新エネ・省エネ I n t e r v i e w 双方向デジタル制御電源システム ◉成功へのターニングポイント 及び苦労した点 株式会社アバール長崎 取組を開始してから1年半ほどで商品化への目途が付き、 双方向デジタル制御電源システムの設計・開発・製造・販売まで一貫したサービ スを展開しています。 小規模エネルギーシステムの実証案件に製品を出荷しまし た。 しかしながら、システム内外の異常時に対応する処理 が個別対応となり、システム構築の難しさを実感することに なりました。この経験から、ユーザ様が必要とする情報、シス テム構築の妥当性を評価する情報、異常時解析に必要な情 報等を精査し遠隔でリアルタイムに操作入手できるシステム へと修正し、次の大型実証案件に臨むことができました。この 営業部次長 案件では、上位側システムを構築されるユーザ様が、弊社が 西川 亘 氏 提供する電源システムを完全に理解され又、更なるレベル アップに最後まで相互協力頂いたことが成功のターニングポ イントだったと考えます。 弊社独自では、限られた環境での性能評価及び実証となり、 今の性能を引き出すには長期間掛かったと想像されます。ご 協力頂いたユーザ様とは今も良好な関係で営業活動を行っ ています。 平成21年度の「ものづくり中小企業製品開発等支援補助金」による開発支援、及び長崎県より拡販 のための展示会出展補助を受けており、このような支援が開発活動、拡販活動の役に立っています。 また、企業、自治体や大学との連携により、国内実証事業、福岡市、横浜市で実証試験を実施できたこ とが商品化に役立っています。 製品開発では、崇城大学の教授が開発した電源に特化したハードウエアシミュレータを採用できたこ 蓄電システム「SPS-SeMS10101S」 評価用蓄電パッケージ「SPS-SeMS021-IN」 と及び、教授と情報交換を行うことで開発環境を見直し最適化することが出来ました。最終的には電源 のハードウエアシミュレータを合体させたモデルベース開発環境にてソフトウエア開発が可能となり飛 躍的にソフトウエア開発の効率を上げることが出来ました。 【技術の概要】 ◉今後の取組 双方向デジタル制御電源システムは、系統電力や太陽光、風力等の再生可能エネルギー、蓄電池とエ ネルギーミックスを可能とし、任意のエネルギーシステムを構築できます。 電 源システム自身が独 立して動 作 するこ とが電源システムの安全性を確保する上で 【技術の特長】 必要であるとの考えが広がり、スマート電源 へ取り組む企業が増えています。 通信系、組み込み系分野の設計に長年取り組んできた経験と、新たに、電源回路シミュレーション、モ デルベース開発技術を取り込み、新製品の開発に取り組みました。 パワー系回路とWeb、ネットワーク機能の融合を行うことで、拡張性、冗長性に優れた分散型双方向 電源システムの構築を可能としました。 スマート電 源システムの活 用の場 面を多 様化し、エネルギーの有効利用を市場に提案 していきたいと考えています。 株式会社アバール長崎 ・所在地 〒854-0065 長崎県諫早市津久葉町6-42 ・創 業 1987年 ・資本金 1億3,400万円 ・代表者 代表取締役社長 川浪 義光 ・連絡先 TEL:0957-25-2003 FAX:0957-25-2045 ・e-mail sales@avalngsk.co.jp ・Webサイト http://www.avalngsk.co.jp/ -45- -46- 新 エ ネ・省 エ ネ ◉活用した組織及び支援内容 新エネ・省エネ I n t e r v i e w 風力発電設備保守メンテナンス事業 ◉成功へのターニングポイント 及び苦労した点 有限会社イー・ウィンド 技術員育成は長期にわたるため、設立当初は収入と育成費用 長崎県五島市に本社をおく、風力発電設備保守メンテナンス専業の企業です。 五島の風力発電設備の増加や、業界の将来性を見据え、2008年に、建設業から風 力発電設備保守メンテナンス事業へ業種転換しました。 のアンバランス化が生じていましたが、補助金を活用することで、 先行して人材を育成できるようになり、業務の幅が拡がりました。 また成功の外部要因として、2012年に固定価格買取制度が導 入されたことは、当社にとって大きな追い風となりました。発電 事業者が、20年間安定して運転させる上で、予防保全を前提と したメンテナンスの重要性に目を向け始めたことによって、当社 の提案(月次点検、遠隔監視、ブレード詳細点検等)が受け入れ 専務取締役 られる土壌ができました。 田上 秀人 氏 ◉活用した組織及び支援内容 国土交通省が行う建設業を対象とした異分野進出、厚生労働省の緊急雇用対策、ふるさと雇用等の 補助金を、事業に必要な技術の習得や人材育成のために活用しました。 社内の安全教育、技術教育制度の充実、外部講習受講促進を図り、お客様からのより高いレベルの要 ロープアクセスによる補修作業 風車内作業 求に応えられる人材を育成していくとともに、風力発電設備の長寿命化を図るための予防保全技術(非 破壊検査等)、今後拡大が見込まれる洋上風力発電における特有のメンテナンス技術の検証を行い、お 客様に提案していきます。 【技術の概要】 風車メーカーおよび風力発電事業者を主な取引先とし、下記の事業に取り組んでいます。 ①風車設備(電気、機械)の点検、補修 ②風力発電所の運転保守管理(現在、五島本社および鹿児島事務所において常駐管理) ③24時間体制での風車の遠隔監視・操作及び運転データの収集・分析を基にしたメンテナンス計画の立 案(2014年、五島市本社内に情報管理センター設置) ④ドローン及びロープアクセスによるブレード、タワー等の外部点検、補修(今後増加が見込まれる洋上 風車における需要を見込み、2015年から事業化)に取り組んでいます。 【技術の特長】 風車メンテナンスにおける専門性の高い各分野(機械、電気、FRP補修、高所作業、遠隔監視等)をワ ンストップで一次対応(各分野の基本的な知識、技術を身に付けた当社作業員が現地へ急行し、点検や 調査、補修を実施)できる体制を整えています。高度な技術を要する案件のみ風車メーカーによる二次対 応へと引き継ぐことで、風車の稼働率向上、ランニングコストの削減、風車メーカーのメンテナンス技術 者不足解消等に寄与しています。発電事業者、風車メーカー、当社が三位一体で風力発電事業の発展及 び普及に貢献できるビジネスモデルを構築しています。 情報管理センター 有限会社イー・ウィンド ・所在地 〒853‐0201 長崎県五島市富江町富江145‐1 ・創 業 2008年 ・資本金 1,500万円 ・代表者 代表取締役 橋本 武敏 ・連絡先 TEL:0959‐86‐3409 FAX:0959‐86‐2003 ・e-mail tanoue@e-wind.biz ・Webサイト http://e-wind.jp/ -47- -48- 新 エ ネ・省 エ ネ ◉今後の取組 新エネ・省エネ 太陽光発電事業のシステム機器設計 及びFIT対応売電事業 株式会社イワテック I n t e r v i e w ◉成功へのターニングポイント 住宅用太陽光発電事業に全社一丸で取組み、当社製品が補助対象機器として登録受理されて国内有力 企業と同じ土俵でこの事業に参入できた時です。その次にFIT対応の産業用太陽光発電システム販売事業 エンジニアリング企業としての経験をベースとした自然エネルギー発電及びFIT(固 定価格買取制度)対応の売電事業を展開しています。 にも進出展開できたことが第2のポイントです。 ◉苦労した点 本事業開始に当り、当社ブランドでのOEM太陽電池モジュールを当時のJ-PEC(太陽光発電普及拡大 センター)の補助金対象機器として登録を取得する為の活動に大変苦労しました。 ◉活用した組織及び支援内容 販路拡大のため、イベントへの出展補助を活用しました。2011年~2013年、東京ビッグサイトでの PVエキスポジャパンに長崎県の補助を活用し、県ブースや独自ブースに出展したことは、自社の取組の 周知を進める上で役立っています。 ◉今後の取組 生成など、自然エネルギーを応用利用するシステム開発にも取り組みたいと考えています。 産業用太陽光発電システム(5メガワット) 太陽電池モジュール 【技術の概要】 太 陽 光 発 電 事 業 ではシステム 提 案 、機 器 設 計 、販 売 及 びメンテナンスまで 行 います 。太 陽 電 池 モ ジュールの製造(自社で設計、製造は委託)も行っています。自社発電事業として太陽光発電所(5箇所) を運用中です。1年前から地熱発電(300kw~500kw規模)も手掛けています。 【技術の特長】 製造委託する太陽電池モジュールの開発設計時点では国内有力メーカーのパワーコンディショナーと の相性を考慮反映し、さらに現地にて製品工場出荷前の立会検査、引渡し後の検査を行って品質を保証 するなど、他社との差別化を図っています。また、OEM受託加工先の選定では工場監査を実施し製造品 質についてエンジニアリング企業としての経験を活かした評価基準にて確認して最適な相手先を選定し ており、当社のブランド品として高い品質を保っています。 株式会社イワテック ・所在地 〒850‐0045 長崎県長崎市宝町7番6号 ・創 業 1989年 ・資本金 2,000万円 ・代表者 代表取締役・最高経営責任者CEO 岩元 孝一郎 ・連絡先 TEL:095‐843‐6448 FAX:095‐843‐6447 ・e-mail chizu_ootaki@iwatec.co.jp ・Webサイト http://www.iwatec.co.jp/ -49- -50- 新 エ ネ・省 エ ネ 今後の再生可能エネルギーの普及拡大を見据えて、地熱発電の事業化と太陽光発電電力による水素 新エネ・省エネ 独自の制御技術で 製品化に成功した小型の風レンズ風車 株式会社ウィンドレンズ I n t e r v i e w ◉成功へのターニングポイント 数多くの試行錯誤の中から徐々に改良を加える中で、実用に 十分耐え得る制御装置の開発に成功したことがターニングポイ 風力発電機(風車)では心臓部に当たるブレーキシステムを、小型の風レンズ風車用 に独自に開発し、集風効率の高い風レンズ風車の製品化に成功しました。 ントと言えるでしょう。そうした経緯でまずは製品化にこぎつけ ることができ、自治体を中心に受注実績も増えてきましたが、太 陽光発電のように一般家庭レベルへの普及には幾つものハード ルがあり、本当の意味での「成功」までは、まだ道半ばと思って います。 ◉苦労した点 代表取締役 最も苦労したのは、風車の心臓部ともいえるブレーキなどの制 髙田 佐太一 氏 御装置の開発でした。試作機で停電時にブレーキが利かず、羽根 を損傷した経験もあります。小型機であるが故に、大型機とは違う 発想や技術が求められ、開発中は実証実験の繰り返しでした。 ◉活用した組織及び支援内容 5kW風レンズ風車 100kW風レンズ風車 【製品の概要】 新 エ ネ・省 エ ネ 福岡県(ものづくり中小企業新製品開発支援助成金) 中小企業庁(ものづくり中小企業支援) ◉今後の取組 「風レンズ風車」 (登録商標) →九州大学応用力学研究所で開発された「風レンズ風車」の特許の実施権を当社が許諾されて製品化した ものです。 これまで小型風力発電は国の認証制度が整備されていませんでしたが、ひびき地区に試験場ができ るので、まずはFIT(固定価格買取制度)対応機の認証を取得し、小規模風力の標準機を目指します。た だ、まだ価格が一般家庭導入レベルにはなっていませんので、コストダウンのためにも、需要拡大を目指 して、展示会などへの出展など、PRへももっと注力していきたい、と思っています。 【製品の特長】 現在は、再エネ技術の集大成として、 「風力(5kW)+太陽光(2kW)+蓄電池」のハイブリッド製品の 展開を始めているところですが、蓄電池のコストダウンが待たれます。 九州大学応用力学研究所の特許製品です。 高い集風効果 →集風レンズにより風速が1.3~1.5倍に向上するため、2~3倍の出力増加を得られます。 コンパクトで低騒音 →街中でも設置可能です。 フリーヨー方式 →風見鶏効果で風向変動への追随性が優れています。 3重のブレーキシステム →台風や停電などへの対応力が高いシステムを採用しています。 集風レンズがブレードを囲う独特のデザイン →街中設置でも視覚的な安心感があります。また、鳥も止まることがある、など生態系とも調和しバード ストライクの可能性も低いデザインです。 クリエイション・コア福岡 株式会社ウィンドレンズ ・所在地 〒818‐0041 福岡県筑紫野市上古賀三丁目2番16号 クリエイション・コア福岡103 ・創 業 2008年 ・資本金 700万円 ・代表者 代表取締役 髙田 佐太一 -51- ・連絡先 TEL:092‐555‐2500 FAX:092‐555‐2501 ・e-mail sales@windlens.com ・Webサイト http://windlens.com -52- 独自のマイクロ空間化学合成技術 によるナノ蛍光体の開発 新エネ・省エネ NSマテリアルズ株式会社 I n t e r v i e w ◉成功へのターニングポイント 及び苦労した点 設立当初は受託開発のビジネスモデルで事業を行っていまし 国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)の研究成果をもとに、ユニークな 合成法による優れた材料(マテリアル)を創造・創出することで、ナノテクノロジーお よびバイオテクノロジー分野で事業展開しています。 たが、リーマンショック後に大幅受注減となり会社の存続にかか わる状況となり、それまでのビジネスモデルの転換が急務でした。 その当時に自社製品の開発も模索し、量子ドット蛍光体がLED 用途の蛍光体として注目されていることが判り、この製品の開 発に集中することを決意し、第二創業期の覚悟でこの事業をス タートしました。 その後、様々な支援を受けながら当該事業計画を策定し、資 金調達を実現するとともに開発に必要な経営リソースを充実さ せて現在に至っています。 代表取締役 金海 榮一 氏 ◉活用した組織及び支援内容 当社は産総研技術移転ベンチャーであり、創立当初から産総研と共同開発を実施し、技術移転と同時 に技術面での支援を受けながら独自技術を培うことができました。 量子ドット蛍光体の開発においては、戦略的基盤技術高度化支援事業(サポイン事業)の採択がすべ 量子ドット蛍光体 量子ドット蛍光体を用いた液晶TVのデモ画面 【製品の概要】 人中小企業基盤整備機構、公益財団法人福岡県産業・科学技術振興財団(ふくおかIST)など多くの公 的機関に適宜アドバイスを受けることができました。 資金調達においては、TXアントレプレナーパートナーズ(TEP)の支援があって実現したものであり、 ・主要製品:量子ドット蛍光体(QD=Quantum Dots) →化合物半導体のナノ粒子で強い蛍光をもち、色純度が高く、量子サイズ効果により自在な蛍光色が 作り出せるナノサイズの蛍光体です。 その後の事業計画や事業戦略においても継続して支援を受けています。 ◉今後の取組 当面は液晶ディスプレイバックライト用途に注力し、量子ドット蛍光体を用いた光学デバイスの開発も 【製品の特長】 進めて製品のバリエーションを増やす方向で取り組んでいきたいと思います。 また、次世代量子ドット蛍光体の開発もNEDOの橋渡し事業で進めており、これらの新材料による事 <製品の特長等> • 液晶ディスプレイのバックライト用途に使用され、 広色域、 高コントラスト、 ハイダイナミックレンジを実現しました。 業展開も進めます。将来的には、量子ドット蛍光体を電子で光らせる無機ELパネルなどの開発が進めば それらにも対応していきたいと思います。 • カラーフィルターによるカット光のロスが少なく、広色域液晶ディスプレイにおいて省電力に貢献します。 • マイクロリアクター(μmサイズの微細流路を有する微小反応器)を使った化学合成の精密制御によっ て、高特性の量子ドット蛍光体を実現し、リアリティの高い画像・映像が得られます。 <技術の特長等> • マイクロ空間化学による液相合成法でナノ粒子を核発生から成長させて合成する(ビルドアップ法)技 術において世界トップクラスです。 • 気相合成法・ブレイクダウン方式などに比べると、より微細化・均一化が可能でサイズや結晶性の特性 制•御が容易です。 • 量子ドット蛍光体の量産体制まで整っている企業は、世界でも数社しかありません。 NSマテリアルズ株式会社 ・所在地 〒818‐0429 福岡県筑紫野市立明寺511‐1 ・創 業 2006年 ・資本金 3億1,890万円 ・代表者 代表取締役 金海 榮一 ・連絡先 ご連絡・お問い合わせは、下記Webサイトよりお願いします。 ・Webサイト http://www.ns-materials.com ‐53‐ -54- 新 エ ネ・省 エ ネ ての源流です。その後の補助・助成事業も企業の成長には不可欠であり、九州経済産業局や独立行政法 フルカラー水中イルミネーション LED灯(アクアファンタジー®) 新エネ・省エネ 株式会社エルム I n t e r v i e w ◉成功へのターニングポイント 頑丈な気密ケースに収めるのが常識であった水中イルミネー ション灯具を、水圧より高い圧力の空気を送り込む事により簡単 3色のLEDを用いた通信機能を持つ水中イルミネーション灯具です。特殊な技術に より水の浸入を防ぎ、世界初の大規模水中イルミネーションを可能にしました。 (事例:ハウステンボスの光と噴水の運河) な構造のケースでも水の浸入を防げる事に気付いたのがターニ ングポイントでした。 ◉苦労した点 製造・設置作業を容易にする為に、地上の制御装置と灯具及 び灯具同士を接続する配線帯に電源と信号に加え圧縮空気を 送り込む機能を包含させる必要があり、同構造を持つケーブル 帯の入手に苦労しましたが、電線だけでなく送気チューブを内蔵 する特殊ケーブルを開発して解決しました。 事業開発推進部 空間演出・照明開発グループ 部長代理兼グループリーダー 伯川 正二 氏 ◉活用した組織及び支援内容 経済産業省など国の支援を様々な場面で活用しています。国の機関は地方の機関に比べ、より広い 知見から客観的に企業や産業を評価してもらえるという印象をもっています。 アクアファンタジー® (登録第5766696号商標) アクアファンタジー®色見本 世界的に省エネを進める潮流から、LEDが使われる場面が今後も増えていくとみており、イルミネー ションだけでなく、農業分野、医療分野など様々な用途開発を進めていきたいと考えています。 【技術の概要】 自由に色を変化させることのできる水中イルミネーション灯具は、電源と共に通信回路を内蔵するた め、灯具のケースやケーブルは厳密な気密性を必要とします。そのため非常に高価で多数の光を連動さ せる大規模水中イルミネーションの実現は経済的に困難でしたが、アクアファンタジーは簡単な構造で も気密性を高められる技術を見出したことにより、コストが大幅に下がり大規模な水中イルミネーション が可能になりました。 【技術の特長】 灯具を接続するケーブル帯の中に電源線と通信線に加えて空気を送り込むチューブを通し、同チュー ブを通して水圧より高い圧力の空気を送り込むことにより、ケーブル帯や灯具にひび割れや気密不良が 生じても空気が噴き出すだけで水の浸入を防ぐことができます。空気が漏れて圧力が下がるとコンプ レッサを駆動して空気を送り込むとともにアラームを発生させる事ができます。更に気泡を探すことによ り不具合箇所が発見できるなど、単純な原理ながら画期的な灯具として業界の注目を集めています。特 許出願中です(特願2014‐561214 水中照明装置及び水中電子装置)。 株式会社エルム ・所在地 〒897‐1124 鹿児島県南さつま市加世田宮原2398番地 ・創 業 1980年 ・資本金 4,875万円 ・代表者 代表取締役 宮原 隆和 -55- ・連絡先 TEL:0993‐53‐6930 FAX:0993‐53‐7160 ・e-mail hakukawa@elm.co.jp ・Webサイト http://www.elm.co.jp/ -56- 新 エ ネ・省 エ ネ ◉今後の取組 画像処理技術を活かした装置や情報管理システムから メカまでの総合的なソリューションの提案・製作 新エネ・省エネ 協和商工株式会社 I n t e r v i e w ◉成功へのターニングポイント 電気的なシステムの提案は社歴が長く、デジタルだけでなく アナログ回路の技術も持ち合わせていることから、画像処理を 基本的には顧客ごとのオーダーメイドやカスタマイズ製作で各種の検査装置や自動 制御装置を開発・製作していますが、顧客要望や設置環境に基づく環境配慮設計・提 案等を含む総合的なソリューションとして取り組んでいます。 も含んだトータルシステムの提案ができるようになった事です。 小規模ながら、システムの一貫受注体制を整えることで、環境配 慮設計を含む多様な顧客要望に的確にお応えすることができる ようになりました。 ◉苦労した点 最初は通信機器・特殊電材関係の卸販売から出発しました。創 業社長が「ものづくり」が好きで、お客様からの相談に乗って病 代表取締役社長 北 明 氏 院用のナースコールやホテルのナイトテーブルなどを個別に製 作するようになり、製造業に軸足が移っていきました。移行時の 販路等については先代社長の人脈とお客様からの口コミにより 特に苦労はありませんでしたが、リーマンショック時には受注が 激減し苦労しました。 過去には「休業助成金」や「教育訓練助成金」を利用。社員全員で教育訓練を受けISO認証を取得し ました。現在、中小企業庁の「ものづくり補助金」を利用した製品の開発中です。又、福岡県中小企業振 興センター主催の各種商談会や教育講座なども活用しています。 レーザマーキング装置 レーザマーキング装置 ◉今後の取組 業界のジャンルにかかわらず、電機・自動車・食品・製薬・その他各業界のニーズに対応し、省資源・省エ 【技術の概要】 ネに貢献できる製品づくりを目指します。 各種管理システム レーザマーキング装置 各種画像処理装置ほか 【技術の特長】 微細な信号の処理を含めた制御機器や検査装置、あるいは各機器からの情報処理を行い、ネットワー クでの集中管理システムなどが得意な分野です。大量生産する規格品とは違い、顧客それぞれのニーズ や設置環境等を総合的に見ながら一件ごとに最適提案を行い、一貫した体勢で設計・製作に携わること が当社の特長です。 協和商工株式会社 ・所在地 〒812‐0893 福岡県福岡市博多区那珂五丁目3番41号 ・創 業 1972年 ・資本金 1,000万円 ・代表者 代表取締役社長 北 明 -57- ・連絡先 TEL:092‐451‐1261 FAX:092‐451‐1262 ・e-mail info@ksk21.co.jp ・Webサイト http://www.ksk21.co.jp -58- 新 エ ネ・省 エ ネ ◉活用した組織及び支援内容 新エネ・省エネ I n t e r v i e w 小水力発電機の開発、日本への適用 ◉成功へのターニングポイント 株式会社中山鉄工所 九州大学、インドネシアの小水力協会をはじめ企業・大学との 連携強化を進めた事で、得意分野をそれぞれ担当し、研究開発 産学官連携の取り組みで小水力発電機、電気制御の設計・製作を行っております。 期間が短く、ビジネスは即立ち上がりました。九州大学やインドネ シアのバンドン工科大学との連携と、弊社も学生のインターン、 また弊社からのインターンを通じて人的ネットワークを強化した ことが成功に繋がったと思います。 ◉苦労した点 小水力発電は、小水力コアの会合でよく言われるミッシングリ ンクが起きている典型的な事例です。日本国内で小水力発電を簡 企画開発課 渡邊 美信 氏 単に行えそうですが、実際にメーカーと具体的な交渉をすると金 額と納期が合わなくなります。これは特に出力の少ない水力発電の技術が抜け落ちていることにあります。 調べてみると昔は水が豊かな各地域に小さい水車があり、農業や発電に使われていました。昭和の時代に 統廃合されて、日本に小さなメーカーが無くなっていたのです。その抜け落ちを埋めるのがインドネシアの 水車メーカーでした。九州大学でリサーチをした結果、この地にヨーロッパの技術者が30年をかけて技術 移転し、そこで成熟していたのです。インドネシアでも日本同様、産学官連携を行い、基礎技術から実際の システムの構成(分電盤表示より) 稼働までを数多く行っています。 このインドネシアとのパイプ作り、お互いのコンセンサスを得るのに時間と打合せを要しました。今で は白糸の滝の設置事例も出来、次のステップへ進んでいます。 【技術の概要】 ≪白糸の滝≫ 小水力発電は日本の産業発展の動力源として古くから利用されて、大型の水力発電は大手電力会社 が主体となり、ダム建設と共に要所に設置されました。しかし、火力発電・原子力発電が主流となった近代 では、主要発電手段ではなくなり、小型の水力発電所は設置されなくなりました。それに伴い、日本に根 付いていた水力発電の製作技術は大型に限定されていき、採算の取りにくい小型水力発電機は国内生 産がほぼ無くなりました。この事に気付いた大学が企業と協力し、まだまだポテンシャルのある小さな水 力発電所を設置していこうとする取り組みに参画しています。建設費用を抑えるため、ダムを必要としな い発電設備である半面、天候よって水量の変動が大きくなります。この点を考慮し発電機の回転速度が 変わっても安定的に発電し続ける制御システムを採用しています。 http://www.pref.fukuoka.lg.jp/press-release/waterpower-itoshima.html http://webtv.pref.fukuoka.lg.jp/ja/movies/detail/2500 ◉活用した組織及び支援内容 九州大学大学院環境社会部門、静岡大学農学部と共に小水力エネルギープロジェクト研究コアにお いて産学官連携で取り組んでおります。 ◉今後の取組 【技術の特長】 日本国内では200kW未満の小水力発電所 の設置・計画をしたいと考えています。 発電所の製作にあたっては機械、電気設計を行い、水車はインドネシアのメーカーが製作し、回転機械 の設計・製作ノウハウを活かし、コンパクトで使い勝手の良い発電設備を創ります。電気変換では、最新 のインバータ制御で電力会社に系統連系し、FIT(固定価格買取制度)の価格も考慮して200kW未満 の出力帯をターゲットとします。水利、地元との合意形成は九州大学発ベンチャー企業であるRIVIに、電 気制御は(株)安川電機、サンワテクノス(株)の協力を得て、地場の土木業者、電気工事業者にプロジェ クト参画頂き、小水力発電所を計画・設置していきます。九州大学で立ち上がった「小水力エネルギープ ロジェクト研究コア」で各分野の専門チームが参画メンバーとなり、それぞれの案件を進めて行きます。 産学官連携がうまくいっている事例だと思います。 海外ではまずインドネシアに日本の先端技術 を移転し、変動の激しい水量でも発電を続ける 技術をインストールしたいと、また、総エネル ギーとして各種発電、省エネ、蓄電技術に応用 していきたいと考えています。 株式会社中山鉄工所 ・所在地 〒843‐0001 佐賀県武雄市朝日町甘久2246‐1 ・創 業 1908年 ・資本金 8, 650万円 ・代表者 代表取締役社長 中山 弘志 ・連絡先 TEL: 0954‐22‐4171 FAX:0954‐23‐0691 ・e-mail hansoku@nakayamairon.co.jp ・Webサイト http://www.nakayamairon.co.jp/ -59- -60- 新 エ ネ・省 エ ネ 白糸の滝に設置された小水力発電機 新エネ・省エネ I n t e r v i e w 木質バイオマス発電用チップの販売 ◉成功へのターニングポイント 及び苦労した点 株式会社南栄 製紙業界では、昨今は原料から製品までのトレーサビリティ 製紙用チップの主要納入先の日本製紙株式会社八代工場の木質バイオマス発 電にチップを供給開始しました。 を明確にすることに尽力しています。 2012年にFIT制度(固定価格買取制度)が施行された後、 木質燃料である未利用木材のトレーサビリティ管理の事例が 少ない中で、取組みを開始しましたので運用の仕組みを構築 するのに苦労しました。現在は供給先の日本製紙八代工場と の連携で順調に供給しています。 管理部 課長 ◉活用した組織及び支援内容 間伐や路網整備、伐採から搬出・利用の一貫した取組によ 野田 信一 氏 る間伐材のフル活用、地域木材・木質バイオマスの利用を地 域で一体的に進める「緑の産業再生プロジェクト」を活用し、 チッパー、ローダーへの投資の一部としました。 ◉今後の取組 バイオマスチップ 切削工程 していくことです。チップ製造には歴史とノウハウがありますので、熊本県、宮崎県、鹿児島県に持って いるチップ工場の供給可能地域に、要請と条件が見合えば、新規の木質バイオマス発電への供給を拡 大していく考えです。一方、自社が順調でも林業は業界として長期的には農業と同じ就労人口減少によ 【技術の概要】 る労働力不足、高齢化の大きな問題を抱えています。この問題の解決を国と一体となって取り組むべき 木質バイオマス発電用のチップの製造販売、製紙用チップが主力商品ですが、これをベースにトレー サビリティー体制を整備して木質バイオマス用チップを安定的に供給しています。 大きな課題と考えています。 【技術の特長】 製紙用チップが主力商品ですが、日本製紙社有林や国有林などの山林伐採や素材販売、木質系廃棄 物処理業も行っているために、破砕設備で処理した破砕材を畜産用敷き藁の代用品、ボード原料、燃料 用と一貫かつ幅広く対応できる技術を持っています。 株式会社南栄 ・所在地 〒866-0896 熊本県八代市日置町677-1 ・創 業 1952年 ・資本金 3,000万円 ・代表者 代表取締役社長 池田 雅幸 ・連絡先 TEL:0965-34-5185 FAX:0965-32-6970 ・Webサイト http://nanei.jp/index.html -61- -62- 新 エ ネ・省 エ ネ まずは日本製紙八代工場の木質バイオマス発電の安定操業に貢献するために、安定してチップ供給 I n t e r v i e w ◉成功へのターニングポイント 人吉アサノ電機株式会社 当社はO社リレーデバイスのマグネットリレーの受託生産を専業 としていて、自社製品はありませんでした。マグネットリレーの生産 は海外生産が主流になってきており、先細りが想定されました。今 電力のデマンド監視制御のニーズと小電力無線成長のニーズをとらえ、 自動制御システムのエレワイズ(自社商品名)開発に成功し、販売中。 キュービクル 省 エ ネ・新 エ ネ 新エネ・省エネ 無線方式 ピーク電 力自動 制 御システ ム 後自社が生き延びるためには自社製品を持つことが必須でした。 一方、10年くらい前からコスト削減のための省エネは監視装置を 使う立場で、上手くいかずに困っていました。その時の電気料金の デマンド監視と人手のON/OFFではうまくいかず、自動制御が絶 デマンド監視装置 対必要でした。そして、安価でなければならない、と考えていました。 有線 データ 制御信号 警報送受信子機 警報・注意 制御対象設備 (空調機等) 有線 工事 インターネット 手動負荷制御 ・データ分析 制御信号 自動負荷制御 化した製品と確信を得ていきました。いずれ自分がこの会社を背 負って立たねばならないという強い意識もあり、本製品開発は自分 ひとりでありましたが、必死に実験し、いろんな場に手を上げて出 て行き、行政支援ともうまくマッチして前進していきました。 あらかじめ決めた順番で機器 の電源を手動で切る。 ・人的ミスによるデマンド超過 ・停止させてしまうため室温急上昇 ・上記要因での意識低下 (日報・月報・年報等) 浦川 敬 氏 され、使いたがらない風潮がありました。これを払拭するために、使 有線 工事 設備毎の電力使用量 親機 デマンド子機 制御子機 タッチパネル採用で各種設定、リ アルタイム表示手動操作、デー タ確認ができます。 (USB内蔵) 各子機へ制御信号送信、入力情 報受信を行います。 デマンド監視装置と 接 続し警 報 連 携を 行います。 室外機と接続し親機からの指令 で制御実行します。 また室外機の稼働情報を常時 親機へ送信します。 【技術の概要】 ◉苦労した点 新製品の着想があり、製品化の目途がつきましたが販売に関しては全くの素人でした。知財関連も素 人でしたが、一般社団法人熊本県工業連合会の知財総合支援窓口の支援を得て、商標登録(エレワイズ のロゴも全て自社で作成)、特許出願まで漕ぎつけました。 ◉活用した組織及び支援内容 「平成24年度ものづくり補助金」の採択を受けて熊本県中小企業団体中央会の支援、 「熊本県リー この商品は、電力の使い過ぎを監視するデマンド監視装置からの警報信号を受けて、空調機(エアコ ン)の室外機を無線で自動制御する装置です。 ディング育成企業」への認定により、公益財団法人くまもと産業支援財団、熊本県、熊本市の支援を次々 と受けられるようになりました。くまもとベンチャーマーケット二火会(熊本県起業化支援センター)での 発表をきっかけにT社が興味を持ち販売店となり、一方、O系列のE社と全国展開の販売ルート、また一 般社団法人九州電気保安協会と連携もでき販売ルートができました。 【技術の特長】 無線方式のため、設置工事費が低コスト (他メーカーは有線のため設置工事が大掛かり)、既存のデマンド 監視装置に付加できます。そのため投資回収が半年から2年程度がほとんどと短い期間です。平成26年5月 販売開始時は無線方式は当社のみでした。操作しやすい画面(直感的に操作できる)の商品にしております。 ◉今後の取組 現在のエレワイズは売切方式の販売。次期 商品は保守メンテナンスまで取込み、当社が 1. 監視装置の警報を受信し自動でエアコン室外機を制御します。警報が解除されると自動的に元の運 転状態に戻ります。 ネット経由でモニタリングを行い、保守計画ま で一貫サービスを行うことを考えています。 2. 停止時間は5分単位で任意に設定可能で、室外機のみ制御し室内の送風は継続するため、急激な室 温の変化を防止できます。 3. 親機1台で40台の制御子機の接続が可能です。 人吉アサノ電機株式会社 ・所在地 〒868‐0022 熊本県人吉市願成寺町1130 ・創 業 2002年 ・資本金 4, 000万円 ・代表者 代表取締役社長 浅野 強 ・連絡先 TEL:0966‐24‐1712 FAX:0966‐24‐0874 ・e-mail yoshiro_ito@hitoyoshi-asano-e.co.jp ・Webサイト http://h-asano-e.jp/ -63- -64- 新 エ ネ・省 エ ネ ・データ収集 (日負荷・月負荷・年負荷グラフ等) 事業企画部取締役部長 普及しだす一方、当時は無線は不安定、他の機器への影響が懸念 いかなどを検証し、自社製品使用の無線モジュールは干渉を最小 有線 工事 Webサービス 時代」を確信しました。無線で製品化の構想をねりました。Wi-Fiが 用する無線モジュールを徹底的に調べてWi-Fiと干渉することがな 無線通信で初期工事費を大幅削減 制御信号 好きな時にどこでも見れるサービス その考えを支援するようにWi-Fiが普及し出し、これからは「無線の 新エネ・省エネ LEDやCCFLを使った省エネ照明を 自社ブランド展開 株式会社豊光社 I n t e r v i e w ◉成功へのターニングポイント 創業技術だけでは会社を維持できるか分からないという危機 感から積極的に新規事業にチャレンジしました。具体的にはライ 創 業 事 業であるプリント基 板 事 業で 培った 技 術を活 かして 、センサ 事 業では 「Picsor」 (ピクサー)の商標で(2006年~)、ライティング事業では「solana」 (ソラナ)の商標で(2010年~)自社製品の事業を展開中です。 ティング事業部において、当時ブームに成りかけていたLED市 場に対し、敢えてCCFL光源で新規参入をしたことで、その結果、 かえってCCFLの良さが目立ちたくさんの引き合いが来ました。 民生品へのチャレンジに手応を感じたのは自信につながりました。 ◉苦労した点 創業技術のプリント基板の技術を活かしつつ、別の事業の柱 を構築するまでがとても大変でした。元々自社にない技術でも 代表取締役社長 倉光 宏 氏 積極的に他社と技術提携をして取り込み、実際に採用して実績 を作るまでとても長い時間が掛かりました。 ◉活用した組織及び支援内容 近年では、平成26年度「経営者向け知財経営定着支援事業」や平成26年度補正ものづくり・商業・ 「SOLANA」蛍光管タイプ 「SOLANA」CCFL電球 施策を利用していきたいと思います。また銀行の経営者の会など異業種交流会にも積極的に参加して います。 【技術の概要】 プリント基板事業、ライティング事業、センサ事業を展開しています。 センサ事業では、微弱な直流電流を非接触で検出できる電流センサを、ライティング事業で、次世代エコ 照明であるCCFL照明やLED照明の開発・製品化を展開中です。 太陽電池や温度差発電など微小電力への応用が可能なDC-DCコンバーターや、充電ステーションや、 太陽電池、温度差発電などで使用可能なセンサ類などのシーズも保有しています。 ◉今後の取組 電気製品のものづくり企業として独立し、他社にない価値のある製品作りに邁進致します。下請けだ けの企業ではなく、自らの製品サービスで価値を持ち、他社と差別化できる強みを開拓していきます。分 野では電気関係全般の「もの作りコーディネーター」として売上50億円企業を目指します。 【技術の特長】 プリント基板技術を現在に至る基礎技術として、センサやライティング(照明)に関する応用技術に強 い企業です。 保有知財 「高速反応及び低消費電流非接触直流電流センサ」 (特許第5257811号) 「照明装置、電気電子機器、放熱体及び電気電子機器の製造方法」 (特許第5624703号) 吊り具、ホルダ部材、取付部材、照明機器及び広告の吊り下げ方法(特許第5837660号) 電力用半導体デバイスのボンディングワイヤ電流磁界電流磁界分布検出方式及び装置 (特願2015‐030900) 電力用半導体デバイスのボンディングワイヤ電流磁界電流磁界分布検査診断方法及び装置 (特願2015‐030901) 株式会社豊光社 ・所在地 〒803‐0845 福岡県北九州市小倉北区上到津2丁目7番30号 ・創 業 1969年 ・資本金 3,000万円 ・代表者 代表取締役社長 倉光 宏 -65- ・連絡先 TEL:093‐581‐4471 FAX:093‐581‐0380 ・e-mail hiroshi@hohkohsya.co.jp ・Webサイト http://hohkohsya.co.jp/ -66- 新 エ ネ・省 エ ネ サービス革新補助金を活用しています。北九州市が環境製品に対する支援が充実しているので、様々な
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