や提案をする中で、本会の肥料を 1 袋でも多
く取り扱って頂けるように日々推進しています。
age
西部支所 肥料農薬課
本杉 雄
14
40歳
本人からのコメント
支所の肥料業務を担当し、早いもので2年目になります。 悪戦苦闘
の毎日ですが、やりがいを感じて推進しています。 組合員およびJA
の負託に応えられるよう業務に取り組んでいきたいと思います。
毎月1回発行 編集発行/企 画管理課 〒422-8620 静岡県経済農業協同組合 連合会 静岡県静岡市駿河区曲金3丁目8番1号
TEL.054
(284)9708 FAX.054(284)
9780 http://jashizuoka-keizairen.net E-MaiL:keizairen@kei.ja-shizuoka.or.jp