人はなんのために食べるのか 健康になることの意味

人はなんのために食べるのか
こんなことを考えて生きている人がどれだけいるかは分からないが、僕はとて
も重要な問いだと思う。
空腹を満たすために食べる、栄養を摂るために食べる。これらは一般に常識だ
と思われている。昼食を食べないだけで「体調悪いの?」と言われるぐらい、
多くの人にとって食べることは当たり前のことだ。しかし、なぜ空腹を満たさ
なければならないのか、なぜ栄養を摂らなければならないのかということまで
考えると、その根拠は危うい。彼らは漠然と健康のためとか体力をつけるため
に食べるのだと思っているが、現実には真逆のことが起こっていることに気付
いていない。
確かに何かを食べれば空腹は満たされ、多少の栄養は摂取できるかもしれない。
しかし、その食べ物がテキトーに選ばれたものならば、消化や解毒に体力や栄
養を奪われ、健康はむしろ害されることになる。多くの人が基本的に味と外見
と値段でしか食材を選ばないことを考えると、彼らは食べることによって何か
を得るよりも、何かを失っていると考えた方が妥当ではないだろうか。
僕も彼らと同様に、人は健康になるために、もっと言えば健康で充実した人生
を生きるために食べるのだと思う。けれども、彼らはその目的を達成するため
の手段をテキトーに選んでいる。健康になるために食べるのならば、健康にな
る食べ物を、健康になる量だけ、健康になる仕方で食べなければならない。そ
して何より、目的である「健康」が何を意味するのかを知らなければならない。
しかし、彼らはこのすべてをすっ飛ばして、普段食べているものを習慣とイメ
ージだけで選んで食べている。その盲目的な、かつテキトーな食生活が彼らを
凡人に仕立て上げていることは言うまでもない。
健康になることの意味
僕はここ数カ月ほど自分の身体を使って人体実験を行っている。体に悪いとさ
れているものはなるべく避け、逆に良いとされているものは積極的に取り入れ
る。こういった人としてごく当たり前の健康的な食生活をする、というのが実
験の内容である。このなんとも実験と呼ぶに相応しくない実験を続けてきた結
果、僕の身体にはある変化が現れてきた。それは
やる気、行動力、モチベーション、勉強効率、創造性、判断力、感受性、感情
の安定度、心の余裕、睡眠の質など、身体的(精神と肉体の)パフォーマンス
が以前に比べて格段に向上した
ということである。
どうして今まで気付かなかったのか不思議で仕方ないのだが、食生活というの
はわれわれの身体にダイレクトに影響する。害のあるものを食べれば身体もそ
れに反応してパフォーマンスが落ちるし、無論その逆も然りである。にもかか
わらず、
(以前の僕を含む)多くの人は食に対して無頓着すぎやしないだろうか。
食の影響力を考えれば、インスタントラーメンやコンビニ弁当を食べながら仕
事や勉強をするというのは愚の骨頂である。オハイオ州大学の小中学生を調べ
た研究では
ファストフードを毎日あるいは過去7日間のうちに4~6回食べたというグル
ープは、過去7日間のうちにファストフードを食べていなかったグループに比
べて国語・算数・理科すべての教科のテスト成績の伸び率において劣っていた
という結果が出ているし、感情が不安定なときに甘い物を食べて気持ちが落ち
着いた経験は誰しもあるだろう。
これぐらい食べ物が身体(精神と肉体)に及ぼす影響は明らかなのにもかかわ
らず、健康は未だに美容やダイエット、病気予防や老化防止のためのものだと
思われている。それらを否定するつもりはないが、それはテレビの影響を受け
過ぎというか、現実を無視し過ぎではないだろうか。多くの人が無添加、天然、
北海道産、コラーゲン配合、植物性、ゼロカロリー、カロリーオフなどという
響きが良いだけの言葉に騙されるのは、その辺の偏った健康観が多分に影響し
ているように思われる。
そんな凡人をターゲットとした健康食品やサプリメントが大量に作られるよう
になった昨今だが
食の現実
は彼らの知らないところで、どんどん悪い方向へ進んでいる。正確には、悪い
もの(市販品のほとんど)はより悪い方へ、良いものはより良い方へ進んでい
る。
例えば僕が子供だった頃はチョコレートやサイダーなどの甘いものには砂糖し
か使われていなかったが、今は砂糖よりもブドウ糖果糖液糖や人工甘味料など
の「得体の知れないもの」がメインで使われるようになってきている。お菓子
というのはもともとそれほど体に良いものではないが、昔のお菓子は黒砂糖や
黄粉など栄養を多く含んだものが使われていた。それが時代が進むにつれて上
白糖に変わり、今では原材料すらよく分からないものが使われている。
野菜や穀物を育てるための肥料も、一昔前は有機肥料なら安全だったが、今は
有機肥料にも飼料に使われた化学物質がかなり残っているため、実際には半化
学肥料的なものとなっている。そういったものが長年蓄積されることで土が死
に、その固い土の上に無理やり肥料をまいて収量を確保しているのが現実であ
る。そんな土から作られた野菜や穀物に栄養などあるはずもないのだが、おめ
でたいことに、多くの人は野菜たっぷりであればなんでもヘルシーだと思って
いる。
セミナーでは具体的なデータをお見せしようと思っているが、ここで分かって
おくべきなのは、
もはや「普通の食生活」では高いレベル(以下ホンモノ)の健康になれない、
つまり近所のスーパーで買ったものを普通に食べているだけでは、やる気や創
造性や判断力が向上せず、自分の人生を変えていくことができない
ということである。その証拠に、多くの人は起床の瞬間から「よし、やるぞ!」
という気分になったことがほとんどないと思う。彼らはそれを普通だと思って
いるかもしれないが、それこそがまさに「普通の食生活」によって感覚が狂わ
されていることを意味している。
「普通の食生活」では起床は辛いのが普通である。しかし食生活を改善してホ
ンモノの健康を手に入れれば、毎日の起床は爽やかなものとなる。多くの人は
「普通の食生活」しかしたことがないためにそれを普通だと思っているが、そ
れは外国へ行ったことがない日本人が日本の常識を普通だと思っているのと同
じだ。試しに1週間、いや、3日だけでもホンモノの食生活をしてみるといい。
そうすれば嫌でも食の現実を、
「普通の食生活」の不健康さを知ることになるだ
ろう。
なんのための健康か
とはいえ、健康になることは生きる目的ではない。われわれにとって健康にな
ることは手段でしかなく、それによって身体的パフォーマンスを向上させ、自
分のやりたいことに最大限の力を注ぎこみ、自己実現を果たして幸せになるこ
とがわれわれの目的である。
どうせ勉強するなら効率がいいに越したことはないだろうし、どうせ寝るなら
ぐっすり眠れるに越したことはないだろう。われわれに与えられた時間が平等
であるならば、同じ時間をどれだけ濃く生きるかが人生の質を左右することに
なる。この
時間を濃くしてくれるもの
が本来の、ホンモノの健康なのではないかと僕は思う。
ホンモノの健康になることで身体的パフォーマンスが向上することは、先程言
った通りである。パフォーマンスが向上すれば、同じ時間で他人の何倍もの結
果を出すことができる。勉強や睡眠の質が上がれば勉強時間や睡眠時間も減ら
せるようになるだろうし、判断力や判断の質が上がれば結果が出るまでの時間
は早まり、結果の質も上がるだろう。そうして余った時間で楽しいことに取り
組めば健康はさらに促進され、好循環は死ぬまで止まらない。いいことづくめ
ではないか。
もしかしたら・・・
お金のことを心配しているかもしれないが、お金をかけなくても健康になれる
方法はいくつもある。ヨガ教室へ通ったりマクロビよろしく有機野菜を食べた
りするだけが健康への道ではない。セミナーではお金がかかる方法も話すが、
同時にお金がかからない方法も話す予定にしている。
ホンモノの健康を手に入れるためには必ずしもお金は必要ではないが、お金を
稼ぐためにはホンモノの健康が不可欠である。
このことを忘れないでほしい。もしホンモノの健康が富裕層だけのものである
ならば、それほど絶望的な世界もないだろう。だが富裕層を目指すのならば健
康であること、それも「普通の食生活」で手に入る医学的・栄養学的健康では
なく、巷のメディアでは決して語られないより高いレベルのホンモノの健康を
手に入れることが必須条件なのだ。
食の常識を覆す
いつの時代も「常識を疑え」と言われるが、それは食生活も例外ではない。今
われわれが常識だと思っている食生活には壊すべき常識がいくつもある。そう
いったことを含めて
どうすれば単なる健康ではなく、行動力が生まれ、創造性が増し、判断力が鋭
くなるホンモノの健康を手に入れることができるのか
の全体像をセミナーで明らかにできればと思っている。今回のセミナーで食に
対する正しい考え方を獲得し、充実した人生を生きるための糧としてもらえれ
ば幸いである。
それでは具体的な話に入っていこう(以下いつもの文体に戻します)。
セミナーの具体的な話
この商品を買うことで提供されるものは、セミナーで使用したパワーポイント
資料、セミナーの動画(パワーポイントを録画したもの)および音声、それと
ちょっとした特典です。特典のことはあとで話します。
内容は一言で言えば「ホンモノの健康になるためのセミナー」なのですが(笑)、
これではさすがにアレですので、もう少し具体的なことを書いておきます。
●健康の3つの側面(このうち2つは誰でも想像がつくと思いますが、本当
に大事なのは一般にはほとんど知られていない3つ目の側面です)
●健康の4つの段階(僕が考えるに、健康には大きく分けて4つの段階があ
ります。それらは明確に区別できるものではありませんが、目安として知っ
ておけばやる気や行動力が出ないときに役立てることができます)
●ホンモノの健康になるための適切なバランス(何をどのくらい、どのよう
に食べれば健康になれるのか。その適切なバランスを知ることが健康のすべ
てと言っても過言ではありません)
●2つのバランス(ホンモノの健康になるためには適切に、かつ、ある2つ
のバランスを同時に取る必要があるのですが、残念ながら多くの人はこのど
ちらのバランスも崩れています)
●なぜ健康食品を食べてもホンモノの健康にならないのか(健康食品は普通
の健康には貢献しますが、ホンモノの健康にはほぼ効果がありません。言わ
れてみれば当たり前のことなのに、みんなこれに気付かないんですよね、不
思議です)
●現代栄養学の限界(ホンモノの健康を手に入れる上でも栄養学を学んでお
くことは重要なことですが、その栄養学が今の「常識」を作ったことを忘れ
てはなりません)
●偏った食事とはどういう食事か(一般には、特定のものだけを食べ続ける
ことが偏った食事だと思われていますが、その常識は誤りです)
●食の現状について(僕がネットで集めてきた各種データを見て、食という
ものがどういう方向へ進んで行きつつあるのか、リアルに理解してもらいま
す)
●食事の仕方で最も気を付けるべきこと(普段から健康を意識している人で
も、これを実践している人はほとんどいないと思います。けれども、何より
も優先してこれをやらなければホンモノの健康にはなれないと思ってくださ
い。もちろん実践するのにお金はかかりません)
●カロリーという幻想(もうそろそろ、こういう古い言葉に縛られるのはや
めにしませんか?)
●なぜ現代人はいつも疲れているのか(自覚はないと思いますが、多くの人
は知らず知らずの間に自分で自分を疲弊させているのです)
●おすすめの5大食品(これらがあなたに合うかは分かりませんが、僕が考
えるベスト5の食品を紹介します。ここには当然、アレルギーの症状を緩和
してくれる食品や脂肪燃焼を促す食品、美肌効果やアンチエイジング効果の
ある食品も含まれていますので、参考にしてみてください。無論これらがホ
ンモノの健康に貢献することは言うまでもありません)
●避けるべき5大食品(上記とは逆に、僕ができるだけ避けるべきだと考え
ている食品5つも紹介しておきます。これを知っておくだけでも、いろんな
意味で節約になるはずだし、何よりホンモノの健康を維持するのに役立ちま
す)
●不健康のサイン(このサインがどこかに現れていたら、それが不健康であ
る証です)
●日常の幸福感を高める方法(ここ数年で効果が科学的に認められるように
なってきた、あるシンプルな方法を紹介します。当たり前ですが、これもホ
ンモノの健康を手に入れるためには必須です)
●精神と肉体が健康になることで得られるもの(これを知れば誰でもホンモ
ノの健康をバカにすることはできなくなるでしょう)
●霊性を高める方法(スピリチュアルに興味のある人は、まずはこれからや
ってみればいいと思います。健康、特にホンモノの健康とスピリチュアルは
切っても切り離せない関係にあるのです)
などの話をする予定にしています。
そんでもって特典は、
ホンモノの食材が買えるネットショップリスト
です。リストにあるすべてのショップで買い物したワケではないので、若干無
責任な面があることは否めないのですが、こういうショップを自力で見つける
のは結構大変だし、見つけられないこともあるだろうということで、特典にす
ることにしました。ホンモノの米、ホンモノの野菜、ホンモノの味噌などを食
べてみたい場合は、ぜひとも参考にしてみてください。
以上の内容で値段は2万円です。
興味があれば下のリンクからどうぞ。
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