目 次 □次第 1 □平成26年度事業報告 2 □平成26年度委員会活動報告書 11 □平成26年度ワークショップ活動報告書 37 □平成26年度収支決算報告書 55 □平成26年度監査報告書 56 □規約(案) 57 □役員等一覧(案) 63 □平成27年度事業計画(案) 65 □平成27年度行事年間計画(案) 69 □平成27年度収支予算書(案) 70 □ワークショップ要綱 71 □会員一覧 74 □入会申込書 76 地域ICT推進協議会 平成27年度 総会次第 (1)日時:平成27年5月8日(金) 15:00~20:00 (受付開始14:30~) (2)会場:ホテルモントレ神戸 楼明館 (3)プログラム: 時 間 行事名 15:00~ 16:30 内 1.開会あいさつ COPLI 総会 (会員のみ) 容 会長 (敬称略) 力宗 幸男 2.議題 (1)平成26年度事業報告 (2)平成26年度委員会活動報告 (3)平成26年度ワークショップ活動報告 (4)平成26年度収支決算報告 (5)平成26年度監査報告 (6)規約の改正 (7)役員の変更 (8)平成27年度事業計画 (9)平成27年度収支予算 3.その他報告事項 16:30~ 16:45 16:45~ 18:15 休 演題: 「アジアにおけるコンピュータグラフィックス の可能性」 COPLI セミナー (一般参加可) 講演者:東北大学電気通信研究所 教授 北村 喜文氏 18:15~ 18:30 18:30~ 20:00 憩(一般来場者受付) 休 交流会 憩 場所:Gフロア「随縁」 司会:式地 ひかり (アニメーション神戸・実践型ワークショップ声優育成コース第 17 期生) - 1 - 平成26年度 事業報告 (平成26年4月1日~平成27年3月31日) (敬称略) A.総会 平成26年5月9日(金)15:00~ ホテルモントレ神戸 楼明館 ○総会 参加者:72人 議題:(1)平成25年度事業報告 (2)平成25年度委員会活動報告 (3)平成25年度ワークショップ活動報告 (4)平成25年度収支決算報告 (5)平成25年度監査報告 (6)規約の改正 (7)役員の変更 (8)平成26年度事業計画 (9)平成26年度収支予算 ○COPLIセミナー 参加者:102人 演 題:「ICTと3Dプリンティングで医療は可視化から可触化へ」 講演者:杉本 真樹氏(神戸大学大学院医学研究科 消化器内科特命講師) ○交流会 参加者:114人 司 会:吉原 麻梨子(アニメーション神戸・実践型ワークショップ 声優育成コース15期生) B.幹事会 ○第1回幹事会 平成26年4月16日(水)18:30~ 神戸市役所1号館11階教育室 出席幹事:16人(うち議決一任:3人) 出席事務局員:2人 議題:(1)委員会・ワークショップの状況報告 (2)会計報告 (3)総会の開催について (4)その他 討議・報告事項 など ○第2回幹事会 平成26年5月20日(火)18:30~ 出席幹事:16人(うち議決一任:4人) 出席事務局員:2人 - 2 - 神戸市役所1号館11階教育室 議題:(1)シーグラフアジア2015について (2)総会報告 (3)委員会・ワークショップの状況報告 (4)会計報告 (5)その他 討議・報告事項 など ○第3回幹事会 平成26年7月16日(水)18:30~ 神戸市勤労会館 出席幹事:13人(うち議決一任:2人) 出席事務局員:2人 議題:(1)委員会・ワークショップの状況報告 (2)会計報告 (3)その他 討議・報告事項 など ○第4回幹事会 平成26年9月16日(火)18:30~ 神戸市勤労会館 出席幹事:18人(うち議決一任:4人) 出席事務局員:1人 議題:(1)委員会・ワークショップの状況報告 (2)会計報告 (3)その他 討議・報告事項 など 407会議室 307会議室 ○第5回幹事会 平成26年11月19日(水)18:30~ 神戸市役所1号館11階教育室 出席幹事:16人(うち議決一任:8人) 出席事務局員:2人 議題:(1)マイナンバー制度について (2)委員会・ワークショップの状況報告 (3)会計報告 (4)その他 討議・報告事項 など ○第6回幹事会 平成27年1月20日(火)18:30~ 神戸市役所1号館11階教育室 出席幹事:16人(うち議決一任:4人) 出席事務局員:2人 議題:(1)委員会・ワークショップの状況報告 (2)会計報告 (3)次年度事業計画・予算等について (4)その他 討議・報告事項 など - 3 - ○第7回幹事会 平成27年3月18日(水)18:30~ 神戸市役所1号館11階教育室 出席幹事:15人(うち議決一任:4人) 出席事務局員:2人 議題:(1)委員会・ワークショップの状況報告 (2)会計報告 (3)次年度事業計画・予算等について (4)その他 討議・報告事項 など C.COPLIセミナー等 主催事業 ○合同社員研修 日 時:平成26年4月24日(木)14:00~ 場 所:神戸市役所3号館2階3021会議室 内 容:講演「IT技術者として成長するために」 グループディスカッション、U-35 活動紹介 講 師:盛田 政敏氏(盛田コンサルティング代表) 参加者数:24名 ○U-35 キックオフ交流会 日 時:平成26年6月18日(水)19:30~ 場 所:塚田農場 内 容:COPLI、U-35 活動内容、委員会・ワークショップ、 神戸 IT フェスティバルの紹介 参加者数:25名 ○親子で楽しむ子どもスマホ体験教室 日 時:平成26年8月6日(水)13:00~16:00 場 所:BRANCH 神戸学園都市 内 容:・BRANCH 神戸学園都市のイベントの参加、撮影 ・スマートフォン、インターネットのルール、マナーの説明 ・ソーシャルサイト投稿方法の説明と参加者による実技 参加者:13組29名(子ども16名、大人13名) 共 催:垂水地区青少年育成協議会、垂水区役所 協 賛:BRANCH 神戸学園都市、まちづくりスポット神戸 協 力:(株)ドコモCS関西 神戸支店、流通科学大学情報フォーラム部 ○U-35 BBQパーティ 日 時:平成26年8月24日(日)13:30~ 場 所:須磨海岸 海の家バリビーチハウス - 4 - 内 容:バーベキューを楽しみながらの懇親会、ビーチバレー大会 参加者数:15名 ○COPLIセミナー 日 時:平成26年8月29日(金)18:30~ 場 所:神戸市勤労会館 405講習室 参加者数:29名 内 容:講演「現実的なスマートコミュニティ実現のためのビジネスモデル とまちづくり」 講 師:廣常 啓一氏(株式会社新産業文化創出研究所 代表取締役所長) 司 会:肥後 悠希(アニメーション神戸・実践型ワークショップ 声優育成コース第16期生) ○ICTビジネスマッチング 昨年度も参加社数の増加を狙い、国際フロンティア産業メッセ2014にあ わせて開催した。 日 時:平成26年9月5日(金)13:00~16:30 場 所:神戸国際展示場2号館2階2B会議室 内 容:マッチング 参加者数:38企業・団体 マッチング件数:70件 司 会:吉原 麻梨子(アニメーション神戸・実践型ワークショップ 声優育成コース15期生) ○COPLIセミナー 日 時:平成26年10月17日(金)18:00~ 場 所:神戸市勤労会館 405講習室 参加者数:35名 内 容:講演「オリンピックは神戸の ICT 企業が飛躍するチャンス ―今後の社会の変化を見据えた ICT の利活用施策―」 講 師:大橋 秀行氏(経済産業省大臣官房審議官(IT戦略担当)) 司 会:沖田 芽衣(アニメーション神戸・実践型ワークショップ 声優育成コース第16期生) ○U-35「ラジオDJに学ぶ! 実践で使えるコミュニケーション」 日 時:平成26年11月18日(火)19:00~ 場 所:神戸情報大学院大学 講 師:中野 耕史氏 内 容:「コミュニケーション力を高めよう」ワークショップ 参加者数:18名 - 5 - ○高齢者向けタブレット教室「こんなに便利!タブレット体験」 日 時:平成26年11月26日(水)14:30~16:30 場 所:神戸市勤労会館 403講習室 内 容:講演、紙芝居、タブレット体験(看護師とテレビ電話を使った健康 相談など) 参加者:9名 協 賛:こころ豊かな人づくり神戸 500 人委員会 社会福祉法人光朔会オリンピア 協 力:(株)ドコモCS関西 神戸支店、流通科学大学情報フォーラム部 ○COPLIセミナー ※神戸ITフェスティバル 2014 内で開催 日 時:平成26年11月29日(土)15:30~16:30 場 所:デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO) 参加者数:60名 内 容:「地域ITイベントが創る未来」講演、トークセッション 講 師:越野 亮氏(いしかわITフェスティバル実行委員長) 大久保 仁氏(エフサミ ふくしまITサミット代表) コーディネーター:舟橋 健雄氏・鈴木 敏郎氏 (神戸ITフェスティバル オーガナイザー) ○情報交流会 日 時:平成26年12月11日(木)18:30~ 場 所:BistroStyle 078(ビストロスタイル ゼロナナハチ) 参加者数:45名 内 容:新規会員8団体による自社紹介 ・株式会社ドーン ・株式会社パソナテック ・株式会社山電情報センター ・株式会社アクレット ・インターメッシュジャパン株式会社 ・株式会社ズームス ・株式会社 ADAM ・アクセンチュア株式会社 司 会:虫本 亜樹子(アニメーション神戸・実践型ワークショップ 声優育成コース第10期生) ○U-35 IoT アイデアソン 2015 日 時:平成27年2月7日(土)10:00~18:00 場 所:神戸情報大学院大学 内 容:①講義:IoT とその可能性 講師:横山 輝明氏(神戸情報大学院大学講師) - 6 - ②講義:iBeacon の基本と勘どころ 講師:上田 信幸氏(NPO 法人コミュニティリンク) ③アイデアソン:IoT を支える技術(iBeacon/Raspberry Pi)を活 用したアイデアを考える ④発表、交流会、表彰式 参加者数:18名 共 催:Open Data Lab(NPO 法人コミュニティリンク) ○石垣島との交流会 日 時:平成27年2月5日(木)17:45~ 場 所:和流酒菜「空」 参加者数:23名 内 容:沖縄県石垣市と神戸市をネットで接続して、防災・減災をテーマに 両市長を交え、交流を行った。 ○COPLIセミナー 日 時:平成27年3月12日(木)18:30~ 場 所:神戸市勤労会館405講習室 参加者数:29名 内 容:講演「ロボット研究が生んだ『真のウェアラブル』 -ロボット義足の可能性」 講 師:遠藤 謙氏(ソニーコンピュータサイエンス研究所研究員/ Xiborg 代表取締役) 司 会:吉原 麻梨子(アニメーション神戸・実践型ワークショップ 声優育成コース第 15 期生) ○地域貢献セミナー 日 時:平成27年3月17日(火)18:00~ 場 所:神戸市勤労会館405講習室 参加者数:20名 内 容:①BRANCH 神戸学園都市「まちづくりスポット神戸」の取組 講師:中埜 晃氏(大和リース株式会社 BRANCH 神戸学園都市 OFFICE 支配人) 向山 良子氏(まちづくりスポット神戸マネージャー) ②社会福祉法人光朔会オリンピアの取組 講師:山口 元氏(社会福祉法人光朔会オリンピア理事長・総施設長) 山口 宰氏(社会福祉法人光朔会オリンピア常務理事) 司 会:高田 愛美(アニメーション神戸・実践型ワークショップ 声優育成コース第 17 期生) - 7 - D.共催事業 ○神戸 IT フェスティバル 2014 日 程:平成26年11月18日(金)、29日(土) 場 所:デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO) 参加者数:1,700名 内 容:地域のICT企業・関係者によるブース出展、セミナー等 主 催:神戸 IT フェスティバル実行委員会 共 催:兵庫ニューメディア推進協議会、神戸商工会議所情報産業部会 後 援:兵庫県、神戸市、大学コンソーシアムひょうご神戸 E.後援事業 ○兵庫ニューメディア推進協議会 平成26年度総会・記念講演会 日 時:平成26年5月19日(月) 16:00~17:30 場 所:兵庫県公館大会議室 参加者数:100人 内 容:講演「オープンデータをどう活用するのか? ―国・自治体のデータから何が生まれるのか―」 主 催:兵庫ニューメディア推進協議会、兵庫県 ○日本 IT ストラテジスト協会オープンフォーラム 2014 ~ビジネスを活かす IT~ 日 時:平成26年9月20日(土)13:00~17:00 場 所:甲南大学 岡本キャンパス 参加者数:200人 内 容:基調講演1「日本の IT、何か変?」 基調講演2「IT とロボット技術を用いた人の行動支援」 分科会 主 催:日本 IT ストラテジスト協会関西支部 ○地域情報化支援セミナー 日 時:平成26年10月6日(月)13:30~16:45 場 所:兵庫県農業共済会館 参加者数:80人 内 容:・マイナンバー制度のしくみと対策 ・事例報告「大阪イノベーションハブ」の取り組み ・ローカルメディアが担う地域づくり 主 催:兵庫ニューメディア推進協議会、兵庫県行政書士会、 兵庫県電子自治体推進協議会 - 8 - ○第19回アニメーション神戸 開催期間:平成26年7月~12月 主な事業:アニメーション神戸 授賞式 日 時:平成26年12月7日(日)13:00~17:30 場 所:デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO) 参加者数:400人 主 催:アニメーション神戸実行委員会、神戸市、神戸デジタルコンテンツ振興会議 ○体験講座「大学院で学ぶ情報セキュリティ」 日 程:平成27年1月26日(月)~3月31日 場 所:兵庫県立大学 神戸情報科学キャンパス 参加者数:140人(インターネット聴講1,000人) 主 催:兵庫県立大学大学院応用情報科学研究科 ○ひょうごクリエイティブビジネスグランプリ 2015 日 時:平成27年2月27日(金)13:30~17:00 場 所:兵庫県公館 参加者数:200人 主 催:兵庫県 F.情報発信活動 ○メールニュース「COPLIニュース」の発行・配信(月1回・原則第4水 曜日) 平成27年3月31日までに、第83~94号を発行 「臨時号」は随時発行 発 行 人:地域ICT推進協議会 会長 力宗 幸男 編集作業:地域ICT推進協議会 事務局 G.その他 ○第1回近畿地方情報通信関係団体連携促進会議 日 時:平成26年10月29日(水)14:30~17:30 場 所:株式会社パソナ大阪本社 内 容:近畿地方の情報通信関係団体の連携促進について 参加団体:滋賀県地域情報化推進会議、IT コンソーシアム京都、(一財)関西 情報センター(KIIS)、(一社)ヒューリット MF(HRITMF)、兵庫ニュ ーメディア推進協議会、奈良県総務部情報システム課、和歌山県情 報化推進協議会(WIDA)、地域 ICT 推進協議会(COPLI) 主 催:近畿情報通信協議会 - 9 - ○第2回近畿地方情報通信関係団体連携促進会議 日 時:平成27年2月26日(木)14:00~16:30 場 所:梅田スカイビル 内 容:近畿圏の ICT 振興における連携促進方法として適した手法について ○第3回近畿地方情報通信関係団体連携促進会議 日 時:平成27年3月30日(月)14:00~16:30 場 所:梅田スカイビル 内 容:まち・ひと・しごとを元気にする ICT 利活用についての 基調講演、報告会、パネルディスカッション - 10 - 平成26年度 委員会活動報告書 (平成26年4月1日~平成27年3月31日) 1.交流・視察委員会 12 2.ICT企業支援委員会 19 3.地域貢献委員会 22 4.P-MODAN神戸 26 5.U-35 30 - 11 - 平成26年度 交流・視察委員会 活動報告 地域ICT推進協議会 交流・視察委員会 委員長 舟橋 健雄 1. 活動期間 平成26年4月~平成27年3月 2. 活動概要 外部の講師による講演や会員によるプレゼンテーションの場の提供、 会員間の人的ネットワークの強化等を図るため、セミナーや交流会を開 催した。また技術動向の情報を収集し、調査研究に資するため、ICT 先進地の視察を実施した。 3. 委員会メンバー(氏名50音順、敬称略) 秋定 敦 神戸市 新井 イスマイル 明石工業高等専門学校電気情報工学科 市成 修 株式会社ムーブ 久保 元 アイクラフト株式会社 砂田 祥平 アイクラフト株式会社 谷口 尚生 株式会社神戸コミュニティ・エクスチェンジ 永吉 一郎 株式会社神戸デジタル・ラボ 橋本 真爾 橋本総合法律事務所 浜崎 修二 有限会社パウゼ ○ 舟橋 健雄 株式会社神戸デジタル・ラボ 力宗 幸男 兵庫県立大学大学院応用情報科学研究科 吉田 博哉 神戸情報大学院大学 渡邊 智明 神戸市 (備考:○委員長) 4. 委員会開催 回 日 時 第1回 平成26年 4月14日 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 平成26年 5月12日 平成26年 6月16日 平成26年 7月14日 平成26年 8月18日 平成26年 9月 8日 平成26年10月14日 - 12 - 場 所 神戸市役所1号館11階 教育室 神戸市役所1号館11階 神戸市役所1号館11階 神戸市役所1号館11階 神戸市役所1号館11階 神戸市役所1号館11階 神戸市役所1号館11階 教育室 教育室 教育室 教育室 教育室 教育室 回 第8回 第9回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 日 時 平成26年11月10日 平成26年12月 8日 平成27年 1月19日 平成26年 2月 9日 平成26年 3月 9日 場 所 神戸市役所1号館11階 神戸市役所1号館11階 神戸市役所1号館11階 神戸市役所1号館11階 神戸市役所1号館11階 教育室 教育室 教育室 教育室 教育室 5. COPLIセミナー開催 <第1回> 日 時:平成26年8月29日(金)18:30~ 場 所:神戸市勤労会館405講習室 参加者数:29名 演 題:「現実的なスマートコミュニティ実現のためのビジネスモデルと まちづくり」 講 師:廣常 啓一氏 (株式会社新産業文化創出研究所 代表取締役所長) 司 会:肥後 悠希(アニメーション神戸・実践型ワークショップ 声優育成コース第16期生) <第2回> 日 時:平成26年10月17日(金)18:00~ 場 所:神戸市勤労会館405講習室 参加者数:35名 演 題:「オリンピックは神戸の ICT 企業が飛躍するチャンス ―今後の社会の変化を見据えた ICT の利活用施策―」 講 師:大橋 秀行氏(経済産業省大臣官房審議官(IT戦略担当)) 司 会:沖田 芽衣(アニメーション神戸・実践型ワークショップ 声優育成コース第16期生) <第3回> ※神戸ITフェスティバル 2014 内で開催 日 時:平成26年11月29日(土)15:30~ 場 所:デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)1F 参加者数:60名 内 容:「地域ITイベントが創る未来」講演、トークセッション 講 師:越野 亮氏(いしかわITフェスティバル実行委員長) 大久保 仁氏(エフサミ ふくしまITサミット代表) コーディネーター:舟橋 健雄氏・鈴木 敏郎氏 (神戸ITフェスティバル オーガナイザー) - 13 - <第4回> 日 時:平成27年3月12日(木)18:30~ 場 所:神戸市勤労会館405講習室 参加者数:29名 内 容:講演「ロボット研究が生んだ『真のウェアラブル』 -ロボット義足の可能性」 講 師:遠藤 謙氏(ソニーコンピュータサイエンス研究所研究員/ Xiborg 代表取締役) 司 会:吉原 麻梨子(アニメーション神戸・実践型ワークショップ 声優育成コース第 15 期生) <第5回:地域貢献セミナー> 日 時:平成27年3月17日(火)18:00~ 場 所:神戸市勤労会館405講習室 参加者数:20名 内 容:①BRANCH 神戸学園都市「まちづくりスポット神戸」の取組 講師:中埜 晃氏(大和リース株式会社 BRANCH 神戸学園都市 OFFICE 支配人) 向山 良子氏(まちづくりスポット神戸マネージャー) ②社会福祉法人光朔会オリンピアの取組 講師:山口 元氏(社会福祉法人光朔会オリンピア理事長・ 総施設長) 山口 宰氏(社会福祉法人光朔会オリンピア常務理事) 司 会:高田 愛美(アニメーション神戸・実践型ワークショップ 声優育成コース第 17 期生) 6. 情報交流会開催 日 時:平成26年12月11日(木)18:30~ 場 所:BistroStyle 078(ビストロスタイル ゼロナナハチ) 参加者数:45名 内 容:新規会員8団体による自社紹介 ・株式会社ドーン ・株式会社パソナテック ・株式会社山電情報センター ・株式会社アクレット ・インターメッシュジャパン株式会社 ・株式会社ズームス ・株式会社ADAM ・株式会社MEDIAS 司 会:虫本 亜樹子(アニメーション神戸・実践型ワークショップ 声優育成コース第10期生) - 14 - 平成26年度 交流・視察委員会 ~海外事例視察(台湾・新北市)報告~ 地域ICT推進協議会 交流・視察委員会 委員長 舟橋 健雄 1. 視察日程 平成27年3月5日(木)~7日(土)3日間 (日程の詳細と訪問地は以下の通り) 3月5日(木) 9:10 関西国際空港発 11:25 桃園国際空港着 14:00 TEDxTaipei 訪問 15:00 MakerBar Taipei 訪問 3月6日(金) 10:00 故宮博物館 訪問 14:00 新北市政府資訊中心 訪問 3月7日(土) 12:35 桃園国際空港発 15:30 関西国際空港着、解散 2. 視察メンバー(氏名50音順、敬称略、○:団長) 鹿野 靖雄 神戸市 砂田 祥平 アイクラフト株式会社 谷口 尚生 株式会社神戸コミュニティ・エクスチェンジ 平西 真之 株式会社ステップワン ○ 舟橋 健雄 株式会社神戸デジタル・ラボ 力宗 幸男 兵庫県立大学大学院応用情報科学研究科 3. 訪問先の概要 ・Code for Tomorrow(TEDxTaipei オフィスにて) :オープンデータの利活用を市民レベルで行ってゆくため、2012 年 6 月から スタートし、2014 年 12 月で発展的に解消した市民団体。 技術優先ではなく、社会的なニーズを先に読み取り実行に移すことを意識 し、3 年間で 230 回もイベントを開催し、市民の意見を取り入れていった。 台湾におけるオープンデータの状況を概説いただいた。 台湾においていち早くオープンデータに取り組んだのは台北市だが、成功 したとは言い難い。その後、新北市が元々内部用に作っていたプラットフ ォームをオープンデータで公開し、注目を浴びている。 ・MakerBar Taipei :3D プリンター、レーザーカッター等を備えるコワーキングスペース。製造 業のオフィスが同じフロア内に存在し、交互に交流。政府所有の取り壊し - 15 - 予定のビルだったが、建て替え前にベンチャー等に安く貸し出している。 Makers ムーブメントの一拠点として定着し、多くの起業家・個人事業主が 集まる場所となっている。 ・新北市政府 :2010 年 12 月に直轄市として誕生して以来、IT 化に力を入れており、オー プンデータプラットフォームも 2013 年から公開している。2014 年には世界 中の都市の中で”Top 7 Smart City”を受賞。 公開データ 2012 年に 39 項目であったが 2014 年には 232 にもなっている。 データ数は 2012 年で 10 万件、2014 年には 645 万件となっている。 ファイルのダウンロード数は 8 万回、データへのアクセスは 1338 万回にも なっている。 オープンデータを利用した例として、 「スマート里長」を紹介。災害情報や 地域の工事情報、Wi-Fi の情報まで地域の事を素早く調べる事ができる。 また、医療情報のアプリでは周辺の医療機関を調べるだけでなく、予約等 も行う事ができる。新北市の医療に関する情報もそこに掲載する事によっ て一般市民がイベント等を調べる事ができる。 4. まとめ 活気溢れる IT・モノづくりの台湾を実感できる視察だった。 台湾市内での視察(Code for Tomorrow、MakerBar Taipei)では、市民側か らのオープンデータの取り組みや Makers ムーブメントを実感でき、日本におい ても同様の試みが始まりつつある現状のヒントになったように思う。 新北市政府への視察では、想像以上の歓待を受け、新北市が取り組んできた オープンデータプラットフォームの試みについて詳しく伺うことができ、オー プンデータ都市を標榜する神戸市としても参考になるところが多くあったと思 う。ただ、新北市の場合は行政主導の動きであり、市民からの声があがったも の(だけ)をフォローしていくという形であり、潜在的なニーズや大きなグラ ンドデザインを感じて動くということは出来ていないようにも思えた。これは、 民間と行政が一体となって動いていくことによってしか実現できないことでは ないだろうか? 今回の視察を通して、オープンデータを公民連携で進めてゆくためのヒント を多く感じることが出来たように思う。今後の神戸に生かしてゆきたいと思う。 - 16 - 平成26年度 交流・視察委員会 ~国内事例視察(福井県鯖江市)報告~ 地域ICT推進協議会 交流・視察委員会 委員長 舟橋 健雄 1. 視察日程 平成26年7月4日(金)~5日(土)2日間 (日程の詳細と訪問地は以下の通り) 7月4日 9:21 JR三ノ宮駅発(新快速) 10:12 JR大阪駅発(サンダーバード13号) 11:59 JR鯖江駅着、貸切マイクロバスにて移動 13:20 鯖江市役所訪問(IT会議室) 15:00 めがね会館訪問 16:00 株式会社 jig.jp <http://jig.jp/> 訪問 18:00 ホテル着(鯖江第一ホテル) 18:30 懇親会(わらび) 7月5日 9:00 ホテル出発、貸切マイクロバスにて移動 10:00 福井県立恐竜博物館訪問 13:10 永平寺 15:43 JR福井駅発(サンダーバード30号) 18:07 JR三ノ宮駅着、解散 2. 視察メンバー(氏名50音順、敬称略、○:団長) 秋定 敦 神戸市 新井 イスマイル 明石工業高等専門学校 新井 誠司 西日本電信電話株式会社兵庫支店 市成 修 株式会社ムーブ 内田 夕貴 株式会社アイクラフト 榎本 明広 西日本電信電話株式会社兵庫支店 岡下 篤司 株式会社ディーシーアドミンズ 奥田 隆則 神戸市 衣川 俊明 神戸市 瀬合 達也 神戸市 谷口 尚生 株式会社神戸コミュニティ・エクスチェンジ 永吉 一郎 株式会社神戸デジタル・ラボ 橋本 暁彦 神戸市 - 17 - 浜崎 ○ 舟橋 保田 山下 吉田 力宗 修二 健雄 充彦 和良 博哉 幸男 有限会社パウゼ 株式会社神戸デジタル・ラボ 株式会社ズームス 西日本電信電話株式会社兵庫支店 神戸情報大学院大学 兵庫県立大学大学院応用情報科学研究科 3. 訪問先の概要 ・鯖江市役所 :日本一の眼鏡の生産地として知られる人口 6 万 9000 人の都市。市が今、 “IT の街”として注目されている。2004 年に同市長に当選した牧野百男氏が、 「データシティ鯖江」を掲げ、駅や公民館に公衆無線 LAN を整備。行政デー タを公開する「オープンデータ」に日本の自治体として初めて取り組み、国 際的な Web 標準化団体「W3C」(World Wide Web Consortium)に、自治体と して初めて加盟。 牧野市長と CIO の牧田泰一氏に同席いただき、オープンデータで鯖江から日 本を盛り上げていこうとされている思いを披露いただいた。 ・株式会社 jig.jp :「データシティ鯖江」を民間の立場から支える中心企業。東京と鯖江に拠点 を持ち、鯖江のオープンデータを活用したアプリを数多く生み出している。 代表取締役の福野泰介氏は、オープンデータ化を進めるために Excel だけ で5つ星オープンデータが公開できる「オープンデータプラットフォーム」 を提供しており、鯖江だけでなく日本各地の自治体のオープンデータ化の 取り組みを支援している。 4. まとめ 「オープンデータ先進都市」とも形容される鯖江市に実際に訪問させていた だき、行政と民間のキーマンと情報交換できた貴重な機会となった。 行政側のキーマンは、間違いなく鯖江市長の牧野百男氏であり、トップの強 いリーダーシップによって現在の鯖江市の姿があると実感した。それを実務面 で CIO の牧田泰一氏や広報課等の関係部署で支えていた。 民間側のキーマンは、株式会社 jig.jp の福野泰介氏であり、彼が W3C への加 盟を促したり、Amazon や SAP といったグローバル企業との架け橋となりつつ、 オープンデータ化を推進していた。また、福野氏自身がアプリ開発者でもある ことから、オープンデータを活用できるアプリの数々を「一日一創」の信念で 生み出し続けていることも大きな原動力となっているように感じた。 神戸市においても、鯖江市の事例を参考に、公民連携を推進してゆければ、 より良い未来の姿を目指すことができるのではないかと思う。COPLI がその推進 主体として機能してゆければと思う。 - 18 - 平成26年度 ICT企業支援委員会 活動報告 地域ICT推進協議会 ICT企業支援委員会 委員長 山本 裕計 1. 活動期間 平成26年4月~平成27年3月 2. 活動概要 地元ICT関連企業に対し、取引拡大と人材育成における支援を行う役 割を担う委員会である。 取引拡大においては、神戸市等と連携してのビジネスマッチングを実施 して協業関係の構築促進を行ったり、神戸市発注ICT関連案件の地元企 業への周知を行う。 人材育成においては、地域の学生と地域で活躍するICT企業の採用マ ッチングイベントやインターンシップ、合同新人研修を実施する。 3. 委員会メンバー(氏名50音順、敬称略) 青木 勉 インターメッシュジャパン株式会社 秋定 敦 神戸市 芋野 良明 キー・ポイント株式会社 上田 博司 コベルコシステム株式会社 大田 航平 株式会社パソナテック 衣川 俊明 神戸市 佐伯 里香 株式会社ユーシステム 菅原 和久 兵庫県 多名部 重則 神戸市 ○ 谷口 尚生 株式会社神戸コミュニティ・エクスチェンジ 土肥 豊和 株式会社ワイドソフトデザイン 西嵜 康彦 神戸市産業振興財団 本丸 勝也 リベラ株式会社 ◎ 山本 裕計 アイクラフト株式会社 (備考:◎委員長、○副委員長) 4. 活動状況 (1)委員会開催 回 日 時 第1回 平成26年 4月 7日 第2回 平成26年 5月13日 - 19 - 場 所 神戸市役所1号館11階 神戸市役所1号館11階 教育室 教育室 回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 10 回 日 時 平成26年 6月 9日 平成26年 7月 8日 平成26年 8月26日 平成26年10月 2日 平成26年12月11日 平成27年 1月 8日 平成27年 2月 5日 平成27年 3月12日 場 所 神戸市役所1号館11階 教育室 神戸市勤労会館305会議室 神戸市勤労会館305会議室 神戸市勤労会館306会議室 神戸市役所1号館11階 教育室 神戸市役所1号館11階 教育室 神戸市役所1号館11階 教育室 神戸市役所1号館11階 教育室 (2)実施活動 1.合同社員研修 人材育成を進めるために入社後の若手社員の研修を実施した。 日 時:平成26年4月24日(木)14:00~ 場 所:神戸市役所3号館2階3021会議室 内 容:講演「IT技術者として成長するために」 グループディスカッション U-35 活動紹介 講 師:盛田 政敏氏 (盛田コンサルティング代表) 参加者数:24名 2.インターンシップ2014 期 間:平成26年8月~9月 受入可能企業:8社、応募学生数:4校11名 ⇒参加学生数:4校11名、受入企業数:7社 3.ICTビジネスマッチング 昨年度に引き続き、参加社数の増加を狙い、国際フロンティア産業 メッセ2014にあわせて開催した。 日 時:平成26年9月5日(金) 13:00~16:30 場 所:神戸国際展示場2号館 2階2B会議室 内 容:マッチング 参加者数:38企業・団体 マッチング件数:70件 - 20 - 4.兵庫県・神戸市の情報システム関連業務の地元企業参入拡大の情報発信 兵庫県・神戸市役所の発注するシステム案件をCOPLI会員(地元 企業)に発信。本年度、40件をCOPLI会員にメール発信。 5.スパコン(HPC)関連ビジネス研究会 ポートアイランドに建設されたスーパーコンピュータ(HPC)に関 連し、地元ICT企業のビジネスチャンスにつなげるための研究を行っ た。 5. まとめ ビジネスマッチングや人材育成を中心として、この数年活動を継続し ていますが、本年もいくつかの新しい取り組みを付け加えることができ ました。 ビジネスマッチングは、昨年に引き続き、国際フロンティア産業メッ セの中で実施しました。非会員や遠方の会社とのマッチングが実現した という評価を得ましたが、ユーザー企業とのマッチングが振るわないと いう課題も残りました。 神戸市役所が発注するICT関連案件を地元企業へ伝達する取り組み は年々拡大し、本年は40件を数えました。 学生の就職活動スケジュールが変更になり、本年度内の就職フェアは 開催されませんでしたが、翌5月の実施に向け企画を進めています。 今後も経済環境の変化に応じて、COPLI会員の利益に役立つよう に取り組んでまいります。 - 21 - 平成26年度 地域貢献委員会 活動報告 地域ICT推進協議会 地域貢献委員会 委員長 多井 剛 1. 活動期間 平成26年4月~平成27年3月 2. 活動概要 地域ICT推進協議会が定める平成26年度事業計画のうち、地域貢献 委員会活動『地域で実施されている様々な社会貢献活動に協議会として協 力するとともに、ICTの利活用による会員の地域貢献活動を推進する。』 に基づき、具体的な活動を企画し、実施した。 また、優れた地域貢献活動を行っている企業の発掘を行うことを基本方 針とした。 3. 委員会メンバー(氏名50音順、敬称略) 秋定 敦 神戸市 植木 敏彦 コベルコシステム株式会社 大田 航平 株式会社パソナテック ○ 多井 剛 流通科学大学 田中 茂昭 株式会社ドコモCS関西 神戸支店 辻村 謙一 専門学校神戸カレッジ・オブ・ファッション 仲本 信哉 株式会社ドーン 中山 敏暢 株式会社神戸新聞社 浜崎 修二 有限会社パウゼ 發知 良之 株式会社アルファミクス 渡邊 智明 神戸市 (備考:○委員長) 4. 活動状況 (1)委員会開催 回 日 第1回 平成26年 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 時 4月17日 場 所 神戸市役所1号館11階教育室 平成26年 6月 5日 平成26年 7月22日 平成26年 8月25日 平成26年10月 7日 平成26年11月 4日 平成26年12月16日 平成27年 2月10日 NTT ドコモ関西支社神戸支店 神戸市役所1号館11階教育室 神戸市役所1号館11階教育室 神戸市役所1号館11階教育室 神戸市役所1号館11階教育室 神戸市役所1号館11階教育室 神戸市役所1号館11階教育室 - 22 - (2)実施活動 ・親子で楽しむ子どもスマホ体験教室 ICT分野のセキュリティに関連する啓発活動の一環として、小・ 中学生とその保護者が一緒に、楽しみながらインターネットによる情 報発信方法や、インターネット利用上のルール・マナーを学ぶことが できるセミナーを開催。 日 時:平成26年8月6日(水)13:00~16:00 場 所:BRANCH神戸学園都市 コミュニティルーム 内 容:・施設内での写真撮影(ロボットダンスショーやセグウェイ 試乗体験の併催イベント撮影など) ・ソーシャルネットワーク(SNS)投稿体験 ・スマホやインターネットのルール、マナーの説明 (流通科学大学の学生による劇) 対 象:小学1年生~6年生、中学生とその保護者 参加者:13組29名(子ども16名、大人13名) 共 催:垂水地区青少年育成協議会、垂水区役所 協 賛:BRANCH 神戸学園都市、まちづくりスポット神戸 協 力:(株)ドコモCS関西 神戸支店 流通科学大学情報フォーラム部 図1.親子で楽しむ子どもスマホ体験教室風景 - 23 - 表1.親子で楽しむ子どもスマホ体験教室アンケート結果(子ども) 「また、このような教室があれば参加したいか」(14 回答中) 人数 10 3 0 1 はい どちらでもない いいえ 未回答 割合 71% 21% 0% 7% ・高齢者向けタブレット教室「こんなに便利!タブレット体験」 高齢者の方に、画面が大きく、操作も比較的シンプルなタブレット端 末の便利さや楽しさを体験していただくことを目的に開催。 日 時:平成26年11月26日(水)14:30~16:30 場 所:神戸市勤労会館 403講習室 内 容:・講演、紙芝居 ・タブレット体験 (看護師とテレビ電話を使った健康相談など) 対 象:シニア世代 参加者:9名 協 賛:こころ豊かな人づくり神戸 500 人委員会 社会福祉法人光朔会オリンピア 協 力:(株)ドコモCS関西 神戸支店 流通科学大学情報フォーラム部 図2.高齢者向けタブレット教室風景 表2.高齢者向けタブレット教室アンケート結果 「また、このような教室があれば参加したいか」(8回答中) 人数 はい どちらでもない いいえ 8 0 0 - 24 - 割合 100% 0% 0% ・地域貢献セミナー 日 時:平成27年3月17日(火)18:00~ 場 所:神戸市勤労会館 405講習室 参加者数:20名 内 容:①BRANCH 神戸学園都市「まちづくりスポット神戸」の取組 講師:中埜 晃氏(大和リース株式会社 BRANCH 神戸学園都市 OFFICE 支配人) 向山 良子氏(まちづくりスポット神戸マネージャー) ②社会福祉法人光朔会オリンピアの取組 講師:山口 元氏(社会福祉法人光朔会オリンピア理事長・ 総施設長) 山口 宰氏(社会福祉法人光朔会オリンピア常務理事) 司 会:高田 愛美(アニメーション神戸・実践型ワークショップ 声優育成コース第 17 期生) 5. まとめ 今年度は、新たな取り組みを2点行った。 1. 「親子で楽しむスマホ体験教室」を区役所にパッケージ(事務局機能 を区役所が行う)として提供する。 2. 高齢者向けタブレット教室を実施する。 まず1については垂水区からの要請を受け、当日イベントを委員会が 行った。この方法が可能なことが検証されたので、引き続き区役所に働きか ける。2 については、好評であったので、継続開催する。 今年度も地域貢献セミナーを開催し、優れた地域貢献活動を会員と共有 することができた。 今年度の委員各位の物心両面におけるご協力に感謝するとともに、来年 度も ICT の利活用による地域貢献活動を実施・支援し、COPLI および COPLI 会員の知名度向上と好感度向上に努力する。 - 25 - 平成26年度 P-MODAN 神戸 活動報告 地域ICT推進協議会 P-MODAN神戸 委員長 辻村 謙一 1. 活動期間 平成26年6月~平成27年3月 2. 活動概要 「子どもに夢を」というキーワードのもと、今まで実施してきた地域 のこどもと海外のこどもとの交流を踏まえ、今に至るまで活動を行って 来たが、今年度は一旦リセットセッションとして当該活動を立ち上げた 故池田敏明氏、当該活動にいつも積極的にご関与下さった、前会長であ らせられる故山田昭氏を偲びながら、ICTを活用して防災・減災の観 点から見直す活動を行った。 3. 委員会メンバー(氏名50音順、以下文中全て敬称略) 秋定 敦 神戸市 角井 利生 大越産業株式会社 木川 幸則 ネクストジェネレーション株式会社 ○ 辻村 謙一 専門学校神戸カレッジ・オブ・ファッション 仲本 信哉 株式会社ドーン 永吉 一郎 株式会社神戸デジタル・ラボ 浜崎 修二 有限会社パウゼ 藤井 達司 株式会社GEOソリューションズ 發知 良之 株式会社アルファミクス 本丸 勝也 リベラ株式会社 西元 威 神戸市 (備考:○委員長) 4. 活動状況 1)委員会開催 回 日 時 第1回 平成26年 6月16日 第2回 平成26年 7月 9日 第3回 平成26年 8月18日 第4回 平成26年 9月29日 第5回 平成26年11月14日 第6回 平成26年12月18日 第7回 平成27年 2月 5日 第8回 平成27年 3月 2日 - 26 - 場 空 空 空 空 和琉酒菜 和琉酒菜 和琉酒菜 和琉酒菜 石垣市役所 和琉酒菜 空 和琉酒菜 空 和琉酒菜 空 所 第 1 回委員会 【開催日時】平成26年6月16日 19時~22時 【参加メンバー】角井、浜崎、西元、仲本、藤井、本丸、辻村、本丸夫人 (ゲスト)(敬称略) 第2回委員会 【開催日時】平成26年7月9日 19時~22時 【参加メンバー】角井、仲本、永吉、辻村(敬称略) 第3回委員会 【開催日時】平成26年8月18日 19時~22時 【参加メンバー】角井、仲本、藤井、西元、辻村(敬称略) 第4回委員会 【開催日時】平成26年9月29日 19時~22時 【参加メンバー】角井、仲本、永吉、西元、本丸、辻村(敬称略) 第5回委員会 【開催日時】平成26年11月14日 14時~15時 【参加メンバー】永吉、本丸、辻村、本丸夫人(ゲスト)(敬称略) 第6回委員会 【開催日時】平成26年12月18日 19時~22時 【参加メンバー】角井、仲本、永吉、西元、浜崎、藤井、本丸、辻村、安 保(ゲスト)(敬称略) 第7回委員会 【開催日時】平成27年2月5日 17時45分~18時45分 【参加メンバー】秋定、角井、仲本、永吉、西元、藤井(達)、本丸、辻村、 力宗会長、久元神戸市長、藤重課長、鹿野部長、安保、藤井(祥)、大 田、安黒、谷口、清水、(以上神戸チーム) 中山石垣市長、慶田城危機管理室長、野崎係長、平良、野村(以上石 垣島チーム)(敬称略) 第8回委員会 【開催日時】平成27年3月2日 【参加メンバー】秋定、角井、木川、永吉、西元、藤井(達)、本丸、辻村、 安黒、藤井(祥)、平良、早川、関山(以上ゲスト)(敬称略) 5. まとめ P-MODAN 神戸を立ち上げた、池田敏明氏がスリランカ沖地震の津波でご逝去さ れた2004年12月から10年、長く会長としてご協力下さった山田昭氏の ご逝去から1年目の節目の年でもある2014年の P-MODAN 神戸は、今までの 我々の活動を検証し、将来を見据えるためには丁度良い節目の年でもあると考 え、防災・減災をテーマにした地域活動を、台風のメッカである石垣島の事例 を参考にしながら学び合い、そして石垣島の方々との人的交流も併せて図るべ く計画を進めた。 - 27 - 今年度の交流会活動は 2 月 5 日の 17 時 45 分から開始した。 石垣市の総務部防災危機管理室と、神戸とをネットで接続して、防災・減災 をテーマとした交流会は、力宗会長からの開会宣言の後、久元神戸市長、中山 石垣市長のご挨拶、参加メンバーの紹介を行い、早速お互いの経験や知識を紹 介し合いながら、防災・減災について学んだ。 先ずは神戸側から、阪神淡路大震災で経験した事を、安黒氏・角井氏から紹 介頂き、その後石垣島の現状を慶田城防災危機管理室長から詳細にご報告頂い た。 神戸側からは引き続き、阪神淡路大震災後 20 年を経て、神戸がどのように変 わったのかを紹介し、石垣島からは台風への備えや過去の事例等をお知らせ頂 いた。 その後、神戸市の危機管理室の藤重課長より現在の防災・減災への取り組み をご紹介頂き、石垣島からは過去の台風による被害を、写真を交えてお伝え頂 いた。 神戸市が、防災展示室で啓発している防災グッズの紹介を行った。 最後に、情報課の鹿野部長、慶田城室長よりそれぞれ感想を頂き、力宗会長 と久元神戸市長から閉会の挨拶と今後の交流への期待をお伝え頂いて、無事交 流活動を終えた。 今 回 の イ ン タ ー ネ ッ ト 交 流 会 で は 、 本 丸 氏 が WEB カ メ ラ 等 と 、 Double Robotics という最新の移動式通信システムを導入し、それらをメインの通信手 段として、そして、スマートフォンのカメラ機能をサブのシステムとして活用 す る 等 、 複 数 の 通 信 手 段 を 準 備 し て 頂 く 事 が 出 来 ま し た 。 今 回 も モ バ イ ルの WiFi ターミナルと Skype を活用して通信手段としましたが、やはり交流会活動 開始早々、回線が途切れるハプニングに見舞われました。しかし、今までの経 験と周到な準備と、何よりも神戸側、石垣島側のスタッフの適切且つ俊敏な対 応により、早期に復旧する事が出来ました。 神戸市と石垣市とは、直線距離にして約 1600 ㌔離れています。 沖縄県とは言え、台湾の方がはるかに近いその離島との防災・減災をテーマ とした交流は、お互いの自然環境の違いから発生している災害の種類も規模も 大きく違い、それぞれの経験や知見を活かせば、お互いに大いに学ぶところが 大きいと感じました。 距離は離れていても、ネット回線でお互いを繋げば、同じ空間を共有できる という利点を今後も生かし、来年度は例えば石垣島の子供と神戸の子供とをネ ットで繋ぎ、交流をお手伝いする計画を進めたいと思います。 勿論、今回の交流を更に促進すべく、大人同士の交流活動も更に密度を濃く して行って行きたいとも思います。 今回は、八重山で 1771 年に起こった明和の大津波に関して、様々な方からお 話しをお伺いしました。 隣の竹富島にも渡り、資料館にて貴重なお話しをお聞きする事も出来ました。 - 28 - 明和の大津波で竹富島を守ったのが珊瑚礁だそうです。スリランカ沖地震の津 波で多くの人が呑まれたのは、珊瑚礁を削って行った乱開発が原因だと知り、 大変複雑な気持ちになりました。 因みにその事実を知ったのは。奇しくも竹富島のその資料館でした。 更には、消防署にもお邪魔して消防署長を始め関係者の方々から、消防とい う観点から防災・減災、更には災害後の対策や予防策等に関しても学ばせて頂 く事が出来ました。 多くの方々のご尽力によって、今年度の P-MODAN 神戸の活動を無事に行う 事が出来ました。 震災後 20 年、池田敏明さんがお亡くなりになって 10 余年、山田昭前会長が お亡くなりになって 1 年のタイミングで開催が無事出来た事に、感慨深い気持 ちでいます。 今年は偲ぶ会も合わせて行いましたが、そもそも池田さんの存在を知る方の 参加が殆どなかったのは、仕方のない事なのかもしれません。 心折れる事なく、更に彼の遺志を継いで活動を続けて行きたいと思います。 ご協力頂いた皆様には、心より感謝申し上げます。 本当に有り難うございました。 中山石垣市長 慶田城危機管理室長と大活躍の本丸氏 石垣市の関係者との交流活動もバッチリ。 - 29 - 平成26年度 COPLI U-35 活動報告 地域 ICT 推進協議会 U-35 代表 秋國 寛 1. 活動期間 平成 26 年 4 月~平成 27 年 3 月 2. 活動概要 ICT 業界及び ICT 業界とつながりがある各種業界の底上げを図るため、地域 を支える各企業の若手・中堅社員の交流・成長の場、キッカケ作りを行う。COPLI の会員企業を中心に ICT 業界、各種業界の若手のための活動を行う。 3. 委員会メンバー(氏名は50音順、○は代表、敬称略) ○ 秋國 寛 株式会社ワイズエッグ 糸永 有輝 株式会社さくらケーシーエス 加納 勇樹 株式会社アルファミクス 久保 元 アイクラフト株式会社 佐藤 淳平 アイクラフト株式会社 中嶋 諭 株式会社ステップワン 西尾 宝樹 株式会社アルファミクス 山田 聡 アイクラフト株式会社 吉田 博哉 神戸情報大学院大学 4. ミーティング開催 回次 日 時 第1回 平成 26 年 4 月 15 日 第2回 平成 26 年 5 月 22 日 第3回 平成 26 年 6 月 11 日 第4回 平成 26 年 6 月 18 日 第5回 平成 26 年 7 月 9 日 第6回 平成 26 年 8 月 12 日 第7回 平成 26 年 8 月 24 日 第8回 平成 26 年 9 月 10 日 第9回 平成 26 年 10 月 1 日 第 10 回 平成 26 年 10 月 21 日 第 11 回 平成 26 年 10 月 28 日 - 30 - 開 催 場 所 アイクラフト株式会社 アイクラフト株式会社 株式会社ステップワン 塚田農場 アイクラフト株式会社 株式会社アルファミクス 海の家バリビーチハウス 株式会社ステップワン 神戸情報大学院大学 神戸情報大学院大学 神戸情報大学院大学 回次 第 12 回 第 13 回 第 14 回 第 15 回 第 16 回 第 17 回 第 18 回 第 19 回 第 20 回 第 21 回 日 時 平成 26 年 11 月 12 日 平成 26 年 11 月 18 日 平成 26 年 12 月 3 日 平成 26 年 12 月 15 日 平成 27 年 1 月 7 日 平成 27 年 1 月 21 日 平成 27 年 2 月 3 日 平成 27 年 2 月 7 日 平成 27 年 3 月 11 日 平成 27 年 3 月 26 日 開 催 場 所 神戸情報大学院大学 神戸情報大学院大学 神戸情報大学院大学 神戸情報大学院大学 神戸情報大学院大学 株式会社ステップワン アイクラフト株式会社 神戸情報大学院大学 神戸情報大学院大学 神戸情報大学院大学 5. 活動内容 (1)キックオフ交流会(第 1 回交流会) 概 要 : 若手社員に「COPLI の活動を知ってもらう」ことを目的に、概要説明を行 った。昨年度までは概要説明と COPLI-U35 の説明に留まっていたが、今年度 は新たな試みとして、各ワークショップの代表者をお招きし、若手社員へ直 接ワークショップの説明をおこなって頂いた。 交流会では、各ワークショップ代表者とコミュニケーションを取りながら、 ワークショップに関する Q&A が交わされるなど、若手社員が「COPLI の活動 に興味・関心を持つ」という一定の成果があったと考えられる。 今後の課題は、若手社員が COPLI-U35 を含めた COPLI の活動への参加につ なげることである。 日 場 時 : 平成 26 年 6 月 18 日(水) 所 : 宮崎県日向市 塚田農場 19:30 ~ 21:00 三宮本店 参 加 人 数 : 25 名 実 施 内 容 : ・COPLI/U35 概要、活動紹介 ・神戸市としての取組紹介(神戸市情報化推進部 秋定 敦氏) ・COPLI ワークショップ紹介 ア. SNS 研究会(株式会社ワイズエッグ 秋國 寛氏) - 31 - イ. 近距離無線通信 iBeacon を活用したターゲットマーケティングの 研究(株式会社ムーブ 市成 修氏) ウ. 音声認識と感情認識で進化するユーザーインタフェースの研究 (株式会社アレシア 武部 靖氏) ・ 神 戸 IT フ ェ ス テ ィ バ ル の 活 動 紹 介 ( 株 式 会 社 ト ラ ン ス コ ス モ ス 竹本 直子氏) ・交流会 活 動 風 景 : (2)バーベキュー(第 2 回交流会) 概 要 : 2011 年から続けている若手・中堅社員が COPLI の活動実態や社外コミュ ニティを知る事を目的とした交流会。 須磨海岸にて、ビーチバレー大会とバーベキューを企画し開催。荒天の中、 15 名のメンバーが集まるも、内輪以上の広がりを感じられず、各企業の若 手・中堅社員の交流を図るコミュニティの受け皿と呼べる状況ではなかった。 原因は、曜日・内容・情報拡散力にあると考える。次回の企画の際は、どの ようなイベントであれば参加し易いか等をヒアリングした上で企画予定。 日 場 時 : 平成 26 年 8 月 24 日(日) 13:30 ~ 16:00 所 : 海の家バリビーチハウス(須磨海岸) 参 加 人 数 : 15 名 - 32 - 実 施 内 容 : ・代表者挨拶、コミュニティの紹介 ・BBQ による交流/ビーチバレー大会 ・表彰式 活 動 風 景 : (3)ラジオ DJ に学ぶ実践で使えるコミュニケーション(秋のワークショップ) 概 要 : コミュニケーション力の向上、特に会話力の向上を目的に開催。発声方法 や会話をするときのポイント、コミュニケーションのあり方などを勉強した。 また、参加者同士がペアになって実際に会話をすることでその効果を体験す ることもできた。 ワークショップ後の懇親会では会社の枠を越えて参加者それぞれが気さ くに話をする姿が見られ、ワークショップに対する一定の成果を感じること ができた。当初の目的であるコミュニケーション力の向上だけに止まらず、 COPLI 会員同士の交流という観点でも意味のあるワークショップとなった。 日 場 講 時 : 平成 26 年 11 月 18 日(火) 所 : 神戸情報大学院大学 師 : ラジオ DJ 19:00 ~ 20:30 学生会館 3F(教室 A) 中野 耕史氏 実 施 内 容 : ・声の出し方、リズム感、滑舌の改善、等のポイント解説 - 33 - ・ワークショップ ・コミュニケーションの有り方の気付き ・懇親会(コミュニケーション実践) 参 加 人 数 : ワークショップ 懇親会 18 名 10 名 活 動 風 景 : (4)IoT 勉強会&アイデアソン(企画イベント) 概 要 : U-35 企 画 イ ベ ン ト と し て 、 IoT ( Internet of Things ) を 支 え る 技 術 (iBeacon/Raspberry Pi)を学ぶとともに、それらを活用した体験型のア イデアソンを開催した。本イベントでは、IoT をテーマに組織の垣根を越え てアイデアを出し合うことで、人材育成や技術向上、ファシリテーション能 力の向上を目指した。なお、イベント終了後に実施したアンケートでは、 「と ても満足」「満足」が大半を占めており、参加者にとって満足度の高いイベ ントを実施できたと言える。アイデアソンを通じて考案されたアイデアが、 絵に描いた餅に留まらず、実際のビジネスに発展させ、地域貢献につなげて いく事が今後の課題である。 日 場 時 : 平成 27 年 2 月 7 日(土) 所 : 神戸情報大学院大学 10:00 ~ 18:00 学生会館 3F(教室 A) - 34 - 講 師 : 神戸情報大学院大学 横山 輝明氏 Open Data Lab 上田 信幸氏 実 施 内 容 : ・講演(1) IoT とその可能性(横山氏) ・講演(2) iBeacon の基本と勘どころ(上田氏) ・アイスブレイクと担当決め(10 分×6 チーム) ・アイデア発散、整理、共有(1 回目) ・アイデア再検討アイデア発散、整理、共有(2 回目) ・アイデアの方向性決定(チーム) ・アイデアのブラッシュアップ ・成果発表 ・交流会/表彰式 ・懇親会 参 加 人 数 : 勉強会&アイデアソン 懇親会 18 名 13 名 活 動 風 景 : 6. まとめ 2014 年度成果として、目標として定めていた以下の項目をクリアした。 一年の動きのルーティン化を実行すること 企画立案から運営までの一連の流れを仕組み化すること なお、2015 年度の目標を以下の通り定める。 - 35 - ・ワークショップ形式のキックオフ交流会を開催すること。 ・勉強会を複数回開催すること。(年2回+α) ・地方創生で活性化している地域に視察に行くこと。 ・オープンデータに関するアイデアソンを開催すること。 ・他イベントとのコラボレーションを行なうこと。 ・若手の意見を吸い上げ実行する環境ができる場とすること。 →目安箱を設けて意見を吸い上げる仕組みを創ること。 以上 - 36 - 平成26年度 ワークショップ活動報告書 (平成26年4月1日~平成27年3月31日) 1.SNS 研究会 38 2.近距離無線通信 ibeacon を活用したターゲットマーケティングの研究 42 3.大手乗り換えサイト等を活用した地域活性化の研究 46 4.音声認識と感情認識で進化するユーザインターフェースの研究 50 - 37 - 平成26年度 ワークショップ1 「SNS 研究会」活動報告書 リーダー:辻村 謙一(専門学校神戸カレッジ・オブ・ファッション) 1.研究のテーマ・ねらい等 神戸市がファッション都市宣言を行って今年で40年が経つ。その“ファッ ション都市・KOBE”には神戸ファッション美術館の所蔵品をはじめとして、次 世代へと残すべき知られざる資産を有効な教材とし、体験的学習を行う中から 理解を深めた上で、関係する人材の協力を得ながらデジタル化等を行い、保存 し、伝えていく事を主眼においた研究活動、即ち e-Learning 教材等の開発研究 へと進めて来た。 ところが、上質の教材作りには、当然の事ながら質に比例してコストが必要 となるため、徐々にその推進力が減衰し出した。 更には、当該活動の普及や啓発にあたり、十分な周知を進めなければそもそも 認知も進まない。 幸い、現在の社会に於いて、ソーシャルネットワークが十分に普及し、その 機能を有効に活用する事で、コストをかけずとも周知や啓発が出来るのではな いかと期待する。 そこで、例えば我々の作成したデジタルコンテンツをソーシャルネットワー クを使い、活用並びに周知する事を目的に、その活用手法や成功事例を学ぶの みならず、そもそもソーシャルネットワークとは何であるのか、その本質をも 探究したいと考える。 2.研究期間 平成26年4月~平成27年3月 3.参加メンバー(氏名50音順、敬称略) 伊藤 睦朗 株式会社日本ビジネスデータープロセシングセンター 佐藤 淳平 アイクラフト株式会社 竹山 和義 株式会社日本ビジネスデータープロセシングセンター 辻村 謙一 専門学校神戸カレッジ・オブ・ファッション 西元 威 神戸市 浜崎 修二 有限会社パウゼ 原山 和繁 有限会社ビデオクラフト 本丸 勝也 リベラ株式会社 盛田 政敏 盛田コンサルティング - 38 - 4.活動記録 第1回 日 時:平成26年5月23日(金)18:30~20:00 場 所:神戸サンパル7階 ホール 参加者数:COPLI 会員5名、オブザーバ8名、計13名 講 師: イカミモトヒロ氏 概 要:インターネットを使った自動集客の事例やビジネスモデルの シフトチェンジ等の事例紹介。 Web を活用した近現代の集客システムに関して、自身の経験を 交えながら分かり易く説明して頂いた。 一般にも広く告知したため、これから Web を使ったビジネスを検 討している方々にもご参加頂き、活発な質疑応答が出来た。 セミナー後の交流会は、三宮にて更に活発に意見交換を行った。 第2回 日 時:平成26年7月12日(土)18:00~21:30 場 所:みなとのもり公園 参加者数:COPLI 会員2名、オブザーバ6名、計8名 講 師:藤川真司氏(N-Walker 倶楽部代表 日本ノルディックウォーキン グ協会公認上級インストラクター) - 39 - 概 要:『ノルディックウォーキング』体験会 健康にも効果的な NW ですが、日常的に NW を行う事で、防犯等の効果も見込 めます。 今後、この NW を通じて、地域交流の活性化並びに防犯の観点からも、気軽に どこでも行えるエクササイズを機能させたいと考えていらっしゃるのが、現在、 日本で一番多くの NW の講座を開講していらっしゃる、関西の NW 界の第一人者 であり、日本で唯一の NW のプロ指導者である藤川真司氏。 その藤川真司氏にコーチをお願いして、NW 体験並びに、体験後の交流会で、 地域交流の活性化や防犯のプログラム等の開発に関して、ワークショップを開 催しようと以下の要領にて計画致しました。 『ノルディックウォーキング(以下 NW と記載します)』とは。 2 本のポール(ストック)を使って歩行運動を補助し、運動効果をより増強す るフィットネスエクササイズの一種です。 『NW』はオフシーズンのスキートレーニングとして 1930 年代にはじまり、1997 年にフィンランドで二本のポールを使用したウォーキングを『NW』と定義し本 格的に普及活動が始まったスポーツです。 現在では 1,000 万人を越える人達が NW を楽しんでいると言われており、日本 でも近年徐々に愛好者が増えております。 http://www.satv.co.jp/0600shopping/0010webshop/noldic/index.html また、NW の最大利点は、なんといっても年齢性別を問わず気軽に楽しめ、エ クササイズの効率が非常に良いことです。 一般的な歩行運動と異なり、上半身の筋肉もより積極的に使われて、首や肩 の血行も促進され鍛えることができ、全身の約 90%の筋肉を使用する有酸素運動 を、疲れをあまり感じることなくより長い時間行えると言われております。 普通のウォーキングに比べてエネルギー消費量が平均 20%ほど高くなります。 ウォーキングでは 1 時間に約 280 カロリー程度しか消費しませんが、上半身の 力を有効に使って歩幅を大きく取って歩けば、約 400 カロリー程度まで引き上 げることが可能となります。 メタボリックシンドローム対策として有効である…そうです。 また足首・膝・腰などへの負担が軽減されたという研究結果が報告されてお り、足腰に故障を抱える人や心臓病など循環器系の病気のリハビリの運動にも 適しています。 ポールを持つことにより歩行姿勢が正されますし、自然環境や街中など、日 常生活のなかでどこでも出来る利便性があります。 【以上参照:Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/ノルディックウォー キング】 - 40 - 5.まとめ 今年度は、今までよりも更に活発な WS を行うべく少し早めにその活動を開 始しました。ところが、結果的に2回の WS しか開催する事が出来ずに、息切 れ状態となってしまった事が大きな反省点として上げられます。ソーシャルネ ットワークサービスを、システム的な観点からではなく、活用方法から多面的 に考えてみる機会とすべくスタートしましたが、その目的を果たす事が出来ず に時間切れとなってしまいました。とは言え、Web をソーシャルメディアから 考える機会を得た上で、ノルディック・ウォーキングという、幅の広い年齢層 を対象にしたエクササイズと防犯とを組み合わせた地域活動の可能性に触れ、 具体的な活用方法を模索してみる事は、非常に意義深い事ではないかと感じさ せられた今年度の WS 活動でした。 ご協力、ご尽力、ご参加下さった皆様には心より感謝申し上げます。 本当に有り難うございました。 - 41 - 平成26年度 ワークショップ2 「近距離無線通信 ibeacon を活用したターゲットマーケティングの研究」 活動報告書 リーダー:市成 修(株式会社ムーブ) 1.研究のテーマ・ねらい等 近接無線通信 NFC の発展型とも言える iBeacon は Apple 社の iPhone5 以降か ら搭載され他の BlueTooth 搭載端末にも応用できる。しかも電波到達距離は理 論値で 50m と高出力で有りながら省電力かつ多機能、プログラミングもスマー トホンのアプリから簡単に行える。 当ワークショップは今後の方向性並びにビジネスチャンスを実際の応用例を 交え考察したい。 2.研究期間 平成26年10月~平成27年3月 3.参加メンバー(氏名50音順、敬称略) 市成 修 株式会社ムーブ 嶋 久登 神戸情報大学院大学 武部 靖 株式会社アレシア 田中 茂昭 株式会社ドコモCS関西神戸支店 浜崎 修二 有限会社パウゼ 原山 和繁 有限会社ビデオクラフト 力宗 幸男 兵庫県立大学大学院応用情報科学研究科 吉田 博哉 神戸情報大学院大学 4.活動記録 第1回 日 時:平成26年12月16日(火)18:30~20:00 場 所:岡本商店街振興組合 参加者数:COPLI会員6名 概 要:商店街スタンプラリーに利用されている iBeacon 技術レクチャー ・実際に iPhone 端末上にアプリ導入を行いスタンプラリー体験 ・端末へのポイント蓄積と店舗紹介の流れを確認 ・ポイント目標達成後のリアルな景品との交換体験。 ・岡本商店街振興組合メンバーとの交流会を実施 - 42 - 岡本商店街 iBeacon de スタンプラリー告知チラシ・ iBeacon 解説・対応アプリ画面・体験風景 - 43 - 5.まとめ 今回の研究目的である iBeacon は Apple 社の iPhone が最初の対応端末として 国内に登場した。国内スマートフォンシェア TOP の端末向けサービスであり研 究テーマとして相応しいものと考えワークショップを企画した。 実際に神戸市内の岡本商店街での取り組みを体験することが出来、開催回数 は少なかったが実務への応用という観点からは非常に有意義であったと考える。 2015 年 4 月に登場する Apple Watch にも標準搭載されることが確定しており ますます期待できる分野であると思われる。 - 45 - 平成26年度 ワークショップ3 「大手乗り換えサイト等を活用した地域活性化の研究」活動報告書 リーダー:嶋 基二(特定非営利活動法人HINT) 1.研究のテーマ・ねらい等 乗り換えサイトなどを利用する観光客を対象に、神戸市内の IT 事業者はもと より、神戸市営バスや地下鉄沿線の商店が儲かるための仕組みについて検討し たい。神戸市内のタクシー事業者より、神戸を訪問する外国人の動向や趣向な どについてレクチャーを得たい。マスコミが取り上げやすい取材ポイントにつ いてレクチャーを得たい。 特に、神戸市内の IT 事業者がもつシステムなどを組み合わせることにより、 観光客を神戸市内で誘導する仕組みについて、議論を行いたい。 地域ICT推進協議会会員を中核として、地域の中小企業・個人事業主・地 域NPOなども参加できるようにアナウンスを行い、地域ICT推進、地域ビ ジネス活性化の研究を行うワークショップとしたい 。 2.研究期間 平成26年5月~平成27年2月 3.参加メンバー(氏名50音順、敬称略) 井上 あい子 特定非営利活動法人HINT 嶋 基二 特定非営利活動法人HINT 中嶋 諭 株式会社ステップワン 奈良 浩美 株式会社ムーブ 浜崎 修二 有限会社パウゼ 原山 和繁 有限会社ビデオクラフト 峯山 慎二 株式会社アルファミクス 渡邊 智明 神戸市 4.活動記録 第1回 日 時:平成26年10月16日(木)15:00~17:00 場 所:神戸市勤労会館 307会議室 講 師: ジョルダン株式会社 執行役員 企画営業本部長 東寺 浩 氏 - 46 - 参加者数:5名 内 容:キックオフミーティング テーマ:自己紹介とテーマである大手乗り換えサイトの活用事例の今年度活 動の具体的な内容検討 概 要:1.「全国の活用事例について」 2.メンバー自己紹介 3.「ICT 活用事例」 ジョルダン株式会社 執行役員 企画営業本部長 東寺 浩 氏 4.意見交換 5.その他 第2回 日 時:平成27年 1 月23日(木)15:00~17:00 場 所: ビジネスプラザひょうご 公益財団法人ひょうご産業活性化センター 7階会議室 参加者数:4 名*兵庫ニューメディア推進協議会と共同開催を実施 講 師:株式会社野村総合研究所 未来創発センター 戦略企画室 主席研究員 関 啓一郎 氏 テーマ:「情報通信と日本経済-歴史に学ぶ改革の必要性」 概 要:1.講師の幅広い経歴より、講演を通じて、日本経済からの観点か らみ て地 域創 生を ど う位 置付 ける か最 終 的に は商 店が 儲か る ため の仕組みについて再考する 2.意見交換 3.その他 5.まとめ 乗り換えサイトなどを利用する観光客を対象に、神戸市内の IT 事業者は もとより、神戸市営バスや地下鉄沿線の商店が儲かるための仕組みについて マーケティングの観点からどのように動線を導き出るかが鍵で、今回のテー マでもある乗り換えサイトの活用を考えた場合、従来の広告・宣伝という形 体でなくスマートアプリなどの新たなデバイスやサービスといった人の動向 の上に動く新しい活動形態のアプローチは効果的であると思ったが、今回そ こまでの結論に至るところまで詰めきれなかったので、さらなる調査研究が 必要と考える。 - 47 - 第1回 キックオフミーティング 全国の活用事例の後、インバウンドの観光客について特性や具体的な事例及び ご説明とディスカッション - 48 - 第2回 情報通信と日本経済-歴史に学ぶ改革の必要性 株式会社野村総合研究所 未来創発センター 戦略企画室 主席研究員 関 啓一郎 氏による講演の聴講 【経歴】1983 年東京大学法学部卒業。郵政事務次官秘書、国際経済研究所ワシントン事務所 長、郵政省マルチメディア振興室長、内閣官房副長官補付内閣参事官( IT 戦略本部担当)、総 務省国際経済課長、自治税務局固定資産税課長、内閣官房情報セキュリティセンター( NISC) 総括担当参事官、総務省四国総合通信局長等を経て、東京大学公共政策大学院教授。2014 年 7 月から現職。他に愛媛大学客員教授、慶応大学非常勤講師など。 - 49 - 平成26年度 ワークショップ4 「音声認識と感情認識で進化するユーザインターフェースの研究」活動報告書 リーダー:武部 靖(株式会社アレシア) 1.研究のテーマ・ねらい等 スマートフォンに搭載され一般的に広がりを見せている音声認識技術。そし て今後広がる可能性のある音声から喜怒哀楽等の感情を判断する感情認識技術。 今回の研究では、その現状と利用シーンなどの事例を調べ今後のユーザイン ターフェースがどのように進化するかを研究する。 2.研究期間 平成26年6月~平成26年12月 3.参加メンバー(氏名50音順、敬称略) 武部 靖 株式会社アレシア 浜崎 修二 有限会社パウゼ 原山 和繁 有限会社ビデオクラフト 4.活動記録 第1回 日 時:平成26年12月16日(水)18:30~19:30 場 所:神戸サンセンタープラザ 11 階 会議室 参加者数:COPLI会員3名 概 要:テレビで特集された“音声認識”最前線の録画 DVD を観て その後意見交換を行った。 DVD 内容「音声認識の未来を開く2人」 ●フュートレック 古谷利昭さん ドコモスマホアプリ 「しゃべってコンシェル」の開発に携わる。 「声で暮らしをもっと便利で快適に」というテーマで研究をして いる。 カーナビ操作を音声で行う場合に、ダブルトーク(カーナビが 喋っている時に人が割り込んで指示を出す)となっても人の声 をカーナビが聞き分けて次の操作に移れるようにする技術を研 究している。 - 50 - <感情を4つに大分類して色表示することで視覚的に解りやすい> 11 年間で 3000 人の声を分析し喜怒哀楽を判定するエンジンを開発し 判断結果を色で表示するソフトウェアを開発した。 赤:怒り 黄:たのしい、喜び 緑:平常 青:悲しみ <採用事例> 陸上自衛官のメンタルヘルスを測るために使用されている。 自覚症状が無い人、ストレスが無いように見せる人は筆記試験だけでは ストレス判定ができないが、声もあわせて分析する事で隠れたストレスを 発見する事ができると期待されている。 医療の現場においても、診断の補助的な役割として試されている。 医師が初診外来患者の問診を行う場合は見立てにばらつきが出る可能性も あるが、音声というブレの少ない情報も使うことでばらつきが少なくなるの ではないかと期待されている。 - 52 - 第2回 日 時:平成26年12月23日(火)13:30~18:00 場 所:東京 秋葉原 参加者数:COPLI会員1名 概 要:感情認識パーソナルロボット「Pepper」の開発体験ワークショップ に参加しました。 Pepper で出来る事・出来ない事、そして動かすためのプログラミ ング、開発キットの使用方法等々を開発元のアルデバラン社の技術 者から教えて頂きました。 Pepper には光吉俊二さんが研究開発されている感情認識技術が利 用されています。 コミュニケーションロボットとしての Pepper は今回が初号機であ り、今後改善されていく事に期待します。 5.まとめ 感情認識技術 の進歩 によってユーザインターフェースがどう変化していく のか?という事もありますが、それよりは技術がどのように使われて人間に 利益をもたらしてくれるのか?という当たり前の事をあらためて考える機会 になりました。 医療の発展に 3D プリンターも寄与しているように、感情認識技術も医療面 で期待されているという点で今後の進化が楽しみです。 - 53 - (参考資料) ○「ST 感情認識システム」技術資料 “「音声脳神経分析技術の応用」心を定量計測する技術” 東京大学講義資料(2012 年 11 月) http://www.agi-web.co.jp/docs/Univ-Tokyo.pdf ○夢の扉+「音声認識の未来を開く2人」 - 54 - TBS(2014 年 6 月 15 日放送) 平成26年度 収支決算報告書 (平成26年4月1日から平成27年3月31日) 収入の部 項 目 会員会費収入 交流会等参加費ほか雑収入 (総会・セミナー・情報交流会等) 前年度繰越金 預金利息 26年度 予 算 額 26年度 決 算 額 3,360,000 3,310,000 3,470,000 110,000 486,500 700,000 395,000 △ 91,500 1,821,751 1,694,681 1,694,681 △ 127,070 394 △ 9 △ 108,579 403 収 入 合 計 (単位:円) 前年度決算比 備考 (増減) 25年度 決 算 額 5,668,654 5,704,681 5,560,075 25年度 決 算 額 26年度 予 算 額 26年度 決 算 額 支出の部 項 目 プロジェクト等事業費 (単位:円) 前年度決算比 備考 (増減) 929,612 1,900,000 651,123 交流・視察 302,980 400,000 183,040 ICT企業支援 187,833 400,000 149,990 地域貢献 125,914 400,000 129,849 0 150,000 78,182 ワークショップ 146,945 300,000 40,075 U-35 165,940 150,000 69,987 100,000 0 1,002,000 1,057,200 1,051,801 ライター原稿料 120,000 100,000 129,600 ニュース編集・制作、サーバ管理、 ホームページ更新費 882,000 907,200 907,200 0 50,000 15,001 1,341,111 1,350,000 1,322,687 総会 664,591 700,000 792,517 セミナー・情報交流会 676,520 650,000 530,170 事務局運営経費ほか 701,250 697,481 695,363 事務局運営経費 630,000 648,000 648,000 71,250 49,481 47,363 3,973,973 5,004,681 3,720,974 △ 252,999 1,694,681 700,000 1,839,101 144,420 P-MODAN神戸 予備費 情報発信経費 (ホームページ運営等) 広報活動 総会・セミナー開催経費 雑費 支 出 合 計 次 年 度 繰 越 金 - 55 - △ 278,489 就職フェア 次年度開催 H26新設 49,801 △ 18,424 △ 5,887 - 56 - 地域ICT推進協議会(COPLI)規約(案) (名 称) 第1条 本会は、地域ICT推進協議会(以下「協議会」という。 )と称する。英語表記は、 Council for Promotion of Local Information, Communication and Technology とし、 通称名は“COPLI” (コプリ)とする。 (目 的) 第2条 本協議会は、ICTを利活用することにより、新しい産業活動の創造とICT関 連産業の集積・活性化並びに地域社会・経済の発展等に資することを目的とする。 (活動内容) 第3条 本協議会は、前条の目的を達成するために、次の活動を行う。 (1)会員相互間の情報交換及び交流に関すること (2)ICTに関する調査・研究及び提言並びに実践に関すること (3)ICTに関する啓発並びに人材育成、研修会、講演会に関すること (4)協議会と同じ目的を持った団体や他地域の諸団体との連携に関すること (5)ICT関連産業の集積・活性化の支援に関すること (6)ICT新技術の情報収集と提供に関すること (7)ICTを活用し、地域社会に貢献すること (8)その他、協議会の目的に資する事業 (会 員) 第4条 本協議会は、次の会員で構成する。 (1)一般会員……協議会の活動の目的に賛同し、参画する企業・団体・個人 (2)特別会員……協議会の活動の目的に賛同し、参画する教育機関、行政関連団体およ び協議会の活動にとくに貢献のある、または貢献のあった個人 (役 員) 第5条 本協議会に、次の役員をおく。 (1)会長 1名 (2)副会長 若干名 (4)事務局長 1名 (5)監事 2名 (3)幹事 15名程度 (役員等の選任) 第6条 会長は、総会において会員の中から選任する。 2 副会長、監事は、総会において会員の中から選任する。 3 幹事、事務局長は、会員の中から会長が指名する。 4 会長は、協議会の運営に必要な助言や協力を行う者を顧問として指名することができ る。 - 57 - (役員の職務) 第7条 会長は、協議会を代表し、業務を総括する。 2 副会長は、会長を補佐するとともに、会長に事故があったとき、その職務を代行する。 3 幹事は、協議会の目的を円滑に進めるため、必要な業務を執行する。 4 事務局長は、協議会の事務を統括し処理する。 5 監事は、協議会の業務及び会計を監査する。 (役員の任期) 第8条 役員の任期は、2年間とする。ただし、再任を妨げない。 2 役員は、会長に報告の上、自己の都合により辞任することができる。 3 役員に欠員が生じた場合、第6条の規定に基づき選任し、その任期は前任者の在任期 間とする。 4 役員は、任期満了の場合においても、後任者が就任するまでは、前任者がその職務を 行うものとする。 (総 会) 第9条 総会は、会員をもって構成する。 2 総会は、会長がこれを招集する。 3 総会の議事運営は、会長が主宰する。 (総会の決議事項) 第 10 条 総会は、次の事項を決議する。 (1)事業計画及び予算の決定 (2)事業報告及び収支決算の承認 (3)規約の変更 (4)会長、副会長及び監事の選任 (5)その他協議会の運営に関する重要事項 (幹事会) 第 11 条 協議会に幹事会をおく。 2 幹事会は、会長、副会長及び幹事をもって構成する。必要があると認めるときは、会 長は顧問に出席を求めることができる。 3 幹事会は、第3条に定める活動に関する企画・立案を行うとともに、次の事項を議決 する。 (1)総会に付議すべき事項 (2)総会の議決した事項の執行に関すること (3)行事の共催依頼、後援名義の使用申請に関すること(但し、協議会に負担金がかか らない共催及び後援名義の使用申請については、事務局長決裁の上、幹事会に報告す ることとする) (4)その他総会の議決を要しない業務の執行に関すること - 58 - 4 幹事会は、会長、副会長の承認を得て事務局長が召集する。 (委員会等) 第 12 条 第3条に定める活動を行うため、必要に応じて委員会やワークショップ(以下 「委員会等」という。 )を置くことができる。 2 委員会等は、会員の中から、代表者を選任しなければならない。 3 委員会等には、代表者の承認のもと、会員外の者がオブザーバーとして参加すること ができる。 4 委員会等の代表者は、幹事会に出席し、委員会等の活動について、報告しなければな らない。 5 このほか、実行委員会等の構成、設置及び運営に関して必要な事項は、幹事会で定め る。 (会 費) 第 13 条 協議会の運営に要する費用は、会員が納入する会費をもって充てる。 2 一般会員の会費は別表に定めるとおりとする。 3 一般会員のうち幹事会で承認を得た個人、および特別会員については会費を徴収しな い。 4 神戸市の年間の負担金は30万円とする。 (入退会) 第 14 条 協議会への入会、 または協議会からの退会を希望するものは、 事務局へ入会届 (退 会届)を提出するものとする。提出された入会届(退会届)については、幹事会の承認 をもって入会(退会)とする。但し、個人会員は、会員の紹介がなければ、入会を承認 しないこととする。 2 前条の会費を2年間に渡り滞納した会員に対して、一定の期間を設けて督促を行った にも関わらず、なお会費の納入が無い場合には、幹事会の決定により当該会員を退会さ せることができる。 (事業年度) 第 15 条 協議会の事業年度は、 毎年4月1日に始まり、 翌年3月31日をもって終了する。 (事務局) 第 16 条 協議会の庶務を行うため事務局を置く。 (個人情報の取り扱い) 第 17 条 協議会の活動において、個人情報を取り扱うときは、個人情報の保護に関する法 律等法令の定める取り扱いに準拠して取り扱うものとする。 - 59 - (その他) 第 18 条 このほか、前記規約に定めのない事項は、幹事会の協議を経て別途決定する。 附 則 1 この規約は、平成19年5月21日から適用する。 2 この規約は、平成20年5月16日から適用する。ただし、第13条2項および別表 については、平成20年4月1日から適用する。 3 この規約は、平成23年5月11日から適用する。 4 この規約は、平成24年5月12日から適用する。 5 この規約は、平成25年5月11日から適用する。 6 この規約は、平成26年5月10日から適用する。 7 この規約は、平成27年5月9日から適用する。 (別表) 従業員数および売上高 個人 会費(1口) 1万円 個人事業者 3万円 5人以下または5千万円以下 4万円 100人以下または10億円以下 5万円 101人以上かつ10億1円以上 またはその他の企業団体など 6万円 ※ 従業員数については、中小企業基本法における、サービス業の中小企業の定義に準拠 ※ 従業員数および売上高については、企業の総従業員数および総売上高で判断する (支店単位などは不可) - 60 - 規約改正案 新旧対照表 旧 新 (幹事会) (幹事会) 第 11 条 第 11 条 3 3 幹事会は、第3条に定める活動に関する 幹事会は、第3条に定める活動に関する 企画・立案を行うとともに、次の事項を議 企画・立案を行うとともに、次の事項を議 決する。 決する。 (1)総会に付議すべき事項 (1)総会に付議すべき事項 (2)総会の議決した事項の執行に関するこ (2)総会の議決した事項の執行に関するこ と と (3)行事の共催依頼、後援名義の使用申請 に関すること(但し、協議会に負担金が かからない共催及び後援名義の使用申請 については、事務局長決裁の上、幹事会 に報告することとする) (3)その他総会の議決を要しない業務の執 (4)その他総会の議決を要しない業務の執 行に関すること 行に関すること (実行委員会等) (委員会等) 第 12 条 第 12 条 第3条に定める活動を行うため、必 第3条に定める活動を行うため、必 要に応じて事業別実行委員会やワークショ 要に応じて委員会やワークショップ(以下 ップ(以下「実行委員会等」という。)を 「委員会等」という。)を置くことができ 置くことができる。 る。 2 委員会等は、会員の中から、代表者を選 任しなければならない。 2 実行委員会等には、委員長の承認のもと、 3 委員会等には、代表者の承認のもと、会 会員外の者がオブザーバーとして参加する 員外の者がオブザーバーとして参加するこ ことができる。 とができる。 4 委員会等の代表者は、幹事会に出席し、 委員会等の活動について、報告しなければ ならない。 3 このほか、実行委員会等の構成、設置及 5 このほか、実行委員会等の構成、設置及 び運営に関して必要な事項は、幹事会で定 び運営に関して必要な事項は、幹事会で定 める。 める。 - 61 - (入退会) (入退会) 第 14 条 第 14 条 協議会への入会、または協議会から 協議会への入会、または協議会から の退会を希望するものは、事務局へ入会届(退 の退会を希望するものは、事務局へ入会届(退 会届)を提出するものとする。提出された入 会届)を提出するものとする。提出された入 会届(退会届)については、幹事会の承認を 会届(退会届)については、幹事会の承認を もって入会(退会)とする。 もって入会(退会)とする。但し、個人会員 は、会員の紹介がなければ、入会を承認しな いこととする。 2 前条の会費を2年間に渡り滞納した会員 2 前条の会費を2年間に渡り滞納した会員 に対して、一定の期間を設けて督促を行っ に対して、一定の期間を設けて督促を行っ たにも関わらず、なお会費の納入が無い場 たにも関わらず、なお会費の納入が無い場 合には、幹事会の決定により当該会員を退 合には、幹事会の決定により当該会員を退 会させることができる。 会させることができる。 (別表) 従業員数および売上高 (別表) 会費(1 従業員数および売上高 口) 会費(1 口) 個人 3万円 個人 1万円 5人以下または5千万円以 4万円 個人事業者 3万円 5人以下または5千万円以 4万円 下 100人以下または10億 5万円 下 円以下 100人以下または10億 101人以上かつ10億1 6万円 5万円 円以下 円以上 またはその他の企業団体な 101人以上かつ10億1 ど 円以上 またはその他の企業団体な ど - 62 - 6万円 地域ICT推進協議会(COPLI) 役員等一覧(案) (順不同・敬称略) 会 長 副 会 長 力宗 幸男(兵庫県立大学大学院 応用情報科学研究科長 教授) 永吉 一郎(株式会社神戸デジタル・ラボ 代表取締役) 山本 裕計(アイクラフト株式会社 代表取締役) 監 事 内山 進(神戸商工会議所 総務部 情報化推進チーム) 盛田 政敏(盛田コンサルティング 代表) 幹 事 赤井 博幸(株式会社ドコモCS関西 神戸支店 法人営業部長) 糸永 有輝(株式会社さくらケーシーエス 事業推進部 リーダー) 木川 幸則(ネクストジェネレーション株式会社 代表取締役) 久保 元(アイクラフト株式会社 顧客サービス部 主任技術者) 佐伯 里香(株式会社ユーシステム 代表取締役) 谷口 尚生(株式会社神戸コミュニティ・エクスチェンジ 代表取締役) 辻村 謙一(専門学校神戸カレッジ・オブ・ファッション) 土肥 豊和(株式会社ワイドソフトデザイン 代表取締役) 中嶋 諭(株式会社ステップワン システム開発部 課長) 中山 敏暢(株式会社神戸新聞社 デジタル事業局 メディアプロモート室長) 橋本 英治(神戸芸術工科大学 先端芸術学部 教授) 浜崎 修二(有限会社パウゼ 代表取締役) 布木 明(コベルコシステム株式会社 経営企画部長 兼 CS・CSR推進グループ長) 福岡 壯治(神戸電子専門学校 校長) 福田 晃一(株式会社サンテレビジョン メディア戦略局長 兼 クロスメディア推進部長) 舟橋 健雄(株式会社神戸デジタル・ラボ 広報室) 發知 良之(株式会社アルファミクス 代表取締役) 松崎 太亮(神戸市 企画調整局 情報化推進部 ICT創造担当課長) 三浦 佳子(兵庫県 産業労働部 産業振興局 新産業課 情報・産学連携振興班長) 山下 和良(西日本電信電話株式会社 兵庫支店 副支店長) 吉田 博哉(神戸情報大学院大学 情報技術研究科 講師) 事務局長 秋國 顧 井内 善臣(兵庫県立大学 学術総合情報センター副センター長 兼 経営学部 教授) 問 多井 寛(株式会社ワイズエッグ 代表取締役) 剛(流通科学大学 経済学部 准教授) 長野 勝利(神戸市看護大学 名誉教授) 前田 裕昭(株式会社神戸新聞社 神戸新聞地域総研 主任研究員 兼 デジタル事務局メディアプロモート室データベース担当部長) - 63 - 【MEMO】 - 64 - 平成27年度 事業計画(案) 1.基本方針 本協議会は、ICT(情報通信技術)に関わる民・学・産と行政によるコン ソーシアムであり、主に神戸を中心とする兵庫県域において活動し、そこでの 交流を通じたICTによる地域経済の活性化と、多彩な活動を通した地域や市 民への貢献という2つを「基本理念」に掲げている。 この2つの「基本理念」を実現するため、本協議会では以下に示す4つの「行 動指針」を定め、情報通信技術に関するセミナー等の開催、ICT分野におけ る企業どうし、あるいは企業と人材のマッチング、電子メールによるニュース の発行など会員に役立つ情報の受発信などに取り組んできた。 スマートフォン等の急速な普及により、インターネットがより身近になり、 電子商取引などインターネットを通じたサービス利用が拡大し、いつでもどこ でも、情報通信技術の恩恵を受けられる環境が整ってきた。また、ポートアイ ランドでは、スーパーコンピュータ「京」が供用され、民間企業が研究開発に 活用する「産業利用」が始まっており、製品開発などの分野で地元経済への波 及が期待されている。本協議会としても、活動や会員の持つ技術を通して、地 域の人々がICTを利活用できる快適な社会の実現、地域企業の発展、地域経 済の活性化に貢献し、ICTで新たな価値を神戸につくる活動に取り組みたい と考える。 また今後、経済成長の期待される中国、東南アジア等に進出を考える会員企 業が増えることが想定されることから、国際都市・神戸にふさわしい協議会と して海外のICT団体との交流や協議会活動の海外への情報発信などにも努め ていく。 【地域ICT推進協議会 行動指針(平成20年3月18日 幹事会承認)】 ①技術向上:会員の技術力の研鑽に努めるとともに、地域に根ざした産学連 携を活発にし、ICTを活用した高度な製品・サービスの創出に寄与する。 ②地域貢献:地域の安心・安全な情報化社会の実現に寄与するとともに、I CTを利活用して地域経済の活性化に取り組む。 ③人材育成:次世代を担う地域のICT人材の育成に寄与する。 ④交流・融合:会員相互の交流を通じ、各会員の利益向上に努める。 2.活動内容 本協議会の活動は、 「会員が単独では出来ないことを、会員相互や地域の皆さ ん、他の情報化推進関連団体などと協調・連携しながら実施していく、また実 - 65 - 施していける」ということに最大の特長がある。 本年度も4つの行動指針を実現するため、4つの委員会「交流・視察」 「IC T企業支援」 「地域貢献」 「KIT 神戸(旧 P-MODAN 神戸)」の活動を中心に、 「会員 の最大参加と会員・地域への最大フィードバック」を基本姿勢に据え、担当幹 事を中心に各々の取り組みを進めていく。 また、会員有志の自主的な勉強会であるワークショップについても、引き続 き、会員からの提案を受けて、多くの会員の参加を募って行う。活動内容によ っては、ワークショップのメンバーにとどまらず、広く会員全体に参加を呼び かけて実施する。 委員会、ワークショップとも、地域における「民・学・産と行政」のネット ワークで展開可能という本協議会の強みを最大限に生かし、活動への参加が会 員にとって意義深いものとなるよう努める。 (1)委員会による活動 ①交流・視察委員会 外部講師の招聘による講演や会員によるプレゼンテーションの場を提供 するなど、他の委員会やワークショップとの連携を図りつつセミナーや交 流会を開催するほか、会員が家族ぐるみで参加できるようなレクリエーシ ョンを企画する。また、市内外の他のICT推進団体とも連携し、会員間・ 会員外(異業種も含む)との人的ネットワークの拡大を図る。さらに、I CT関連の技術動向の情報を収集し、調査研究することを目的に、国内外 のICT事情にかかる現地視察を実施する。 (27年度の計画) ・セミナー:年3回程度開催 ・情報交流会:隔月開催 ・視察:ICT事情の見聞を広めるにふさわしいテーマを設定し実施 ・会員間の親睦を深めるレクリエーション企画 ・市内外のICT推進団体が主催するイベントへの参画 ・神戸 IT フェスティバル、アニメーション神戸開催への協力 ・SIGGRAPH Asia 2015 との連携 ②ICT企業支援委員会 ICT企業を中心に他業種と交流するビジネスマッチングを開催し、会 員企業の取引先拡大や情報収集に役立てる。また、教育機関と連携して学 生等に地域のICT企業を紹介する取り組みを行うことで、雇用機会の増 大をはかり、地域のICT産業の育成に資する。 (27年度の計画) ・ビジネスマッチングの開催や、他団体との連携による企業のICT化支援 等を通じた、多様な地域や業種との交流促進 - 66 - ・国際フロンティア産業メッセ、SIGGRAPH Asia 2015 や神戸ITフェスティ バルなどへの参加、協力 ・ICT業界に特化した合同就職説明会やインターンシップ、合同社員研修 の実施 ・兵庫県・神戸市の情報システム関連業務の地元企業参入拡大の研究 ・スパコン、医療及びファッションに関連するビジネスチャンスの研究 ・技術分野での会員企業ニーズの把握や ICT 人材に関する情報共有 ③地域貢献委員会 地域で実施されている様々な社会貢献活動に協議会として協力するとと もに、ICTの利活用による会員の地域貢献活動を推進する。 (27年度の計画) ・会員企業・団体が実施している地域貢献活動の紹介 ・青少年、高齢者等への、情報モラルや ICT 分野のセキュリティに関連 する啓発活動 ・優れた地域貢献活動を行っている企業の発掘や顕彰 ④KIT 神戸(旧 P-MODAN 神戸) 「子どもたちに夢を」というキーワードのもと、2000 年に発足した P-MODAN 神戸も、14 年間の活動を通じて、地域の子どもと、海外の子どもとのイン ターネット交流や、神戸市と仙台市の小学校とをインターネットでつなぎ、 子どもたちの交流活動を中心に行って来ました。 今年度、15 年目をスタートするに際し、名称も KIT 神戸(Keep In Touch 神戸)と新たにし、交流活動の内容も高めつつ、幅広い属性の方々を対象 に行う事と致します。 引き続き、他の委員会等とも積極的・有機的に連携した活動に、取り組 みたいと思います。 (2)ワークショップによる活動 地域振興や技術向上、人材育成など本協議会の基本理念に適合する提案 について、会員から提案を受けて、幹事会での承認を経たのち、提案者を 中心に専門的・具体的な勉強会を行う。新しい産業活動の創造や地域社会・ 地域経済の発展への貢献、新たな通信技術の動向、ICT人材教育に関す る研究など、協議会活動と関係が深い分野のテーマを取り上げる。 (参考)26年度のテーマ ①SNS研究会 ②近距離無線通信 ibeacon を活用したターゲットマーケティングの研究 ③大手乗り換えサイト等を活用した地域活性化の研究 ④音声認識と感情認識で進化するユーザーインタフェースの研究 - 67 - (3)U-35の活動 ICT 業界及び ICT 業界とつながりがある各種業界の底上げを図るため、地 域を支える各企業の若手・中堅社員の交流・成長の場、キッカケ作りを行 う。COPLI の会員企業を中心に ICT 業界、各種業界の若手のための活動を行 う。 (27 年度の計画) ・ワークショップ形式のキックオフ交流会を開催すること。 ・勉強会を複数回開催すること。(年2回+α) ・地方創生で活性化している地域に視察に行くこと。 ・オープンデータに関するアイデアソンを開催すること。 ・他イベントとのコラボレーションを行なうこと。 ・若手の意見を吸い上げ実行する環境ができる場とすること。 →目安箱を設けて意見を吸い上げる仕組みを創ること。 3.その他 (1)総会・幹事会について 総会は年1回、幹事会は隔月(原則として奇数月の第3火曜、第3水曜 交互)開催し、協議会活動の意思決定を行う。 (2)協議会の広報活動 マスコミへの情報提供やCOPLIニュースの配信(月1回以上)など、 より効果的なPR活動を展開する。 (3)デジタル関連の各種取り組み 「アニメーション神戸」に引き続き協力するほか、他の情報関連団体と も連携しつつ、デジタルコンテンツ関連イベントの開催等に取り組む。 (4)情報関連団体や教育機関との協力・交流 兵庫ニューメディア推進協議会や他地域の情報関連団体、教育機関など 関係する団体・機関との交流や事業協力に努める。 (5)会員の拡大 協議会活動をより活性化するため、会員の拡大に努める。 - 68 - 平成27年度 行事年間計画(案) 平成27年5月8日(金) 総会・セミナー・会員交流会 5月22日(金) 兵庫・神戸IT人材就職フェア 5月~6月 ワークショップ&交流会(U-35) 6月9日(火) 合同社員研修 7月 国内視察 8月 COPLIセミナー 子どもスマホ体験教室 勉強会&交流会(U-35) 8月~9月 9月4日(金) 神戸ICTインターンシップ ICTビジネスマッチング (国際フロンティア産業メッセの中で開催) 情報交流会 10月 COPLIセミナー 10月~11月 オープンデータアイデアソン(U-35) 11月2日(月)~5日(木) SIGGRAPH Asia(シーグラフアジア)2015 11月6日(金)~7日(土) 神戸ITフェスティバル 高齢者向けタブレット教室 12月 平成28年1月 情報交流会 兼 会員忘年会 COPLI新春セミナー 1月~2月 勉強会&交流会(U-35) 2月 地域貢献セミナー ※ 海外視察の実施時期・視察先については、未定 ※ 幹事会は原則、奇数月の第3火曜日もしくは水曜日に開催 - 69 - 平成27年度 収支予算書(案) (平成27年4月1日から平成28年3月31日) 収入の部 (単位:円) 項 目 会員会費収入 決算額 備 予算額 3,470,000 3,530,000 395,000 400,000 1,694,681 1,839,101 394 0 5,560,075 5,769,101 交流会等参加費ほか雑収入 考 (総会・セミナー・情報交流会等) 前年度繰越金 預金利息 収 入 合 計 支出の部 (単位:円) 項 目 決算額 予算額 プロジェクト等事業費 651,123 1,730,000 交流・視察委員会 183,040 350,000 ICT企業支援委員会 149,990 350,000 地域貢献委員会 129,849 350,000 KIT神戸(旧P-MODAN神戸) 78,182 180,000 ワークショップ 40,075 250,000 U-35 69,987 100,000 0 150,000 1,051,801 1,136,800 予備費 情報発信経費 備 考 ライター原稿料 129,600 129,600 @20,000×6×1.08 ニュース編集・制作、サーバ管理、ホームページ更新費 907,200 907,200 @70,000×12×1.08 15,001 100,000 ホームページの充実 広報活動 総会・セミナー開催経費 1,322,687 1,400,000 総会 792,517 800,000 セミナー・情報交流会 530,170 600,000 695,363 702,301 648,000 648,000 @50,000×12×1.08 事務局運営経費ほか 事務局業務委託費 雑費 次年度繰越金 47,363 54,301 1,839,101 800,000 次年度総会開催経費 支 出 800,000 次年度総会経費相当 合 計 5,560,075 - 70 - 5,769,101 COPLI ワークショップ要綱 (目的) 第1条 地域ICT推進協議会(以下「協議会」という。)が目的とする、新し い産業活動の創造とICT関連産業の集積・活性化並びに地域社会・経済の 発展等を進めるため、会員が、自主的に組織するワークショップにより、調 査・研究・実践活動(以下「調査など」という。)を行う取り組みを促進する とともに、設置されたワークショップが必要とする活動経費を適正に負担す ることを目的とする。 (活動内容) 第2条 会員は、協議会活動に関係するテーマに関し、専門的・具体的な調査 などを行うため、ワークショップを結成するものとする。 2 前項のワークショップが行った活動の成果はワークショップに帰属するも のとする。 (調査などのテーマの募集) 第3条 協議会はワークショップが行う調査などのテーマについて会員から募 集する。 2 ワークショップで調査などを行う希望がある会員は、別記様式により、企 画書を幹事会に提出する。 3 企画書はワークショップの代表者から提出するものとする。 4 企画書の提出があったときは、幹事会でその内容を審査し、活動経費の負 担の可否について通知するものとする。 5 調査などを行うためワークショップを結成したい会員は、企画書の案を作 成し、事務局の協力を得て会員に対してワークショップへの参加者を募集す ることができる。但し、会員外の者が参加するときは、ワークショップ代表 者の承認を得るものとする。 (調査などの期間) 第4条 調査などを行う期間は協議会の事業年度によるものとする。ただし、 幹事会の承認を得て、延長することができる。 (ワークショップの結成) 第5条 ワークショップは2会員以上により構成する。 (代表) 第6条 ワークショップには構成員の互選により、代表者を置くものとする。 - 71 - (報告) 第7条 ワークショップの活動については総会などにおいて報告するとともに、 幹事会の求めがある場合には、すみやかに活動状況について報告するものと する。 (活動経費の負担) 第8条 ワークショップの活動に必要な以下の経費については、協議会が負担 するものとする。 (1)会議費 (2)資料購入費 (3)外部講師の旅費および謝金 (4)その他活動に必要な経費 2 協議会が負担する経費は、1ワークショップ当たり15万円以内とする。 ただし、予算の範囲内とする。 3 外部講師の講演などで適当なものについては、ワークショップの構成員以 外の会員も聴講できるよう配慮するものとし、その場合の経費については協 議会が負担することができるものとする。 4 協議会は、ワークショップの活動が次の各号に該当するときは、経費の全 部または一部を返還させることができる。 (1)活動経費の使途が適切でない場合 (2)ワークショップが活動を中止または終了した場合 (その他) 第9条 前各号に掲げるもののほか、ワークショップの活動および経費の負担 について必要な事項については、幹事会で決定するものとする。 (附則) 1 この要綱は、平成19年5月21日から施行する。 2 この要綱は、平成26年5月10日から適用する。 - 72 - COPLI ワークショップ企画書 テーマ名 代表者 氏名 会員名(会社または団体名)および役職 E-mail TEL( FAX( ) ) 連絡先住所 氏名 会員名(会社または団体名)および役職 他の参加者 【取り組む内容の概要】 予定している 活動の概要 (参考となる資料 があれば添付) 【必要経費の概算および明細】 (注) 1. 「取り組む内容の概要」は、添付資料も含めて、活動予定内容の概要が把握できる程度の内容を記入する。 2. 「必要経費の概算および明細」には、会議費、資料費、講師謝金などを記入する。 - 73 - 地域ICT推進協議会(COPLI) 会員一覧 (50音順) 平成27年5月8日現在 <一般会員>(71団体・個人) アイクラフト(株) (株)ジェイコムウエスト アイ人財企画 (株)GEOソリューションズ (株)Eyes, JAPAN (株)システムリサーチ アイメディアス(株) シスメックス(株) アクセンチュア(株) (株)ジャム・デザイン (株)アクレット (株)ズームス (株)ADAM (株)ステップワン (株)アルファミクス 星海情報(株) (株)アレシア 大越産業(株) (株)イージャン 電鉄商事(株)DTSコミュニケーションズ (有)イメージリンク (株)ドーン インターナップ・ジャパン(株) (株)ドアズ インターメッシュジャパン(株) (株)ドコモCS関西 神戸支店 インタービジネスネットワーク(ibn) 西日本電信電話(株)兵庫支店 (株)HKB 日本電気(株)神戸支店 (株)NTTデータ関西 (株)日本ビジネスデータープロセシングセンター (株)オトックス ネクストジェネレーション(株) キー・ポイント(株) (有)パウゼ (株)極東ブレイン 橋本総合法律事務所 近畿タクシー(株) (株)パソナテック (株)ケイ・オプティコム (株)日立製作所 (株)高知電子計算センター (有)ビデオクラフト (株)神戸コミュニティ・エクスチェンジ 特定非営利活動法人 HINT 神戸市 ペタビット(株) 神戸商工会議所 (株)三井住友銀行 (株)神戸新聞社 (株)ムーブ (株)神戸デザインクリエイティブ メイヴァン・マイクロシステムズ(株) (株)神戸デジタル・ラボ ものづくりアドバンスソフトウェアサービス(株) コベルコシステム(株) 盛田コンサルティング コベルコソフトサービス(株) (株)ユーシステム (株)さくらケーシーエス (株)夢工房 (株)サルード リベラ(株)大阪支社 (株)サンテレビジョン 六甲トライデント(株) (株)山電情報センター (株)ワイズエッグ (有)SEAS (株)ワイドソフトデザイン - 74 - <特別会員>(28団体・個人) 専門学校アートカレッジ神戸 公益財団法人神戸市産業振興財団 明石工業高等専門学校電気情報工学科 神戸情報大学院大学 明石市 神戸市立工業高等専門学校 大手前大学 神戸電子専門学校 京都産業大学 阪本(株) 近畿経済産業局 神和台ネット 近畿情報システム産業協議会 須磨学園高等学校・中学校 近畿総合通信局 洲本市 甲南大学 財団法人阪神・淡路産業復興推進機構 OB 専門学校神戸カレッジ・オブ・ファッション 兵庫県 神戸芸術工科大学 兵庫県立大学 (株)神戸工業試験場 公益財団法人ひょうご産業活性化センター 神戸市外国語大学 流通科学大学 神戸市看護大学 ※個人名は掲載しておりません - 75 - COPLI入会申込書 貴会に会員として加入を申し込みます。 年 ■名称 ※ 〒 ■所在地 ※ ■TEL/FAX ※ TEL: ■URL ※ http:// ( )- / FAX: ( )- (役職) ■代表者 (氏名) ■紹介文(120 字以内)※ (役職) ■協議会活動担当者① (氏名) (E-mail) (役職) ■協議会活動担当者② (氏名) (E-mail) ■その他、COPLI ニュース 受信用アドレス (複数も可) ■推薦人(紹介者) ※の項目についてはCOPLIホームページの会員紹介に掲載させていただきますので、 あらかじめご了承ください。(ただし、個人は除きます。) □←個人の方で掲載を希望する場合はチェックを入れてください。 ●会費 ■入会金 なし ■年会費 ( )万円 × ( )口 [申込先] 地域ICT推進協議会事務局 (株式会社ワイズエッグ内) FAX: (078)611-7750 TEL: (078)611-7760 E-mail:jimu@copli.jp - 76 - 月 日
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