あーとてるの旅18 - あーとてるの部屋

あーとてるの旅18
32回目
フランス・・パリ
イギリス・・ロンドン
1997年12月29日~1998年1月3日
参加者:野村 幹夫,田口 裕子,井上 重夫
パリで落ち合う 浦崎 交司,佳代子夫婦
全日空に乗り座席に座ると直ぐに睡眠薬を飲んだ,アメリカから始まってついにヨーロ
ッパ線にまで喫煙席が無くなってしまった,12 時間も 13 時間も長い間狭い席に座っている
事が苦痛になる,酒を飲んだり,機内食を食べたり,映画を見たりしていたらタバコが吸
いたい吸いたいと思う気持ちが抑えられなくなってしまう,寝てしまうのが一番良いのだ。
パリ シャルル・ド・ゴール空港に着陸した時は頭が重かった,成田空港を離陸して直ぐ
にビール2缶とワインの小瓶を5本ぐらい空け,睡眠薬を飲んだせいかぐっすり眠れたの
だが,寝不足で体が重かった。
シャルル・ド・ゴール空港からリムジンバスで市内に向かう,高速道路からリンドバー
クが降り立ったブルジェ空港を右に見て,もう少しでパリ市内に入る所に巨大な建物が現
れた,初めて見る建物だった,サンドニのサッカー場で1998年に行われるワールドカ
ップフランス大会のメイン会場になる競技場た。パリ環状周回道路に入るとクリニャンク
ールの蚤の市が見えた,リムジンバスがのろのろとスピードダウンし始めた,ものすごい
数の車で混雑している,車の渋滞に巻き込まれてしまった,空いていれば5分で着くとこ
ろを30分かかって,環状周回道路から一般道路に出る,ポールドマイヨー広場経由で2
ヶ所のホテルを廻り終点の凱旋門に,リムジンバスを降りるとそこは車の洪水だ,
ここからホテルまでは約3キロ,サント・ノーレ通りの凱旋門から行くと一番外れにホ
テルがある,タクシーをやっと捕まえてホテルまで頼むとシャンゼリーゼ通りを走り始め
たが渋滞でなかなか進まない,クリスマスのイルミネションがシャンゼリーゼ通りを美し
くマロニエの木に飾られている,運転手は左に折れて狭い道を走り始めた,フリードラン
ド大通りに抜けオスマン大通りに出た,タクシーはスムーズに走っていけるようになった,
オペラ座からオペラ通りに出てサント・ノーレ通りに入りやっとの事でホテルに着きまし
た,小さな三ツ星ホテルでタクシーから荷物を降ろしていると,佳代ちゃんと交司君が出
迎えてくれた,二人はホテルが違うが待っててくれたのです,チェックインして3人も乗
れば満員の自分でドアを閉める小さなエレベーターで3階の部屋に,さすがに三ツ星だ。
本場のオニオンスープグラダンを食べたいと言う事で,昔の中央市場,現在のフォーラ
ム・デ・アルの前にあるピエット・コションに行く事になりました,ホテルからもそんな
に遠くなく散歩がてら歩いていくと,ピエット・コションの前にはもう20人ぐらい並ん
でいた,30分ぐらい待ってやっと店の中に入れたがテーブルには着く事が出来ない,バ
ーカウンターの前で食前酒を飲んで待っていた,1970年代のピエット・コションは,
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店の前が牛,豚,鶏,魚,野菜などの中央市場でした,朝早くから寒い市場で働く人を目
当てに1階入り口付近に立ち飲みカウンターがあって,お酒でもコーヒーでもオニオング
ラダンスープなど急いでいる人達の為のカウンターがあり,私もよく利用させてもらいま
した,現在は市場がないため観光客相手の店になり立ち飲みカウンターがなくなり,席が
空くのを待っている人の立ち飲みカウンターに変わっていた。
2階のテーブルに案内され,生牡蠣のセットとオニオングラダンスープを食べる,パリ
の冬は生牡蠣が旨い,何種類かの生牡蠣とハマグリや海老,ワインを飲みながら食べる生
牡蠣は格別だ。
食後フォーラム・デ・アルを散歩してポンピドウセンターに行ってみた,ここも随分と
変わっていた,ポンピドウセンターの周りにはレストラン,カフェやおみやげやさんが立
ち並ぶ,パリは観光客で持っている感じ。
パリ1日観光
12月30日
朝食後ホテルを出るとルーヴル美術館の前にチヴォリ通りをはさんだコ
メディ・フランセーズに出た,普段はオペラ通りを歩くのですが,パリ3回目ののむチャンに
祐ちゃんに知らない所を歩かせようと,パレ・ロワイヤルの中を通ることにしました,1
7世紀にルイ13世の城館です,今では文化省が使用,その中庭と言うか庭園の中を歩い
てオペラ座に,オペラ座の横を通りプランタン百貨店に,デパートの前には浦崎夫婦が待
っていた,早速メトロに乗ってクリニャンクールの蚤の市に,私以外皆始めてた,10時
前なのでまだ早いせいか店も半分ぐらいしか開いていない,開いている店を見てほしいも
のがない,私がパリ滞在中に暇な時に来て19世紀に造られたフランス人形を買って日本
に持ち帰った事が何回もあったが,現在はプラスチックのフランス人形になってしまった
ので価値がありません,リトグラフも見たのですが価値のないものばかり,自転車を形取
ったタオル掛けは面白いのでおみやげにと思い10個ほど買ってしまいました。
クリニャンクールの蚤の市を後にしてモンマルトルに向かう,そしてモンマルトルの裏側
に出る,フランス映画でも良く見る急勾配の階段,この階段を登ると思うとゾッとする,
のむチャンと祐ちゃんはこの階段に挑戦するといって登り始めた,浦崎夫婦と一緒に横道から
登る,サクレクール寺院の前で落ち合ったモンマルトルの丘にロマネスク・ビザンチン様
式のドーム頂上まで85メートルの百亜の聖堂がパリの街を見下ろしている,サクレ・ク
ール寺院は上まであがれるが今回は綺麗な寺院の外観を見てテルトル広場に,絵描きさん
の溜まり場だ,キャンパスに絵を描いていて気に入った絵があると買っていく人もいる,
似顔絵描きも沢山いて外国人に日本人旅行者を描いてもらうと西洋人になってしまう,テ
ルトル広場からおみやげや通りを店を見ながら歩くとアベス劇場の前に出た,ユトリロが
描いたムーラン・ド・ギャレーがそうだ,今とユトリロが描いた絵とは随分違う,大きな
赤い風車が残っていた。
クリシー大通りに出るとピガール広場だ,夜になると日本人旅行者がカモにされる歌舞
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伎町みたいな所だ,カフェバーやセックスショップにおみやげ物屋が軒を並べている通り
です,ムーラン・ルージュの劇場の上には風車小屋に赤い4本の風車がまわっていた,今
回はムーラン・ルージュの外観を見るだけ。
モンマルトル墓地に連れて行きました,エミール・ゾラ,ドガ,スタンダール,トリュ
フォーなど著名人が多く埋葬されている,入り口で地図をもらい日本ではお目にかかれな
い墓石を見たりした。
プラス・ド・クリシーからメトロに乗りセーヌ川を渡ったビラケム駅で降りエッフェル
搭に,すごい混みようだ,4つのチケット売り場と4つのエレベーターにものすごい行列
が出来ていた,これは大変だ上まで行くのにどのぐらいの時間がかかるのだろう,のむチャン
と祐ちゃんは前回来た時に登っているのでいいとして,浦崎夫婦にはかわいそうだがあき
らめてもらいました,セーヌ川に出てイエナ橋の下からセーヌ川の遊覧船に乗ることにし
た,バトー・ムーシュみたいな豪華船ではないがバトービュスといって普通の遊覧船です,
遊覧船からエッフェル搭を見ると J732と電工掲示板に見えた,サッカーのワールドカッ
プフランス大会までの日数だ,遊覧船はイエナ橋から動きだしデッキで川から見る風景を
楽しんでいたが冬風が冷たい,アンヴァリッド,ルーヴル美術館,ノートルダム寺院,遊
覧船からみるのと地上から見るのとでは違うようにみえた,一回りしてサンルイ島から引
き返す。
セーヌ川に架かったイエナ橋をエッフェル塔を背に歩いてトロカデロ庭園に噴水は勢い
良く直線を描いて飛んでいる,階段を上がるとシャイヨー宮だ,映画や CM でよく見る風
景はシャイヨー宮の広場だ,ここから見るエッフェル搭や庭園の噴水,アンバリット,陸
軍士官学校が,遠くにはモンパルナスタワー,パンテオンがそびえたつ姿が絶景です。
凱旋門からシャンゼリーゼ大通りはイルミネションの洪水だ,日没のマロニエの木に飾ら
れた照明の数はどの位だろうか,シャンゼリーゼの夜景の美しさはパリならです,この素
晴らしいイルミネーションの中をコンコルド広場まで歩く,コンコルド広場は車の洪水だ
った,チュイルリー公園には大きな観覧車がライトアップされて回転していた,のむチャンに
乗ろうと誘うが嫌がっていた。
コンコルド広場から近くに,1997年8月に自動車事故で亡くなったダイアナ妃の事
故現場を見に行った,泥道をよけながら歩いてトンネルが見えてきた,トンネルの中に入
れないので道路の上からトンネルの中をのぞくが自動車が走っている姿しかわからなかっ
た。
暗くなったコンコルド広場でお腹が空いてきた,我々がパリに来る前まで浦崎夫婦が高
級店で食べ歩きをしていたので,今晩は庶民の食べ物をと思いムフタール街にギリシャ料
理屋にシシカバブを食べに行きました,交司君は感心するばかり,面白い通りです。
食べ終わってムフタール街の立ち並ぶレストランを見ながら街路灯のないくらい道に,ソ
ルボンヌ大学(現在のパリ大学)の裏に出てパンテオン寺院に出た,カルチェーラタンを
歩いて近くにあるシャンソニエに行こうと思いつき,その場所に行ったとき驚きました,
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何もないのです,空き地になっていました,このシャンソニエはパリ滞在中日本から来る
人をよく案内したものです,1階は本物のギロチン台が置いてあり周りには,やりとか鎧
など飾ってありミニチアの貞操帯を売っていた,地下に降りるとそこはシャンソンを聞か
せてくれる舞台と50人ぐらい座れるイスと小さなテーブル,飲み物を1杯飲みながらシ
ャンソンを聴いていた,思い出の店だったので残念でたまらなかった。
夜中のカルチェーラタンは若い人達で混雑していた,カフェではカップル(アベック)が
キッスをしていたり,タバコをねだったりする姿がみえた,サン・ミッシェルからオデオ
ン,サンジェルマン・デ・プレ迄歩き皆疲れてきたので芸術橋を渡りルーヴル美術館の前
で,浦崎夫婦と別れた。
12月31日今年も今日で終わりた,今日のメインイヴェントは16時間後になった,
何年かかったのだろうかこの日を,前回は1976年が最後でその後何回もトライしたの
だが,飛行機が遅れたり列車が動かなかったりして今日やっと30年ぶりに騒げる日を迎
える事になった。
ヴェルサイユ宮殿
アンヴァリッドのバスターミナルで浦崎夫婦と落ち合いヴェルサイユ行きの電車に乗り
込んだ,しばらくの間セーヌ川に沿って地下を走る,40分ぐらいで終点のリヴ・ゴーシ
ュ駅に着いた,駅の隣のカフェを見て懐かしい・・35年前に始めてこのカフェでテーブ
ルに付いているミュージックマシンでシャンソンを聴いていたことがあった,外から見る
と何も変わってはいない。
ヴェルサイユ宮殿へ向かう広い道からヴェルサイユ宮殿正面にはルイ14世の騎馬像が
立っている,ヴェルサイユ宮殿の門をくぐると入り口から人が蛇行して並んでいる,まい
ったなあ・・せっかく来たからには並ぼうと,30分ぐらい待たされてやっと入場券が買
えた,入館したが人がいっぱいだ,礼拝堂,鏡の間,マリーアントワネットの復元した寝
室,貴人の間,平和の間,大会食の間,天井の装飾の見事な部屋に感激,ヴェルサイユ宮
殿には何回きても素晴らしい。
宮殿から庭園に出ると遠くに十字になった大運河が見える,運河の手前にはアポロンの
泉に馬と人間が歩いている像があって,この時期は噴水が出ていなかった,アポロンの泉
から右に折れプチトリアノンに向かうが,道を間違えてしまった,そのまま歩いていたら
レストランがあって食事をする事になった,食事が終わってレストランの前には,遊園地
で園内を走るトロッコ車が待っていました,それに乗ってヴェルサイユ宮殿の近くまで行
ってくれたので歩くことなく宮殿を後に正面入り口に向かうと,パリ・ダカの出発する車
が勢ぞろいしていました,日本人の篠塚さんのテントを探したのですがわからず,ヴェル
サイユを離れました。
アンヴァリット駅で浦崎夫婦と別れ祐ちゃんもルイ・ヴィトンを買いに行きたいと行っ
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てしまった,のむチャンと二人になったので昔パリ市庁舎の近くに住んでいたアパートの近く
を見たい気がしてのむチャンと歩く,このアパートの思いでは寺山修二がモヒカン刈り10数
人を私のアパートに連れてきたことです,アパートの住民の年寄りの人達外にも出られな
くて可哀想だった,雑誌社の編集者が新婚旅行で来た時も3泊もしていった,映画評論家
の金坂健二もニューヨークでぎゅうちゃんこと篠原有司男と喧嘩してパリに来てしまって
泊まる所ないから泊めてくれとなきついてきたり,2年間住んでいた時にどの位の人が泊
まっていったことか,アパートの前の通りは細い道で昔は建物が壊れそうにくの字になっ
ていた,丸たんぼうでつッかえ棒がしてあったのがこのエリアに多かった,今は綺麗にな
っていて丸たんぼうのつっかえ棒は見る事が出来なかった,こんな所にブチックや可愛い
カフェ,教会,画廊,手工芸品店が集まってきた,街は変わったこんなに綺麗な街になっ
て・・・
カウントダウン
夜9時に浦崎夫婦がホテルに来てくれた,メトロルーヴル駅からバスチーユ駅まで行っ
たがまだ早すぎた,近くに素晴らしい広場があってレストランもあるルイ13世が建てた
ヴォージュ広場だ,近くにはヴィクトル・ユーゴの生家もある,広場の入り口のレストラ
ンは貸切,2軒目は満席で断られる,奥にある3軒目に行ったら快く中に入れてくれた,
テーブルに座るとこんな大きなワインボトルを持ってきて進められ飲む事になった,誇り
が付いていて2リットル壜だ,今までに見たことが無かった,でも飲むと結構旨い,当た
り。
生牡蠣セットにチキンや牛肉のあわせ物など食べる,この店の店主やギャルソンは面白
い客にいたずらしたり笑わせるユニークな人達だ。
バスチーユ広場に戻るとスターマインが打ち上げられていた,広場の周りにはシャンパ
ンをラッパ飲みしている集団,奇声を上げている集団,花火がシュルシュルと何本か打ち
上げられると何処からでもなく,英語とフランス語のカウントダウンが始まった,ジス,
テン,ヌッフ,ナイン,ュイット,エイト,
・・アン,ワン,ゼロ,車のクラクションが鳴
り響く,ボンナネ,ハッピーニューイヤー,の合唱で抱き合っている人,キッスをしてい
るカップル,誰彼かまわず抱き合ったりキスしている酔っ払い皆新年を祝福している,こ
んなにぎやかな新年を迎える楽しい都市パリに感謝いたします。
我々も参加しなければと広場から路地裏に移動,すごい混みようだ,自動車のボンネッ
トに乗ってあぐらをかいて寝ている若者,大瓶のビールをラッパ飲みしている若い女性,
中国人経営のコンビにで大瓶のビールを買いラッパ飲みし始めた,ラッパ飲みをしたくて
パリまで来たんだ誰も文句をいえないよ。
帰り道に通りがかりの人達にボンナネの挨拶,一軒のカフェが開いていたので入りカル
バドスを飲み始めた,旨い,久しぶりに旨いカルバドスに出会った,もうとまらない1杯
のつもりが2杯になり3杯になった,快い気持ちた,のむチャンも祐ちゃんも交司君も佳代ち
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ゃんも皆飲んだ,カフェを出てホテルに近ずくとホテルに帰りたくなくもう1軒行こうと
いう気持ちで2軒目に,ここでもカルバドスを1杯が3杯に,祐ちゃんが明日朝早いから
帰ろうとお開きになったがホテルに帰る道にカフェがあり強引に入ってしまった,またま
たカルバドスを皆で飲む,ここでも3杯だと思うがペロンペロンに酔っていました,ホテ
ルの前に来ると大型バスが両側に駐車している車で走れないでいた,私と飲むチャンでオーラ
イオーライとバスを誘導してあげた,ここで浦崎夫婦と別れる日本で会いましょう。
パリからロンドンへユーロスターに乗る
時計を見ると4時過ぎた,あああ・・・寝られないよ,冷たいシャワーで酔いと目を覚
まそうとしたが効果なし眠気が襲ってくる,祐ちゃんが心配して部屋に荷物を持ってやっ
て来た,早めに出かけることにしてふらつく足でエレベーターに乗ってフロントへ,チェ
ックアウトした時フランスフランが無かった,両替を頼むと断られてしまったタクシー代
が無いよ・・祐ちゃんが飲むチャンが持っているからというと,のむチャン俺も持っていないよ,
祐ちゃんが浦崎夫婦がフランスフランを持っていないのむチャンにお金をくれたと言うと,の
むチャンポケットを探すとフランスフランが出てきた,
まだ外は暗いタクシーで北駅へ,懐かしい北駅何十回と乗り降りした駅,ユーロスター
に乗る為には出国手続きをしなければならない,鉄道でパリで出国手続きは始めての経験
です,パスポートとチケットを見せるだけで終わりプラットホームに,プルミエクラス(1
等車)の席に着く,大きな4人掛けの椅子とテーブル付きと左側の椅子は二人掛けのテー
ブル付き,車両コンパニオンがお絞りを持ってきてくれた,7時22分ユーロスターがゆ
っくりと北駅から離れていく,窓から見る外の景色は暗い空のパリの街の建物だけが飛ん
でいく,テーブルに付いた照明が明るく祐ちゃんとのむチャンを写しだしていた,10分位た
って太陽が昇り始め1998年の初日の出をユーロスターから誓願する。
朝食が運ばれてきた1等車は朝食が付いているので我々貧乏人には助かる,スピートが
あがって来た揺れこごちで朝食を食べ終わったら急激に眠くなって何時の間にか寝てしま
った,不覚でした,トンネルの入る所を見たかったのに,目が覚めたのはロンドンのヴィ
クトリアステーションにまもなく着くゆっくり走っている街の中でした。
ロンドンの休暇
1998年1月1日パリから乗ってきたユーロスターから降り入国審査を受けてヴィクト
リアステーション構内を見渡す,久しぶりの駅構内は人でごったかえす改札口を出てタク
シーでシャフツバリストリートにあるホテルへ,部屋に入ると疲れきった体をベットに伏
せた。
目が覚めてから友たちのやっている日本レストランに行ってみようとのむチャンと祐ちゃ
ん3人で地下鉄に乗って終点のイーリングブロードウエイに,駅から歩いていると1月1
日はどの店も閉まっている,開いているところは PUB やピザやぐらい,友たちの店(武者)
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に着いたら閉まっていた,何時も休み無しで開けていたのに,電話しようとしたら電話番
号がわからない武者の前にある PUB で捜してみようと PUB に入りビールを飲みながら電
話番号を捜すがわからずじまい,ゲーム機で遊んで戻る事にした,
地下鉄ハイドパークコーナーで降りピカディリィーサーカスまで歩くことにした,
右手にグリーンパークを見てボンドストリートの近くに行くと人だかりた,なんかのパレ
ードが見え何組ものグループが通過していく,この辺まで来ると店も開いているところが
出てきた,ピカディリィサーカスに来ると車も人も多く観光客相手の店は混雑していた。
ピカディリィサーカスからホテルに帰る途中にレスタースクエアで移動遊園地が開店し
ていました,いろんな乗り物があるなかですごいのがありました,
ジェットコスターでは無いが楕円形になった枠の中にレールが付いていて5両の車両が
走り上に上っていくと背中が下になり真上に上がると頭が下になる逆さまで何周もする,
そして急に楕円形の枠が全方に回り始めるが車両は動いたまま枠と一緒に回っている,見
ていると面白かった。
1月2日コベントガーデン(昔のロンドン中央市場)に,現在は若者が集まるショッピ
ングセンターになっている,パイプやタバコ巻き機を買いトラファルガースクエアーにあ
るナショナルギャラリーに移動,ギャラリーを見学後大英博物館に行く,エジプト彫刻,
ローマのモザイク,ミイラもあった,東洋美術室には日本や韓国,中国のブースもあった。
夜は PUB めぐりでロンドンを楽しみました,
明日は日本に帰ります。
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