八尾市観光プロモーション業務仕様書 八尾市 産業政策課 魅力創造室 1.業務名 八尾市観光プロモーション業務 2.履行期間 契約締結日~平成28年3月31日 3.業務目的 平成25年に大阪を訪れた外国人数は過去最高の263万人に上り、大阪の観光戦略に係る取り組 みは一定の成果を上げている。しかしながら、その成果は大阪市内の一部地域にとどまり、本市へ の外国人旅行者数については、その影響が見られないのが実情である。本市の持つ多様な地域資源 の魅力を戦略的に発信することで、外国人旅行者の目を本市に向け、本市への来訪を促す取り組み を進めていく必要がある。 そこで、これまで本市において取り組まれていなかった外国人旅行者に対する本市への来訪意欲 を喚起させるPR動画、多言語対応パンフレット等を作成し、これらを活用したプロモーション活 動を行うことにより、本市への来訪意欲を喚起し、誘客を促進することを目的とする。 4.業務内容等 (1)概要 外国人旅行者の目を本市に向け、来訪意欲を喚起することで、本市への来訪を促すことを目 的に、動画、WEB、紙媒体等多様な媒体を活用したプロモーションを実施する。 (2)業務内容 上記目的の実現に向け、次の3つの業務を実施すること。 ① 本市のPR動画の制作(多言語対応含む。) ② 既存パンフレットの多言語翻訳版(英語、中国語 簡・繁体字、韓国・朝鮮語、ベトナム 語)の作成 ③ 外国人旅行者をターゲットとしたプロモーションの実施 5.仕様 (1)本市のPR動画の制作(多言語対応含む。 ) ① 動画については、短くインパクトがありつつも、印象に残り、本市への来訪意欲を喚起す るものであること。 ② 制作する動画は、約1分以内のものを10本程度とする。 ③ 視覚的に訴えるデザインでありながらも、簡潔で分かりやすいこと。(写真や地図・イラ スト・アニメーション・3D等の使用も可。) ④ 外国人旅行者の視点に立った動画とするが、国内の観光客にとっても面白いと感じる内容 であり、八尾市民にも魅力を感じてもらえる内容となるよう工夫すること。 ⑤ テーマ、題材については、14.提供資料を参考にすること。 ⑥ ナレーションが入る動画には、日本語、英語、中国語(簡・繁体字)、韓国・朝鮮語のネ イティブスピーカーによるナレーションを入れること。 ⑦ 動画には前記⑥の言語の字幕を付けられるようにすること。 ⑧ 前記⑤、⑥を実施するにあたっては、必ずネイティブスピーカーによるチェック体制をと ること。 ⑨ 個人、団体や施設等を被写体とする場合、撮影していることを伝えること(個人、団体や 施設等を特定できる場合は、原則行うこと。なお、施設の場合はその管理者等に伝えること。 )。 ⑩ 被写体以外に不適当なものや人が撮影されている場合や映像が不鮮明なときなどは、再度 撮影・編集を命じることがある。 ⑪ 必要に応じて撮影前に撮影候補地の確認(ロケーションハンティング)を行うこと。 ⑫ 撮影現場へは基本的に市職員が同行する。 (2)既存パンフレットの多言語翻訳版(英語、中国語 簡・繁体字、韓国・朝鮮語、ベトナム語) の作成 ① テーマ、題材は、14.提供資料の中から選ぶこと。中でも、 『The河内音頭』vol.4、 『や おおでかけマップ』の2点については、必ず多言語翻訳を行うこと。 ※ 翻訳言語:英語、中国語(簡・繁体字)、韓国・朝鮮語、ベトナム語 ベトナム語については、翻訳版の印刷物による成果品は求めないが、携帯端末から簡易に 各言語でその内容を楽しめる仕組みを提案すること。 ② 翻訳版の作成にあたっては、ただ単に日本語を翻訳するだけではなく、外国人旅行者に とって分かりやすく、見やすいものにすること。 ③ 紙媒体から携帯端末を利用して、5.(1)で制作した動画を閲覧できるような仕掛け を組み込むこと。 ④ 翻訳版の作成にあたっては、必ずネイティブスピーカーによるチェック体制をとること。 (3)外国人旅行者をターゲットとしたプロモーションの実施 ① 大阪や京都などへの来訪を検討している外国人及び大阪や京都などに来訪した外国人 に対し、訴求できる媒体を使用すること。 ② 外国人からも認知度が高く、過去にも訪日外国人を対象とした広告掲載の十分な実績の ある媒体を使用すること。 ③ (1)で制作した動画、 (2)で作成した多言語翻訳版パンフレット等を活用すること。 ④ 本市に来訪した外国人旅行者にとって、本市での観光を手助けするような仕掛けを組み 込むこと。 ⑤ 動画再生回数が上がる工夫や仕掛けがなされていること。 「八尾市観光振興プラン」において、平成32年度にPR動画再生回数を80万回以上とする 目標値を掲げている。この目標値達成に向けた具体的な対応策を提示すること。 ⑥ 本市への来訪につなげる提案とすること。 ※本市では、観光に関連するWEBサイトとして、本市(http://www.city.yao.osaka.jp/) 、八尾市観光協会 (http://www.yaomania.jp/)、八尾河内音頭まつり振興会(http://www.yaokawachiondo.com/)の ホームページを活用している。よって、今回の業務においては、新たなWEBサイトを作成することなく、 既存のWEBサイトやパンフレット等を活用し、効果的なPRの実施を求めるものである。 (4)その他 ① 市職員を含めた会議を随時又は任意に開催し、スケジュール、構成やシナリオの大枠等を 協議する。その際の会議運営をサポートする体制を組み込むこと。 ② 電話・FAX・電子メールのいずれでも、構成やシナリオ等の校正を密に行える体制を整え ること。 ③ 動画の受け渡しを電子メール等でも行えること。 ④ 5.(1)から(3)の業務を行うにあたっては、本市だけでなく、八尾市観光協会との 連携もとりながら進めること。 6.業務執行体制 ① 上記3つの業務を実施するにあたり、貴社が主受託者として進行管理を行うこと。 ② 複数の事業者による場合でも、統一感のとれる一貫性を必ず保持すること。 ③ 制作担当者 業務内容が多岐に渡る中、効率的、効果的なプロモーションが行えるよう、全体を統括す るプロデューサーを必ずおくこと。 また、必要に応じて、次の役割を担う人物を配置し、無理のない制作スケジュールを提示 すること。 ・プロデューサー: 企画・制作・プロモーションの総括を行うこと。 ・ディレクター: プロポーザル提案書にてディレクターを予め明記し、以降、すべての動 画制作を担当させること。 ・カメラマン: プロポーザル提案書にてカメラマンを予め明記し、以降、すべての撮影を 担当させること。 ・イラストレーター: イラストを活用する場合は、プロポーザル提案書にてイラストレー ターを予め明記し、以降、すべての挿絵やイラストを担当させること。 ・翻訳体制: ネイティブスピーカーによるチェック体制を含め、翻訳体制を明記すること。 7.条件 (1)デザイン ① 基本デザインは統一感があり、それぞれの項目が全体的に調和したデザインや書体を使用 すること。 ② 基本デザインの調和を逸脱するイラスト等の使用は控えること。 ③ 制作されるものは、いずれも統一感のある基本コンセプトに沿って提案すること。 (2)八尾市観光協会との連携 5. (1)の動画については、八尾市観光協会ホームページ(http://www.yaomania.jp/)及 びYouTubeにアップロードすることを想定して制作すること。 8.成果品 (1)本市のPR動画 ・DVD-Video形式による納品(5枚) ・ホームページ用にWMV形式、 FLV形式によるデータ納品 ・撮影素材(未使用分も含む。編集・加工が可能なもの)をAVI形式によるデータ納品 (2)既存パンフレットの多言語翻訳版 ・各種パンフレット(英語版、中国語 簡・繁体字版、韓国・朝鮮語版) 各3,000部 9.納品場所 (1)動画 魅力創造室(八尾商工会議所会館内)へ納品。 (2)翻訳版 魅力創造室(八尾商工会議所会館内)へ納品。 10.金額上限(消費税込) :11,000,000円(消費税込) [見積金額に含むもの] ○ 動画制作に係る費用(企画構成、デザイン、取材、撮影、編集、出演報酬等) ○ DVD 5枚 ○ 動画、既存パンフレットの翻訳に係る費用 ○ パンフレット翻訳版の印刷(各3,000部)に係る費用 ○ プロモーションに係る費用 11.制作物等の著作権について (1)制作物の著作権は、すべて本市に帰属することとする。 (2)制作のために撮影した動画及び写真、イラスト等はすべて、本市に供与し、その利用、再編 集は本市において自由に行うことができることとする。 (3)肖像権処理については、市及び協会ホームページ掲載等について、許諾を得ること。 (4)第三者の著作物を使用する場合は、受注者の負担で著作権処理を行うこと。 (5)個人情報については、八尾市個人情報保護条例の規定に従い、適正に扱うこと。 12.暴力団等の排除について (1)入札参加除外者を再委託先等とすることの禁止 ① 受注者は、八尾市契約関係暴力団排除措置要綱(平成25年10月1日制定)による入札等 排除措置を受けていない者及び当該措置要件に該当する者を、再委託先並びに受注者及び再 委託先の資材、原材料の購入契約その他の契約の相手方(以下「再委託先等」という。)と してはならない。 ② これらの事実が確認された場合、本市は受注者に対し、当該再委託先等との再委託契約等 の解除を求めることができる。 (2)再委託契約等の締結について 受注者は、再委託先等との再委託契約等の締結にあたっては、再委託契約締結時には本市の 契約約款に準じた暴力団排除条項を加えることとする。 (3)誓約書の提出について ① 受注者は、八尾市契約関係暴力団排除措置要綱第12条に規定する暴力団員又は暴力団密接 関係者でない旨の誓約書を提出しなければならない。(ただし、契約金額が500万円未満の場 合は除く) ② 受注者は、契約金額(税込)が500万円以上となる再委託先等がある場合には、これらの 者から八尾市契約関係暴力団排除措置要綱第12条に規定する暴力団員又は暴力団密接関係 者でない旨の誓約書を徴収して、本市へ提出しなければならない。 ③ 受注者及び再委託先等が当該誓約書を提出しない場合は、入札参加停止を行うものとする。 (4)不当介入に対する措置 ① 受注者は、この契約の履行にあたり、暴力団員又は暴力団密接関係者から、暴力団を利す ることとなるような社会通念上不当な要求又は契約の適正な履行を妨げる行為(以下「不当 介入」という。)を受けたときは、直ちに本市に報告するとともに、警察に届け出なければ ならない。 ② 受注者は、再委託先等が暴力団員又は暴力団密接関係者から不当介入を受けたときは、直 ちに本市に報告するとともに、当該再委託先等に対して、警察に届け出るよう指導しなけれ ばならない。 ③ 本市は、受注者が本市に対し、①及び②に定める報告をしなかったときは、八尾市契約関 係暴力団排除措置要綱に基づく公表及び入札参加停止を行うことができる。 ④ 本市は、受注者又は再委託先等が不当介入を受けたことによりこの契約の履行について遅 延等が発生するおそれがあると認めるときは、受注者が①に定める報告及び届け出又は②に 定める報告及び指導を行った場合に限り、必要に応じて履行期間の延長等の措置をとるもの とする。 13.スケジュール ○ 平成27年6月(契約締結以降) 本市との全体進行計画についての協議 アドバイザー会議開催 ※ 学識経験者、デザイナー、コンサルティング会社代表 等からなる八尾市魅力創造戦略アドバイザー会議への 出席をお願いする場合あり。 取材、撮影、翻訳等業務の本格始動 ○ 平成28年3月末 納品 14.提供資料 ・ 『The河内音頭』vol.4 ・『るるぶ特別編集 八尾市・柏原市』 ・ 『Yaomania』 (全8号) ・『やおおでかけマップ』 ・ 『Wao!Yao! 八尾の入り口』 ※「八尾市観光振興プラン」については、本市ホームページ(魅力創造室) (http://www.city.yao.osaka.jp/0000029029.html)を参照すること。 15.連絡先 八尾市 経済環境部 産業政策課 魅力創造室 担当:市川、古川、岸本 電話:072-924-9375(直通) E-mail:miryokusouzou@city.yao.osaka.jp
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