無機廃液及び廃試薬回収排出方法 ver.3 1.廃液・廃試薬の準備 ・無機廃液については各分類に従って廃液等を容器に入 れる。 ・廃試薬については試薬ビンに入ったままでよい。 <注意事項> ・管理室で配布している 20L 及び 10L のポリタンクは有 機廃液回収用なので使用しないこと。 ・フラスコやビーカー等実験器具に入ったままでは排出で きません。(事前に研究室でフタのできる容器に移し替え ておいてください) ・空の試薬容器を廃液入れとして使用する場合は、元々 入っていた試薬名を消して、何が入っているか分かるよう 記入しておくこと。 ・農薬についても回収可能です。(一部通常の回収では 回収できないものもあります) ・スプレー缶、ボンベ状の容器に入った化学物質について は回収できません。(別途ご相談ください) ・中身が不明なものの排出を希望する場合は、RI や核燃料物質等の放射性物質でないことを必ず確認して おく。 (放射性物質は管理室では回収できません。アイソトープ総合センター、核燃料管理施設にご相談ください) 2.無機廃液及び廃試薬回収希望調査・管理票(非水銀系)を作成し、muki@esmc.nagoya-u.ac.jp までフ ァイルを送る。 ・化学物質名について は、右のような例を参 考に記入する。 番号 1 2 3 4 5 化学物質名 6N塩酸 水酸化カルシウム 重金属廃液(Mn, Fe, Zn 含有) Cuを含む無機廃液(酸性) 不明試薬 (液体、ガラス瓶に封入、蓋の開閉は可能) 重量・容量 500 500 18 10 50 単位 本数 単位 ml 1 本 g 2 本 L 2 本 L 1 本 ml 1 本 <記入のポイント> ・廃液については、含有する元素、化学物質名を必ず記入する。 ・有機溶剤(エタノール、アセトン等)が含有される場合はその旨必ず記入する。 3.回収の2~3週間前に環境安全衛生管理室から見積もりが届くので、確認の上返信する。 ・このとき、変更できるのは、見積もり金額が出ている無機廃液若しくは廃試薬の本数の増減のみです。 4.排出の準備をする。 (1)無機廃液及び廃試薬回収希望調査・管理票(非水銀系)の準備 ・管理票は見積金額が記入されたものを 3 部印刷しておく。 ・研究グループ責任者の印を押しておく。 (2)排出物(廃液・廃試薬)の準備 ・廃試薬については MaCS-NU(化学物質管理システム)で廃棄薬品登録しておく。 →MaCS-NU 上で実際は存在しないものが在庫として残ってしまうので、必ず行ってください。 ・廃液・廃試薬の容器に、研究グループ ID と管理票に記載されている リストの番号を記入しておく。 (例:シールやテープを貼りマジックペンで記入(右写真)) →どの研究室が排出した廃液・廃試薬かを把握するために必ず記入 ください。 5.回収日の指定された時間に回収場に管理票 3 部と無機廃液、廃試薬を持って行く。 6.リストと照合するため、番号順に並べる 数量・中身の確認を行う。 管理票に確認印を押してもらう。 7.管理票の控えを持って帰る。 確認印 ≪無機廃液及び廃試薬回収作業時の安全確保について≫ 1.保護具の着用 ・白衣、保護メガネ、靴、保護手袋等を身につける。 2.運搬時の注意 ・台車から落ちないように柵等が付いた台車を使うか、ヒモ等で落ちないよう に固定する。 × 3.重量物の積み降ろし ・ガラス容器に入った試薬、20L ポリタンクは量が多いと重 いので注意する。 廃液・廃試薬が入っている箱を台車に載せたり、降ろした りする場合は、右の悪い例のような形で持ち上げて、腰を痛 めないように注意してください。 悪い例 良い例 環境安全衛生管理室
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