2013年初夏号 こころだより 発行日2013年6月4日 発行:福山大学人間文化学部心理学科 目次: 大学生活・大学院生活はいかがですか? ゴールデンウィークも終わり,入学から早2ヶ月以上が経ちました。大学では既 にセミ!?の声も聞こえてきていますが,そろそろ新しい生活に慣れたころでは ないでしょうか?履修登録 や新入生オリエンテーショ ン,歓迎会などのイベントも 盛りだくさんあり,新入生の 皆さんも,徐々に大学生活 に適応してきたように思い ます。大学院生の皆さん も,最初は学部の授業との 違いに戸惑いを感じつつ も,より専門的な授業内容 に手応えを感じてきている と思います。 学科長・研究科長より, みなさんへ ようこそ,ゼミへ 心理学科最新ニュース お知らせコーナー 1 2-8 9 10 新入生の皆さんへ 入学式から2ヵ月が過ぎ,福 山大学の環境や大学生活にも 慣れてきた頃だと思います。こ の2ヶ月間を振り返ると,教養 ゼミでのピア・サポート訓練, 入学式直後の新入生オリエン テーション合宿,連休明けの 新入生歓迎ドッヂビー大会, 開学記念日の学長杯,各ゼミ が行っているボランティア活動 への参加など,そこには心理 学科教員と先輩とのふれあいがとても多かったことに 気づくと思います。 この教員と先輩・後輩とのふれあいの多さが,本学 心理学科の大きな特徴です。このふれあいで育まれる 愛着を礎に,大学での勉学や諸活動,さらには地域で の活動へ踏み出して,この4年間を生き生きとかつ楽し く過ごしながら,素敵な社会人へと成長することを期待 しています。今年の新入生の皆さんは11期生に当たり ます。先輩が築いてきた10年の実績をもとに,心理学 科の次の10年を支える気概を持って,日々を有意義に 過ごして下さい。 人間文化学部心理学科長 平 伸二 修士課程に入学されてきた皆 様,こんなに日々が多忙なものだ とは思わなかったですか。でもそ れは,就職した人たちも同じ思い のはず。要は,社会で通用する人 間になるための修行期間。地域の 要請に応えられる専門家をめざし ましょう。心理学は,その発展の途 上で,多くの領域に分化していま す。そのため,この学問分野の全 体像が見えにくく,領域相互の関 連性もわかりにくくなっています。こうした状況で,どのよ うなキャリアパスを目指すかは,早い時点で明確にして おきたいもの。社会が抱えるこころの問題のほとんど は,様々な要因が複合的に絡み合って引き起こされてい ます。例えば,「いじめ」,「犯罪」にしても,これらは心理 学が単独で,ましてや,そのうち特定領域だけで太刀打 ちしようとしてもとうてい解決は無理な話。これらの問題 の解決には,他分野との連携も必須となります。そうなる と,心理学の専門家として社会でその責務を果たすため には,多岐にわたる領域相互の協力を強化することも必 要となります。皆さまには,ぜひともそのことを心に留め ておいていただきたいと思います。 日々のハードワーク に追い立てられて,視野が狭くならないように。ときに は,気分転換も必要ですね。 大学院人間科学研究科長 堤 俊彦 Page 2 こころだより 新入生入学おめでとう!!&新入生歓迎会 新入生オリエンテーション合宿 新入生オリエンテーション合宿が4月6日,7日に尾道ふれあいの里にて行われました。 1年生41名は,緊張と期待の表情でバスに乗り込み,施設へ向かいました。施設に到着すると,はじめに1年間の 授業の履修計画を行いました。高校までとは異なる作業に,少し戸惑う学生もいました。その後,ピア・サポーター の心理学科の先輩たちが用意してくれた多くのレクリエーションに参加しました。中でも,出されたお題を絵で伝え ていく「お絵描き伝言ゲーム」では,数々の「画伯」が誕生し,笑い声が溢れていました。これから卒業まで,嬉しい こと,辛いこと,多くのことを体験すると思いますが,このメンバーで支え合いながら頑張っていきましょう。 心理学科新入生歓迎会 5月7日,2年生企画による心理学科新入生歓迎会が行われました。 今年も,昨年度に引き続き,スポーツメインの歓迎会で,フリスビーを使ってドッジボールを行う“ドッジビー”を楽し みました。1年生と2年生,さらには教員の混合6チームがトーナメント方式で熱く戦いました!学年や年齢を超え て,みんなで楽しく交流が出来ました。 最後は全員で記念写真をパチリ! 心身ともに鍛えて?1年生はこれからの4年間を充実したものにしていきましょう! 2013年初夏号 臨床発達心理学ゼミ Page 3 4年生 ゼミが始まってしばらく経ちましたが,ゼミの雰囲気には慣れましたか?これから, 質問紙を作成したり,論文を書いていきますが,わからないことがあれば私たちに 聞いてください*できるだけ3年生をサポートしていきたいと思ってます(*^^*) これからよろしくお願いします! 川人ゼミ 臨床健康心理学研究室 4年生一同 岡村・奥野・関谷 川人ゼミ 3年生 川人ゼミは臨床発達心理学のゼミで,3年生4人,4年生3人のゼミです。ストレスや抑うつなどを中心に自分の 気になる研究をやっています。3年4年の間で壁がなく,わからないことがあったら先輩たちが優しく教えてくれま す。最初は研究テーマを決めるのが大変だけど,みんなで意見を出し合い,やりたい研究をみつけることができ ます。研究室は,居心地がよく論文を調べたりするのにもすごく便利です。研究を頑張りたいです。 川人ゼミ 臨床健康心理学研究室 3年生一同 青野 有地 齋藤 周 4年生 新3年生の皆さん堤ゼミへようこそ!! みんなが来てくれて,私たちもうれしいです。ちょっと頼りない先輩かもしれませんが,研究, ボランティアなど困ったことがあったら,遠慮なく頼ってくださいなww 得た知識と実践を通し て,より良い研究になればいいなと思います。 今年も仲良く,元気にゼミを盛り上げていきましょう!! 篠原・永井・西原・堀川・三村・本山 堤ゼミに所属することになった新3年生です。 発達障害を抱えている子どもたちに対する学習支援や、ボランティア活動、 研究にまだまだ慣れない私たちですが、優しい先輩方や先生に助けられながら充実した楽 しい日々を過ごしています! これから知識や経験を増やしていき、「子どもが先生」という堤先生の名言のもと、研究も学 習支援もボランティア活動も頑張っていきたいです! 児童臨床心理学ゼミ 3年生 堤ゼミ 比枝・槇原・細谷・藤岡・小山・杉之原 M1 私は大学院に入って、興味のある分野の勉強をするだけでなく、より幅広い知識も深めたいと考えています。様々な 専門的知識を得ることで、多面的な視点から物事を捉える力を身に付けたいです。 岡崎美里 大学院に進学すると、様々な臨床場面に立ち会うことが出来るようになりました。授業ももちろん頑張りますが、それ だけでは学べない知識や経験を積んでいきたいと思います。 森分真莉 Page 4 こころだより 4年生 教育心理学ゼミへようこそ! ゼミの雰囲気には慣れてきましたか? 3年生は初めて経験することが多いので,これから先,色々とわからないことも出てくると思います。私たち4年生はもちろ ん,院生のお二人もとても優しく頼りになる方々なので,わからないことがあったら,なんでも気軽に尋ねてみてください。 明るく突っ込みが的確な野寺先生のもとで,活気のあるゼミの時間を過ごしながら,一緒に頑張っていきましょう! これから一年間,よろしくお願いします! 片山雄太・河本真由美・渡邊智実 3年生 こんにちは!野寺ゼミ3年は井口、難波、光吉の3人で構成されています。今年度から新しく設立されたゼミで少し戸惑 いもありましたが、先輩方をはじめ、新任の野寺先生に歓迎され、すぐに打ち解けて和気あいあいとした雰囲気です。 ゼミ活動では普段、私たちが気になっていること、調べたいことをみんなで話し合い、それらを教育の場にどうにか関連 付けられないかと日々研究しています。いつか私たちの研究が教育の場に少しでも役立てるよう頑張ります! 井口博史 光吉翔平 難波百合奈 教育心理学ゼミ M2 野寺ゼミの院生です。大学院を目指すうえでのお話という事ですが…もちろん院生となり, さらに続けていくために必要なことはたくさんあります。しかし,根本的には知ること・学ぶこと が好きで,心理に興味があることが大事だと思います。好きでないとやってられない…という のが正直本音です(笑) 将来院試を控えている方は,膨大な範囲を勉強しなくてはならないので,スモールステップ で少しずつこなしていってください。出来るところから着実に知識を定着させ,自己効力感を 高めていくことがキーだと思います。苦しいと思いますが,頑張ってくださいね!(っ`・ω ・´)っ 谷本智佳 藤田彩香 野寺ゼミ 野寺先生 始めまして!! 皆さん はじめまして,野寺綾と申します。今年の春から心理学科の教員として勤務することになり ました。私は生粋の名古屋っ子で,広島で暮らすのはこれが初めての経験です。方言も食文 化も気候も名古屋とは異なるため,戸惑うことの多い日々を過ごしています。福山大学に来 て驚いたのは,学生が皆フレンドリーだということ。積極的に挨拶してくれたり,私の研究室の 引っ越し作業を手伝おうと申し出てくれたり…よい校風だなと思いました。私の研究の専門 は,教育心理学・社会心理学です。好奇心が強く,活発な議論のできる学生がゼミに集まっ てくれるとよいなと思っています。 Page 5 2013年初夏号 地域臨床心理学ゼミ 日下部ゼミ 4年生 地域臨床心理学研究室の4年です。メンバーは大木静夏,佐藤由梨,島田 真衣,高橋美沙子,安井幸恵,真田大介の6人です。4年生で先輩になったので,気分を一 新して頑張ります(・ω ・´) 3年生は,まだゼミに慣れておらず,初々しいなぁ,と感じることが多々あります。一から研 究を行うのは初めてのことで戸惑うことばかりかと思いますが,わからないことがあったら 気軽に聞いてください。わかることもわからないことも頑張って教えます。 一年間という短い間だけど,仲良く楽しく過ごしましょう! 日下部ゼミ3年の東野(=゜ω ゜)橋羽(-(ェ)-)藏本(*Φ ω Φ *)河村(=・ェ・=)で す! 3年生 私たちは4月日下部ゼミの一員となり,今は興味のあるテーマの論文を読んだり, わからないことを調べたりして先輩たちに近づけるよう日々努力しています。 友人関係,スポーツ,自己愛,ユーモアとそれぞれ分野はちがいますが,どんなことがしたいのか 少しずつ定まってきました。一見しっかりしていそうなメンバーですが,意外とおっちょこちょいなの 三蔵五訓 1.真理を探究し,道理を実践する。 2.豊かな品性を養い,不屈の魂を育てる。 3.生命を尊重し,自然を畏敬する。 4.個性を伸展し,紐帯性を培う。 5.未来を志向し,可能性に挑む。 皆さんは,左の文章を見て,これが何かわかりますか?そう です,福山大学の建学の理念です。では,はじめから読んでみ ましょう。読めない字はありませんか?大学生だから大丈夫ですね。次に 意味の分からない言葉はありませんか?具体的に,自分の言葉で,身の 回りことに置き換えて表現してみましょう。そうすれば,建学の理念が目指 すあなた自身の将来像がイメージできるかも?しかし,もっともっと理解を 深めてみてください。理解すればするほど,理念があなたから遥か遠くに 離れていくでしょう。だからこそ理念なのです。 M2 臨床心理学研究室,浅利・今藤・刈谷・河本・波間・山田です。 新たにメンバーに加わった3年生へということですが,言いたいことは唯一つ,“研究内容はしっかり固め ること”とあと一つ“研究は世界を創る”ともう一つ“研究とは99%の努力と1%の閃きである”ということです。 我々も残すところあと1年の学園生活となりましたが,悔いが無いと言えば当然のように嘘であると答えます。というの も,あっという間に過ぎた3年間は思いで深い内容でした。 4年生 山崎ゼミ3年生の,赤瀬,石井,原田です。 私たち山崎ゼミでは,個人個人が自由なテーマで研究しています。夢,ストレスと無力感と健康の関係 性,シャイネスなど,みんなが全く被らない研究をしていますが,だからこそ様々な意見が集まるのでとても勉強になりま す。個人的な研究ができるのが山崎ゼミの魅力であり,強みだとおもいます。論文や本などを読むのが大変ですが,知 識を深めるために頑張ります。メリハリをつけて,やることをしっかり済ませていきましょう!!! 一年間頑張ります。 臨床心理学ゼミ 3年生 M2 大学院に入学生1年が過ぎました。1年を振り返ると,調べる,探す,考え続ける・・・ 最後まで諦めず,独創的で斬新な研究を見出す秘訣だとあらためて感じる期間でした。ゼミでは,割 とやりたい洋にさせていただいて何とか今の研究室を見出すことができました。しかし,正直ここまで 心理学にドハマりするとは思いもしませんでした(笑)。 ふと思い浮かんだのですが,一般的に心理学が誕生したとされるのは1879年,そして日本で柔道 が誕生したのが1883年・・・,4年しか違いません。「精力善用 自他共栄(柔道で鍛えた心や体を善 いことに使い,自他共に栄えよう)」は柔道の根本です。僕は心理学にも同じ事が言えると思います。 そして福山大学の心理学科,大学院人間科学研究科はそのサポート体制の整った学舎だと思いま す。 新入生のみなさん,自らの可能性に常に挑戦する学生生活を満喫して下さい。 山崎ゼミ Page 6 こころだより 4年生 犯罪心理学ゼミ 犯罪心理学研究室にようこそ!4年一同です(笑) 新しく3年生が6人も入り,ゼミ室がさらに賑やかになってきました! ゼミの雰囲気には馴れましたか? 毎週行う論文発表には馴れましたか? 困ったことがあれば相談してきてくださいね。 犯罪心理学研究室では,中四国で唯一実践的に犯罪心理学を学べる場です。4年生 は脳波を指標とした研究や,目撃証言,万引きなどの幅広い分野を研究しています。 様々な分野がありますが,興味のある分野を頑張ってください! 犯罪心理学研究室ではでは,研究だけでなく既に,PACE福山支部を中心に様々なボ ランティア活動や校外活動を行っています。既に地域安全マップやバラ祭と活動を一緒 に行ってきました。今年も多くの活動を出来ることを楽しみにしています。 平ゼミ 3年生 こんにちは,今年度から平ゼミに所属することになった3年生一同です。 目撃証言,洗脳,プロファイリング,詐欺の研究,LED照明が及ぼす心理・生理的効果,死 刑制度の研究などの犯罪に関する研究を進めていきたいと考えています。 県外から来て平ゼミに所属している人や事件解決を目標に研究している人などが居て,と ても研究に対する意識が高いです。先輩に助けてもらいつつ仲間とともに競い合い頑張って いこうと思います。また様々な課外活動にも参加しています。様々な方と接するのでいろん なことが学べます。 賑やかなメンバーが揃っているので今後の活動が楽しみです。 平ゼミとして恥ずかしくないようにこれから励ませていただきますので平先生,先輩方これか らご指導よろしくお願いします。 池田翔太,川口息吹,近藤志保,齊藤敬太,藤本悠未,村上徹 Page 7 2013年初夏号 4年生 社会心理学ゼミ 新しく3年生(待望の女子!)が入ってきてくれてとても喜んでいる6名です。そんな6名の研 究テーマは,荻野「高齢者とコンパニオン・アニマル」,末廣「虫嫌いを克服する方法」,高山 「男女平等意識の継承」,辻田「ロボットと人間のコミュニケーション」,平家「服装がリーダー の印象に与える影響」,宮宗「コンビニのアクションリサーチ」についてです。今年も個性溢 れるテーマとなりました!各々様々なイベントに参加しており,今年も勢力的に活動していく 予定なので応援よろしくお願いします。 (荻野龍一,末廣孝一,高山陽子,辻田詞保里,平家貴史,宮宗亮平) 3年生 青野ゼミ 今年から青野研究室に所属します,三原です。研究テーマは“女性集団のイメージ”です。 新3年生は1名とさみしい部分もありますが,先生や先輩方からあたたかく迎えていただき, 厳しい指導の下,日々進歩していると思います。ゼミでの活動を無駄にしないよう,しっかり と取り組み,学んだことを身につけていきたいです。木曜日のゼミの後には女子会を計画し ています。他の研究室の方はもちろん,アイデンティティが女性なら誰でも歓迎しますので, 興味のある方はぜひ,社会心理学実験室をのぞいてみてください。 (三原万枝) M2 王さん入学おめでとう!うちのゼミは中国人留学生が2人,社会人が2人と,すごくバラエティに富んでいます。王さん は日本語,英語,統計など何でもがんばっています。中国でのデータ収集の際には,ゼミの皆で行ってもいいですよ ね。社会人の人は忙しくてあまり会えないけど,修論しあげて大学院を修了できるようにがんばりましょう。 (岡本亮樹,張迪/社会人:甲斐弘美,平木滋子) M1 大学院生としての生活が2ヶ月たちました。この2ヶ月間はすごくハードでしたが,とても充実していました。自分の得意 な領域だけではなくて,あまり得意じゃない領域の勉強も進んでいます。毎日新しい知識を学び,楽しいです。自分の 研究の摂食障害のところをやりながら,授業中で学んだ知識も応用できるように頑張っています。よろしくお願いいた します。 (王晨) Page 8 認知神経心理学ゼミ こころだより 認知ゼミ4年です。3年生のみなさん,ゼミには慣れましたか?みなさんが 入ってきてから1ヵ月半経ち,季節も春から夏へと変わり目を迎えておりま す。さて,お体にお変りはありませんか?私たちはいつもあなたたちを心配しております。お 体にお気をつけて,無理はなさらず,前向きに自分の道を進んでいってください。自分の道 を見失いそうになったら,振り返ること も大切ですよ。 4年生 母より (桑田,後藤,錦織,藤井,藤田) 橋本ゼミ 3年生 認知ゼミ3年です。認知ゼミに入ってはや2ヶ月ようやくゼミに慣れてきたところです。 認知ゼミはグループワークを活発的に行っており,先輩方と交流する機会が多くい つも先輩方にお世話になっています。4年や院生の先輩方は優しく親切に接してく れています。それぞれやりたい研究分野は,味覚,視覚,聴覚など認知機能に関連 したテーマについてそれぞれ日々調べています。夏休みの前に行われる,研究 テーマの発表に向けて,より一層準備をしていきたいと思います。 (小林,三浦,浅野,砂田,今井,山本) M2 認知ゼミM2の藤井加奈子です。いつの間にか1年が経ち,2年生 になってしまいました。先輩らしくないかもしれませんが,新しく入 られた院生の皆さんと院生の活動など一緒に頑張りたいと思い ます,これからよろしくお願いします。 院生を目指す学部生のみなさんは,そろそろ勉強を始めている 頃でしょうか。勉強や卒論など課題は多く,大変だとは思います が,頑張って目標に向かう中で,一皮むけることができるのでは ないでしょうか。 M1 大学院の授業では,学部生の頃よりも更に深い心 理学の知識を勉強しています。課題内容も更に難 しくなり,常になにかしらに追われていますが,充実した日々を過ご すことができていると思います。また,大学院では現場実習にもい かせていただけるため,臨床現場で役立つ知識を身につけること ができるように,精一杯頑張りたいです。(西,谷) 橋本ゼミで愛情を注いで育てているラベンダーです。 みんな,かわいがってください 2013年初夏号 心理学科最新ニュース Page 9 心理学科2年生 平岡ゆうこさんが 英語でスピーチ 平岡さんは,5月18日にアメリカのカリフォルニア州サクラメント市で行われた第3回 若松コロニー(ファーム)フェスティバルに参加し,英語でスピーチを行いました。若松コ ロニーとは,1869年に日本人として北米に最初に移住したと考えられている会津藩士 がお茶と養蚕事業を営むために設立したもので,その中に弱冠17歳の「おけいさん」と いう女性が含まれていました。残念ながら「おけいさん」は2年後,わずか19歳で病に 倒れこの世を去られたそうです。現地には,その時の墓石が残っており,「おけいさん」 がアメリカの人たちから愛されていたことを知るとことが出来るそうです。 ARC(アメリカカリフォルニア州の自然保護団体)は,2011年に東日本大震災を支援するため,被災地である福島県とも 連携して若松コロニー(ファーム)フェスティバルを開催したそうです。今年は第3回であり,17歳で渡米し19歳で亡くなっ た「おけいさん」の勇気をたたえ,「おけいさん・震災を語る運動」に新たに取り組み,平岡さんはその一環として現地でス ピーチしました。平岡さんの役目は,144年前に女性として初めてアメリカへ渡った「おけいさん」の存在を広く知ってもらう 活動もあるということです。 平岡さんの感想より(一部抜粋) 「今回この若松コロニーフェスティバルに参加するまでは、私もこの事実も活動も知らなかった。けれど、こうやっ て一緒に活動に参加し,自らの目で見て,耳で聞いて体験したことを,より多くの人々に知ってもらいたいと強く 思った。そして,私たちと同じ年代の学生たちが,もっと積極的に関わっていくことが出来たらと思った。まずは第 一段階として「知ってもらう」ということから始めていきたい。そのためにも,日本で,「おけいさん・震災を語る運 動」を推進していきたい。」 ピア・サポート・トレーナー認定 心理学科では,昨年度よりピア・サポート訓練ができる人の養 成を行っています。 ピア・サポートとは,「仲間による対人関係を利用した支援活 動」の総称です。 昨年度は新入生合宿,高校の学習合宿,小・中学校の特別活 動などで研修を行い,16名をトレーナーとして認定しました。 学長杯ソフトボール大会で第3位入賞 5月15日の開学記念日に開催された学長杯球技大会に心理学科 から平学科長率いる2チームが参戦しました。 平学科長&3年生・4年生チームはみごと3位に入賞しました!! おめでとうございます。 1年生~4年生までスポーツを通して爽やかな交流が出来ました。 らせ お知 っと ちょ 「犯罪心理学者のつぶやき」開催中 日時:毎週木曜日17:00-18:00 場所:19号館3階 犯罪心理学研究室 犯罪心理学者の平伸二先生がつぶやく会に参加してみま せんか。14年間の科捜研時代の話から,最新の科学捜 査,あるいは,その時々に起こっている事件・事故について 分かりやすく解説をします。もちろん,皆さんの疑問にもお答えします。 4月18日(木)の第1回目のゲストは,平ゼミ1期生の静岡県警「科捜研の女」濱本有希さんで した(写真)。 6月27日(木)のゲストは,平ゼミ6期生の熊本県警「科捜研の男」和田健揮さんです。軽い飲 み物やお菓子もあります。是非来て下さい。 参加者募集 スチューデント・イノベーション・プロジェクト,略してSIP19がスタートします! これは,自分たちの過ごしている19号館のキャンパスをより快適にするために、 もっと自由に!もっと素敵に!自分たちで新しい活用法を創造(イノベーション)し ようというプロジェクトです! 6月中には第1回目の会議の開催も予定しています。 早速2名の学生さんが登録してくれました。 まだまだ参加者募集してます。興味のある人は野津山まで声をかけて下さい! 大学院の心理臨床学専攻2年生の上田さんは,学生時代「大学生日本一」のタイトルを取ったほど のクイズプレイヤーです。 そんな彼にお願いして,今回も心理学にもそしてこれからの就職試験における一般常識にも役立ち そうな内容のクイズを出題してもらいました。 あなたはどれくらい解けますか? クイズで一息 パート2 Q.1 Q.2 Q.3 Q.4 Q.5 Q.6 Q.7 一般試験に出やすい「正式名称」色々 (答えは野津山まで・・・) アリバイ 音痴 シャープペンシル 宝くじ 日本の紙幣 ホッチキス バナナの皮でみかける黒いシミ 発行:福山大学人間文化学部心理学科 電話 084(936)2112 FAX 084(936)2021 福山市学園町1番地三蔵 Email notsuyama@fuhc.fukuyama-u.ac.jp
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