2014.6 NO.1197 6 農業機械排出ガス規制の内容と 平成26年度JA農業機械大展示会のご紹介 八十八夜を前に 知事への新茶贈呈式 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 茶業界の発展を 平成26年度三国師献茶式 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 茶業の功労者を表彰 杉山彦三郎翁顕彰会記念式 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 母の日に向けて 園児へカーネーション・プレゼント ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 系統共販を推進 静岡県乾椎茸箱物品評会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 静岡県独自の酒米品種をPR 酒米「誉富士」田植えイベント ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ TAC活動の強化を 平成26年度 第1回新任・新人営農 経済渉外(TAC)基礎研修会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 競争力の強化を 静岡県農協葬祭事業連絡協議会総会・ 第1回協議会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 輸入花粉の不足に備え 落葉果樹振興協会なし部会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 展示即売会を開催 ふれあい広場Summe r コレクション ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 農業機械排出ガス規制の内容と 平成 年度JA農業機械 月に開かれる﹁JA農業機械 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 大展示会﹂ について特集します。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ と ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 今号では、最近の農業機械情勢 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ませんでした。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ の他の機械化はなかなか進んでき ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 械が普及・進化を遂げる一方で、そ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 日本の農業機械は、稲作用の機 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 響は様々なものがあります。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 大展示会のご紹介 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 農業機械と一言にまとめても家 庭 菜 園 を 楽 しむ 小 型の耕 耘 機 か ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ら、専業農家が使う大型のトラク ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ タ等まで数多くあります。 農業機械の普及によって人手不 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 足を解消し、安全で効率的な作業 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ を行うことで収益を確保するなど、 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ﹁機 械 化﹂が農 業にもた らした 影 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 7 26 01 ①国内状況と環 境 対 応 ま た、農 業 機 械においても、環 境 問 題対応として排出ガス規制が行われ、 ・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・ ②最新技術の搭載 排出ガス規制 ③段階的に実施される 昨 秋 よ り 1 0 2 馬 力 以 上のト ラク ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ディー ゼ ルエンジン搭 載 の 大 型 ト ラ タやコンバインは、排出ガス規制の対 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ そ の一つ が 昨 年 か ら 施 行 さ れ て い る 粒 子 状 物 質( P M )窒 素 酸 化 物 クタは、これまでの排ガス再循環シス 象となっています。今後も馬力を基準 規制値は年々強化されています。 国 内 の 農 業 機 械 出 荷 台 数 は 、販 売 農 家 戸 数の減 少によ り 出 荷 台 数 は ( N O X )炭 化 水 素( H C )を 大 幅 に テム(E G R)、 コモンレール式噴射シ 排 出 ガ ス 規 制 に 対 応 し た 、新 型 年々減少。(図1)機械化により、単位 次 排 出 ガ ス 規 制 で す。 分 こ れによ り 農 業 機 械 本 体 の 形 状 や 操 ステムに加え、ディーゼル微粒子除去 と し て 段 階 的 に 規 制 強 化 が 進 み 、本 50.3∼76.1馬力未満 25.8∼50.3馬力未満 26 全農資料より作成 年の約 県 で もっと も 多 く 利 用 さ れ ている 02 低減する、第 新技術搭載のディーゼルエンジン 面 積 当 た り の 労 働 時 間 は 大 幅 に減 少 新技術搭載のトラクタ 装置(D P F)を採用。 エンジンが大型 76.1∼102.0馬力未満 馬力以上の機械も対象となります。 102.0馬力以上 化 さ れ た る た め 、ト ラ ク タ 本 体 も 大 馬力/年月 し、稲作については昭和 6 3 作・保守性の変更に加え、価格も上昇 します。 型化されます。 排出ガス規制馬力別時期早分かり表 40 の の水準となっています。 1 ④規制による今後の影響 ⑤JA農業機械大展示会 日 ・ ・ ・ ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 日の ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 日から トラクタ、田植機、コンバイン、乗用 茶 摘 機 な ど の 大 型 農 機 を は じ め 、家 庭菜園用の小型耕耘機、鎌、鍬などの ⑥これからの農業機械 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 農 業 機 械 も 、大 型 機 種 を 中 心 に 今 年 も、 月 売されました。これからは、農業機械 小物製品まで多種多様な製品が展 前 述の排 出 ガ ス規 制の施 行 後 も、 の 電 気 柵・ネット、忌 避 資 材 の 紹 介 等 を 通 じ て 収 集 さ れ る データ 等 を 参 考 G P S や 収 量・食 味 セ ンサ ー な ど の によ る 情 報 発 信 を 行いま す。ま た、農 に、情報や根拠に基づく効率的で安全 示 さ れま す。営 農 支 援コーナーでは、 こ の 大 展 示 会 は 、農 業 機 械 の 展 示 薬コーナーでは、好評の「茎葉除草剤」 間 、榛 原 郡 吉 田 町 川 尻 の 吉 田 公 園 特 対 象 と な り ま す の で 、流 通 在 庫 等 を 会 と し て は 、展 示 台 数 な ど で 東 海 地 今 使 用 し ている 農 業 機 械 は 継 続 し て 馬力以 な農作業の実現が必要となります。 月以降は の販売も予定されています。 年 区 最 大 級 の 規 模 で 、毎 年 一万 人 近 く 除けば平成 上 の ディー ゼ ルエンジン搭 載 車 は 全 26 ル微粒子除去装置)を搭載するため、 D P F内に滞留したP M物質の燃焼 作 業 や 保 守 作 業 も 専 用の診 断ツール 割以 が 必 要 と な る な ど 、操 作 性 と 保 守 方 法も変わります。 こ れ ら に よ り 、製 品 価 格 も ます。 ト 面 でも 負 担 が 増 加 す る こ と と な り 上値上がりするなど、導入・運用コス 2 の提案を続けていきます。 な り 本 県 の 農 作 業 に適 し た 農 業 機 械 本 会 は 、こ れ か ら も J A と 一体 と の皆さまにご来場頂いています。 I T機器を搭載した、 コンバインが発 農業を科学し、創造する “KSAS” ロータリーな ど の 作 業 機 や 鳥 獣 害 用 食味・収量センサー搭載最新型コンバイン 設会場で「J A農業機械大展示会」が 3 利用することが出来ます。但し、これ 6 開かれます。 4 から製造される機械については、規制 7 てが新型車に置き換わります。 9 新 エ ン ジ ン は 、D P F( デ ィー ゼ 27 平成25年度の大展示会の様子 03 建設部 からの Information 設計監理:本会一級建築士事務所 http://jashizuoka-keizairen.net/kenchiku/ JA伊豆太陽 JA富士市 地域の象徴として 富士山との調和を 南中支店 起工式 岩松支店 起工式 5月14日、JA伊豆太陽は、南中支店の起工式を行ない、村上英喜 組合長をはじめ33人が出席しました。 同支店は老朽化に伴い、現在の敷地に立て直すことが決定。JA からの要望により、JA情報の発信 拠点として、 また地域のモニュメン トとなるよう計画されました。安定 感と重厚感のあるキューブ型の柱 に、やわらかさのある円形屋根を 採用し、県道からの視認性が良い ▲起工式の様子 (玉串) 設計としました。 5月15日、JA富士市は、岩松支店の起工式を行ない、大石眞吾組 合長をはじめ29人が出席しました。 同支店は都市計画道路の拡幅計画により、調理室と会議室を備 えた「ふれあい棟」および「倉庫棟」 とともに、幹線道路沿いに新築移転 することになりました。新たな支店 は、幹線道路側からの景観が、 「支 店棟」 と 「ふれあい棟」の一体的な 屋根形状により富士山をイメージし たデザインとなるよう設計しました。 ▲起工式の様子(玉串) ▲完成予想図 ▲完成予想図 JAしみず 土地を活用した社会貢献 資産管理事業による介護 施設建設への取り組み JAしみず組合員の齊藤様は、市街化区域にある農地活 用について思案され、JA不動産センターに相談をしまし た。同地は、周辺環境や交通事情など介護事業に適する ことから、数社の介護事業者より施設の建設希望が出さ れるなか、少子高齢化社会における社会貢献の観点から、 介護施設を建設し、運営会社に賃貸する事業を決断され ました。 施設の建設は、計画概要の検討から運営会社との条件 交渉まで様々なことがらをJAとともに検討し、本会一級建 築士事務所が設計・管理を行いました。オープンした施 設は、介護事業所併設施設で介護用浴室に加え檜風呂 の浴室も備えるなど入居者に「自然の暖かさ」 と 「やすら ぎ」を提供する 「サービス付き高齢者向け住宅(鉄骨造3 階建て28室)」 としました。 ▲施設の全景 齊藤様は「この事業は、計画、設計管理、補助金申請、融資、共済などJA グループの総力により、実現できたと感じています。 この施設が、地域の皆 様に、末永く愛され、貢献できる事を願っています。 」 と喜んで頂いています。 ▲齊藤様御一家と完成施設 04 ▲檜材を利用した浴室 八十八夜を前に 茶業の功労者を表彰 まで県内 茶産地の茶娘ら約150 業者の代表および浜松市から沼津市 呈式を開き、県下の茶生産者、茶商工 月 日、(公社)静岡県茶業会議 所 は、静 岡 県 庁 本 館 玄 関 前 で新 茶 贈 した。 ど の一言 を 添 え て、新 茶 を 贈 呈 し ま ごとの特徴や今年の茶の出来栄えな した。また、各茶産地の茶娘が、産地 箱を川勝平太静岡県知事に手渡しま 茶事業発展への貢献者を顕彰する ことが目的。 席しました。 式を開き、茶業関係者ら約 ニエ広場で、杉山彦三郎翁顕彰記念 月 日、(公社)静岡県茶業会議 所 は、静 岡 市 葵 区の駿 府 城 公 園マロ 杉山彦三郎翁顕彰会記念式 人が出席しました。 川勝知事は「世界標準のすばらし い品質の静岡茶。山は富士、お茶は静 式 典 で は 、茶 の 主 力 品 種「や ぶ き た」の生みの親である杉山彦三郎翁 年度三国師献茶式を開 5 た。 50 5 知事への新茶贈呈式 式典は平成 年から毎年八十八夜 を 中 心 に行って お り 、静 岡 新 茶 の 魅 岡 日 本一、茶 の 都 静 岡 づく り にこ れ もに、茶業振興功労者を表彰しまし の銅像前に呈茶し、遺徳を偲ぶとと 生 産 状 況 を 報 告 し、新 茶 の 入った 茶 力 を 全 国にアピールし、消 費 拡 大 を からも邁進してきたい。 」と力強く呼 で 、平 成 人が出 き、山本克也静岡副市長や県担当者、 J A茶業関係役職員ら約 に献茶しました。 こ と を 期 待 す る 」と 挨 拶 し 、三 国 師 費 拡 大に取 組 み、業 界 が 活 性 化 す る 長が「関係団体と協力して緑茶の消 目 的 。式 典 で は 、中 川 敏 昭 協 議 会 会 上げ業界の発展を祈願することが 供 え、感 謝 の 念 を もって お 祭 り 申 し 師、大 応 国 師の茶 祖 三 国 師に新 茶 を 席 し ま し た。毎 年、栄 西 禅 師、聖一国 40 4 1 14 人が出 図ることが目的。 びかけました。 茶業界の発展を 年度三国師献茶式 式 典 では、J A グループを 代 表 し て本会の赤堀雅博常務理事が新茶の 平成 月 日、静岡市茶業振興協議会 は、市内葵区の臨済時境内の茶祖堂 26 28 26 4 News Topics & 2 05 母の日に向けて 菜 花 卉 課 )は 、河 津 町 立 河 津 さ く ら 月 日、静 岡 県 花 卉 園 芸 組 合 連 合会カーネーション部会(事務局・野 児に手渡しました。園児からは紙皿 い」と語りかけ、カーネーションを園 「大 事 な 人にプレゼ ント し てく だ さ 園児へカーネーション・プレゼント 幼稚園で園児約120人へカーネー で作った壁飾りがお礼に贈られまし 平成 年の県産カーネーションの 生 産 量 は 1 1 6 0 万 本 で 全 国 位。 た。 ント し ていま す。吉 田 重 好 部 会 長 は ションの花束をプレゼントしました。 月 日の母の日に花を贈る習慣 を 普 及 し 、県 産 カ ーネ ーションの 消 費を拡大することが目的。 栽培しています。 そのう ち 8 割を河津町・東伊豆町で 24 8 営管理委員会長賞・日本椎茸農業協同 賞 小柳出勝(伊豆の国)●金 席・静 岡県経済農業協同組合連合会理事長 賞 堀江富男(伊豆の国)●金 席・伊 豆の国農業協同組合長賞 荻島泉(伊 豆の国) 金2席 静岡県知事賞 金1席 林野庁長官賞 7 11 同 部 会 で は カ ー ネ ー ション 栽 培 が 盛 ん な 同 町 周 辺の園 児 らに、毎 年 上位受賞者は次の通り(カッコ内は J A 名 )● 金 席・林 野 庁 長 官 賞・日 拡大が目的。 第一次審査、形状・色・光沢等の第二次 審 査 を 経 て 、審 査 委 員 合 議 の う え 金 賞・銀賞・銅賞及び特別賞を決定しま 5 6 品。審査は量目不足・乾燥不良などの 組合連合会賞 石井猛(伊豆の国)● 金 席・静岡県椎茸産業振興協議会長 2 J A伊豆の国、J A伊豆太陽、J A な ん す んの3 J A か ら 6 8 7 点 が 出 と 生 産 意 欲の高 揚 お よ び 系 統 共 販の 33 5 5 この時期にカーネーションをプレゼ 系統共販を推進 静岡県乾椎茸箱物品評会 月 日 、本 会( 野 菜 花 卉 課 )は 、 J A 伊 豆の国 修 善 寺 営 農 セ ンター椎 (伊豆の国)●金 本きのこセンター理事長賞 星谷彦衛 席・静岡県知事賞・ 茸 共 販 所 で第 回静岡県乾椎茸箱物 1 森産業社長賞 桑名二朗(伊豆の国) ●金 席・全国農業協同組合連合会経 23 品評会を開きました。生産技術の向上 4 した。 06 3 4 News Topics & 静岡県独自の酒米品種をPR 酒米﹁誉富士﹂田植えイベント 自の酒米「誉富士」について説明を受 けたあと、植え付け目印の田植綱の 張られた水田で生産者の指導のも 月 日 、焼 津 酒 米 研 究 会( 事 務 局・J A 大 井 川 )は 、焼 津 市 で 酒 米 「 誉 富 士( ほ ま れ ふ じ )」田 植 え イ ベ と、丁 寧に a 分の苗 を 手 植 えし ま 8 ント を 開 き 、消 費 者 、蔵 元 、酒 店 、高 6 ることが目的。 酒 米 品 種「 誉 富 士 」の 認 知 度 を 高 め ま し た。田 植 えを 通 し て静 岡 県 産の 校生、関係者ら約130 人が参加し と今年の生産に期待を込めました。 了 後 、同 研 究 会 の 生 産 者 は「安 定 し 荷 が 予 定 さ れ ていま す。イ ベント 終 収穫され、この冬には新酒として出 し た 。こ の 酒 米 は 、 月 上 旬 こ ろ に 10 今回で 回目となる田植えイベン ト では、同 研 究 会の代 表 者 か ら 県 独 10 10 た 生 産 と 品 質 を 確 保 し ていき たい」 TAC活動の強化を 平成 年度 第 回新任・新人営農 経済渉外︵TAC︶基礎研修会 研修会(営業力強化)」を開き、7J A 任・新人営農経済渉外(T A C)基礎 月 日から 日間、営農支援課は、 菊川市の県農業研修会館で「第1回新 びました。 等、実践に向けた渉外活動の手法を学 商 品 説 明 を 活 か す デモシートの作 成 ネスマナーの実習、農家訪問の仕方や、 を図ることが目的。研修会では、ビジ から 人が参加しました。TAC活動 2 26 15 1 4 の使命と役割を理解し、活動の活性化 20 News Topics & 07 競争力の強化を 議しました。また、新しい商品を加え、 展示即売会を開催 月 日から ふれあい広場 コレクション Summer 日間、J A御殿場 布などを行い、大変盛況でした。 茶の試飲サービスやポップコーン配 広い商品を展示販売すると共に、お 会場では、衣料品、身装品、電化製 品、健康機器・食品、ガス器具など幅 に貢献することが目的。 を紹介し、組合員のより豊かな生活 康!」をテーマに、暮しに役立つ商品 来 場 し ま し た。 「 楽 し い!& 美 と 健 は 、本 店 で「 ふ れ あ い 広 場 Summer コレクション」を開き、1296人が 3 回協議会 総会では、平成 年度事業・収支決 算報告や平成 年度事業計画・収支 予算などについて承認を得ました。 第 回協議会では、各会員と事務 局 が 情 勢 を 報 告 し、県 下 統一広 報 活 動(T V C M・ホーム ページ)のスケ 情報交換や活動計画の協議等によ る県下農協葬祭事業の活性化と事業 より選びやすくなった「カード型チョ ジュールや各種行事について確認・協 基盤の強化を図ることが目的。 イ ス ギ フト」の 商 品 ラ イ ンナップ変 更や夜間電話代行サービスについて 輸入花粉の不足に備え 紹介。同サービスの導入により、労務 22 1 25 落葉果樹振興協会なし部会 年度静岡県 対応策を協議することが目的。部会 では、輸 入 花 粉に依 存 す る 現 状 を 共 有 、花 粉 採 取 用 樹 を 混 植 し 、花 粉 の 自 家 採 取によ る 花 粉 確 保 対 策 な ど 輸入花粉の不足対応策を協議しま 5 静岡県農協葬祭事業連絡協議会総会・第 月 日、静 岡 県 農 協 葬 祭 事 業 連 絡協議会(事務局・葬祭総合課)は、静 年度静岡 25 県農協葬祭事業連絡協議会総会及び 岡 市 内のホ テルで「平 成 15 平成 年度第 回協議会」を開き、会 1 26 リスクや作業負担の軽減による業務 落 葉 果 樹 科 で「 平 成 人が 25 出席しました。輸入なし花粉の不足 生産者代表、県、J A、本会等 落葉果樹振興協会なし部会」を開き、 26 5 28 26 員ら 人が出席しました。 1 の質的向上などが期待できます。 月 日、静岡県落葉果樹振興協 会なし部会(事務局・柑橘果樹課)は、 9 県農林技術研究所果樹研究センター 5 した。 08 News Topics & はじめに 経 済 連 防 除 情 報 は 、本 会 の 肥 料 農 薬 課 が 発 行 し ている 病 害 虫 防 除 並 び に農 薬に関 す る 情 報 誌 です。今 回 は、 こ の 情 報 誌 と 農 薬 事 業 の す す め 方に ついてご紹介します。 経済連防除情報とは これは、毎月 日に発行される月刊 誌で、 ページから ページの厚さを 持つ病害虫の情報誌です。月々の内容 は、およそ次のとおりとなっています。 ⑴ 毎月の病害虫防除 作 物 イネ ムギ イチゴ トマト タマネギ ニンジン 施設全般 茶 温州みかん 中晩柑 バレイショ カキ モモ ナシ スイカ サツマイモ チンゲンサイ 野菜花き ダイズ シロネギ ダイコン レタス ネギ セルリー 花き類 キャベツ 柑橘全般 掲 載 月 と防除方法を、農薬メーカー提供のパ 毎 月 作 物 毎 に病 害 虫 名 と そ の 防 除 薬剤数種類を紹介し、防除薬剤の希釈 倍率と防除時期を示しています。この います。 ンフレットを基に、具体的に紹介して 年度 情 報 を も と に実 際 の 防 除 に役 立 て て いただきたいと思います。平成 は、表 のように紹介をしました。 こ の よ う に毎 月 情 報 が 掲 載 さ れ ま すので、バックナンバーを収めておき、 月水稲箱施用剤、 月茶用農薬、 一年分を読み返しながら、次の年度や 月水稲本田剤、 月果樹用農薬、 月 野 菜 用 農 薬、 月 防 除 暦 関 連 これらは、農薬が作物毎に整理され て、 年間掲載されますので、これも 月は農薬危害防止月間として、農 薬 の 安 全 使 用について 啓 蒙 活 動 を 進 ⑶ 農薬危害防止運動 下さい。 な 使い方 を 参 考にし て薬 剤 を 選 ん で で、防除を検討する際は、農薬の上手 奨 農 薬 を 丁 寧に取 り 上 げ ていま すの いくことをお勧めします。特にJ A推 だけではなく、次の年度にも活用して バックナンバーを収めておき、本年度 1 め ていま す。さ らに、使 用 す る 人の安 全、作 物に対 す る 安 全、農 産 物に対 す る安全、環境に対する安全などについ て、具体的に指導しています。 ⑷ 農薬登録速報 指導員を主な対象として、新規登録 や 拡 大 登 録 さ れた 農 薬の最 新 情 報 を 提供しています。これには、農薬名、製 造業者名、対象作物名、適用病害虫の 範囲、使用方法などが示されています。 剤、 月 剤などとな 農薬登録速報で紹介された農薬は、 剤、 月 り、 年間で119剤の新規・拡大登 月 4 薬 剤( 防 除 暦 に記 載 さ れ た 水 稲 ・ 物成長調整剤、 月生物農薬、 月 16 茶・柑橘用等の農薬を紹介)、 月 ⑵ 農薬の上手な使い方 土壌消毒剤、 月水稲除草剤 6 月の防 除 を 検 討 す る こ と が 出 来 るの で、大事に保管して、繰り返し使用す 毎月作物毎に使用する防除薬剤名 2 表1 毎月の病害虫防除(〇印は防除解説する作物と掲載月) 4 花 き ・ 花 木 用 農 薬、 月 秋 冬 野 菜 10 2 5 86 ることをお勧めします。 11 25 6 10 6 1 8 用農薬、 月畑作・園芸除草剤、植 12 22 5 7 9 1 3 局にお問合せ下さい。 録がされました。詳しい内容は、事務 1 〇 〇〇〇〇 〇〇〇 〇〇〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 63 〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇 4 〇〇〇〇〇 〇 〇〇 5 〇〇〇〇〇 〇 6 〇 〇〇〇 〇 〇 7 〇 〇〇〇 〇 〇 8 〇 〇〇〇〇 〇〇 〇 9 〇 〇〇〇 〇〇 10 〇〇〇 〇〇 11 〇 〇〇〇 12 〇 〇〇〇 1 〇 〇〇〇 〇 2 〇〇〇 〇〇〇 〇 3 〇 〇 〇 〇 〇 〇〇 〇〇〇〇 〇 〇 〇 〇〇〇 〇〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 1 尾崎 丞 肥料農薬課 技術コンサルタント 報 営農情 月刊誌「経済連防除情報」では、毎月、病害虫の 発生予報・防除方法・農薬の上手な使い方を提供しています 近年茶で発生が 問題となっている チャトゲコナジラミ 09 月 ま での 本 県 を 含 め 、全 国 の 病 害 虫 発 生 注 意 報・特 殊 報 の 発 令 状 況 を 説 明 し て いま す。全 国 では、 月 か か 月 間 の 件 数 が 、年 間 1 5 2 件 の キク 件となりました。(表 ) 3 30 月毎に見ると、多く出されたのは、 月 件、 月 件、 月 件、 月 29 報が出され、年間の %を占めていま 作 物 掲 載 月 の ヶ月間は、合わせて131件の予 こ の 注 意 報 に は 、作 物 名 ・ 発 令 病 害虫名・発令県名・範囲が記載されて した。 ⑵ 毎月の病害虫発生予察情報 していきます。 範囲近辺においては、十分な注意を促 囲 内 に あ れ ば 厳 重 な 注 意 を し 、発 令 いま す。こ れらの情 報によ り、発 令 範 防除情報の特色 経済連防除情報の特色は、次の 点 があげられます。 ①毎月病害虫の「予報」が発生予察情 報 と し て発 令 さ れるので重 要 な 判 ④ 現 場 で使 う 農 薬の種 類 と 使 用の方 法がわかるので、農薬選択の情報源 となります。 ました。今後も、防除情報をもとに適 正 な 農 薬の使 用 を 広 く 啓 蒙 す る と と もに、農薬事業の円滑な推進を支援し ていきます。 おわりに 経済連防除情報は、平成 年から発 行され、本年度で 年をむかえる、息 の 長 い情 報 誌 で 、永 年 営 農 指 導 員 の 方々に愛用されてきました。これから も 若 手 営 農 指 導 員 を 含 め てよ り 多 く の方 々に幅 広 く 活 用 し ていた だ け る よう、最新の情報を提供していきます。 な お 、防 除 情 報 に 関 す る 、ご 意 見 ご 要 望 ご 質 問 等 は 、経 済 連 肥 料 農 薬 ま た 、病 害 虫 発 生 予 察 情 報 につき ま 課( 電 話 0 5 4・2 8 4・9 7 2 3 ) ② 毎 月の病 害 虫 防 除の方 法 が 説 明 さ せ下さい。 0 5 3 8・3 6・1 5 4 3 )に お 問 合 し て は 静 岡 県 病 害 虫 防 除 所( 電 話 手に入ります。 害 発 生の危 険 を 察 知 でき る 情 報 が ③ 全 国の注 意 報の発 令 状 況 を 知 り 被 なります。 れるので、個別の防除方法の参考に 断材料になります。 の銘 柄の上 手 な 使い方 を 紹 介 し てき ⑤新しい農薬の情報が手に入ります。 32 件となり、夏の後半から初冬にかけて 33 の時期が多く予報が出されました。こ 11 経済連防除情報は、多くのJA推奨 農薬について、年間300から400 36 病害虫発生予察情報とは 病害虫発生予察情報は、磐田市の静 岡 県 農 林 技 術 研 究 所に併 設 し ている 静岡県病害虫防除所が所管しており、 割を超えます。(表 ) 毎 月の情 報 を 収 集 調 査の上 発 信 し て 8 45 います。経済連防除情報は、防除所か ら 提 供 さ れた 情 報 を す ば や く 提 供 す 9 4 3 るよう努めています。 年度は、警 件、一般発生予察情報は、毎 9 年 間 で予 報 が 最 も 多 く 出 さ れた 作 物は、茶 件、イチゴ 件、トマト 件、 30 病害虫発生予察情報は、警報、注意 報、特 殊 報、一般 発 生 予 察 情 報の つ に分類されており、平成 件、特殊報はメロン退緑黄 報は発表がない、注意報は水稲カメム シ発生で 化病で 10 水稲で毎年発生被害が多い 斑点米カメムシ 5 月、予察結果による注意を促してきま した。 掲 載 月 ⑴ 全国での注意報・特殊報 発令 状 況 発 令 月 イチゴ トマト 茶 みかん 柑橘全般 果樹全般 イネ ムギ ジャガイモ 中晩蜜 ウメモモビワ 月 計 キク ナシ カキ サツマイモ 野菜全般 ダイズ ネギ レタス ダイコン タマネギ キャベツ 10 7 2 35 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 品目計 1 1 2 1 5 6 2 1 1 3 1 1 1 6 6 1 2 5 1 3 7 5 1 6 1 3 10 5 1 5 1 3 9 7 1 5 1 3 7 4 3 1 1 2 3 4 4 1 1 5 5 1 4 4 4 5 3 5 1 2 5 5 29 1 6 5 1 22 6 1 20 45 30 38 16 16 29 3 1 29 3 32 1 3 2 2 36 4 3 1 30 2 2 4 4 33 6 1 5 4 5 27 5 3 5 2 3 18 3 4 2 12 3 1 16 3 294 11 13 16 11 16 7 1 6 6 3 4 3 2 6 8 2 6 8 8 3 6 7 3 25 10 8 2 6 6 4 5 14 8 2 3 5 6 5 14 6 6 5 17 6 4 7 28 6 8 24 12 9 1 9 26 10 8 24 4 11 10 23 12 12 16 1 12 7 2 11 3 20 5 表3 平成25年度における月毎の病害虫発生予察情報(予報)件数 2 1 2 1 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 12 11 45 2 表2 注意報・特殊報の発令月毎に 掲載された発令件数 営農支援だより 茶園の降雹害 本 年 月 日、午 後 時 前 後に急 激に空 が曇ってきて気温が低下、山間部で降雹が見 られた。 作 物・産 地・営 農・技 術・資 材 な どの 情報をお届けします︒ 化して発酵する危険性があり品質面での低 下が起こる。 被害を受けた茶園が摘採期にある場合は、 健全芽を拾い摘みするか部分摘採を行う必 採 後 早 めに製 造 を 行 う。ほ と ん ど の 芽に被 要がある。この被害園の新芽は、傷口がある て 地 表に落 ち て く る。地 表に落 ち た と き 害 を 受 け た 場 合 で も、製 茶 可 能 な も の は 摘 採 す る が、被 害 が 著 し く 商 品 価 値 が ないと ㎜ 以 上 の 大 き さ で あ れ ば 雹 と さ れ、 ㎜ 以 下 の 場 合 は あ ら れ と 表 現 さ れ る。降 雹 は 予 期 待 す る。三 番 茶 以 降に被 害 を 受 け た と き 判 断 さ れ た 場 合、刈 り 落 と し て 次 の 茶 期 を て突発的に、限られた地域に起こる。 は、刈り落としを行わず、回復した時点で秋 整枝か春整枝を行う。 ~ 日程度の 被 害 葉 を 摘 採 後、鮮 度 対 策に十 分 留 意 し た 上 で、短 時 間に製 造に移 す こ と が 困 難 な 場 合 は、多 少 硬 葉 化 し て も (茶業課技術コンサルタント 谷 博司) るほうが無難である。 日 数 を おいて、傷口が 治 癒 し た 後 に摘 採 す 5 け た り 穴 が 開いた り、落 葉 し た り し て 茶 樹 の 生 理 活 性 が 阻 害 さ れ る。幼 木 園 で は 枝 が 折 れ た り、落 葉 し て そ の 後 の 生 育 を 阻 害 す ることもある。 被 害 は 凍 霜 害 と 異 な り、温 度 的 な 被 害 は ほ と ん ど な く、雹 が 衝 突 し た 物 理 的 な 衝 撃 による影響である。裂けたりした傷口が、酸 4 も あ る。ま た、新 芽 が 無い場 合 は、成 葉 が 裂 茶 にとって 春 の 新 芽 の 生 育 期 に降った 場 合 は、新 芽 は 折 損 し 摘 採 不 可 能にな る こ と 想のつかない気象災害で、春先や秋口にかけ 5 5 雹 は 発 達 し た 積 乱 雲 の 中 で、上 昇 気 流に 含 ま れ た 水 滴 が 冷 や さ れ て 氷 粒にな る。こ 4 ため葉むれや葉いたみを生じやすいので摘 25 の氷 粒 が 積 乱 雲の中 で大 き く 育 ち 重 く なっ 4 2013年の降雹害:雹が当り、折損落葉してうね間に落ちた新芽 11 お米の歴史学 米・稲・飯 私 た ちの 主 食で あ る お 米 は 、イ ネ 目 イ ネ 科の 植 物で 、同 じ 科 に 属 信男 ﹁使用量のお知らせ﹂を 捨てていませんか? ワー﹂、ガスは﹁立方メートル﹂また 暮らしに生かす 省エネ読本 皆 さんがダイエット を 決 意 す る のはど んな ときでしょう か?鏡 に は﹁キログラム﹂ で書かれています。 文子 映った自分の姿を見たとき、久しぶ ﹁ 前 年 同 月 使 用 量 ﹂には、例 えば 消費生活アドバイザー・エナジーコンシャス代表●山川 く飯にわざわざ米 を 冠している 点 りに 体 重 計 に 乗って 体 重 を 知った 使用量﹂ です。電気は﹁キロワットア が重要です。 とき、去年着ていた服がきつくなっ 月 分の 検 針 票で あ れ ば 、前の 年の 月分の使用量が書かれています。 ることができるのです。 つまり飯と んぷんと す るこ とでおいし く 食べ 結 合 を 破 壊し 、 いわゆるアルファで 為によって、 でんぷん中の糖鎖間の す。これを炊 飯という 加 水・加 熱 行 いう 食べにくい結 晶 状 態にありま が 多いよ うです 。夏 、冬 、季 節ごと ているかあまり意 識していない方 としにすることが増え、 いくら払っ ガス代などの光熱費を銀行引き落 知ることから始まります。電気代、 省エネも同じです。まずは、今ど の ぐ らい使っている か を き ちん と ときです。 えるなど自然に自制するようにな 自 分の 体 重 を 知 り 、気 にす る よ うになると、 ケーキを食べるのを控 チェックができます。 ことで、省エネができたかどうかの 間が長い時期同士などを比較する 同じ月 、 つまり、冷房や暖房器具を 史 について 考 えていき たいと 思い てきたという歴史があるのです。こ の中でも日本人が、お米にこだわっ 実はその背景には、とりわけアジア 誰もがお米の飯だと考えています。 へ⋮ 、 こんな方 が 多いようです 。ダ ラッと見て、 しばらくするとごみ箱 はど うしていますか?届いたらチ 毎月、電力会社、ガス会社から届 く﹁ 使 用 量 の お 知 ら せ ﹂ ︵検針票︶ でいいので、確認してみましょう。 かを気にするようになるものです。 ギーを意識し、無駄に使っていない 識することで、暮らしの中のエネル どのぐらい使っているかを知り、意 ります。同じように、電気やガスを イエットに体 重 計 が 欠 か せないよ のコラムでは、そのお米の特質と歴 ます。 見てみましょう。 金 額 以 外にぜひ見ていただきた いのが﹁ 当 月 使 用 量 ﹂と﹁ 前 年 同 月 捨てずに取っておきましょう。 用 量のお 知 らせ ﹂はじっくり 見て、 が継続する秘訣︵ひけつ︶ です。 ﹁使 増えたかを定期的に確認すること うに、省エネもどのぐらい減ったか、 省エネ生 活の第一歩として、まず はお手元の﹁使用量のお知らせ﹂を 使 う 時 期 同 士 、お正 月など 在 宅 時 私たち日本人にとって飯といえば、 です。ただ中国の場合には、まさし もともとお米に限らず麦やアワ・ ヒエなどの雑 穀 類に含まれるでん たとき⋮ 。そ うです、現 状を知った 4 す る 麦・ト ウモロコシ類 と 共 に 、世 界三大穀物に数えられる優秀な食 ぷ ん は 、生 で はベー タで ん ぷ ん と 国士舘大学 世紀アジア学部教授●原田 21 は穀物を炊飯したものの意ですが、 4 用 作 物 と して 、広 く 世 界 中で 食 さ れています。ヨーロッパのイタリア のポー川流域やスペインのバレンシ ア地方でも栽培され、 パエリアやド リアなどとして食されています。し かしお 米は、温 暖 高 湿 な 気 候 が 適 す るこ と か ら 、年 間 降 雨 量の 多い アジアモンスーン地帯が中心で、そ %近 くはアジアで 生 産 されて います。 の お米は英 語では全てrice ︵ラ イス︶ ですが、日本では、植物として は稲、食べるときは飯︵めし︶ と呼び ま す 。日 本 に 漢 字 を 伝 えて くれた 中 国 も 同 じで 、お 米 に 相 当 す るの が大 米︵ダーミィ︶ で、稲は稲 子︵ド ウーヅ︶、飯は米飯︵タオヅ︶といい ます 。これは日 本 や 中 国・アジアで 稲 作 が 発 達 し 、お 米 を 主 食 と して きた証拠なのです。アメリカやヨー ロッパでは肉を部位によって呼び分 けるように、実体の同じものにさま ざま な 名 前 が 付 くのは 、そ れ が 生 活 や 文 化 と 深 く 関わっている ため 12 90 からの 営農ナビ あぐりんく静岡 お 知 ら せ JA組合員限定 ご登録・ご利用 無 料 農業に役立つ情報が満載!! ※JA職員はイントラから利用できます。 登録不要 農 畜産物別情報 防除情報 経済連防除情報6月号 新 ◎各農畜産物に関わる情報を、 更 随時掲載しています! ◎農薬の上手な使い方 (特集:水稲本田剤) 市況情報 気象情報 長期予報 市場概況 2か月の長期気象予報を掲 大田市場、名古屋市場、大阪市場 載。毎月1日、10日、20日前 の概況を月曜日~金曜日、毎日更 後に更新しています 新しています の 今月 更新情報は メールでのお知らせ 情報や県内JAの ! ニュースなども充実 他にも、 農畜産物別の 営農ナビ あぐりんく静岡 ニュース ◎各種情報を追加しています! ・二番茶情勢 ・柑橘情報 ・イベント情報 ご利用には利用登録申請 (無料) が必要です。 お近くのJA営農窓口にお問い合せください。 1 利用登録申請書に記入して、 お近くのJA営農窓口へ 提出して下さい。 利用登 録 申請書 2 ド ワー パス D I あぐりんく静岡運営事務局より ID・パスワードをお手元に郵送 します。 (申請後約1週間程度) 3 お手元に届いたID・パスワードで ログインしてご利用下さい。 13 −Introduce Of The Staff− 職員紹介 J A や 取 引 先 の 皆 様 に 推 進 などで おじゃま さ せ て い た だ い て い る 本 会 職 員 を 紹 介しま す 。 趣味・特技 .53 File No (趣味) 子どもの頃から本が好きで、空いた時間は本を読んでいます。 休日 は本屋で 1 日過ごすこともあります。 担当業務 ご注文を頂いた配合肥料が、効率的かつ確実に製造・納品できるよ うに計画を作成し、原料を手配するなどの事務処理をするとともに、 製造現場との連携・調整業務を行っています。 age 39歳 生産資材部 肥料農薬課 大井川肥料工場 本人からのコメント 本年度着任しました。最初は戸惑うことばかりでしたが、周囲の皆さ まに支えられ、忙しい中にもやりがいを実感し、充実した毎日を過ご しています。これからも本会の配合肥料をよろしくお願いいたします。 増田 亮太 趣味・特技 .54 File No (趣味) 健康維持のためにバスケをやっています。体力的に厳しい年齢になり ますが、できるだけ続けたいと思います。 担当業務 西部地区の肥料業務を担当しています。JAの事業所や生産者の圃 場等を巡回し情報提供や提案をする中で、本会の肥料を 1 袋でも多 く取り扱って頂けるように日々推進しています。 age 西部支所 肥料農薬課 本杉 雄 14 40歳 本人からのコメント 支所の肥料業務を担当し、早いもので2年目になります。 悪戦苦闘 の毎日ですが、やりがいを感じて推進しています。 組合員およびJA の負託に応えられるよう業務に取り組んでいきたいと思います。 毎月1回発行 編集発行/企 画管理課 〒422-8620 静岡県経済農業協同組合 連合会 静岡県静岡市駿河区曲金3丁目8番1号 TEL.054 (284)9708 FAX.054(284) 9780 http://jashizuoka-keizairen.net E-MaiL:keizairen@kei.ja-shizuoka.or.jp
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