会長方針説明 - 東大阪中央ロータリークラブ

新年度方針説明
会
長
鈴木勝俊
新年度会長を仰せつかりました鈴木で御座います。一年間どうぞよろしくお願い申し上げます。
では本年度の方針説明をさせていただきます。
まず今年の3月 23 日に開催されました 2660 地区によるPETSといわれる会長研修を受講して
きました折のロン・バートンRI新会長のご紹介とRIテーマをお話しします。それから新年度福家
地区ガバナーのご紹介と地区の方針と目標について申し上げます。当クラブの新年度の方針と目標に
ついて述べさせていただきます。
まず初めにロン・バートン新年度RI会長についてお話しさせていただきます。ロン・バートン新
年度RI会長は米国オクラホマ州出身でオクラホマ州ノーマンロータリークラブに所属しています。
ご職業は弁護士です。
これまでに、地区ガバナー、恒久基金米国アドバイザー、ロータリー財団地域コーディネーター、
インターナショナルポリオ・プラス委員会委員、ロータリー財団管理委員長、2008 年~2009 年度
は財団管理委員会副委員長を歴任され、また現在RIの未来の夢委員会副委員長を務められています。
このロン・バートン新RI会長による新年度RIテーマは Engage Rotary Change Lives「ロー
タリーを実践し みんなに豊かな人生を」であります。(フラッグの図案を示す)テーマ・フラッグの
このブルーはロン・バートン新RI会長出身のオクラホマ州の州旗の色でオクラホマの青い空を表し
ていると、また赤はやはりロン・バートン新RI会長の出身大学オクラホマ大学の校旗の色です。中
央の歯車と両手の色と図案はエンゲージ・ロータリー・チェンジ・ライブスのエンゲージには約束す
るとか従事するという意味のほかに歯車をかみ合わせるという意味もあり、お互いの力を合わせて実
践し従事し人々の人生を豊かにすることを、テーマ・フラッグが象徴的に表しています。
ロン・バートン新RI会長はその講演の中で述べられていることをその一部ですがご紹介します。
まず人道奉仕の重点化と増加については、今から 26 年前、私がガバナーエレクトの頃、ロータリー
史上初めてのポリオ・プラスヘのキャンペーンが始まりました。「地球上からポリオを撲滅する」と
いうプログラムは当時から実現は容易ではないことは分かっていましたが 2005 年には成功させると
いう目標は立てていました。残念ながら 2013 年を迎えた今まだポリオの撲減はならずに活動は続い
ています。しかしながらこの大変困難なプログラムは次第に集結へ近づいています。そして今日この
仕事を終わらせる皆様の前に私は立っています。
現在はロータリアンにとって興奮に満ちた時です。ロータリーの全盛期がこれからやってくると私
は信じていますとロン・バートン新RI会長は言われています。ポリオの撲滅がかつてないほど実現
に近づいている今、私たちはロータリーの歴史における一つの章の終わりのページを書こうとしてい
ます。
そして未来の夢計画の開始とともに、新たな章の第一ページを書き出そうとしています。未来の夢
計画はロータリー財団の新たな時代の幕開けです。ロータリーの素晴らしさをすべて取り入れた未来
の夢計画は、さらに大きく、持続可能な国際プロジェクトを促がすとともに地域プロジェクトでの柔
軟性を高めることによってロータリーを新しい次元へと昇華させるものです。と言われています。私
たちは 2015 年までに会員数を 130 万人までに増やすことを目標に掲げています。
またロン・バートン新RI会長はロータリアンはそれぞれ十人十色ですとロータリアンの人格の多
様性を容認した懐の深い論述をされています。ここの部分が少し深くわかれば近隣のクラブで聞いた
軋轢で退会者が出たなどということはなくなるのではないかと思いましたのは鈴木の私感でござい
ます。またロータリーに入会した理由も、人それぞれですと、またロータリーに入会した理由と、ロ
ータリーにとどまり続ける理由が違う場合もあります。と言われています。しかしここにいる我々全
員がロータリーに打ち込むきっかけとなる何かをロータリーで見つけた体験をお持ちだと思います。
皆さんにとってそれが何であれ、生涯ロータリアンであり続けたいと思ったきっかけが何であれ、そ
れを他の人々と分かち合い、ほかの人々もそのきっかけが見いだせるように手伝ってあげてください。
ロータリーがかかわれば、またロータリーが積極的になれば、人々の人生を豊かにすることができる
のです。その理由から私は 2013~2014 年のテーマを「ロータリーを実践し、みんなで豊かな人生
を」といたしました。と述べられています。そして講演の最後の部分で、一つだけ皆さんにお約束で
きることがあります。それは皆さんがどれほどの達成を遂げようと、今年度どのような奉仕を行おう
と一番豊かになるのは皆さん自身の人生だということですと、述べられています。
それでは以上でRI会長のご紹介を終わりまして、2点目に新年度の福家宏新地区ガバナーのご紹
介と地区の方針と目標について申し述べます。福家宏新地区ガバナーは 1943 年生まれですから今年
で 70 歳におなりです。職業は医師でいらっしゃいます。大阪市立大学医学部卒業、大阪市立医学部
付属病院、大阪市立桃山病院を経て 1987 年福家医院開業現在に至るとなっています。ロータリー歴
は 1985 年八尾東ロータリークラブ入会、1991 年業務多忙のため一旦退会されて 1995 年八尾中央
ロータリークラブに入会されてクラブ幹事・会長を経験され 2000 年より地区に出られ、地区ポリオ
プラス委員会委員・地区財団人道的補助委員会委員・地区ロータリー財団副委員長・地区財団FVP
委員会委員長・地区災害支援プロジェクト副委員長等を歴任されてこられました。
新年度福家ガバナーにより発表された地区の方針は「感動の体験を人々にも自身にも」、サブタイ
トルは「パチスペイト(Participate)~参加し、敢行しよう~」です。そして地区として、何にポイン
トを置いて活動を進めていくのか、次の5項目について次年度会長研修会の中でお話がありました。
まず「クラブのサポートと強化」にかかわるものとして、特に強調されていたことは会員の維持と増
強です。また会員の維持のためには入会後年数の浅い会員にできる限り地区やロータリー財団のプロ
グラムに参加するように工夫していただきいと思いますといわれていました。それから奉仕活動につ
いて「人道奉仕の重点化と増加」にかかわる「ポリオ撲滅への努力・FVP(未来の夢計画)によるプ
ロジェクトの成功・東日本震災復興支援」について強調されていました。そしてさらに公共イメージ
と認知度の向上、つまり広報活動の重要性について述べられていました。
以上、ロン・バートン新年度RI会長と福家新年度ガバナーの就任にあたってのRIと地区の方針
をかいつまんでご説明させて頂きました。引用が長くなりましたが、この一人の人の人生に影響を与
え人々も豊かにし自分自身も豊かになれるというお話しと信念に大いに共感するところがありまし
たので引用させていただきました。
最後に当クラブの今年のテーマを「和を輪に広げる行動を」とさせて頂きたいと思います。具体的
な目標については、
1.クラブ奉仕特に親睦活動委員会の充実。
2.職業奉仕委員会の職業奉仕の理念の深化充実。
3.社会奉仕委員会の活動の充実。
4.国際奉仕委員会の活動の充実。
5.会員増強については前年度岩﨑会長よりの引継ぎ事項でもあり佐藤会員増強委員長のご指導を得
て期首会員から純増3名を目標といたします。
6.FVP「未来の夢計画」に対する取り組みは今年度は実行年度で当クラブは参加しませんが事例
研究だけは続けておきたいと考えています。FVPの標準が当クラブの今後の奉仕活動のヒントと
なっていく可能性は大きいと考えと思われます。
7.金子幹事の進言もあり、ロータリーの未来を考えて新世代奉仕部門の強化に取り組んで参りたい
と思います。青少年部門、ライラ、留学生の派遣・受け入れ等々五大奉仕の一画、新世代奉仕部門
に特に注力してできることは一歩進めてまいりたいと考えております。
以上、ありきたりかもしれませんが珠玉のようなクラブの和を親睦の果実として享受させていただ
きながら奉仕は人のためならず、本年度のロン・バートンRI会長の言われる人々の人生を豊かに
(チェンジ・ゼアー・ライブス)と同時にあなた自身の人生も豊かに(チェンジ・ユアー・ライブス)
に大いに共感しながら、この一年をクラブとともにクラブ発展を目指し一日一日を大切に過ごして
まいりたいと考えております。
皆様のご指導ご鞭撻をお願いいたしまして新年度方針説明とさせていただきます。ありがとうござ
いました。