診療科案内 - 帝京大学医学部附属病院

診療科案内
特定機能病院
病院機能評価 Ver.6.0 認定
地域がん診療連携拠点病院
東京都災害拠点中核病院
帝京大学医学部附属病院
2016
病院長ご挨拶
帝京大学医学部附属病院
病 院 長 坂本
哲也
帝京大学医学部附属病院は特定機能病院として質の高い医療を提供するため、「患者そして家族と共
にあゆむ医療」という理念のもと、職員全員が一丸となって次に示すような基本方針で、患者の皆さ
ま方をお迎えできるような病院作りに取り組んでおります。
1)安心安全な高度の医療を提供いたします。
安全管理委員会、感染制御委員会の機能をさらに充実させ、その指導のもとに各部署が連携し、よ
り安全な医療が行えるような体制を目指します。また、患者の皆さま方が安心して病気を治せるように、
全ての病院職員が最大限の努力をいたします。
2)患者中心の医療を行います。
患者の皆さま方の立場に立ち、最新の医療設備と医療機器を活用し、質の高い技術により、皆さま
方一人一人が満足できる医療を提供させていただきます。そのため、医師、看護師、薬剤師、放射線
技師、臨床検査技師、栄養士、事務職員など全職員が連携し、患者の皆さま方を支える「チーム医療」
を推進します。
3)地域への貢献を行います。
地域の基幹病院として近隣の医療機関と連携し、
「救急・急性期医療」「がん治療」、
「高度の専門治療」
を柱とした医療を推進いたします。「救急・急性期医療」としては、救命救急センター、総合診療 ER
センター、外傷センター、循環器センター(CICU)、総合周産期母子医療センターをさらに充実させます。
また、地域の医療機関や消防、行政と連携して、皆さまの要請に応えさせていただきます。「がん治療」
に関しては、外来化学療法室やがん相談支援室とともに緩和ケアチームを編成し、充実したがん治療
体制を整えております。さらに、全ての分野の専門医が協力し高度の専門医療を提供させていただき
ます。
4)よき医療人の養成を行います。
大学の附属病院には、「教育」という重要な役割もありま
す。臨床研修制度や専門医制度の基幹施設として、高度の
知識と技術を持つだけでなく、豊かな人間性を持った医療
人を育成いたします。何よりも、一人の人間として患者の
皆さまに接するという態度が身に付くよう徹底して教育し
ていきます。また、附属病院では医学生や看護学生、薬学
生などが医療スタッフの一員として患者の皆さま方の医療
に参画しております。ご理解のほどお願いいたします。
今後も地域の医療機関・診療所の方々のご協力のもと、
院内の職員間の連携を強化し、「地域の皆さまに安心して頂
ける高度で質の高い医療を提供する」という目標にむかっ
て邁進して参ります。どうぞよろしくお願いいたします。
病院長 坂本 哲也
1
帝京大学医学部附属病院は
「特定機能病院」
「地域がん診療連携拠点病院」
「東京都災害拠点中核病院」として地域社会に貢献しています
病院の理念
「患者そして家族と共にあゆむ医療」
病院の基本方針
◇ 安心安全な高度の医療 ◇ 地域への貢献
◇ 患者中心の医療
◇ 医学研究の推進
◇ 医療人の育成
患者の皆様の権利
帝京大学医学部附属病院では、高度で良質、安全な医療を提供するとともに、
患者さんの立場に立った患者中心の医療を実践し、信頼され安心して受診してい
ただける病院を実現するために患者の皆様の基本的な権利を明確にし、これを
尊重いたします。
● 良質で適切な医療を平等に受ける権利があります。
● 病院を自由に選択し変更する権利があります。
● 治療の方法等についてセカンドオピニオンを求め、自分で選択する権利があります。
● 必要な情報を理解しやすい言葉で説明を受ける権利があります。
● 個人情報及びプライバシーに関わる秘密は守られる権利があります。
病院の概要
名称
帝京大学医学部附属病院
所在地
〒 173-8606
東京都板橋区加賀 2-11-1
TEL 03-3964-1211(代表)
理事長
冲永 佳史
病院長
坂本 哲也
開院年月
昭和 46 年 9 月
許可病床数1,082 床
【診療科目】
内科
循環器内科
心療内科
緩和ケア内科
腫瘍内科
2
【承認指定】
特定機能病院
総合周産期母子医療センター
地域がん診療連携拠点病院
東京都エイズ診療拠点病院
東京都災害拠点中核病院
東京都神経難病医療拠点病院
救命救急センター
東京都肝臓専門医療機関指定
東京都指定二次救急医療機関
東京都脳卒中急性期医療機関
救急告示医療機関
基幹型臨床研修病院
東京都地域救急医療センター
外国人医師臨床修練指定病院
整形外科
産婦人科
小児科 / 小児アレルギーセンター
眼科
耳鼻咽喉科 / 聴覚言語センター
神経内科 / 神経筋電気診断センター 皮膚科
外科
泌尿器科 / 前立腺センター
心臓血管外科
メンタルヘルス科/デイケア
放射線科
脳神経外科 / 下垂体・内視鏡手術センター
ペインクリニック科
リハビリテーション科
形成外科
歯科口腔外科
救急科
病理診断科
● 指定医療機関法律一覧
生活保護法
障害者自立支援法
母子保健法
感染予防・医療法
原爆援護法
母体保護法
労働者災害補償保険法
地方公務員災害補償法
公害健康被害補償法
自動車損害賠償補償法
後期高齢者医療制度
特定疾患治療研究事業
小児慢性特定疾患治療研究事業
その他各種都医療費助成制度
● 基本診療料の施設基準
地域歯科診療支援病院歯科初診料
特定機能病院入院基本料
(一般:7対1、精神: 13対1)
臨床研修病院入院診療加算
救急医療管理加算
超急性期脳卒中加算
妊産婦緊急搬送入院加算
診療録管理体制加算1
急性期看護補助体制加算(25対1)
療養環境加算
重症者等療養環境特別加算
無菌治療室管理加算1・2
緩和ケア診療加算
精神科身体合併症管理加算
がん拠点病院加算
栄養サポートチーム加算
医療安全対策加算1
感染防止対策加算1
患者サポート体制充実加算
褥瘡ハイリスク患者ケア加算
ハイリスク妊婦管理加算
ハイリスク分娩管理加算
後発医薬品使用体制加算1
病棟薬剤業務実施加算1・2
データ提出加算2
退院支援加算2
精神疾患診療体制加算
救命救急入院料1・4
特定集中治療室管理料3・4
総合周産期特定集中治療室管理料
新生児治療回復室入院医療管理料
小児入院医療管理料2
● 特掲診療料の施設基準
心臓ペースメーカー指導管理料
(植込型除細動器移行期加算)
高度難聴指導管理料
糖尿病合併症管理料
がん性疼痛緩和指導管理料
がん患者指導管理料1・2・3
外来緩和ケア管理料
院内トリアージ実施料
外来放射線照射診療料
ニコチン依存症管理料
がん治療連携計画策定料
がん治療連携管理料
肝炎インターフェロン治療計画料
薬剤管理指導料
医療機器安全管理料1・2
医療機器安全管理料(歯科)
歯科治療総合医療管理料(Ⅰ)及び(Ⅱ)
在宅植込型補助人工心臓(非拍動流型)
指導管理料
造血器腫瘍遺伝子検査
HPV核酸同定検査及びHPV核酸検出
(簡易ジェノタイプ判定)
検体検査管理加算(Ⅰ・Ⅳ)
国際標準検査管理加算
植込型心電図検査
時間内歩行試験及びシャトルウォーキングテスト
胎児心エコー法
ヘッドアップティルト試験
皮下連続式グルコース測定
神経学的検査
補聴器適合検査
ロービジョン検査判断料
小児食物アレルギー負荷検査
内服・点滴誘発試験
センチネルリンパ節生検(併用・単独)
画像診断管理加算1・2
ポジトロン断層撮影又はポジトロン断層
・コンピューター断層複合撮影
CT撮影及びMRI撮影
冠動脈CT撮影加算
外傷全身CT加算
大腸CT撮影加算
心臓MRI撮影加算
乳房MRI撮影加算
抗悪性腫瘍剤処方管理加算
外来化学療法加算1
無菌製剤処理料
心大血管疾患リハビリテーション料(Ⅰ)
脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅰ)
廃用症候群リハビリテーション料(Ⅰ)
運動器リハビリテーション料(Ⅰ)
呼吸器リハビリテーション料(Ⅰ)
がん患者リハビリテーション料
歯科口腔リハビリテーション料2
精神科ショート・ケア「大規模なもの」
精神科デイ・ケア「大規模なもの」
抗精神病特定薬剤治療指導管理料
(治療抵抗性統合失調症治療指導管理料に限る。)
医療保護入院等診療料
エタノールの局所注入(甲状腺)
透析液水質確保加算2
一酸化窒素吸入療法(新生児の低酸素呼吸
不全に対して実施するものに限る。)
皮膚悪性腫瘍切除術(悪性黒色腫センチネル
リンパ節加算を算定するものに限る。)
組織拡張器による再建手術(乳房(再建)の場合に限る。)
骨移植術(軟骨移植術含む。)
(自家培養軟骨移植術に限る。)
脳刺激装置植込術(頭蓋内電極植込術を含む。)
及び脳刺激装置交換術
脊髄刺激装置植込術及び脊髄刺激装置交換術
緑内障手術(緑内障治療用インプラント挿入術
(プレートのあるもの))
網膜付着組織を含む硝子体切除術
(眼内内視鏡を用いるもの)
網膜再建術
人工内耳植込術、植込型骨導補聴器移植術
及び植込型骨導補聴器交換術
上顎骨形成術(骨移動を伴う場合に限る。)
(歯科診療に係るものに限る。)
下顎骨形成術(骨移動を伴う場合に限る。)
(歯科診療に係るものに限る。)
乳腺悪性腫瘍手術((乳頭乳輪温存乳房切除術
(腋窩郭清を伴わないもの)及び乳頭乳輪温存
乳房切除術(腋窩郭清を伴うもの))
ゲル充填人工乳房を用いた乳房再建術(乳房切除後)
乳がんセンチネルリンパ節加算1及び2
経皮的冠動脈形成術
経皮的冠動脈形成術(特殊カテーテルによるもの)
経皮的冠動脈ステント留置術
経カテーテル大動脈弁置換術
経皮的中隔心筋焼灼術
ペースメーカー移植術及びペースメーカー交換術
植込型心電図記録計移植術及び
植込型心電図記録計摘出術
両心室ペースメーカー移植術及び
両心室ペースメーカー交換術
植込型除細動器移植術及び植込型除細動器
交換術及び経静脈電極抜去術
両室ペーシング機能付き植込型除細動器移植術
及び両室ペーシング機能付き植込型除細動器交換術
大動脈バルーンパンピング法(IABP法)
補助人工心臓
植込型補助人工心臓(非拍動流型)
経皮的大動脈遮断術
ダメージコントロール手術
胆管悪性腫瘍手術(膵頭十二指腸切除及び
肝切除(葉以上)を伴うものに限る。)
体外衝撃波胆石破砕術
腹腔鏡下肝切除術
体外衝撃波膵石破砕術
腹腔鏡下膵体尾部腫瘍切除術
早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術
体外衝撃波腎・尿管結石破砕術
腎腫瘍凝固・焼灼術(冷凍凝固によるもの)
腹腔鏡下腎悪性腫瘍手術(内視鏡手術用
支援機器を用いるもの)
生体腎移植術
膀胱水圧拡張術
腹腔鏡下膀胱悪性腫瘍手術
腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術
(内視鏡手術用支援機器を用いるもの)
人工尿道括約筋植込・置換術
胎児胸腔・羊水腔シャント術
医科点数表第2章第10部手術の通則5及び6
(歯科点数表第2章第9部手術の通則4を含む。)
に掲げる手術
医科点数表第2章第10部手術の通則の16に掲げる手術
輸血管理料Ⅰ
貯血式自己血輸血管理体制加算
自己生体組織接着剤作成術
人工肛門・人工膀胱造設術前処置加算
胃瘻造設時嚥下機能評価加算
歯周組織再生誘導手術
広範囲顎骨支持型装置埋入手術
麻酔管理料(Ⅰ)
・
(Ⅱ)
放射線治療専任加算
外来放射線治療加算
高エネルギー放射線治療
1回線量増加加算
強度変調放射線治療(IMRT)
画像誘導放射線治療(IGRT)
定位放射線治療
病理診断管理料加算2
口腔病理診断管理加算2
クラウン・ブリッジ維持管理料
● 先進医療
パクリタキセル腹腔内投与及び静脈内投与並びにS-1内服併用療法 腹
膜播種又は進行性胃がん(腹水細胞診又は腹腔洗浄細胞診により遊離が
ん細胞を認めるものに限る。) (平成23年10月1日)
術後のホルモン療法及びS-1内服投与の併用療法原発性乳がん(エストロ
ゲン受容体が陽性であって、HER2が陰性のものに限る。) (平成24年8
月1日)
急性リンパ性白血病細胞の免疫遺伝子再構成を利用した定量的PCR法に
よる骨髄微小残存病変(MRD)量の測定 (平成27年4月1日)
多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術 (平成27年3月1日)
ペメトレキセド静脈内投与及びシスプラチン静脈内投与併用療法肺がん
(扁平上皮肺がん及び小細胞肺がんを除き、病理学的見地から完全に切除
された判断されるものに限る。) (平成26年3月1日)
S-1内服投与、オキサリプラチン静脈内投与及びパクリタキセル腹腔内投与
の併用療法 腹膜播種を伴う初発の胃がん (平成26年11月1日)
コレステロール塞栓症に対する血液浄化療法 コレステロール塞栓症 (平成26年7月1日)
術前のTS-1内服投与、
パクリタキセル静脈内及び腹腔内投与並びに術後の
パクリタキセル静脈内及び腹腔内投与の併用療法 根治切除が可能な漿
膜浸潤を伴う胃がん(洗浄細胞診により、がん細胞の存在が認められないも
のに限る) (平成27年2月1日)
カペシタビン内服投与、シスプラチン静脈内投与及びドセタキセル腹腔内
投与の併用療法 腹膜播種を伴う初発の胃がん (平成27年7月1日)
3
診療受付のご案内
診療受付時間(救急は除く)
平日
初 診
再 診
予約あり
8:30 〜 14:30
予約なし
8:30 〜 11:30
13:00 〜 14:30
予約あり
7:45 〜 16:00
予約なし
7:45 〜 11:30
13:00 〜 14:30
土曜日
8:30 〜 11:30
7:45 〜 11:30
診療時間(救急は除く)
平 日 9:00〜17:00
休診日
日曜日・祝日・年末年始(12月29日〜1月3日)
土曜日 9:00〜12:30
創立記念日(6月29日)
医療連携の流れ
帝京大学病院では、
「ふたり主治医制」を推進しております。
これは「かかりつけ医」や密接に情報共有を行っている「帝京大学病院医療連携登録医」などと連携し、機能分担
を行うことによって、
「2人の主治医」で継続した医療を提供することを目的としております。
4
医療連携室では、初診紹介患者さんの
待ち時間を短縮するため
予約をお取りしております。
医療機関または患者さん
事前に電話予約
03-3964-1498(予約専用)
電話 ※当日にご紹介いただく場合も事前に必ずお電話ください。 予約受付時間 .
平 日 8:30〜17:00
予約受付窓口 医療連携室 土曜日 8:30〜12:30
当院所定の診療情報提供書をご利用の場合
貴院書式の診療情報提供書
①患者氏名・生年月日・性別をお電話でお伝えください。
②予約取得後、診療連絡票をFAXしてください。
FAX 03-3964-9849
お電話で
①患者氏名 ②生年月日 ③性別 ④電話番号
をお知らせください。
当日
予約時間の15分前までに初診受付
窓口へお越しください。
当日お持ちいただくもの
・ 保険証(各医療証) ・診療情報提供書 ・診察券(当院受診歴がある方)
当院の診療情報提供書の使用方法
1枚目: 診療連絡票(①FAX)
受診日前日までにFAXしてください。
2枚目: 診療情報提供書(②帝京病院提出用)
3枚目: 診療情報提供書(③医療連携室用)
2枚目・3枚目を封筒に入れて患者さんにお渡し
ください。
4枚目:貴院控 紹介元医療機関で保管してください。
診療情報提供書等の資料請求先
医療連携室 電話 03-3964-9830
●診療時間外、休日の診療は代表電話(電話 03-3964-1211)より救急外来へご連絡ください。
5
CONTENTS
病院長ご挨拶・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
帝京大学医学部附属病院の理念・基本方針・・・・・・・・・・・・2
患者の皆様の権利 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
病院の概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
診療受付のご案内・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
初診紹介患者さんの電話予約について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5
診療のご案内
内科・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7
循環器内科・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11
心療内科・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12
緩和ケア内科・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13
腫瘍内科・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14
神経内科 / 神経筋電気診断センター・・・・・・・・・・・・・・・15
外科・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16
心臓血管外科・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20
産婦人科・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21
整形外科 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22
小児科/小児アレルギーセンター・・・・・・・・・・・・・・・・・・・24
眼科・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・25
耳鼻咽喉科/聴覚言語センター・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・26
皮膚科・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・27
メンタルヘルス科/デイケア・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・28
放射線科・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・29
泌尿器科/前立腺センター・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30
脳神経外科/下垂体・内視鏡手術センター ・・・・・・32
麻酔科・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・34
ペインクリニック科・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・35
リハビリテーション科・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・36
形成外科 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・37
歯科口腔外科 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・38
救急科 救命救急センター・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・39
救急科 総合診療ERセンター・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40
救急科 外傷センター・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・41
病理診断科・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・42
総合周産期母子医療センター ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・43
腎センター ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・44
循環器センター・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・45
心臓リハビリテーションセンター・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・46
不妊カウンセリング外来・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・47
禁煙外来・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・47
セカンドオピニオン外来・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・47
帝京がんセンター ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・48
6
内 科
外来医長
内 科
診療科長
病棟医長
石川 敏夫(内分泌) 長瀬 洋之(呼吸器/15階東病棟)
大井 淳 (血液/16階西病棟)
医局長
新井 秀宜(呼吸器) 河野 肇 (総合内科)
北沢 貴利(総合内科)
副医局長
北沢 貴利(感染症) 盛田 幸司(総合内科)
柴田 茂 (総合内科)
田村 好古(腎臓)
高森 頼雪( 消化器/14階東病棟)
滝川 一
診療内容・特色
帝京大学医学部附属病院において、内科は消化器、呼吸
ます。同時に、どの専門科での診 療が適当か不明な方に
器、腎臓、血液、腫瘍、代謝・高脂血症・糖尿病・痛風 、感
対して、内科初診窓口も開設しています。また、ERには内
染症、リウマチ・膠原病の各専門グループ/研究室から構
科医師が出向しており緊密な連携を取って救急診療にも
成されています。
対応しております。
外 来 の診 療においては、内 科は月曜日から金 曜日の 午
病棟の診療においては、各内科専門グループが協力して
前・午後及び土曜日の午前に2階の21番の外来で診療を
総合内科という病棟における診療ユニットを形成してい
行っています。2 階の21番では 循環 器 内 科、緩 和ケア内
ます。総合内科病棟では、感染症、糖代謝内分泌、リウマ
科、心療内科も一緒に診療を行っています。神経内科は2
チ・膠原病の専門医とともに消化器、呼吸器、腎臓、血液、
階の23番の外来にて診療を行っています。内科外来は教
腫瘍の専門医が属し、様々な疾患に対応しています。
授、准教 授、講師を含めた6 0 名余の医師で担当し、消化
また、消化器、呼吸器、腎臓、血液、腫瘍はそれぞれのグ
器、呼吸 器、腎 臓、血液、腫瘍、代謝・高脂血症・糖尿病・
ループで運営する病棟も有しています。
痛風 、感 染 症、リウマチ・膠原病の専門外 来を有してま
このように、帝京大学医学部附属病院内科では、各内科
す。各専門外来はほとんど全ての曜日に設けられおり、内
専門グループの専門医がシームレスに協力し、外来と病
科 疾 患の各 病態に対して専門性の高い診 療を行ってい
棟での診療にあたっています。
内分泌代謝・糖尿病
医師専門分野一覧
ご紹介時には下記の一覧表をご参照の上、お電話で予約をお取りください。
医師名
塚本 和久
石川 敏夫
江藤 一弘
岡崎 具樹
糖尿病・脂質異常症などの代謝性疾患、および甲状腺・
下垂体・副腎などの異常による内分泌疾患を診療対象
としています。
代謝性疾患の診療においては、必要に応じて循環器内
科・腎臓内科との併診を行って動脈硬化症・腎障害など
にも対処し、肥満症・高血圧症などの改善も目指す包括
的な診療を心がけています。
内分泌 疾患については、間脳下垂体・甲状腺・副甲状
腺・副腎・膵消化管内分泌などの疾患に対応しており、
脳外科、耳鼻咽喉科、泌尿器科、外科、また必要に応じ
て他院とも連携して診療を行っています。
外来受付
再診予約・変更電話
職位
専門分野
外来診療日
塚本 和久
教授
糖尿病・脂質異常症・代謝疾患 要確認
石川 敏夫
教授
内分泌(甲状腺・副甲状腺
下垂体・副腎など)
・糖尿病
水
木
午前
午前・午後
冲永 寛子
教授
内分泌(甲状腺・副甲状腺
下垂体・副腎など)
・糖尿病
火
午前
江藤 一弘
教授
糖尿病および代謝・内分泌疾患
月・金
水
午前
午後
岡崎 具樹
生化学講座
主任教授
内分泌(骨カルシウム代謝)
甲状腺・糖尿病
火
午前
盛田 幸司
准教授
内分泌(甲状腺・副甲状腺
下垂体・副腎など)
・糖尿病
火
水
午前・午後
午前
真下 大和
助教
内分泌代謝
月・木
午前
高橋 諭
助手
内分泌代謝
月・金
午前
村上 舞子
医師
内分泌代謝
木
午後
午前
午前
藤巻 祐子
医師
内分泌代謝
木
土(隔週)
根本 かおり
医師
内分泌代謝
金
午前
内野 卓也
医師
内分泌代謝
木
午後
男澤 悠貴
医師
内分泌代謝
月
午後
江戸 直樹
医師
内分泌代謝
火
午前・午後
小川 真澄
医師
内分泌代謝
水
午前
戸塚 美貴
医師
内分泌代謝
金
午後
TEL:03-3964-1211(代) 内線:30214
TEL:03-3964-8615 受付時間(月~金)13:00~17:00
医療連携室
初診予 約専用 初診で紹介状をお 持ちの方
TEL:03-3964-1498 電話予約時間(平日)8:30~17:00 (土曜日)8:30~12:30
7
内 科
内 科
腎 臓
医師専門分野一覧
ご紹介時には下記の一覧表をご参照の上、お電話で予約をお取りください。
医師名
内田 俊也
藤垣 嘉秀
慢性腎臓病(CKD:Chronic Kidney Disease)は世界レ
ベルにおいて注目されている病態であり、その原因とし
ての糖尿病・高血圧・動脈硬化症など生活習慣病との
関連で当科(腎臓内科)は全身を診てゆく必要がありま
す。また、将来の腎代替療法導入を遅らせるためにも当
科の果たす役割は重要であります。当科では、
① 蛋白尿・血尿・尿量増加や減少・浮腫(むくみ)
・高血
圧・電解質異常など「腎・尿・ミネラル」に関することを
全て診ます。
② 保存期CKDの管理(将来の腎代替療法導入を遅ら
せるための治療法の選択など)を集学的に行います。
③ 尿異常や腎機能障害が急に出現して悪化する場合
の診断と治療について幅広く行います。
④ 患者のQOL(Quality Of Daily-Life)にふさわしい腎
代替療法(血液透析もしくは腹膜透析)の選択および
腎代替療法導入時の管理を行います。
以上のような医学的治療を栄養士・薬剤師・コメディカ
ルさらにはかかりつけ医の方々と連携を取りながら協力
して診療にあたることを特徴としています。その他腎移
植に関するご相談もお受けしています。
外来受付
再診予約・変更電話
医療連携室
職位
専門分野
外来診療日
内田 俊也
教授
電解質異常・腎臓病・高血圧
透析療法・血液浄化療法
藤垣 嘉秀
病院教授
腎炎・ネフローゼ・慢性腎臓病
慢性腎不全・急性腎不全
金
午前・午後
土(第1・3・5週)
午前
柴田 茂
准教授
電解質異常・腎臓病・高血圧
透析療法・血液浄化療法
水
土(第2・4週)
午前
午前
熊谷 天哲
地域医療支援講座
特任講師
月
午前
田村 好古
助教
火
土(第1・3・5週)
午後
午前
白石 武司
地域医療支援講座
助教
火
午前
腎臓病・透析・高血圧
水・木
午前・午後
新井 繁幸
臨床助手
腎臓病・透析・高血圧
木
午前
奈倉 倫人
臨床助手
腎臓病・透析・高血圧
木
午後
谷口 敬
臨床助手
腎臓病・透析・高血圧
金
午前
藤井 航
後期研修医 腎臓病・透析・高血圧
水
午後
鶴見 華子
後期研修医 腎臓病・透析・高血圧
月
午後
古西 純子
医師
腎臓病・透析・高血圧
土(第2・4週)
午前
浅川 信一郎
医師
腎臓病・透析・高血圧
土
午前
豊城 大悟
医師
腎臓病・透析・高血圧
月
午後
川守田 洋介
医師
腎臓病・透析・高血圧
金
午後
根本 佳和
医師
水
午後
森本 幾之
医師
金
午後
冨丘 聡
非常勤講師 腎臓病・透析・高血圧
火
午前・午後
TEL:03-3964-1211(代) 内線:30214
TEL:03-3964-8615 受付時間(月~金)13:00~17:00
初診予 約専用
初診で紹介状をお 持ちの方
TEL:03-3964-1498 電話予約時間(平日)8:30~17:00 (土曜日)8:30~12:30
血 液
医師専門分野一覧
ご紹介時には下記の一覧表をご参照の上、お電話で予約をお取りください。
医師名
白藤 尚毅
川杉 和夫
秋山 暢
貧血、凝固異常症など種々の血液疾患の治療を行って
います。特に血液悪性腫瘍性疾患(白血病、悪性リンパ
腫、多発性骨髄腫など)に関しては造血細胞移植など
最先端の治療を行っています。また、血栓止血分野でも、
特発性血小板減少性紫斑病や血友病あるいはDICや、
下肢の深部静脈血栓症等の診断や治療に注力しており
ます。
外来受付
再診予約・変更電話
8
医療連携室
職位
専門分野
外来診療日
血液腫瘍・造血発生
遺伝子治療
造血細胞移植(同種移植500 木
例以上、自家移植100例以上) 土
血液腫瘍性疾患の化学療法
(のべ3000例以上)
白藤 尚毅
教授
川杉 和夫
血液学、特に血栓止血分野
医学教育センター
(血小板減少症・血友病
教授
先天性血栓素因・DICなど)
秋山 暢
病院教授
大井 淳
松本 謙介
午前・午後
午前
金
土
午前・午後
午前
造血器悪性腫瘍
再生不良性貧血
骨髄異形成症候群
水
午前・午後
病院准教授
造血器悪性腫瘍
造血細胞移植
水
午前・午後
講師
造血器悪性腫瘍
造血細胞移植
月
午前・午後
山本 義
助手
血液学(特に血栓止血分野) 金
午前・午後
松尾 琢二
助手
血液学(特に血液腫瘍)
午前・午後
木
TEL:03-3964-1211(代) 内線:30214
TEL:03-3964-8615 受付時間(月~金)13:00~17:00
初診予 約専用
初診で紹介状をお 持ちの方
TEL:03-3964-1498 電話予約時間(平日)8:30~17:00 (土曜日)8:30~12:30
内 科
リウマチ・膠原病
関節リウマチ・全身性エリテマトーデス、血管炎をはじ
めとする膠原病とその類縁疾患の治療と診断を幅広く
行っています。特にベーチェット病については治療経験
が豊富です。
プライマリケアで問題になる多発関節痛、発熱、筋痛、
全身症状を伴う皮疹などの鑑別診断に力を入れており
ます。
入院病棟では大きなベッド数を担当する総合内科の一
員として活動しています。総合内科病棟にはリウマチ膠
原病専門医の他に感染症、糖代謝内分泌、腎臓、循環
器、
呼吸器、
消化器の指導医が属しております。
そのため
多臓器の病変をきたしうるリウマチ膠原病の各種病態
に対して、各臓器専門医との強力なパートナーシップの
もとに診療にあたっております。このような体制は不明
熱などの患者さんの診断決定にも強力な助けとなってお
ります。
外来受付
再診予約・変更電話
医療連携室
医師専門分野一覧
ご紹介時には下記の一覧表をご参照の上、お電話で予約をお取りください。
また「リウマチ・膠原病新患枠」をお使いいただくと早めの予約がお取りい
ただけます。
医師名
職位
専門分野
外来診療日
河野 肇
准教授
リウマチ・膠原病
アレルギー・不明熱
月
木
午前・午後
午前・午後
菊地 弘敏
病院准教授
リウマチ・膠原病
ベーチェット病
火
水
午後
午前・午後
浅子 来美
助教
リウマチ・膠原病
火
水
午後
午前・午後
松田 重三
帝京短期大学
教授
血液免疫学・アレルギー
膠原病・漢方医学
木
午前
小口 洋子
医師(客員研究員) リウマチ・膠原病
木
午前
津久井 大輔
医師
リウマチ・膠原病
木
午後
木村 佳貴
医師
リウマチ・膠原病
月
午前
TEL:03-3964-1211(代) 内線:30214
TEL:03-3964-8615 受付時間(月~金)13:00~17:00
初診予 約専用
初診で紹介状をお 持ちの方
TEL:03-3964-1498 電話予約時間(平日)8:30~17:00 (土曜日)8:30~12:30
消化器
医師専門分野一覧
ご紹介時には下記の一覧表をご参照の上、お電話で予約をお取りください。
医師名
滝川 一
田中 篤
喜多 宏人
山本 貴嗣
消化器 疾患すべてに最新の技術を持って対応してい
ます。
肝臓では慢性肝炎やその他の肝疾患、肝細胞癌の治療
に経験が深く、C型・B型慢性肝炎に対しては経口抗ウ
イルス薬による治療を積極的に行っており、肝細胞癌に
対してはラジオ波焼灼術(RFA)の症例が増加していま
す。原発性胆汁性胆管炎(旧称:原発性胆汁性肝硬変)
や原発性硬化性胆管炎の診療については国内のリー
ダー的存在であり、他の施設から多くの紹介患者を受け
入れています。
消化管では消化管出血の内視鏡的止血、早期癌の内視
鏡的治療に経験が深く、前者はアルゴンプラズマ凝固
療法(APC)、後者は内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)
外来受付
再診予約・変更電話
医療連携室
職位
滝川 一
科長
主任教授
田中 篤
教授
喜多 宏人
専門分野
外来診療日
消化器病・肝臓病学
水
金
午前
午前・午後
消化器病・肝臓病学
ウイルス性肝疾患
自己免疫性疾患
月・木
午前・午後
教授
消化器病(内視鏡)
・肝臓病学
木
午前・午後
山本 貴嗣
教授
消化器病(内視鏡)
・NSAID
アスピリンの粘膜病変
消化管生理
火
水
午後
午前
高森 頼雪
病院准教授
消化器病・肝臓病学
ラジオ波焼灼術
火
土
午前・午後
午前
相磯 光彦
講師
消化器病・肝臓病学
火
午前・午後
有住 俊彦
助教
消化器病(胆膵)
水
午前
阿部 浩一郎
助教
消化器病(内視鏡)
火
午前
三浦 亮
助手
消化器病・肝臓病学
木
午前
江波戸 直久
助手
消化器病(内視鏡)
月
午前
磯野 朱里
助手
消化器病(内視鏡)
土
午前
青柳 仁
助手
消化器病(内視鏡)
金
午前
川島 悠
医師
消化器病(内視鏡)
金
午後
岡村 喬之
医師
消化器病(内視鏡)
金
午後
三木 淳史
医師
消化器病(内視鏡)
月
午後
八木 みなみ
医師
消化器病(内視鏡)
木
午後
の症例が増加しています。また、肝硬変に伴う消化管疾患である食
道静脈瘤とvascular ectasiaに対する治療件数も増加してきてい
ます。また、近年は急性胆嚢炎・急性胆管炎例、急性膵炎例も大幅
に増え、適応例に対しては胆道ドレナージなど内視鏡的治療を積
極的に行っています。
TEL:03-3964-1211(代) 内線:30214
TEL:03-3964-8615 受付時間(月~金)13:00~17:00
初診予 約専用
初診で紹介状をお 持ちの方
TEL:03-3964-1498 電話予約時間(平日)8:30~17:00 (土曜日)8:30~12:30
9
内 科
内 科
呼吸器・アレルギー
医師専門分野一覧
ご紹介時には下記の一覧表をご参照の上、お電話で予約をお取りください。
医師名
山口 正雄
外来受付
再診予約・変更電話
専門分野
外来診療日
山口 正雄
教授
呼吸器・アレルギー・気管支喘息
月・金
COPD・間質性肺炎
土
薬物アレルギー
長瀬 洋之
教授
呼吸器・気管支喘息
COPD・間質性肺炎・肺癌
禁煙治療・アスリート喘息
アレルギー
月
木
禁煙外来
月
午前
午前・午後
新井 秀宜
講師
呼吸器・アレルギー
火
午前・午後
倉持 美知雄
助教
呼吸器・アレルギー
月
午前・午後
路 昭暉
助手
呼吸器・アレルギー
金
午前・午後
田中 祐輔
助手
呼吸器・アレルギー
木
午前・午後
小泉 佑太
医師
呼吸器・アレルギー
月
午後
大隅 美圭
医師
呼吸器・アレルギー
土
午前
江崎 崇
医師
呼吸器・アレルギー
木
午後
酒瀬川 裕一
医師
呼吸器・アレルギー
火
午前
渡邉 彩香
医師
呼吸器・アレルギー
火
午後
中野 純一
非常勤講師
呼吸器・アレルギー
水
午前・午後
長瀬 洋之
気管支喘息、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、間質性肺
炎、肺癌、呼吸器感染症、睡眠時無呼吸症候群など、呼
吸器疾患全般の診療を行っています。
気管支喘息は、500症例以上を外来診療しており、もっ
とも経験が豊富です。最新のモニター機器を導入してい
ます。難治性喘息についても、抗IgE抗体療法を含めた
治療を積極的に行っています。COPDは、喘息との区別
を含めた的確な診断、最新の薬物治療を行っており、禁
煙治療も可能です。間質性肺炎は、的確な診断のもと、
全国的な研究班とも連携し、最新の知見をふまえた診
療を行っています。肺癌は、迅速な診断と治療開始をめ
ざし、外来治療をできるだけ行っています。腫瘍内科や
緩和ケアチームとも連携しています。禁煙治療も行って
います。
アナフィラキシーや薬物アレルギーなどのアレルギー疾
患の診療も行っています。詳細な病歴聴取、安全を重視
した適切な検査の選択により、原因の確定や、安全に使
用できる薬物の確認を行います。得られた情報は患者さ
医療連携室
職位
午前・午後
午前
午後
んに還元して、不意打ちで生じるアレルギー症状に対す
る不安感を取り除き、適切な予防が可能となるように配
慮します。
TEL:03-3964-1211(代)内線:30214
TEL:03-3964-8615 受付時間(月~金)13:00~17:00
初診予 約専用
初診で紹介状をお 持ちの方
TEL:03-3964-1498 電話予約時間(平日)8:30~17:00 (土曜日)8:30~12:30
感染症
医師専門分野一覧
ご紹介時には下記の一覧表をご参照の上、お電話で予約をお取りください。
医師名
太田 康男
斧 康雄
呼吸器、肝・胆道、消化管、腎・尿路、中枢神経系などの
内科 領域を中心とした臓器の感染 症診療を主として
行っています。
皮膚・軟部組織、骨などの他領域の感染症に対しても、
他の専門診療科と共同で診療を行っています。対象とす
る原因微生物も、細菌、真菌、ウィルス等多岐に渡りま
す。
また東京都エイズ診療拠点病院として、HIV感染症・サ
イトメガロウィルス感染症、PCP(ニューモシスティス肺
炎)などの日和見感染症の専門家を数多くそろえてお
り、これらの領域の診療経験はきわめて豊富です。
また発熱が持続してその原因が分からない不明熱の方
の対応もいたします。
ワクチン接種希望の方のご相談にも積極的に応じてお
ります。
外来受付
再診予約・変更電話
10
医療連携室
職位
専門分野
感染症・特に敗血症(基礎医
学から臨床医学まで)
HIV感染症
外来診療日
水
土
午前
午前
月(第1・3・5週)
水
午前
午後
太田 康男
教授
斧 康雄
微生物学講座
感染症
主任教授
北沢 貴利
講師
感染症
木
月
午前
午前・午後
吉野 友祐
助教
感染症
火
木
午前
午後
妹尾 和憲
助教
感染症
火
金
午前
午前・午後
西谷 肇
非常勤講師
感染症
土
午前
特に細菌感染症と抗菌薬治療 (変則的な第1土曜日)
TEL:03-3964-1211(代)内線:30214
TEL:03-3964-8615 受付時間(月~金)13:00~17:00
初診予 約専用
初診で紹介状をお 持ちの方
TEL:03-3964-1498 電話予約時間(平日)8:30~17:00 (土曜日)8:30~12:30
循環器内科
上妻 謙
外来医長
横山 直之
病棟医長
興野 寛幸
医局長
紺野 久美子
専門外来
循環器内科の専門外来としては、ペースメーカー外来と
ICD(植え込み型除細動器)外来があります。
これらの外来は体内に植え込まれたペースメーカーや
除細動器などの定期的な管理を目的としています。
ペースメーカー外来とICD外来は共に火曜午後となって
います。
また、開胸しない新しい弁膜症の治療である経カテー
テル大動脈弁植え込み術(TAVI)を積極的に行ってお
ります。TAVIの専門外来は水曜日午後と土曜日午前に
行っております。
循環器内科は心臓 血管 領域の循環器 疾 患を専門としています。狭
心症や心筋梗 塞などの虚血性心 疾 患や動脈硬化症、各種不整 脈、
弁膜症、心筋症、心不全、高血 圧、大 動脈疾患、末梢動脈疾患など、
多くの疾患をカバーする領域です。当科では高度な集中管理が可能
な循環器センター病棟をバックに、急性心筋梗 塞や急性 大 動脈 解
離、急性心不全などの救急疾患にも24時間体制で対応しています。
得意な 分 野は、経 皮 的 冠 動 脈インターベンション( カテーテル 治
療)、不整脈や心不全に対する人工機器治療です。
平成27年度治療実績は経皮的冠動脈インターベンション448例、末梢
血管インターベンション71例、経皮的大動脈弁バルーン拡張術12例、
ペースメーカー/植え込み型除細動器/心臓再同期療法計 78例、
カテーテルアブレーション101例でした。平成26年よりカテーテルによ
り人工弁を植え込む経カテーテル大動脈弁留置術も始まり、平成28
年3月までに111例行いました。心房細動のカテーテルアブレーション
も始まり、幅広い治療に対応しております。
外来は教授1名(他ER部門所属 病院教授1名)、准教授1名、講師2
名、を含めた22名の医師が月曜から金曜まで(土曜日は特殊外来)
毎日診療を行っています。
そのほか、外来患者さんに対する心臓リハビリテーションも月曜か
ら土曜まで(土曜午後は休診)、毎日行っています。
当科の外来は完全予約制となっていますが、予約外での診療も適
宜行います。初診で受診される場合には、心電図やレントゲン、採血
結果などの資料とともにかかりつけ医からの紹介状がありますと、
大変参考になります。また、常用薬がありましたら、薬品名を教えて
頂きたいと思います。お薬手帳など、リストをお持ち頂きますようお
願い致します。
循環器内科
診療内容・特色
診療科長
医師専門分野一覧
ご紹介時には下記の一覧表をご参照の上、お電話で予約をお取りください。
医師名
職位
専門分野
外来診療日
科長
教授
循環器一般・虚血性心疾患
冠動脈インターベンション 火・木
薬剤溶出性ステント
横山 直之
准教授
循環器一般・虚血性心疾
患・弁膜症・脈管疾患
循環器画像診断
月
金
午前・午後
午前・午後
興野 寛幸
講師
循環器一般・虚血性心疾患
冠動脈インターベンション 木
心血管内イメージング
午前・午後
紺野 久美子
講師
循環器一般・循環器画像診断
火
心臓リハビリテーション
午前
渡 雄至
助教
循環器一般
水
不整脈(心房細動アブレーション)
午前
渡邊 雄介
助教
循環器一般・弁膜症
経カテーテル大動脈弁植
土
え込み術
冠動脈インターベンション
腹部ステントグラフト
片岡 明久
助教
循環器一般・弁膜症
循環器画像診断
上妻 謙
火
大槻 修司
助教
循環器一般
冠動脈インターベンション
月
ペースメーカー・植え込み
型除細動器
日置 紘文
助教
循環器一般・弁膜症
経カテーテル大動脈弁植
水
え込み術・冠動脈インター
ベンション
外来受付
再診予約・変更電話
医療連携室
午前
午前
午前・午後
午前
午後
医師名
初野 弥奈
職位
専門分野
外来診療日
助手
循環器一般・不整脈
細越 巨禎
助手
循環器一般・虚血性心疾患
水
冠動脈インターベンション
火(要確認)午前・午後
午前・午後
宮川 睦喜
助手
循環器一般・不整脈
金
心臓リハビリテーション
午前・午後
川嶋 秀幸
助手
循環器一般・虚血性心疾患 月
午前
中島 真
医師
循環器一般
金
午前
名倉 福子
医師
循環器一般
木
午前
奈良 有悟
医師
循環器一般
水
午前
中谷 浩章
医師
循環器一般
月
午前
西出 征司
医師
循環器一般
木
午前
高村 慎太郎
医師
循環器一般
金
午後
岡部 竜太
医師
循環器一般
火
午前
小金澤 哲
非常勤医師 循環器一般
水
午後
初野 健人
非常勤医師 循環器一般・睡眠時無呼吸 木
午後
TEL:03-3964-1211(代)内線:30214
TEL:03-3964-8615 受付時間(月~金)13:00~17:00
初診予 約専用
初診で紹介状をお 持ちの方
TEL:03-3964-1498 電話予約時間(平日)8:30~17:00 (土曜日)8:30~12:30
11
心療内科
心療内科
診療内容・特色
診療担当教授
中尾 睦宏
外来は、火曜日午前、内科 外来のブースで行っております。ストレス
が関連するさまざまな病態 (心身症や神経症・うつ病 )に対して、内
科やメンタルヘルス科と協力しながら専門的な医療を提供していま
す。
心身症とは「身体疾患の発病や途中経過において心理社会的スト
レスが密接に関与し、何らかの障害が認められる病態」と考えられ
ています。心身症以外にも、最近急増している軽症のうつ病・うつ状
態、不安障害なども扱っています。
統合失調症(分裂病)、重度のうつ病、てんかんなど精神科での治療
専門外来
が必要な場合は、同じ病院内の精神神経科にご紹介できる体制が
心身症全般
整っています。
診断としては、医学的な検査を十分に行ない、内科的な
問題がないか確認した上で、症状に影響を与えている心
理社会的なストレスがないか調べます。身体感覚への
過敏度、心理状態、性格パターンなどを客観的に評価す
るため、心理質問紙を用いたり、専門的な精神科面接を
行なうことが多いのも特徴です。典型的な心身症として
は、
現在のところ、検査や安静以外の目的では入院治療を行っていませ
(1) 自律神経失調症(自律神経の調節障害によって様々
な身体・精神症状を訴える)
(2) 緊張型頭痛(肩や後頭部のこりに伴い頭全体がズー
ンと痛む)
(3) 片頭痛(眼がチカチカしたりかすんだりした後、ズキ
ズキと頭痛が続く)
(4) 過換気症候群(身体的・精神的負担が誘因で過呼吸
になる)
(5) パニック障害(突然に呼吸が苦しくなったり心臓が
ドキドキし、不安が高まる)
(6) 過敏性腸症候群(緊張すると下痢や便秘がひどくな
る)
(7) 多汗症(手や脇にいつも汗をかいて握手などに支障
が出る)
ご紹介時には下記の一覧表をご参照の上、お電話で予約をお取りください。
などが挙げられます。もちろん他にもたくさんの病態が
あります。
治療としては、病態を十分に説明した上で、必 要に応
じてお薬を処方します。ご自身でストレスに対する対処
能力を高めてもらうため、自律訓練法などのリラクセー
ション指導を行なうこともあります。
ん。摂食障害など専門的な入院治療が必要な場合は、ご希望に応じ
て関連病院をご紹介することができます。
医師専門分野一覧
医師名
中尾 睦宏
職位
専門分野
大学院公衆衛生学研究科
教授
外来診療日
心身医学・行動医学
火
職場のメンタルヘルス
午前
帝京大学医学部附属病院心療内科外来患者の主要な身体症状
(週1回以上の症状を「有」
と定義)
解析対象者数 :1,023人
平均年齢(SD)
:46(19)歳
女 性 比 :65%
診 断 分 類 :心身症・身体障害圏 37%
うつ病圏
25%
不安障害圏
22%
その他
16%
疲労
495(48%)
不眠
371
(36%)
腰痛
322(32%)
頭痛
295(29%)
動悸
275(27%)
息切れ
245(24%)
便秘
227
(22%)
めまい
225(22%)
Nakao M, Takeuchi T,
Fricchione G.
Psychother Psychosom
83:120-121, 2014
心身症の分類
①
←神経症
神経性食欲不振症
神経性循環無力症
心臓神経症
胃腸神経症
膀胱神経症
口臭症
舌痛症
②
過換気症候群
過敏性腸症候群
緊張型頭痛
顎関節症
③
狭心症
喘息
潰瘍
高血圧
バセドウ病
④
糖尿病
⑤
器質的疾患→
ガン
自律神経失調症
石川中ほか. 関東心身症診断基準研究会より, 1985
外来受付
再診予約・変更電話
TEL:03-3964-1211(代) 内線:30214
TEL:03-3964-8615 受付時間(月~金)13:00~17:00
医療連携室
12
初診予 約専用 初診で紹介状をお 持ちの方
TEL:03-3964-1498 電話予約時間(平日)8:30~17:00 (土曜日)8:30~12:30
緩和ケア内科
有賀 悦子
他院・当院で外来がん治療中の方、地域医療機関にかかりつけの
方、ご遺族の方を対象に、
( 1)身体的な不快な症状(疼痛・嘔吐・呼
吸 困難感・浮腫など)(
、 2)精神・心 理 的な問題(不安・不眠・抑う
つ・せん妄など)(
、3)療養の場の選択支援(在宅、ホスピス・緩和ケ
ア病棟、介護施設など)(
、4)社会 制度利用のサポート(医療保険、
緩和ケア内科
診療内容・特色
診療科長
介護保険・福祉制度など)(
、5)ご家族のサポート、
( 6)ご遺族のケ
アなどを提供しています。
がん診断の早 期からQOLを維持していくことは、がん治療によい
影 響(生存 期間の延長の可能 性)も示され 、近年、注目されていま
専門外来
す。がん治療の院内外のスタッフと連携し、緩和ケアや精神科医師、
症状緩和・がん患者支援外来
看護師、薬剤師、ソーシャルワーカーなどの多職 種 緩和ケアチーム
がんに伴う身体的な不快な症状(疼痛、嘔吐、呼吸困難
感など)や心理的な問題(不安、不眠、考えがまとまらな
いなど)、ご家族の不安などに対し、がんと診断された早
期からサポートすることを目的とした緩和ケア内科の外
来を開設しています。疼痛などの体の症状がない方で
も、
病名がわかった時や再発が心配な時の心のサポート
やリンパ浮腫のケア指導も行っています。また、ご家族
の方、ご遺族の方の支援も行っています。
で行っています。緩和ケア内科はそのチームをリードしていく診 療
科です。
がん治療 や病 期に関わらず、外 来をいつでも受診していただけま
す。病床を持っていない関係で、入院はお受けしておりません。ご相
談内容によっては、院内の治療主科との連携や専門職種への紹介、
地域の医療機関や行政(福祉課等)との協働も行っています。
医師専門分野一覧
ご紹介時には下記の一覧表をご参照の上、お電話で予約をお取りください。
医師名
職位
専門分野
外来診療日
有賀 悦子
科長
教授
緩和医療学・腫瘍免疫学
月
午後
大澤 岳史
講師
緩和医療学・消化器外科
金
午後
入院患者に対する緩和ケアチーム介入状況(2015年4月1日∼2016年3月31日)
臓器別患者数
依頼元診療科別患者数
精神科
救急科
腎臓内科
口腔外科
循環器内科
形成外科
小児科
皮膚科
外科
(呼吸器)
外科(上部)
消化器内科
総合内科
整形外科
血液内科
耳鼻咽喉科
外科
(肝胆膵)
産婦人科
呼吸器内科
腫瘍内科
外科( 下部)
泌尿器科
0
依頼目的別患者数
腹膜
その他
皮膚
倫理的問題
原発不明癌
呼吸困難感
乳腺
療養場所の選択支援
非悪性腫瘍
その他の身体症状
骨・軟部組織
血液
家族ケア
肝胆膵
消化器症状
頭頚部
精神症状
子宮・卵巣
心理支援
泌尿器
全般的な評価
呼吸器
疼痛
消化管
10
外来受付
再診予約・変更電話
20
30
40
(人)
0
20
40
60
(人)
0
50
100
150
200 (人)
TEL:03-3964-1211(代) 内線:30214
TEL:03-3964-8615 受付時間(月~金)13:00~17:00
医療連携室
初診予 約専用 初診で紹介状をお 持ちの方
TEL:03-3964-1498 電話予約時間(平日)8:30~17:00 (土曜日)8:30~12:30
13
腫瘍内科
腫瘍内科
診療内容・特色
診療科長
関 順彦
腫瘍内科は、当院が地域がん診療連携拠点病院に指定された平成
20年に開設されました。がん診療連携拠点病院の高次機能として、専
外来医長
市川 靖子
門的ながん薬物療法を担当しています。患者数の多い5大がんから
病棟医長
原発不明がんなどまで、各臓器専門の診療科と連携し、総勢10名で、
太田 修二
いろいろな進行がんの治療を行っています。当科のスタッフは国立が
ん研究センター中央病院・東病院、四国がんセンター、神奈川県立が
んセンターなどがん専門センター病院に勤務していた実績のある医
師で構成され、抗がん剤の分野では、暫定指導医も含め日本臨床腫
瘍学会薬物療法専門医資格を有する医師が6名勤務しています。ス
専門外来
腫瘍内科では肺がん、
消化器がん、
乳がんなど、
いろいろ
ながんの抗がん剤療法を中心に、
療養全般にわたる専門
的な診療を行います(年間の入院治療約300例、
外来化
学療法約1500件)。また、がんに関する、予防・診断・治
療についての総合的なご相談をお受けします。
当科は、
キャンサーボードによる各臓器がん分野の内科、
外科など関連診療科医師と連携しながら、
治療を行って
います。
専門的な抗がん剤の治療だけでなく、
がん検診や緩和医
療など、
がんについてのさまざまなご相談もお受けします。
なお外来診療担当日については、
担当曜日以外でも毎日
腫瘍内科として受診可能です。
腫瘍内科では、定期的に、入院・外来を問わず担当患者
さんに関するスタッフ間診療連絡ミーティングを行って
います。
タッフの中で、臓器がんの担当が決まっていますが、診療科内で毎日
連絡を密にしているので、ご紹介初診については、どの曜日でもがん
腫にかかわらず受診いただくことが可能です。
肺がん、乳がん、大腸がん、胃がん、膵臓がん、肝臓がん、胆管がん、婦
人科がん、肉腫、原発不明がん等を対象とした専門的ながん薬物療
法、緩和的治療としての骨・脳転移などに対する放射線治療、疼痛対
策などを担当しています。院内の外科・内科のみならず、放射線治療
医、緩和ケア医、ペインクリニックなど、院外では地域の医療機関と連
携して、進行・再発がん患者さんの総合的な診療を行っています。
がんの標準治療を安全に実施し、新しい抗がん剤の治験や副作用対
策の新薬に関する治験、多施設共同試験グループによる臨床試験な
どを積極的に行い、最新かつ最善のがん医療の提供に取り組んでい
ます。
また、がん検診や予防に関する御相談や、セカンドオピニオン外来も
行っていますので、患者さんのご要望によりご利用いただければ幸い
外来化学療法
です。
帝京大学医学部附属病院外来化学療法室では、抗がん
剤治療に熟練した腫瘍内科医師に加え、
専属の看護師・
薬剤師により患者さんの安全を最優先に、
快適な環境の
もとで抗がん剤治療を受けていただくことができます。
乳がんや肺がん、消化器がん(大腸がん、胃がん、膵臓が
んなど)をはじめとするさまざまながんにおいて、薬物療
法の役割が増加しています。さらに、ここ数年来、分子標
的薬というがん細胞に特異的な効果を示す薬剤が次々
に開発導入され、
複数の臓器のがんにおいて同一の分子
標的薬が効果を発揮するということが明らかになってき
ました。
手術や放射線治療と組み合わせた集学的治療を
行うことが多くのがんにおいて一般的になりつつあり、
新
たな薬剤開発とともに副作用に対する支持療法や緩和
ケアも飛躍的に進歩しています。
外来での抗がん剤治療の実施により、
これまでの生活を
維持しながら抗がん剤治療を継続することができるよう
になりました。外来化学療法室では、治療の前後やご自
宅などでご心配なことがあった場合でも、電話で相談を
お受けしています。かかりつけの地域医療機関の皆さま
との連携を基盤として、通院や入院を分け隔てることな
く、
最適ながん治療を提供しています。
外来受付
再診予約・変更電話
医師名
職位
専門分野
外来診療日
臨床腫瘍学・肺がん・婦人科がん
火・金
原発不明がん等の抗がん剤治療
関 順彦
科長
病院教授
江口 研二
臨床腫瘍学・肺がん・大腸がん
難治疾患支援学
胃がん等の抗がん剤治療
月
特任教授
緩和医療・がん検診等の相談
午前・午後
渡邊 清高
准教授
臨床腫瘍学・消化器がん・肺がん・
原発不明がん等の診療および連 木
携に関する相談
午前・午後
市川 靖子
講師
臨床腫瘍学・肺がん・消化器
火
がん・原発不明がん・婦人科がん 水
午前
午前・午後
本田 健
助教
肺がん・大腸がん・胃がん
月
午前
太田 修二
助教
消化器がん・肺がん・乳がん
水
胚細胞腫瘍・原発不明がん・肉腫
午前・午後
臼井 亮
難治疾患支援学
肺がん・原発不明がん
助教
火
午前
坂本 貴彦
臨床助手
肺がん・消化器がん・乳がん
火
午後
丹澤 盛
非常勤医師
肺がん・消化器がん・乳がん
金
午前
午前・午後
TEL:03-3964-1211(代) 内線:30214
TEL:03-3964-8615 受付時間(月~金)13:00~17:00
医療連携室
14
医師専門分野一覧
ご紹介時には下記の一覧表をご参照の上、お電話で予約をお取りください。
初診予 約専用 初診で紹介状をお 持ちの方
TEL:03-3964-1498 電話予約時間(平日)8:30~17:00 (土曜日)8:30~12:30
神経内科/神経筋電気診断センター
園生 雅弘
神経系とは、本来動物が動物たる所以とも言えるもので、人間にとって
とても大事な器官系です。それはヒトの意識の座が脳にあることからも
明らかです。神経内科とは、そのような神経系に起こる出来事すべて、
すなわち、脳〜脊髄〜末梢神経〜筋の器質的(=精神的なものではな
い)疾患すべてを診療する科です(ただしクモ膜下出血や脳腫瘍など
外科的治療が主となる疾患は脳神経外科が扱います)。従って、神経内
科が対象とする症状は、頭痛、めまい、四肢の脱力・筋力低下、しびれ・
感覚鈍麻、歩行障害、構音・嚥下障害、複視、意識障害・意識消失発作、
物忘れ、失語など多岐にわたります。疾患としても、脳梗塞、認知症、て
んかんなど多くのcommon diseaseが対象に含まれます。
神経内科の大きな特徴は、病歴と神経診察という古典的技能が、今
日でも最も威力を発揮する分野だということです。MRIなどの画像だ
け撮れば診断ができるわけでは決してなく、病歴や診察をおろそかに
してMRIだけに頼ると、容易に誤診してしまいます。この病歴と神経診
察による評価が正しくできるのが神経専門医です。帝京大学神経内科
では、特にそのような病歴と診察による評価を大事にしています。
当科は神経疾患すべてを診療対象としていますが、特に頭痛、めま
い、意識消失発作、しびれ・筋力低下などのプライマリケア症候の診療
に、ERとも協力しながら力をいれています。これらの症候の患者さんに
ついてはどうぞお気軽にご紹介下さい。また、特定機能病院としての高
度外来・入院機能を維持するために、診療方針の決まった患者さんに
ついては積極的に地域に逆紹介しています。
外来医長
斉藤 史明
病棟医長
小川 剛
医局長
北國 圭一
専門外来
認知症に対する物忘れ外来と頭痛外来を、通常の外来
と同じ時間帯で診療しています。
物忘れ外来
高齢化社会の到来とともに認知症は急速な勢いで増加
しています。認知症の中には適切に治療すれば治る病気
も含まれており、またアルツハイマー病では近年治療薬
が開発されています。MRI他の検査によって早期に認知
症を発見して、適切な治療を行います。
頭痛外来
片頭痛や緊張型頭痛、群発頭痛といった機能性頭痛を
始め、あらゆる頭痛を対象に診療します。
神経内科/神経筋電気診断センター
診療内容・特色
診療科長
神経筋電気診断センター
針筋電図、神経伝導検査、体性感覚誘発電位(SEP)など
の電気生理学的検査法を駆使して、脊髄・末梢神経・筋疾
患を診断する分野を、神経筋電気診断学と言います。当科
は以前よりこの分野のexpertとして、全国からの紹介を受
けていましたが、2014年からこれを「神経筋電気診断センター」として公示しまし
た。中央検査部とも協力し、日本臨床神経生理学会認定医・認定技術師総計12名
を中心に診療にあたっています。当センターは他医療機関からの紹介のみを受けて
おります。当センターへの紹介については、神経内科外来にお問い合わせ下さい。
医師専門分野一覧
ご紹介時には下記の一覧表をご参照の上、お電話で予約をお取りください。
医師名
園生 雅弘
職位
科長
主任教授
松村 喜一郎 教授
櫻井 正樹
斉藤 史明
畑中 裕己
北國 圭一
磯尾 紀子
河村 保臣
宮地 洋輔
千葉 隆司
外来受付
専門分野
外来診療日
臨床神経学
神経筋電気診断学
神経内科(初診)水
(臨床神経生理学)
神経内科(再診)水
筋電図検査約
金
13,000例・脊髄・
末梢神経・筋疾患
臨床神経学・頭痛
神経内科(初診)木
パーキンソン病
神経内科(再診)月
末梢神経疾患
火
筋疾患
医師名
午前
午後
午前
午前
午前
午前
生理学講座
生理学・臨床神経学
主任教授
臨床神経学
認知症・変性疾患
准教授
神経筋疾患分子
病態学
臨床神経学・脳卒中
助教
神経筋電気診断学
(臨床神経生理学)
臨床神経学・脳卒中
助教
神経筋電気診断学
(臨床神経生理学)
生理学講座 生理学・臨床神経学
認知症
助教
神経内科(初診)月 午前・午後
神経内科(再診)火
午後
土
午前
もの忘れ外来月 午前・午後
神経内科(初診)木
午後
神経内科(再診)木
午前
土(第2・4週) 午前
神経内科(初診)金
午後
土(第1・3・5週)午前
神経内科(再診)水
午後
もの忘れ外来水
午後
助手
神経内科(初診)木
神経内科(再診)木
午前・午後
午前
臨床助手
臨床助手
臨床神経学
神経内科(再診)火
臨床神経学
神経筋電気診断学 神経内科(初診)月
午後
(臨床神経生理学) 金
午前
脳卒中・頭痛
神経内科(初診)土(第2・4週) 午前
臨床神経学
神経内科(再診)水
午後
TEL:03-3964-1211(代) 内線:30208
医療連携室
午前
初診予 約専用
初診で紹介状をお 持ちの方
職位
専門分野
外来診療日
神経内科(初診)月
午後
火
午前
土(第2・4週) 午前
神経内科(初診)火
午後
水
午後
神経内科(再診)水
午前
土(第1・3週) 午前
神谷 久雄
臨床助手
臨床神経学
神林 隆道
臨床助手
臨床神経学
塚本 浩
臨床神経学
医療技術学部 神経筋電気診断学 神経内科(初診)月
准教授
(臨床神経生理学) 神経内科(再診)月
脳卒中
古川 裕一
後期研修医 臨床神経学
神経内科(再診)土(第1・3・5週)午前
松倉 清司
後期研修医 臨床神経学
神経内科(再診)金
午後
山本 淳平
後期研修医 臨床神経学
神経内科(再診)木
午前・午後
内田 雄大
後期研修医 臨床神経学
神経内科(再診)金
午前
大熊 秀彦
医師
神経内科(再診)金
午前
臨床神経学
午前
午前・午後
神経内科(初診)土(第2・4週) 午前
神経内科(再診)木
午後
金
午後
神経内科(初診)火 午前・午後
神経内科(再診)火 午前・午後
桑原 碧
医師
臨床神経学
新井 謙
医師
臨床神経学
新井 祐子
医師
臨床神経学
神経内科(再診)火
午後
村嶋 英治
医師
臨床神経学
神経内科(再診)金
午後
内野 勝行
医師
臨床神経学
神経内科(再診)木
午前
神経内科(再診)木
非常勤講師 臨床神経学
臨床神経学・神経心
永井 知代子 非常勤講師
神経内科(再診)木
理学・高次機能障害
真先 敏弘
再診予約・変更電話
午前
午後
TEL:03-3964-8528 受付時間(月~金)13:00~17:00
TEL:03-3964-1498 電話予約時間(平日)8:30~17:00 (土曜日)8:30~12:30
15
外 科
外 科
診療科長
川村 雅文
診療内容・特色
全ての外科 疾 患を対 象としています。肝臓・胆道・膵 臓 疾 患、内視
鏡外科疾患、上部消化管疾患(食道・胃など)、下部消化管疾患(大
外来医長
松谷 哲行
腸・肛門、小腸など)、乳腺疾患、呼吸器疾患(肺、縦隔も含む)、腹壁
病棟医長
疾患(ヘルニアなど)。
稲葉 毅
三浦 文彦
井上 幹也
土屋 剛史
各領域の専門家(専門医、指導医)はそれぞれの分野において、患
者さん中心の医療を責任 持って実 施しています。対 象となる疾 患
は、悪性疾患(癌)が多く、積極的に縮小手術および内視鏡下手術
を採用し、術後quality of life(QOL)を維持する治療を行ってい
医局長
堀川 昌宏
ます。進行癌には化学療法も行っています。さらに、良性疾患には、
内視鏡下手術を含む低侵襲手術を行い、QOLの維持・向上を目指
しております。
全ての外科系の救急疾患に対しても対応することができ、指導医の
もとに最善の医療を心がけています。
呼吸器
医師専門分野一覧
ご紹介時には下記の一覧表をご参照の上、お電話で予約をお取りください。
医師名
川村 雅文
川村 雅文
呼吸器疾患のうち外科的な治療・診断が必要な疾患を
対象に診察いたします。具体的には肺癌、転移性肺腫瘍
(大腸癌や子宮癌などが肺に転移したもの)、縦隔腫瘍、
胸膜中皮腫、自然気胸、巨大肺嚢胞、肺膿瘍、肺化膿
症、結核、非結核性抗酸菌症、重症筋無力症、肺分画症
等の先天性肺疾患、外科的診断が必要な疾患(原因不
明の胸水貯留・間質性肺炎)など幅広い疾患が対象と
なります。
患者さんには負担が少ない術式を選択することを考慮
し、自然気胸・転移性肺腫瘍ではほぼ全例で、肺癌の手
術では7〜8割の症例で胸腔鏡手術が行われ、小さな傷
で治療がなされています。
超音波気管支鏡(EBUS)を用いて縦隔リンパ節の穿
刺吸引細胞診を行うことにより手術前の病期を確定し、
必要に応じて手術前化学療法を実施いたします。複数
の臨床試験に参加した経験から化学 療法、放射線 療
法、分子標的治療、凍結治療等に習熟しており、進行し
た肺癌の手術後の補助療法(抗癌薬治療)や再発した
肺癌の治療等につきましても患者さんの希望を踏まえ
た上で最適な治療法をご提案いたします。
健康診断で胸部に異常陰影を指摘され専門の医療機
関の受診を勧められた方や、既に他院で治療を勧められ
ている方のセカンドオピニオンのご相談も受け付けてい
ます。
外来受付
16
TEL:03-3964-1211(代) 内線:30224
医療連携室
初診予 約専用
初診で紹介状をお 持ちの方
職位
科長
主任教授
専門分野
外来診療日
呼吸器外科手術
(年間250例:総手術経験症
例数3,000例超)
月
肺がん手術経験症例数1,000 木
例超・特に高齢者呼吸器外科
手術を得意とする
午後
午前・午後
松谷 哲行
准教授
胸腔鏡下手術(肺癌・気胸・
転移性肺腫瘍・縦隔腫瘍など)
を得意とする。総手術経験症 火・金
例数1,500例超 術後化学療
法、術後疼痛も担当している
上原 浩文
講師
完全鏡視下手術を得意とする
がん研有明病院で肺がん手術 月・木・土
500例を経験
午前
午前
呼吸器外科手術件数の年次推移
2010年度 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度
手術総数(全身麻酔)
158
202
203
253
264
原発性肺癌
60
75
90
107
104
転移性肺腫瘍
18
26
31
26
39
嚢胞性疾患(気胸)
27
26
26
43
52
良性肺腫瘍
13
13
15
32
17
縦隔腫瘍
13
22
16
20
19
胸壁、
胸膜疾患
17
7
14
11
6
その他
10
33
11
14
27
120
128
103
104
104
4
6
3
6
8
リンパ節生検(局麻)
2
7
11
25
29
気管切開
4
7
10
9
13
検査、
処置
気管支鏡
(ステント挿入、
腫瘍焼灼)
再診予約・変更電話
TEL:03-3964-8657 受付時間(月~金)13:00~17:00
TEL:03-3964-1498 電話予約時間(平日)8:30~17:00 (土曜日)8:30~12:30
外 科
肝胆膵
医師専門分野一覧
ご紹介時には下記の一覧表をご参照の上、お電話で予約をお取りください。
医師名
佐野 圭二
肝胆膵外科は、難治がんの代表といわれる肝臓、胆道
(胆管、
胆嚢、
乳頭部)
、
膵臓のがん治療を専門としていま
す。
肝臓にがんができれば直接命に関わること、胆道のがん
では黄疸になり小さながんでも命とりとなること、また、
お腹の最深部にある膵臓のがんでは血流やリンパの流
れに乗り転移を起こしやすいなど、難敵です。
私たちはこれらに対して積極的に切除を行っておりま
す。特に切除不能といわれている十数個の多発肝転移
や血管浸潤のある膵癌なども安全に切除しています。そ
の他、重粒子線や新しい化学療法の開発についても研
究を進め、個々の患者さんに最適で最善ながん医療を
提供します。気軽に何でもご相談ください。
ホームページ : www.teikyo - hbps .jp
外来受付
TEL:03-3964-1211(代) 内線:30224
医療連携室
初診予 約専用
初診で紹介状をお 持ちの方
職位
専門分野
外来診療日
佐野 圭二
教授
肝切除(肝硬変・多発肝腫瘍)
火
部分肝移植・胆道癌切除(肝
金
門部胆管癌・胆嚢癌)
・膵切除
三浦 文彦
准教授
胆膵切除(良性・悪性)
腹腔鏡切除
和田 慶太
准教授
肝胆膵悪性切除・腹腔鏡手術
火・木
内視鏡的胆管ステント
午前
澁谷 誠
助手
肝胆膵悪性切除・腹腔鏡手術
木
内視鏡的胆管ステント
午前
池田 豊
助手
腹腔鏡手術・消化管内視鏡
午前
午前
午前・午後
金
土
午前
午前
木・金
対象となる主な疾患
肝臓の病気では、肝細胞癌、肝内胆管癌(胆管細胞癌)、転移性肝腫瘍、肝内結
石症、嚢胞性疾患等
膵臓の病気では、膵癌、膵管内腫瘍(IPMN、MCN)、膵内分泌腫瘍(インスリ
ノーマ、ガストリノーマ等)、膵石症等
胆道の病気では、胆肝癌、胆嚢癌、十二指腸乳頭部癌、胆石症、胆嚢胆管炎、先
天性胆管拡張症等
再診予約・変更電話
TEL:03-3964-8657 受付時間(月~金)13:00~17:00
TEL:03-3964-1498 電話予約時間(平日)8:30~17:00 (土曜日)8:30~12:30
上部消化管
医師専門分野一覧
ご紹介時には下記の一覧表をご参照の上、お電話で予約をお取りください。
医師名
職位
外来受付
TEL:03-3964-1211(代) 内線:30224
医療連携室
初診予 約専用
初診で紹介状をお 持ちの方
外来診療日
福島 亮治
教授
稲葉 毅
准教授
上部消化管外科(胃、食道切
除など)
・ヘルニア・代謝栄養
火
木
午前
午前
矢口 義久
助教
上部消化管外科・ヘルニア
水
午前・午後
清川 貴志
助教
上部消化管外科
腹腔鏡手術(胃)
火
午後
堀川 昌宏
助手
上部消化管外科・ヘルニア
土
午前
福島 亮治
上部消化管外科は、食道、胃、十二指腸の病気を中心
に、
その診断と治療を行っています。
具体的には、食道癌、胃癌、十二指腸癌、胃・十二指腸潰
瘍、
ポリープ、異物、その他の腫瘍などが対象です。
癌の治療では部位やその進み具合に即して、①お腹や
胸を切らない内視鏡的治療、②小さい創で手術をする
腹腔(胸腔)鏡補助下手術、③逆流やダンピング症状
を少なくする幽門保存手術、
胃を全摘した場合の代用胃
(空腸嚢)の作成、④進行した癌に対しては、抗がん剤や
放射線などを組み合わせた集学的治療を行っています。
⑤近くロボット手術の導入も予定しています。
さまざまな原因で食事ができない人に対して、栄養を与
えるための胃瘻や腸瘻、食道瘻を内視鏡的(PEG)ある
いは外科的に造っています。また、在宅で点滴の栄養や
胃瘻からの栄養を行って栄養状態を改善するお手伝い
も致します。
鼠径ヘルニアの診療も行っていますのでお気軽にご相
談ください。
専門分野
上部消化管外科(胃、食道切
除など)
・抗癌化学療法
木・金・土
腹膜播腫の治療(化学療法+ (金 初診のみ)
手術)
・栄養管理(胃瘻など)
午前
胃癌の腹膜播種(腹膜転移)に対する治療
腹膜に転移した胃癌の治療は大変困難であることが知られていますが、当科で
はこのような患者さんのお腹の中(腹腔内)に直接抗癌薬(パクリタキセル)を
投与することで、以前の治療に比べて良好な成績を得てきています。
これまでこの治療は先進医療の枠組みで行ってきましたが、患者申出療養制度
が利用できるようになりますので、ご相談ください。
再診予約・変更電話
TEL:03-3964-8657 受付時間(月~金)13:00~17:00
TEL:03-3964-1498 電話予約時間(平日)8:30~17:00 (土曜日)8:30~12:30
17
外 科
外 科
下部消化管
医師専門分野一覧
ご紹介時には下記の一覧表をご参照の上、お電話で予約をお取りください。
医師名
特徴・特色
下部消化管グループでは主として大腸・肛門、小腸の外
科的疾患の診断と治療を行っています。当グループでは
大腸肛門病学会より認定された指導医・専門医を中心
に、火~金曜日、毎日担当医が外来診療を行っておりま
す。急病の場合にはいつでも対応可能です。
詳細は帝京大学下部消化管外科ホームページ
(帝京大腸.com) ht tp: //teikyo - daicho.com
をご覧ください。
外来受付
TEL:03-3964-1211(代) 内線:30224
医療連携室
初診予 約専用
初診で紹介状をお 持ちの方
外来診療日
教授
准教授
消化器外科(主に下部消化管)
腹腔鏡手術(良性・悪性大腸
木
疾患全般)
金
開腹手術(良性・悪性大腸疾
患全般)
午後
午前
野澤 慶次郎
講師
消化器外科(主に下部消化管)
腹腔鏡手術(良性・悪性大腸
下部消化管 火
疾患全般)
人工肛門 水
開腹手術(良性・悪性大腸疾
患全般)
午前
午後
土屋 剛史
助教
消化器外科(主に下部消化管) 木
午前
岡本 耕一
助教
消化器外科・外科代謝栄養
午後
端山 軍
助教
消化器外科(主に下部消化管) 金
午前
島田 竜
助手
消化器外科(主に下部消化管) 火
午後
赤羽根 拓弥
臨床助手
消化器外科(主に下部消化管) 火
午後
診療内容
下部消化管グループでは主として大腸・肛門、小腸の病
気の診断と治療を行っています。下部消化管に関わるす
べての外科的疾患を扱っており、大腸がん、大腸ポリー
プ、痔核、痔瘻、炎症性腸疾患、腸閉塞などが主な診療
対象です。虫垂炎や鼠径ヘルニアなども診療いたしま
す。
外科手術のほかに大腸がんの化学療法、緩和医療、大
腸内視鏡検査、注腸造影検査などの検査も行っていま
す。どのような時に下部消化管グループを受診するかに
ついては特徴・特色の項をご覧ください。
専門分野
消化器外科・外科代謝栄養
腹腔鏡手術(良性・悪性大腸
疾患全般)
開腹手術(良性・悪性大腸疾
患全般)
橋口 陽二郎
橋口 陽二郎
職位
松田 圭二
再診予約・変更電話
火
金(新患のみ)
火
午後
午前
TEL:03-3964-8657 受付時間(月~金)13:00~17:00
TEL:03-3964-1498 電話予約時間(平日)8:30~17:00 (土曜日)8:30~12:30
血管・漢方・未病・冷え性
血管外科は動脈、静脈、リンパ管疾患などを扱います。他
の外科診療科には対応する内科があります。心臓外科
には循環器内科、消化器外科には消化器内科などです。
ところが、血管内科という領域は本邦の内科診療には
基本的に存在せず、血管疾患が疑われる患者さんはす
べて血管外科を受診し、内科的治療も含めてすべて血管
外科で行っています。ですから、血管疾患が疑われる場
合は、内科的・外科的治療を問わずすべて血管外科にご
依頼ください。
動脈と静脈の病気があり、それぞれ閉塞性疾患と拡張
性疾患があります。またリンパ系の疾患も当方の担当分
野です。動脈の拡張性疾患は動脈瘤です。これはある程
度の大きさまではむしろ手術をしないで経過をみたほう
が患者さんには有益です。
腹部大動脈瘤では約5cm以上で手術を考慮し始めま
す。最近は開腹手術を要せず、そけい部の創から折りた
たんだ人工血管を腹部大動脈まで挿入するステントグラ
フトが保険認可もされ、この適応があれば積極的に行っ
ています。閉塞性の動脈疾患の治療は基本的には、禁煙
と運動療法、そして内服治療が主体です。それでも症状
が改善しないときには入院にて血管拡張剤などの点滴
治療を行い、その入院期間中に血管造影を施行し、可能
であればPTA(カテーテルによる血管拡張術)を行いま
す。患者さんがさらなる症状の改善を希望するときは血
行再建手術を行います。
外来受付
18
TEL:03-3964-1211(代) 内線:30224
医療連携室
初診予 約専用
初診で紹介状をお 持ちの方
医師専門分野一覧
ご紹介時には下記の一覧表をご参照の上、お電話で予約をお取りください。
医師名
新見 正則
職位
准教授
専門分野
臨床分野:
血管外科
移植外科
一般・消化器外科
研究分野:
移植免疫学
腫瘍免疫学
外来診療日
血管・漢方・未病・冷え性
月・水
午前
金
午後
拡張性の静脈疾患は下肢静脈瘤ですが、病院の方針に
より下肢静脈瘤の手術は当院ではなく関連施設で行っ
ています。閉塞性の静脈疾患は深部静脈血栓症です。
急性期では血栓溶解療法を行い、また肺梗塞の危険が
高い場合は下大静脈フィルターの挿入などを行っていま
す。
血管内科的な治療を要する患者さんが急増し、他科でも
診断治療ができない場合などは、漢方薬を用いた治療
も積極的に行っています。
再診予約・変更電話
TEL:03-3964-8657 受付時間(月~金)13:00~17:00
TEL:03-3964-1498 電話予約時間(平日)8:30~17:00 (土曜日)8:30~12:30
外 科
乳 腺
医師専門分野一覧
ご紹介時には下記の一覧表をご参照の上、お電話で予約をお取りください。
医師名
職位
専門分野
外来診療日
神野 浩光
教授
乳腺外科
外科腫瘍学
神野 浩光
高橋 洋子
助手
乳腺外科
火
水
午前
午後
乳腺外科では、乳腺に発生する病気の診療を行っていま
す。乳腺の病気には、腫瘍性の病気(乳癌、線維腺腫、
葉状腫瘍など)や非腫瘍性の病気(乳腺症、乳腺炎な
ど)があります。乳房のしこり・へこみや乳頭分泌物な
ど、何か気になることがありましたら、受診してください。
乳癌は、日本人女性の中で、病人の数はもっとも多いで
すが、
早期発見すれば根治する可能性が高い癌でもあり
ます。
当科では、月~木・土曜日の週5日間、日本乳癌学会か
ら認定された乳腺専門医を中心に外来診療を行ってい
ます。マンモグラフィ、乳房超音波検査をはじめとして、
ステレオガイド下マンモトーム生検、MRIを最新の設備
で行っています。手術は、乳房温存術とセンチネルリンパ
節生検の組み合わせが最も多く、形成外科とともに乳房
同時再建術も行っています。また、乳房温存術後に必要
な放射線治療の設備も完備しています。最新の知見に
基づいた化学・ホルモン・分子標的療法も行っています。
健康診断や一次検診で異常を指摘されたときや、他の
病院で診療を受けていてセカンドオピニオンを希望され
る場合は、医療連携室にご相談ください。
松本 暁子
助手
乳腺外科
月
水
午前
午前
吉川 三緒
臨床助手
外科一般
水
土
午後
午前
柳澤 貴子
医師
外科一般
火
午後
外来受付
TEL:03-3964-1211(代) 内線:30224
医療連携室
初診予 約専用
初診で紹介状をお 持ちの方
月
木
午前・午後
午前
乳腺外科
がん専門
薬剤師
腫瘍内科
乳がん認定
看護士
形成外科
患者さん
ご家族
技師
放射線科
麻酔科
病理
産婦人科
再診予約・変更電話
TEL:03-3964-8657 受付時間(月~金)13:00~17:00
TEL:03-3964-1498 電話予約時間(平日)8:30~17:00 (土曜日)8:30~12:30
小児外科
小児外科では、
新生児から中学生までの患者さんを主に
診療する外科です。小児は大人に比べ単に小さいという
存在ではなく、からだの機能、成長、精神面において特
有な特徴を持っています。そのような子供達に小児外科
専門医が診察・治療を行います。小児に特有な疾患は下
記の様に多数存在します。必要と考えられた場合には適
宜最も適した施設にご紹介もいたします。
また、成人であっても小児に特有な外科疾患は当科にて
治療いたします。
さらに小児外科疾患の手術後、加療後の患者さんでは
成人に達している方々も当科で定期診療を行っておりま
す。
医師専門分野一覧
ご紹介時には下記の一覧表をご参照の上、お電話で予約をお取りください。
医師名
職位
専門分野
外来診療日
井上 幹也
講師
小児消化器外科
小児外科一般
月
午前
金
午前又は午後
土(第3週のみ) 9:00〜11:00
細田 利史
助教
小児消化器外科
小児外科一般
内視鏡外科
月
水
土(第2・4週のみ)
午後
午前
午前
対象となる主な疾患
頭頚部疾患
食道疾患
横隔膜疾患
胃・十二指腸疾患
小腸・大腸
消化管閉鎖症
直腸・肛門
肝・胆・膵
腹壁・臍・鼠径部
小児腫瘍
外来受付
正中頚嚢胞、
耳前瘻
先天性食道閉鎖症、
先天性食道狭窄、
腐食性食道炎
横隔膜ヘルニア、
胃食道逆流症、
食道裂孔ヘルニア
胃軸捻転症、
肥厚性幽門狭窄症、
胃・十二指腸潰瘍
胎便関連性疾患、
腸回転異常症、
腸重積症、
胎便性腹膜炎、
Meckel憩室、
炎症性腸疾患、
腸管ポリープ、
虫垂炎、
Hirschspurung病
先天性十二指腸閉鎖症、
先天性小腸閉鎖症
直腸脱、
肛門周囲膿瘍、
裂孔、
直腸肛門奇形、
慢性便秘症
胆道閉鎖症、
先天性胆道拡張症
臍帯ヘルニア、
腹壁破裂、
鼠径ヘルニア、
精索水腫、
Nuck水腫、
停留精巣
神経芽腫、
腎悪性腫瘍、
肝悪性腫瘍、
胚細胞腫瘍、
横紋筋肉腫、
悪性リンパ腫、
血管腫、
リンパ管腫
TEL:03-3964-1211(代) 内線:30224
医療連携室
初診予 約専用
初診で紹介状をお 持ちの方
再診予約・変更電話
TEL:03-3964-8657 受付時間(月~金)13:00~17:00
TEL:03-3964-1498 電話予約時間(平日)8:30~17:00 (土曜日)8:30~12:30
19
心臓血管外科
心臓血管外科
診療科長
下川 智樹
診療内容・特色
当科は、平成21年10月に、下川が 診療科長(主任教授)として榊原
記念病院(府中市)より着任し、新体制で診療を開始しました。疾患
外来医長
飯田 充
の特 性上緊急性の高い症例が多く、患者さんの受け入れや緊急手
病棟医長
術については、24時間対応しています。
松山 重文
また、循環器内科、小児科、放射線 科、麻酔科は勿論のこと、腎セン
医局長
ター、救命救急センター等の他部門のバックアップを得た大変恵ま
今水流 智浩
れた環境にあり、患者さんに「多様な治療方法」を提示・提供でき
るよう努力しています。特に、高齢者や腎不全、慢性肺疾患などの合
併症を有する患者さんに対しても、各科の協力によって適切な治療
専門外来
法を工夫しています。
得意領域は、冠動脈バイパス手術、重症心不全に対する外科治療、
専門外来は毎日行っています。
診療内容の概略は以下の通りです。
自己弁を温存 する弁 膜 症手 術、近 年 増 加 傾向にある大 動 脈 疾 患
(大動脈解離、大動脈瘤)の手術などです。
重症心不全の外科治療
虚血性心疾患や心筋症の末期状態の心臓病に対して、
左室縮小形成術(バチスタ手術、ドール手術)や僧帽弁
形成術を含む治療を積極的に行っています。
他施設で治療に難渋している症例も多数ご紹介いただ
き治療を行っています。
医師専門分野一覧
ご紹介時には下記の一覧表をご参照の上、お電話で予約をお取りください。
医師名
職位
弁膜症の手術
従来は人工弁で置換する手術が行われていましたが、当
科では自己弁を温存する弁形成術を積極的に行ってい
ます。特に僧帽弁閉鎖不全症では95%の症例で弁形成
術を行っており、術後の心機能やQOLの向上を得ていま
す。
大動脈疾患
下川 智樹
科長
主任教授
高梨 秀一郎
特任教授
特殊な疾患であり専門治療を掲げる施設が少ないのが
現状です。手術は超低体温循環停止+脳分離潅流法を
用いた人工血管置換術を基本にしていますが、手術法
の改良によりスピーディーな手術が可能となり、治療成
績も向上しています。
今水流 智浩
講師
冠動脈バイパス術
松山 重文
講師
呼吸不全、腎不全、高齢者などのハイリスク症例では人
工心肺を使用しない手術(オフポンプ・バイパス)を積
極的に行っています。
現在は約95%の症例でオフポンプ手術治療を行ってい
て、成績も良好です。
心房細動に対する外科治療
心房細動は、脳梗塞や心不全を来す可能性があります
が、薬物治療の効果は、十分ではありません。
当院では、内科的カテーテル治療とメイズ手術の組合
せで良好な成績(約90%)を得ています。
木
午後
(15:00〜17:00)
大動脈瘤・大動脈解離に対す
る外科治療
胸部・腹部大動脈瘤ステント
火
グラフト治療(実施医・指導医)
閉塞性動脈硬化症等虚血下
肢の血管外科治療・フットケア
成人心臓血管外科一般
午前
(9:00〜13:00)
成人心臓血管外科治療
(冠動脈・弁膜症・大動脈)
末梢血管治療
紹介元医療機関
紹介元医療
機関に診 療
予 定 をご 報
告します。
外来診療日
帝京大学病院
医療連携室
火・水・木・金
午後
(15:00〜17:00)
帝京大学病院の医療連携室にご連絡
をお願いいたします。
患者 様には、心 臓 血管 外 科コーディ
ネーターから後日連 絡がある旨をお
伝えください。
紹介を受けた患者様情報を心臓血管
外科病棟責任医に報告します。
心臓血管外科
病棟責任医
患者様情報を確認し診療予定を作成
します。
腹部大動脈瘤、閉塞性動脈硬化症に対して積極的に外
科治療やステントグラフト治療を行っています。
心臓血管外科
コーディネーター
患者様のご都合を考慮して外来日を
決定し連絡します。
榊原記念病院と連携し、高度循環器医療を提供します。
24時間緊急手術に対応できる体制を完備しています。
当科に紹介された
患者様
腹部大動脈・末梢血管疾患
電話:03-3964-1211 心外病棟担当 当直医まで
外来受付
再診予約・変更電話
TEL:03-3964-1211(代) 内線:30224
TEL:03-3964-8657 受付時間(月~金)13:00~17:00
医療連携室
20
専門分野
後天性心疾患(虚血性心臓病
手術・弁膜症手術・不整脈手
術・大動脈手術)
心拍動下冠状動脈バイパス術
約500例
月・火・水・木・金
午後
弁膜症手術約600例
(15:00〜17:00)
大動脈瘤手術約600例(うち
急性大動脈解離約300例)
心臓大動脈手術1539例
(2002年5月-2011年4月)
初診予 約専用 初診で紹介状をお 持ちの方
TEL:03-3964-1498 電話予約時間(平日)8:30~17:00 (土曜日)8:30~12:30
産婦人科
綾部 琢哉
外来医長
竹下 茂樹
病棟医長
木戸 浩一郎
中川 俊介
医局長
松本 泰弘
診療内容・特色
産科では、総合周産期母子医療センターで、ハイリスク妊娠にも2 4
時間体制で対応しています。リスクが 高くない妊婦さんの健診・出
産もお引き受けしています。助産師による外来もご利用いただけま
すし、夫立ち会い分娩も可能です。安全 性と快 適性とを調和させる
べく、努力しています。
婦人科では、個々の病態に断片的に対応するのではなく、小児・思
春期から中高年まで、女性の一生を広く視野にいれ、その流れの中
で、一人一人の今にどう対応するかを考える、という方針を基本理念
としています。治療の要否・方法に関しても、可能な限り話し合いで
専門外来
相談させていただきます。
内分泌外来
月経不順・月経困難症に対しては、原因・治療の要否と
方法につき、生活の質だけでなく、将来の妊娠を視野に
いれた人生設計を踏まえた上で治療方針を検討します。
子宮内膜症に対する腹腔鏡下手術、子宮内腔病変に対
する子宮鏡下手術も施行しています。
不妊外来
できる限り原因を検索し必要最小限の介入での妊娠を
めざします。カウンセリングのみも可能です。
卵管性不妊に対しては、体外受精だけでなく、腹腔鏡・
卵管鏡下卵管形成術も可能です。
子宮卵管造影・子宮鏡検査だけの受診も可能です。
周産期外来
合併症妊娠・ハイリスク妊娠に対し、各科と協力して対
応しています。新生児科の充実により、母児に負担がか
かる前の早目の対応が可能であり、このことが母児の安
全性をより高いものにしています。
超音波外来
胎児診断はもとより、パルスドプラ法による胎児循環動
態の把握など、
胎児生理学を踏まえた周産期管理を行っ
ています。4D超音波だけの受診も可能です。
免疫・染色体外来
習慣流産に対してその原因を追求します。出生前診断と
しては、母体血液検査による胎児染色体異常の確率推
定、羊水採取による胎児染色体確定診断が可能です。
腫瘍外来
子宮癌や卵巣癌、その他の婦人科癌すべてに対応して
います。原則としてはっきりと病状をお伝えしますが、そ
のことが、科学的根拠を明確にした上で治療方法を提
示し社会的事情も踏まえた上での対応方針を相談する
ことを可能にしています。手術療法・放射線療法・化学
療法も、すべて、院内で対応しており、化学放射線同時
併用療法も施行しています。
中高年・更年期外来
血管運動障害、骨粗鬆症などに対する検査と治療をはじ
めとして、日常生活全般を踏まえた健康維持が目標です。
外来受付
産婦人科
診療科長
TEL:03-3964-1211(代)
内線:30323(産科)/30317(婦人科)
TEL:03-3964-8736(婦人科)
再診予約・変更電話 TEL
:03-3964-8735(産科)
受付時間(月~金)13:00~17:00
医療連携室
初診予 約専用 初診で紹介状をお 持ちの方
TEL:03-3964-1498
電話予約時間(平日)8:30~17:00 (土曜日)8:30~12:30
医師専門分野一覧
ご紹介時には下記の一覧表をご参照の上、お電話で予約をお取りください。
医師名
職位
専門分野
外来診療日
綾部 琢哉
科長
主任教授
生殖内分泌学・婦人科手術
婦人科(初診) 木・土
婦人科(再診) 月・水
産科
水
梁 栄治
教授
周産期医学・超音波医学
胎児生理学・婦人科手術
婦人科(初診) 金
婦人科(再診) 水
産科
月
午前
午前
午後
木戸 浩一郎
准教授
超音波医学・周産期医学
産科
木
超音波
木
免疫染色体 木・金
午前
午後
午後
竹下 茂樹
病院准教授
婦人科腫瘍学
乳腺疾患
婦人科(初診) 火
婦人科(再診) 金
更年期
金
午前
午前
午後
笹森 幸文
病院准教授 周産期医学
産科
午前
平池 春子
講師
産科婦人科学
婦人科(再診) 木
午前
午前
午前
木
午前
午前
午後
中川 俊介
講師
婦人科腫瘍学・婦人科手術
婦人科(初診) 水
婦人科(再診) 月
司馬 正浩
講師
周産期医学
婦人科(再診) 木
産科
木
金
午前
午後
午前
松本 泰弘
講師
周産期医学・超音波医学
婦人科(初診) 月・火
婦人科(再診) 火・土
超音波
火
午後
午前
午後
梅澤 幸一
助手
産科婦人科学
婦人科(再診) 金
午前
産科
火午前・午後
岸本 倫太郎
助手
産科婦人科学
婦人科(再診) 土
不妊・内分泌 木
産科
火
水
午前
午後
午前
午後
生井 重成
助手
産科婦人科学
婦人科(初診) 金
婦人科(再診) 火
産科
土
午後
午前
午前
櫻井 理奈
助手
産科婦人科学
婦人科(初診) 水
婦人科(再診) 月
産科
水
免疫染色体 木
午後
午前
午前
午後
一瀬 隆行
助手
産科婦人科学
婦人科(初診) 木
産科
金
午後
午前
福井 志保
助手
産科婦人科学
婦人科(再診) 木
産科
土
午前
午前
森田 政義
助手
産科婦人科学
婦人科(再診) 水
産科
土
午前
午前
末永 昭彦
生殖内分泌
医療技術学部
不妊症
准教授
内視鏡下手術
婦人科(初診) 月
午前
婦人科(再診) 火・土 午前
子宮鏡
木
午後
不妊・内分泌 木
午後
不妊カウンセリング外来
木
午後
瀬戸 理玄
医師
産科婦人科学
産科
月
比嘉 貴子
医師
産科婦人科学
産科
水
午前
午前
飯村 直子
医師
産科婦人科学
産科
水
午前
田口 彰則
非常勤助手 周産期医学
免疫染色体 金
午後
手島 映子
非常勤助手 産科婦人科学
婦人科(再診) 金
午前
21
整形外科
整形外科
診療科長
河野 博隆
外来医長
北川 知明
病棟医長
宮本 亘
黒住 健人
医局長
山田 和明
専門外来
人が生き生きとした生活を送るためには、立つ、歩く、物を持つなど
自分の体を動かすことが必要です。体を動かすために必要な部分
を運 動器といい、骨、関節、靭帯、腱、神経、筋肉などが含まれます。
整形外科とは、これらの運 動器の病気 (疾患)や怪我(外 傷)を診療
する科です。もっとわかりやすくいうと、頭と内臓以外はすべて整形
外科の分野です。もし、あなたが 体のどこかが 痛いとか、事故で怪
我をしたとか、手足が痺れて思うように動かせないといった症状で
お悩みでしたら、整形外科を受診してください。
われわれ整形外科では、患者さんの悩みを親身になってうかがい、
生き生きとした生活を取り戻すお手伝いをします。
腫瘍診
帝京大学整形外科では、整形外科 外来、整形外科 病棟で診療を行
良悪性を問わず全ての骨腫瘍と軟部腫瘍、そしてがん骨
転移を対象としています。手術のみならず、抗がん剤や放
射線治療などを組み合わせた集学的治療を行うことで、
さらに良好な治療成績を追求しております。
うと同時に、救急外来および外傷センターに整形外科医を配置して
手の外科診・末梢神経診
腫瘍診、リウマチ診、スポーツ診、肩診、骨粗 鬆症診、足の外科診が
手・上肢の外傷一般(挫滅・切断を含む)、変性疾患、腫
瘍性疾患、先天性疾患、上下肢末梢神経障害の治療、お
よびその機能・形態再建を対象としています。
あり、それぞれ高度の知識と豊かな経験をもつ専門医が 診 療をし
膝関節診
当科は臨床をもっとも重視し、整形外科のほとんど全ての分野に臨
変形性関節症に対しては、先進医療である医療用ナビ
ゲーションシステムを用いた人工膝関節全置換術・単顆
置換術を行っており、安定した成績を得ています。スポー
ツ外傷に関しても積極的に取り組んでおり、解剖学的前
十字靭帯再建術・半月修復術など最新の術式を取り入れ
ております。
股関節診
診療を行っています。外来では、一般外来は毎日(休日祭日を除く)診
療を行い、特定の曜日に専門外来を開いています。専門外来は、難
治骨折診、股関節診、膝関節診、脊椎診、手の外科診、末梢神経診、
ています。
床経験豊かな専門医をそろえ、年間2 0 0 0 件以上の手術を行ってお
ります。平成2 7年度の手術のうち一番 件 数が 多かったのは新 鮮骨
折等の外傷手術(約950件)で、大学病院として外傷の手術件数が
多いのが特徴です。新鮮骨折以外に、他施設から紹介された偽関節
や骨髄炎、変形治癒など骨折の合併症に対する手術も約6 0 件あり
ました。股関節の手術(人工関節や骨切り手術)は約110件、膝関節
は人 工関節約6 0 件と靭帯再建約5 0 件、足・足関節の手術は約10 0
変形性股関節症・臼蓋形成不全・大腿骨頭壊死症など
を対象として、人工股関節置換術、寛骨臼回転骨切り術
などの手術を行っています。正確で安全な手術を行うた
めに、3次元術前計画やナビゲーション・システムを使用
しています。
件、脊椎の手術は約80件、手・手関節の手術は約130件、骨・軟部腫
脊椎診
難治骨折診
安全・確実な脊椎脊髄手術を行うことをモットーにし
て、後頭骨頚椎移行部から尾骨までの全脊椎高位にお
ける各種疾患に対処できる体制を整えています。頚椎症
性脊髄症、胸椎黄色靭帯骨化症、腰部脊柱管狭窄症、
頚椎および腰椎椎間板ヘルニア、後縦靭帯骨化症など
の脊椎変性疾患を主に扱っています。その他、脊椎外
傷、関節リウマチ、破壊性骨関節症、脊椎腫瘍(原発性、
転移性)、脊髄腫瘍などにも対処しています。
主として腰椎疾患に対し、脊椎内視鏡を用いた低侵襲
手術を積極的に行っています。
スポーツ診
22
診療内容・特色
スポーツ傷害の画像診断でしばしば用いられる単純レ
ントゲンやCT、MRIは、全て静止画による画像診断ツー
ルですが、超音波検査では、スポーツ傷害を動的に診断
することが可能です。
またMRIは通常予約制の検査ですが、超音波検査では、
診察室でリアルタイムに病態を観察できます。
スポーツ診(月曜午後)では、スポーツ傷害の原因精査
や注射治療において超音波検査を活用し、できる限り
保存治療での競技復帰を目指しております。
保存治療で治癒しない場合や難治性のスポーツ傷害に
対しては、各専門診と協力して関節鏡を用いた手術治療
にも対応しております。
瘍の手術は約6 0 件、肩関節の手術は約70 件、リウマチの手術は約
10件と、各専門グループが活発に手術を行っています。
骨折後の癒合不全(骨がくっつかない)、変形癒合(骨が
曲がってくっついたり、足が短くなってしまった)、骨髄炎
(骨折部が感染してしまった)、膝関節拘縮(骨折後に膝
が曲がらない)などを対象として治療しています。
足の外科診
足関節鏡を診断・治療に積極的に応用し、これまで約
2000例の関節鏡視下手術を行っています。
肩関節診
肩関節に問題がある患者様を治療しています。五十肩な
どで痛みが出て困っている。肩の内部の筋肉(腱板)な
どが損傷している。腕が挙がらなくて困っている。肩を何
度も脱臼して困っている。スポーツ時、投球時に痛みが
出て困っている。このような患者様を特に対象にしてい
ます。
リウマチ診
関節リウマチ、脊椎関節炎、痛風、偽痛風、他の筋・関節
症状を伴う疾患が対象です。
整形外科
医師専門分野一覧
ご紹介時には下記の一覧表をご参照の上、お電話で予約をお取りください。
医師名
職位
専門分野
外来診療日
河野 博隆
科長
主任教授
骨軟部腫瘍
骨粗鬆症
一般外来
腫瘍診
金(予約のみ)
午前
金
午後
中川 匠
教授
膝関節外科・スポーツ整形外科
人工膝関節・ナビゲーション手術
一般外来
膝関節診
水
月
午前
午後
渡部 欣忍
教授
骨折・外傷後合併症(癒合不全
偽関節・変形治癒・骨髄炎
関節拘縮)
一般外来
難治骨折診
月
木
午前
午前
阿部 哲士
病院教授
骨軟部腫瘍
骨関節感染症
腫瘍診
金
午後
小林 誠
准教授
骨折
一般外来
火
午前
北川 知明
准教授
脊椎脊髄病外科
一般外来
脊椎診
水
月
午前
午後
中村 正樹
講師
股関節疾患
関節リウマチ
一般外来
股関節診
火
火
金
午前
午後
午前
時崎 暢
講師
骨軟部腫瘍
一般外来
腫瘍診
月
金
午前
午後
増田 裕也
講師
膝関節外科
一般外来
膝関節診
水
月
午前
午後
宮本 亘
講師
足の外科
一般外来
足の外科診
木
月
午前
午後
山本 巌
助教
脊椎脊髄病
一般外来
脊椎診
月(第1・3・5週) 午前
月
午後
山田 和明
助手
脊椎脊髄病
一般外来
脊椎診
金
月
午前
午後
佐藤 健二
助手
骨軟部腫瘍
腫瘍診
金
午後
水
午後
木(第2・4週) 午後
佐々木 源
助手
手の外科・末梢神経外科
手の外科
末梢神経診
玉山 倍碩
助手
股関節疾患
股関節診
火
午後
平林 茂
客員教授
脊椎脊髄病学
脊椎診
月
午後
渡会 公治
客員教授
スポーツ整形外科
スポーツ診
木
午後
西村 慶太
医療技術学部
教授
リウマチ薬物療法
及び関節外科
リウマチ診
水
金
午後
午前
高尾 昌人
医療技術学部
教授
足の外科・スポーツ整形外科
足の外科診 月
午後
木村 理夫
教育学部教授
手の外科
末梢神経外科
マイクロサージャーリー
一般外来
手の外科
金
水
午前
午後
伊藤 正明
臨床客員准教授
肩関節外科・スポーツ整形外科
肩診
火(第2・4週) 午後
金
午後
土(第1・3週) 午前
笹原 潤
医療技術学部
講師
スポーツ・超音波
足の外科
一般外来
スポーツ診
足の外科診
火
月
月
午前
午後
午後
印南 健
非常勤医師
足の外科・スポーツ整形外科
足の外科診
月
午後
中村 茂
非常勤医師
股関節疾患
股関節診
外来受付
再診予約・変更電話
金(第2・4週) 午前
(予約のみ)
TEL:03-3964-1211(代) 内線:30203
TEL:03-3964-8627 受付時間(月~金)13:00~17:00
医療連携室
初診予 約専用 初診で紹介状をお 持ちの方
TEL:03-3964-1498 電話予約時間(平日)8:30~17:00 (土曜日)8:30~12:30
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小児科/小児アレルギーセンター
小児科/小児アレルギーセンター
診療科長
三牧 正和
外来医長
小川 英伸
病棟医長
小山 隆之
伊藤 直樹
医局長
豊田 彰史
専門外来
神経外来
小児の神経外来の対象は、てんかん、脳性麻痺、発達障
害、代謝疾患、脳血管障害、末梢神経障害、筋疾患など、
極めて多岐にわたりますが、全ての領域に対応します。
熱性けいれん重積や急性脳症、髄膜炎などの急性疾患
に対しても、豊富な経験を有する小児神経専門医が診
療にあたっています。
長時間ビデオ脳波検査:年約30例
アレルギー外来
新たに開設した小児アレルギーセンターにて、ますます
増えていく食物アレルギー、アトピー、喘息などの小児ア
レルギー疾患に対して、適切な検査とアドバイスをして
いくことで、薬剤の効果を高めるような指導を心がけて
います。
食物負荷試験:年100~150例
経口緩徐耐性誘導療法:年約30例
診療内容・特色
こどもが病気になったら、まず受診するのが小児科です。当科では、
日常よく遭遇する小児疾患に対する診療を重視しており、月〜土曜
の週6日午前中に一般外来を設けて、小児科専門医を中心に診療を
行っています。必要に応じて外来での検査、点滴などの治療を行い、
また状態によっては入院し治療・検査を行います。
当科で扱う専門領域としては、神経・アレルギー・代謝・内分泌・栄
養・循環器・免疫・血液・悪性腫瘍・腎・発達などがあり、それぞれ専
門外来を開いています。また、生まれたばかりの新生児・低出生体重
児などを扱うNICU(新生児集中治療室)が総合周産期母子医療セ
ンターに併設され、地域の産婦人科医のご紹介を通して入院を受け
付けています。現在、小児科医師の人数不足が救急医療の問題点の
1つとして各方面で大きく取り上げられているのは御存知の通りで
すが、医学 教育に携わる大学病院の小児科として小児科医の育成
は我々の義務であると考え、日夜取り組んでいます。
小児アレルギーセンター
最先端のアレルギー診療を長期的・包括的に提供することを目標とし、小児科
では平成27年度に「小児アレルギーセンター」を設立しました。現在、ひと月あ
たり約400名の子どもたちが通院しており、蓄積された経験に基づいて、最新
の治療を行っております。関連他科や地域の医療機関の先生方、行政や学校・
幼稚園・保育園との連携や教育活動などを通して、地域のみなさまの健康に貢
献することを目指して診療しております。
代謝・内分泌・栄養外来
専門家が少ない先天性代謝異常を扱っており、特に銅
代謝を専門としています。低身長症、甲状腺機能低下症
など小児期の診断・治療が特に大切な内分泌疾患にも
力を注いでいます。
内分泌疾患入院数:年間約100例
心臓外来
新生児・乳児から学童まで、
心雑音やチアノーゼ、
不整脈
などの疾患を中心に、小児に負担をかけない胸部X線写
真・心電図・超音波検査などを用いて診断・治療を行い
ます。より高度の検査を必要とする場合は、入院のうえ
検査を行います。
循環器疾患入院数:年間約50例
医師専門分野一覧
ご紹介時には下記の一覧表をご参照の上、お電話で予約をお取りください。
医師名
職位
三牧 正和
科長
主任教授
専門分野
小林 茂俊
教授
小児アレルギー アレルギー・免疫学
センター長
小川 英伸
准教授
小児内分泌学
中村 こずえ
講師
小児血液腫瘍学
小児神経学
免疫外来
診断の困難な小児の免疫疾患に対して、専門家が適切
な検査・治療計画をたてて対応します。
新生児外来
総合周産期母子医療センターで経過を診ていた小さく
生まれた小児を中心に、経過を診つつアドバイスをして
います。ご紹介を受けた新生児も診察しています。
血液・悪性腫瘍外来
患者さんのQOLを重視した診療を心がけています。
血液・腫瘍疾患入院数:年間約20例
腎臓外来
検診で発見された腎臓疾患の小児を含め、血尿、蛋白尿
などで受診した小児の、
診断・治療・生活指導などをこど
もの立場に立って行っています。
発達外来
総合周産期母子医療センターで経過をみていた小児を
中心に、その神経学的発達を注意深く見守り、適切なア
ドバイスを心がけています。
外科疾患につきましては、小児外科等と密接に連携を
とって対応しております。その他にも予防接種外来・心
理外来・乳児検診などの外来枠がございますのでご相
談ください。
外来受付
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TEL:03-3964-1211(代) 内線:30229
医療連携室
初診予 約専用
初診で紹介状をお 持ちの方
萩原 教文
講師
小児循環器学・小児不整脈学
高橋 和浩
講師
小児腎臓学
伊藤 直樹
講師
新生児学
小山 隆之
講師
アレルギー・免疫学
豊田 彰史
講師
小児循環器学
磯島 豪
講師
小児内分泌学
星野 英紀
入佐 千晴
助教
助手
小児神経学
新生児学
澁谷 義彬
助手
アレルギー・免疫学
佐藤 恭弘
助手
小児内分泌・代謝学
越智 琢司
助手
小児循環器学
元山 華穂子
助手
小児内分泌・代謝学
米田 康太
山本 美佳智
助手
臨床助手
新生児学
小児感染症学
景山 秀二
後期研修医 アレルギー・免疫学
再診予約・変更電話
外来診療日
一般外来 土
神経
月
一般外来 火・水
免疫・アレルギー
月
土
一般外来 火・木・土
内分泌・代謝
水
木
乳児健診 水
午後
午前
午前
血液
午後
水
一般外来 月・木
心臓
火
一般外来 水・金・土
腎臓
金
発達
水・木
免疫・アレルギー
月
一般外来 月・木・金
心臓
火
内分泌・代謝
水
神経
木
発達
金
免疫・アレルギー
月・水
内分泌・代謝
水
心臓
木
内分泌・代謝
水
発達
水
乳児健診 水
免疫・アレルギー
月
午前
午後
午前
午前
午後
午後
午前
午前
午前
午後
午後
午後
午前
午前
午前
午後
午後
午後
午前
午後
午前
午後
午後
午後
TEL:03-3964-8512 受付時間(月~金)13:00~17:00
TEL:03-3964-1498 電話予約時間(平日)8:30~17:00 (土曜日)8:30~12:30
眼 科
溝田 淳
白内障、緑内障、網膜剥離、黄斑円孔、黄斑上膜、糖尿病網膜症、加齢
眼 科
診療内容・特色
診療科長
黄斑変性、ぶどう膜炎、角膜疾患などの内眼疾患と斜視、弱視、眼振、眼
外来医長
松本 惣一
筋麻痺、眼瞼下垂、眼瞼内反、眼瞼皮膚弛緩症、眼瞼形成、涙嚢炎、鼻
病棟医長
涙管閉塞(流涙症)、涙小管断裂、眼窩腫瘍、眼窩底骨折、眼球突出、眼
渡邊 恵美子
瞼痙攣、顔面痙攣などの外眼疾患に対して広く対応しています。
医局長
それぞれの疾患に対しては教授、准教授、講師、助教の各スタッフが
太根 ゆさ
各自の専門性を生かして最新の医学知識に基づき対応し、走査型レー
ザー検眼鏡(SLO)、光干渉断層計(OCT)、自動静的視野計、FDT視
野計、半波長YAGレーザー
(SLTに対応)、PDTレーザーなどをはじめ
専門外来
とする新しい外来診療機器を揃え、また手術治療に関しても小切開網
当科には緑内障外来、形成外科、涙道・眼窩疾患・眼瞼・
顔面痙攣外来、斜視・弱視・視能矯正・眼振外来、黄斑
変性外来、ぶどう膜外来の各専門外来があり、また一般
外来と平行した形で以下の疾患に対しても積極的な診
療を行っています。
網膜剥離、黄斑円孔、黄斑上膜などの網膜硝子体疾患
に対して手術療法を中心に行っています。また増殖糖尿
病網膜症に対しての治療も行っています。適応に応じて
25Gシステムによる低侵襲手術も行っています。
緑内障外来
眼部の比較的低侵襲の手術では外来手術も行っています。
当科外来は日によっては大変混雑し、
ときに長時間お待たせしてしまう
すが、どうかご容赦いただけるようお願いいたします。
医師専門分野一覧
ご紹介時には下記の一覧表をご参照の上、お電話で予約をお取りください。
医師名
形成外科、涙道・眼窩疾患・眼瞼痙攣
・顔面痙攣外来
眼瞼下垂、眼瞼内反、眼瞼皮膚弛緩症、眼瞼形成などの
眼瞼疾患および涙嚢炎、鼻涙管閉塞(流涙症)、眼窩腫
瘍、眼窩底骨折などに対して手術療法を中心に診療を
行っています。
また眼瞼痙攣・顔面痙攣に対してはボツリヌス毒素注
射治療や形成手術を行っています。
斜視・弱視・視能矯正・眼振外来
各種眼位異常、
弱視訓練、
眼振に対して専門的な治療を
行っています。診療は医療技術学部視能矯正学科との
連携のもとに行っています。
ぶどう膜外来
原田病、ベーチェット病、サルコイドーシスをはじめとす
る各種ぶどう膜炎に対し対応しています。
職位
専門分野
外来診療日
科長
主任教授
網膜疾患・視神経疾患
眼内腫瘍
松本 惣一
准教授
網膜硝子体疾患(手術
1,000例以上)
medical retina 白内障手術
一般外来
緑内障手術・眼瞼手術
電気生理
遺伝性視神経網膜疾患
原因不明の視力不良の診断
手術視覚電気生理
渡邊 恵美子
病院准教授 眼底疾患・電気生理学
一般外来
網膜硝子体
火・水
水
金
午前
午前
午後
太根 ゆさ
助手
斜視・弱視
一般外来
水・金
斜視・眼筋麻痺・弱視
火
午前
網膜疾患
一般外来
溝田 淳
緑内障は有病率が高いにもかかわらず自覚症状に乏し
く気がつかないうちに進行してしまう不可逆性の疾患
です。当科では各種緑内障に対して各種最新の診断機
器およびレーザー治療を含む最新の治療法により対応
しています。
再診予約・変更電話
切な術式を選択するようにしています。合併症のない白内障手術や外
こともあります。できる限り迅速に診療を行うように心掛けてはおりま
網膜硝子体疾患
外来受付
膜硝子体手術や内視鏡手術をはじめとした最新技術を含めて最も適
一般外来
神経眼科外来
月・水
月
午前
午後
水・木・金 午前
木
午後
午前
月・水・金 午前
土(第2・4週)午前
坪井 隆政
助手
小林 義治
眼底疾患(網膜、硝子体、
医療技術学部
一般外来
火・水
ぶどう膜)レーザー光凝固
教授
網膜・ぶどう膜 火・水
蛍光眼底造影
林 孝雄
医療技術学部 視能矯正・斜視・弱視
教授
眼振
一般外来
火
斜視・眼筋麻痺・弱視
火
視能矯正・眼振月・金
午前
午後
金子 博行
医療技術学部
斜視・義眼
准教授
形成眼科・涙道・眼窩疾患
斜視・眼筋麻痺・弱視
木
午前
一般外来
緑内障
午前
午前
斜視・眼筋麻痺・弱視
木
冲永 聡子
非常勤講師
緑内障・白内障
遺伝性疾患
中村 桂三
非常勤医師
視能矯正・斜視・弱視
水
水
午前
午前
午前
午前
TEL:03-3964-1211(代) 内線:30327
TEL:03-3964-8623 受付時間(月~金)13:00~17:00
医療連携室
初診予 約専用 初診で紹介状をお 持ちの方
TEL:03-3964-1498 電話予約時間(平日)8:30~17:00 (土曜日)8:30~12:30
25
耳鼻咽喉科/聴覚言語センター
耳鼻咽喉科/聴覚言語センター
診療科長
伊藤 健
医局長
持木 将人
外来医長
安井 拓也
病棟医長
峯田 穣治
専門外来
伝音難聴・人工内耳外来
対象は、真珠腫性中耳炎、慢性中耳炎、耳硬化症、中耳
奇形および高度感音難聴など手術で聴力が改善する
疾患です。
鼓室形成術、アブミ骨手術および人工内耳埋込術で良
い成績を残してきています。
高度難聴で補聴器が使用できない患者さんに対し聴力
検査、画像診断の結果で人工内耳手術の適応を決定し
ています。
補聴外来
対象は、老人性難聴を代表とする感音難聴です。
専門の医師および言語聴覚士が最も適合し価格的にも
妥当な補聴器を選択し、調整をしています。
小児難聴外来
対象は、先天性難聴などの幼小児難聴、言語発達遅滞
です。
ホームトレーニングでの補聴器フィッティングとそれに
続く聴能訓練、人工内耳症例の聴能訓練、および言語
訓練を行っています。
アレルギー外来
聴覚言語センター
当科は初代鈴木淳一教授の時代より耳科学を専門とし
て、他の専門施設と連携するに十分な設備・人員を有し
ておりましたが、この度「聴覚言語センター」を設立す
る運びとなりました。これにより、聴覚医学的疾患にお
けるさらにスムーズな連携ならびに共同研究(耳や聞こ
えの疾患について)等が可能となります。すでにいくつ
かの聴覚専門機関との連携を開始しておりますが、今後
徐々に対象を拡大する所存ですので、宜しくお願い申し
上げます。
TEL:03-3964-1211(代)
内線:30335
再診予約・変更電話 TEL
:03-3964-8651
受付時間(月~金)13:00~17:00
医療連携室
初診予 約専用 初診で紹介状をお 持ちの方
TEL:03-3964-1498
26
帝京大学耳鼻咽喉科は一貫して耳科学・聴覚医学を専門とすると共
に、広く耳鼻咽喉科・頭頚部外科領域を、救急疾患を含めカバーして
参りました。
耳の診療につきましては、特に新病院となってから各外来診療室に
手術用顕微鏡を装備したことを始めとして、手術室の装備の最新化・
手術侵襲の低減(早期治癒)等、随所に改善を行っております。
中耳炎症例は特に難治例の紹介が多く、毎週のように広範進展真珠
腫の手術が行われます。当科での術式は、中耳開放により病変を完
全に除去した後に元通りのサイズに外耳道を再建する手技(初代教
授考案)であり、病変コントロールに有利であると共に術後の治癒が
良いのが特長です。難聴の中でも耳硬化症や中耳奇形など手術によ
る改善が見込めるものは積極的にアブミ骨手術・鼓室形成術を施行
し、良好な成績を収めております。
治療不能な両側感音難聴に対しては補聴外来にて専門の医師・言語
聴覚士が補聴器を適合しております。補聴器も使用できない程の高
度難聴には、人工内耳を埋め込む手術を行います(人工内耳黎明期
からの手術・療育経験があります)。小児の難聴に対しては、早期診
断・治療を行っており、集中的な療育を含め十分な対応が可能です。
慢性副鼻腔炎に対しては内視鏡下鼻内手術を行っており、通年性ア
レルギー性鼻炎や花粉症に対しても、外来小手術はもとより入院で
の後鼻神経切断術(くしゃみ・鼻水を止める)
・下甲介形成術(鼻づま
りを改善させる)も積極的に行っています。
頭頸部腫瘍(悪性・良性)については、頭頚部外科専門医を中心に
QOLを重視した治療を行っております。特に頭頸部癌の治療に不可
欠な放射線治療は、放射線専門医と十分な連携を取って行うのが特
長です。
新体制におきましても、専門領域・地域医療連携ともにさらに進歩を加
えながら進めて参る所存ですので、何卒宜しくお願い申し上げます。
医師専門分野一覧
ご紹介時には下記の一覧表をご参照の上、お電話で予約をお取りください。
医師名
対象は鼻アレルギーです。
治療は症状に応じて内服療法、レーザーによる外来手
術、入院の上後鼻神経切断・下甲介形成手術等の治療
を行っています。
外来受付
診療内容・特色
電話予約時間(平日)8:30~17:00 (土曜日)8:30~12:30
職位
専門分野
外来診療日
伊藤 健
耳科学・聴覚医学
科長
(耳科手術執刀1,000
主任教授
例以上)
一般外来 火・木
人工内耳・中耳 火・木
午前
午前
持木 将人
頭頸部腫瘍
病院准教授 (悪性腫瘍手術執刀
2,000例以上)
午前
安井 拓也
講師
聴覚・耳疾患・鼻咽頭疾
患・ナビゲーション手術
火・木・土(要確認)午前
峯田 穣治
助教
耳鼻咽喉科全般
一般外来
月・金・土(要確認)午前
江原 幸茂
助手
耳鼻咽喉科全般
一般外来 火・木・土(要確認)午前
鼻アレルギー外来火
午後
斎藤 真紀
助手
耳鼻咽喉科全般
一般外来 木・金・土(要確認)午前
鼻アレルギー外来火
午後
竹久 誠
助手
耳鼻咽喉科全般
一般外来 火・金・土(要確認)午前
鼻アレルギー外来火
午後
武茂 高至
助手
耳鼻咽喉科全般
一般外来 月・木・土(要確認)午前
鼻アレルギー外来火
午後
村上 昌史
助手
耳鼻咽喉科全般
一般外来 月・木・土(要確認)午前
鼻アレルギー外来火
午後
岩井 裕規
臨床助手
耳鼻咽喉科全般
一般外来 火・木・土(要確認)午前
鼻アレルギー外来火
午後
月・金
黒木 良子
臨床助手
耳鼻咽喉科全般
一般外来
火・金(要確認)午前
平野 真希子
臨床助手
耳鼻咽喉科全般
一般外来
月・木(要確認)午前
石田 洋介
後期研修医 耳鼻咽喉科全般
岡田 典久
後期研修医 耳鼻咽喉科全般
一般外来
後期研修医 耳鼻咽喉科全般
一般外来 火・金・土(要確認)午前
鼻アレルギー外来火
午後
山岸 純也
一般外来 月・金・土(要確認)午前
鼻アレルギー外来火
午後
月・金・土(要確認)午前
皮膚科
渡辺 晋一
診療内容・特色
アトピー性 皮 膚炎をはじめとする湿 疹・皮 膚炎 群や感 染 症、膠原
皮膚科
診療科長
病、良性・悪性腫瘍、乾癬、水疱性疾患など、皮膚疾患全般に幅広く
外来医長
多田 弥生
対応しています。
病棟医長
特に太田母 斑(青アザ)などの色素 性病変に対 するレーザー治療
大西 誉光
では国内ではパイオニア的な存在です。太田母斑の治療実績はレー
医局長
ザー外来開設以来年間のべ2 0 0〜3 0 0人の患者さんの治療を行っ
田中 隆光
ています。
また、当科は本邦における抗真菌剤(水虫薬)の臨床開発試験にお
いても中心的存在です。
専門外来
当科では下記の様に各曜日午後の時間帯を専門外来と
し開設しています。原則として午前中の一般外来を受診
していただき各治療の日を予約する流れとなります。
皮膚外科外来(水・木・金 PM)
皮膚外科外来では手術が基本となります。
悪性黒色腫、有棘細胞癌、基底細胞癌、Paget病、頭部
血管肉腫などの悪性腫瘍に対する切除、再建を皮膚外
科手技の習熟した専門医師が治療にあたっています。ま
た、皮膚癌はリンパ節転移が生命予後に大きく関わるた
め、リンパ節転移の有無を調べる検査、センチネルリン
パ節生検を行っています。この検査を導入することで、負
担の大きな手術を避け、退院後の生活の質を向上する
ことができる可能性があります。
他にホクロや粉瘤、陥入爪など良性疾患に対しても病
理組織検査と同時に、患者さんの状態、希望に合わせて
外用療法、凍結療法、手術療法を適宜しています。
手術は術後の見た目も非常に大切であり、当科では出
来るだけ整容的に満足がいくように配慮し、治療に当
たっています。
初診時は原則として午前中の一般外来を受診していた
だき、専門外来の予約を取らせていただきます。
【お知らせ】
当科では下肢静脈瘤に対しても相談、治療を行っていま
す。患者さんの状態、希望に合わせて外来で可能なもの
から、入院が必要なものまで適宜対応いたします。実際
の治療として、外来では弾性ストッキングや血管を注射
で固める硬化療法を、入院では伏在静脈の抜去、高位
結紮などを行っています。お気軽にご相談ください。
レーザー外来(月・木 PM)
対象疾患は、太田母斑、伊藤母斑、異所性蒙古斑(青ア
ザ)、老人性色素斑(シミ)、単純性黒子・母斑細胞性母
斑(ホクロ・アザ)、口唇メラノーシス、雀卵斑(そばかす)
などの色素性病変、外傷性刺青などです。
*太田母斑、異所性蒙古斑、外傷性刺青、扁平母斑
が保険診療で対応できます。
前記以外は自費診療と
なり、4mm四方の照射1発につき千円で設定してい
ます。
(その他に診察料などがかかります。)
*アザの種類によっては当院で治療のできないも
のもありますので、あらかじめ一般外来を受診して
いただき適応の有無を評価します。
また小さな病変で麻酔薬外用もなく対応可能であ
れば受診当日に治療が施行できる場合もあります
ので患者さんより担当医にご相談ください。
乾癬外来(金 PM・土 AM)
http://www.teikyo -hospital.jp/hospital/teikyo_
medical/035.html
乾癬の重症度(皮疹、関節炎)と生活スタイルを鑑み、
さらに患者さんのご希望を重視した治療(外用治療、内
外来受付
TEL:03-3964-1211(代) 内線:30307
医療連携室
初診予 約専用
初診で紹介状をお 持ちの方
医師専門分野一覧
ご紹介時には下記の一覧表をご参照の上、お電話で予約をお取りください。
医師名
職位
渡辺 晋一
科長
主任教授
専門分野
外来診療日
皮膚科全般
初診
火・木
午前
大西 誉光
准教授
皮膚科一般
皮膚腫瘍
初診
再診
金
火・木
午前
午前
多田 弥生
准教授
皮膚科一般
乾癬
初診
月
再診
金・土
乾癬外来 金
午前
午前
午後
冨田 学
助教
皮膚科一般
初診
再診
午前
午後
午前
石川 武子
助手
皮膚科一般
初診
水
土
レーザー外来 木(要確認)
外科外来 水
午後
午前
午後
午後
福安 厚子
助手
皮膚科一般
再診
水・木
レーザー外来 月(要確認)
外科外来 金
午前
午後
午後
田中 隆光
助手
皮膚腫瘍
静脈瘤
再診
月〜金
レーザー外来 月(要確認)
外科外来 木
午前
午後
午後
立石 美穂子
員外助手
皮膚科一般
再診
火・金
午前
再診
初診
水
火
午前
午後
水
木
月・火・木・土
井関 紗月
員外助手
皮膚科一般
深谷 早希
員外助手
皮膚科一般
レーザー外来 月・木
午後
武岡 伸太郎
後期研修医 皮膚科一般
再診
火・水
乾癬外来 金
午前
午後
原藤 緑
後期研修医 皮膚科一般
再診
午前
冲永 昌悟
後期研修医 皮膚科一般
再診
水
午前
川崎 ゆりか
後期研修医 皮膚科一般
再診
月・金
午前
水
高橋 祐圭
後期研修医 皮膚科一般
再診
木
午前
生野 由起
後期研修医 皮膚科一般
再診
金
午前
林 耕太郎
医師
乾癬外来 金
午後
皮膚科一般
乾癬
服治療、光線療法、生物学的製剤、顆粒球吸着療法)を、豊富な臨床経験をもと
に、提供しております。初診時はまず、午前中の皮膚科初診外来を受診していた
だき、その際に乾癬の専門外来受診の希望をお伝えいただければと思います。
生物学的製剤(レミケード、ヒュミラ、ステラーラ、コセンティクス)の土曜日の
投与にも対応させていただいております。お気軽にご相談ください。
【お知らせ】
キャビン型紫外線治療器UV7002、セラビームUV308の導入について
光線療法は特定の皮膚疾患(乾癬、白斑、アトピー性皮膚炎、皮膚リンパ腫な
ど)に高い治療効果を示すことが知られています。全身に治療効果の高い光線
を効率よく照射できるキャビン型紫外線治療器UV7002を2014年2月より、
局所的に残る難治性の皮疹に対し、患部だけを効果的に照射する部分照射で
は、エキシマライトを用いた更に有効性の高いセラビームUV308を2015年12
月より、皮膚科外来に導入しました。月〜土の午前、月金の午後に予約の上、照
射可能です。
再診予約・変更電話
TEL:03-3964-8275 受付時間(月~金)13:00~17:00
TEL:03-3964-1498 電話予約時間(平日)8:30~17:00 (土曜日)8:30~12:30
27
メンタルヘルス科/デイケア
メンタルヘルス科/デイケア
診療科長
池淵 恵美
外来医長
渡邊 由香子
病棟医長
林 直樹
医局長
赤羽 晃寿
診療内容・特色
当科 の 特 徴は主に、① 難 治 性うつ 病に対 する通 電 療 法 や 精神医
療、② 精神科身体合併 症における入院治療を院内の身体科と協力
して行うコンサルテーション・リエゾン精神医療、③大規模デイケア
における社会生活の回復への取り組みを行っていることです。
診 療は、主として成 人を対 象に統 合失 調 症、気 分 障 害( うつ 病な
ど)、不安障害(たとえばパニック障害)などの精神疾患に対して専
門医療(精神療法、薬物療法、心理社会的治療など)を提供してい
ます。また、アルコール・薬物依存は、専門の治療が必要ですので、
専門外来
専門のクリニックあるいは病院をご紹介する形となります。
入院(47床の開放病棟)は、精神保 健福祉法による医療 保護入院
精神療法外来
および任意入院を受け入れており、統合失調症、気分障害(うつ病
臨床心理士による精神療法・カウンセリングを行ってい
ます。
社会や学校での対人関係の問題、夫婦・親子関係など
個々の問題に対して、解決への心理的サポートを提供し
ています。対象は主に思春期・青年期以降の方です。
開始にあたっては当科主治医の判断が必要となります。
など)、不安障害を中心に行っています。デイケアでは、生活支 援が
もの忘れ(認知症)診断の検査
問診やMRI検査、
脳血流シンチ(SPECT検査)のほかに、
レビー小体型認知症の診断に役立つドパミントランスポー
ターシンチ(ダットスキャン®)の実施が可能です。
アルツハイマー型、脳血管型などの認知症も含めた早期
発見・早期診断を目指していますので、もの忘れの症状
が気になる方はお気軽にご相談下さい。治りにくいうつ
病でお困りの高齢者の方にも、一度検査を受けて認知
症の可能性を疑ってみることをおすすめしています。
●ご希望の方は「もの忘れ診断の検査希望」とメンタ
ルヘルス科外来にお申し出下さい。
●現在かかりつけ医療機関がある場合は、紹介状をお
持ち下さい。
●当院は早期発見・早期診断を主な役割としていますの
で、原則として診療継続は行っていません。治療導入
が行われた後は、適切なかかりつけ医療機関を紹介
させて頂きます。
デイケアの内容
デイケアでは、メンタルヘルス科外来に通院する青年期
の統合失調症の人に対するリハビリテーションを行って
います。ご病気の影響で、生活リズム・人づきあい・勉強・
仕事などがうまくいかなくなった方々が、自分の希望する
社会生活を取り戻すことが目標です。そのためには、社
会生活に必要な能力の回復、自信の回復、病気とのつき
あい方を自分なりに見出すことが大切です。医師・看護
師・作業療法士・精神保健福祉士・臨床心理士による
多職種チームが、個別担当制によるきめ細かな対応、料
理・スポーツなどのグループ活動の活用、SSTや心理
教育など病気への理解を深めストレスとのつきあい方や
人づきあいを練習するプログラムを行い、社会生活を積
極的に支援します。特に認知機能リハビリテーションに
よる就労支援に力をいれています。
必要な人のためのアウトリーチサービスや、認知機能リハビリテー
ションと就労支援を行っています。
医師専門分野一覧
ご紹介時には下記の一覧表をご参照の上、お電話で予約をお取りください。
医師名
職位
池淵 恵美
科長
主任教授
専門分野
統合失調症・デイケア
就労支援
外来診療日
再診 月
再診 水
林 直樹
教授
精神科一般
再診 金
午前
栃木 衛
准教授
精神科一般
再診 月
午前
赤羽 晃寿
講師
精神科一般
リエゾン精神医学・緩和ケア
再診 土
午前
金井 理恵
助教
精神科一般
リエゾン精神医学
再診 水
午前
松村 謙一
助教
精神科一般
リエゾン精神医学
再診 水
午前
渡邊 由香子
助教
精神科一般
再診 金
午前
金田 渉
助教
精神科一般
再診 月
午前
押久保 岳
助手
認知症
矢倉 朱緒
後期研修医 精神科一般
再診 木
午前
再診 水
午前
汐月 治美
後期研修医 精神科一般
再診 土
午前
三宅 浩司
後期研修医 精神科一般
再診 木
午前
佐藤 研一
後期研修医 精神科一般
再診 木
午後
渡邊 公聡
後期研修医 精神科一般
再診 金
午後
井川 春樹
後期研修医 精神科一般
再診 月
午後
中込 翔
後期研修医 精神科一般
再診 水
午後
初瀬 記史
非常勤医師
再診 火
午前
精神科一般
入院診療について
病床数:開放病棟47床(保護室2室・個室5室含)
4床室・6床室:室料差額なし
(個室差額:20,520円)
主な治療内容:急性期治療 統合失調症・気分障害の薬物療法
修正型電気けいれん療法
各種検査入院 うつ状態の鑑別
認知症の診断確定
神経症・PTSD・パーソナリティ障害・摂食障害の診断と治療
統合失調症のリカバリー支援/うつ病の休息入院
多床室で対応可能な身体合併症の治療
<医療機関の先生方へ>
入院診療が必要な場合、当科外来(03-3964-1211
(代)内線:30351)までご
連絡下さい。担当医が患者様のお名前・年齢・性別・病状・連絡先などを伺いま
す。当科より患者様にご連絡し、入院日・持ち物などをお伝えします。
当科で治療をお引き受けできるかどうかの判断が困難な場合、一度外来を受診
して頂く場合がございます。
外来受付 TEL:03-3964-1211(代) 内線:30351 電話予約時間(平日)8:30~17:00 (土曜日)8:30~12:30
28
午後
午前
初診・再診の予約や変 更は上記までご連 絡ください。なお、初診の場合は入院のご希望の有 無をお伝えください。
入院をご希望の場合は専用の予約枠にて速やかに検 討させていただきます。
放射線科
古井 滋
外来医長
神長 達郎
病棟医長
白石 憲史郎
医局長
神田 知紀
診療内容・特色
放 射 線 科では 診 断、核 医学 、インター ベンショナルラジオロジー
[I V R]、放 射線治療の4部門に分かれて診療を行っています。診断
部門ではCT検査、MR I検査を行ない、診断報告書を作成していま
放射線科
診療科長
す。診断報告書は電子カルテを介して各科の担当医へ送られ、日々
の診 療に役立てられています。核医学部門では放 射性医薬品の体
内分布を画像化する核医学検査を行い、診断報告書を作成してい
ます。核医学検査は病気の有無や進行度の診断に用いられ、種々の
臓器の生化学的または生理学的な情報が得られる特長を持ってい
専門外来
ます。I VR部門では様々な病変・病態に対するI VRを行なっていま
す。I V Rは画像検 査の技術を応用して治療を行なう医療の分野で
診断
あり、患者さんにとって少ない負担で、外科 手術に匹敵する効果が
CTとMRI各4台が導入されており、合わせて年間約5万
件の検査を行なっています。CT4台は高速スキャン対応
のマルチスライスCTです。その機能を生かして各種血
管などの3次元画像作成を行なっています。MRI4台は
高磁場装置、そのうち3台は3Tの最新鋭装置であり、
MRスペクトロスコピー、ASL(arterial spin labeling)、
functional MRIなどの最先端の検査も可能です。CT、
MRI検査はすべて放射線科医が担当して行なっており
質の高い画像が得られています。診断部門ではこれらの
検査の画像を読影し、診断報告書を作成していますが、
この業務は日本医学放射線学会放射線診断専門医が
行っています。また、2006年からはPACSが導入され、
様々な画像検査データのデジタル保管と、専用の読影
装置を用いた読影を行なっています。当科の診断部門に
は各領域の専門家が揃っており、他の大学病院に誇れ
るレベルの高い診断を行なっています。
得られる利点があります。治療部門では、患者さんの病変(腫瘍)の
核医学
ガンマカメラ(SPECT装置)2台を用いて、脳神経、心
臓 、腫瘍、骨、背、腎、甲状 腺、副甲状 腺、唾 液 腺、血管
系、消化管など各領域の核医学検査を行なっています。
2009年5月からはPET-CT装置が導入され、様々な悪
性腫瘍の存在や広がりの診断に用いられています。核医
学部門では年間約2,000件の検査を施行、核医学専門
医・PET核医学認定医が読影して、診断報告書を作成し
ています。また、当科では地域の要望に応じて他院から
の核医学検査の依頼を積極的に受け入れています。
IVR
心臓と脳を除いた領域のIVR(年間約600件)を経験
豊富な放射線科医(日本IVR学会専門医2名を含む)が
行っています。内訳は血管系IVR(血管造影の技術を応
用した治療手技:肝細胞癌の動脈塞栓術、内臓動脈瘤
の塞栓術、バルーン閉塞下逆行性経静脈的静脈瘤塞
栓術[B-RTO]、大動脈ステントグラフト内挿術、上大静
脈症候群に対するステント留置術、透析シャントの血管
形成術、CVポート造設術、下大静脈フィルター留置術な
ど)が450件程度、残りは非血管系IVR(CTガイド下生
検、膿瘍ドレナージなど)です。IVR部門ではIVRの対象
となる患者さんを多数の医療機関から積極的に受け入
れて診療しています。また、24時間体制で緊急IVR(外
傷性出血、消化管出血の動脈塞栓術など)に対応、本院
における救急医療の一翼を担っています。
種 類や広がりに応じた最 適な治療計画を立て、放 射線を照 射 する
治療を行います。放 射線治療には外科 手術と比べて低侵襲性であ
り、臓器の機能や形態が温存できるという特長があります。
当院は日本医学放射線学会放射線科専門医、日本IVR学会専門医
修 練施設、日本 核医学会放射線 科専門医教育病院、日本放射線 腫
瘍学会認定放 射線治療施 設であり、当科ではスタッフ全員が 放 射
線科専門医の資格を持っています。また、多数の科とのカンファラン
スを積極的に行い、帝京がんセンターのキャンサーボードの多くに
参加、これらを通じて他科の診療との緊密な連携に努めています。
医師専門分野一覧
ご紹介時には下記の一覧表をご参照の上、お電話で予約をお取りください。
医師名
古井 滋
神長 達郎
近藤 浩史
職位
専門分野
外来診療日
科長
主任教授
放射線診断・IVR
IVR外来
土
病院教授
放射線診断・核医学・PET-核
医学・心臓放射線診断
核医学外来
水
肝・胆・膵画像診断・IVR
IVR外来
木
午前
午前・午後
午前・午後
曜日未定
病院教授
午前
午前・午後
午前
白石 憲史郎
准教授
放射線治療
一般外来
初診月
火
再診水
大澤 まりえ
助手
IVR
一般外来
初再診
午前・午後
午前
午前・午後
北口 真由香
助手
放射線治療
一般外来
初診水・金
木
再診月
棚橋 裕吉
助手
IVR
一般外来
初再診水
午前・午後
IVR
一般外来
初再診木
午前・午後
山本 敬洋
江原 幸康
臨床助手
後期研修医 放射線治療
一般外来
初診月・水・木 午前・午後
再診火
午前・午後
放射線治療
外照射装置(リニアック)2台と高線量率密封小線源治
療装置1台が設置されており、日本医学放射線学会放射
線治療専門医・日本放射線腫瘍学会認定医が診療にあ
たっています。放射線治療を行う際には、まず治療計画
用CTを撮影し、その画像情報を元にコンピュータ(治
療計画装置)上で照射範囲や線量分布などを決定しま
す。また、従来の照射方法だけでなく、前立腺癌などで
は強度変調放射線治療(IMRT)を行なう患者さんも増
えています。
外来受付
TEL:03-3964-1211(代) 内線:32007
再診予約・変更電話 TEL
:03-3964-8515
受付時間(月~金)13:00~17:00
医療連携室
初診予 約専用 初診で紹介状をお 持ちの方
TEL:03-3964-1498
電話予約時間(平日)8:30~17:00 (土曜日)8:30~12:30
29
泌尿器科/前立腺センター
泌尿器科/前立腺センター
診療科長代行
山口 雷藏
外来医長
寺井 一隆
病棟医長
武藤 智
医局長
井手 久満
前立腺センター
前立腺外来
前立腺癌、前立腺肥大症など前立腺疾患に対する治療
を受けられた方を対象に診療を行っています。また、特
別診療外来にてダビンチ手術や、新規薬剤による前立
腺癌治療のセカンド・オピニオンも行っています。
レーザー手術外来
前立腺肥大症に対しホルミニウムレーザーを用いた前
立腺切除術(HoLEP)や、グリーンライトを用いた前立
腺蒸散術(PVP)を行い、出血等の合併症の少ない安
全な手術を行っています。
性機能外来
帝京大学医学部附属 病院 泌尿器 科では性機 能障害
の診断と治療、さらに基礎研究まで行う帝京 Sexual
Medicine Program を策定し包括的な性機能医療を提
供していきます。主に扱う疾患として勃起障害(Erectile
dysfunction : ED)のほか早漏、遅漏、膣内射精障害な
どの射精障害(FSD)があります。EDに関しては薬の効
果を認めない場合でも希望により積極的に治療致しま
す。また前立腺がんの手術や放射線治療を予定されて
いる方に陰茎リハビリテーションを提示し治療後の勃
起機能の回復を目指します。デリケートな問題ですので、
まずメールフォームから相談をして頂くことも可能です。
専門外来
ダ・ヴィンチによるロボット治療
低侵襲治療の取り組みの一環として手術ロボット「ダ・ヴィンチ」による
手術を行なっています。院内無線LANを通じてiPadで3D-CT画像を
共有できるシステムも導入し手術に利用しています。これからはロボッ
ト手術が手術治療の中心となると考えています。また、スタッフ全員が
がん疼痛管理にも習熟し、緩和療法チームと共同で徹底的に痛くない
治療を行っています。
機能的で温かみのある医療
現在、医療や病院のありかたが大きく問題になっています。私たち帝京
大学医学部附属病院泌尿器科は、お越しいただいたかたに、どういう
医療サービスを提供できるか考えつづけています。高度な医療技術と
すばらしい医療設備があるからこそ実現できる、機能的で暖かみのあ
る医療をおとどけします。
患者中心のチーム医療が強みです
わたしたちは患者さんを中心として、担当医及び泌尿器科の全医師、
看護師、薬剤師等、泌尿器科に携わるスタッフ全員が患者を看る「チー
ム医療」を実現しています。担当医のみが治療方針を決定するのでは
なく、毎週行われるカンファレンスにおいて色々な角度からみたディス
カッションが行われ、患者さんの治療方針を決めています。
尽くす医療
泌尿器科では手術日、入院日は原則として事前予約制とし、患者のご都
合にあわせることを特色としています。
泌尿器科の医師全員で、在宅支援診療所を介して在宅医療に関わり、
がん拠点病院と在宅診療の密な連携により、
「がん難民を出さない」こ
とを目標としています(あすかホームケアクリニック)
。
その人らしい生活
(QOL)を重視し、必要に応じて抗がん化学療法や分子標的薬投与な
ど先端的な医療も在宅医療で行っています。
わかりやすい医療
3D立体医用画像などを用いた患者説明をおこない、わかりやすい医療
につとめています。また患者さん本人・家族と治療方針について徹底的
に話し合います。SNSやメールにも対応した患者との意見交換を企画し
ています。
定期的に患者相談会を開催し、
患者を中心とした最善のチー
ム医療を行います。男性の更年期、EDを扱うメンズヘルス外来を国内で
もさきがけてはじめています。
腎結石、尿管結石に対してホルミニウムレーザー内視鏡
手術(f-TUL)・体外衝撃波結石破砕術(ESWL)などを
施行し、優れた治療成績を上げています。結石は50%が
再発するといわれ、
生活習慣病とも密接な関係があるた
め、専門外来では再発予防治療も行っています。
かに、精液検査、精巣容積測定、精索静脈瘤のチェック、血液でのホルモン検
査、尿検査、必要時に染色体検査、画像検査等を行い診断します。治療は薬物
療法のほか、顕微鏡下精巣内精子回収術(MD-TESE)、顕微鏡下精索静脈瘤
低位結紮術、顕微鏡下精路再建術などを行っています。また当院産婦人科もし
くは近隣レディースクリニックと協力してART(生殖補助技術)による出産も視
野に入れています。抗がん剤治療前や男性不妊症の方に対する精子凍結保存も
行っています。
多発性嚢胞腎外来
膀胱外来
結石外来
遺伝性疾患である多発性嚢胞腎の診断と治療を行って
います。
排尿外来
排尿に関する症状は、排尿困難、尿線の減弱、残尿感、
頻尿、尿意切迫感、尿失禁などがあります。その原因は
神経因性膀胱、前立腺肥大症、腹圧性尿失禁や過活動
膀胱などさまざまです。これらの疾患で悩んでおられる
方を対象に診療を行っています。
女性泌尿器外来
30
診療内容・特色
膀胱腫瘍は再発しやすく、再発予防治療と定期的なフォローアップが大切です。
また膀胱摘除を受けた患者さんの尿路変更手術後のフォローアップも行ってい
ます。
メンズヘルス外来
近年、加齢やストレスによる男性ホルモンの低下が、種々の身体、精神・心理、及
び性機能の低下に関係することがわかってきています。その疾患はLOH症候群
と呼ばれ、多くの患者さんが悩んでいることが知られてきています。男性ホルモン
値を測定し、ホルモン補充療法等、適切な治療を行うことで、症状の改善がみら
れます。またEDをはじめとする男性機能に対する専門外来診療を行っています。
膀胱脱や尿失禁などを対象に内服治療はもとより、手
術治療の必要な方のために状態に合わせた治療を行い
ます。
分子標的薬外来
男性不妊外来
腎不全外来
正常な性生活があって1年以上妊娠しない場合、男性側
が原因になっていることがあります。基本的な問診のほ
腎腫瘍に対して分子標的薬を用いた治療を行い、またセカンドオピニオンも受
けております。
多発性嚢胞腎や腎移植を行った方の診療を行っています。また、腎移植を希望
される方へのご相談を受け付けています。
ご紹介時には下記の一覧表をご参照の上、お電話で予約をお取りください。
医師名
山口 雷藏
武藤 智
職位
病院教授
准教授
専門分野
外来診療日
医師名
泌尿器がんの治療
分子標的薬治療
ロボット手術
症状緩和
一般外来
月
午前・午後
セカンドオピニオン外来
月
午後
分子標的外来
水
午前
膀胱がん
前立腺がん
多発性嚢胞腎
泌尿器科腫瘍学
一般外来
水・金
午前
多発性嚢胞腎外来
水
午前
腎不全・膀胱外来
金
午後
泌尿器ストーマ外来
金
午後
前立腺がん
男性更年期障害
泌尿器科腫瘍学
一般外来
月・木
午前
前立腺センター
前立腺外来
月
午前
メンズヘルス外来
月・土
午前
講師
前立腺肥大症の手術
前立腺レーザー治療
HoLEP/HoLAP
女性泌尿器手術
TVM手術・人工メッシュ
を用いた臓器脱の改善
腎がん分子標的薬治療
手術・腎がん免疫療法
在宅医療
一般外来
木
午前
分子標的外来
木
午後
前立腺センター
レーザー手術外来
木
午前
木村 将貴
講師
一般外来
性機能障害・男性不妊症 金
午前
男性更年期障害
男性不妊・性機能外来
前立腺がん
木
午後
土
午前
寺井 一隆
講師
腎がん分子標的薬治療
男性不妊症
前立腺がん
井手 久満
斎藤 恵介
准教授
一般外来
月
水
職位
専門分野
外来診療日
平野 央
助手
泌尿器一般
一般外来(再診)
水
午後
木
午前
堀内 明
助手
泌尿器一般
一般外来(再診)
月
午後
金
午前
古謝 将之
員外助手 泌尿器一般
一般外来(再診)
月・土
午前
野口 尊弘
医師
泌尿器一般
一般外来(再診)
月・水
午前
井上 泰之
医師
泌尿器一般
一般外来(再診)
水
午前
木
午後
増田 奈々子 医師
泌尿器一般
一般外来(再診)
木
午後
飯泉 達夫
非常勤医師 泌尿器一般
金
午後
栗原 浩司
非常勤医師 泌尿器一般
月
午後
泌尿器科/前立腺センター
医師専門分野一覧
午後
午前
診療・治療を行う疾患・症状名
腫瘍:
腎、
副腎、
腎盂尿管、
膀胱、
前立腺、
尿道陰茎、
精巣、
後腹膜
結石:
腎、
尿管、
膀胱、
尿道
炎症:
各種尿路感染症、
生殖器感染症
排尿障害:
前立腺肥大症、
頻尿、
尿失禁
尿路閉塞:
水腎症
性機能障害:
男性機能障害(ED, 男性更年期障害)
男性不妊症:
精索静脈瘤、
無精子症、
乏精子症
尿路外傷:
腎外傷、
尿道外傷(膀胱瘻)
腎不全外科:
透析腎癌
外来受付
再診予約・変更電話
TEL:03-3964-1211(代) 内線:30300
TEL:03-3964-8262 受付時間(月~金)13:00~17:00
医療連携室
初診予 約専用 初診で紹介状をお 持ちの方
TEL:03-3964-1498 電話予約時間(平日)8:30~17:00 (土曜日)8:30~12:30
31
脳神経外科/下垂体・内視鏡手術センター
脳 神 経 外 科 / 下 垂 体・内 視 鏡 手 術 セ ン タ ー
診療科長
松野 彰
外来医長
大山 健一
病棟医長
勝野 亮
鈴木 康隆
医局長
石井 雄道
専門外来
下垂体外来
下垂体腫瘍および下垂体近傍腫瘍・疾患に対して、経
鼻神経内視鏡手術を行っています。最先端の医療であ
る、患者さんの負担が少ない低侵襲な経鼻内視鏡手術
は、その安全性・優れた手術成績が日本のみならず世界
でも注目を集めています。またホルモン補充療法も丁寧
に行っています。
脳腫瘍外来
良性脳腫瘍(聴神経腫瘍・髄膜腫など、頭蓋底腫瘍、悪
性脳腫瘍(神経膠腫、悪性リンパ腫など)の治療、フォ
ローアップを行っています。
脳血管内治療・頸動脈外来
脳動脈瘤のコイル塞栓術、脳動静脈奇形、硬膜動静脈
瘻に対する塞栓術や閉塞性脳血管障害(頸動脈・頭蓋
内主幹動脈の狭窄病変)に対して血管拡張術・ステント
留置術等の脳血管内治療を行っています。急性期脳梗
塞においてもt-PA治療にひきつづく脳血管内治療(血
栓回収術)に力を注いでいます。
もやもや病・バイパス術外来
適切な検査により厳密に手術適応を決定した上で、高
度な血管吻合術を行っています。
当科では下垂体腫瘍・脳腫瘍・脳血管障害はじめ、ほぼ すべての脳
神経外科疾患の診療を行っております。
下垂 体 腫 瘍については、内分 泌内科と連 携し、患者さんの内分 泌
機能についてホルモン補充療法も含めて丁寧に診療しております。
開頭術ではなく、経鼻的に神経内視鏡を用いて、安全で確実な手術
を行い、良好な治療成績をあげています。松野彰・石井雄道・大山健
一・渡 邉丈 博(いずれも経鼻神経内視 鏡手術のスペシャリスト、日
本神経内視鏡学会技術認定医)、廣畑倫生と共に、下垂体腫瘍およ
び近傍腫瘍の治療を担当させていただいています。最先端の医療
である、患者さんの負担が 少ない低侵襲な経鼻内視 鏡手術は、そ
の安全 性・優れた手術成績が日本のみならず世界でも注目を集め
ています。さらに下垂 体腫瘍の外科と病理でそれぞれ世界的権 威
である寺本明客員教授、長村義之客員教授(医療技術学部)にも参
画していただいております。
良性脳腫瘍の手術、頭蓋底腫瘍、悪性脳腫瘍(神経膠腫・グリオー
マ、悪性リンパ腫など)について、手術用ナビゲーションや術中神経
機能モニタリングを用いて、安全かつ積極的な手術を行っています。
聴神経腫瘍、髄膜腫、頭蓋底腫瘍の開頭摘出術も積極的に行い、顔
面神経などの重要な神経機能を温存しながら腫瘍の摘出を行って
います。
悪性脳腫瘍については、神経機能を温存しつつ最大限の摘出術を
行ったのち、放射線・化学療法を行っています。5 -ALA(アミノレブ
リン酸)を用いて蛍光下に腫瘍を可視化し、安全かつ有効な腫瘍摘
出術を行っています。また、術野に抗がん剤であるカルムスチンウェ
ハーを留置し、残存腫瘍への治療も行っています。悪性脳腫瘍の術
後の化学療法については、主にテモゾロマイド・ベバシズマブ・イン
ターフェロンベータを使用しています。
当院脳神経 外科は、救命救 急センターとも連 携し、頭部外 傷、急性
期脳梗塞・脳出血、くも膜下出血・破裂脳動脈瘤の治療に取り組ん
脳血管ドック
でいます。脳内出血については、開頭術のみならず、神経内視鏡を用
脳卒中の危険因子の有無の評価、頚動脈エコーによる
動脈硬化の評価、脳MRIによる脳腫瘍・脳梗塞・脳出血
など脳疾患の有無についての精査、MRAによる脳動脈
瘤、脳動脈狭窄・閉塞の有無などの精査を行っています。
瘤については症例に応じて、開頭クリッピング術・コイル塞栓術を選
頭痛外来
隔週月曜日午後、日本頭痛学会専門医・指導医であり、
片頭痛・緊張型頭痛など頭痛診療に多くの経験を有し
ている、山王直子が担当します。また、毎週火曜日午後、
帝京大学新宿クリニックでも頭痛外来を担当していま
す。
脳血管外科・もやもや病
脳血管障害(脳動脈瘤、頭頸部血管狭窄症ならびに閉
塞症、脳動静脈奇形)の治療は、外科的治療と血管内
治療があります。各々の治療は、長所短所が存在するた
め病態ごとに使い分ける必要があります。当科では外科
的治療と血管内治療を専門とする医師とで協議しなが
ら、根治的で最も適切と思われる方法を選択していま
す。
痙縮外来
片麻 痺などによる痙 縮に対して、ボツリヌス療法(外
来)
・髄腔内バクロフェン療法(入院)を行っています。
32
診療内容・特色
いた低侵襲な血腫除去術を行っています。くも膜下出血・破裂動脈
択しています。最先端の医療でもある、脳血管内治療は、日本脳神
経血管内治療学会指導医である保谷克巳教授(ちば総合医療セン
ター教授)、専門医である鈴木康隆助教・伊藤明博助教が担当して
います。さらに近日2名の脳神経血管内治療学会専門医が加わり、4
名の血管内治療専門医で治療にあたる予定です。頸部頚動脈狭窄
についても頚動脈ステント留置術に積極的に取り組んでいます。近
年は、急性期脳梗塞においてt-PA治療にひきつづいて脳血管内治
療(血栓回収術)を行うことが、患者さんの予後を改善するという
データが示されました。当科でも急性期脳梗塞においてもt-PA治療
にひきつづく脳血管内治療(血栓回収術)に力を注いでいます。
当院脳神経外科は、ひきつづき、東京都のみならず埼玉県、千葉県
など近隣の医療圏からも積極的に患者さんを受け入れてまいりま
す。
脳神経外科ホームページ http://teikyo-neurosurgery.com/
神経内視鏡と手術技術の発展により、下垂体腫瘍や多
くの頭蓋底腫瘍に対して、患者さんの負担の少ない方法
で、鼻から手術(経鼻内視鏡手術)を行っています。
下垂体腫瘍に関してはほとんどの症例で経鼻内視鏡手
術が可能です。当院では、手術の最初から最後まで内視
鏡で行う、
内視鏡単独経鼻手術を得意としております。
摘
出後のトルコ鞍閉鎖に硬膜縫合という特殊な手技を行う
ことができるため、この手術の大きな合併症である髄液
漏の危険性を0.4%に抑えることができております。
頭蓋底腫瘍に関しては、頭蓋咽頭腫や鞍結節髄膜腫
などが対象となります。経鼻手術では腫瘍の下からアプ
ローチするので、脳や神経、血管などを押し分ける必要
がないため、より負担が少なくなります。当院では、大腿
部から採取した筋膜をパッチワークのように縫合するこ
とで髄液漏を完全に抑えることに成功しています。脳神
経外科と内分泌内科・小児内分泌と連携して、術後の下
垂体機能を十分に把握し、適切なホルモン補充療法を
行っています。成長ホルモン、甲状腺ホルモン、副腎皮質
ホルモン、性腺ホルモン、抗利尿ホルモンなどを適正に
保ち、患者さんの生活の質を十分に担保させていただい
ております。
下垂体・内視鏡手術センターのホームページもご覧くだ
さい。
http://www.teikyo-neuro.com/
医師専門分野一覧
ご紹介時には下記の一覧表をご参照の上、お電話で予約をお取りください。
医師名
松野 彰
職位
専門分野
外来診療日
一般外来・脳血管ドック
月
午後
下垂体腫瘍・良性脳腫瘍(髄膜腫、聴神経腫瘍など)
・頭蓋底腫瘍 悪性脳腫瘍(神経膠腫・グリオーマ、悪性リンパ腫など)
・脳血管
下垂体外来・脳腫瘍外来
障害(約1,500例以上)
木
午前
金
午前
科長
主任教授
大井川 秀聡 病院教授
脳血管障害
大山 健一
准教授
間脳下垂体疾患
良性脳腫瘍・頭蓋底腫瘍
内視鏡下経鼻手術
一般外来・下垂体外来
水
午前
一般外来 金
午前
石井 雄道
准教授
下垂体腫瘍(600例以上)
内視鏡下経鼻頭蓋底手術(50例)
一般外来 金
下垂体外来 月
火
午後
午前
午前
勝野 亮
講師
脳血管内治療(頸動脈ステント留置術・脳動脈瘤塞栓術)
一般外来 水
脳血管外来 月
もやもや病 火
午前
午前
午前
和田 裕美
講師
脳神経外科
火
土
午後
午前
廣畑 倫生
講師
間脳下垂体疾患・頭蓋底腫瘍
内視鏡下経鼻手術・脳腫瘍
脳血管障害
月 午前・午後
伊藤 明博
講師
脳血管障害、脳神経外科一般
血管内治療・一般外来
開頭手術・脳血管内治療
火
午前
頚部頚動脈狭窄、頭蓋内血管狭窄、脳動脈瘤、脳動静脈奇形、
一般外来 木
午後
脳梗塞(脳塞栓症)等
宮本 倫行
講師
脳血管内治療
鈴木 康隆
助教
一般外来 木
午前
脳血管障害(破裂・未破裂脳動脈瘤、脳動静脈奇形、頭蓋内動脈
血管内治療・頚動脈外来
狭窄、頚部頚動脈狭窄、成人・小児もやもや病、急性脳塞栓症等)
水
午前
開頭手術・脳血管内治療
木
午前
渡邉 丈博
助教
脳神経外科一般
金 午前・午後
藤巻 高光
客員教授
悪性脳腫瘍
土午前(不定期)
内海 喜晴
後期研修医
脳神経外科一般
一般外来 水
山王 直子
非常勤講師
頭痛
頭痛外来 月(第2・4週)午後
永島 博
非常勤講師
脳神経外科・内視鏡外科・水頭症
保谷 克巳
ちば総合医療センター
教授
脳血管内治療
血管内治療 水
石井 映幸
ちば総合医療センター
非常勤講師
脳神経外科・内視鏡外科
水頭症
外来受付
再診予約・変更電話
火
木
土
脳 神 経 外 科 / 下 垂 体・内 視 鏡 手 術 セ ン タ ー
下垂体・内視鏡手術センター
午前
午前
午前
午後
火 午後(月1回)
午前
火 午前(月1回)
TEL:03-3964-1211(代) 内線:30208
TEL:03-3964-8632 受付時間(月~金)13:00~17:00
医療連携室
初診予 約専用 初診で紹介状をお 持ちの方
TEL:03-3964-1498 電話予約時間(平日)8:30~17:00 (土曜日)8:30~12:30
33
麻酔科
麻酔科
診療科長
澤村 成史
診療内容・特色
当 院 は 救 命 救 急センターを有し 、緊 急手 術を要 する患 者さんが
日々、時間を問わず来院しています。麻酔科はこのような緊急症例に
対して安全かつ速やかに手術を行える体制を常に維持するよう努
め、地域の救急医療に貢献しています。
また、当院は地域がん診療連携拠点病院であるため、重症がん患者
さんの手術も多数 行われています。高齢や合併 症のために一 般病
院では対応しきれない患者さんに対して、術前から術後にわたる質
の高い全身管理を行い、術後は集中治療室と深く連 携して手術患
特色・活動
当科は、
(1)中央手術部における手術医療の運営と麻
酔管理、
(2)集中治療室における重症患者さんの診療、
(3)ペインクリニック科における痛みの診療、を3つの
大きな柱とし、多数の海外留学経験者を含む経験豊か
な専門スタッフが活動を支えています。
中央手術部では年間9000件以上の手術症例が行わ
れており、集中治療部門とともに救命救急部門やがん
診療を含む当院の高度先進医療を支えています。
外来での疼 痛治療に関しては、ペインクリニック科の
ページをご参照ください。
34
者さんの治療に従事しています。
さらに、ダビンチ手術、内視 鏡手術、経カテーテル的大 動脈弁植え
込み術(TAVI)、などの高度な手術医療を安全に施行し、地域の先
進医療に貢献できるよう管理体制の充実に努めています。
集中治療部門では、生命維持装置を含む先進医療機器を備えた環
境が整備されており、専従の麻酔科医師が24時間常駐し、各科の
医師と協力して重症患者さんの診療にあたっています。
医師専門分野一覧
医師名
職位
澤村 成史
科長
主任教授
専門分野
手術麻酔、安全管理
河内 正治
教授
安全管理
原 芳樹
准教授
手術麻酔
髙田 眞二
准教授
集中治療、安全管理
宇野 幸彦
病院准教授
集中治療
杉 正俊
病院准教授
手術麻酔
原島 敏也
講師
手術麻酔
柿沼 玲史
講師
手術麻酔、集中治療
坂本 英俊
講師
手術麻酔
長谷 洋和
講師
集中治療、手術麻酔
安田 篤史
講師
手術麻酔、集中治療
浅羽 紘子
助教
手術麻酔
安楽 和樹
助教
手術麻酔
梶野 秀雄
助教
手術麻酔
華山 悟
助教
手術麻酔
川上 桃子
助教
手術麻酔
澤井 淳
助教
手術麻酔
高橋 隆一郎
助手
手術麻酔、集中治療
足立 匠
助手
手術麻酔、集中治療
荒武 俊伍
助手
手術麻酔、集中治療
池田 祐亮
助手
手術麻酔、集中治療
窪田 絹子
助手
手術麻酔、集中治療
杉木 馨
助手
手術麻酔、集中治療
杉山 貴康
助手
手術麻酔、集中治療
関 周太郎
助手
手術麻酔、集中治療
曽根 健元
助手
手術麻酔、集中治療
田村 奈保子
助手
手術麻酔、集中治療
出口 亮
助手
手術麻酔、集中治療
中田 暁子
助手
手術麻酔、集中治療
仲本 博史
助手
手術麻酔、集中治療
名城 れい子
助手
手術麻酔、集中治療
林 優里
助手
手術麻酔、集中治療
水口 泰介
助手
手術麻酔、集中治療
ペインクリニック科
關山 裕詩
診療内容・特色
痛みの疾 患は様々で、各科でも診断、治療が行われていますが、当
科ではそれでもなかなかうまく緩和できない痛みの患者さんを対象
外来医長
南部 隆
としています。
医局長
具体的には頭痛、顔面痛(三叉神経痛など)、頚肩腕痛、腰下肢痛、
南部 隆
帯状疱疹による痛み、血行障害による痛み、がんによる痛みなどが
対 象となります。治療は薬物療法(漢方薬を含む)、神経ブロック療
法、光 線照 射、低周波 刺激 療法、電気刺激 療法(末梢神経刺激、脊
髄刺激など)、鍼灸治療などが大きな柱となり、場合によっては他科
との連携によって、診断、治療を進めることもあります。
専門外来
また慢 性疼 痛の場 合、日常生活における行動も疼 痛管理を行う上
痛みの漢方外来
で重要となりますので、患者さんと日頃の対処方法をじっくりお話し
ペインクリニックでは主として神経ブロック療法
や西洋薬が用いられ、疾患によってはこれらの方法が極
めて有効なこともあります。
しかし、
痛みの原因は複雑で
ありその感じ方は主観的なものなので、これらの方法を
駆使してもなかなか痛みの改善はみられず、治療に難渋
することがあります。
一方、漢方治療においては西洋医学的治療のように痛
みに関与する神経の興奮を抑制するという手法ではな
く、人間の身体全体のバランスを整えるという全く視点
の異なる東洋医学的治療により、劇的に痛みから解放
されることが多々あります。神経ブロックのように痛みを
伴う治療ではなく、古来から伝わってきた生薬をもとに
作られた漢方処方により痛みが軽減ないしは消失する
ことがあるのです。本漢方外来では、まず、健康調査表
に記載頂き現在患者さんの状態がどのような状況にあ
るのかを把握します。それに基づいて、脈、舌およびお腹
の状態を診させて頂き総合的に最も効果的な漢方薬を
処方します。このような東洋医学的診断(証と言います)
がなされれば、自ずと患者さんの証にあった漢方薬が決
まってきます。これを随証治療と言います。また、不思議
なことに、痛みの漢方治療をしていると不眠、のぼせ、い
らいら、冷え症、便秘、下痢、耳鳴り、湿疹等痛みと関連
のないと思われる症状も同時に改善する事が多々あり
ます。
今迄の多数の治癒経験から、
“痛みの漢方外来”を開設
しています。痛みで苦しむ方のみならず、漢方薬でいろい
ろな症状を緩和されたい方は一度受診されては如何で
しょうか。
させていただきます。
外来受付
再診予約・変更電話
ペインクリニック科
診療担当教授
今まで治らないといわれた痛みや、原因のよく分からない痛みなど
を抱えて悩んでおられる患者さんがおられる場合は、是非ご相談く
ださい。
医師専門分野一覧
ご紹介時には下記の一覧表をご参照の上、お電話で予約をお取りください。
医師名
職位
専門分野
外来診療日
神経障害性の痛みとかゆみ
運動器疼痛、がん性疼痛
インターベンショナル痛み治療 初診・再診
(脊髄刺激電極植え込み術)
(超音波ガイド下神経ブロック)
關山 裕詩
病院教授
月・水
南部 隆
講師
ペインクリニック
神経障害性疼痛
初診・再診
再診
月・火・水
土
佐々木 翼
助手
ペインクリニック
東洋医学(中医学)
緩和医療
麻酔
初診・再診
木・金
松井 研人
助手
ペインクリニック
麻酔
初診・再診
月
TEL:03-3964-1211(代) 内線:30326
TEL:03-3964-1452 受付時間(月~金)13:00~17:00
医療連携室
初診予 約専用 初診で紹介状をお 持ちの方
TEL:03-3964-1498 電話予約時間(平日)8:30~17:00 (土曜日)8:30~12:30
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リハビリテーション科
リハビリテーション科
診療科長
緒方 直史
診療内容・特色
リハビリテーション科では、四肢体幹の運動障害とそれに関係の深
い障害をもつ方の全身状態を診察し、障害の原因やその種類、程度
外来医長
山本 昌義
を診断します。訓練が必要かどうか、訓練が可能かどうかを判断し
病棟医長
て、理学療法や作業療法など訓練、治療を開始しています。
緒方 直史
一般外来での主な対 象は、脳血管障害(脳梗 塞、脳出血、くも膜下
医局長
出血など)、脊 髄 損傷、リウマチ、脳 性 麻 痺、神経 筋 疾 患、切断、呼
山本 昌義
吸器・循環器疾患などがあります。病気の発症まもない急性期から
ベッドサイドでの積極的訓練、開腹や開胸手術の前後の全身状 態
の改善、さらに慢 性疾患に伴う寝たきり予防のリハビリテーション
専門外来
訓練も行っています。
専門外来は、顔面神経マヒ外来、電気診断学外来と義 肢装具車い
いずれも外来予約が必要です。
義肢装具・車いすシーティング外来
脳卒中や脊髄損傷後の訓練や生活に必要な装具や車
いす、下肢切断後の義足や上肢切断後の義手などの作
製を行っています。また脳性麻痺などの小児の成長に合
わせた装具・靴や車いす・座位保持いすの相談も受けま
す。作製だけでなく、使用に必要な訓練も必要に応じて
行います。
すシーティング外来、フェノールブロック外来、ボツリヌス治療外来、
在宅リハ外来などがあります。リハビリテーション科専門医を中心
に、毎日交代で診療にあたっています。
一般外来、専門外来ともに原則予約制になっています。初診の場合
紹介状が原則必要です。
顔面神経マヒ外来
顔面神経マヒ電気診断学後に、どのようなリハビリテー
ション・アプローチが必要か評価して、個別なリハビリ
テーション指導を行います。
従来の百面相による随意運動や低周波神経筋刺激を
行うと、むしろ「ヒョットコの顔」の原因になります。
顔面神経マヒで悩んでいる方はぜひとも一度「顔面神
経マヒ外来」の受診をお勧めします。
電気診断学外来
顔面神経マヒの診断ベル診断、ハント症候群、外傷性な
どあらゆる種類の顔面神経マヒに対して、顔面筋反射や
筋電図などを用いて機能診断を行います。
末梢神経マヒの診断手根管症候群、肘部尺骨神経麻
痺、下垂手、下垂足などがあります。
手根管症候群では、中年の女性に最も頻度が多く、朝
の手のこわばりが特徴的で、慢性関節リウマチと誤診す
ることがあります。
しびれている手の原因が手根管症候群によるものか、そ
れとも異なった原因があるのか、神経伝導検査や筋電
図で診断・評価をします。
ボツリヌス治療外来
「片側顔面痙攣、眼瞼痙攣、痙性斜頸、2歳以上の脳性
麻痺や脳卒中片麻痺、頸髄胸腰髄損傷における上肢下
肢痙縮に伴う尖足やはさみ足などに対する治療」を行っ
ています。
なお、ボツリヌス治療は初回の診察で適応・投与部位な
どについて検討させていただき、実際にボツリヌス治療
を行うのは2回目以降の診察時になります。
フェノールブロック外来
脳卒中や脊髄損傷後の痙縮により歩行や日常生活の
諸動作に困難を感じたり、介護に苦労したりする場合、
フェノールを使った神経ブロックで痙縮を緩和すると楽
になることがあります。ボツリヌス療法と同様に、初回の
診察で適応の判断のもとにご相談の上で2回目以降に
行います。
外来受付
36
TEL:03-3964-1211(代) 内線:30241
医療連携室
初診予 約専用
初診で紹介状をお 持ちの方
医師専門分野一覧
ご紹介時には下記の一覧表をご参照の上、お電話で予約をお取りください。
医師名
職位
専門分野
緒方 直史
科長
教授
リハビリテーション医学
整形外科(運動器疾患・脊髄
損傷・脳卒中・義肢装具)
山本 昌義
助教
リハビリテーション医学
(脳卒中・脊髄損傷・義肢装具
年間100件以上)
本田 祐士
助手
リハビリテーション医学
外来診療日
水・木
土(第2週)
午前
午前
火・金
土(第1・5週)
午前
午前
月・火
土(第3週)
午前
午前
リハビリテーション医学
(脳卒中・顔面神経麻痺の電
気生理学およびリハビリテー
水
ション1,000症例
顔面痙攣および上下肢痙縮に
対するボトックス治療700症例
末梢神経障害)
栢森 良二
客員教授
後藤 加奈子
医師
伊佐地 隆
リハビリテーション医学
(脳卒中・脊髄損傷・義肢装具
非常勤講師 シーティング年間100件以上・ 金
障害者スポーツ地域リハビリテ
ーション)
リハビリテーション医学
火・木
午前
午前
午前
障害者スポーツ相談外来
障害があるけれどスポーツがしたい、障害があるけれど
体力をつけたい、そんな方にどんなスポーツができるか
をアドバイスをします。
在宅リハビリテーション外来
障害をもちながら在宅生活を送るにあたって困っている
ことに対して、リハビリテーション医学的な観点から解
決の方法を考えます。医療福祉相談とタイアップして、よ
りよい生活を目指します。
再診予約・変更電話
TEL:03-3964-8710 受付時間(月~金)13:00~17:00
TEL:03-3964-1498 電話予約時間(平日)8:30~17:00 (土曜日)8:30~12:30
形成外科
小室 裕造
診療内容・特色
形成外科では、頭から足先まで身体表面全体にわたり、先天異常や
外 傷、腫瘍など、幅広い分野の疾患を扱います。帝京大学形成外科
外来医長
青井 則之
も体表に関するあらゆる疾患を扱っていますが、なかでも顔面骨骨
病棟医長
形成外科
診療科長
折症例(116件)や乳房再建症例(50例)の多いことが特徴です。ま
山岡 尚世
た最近では眼瞼下垂の手術が急増しており先天性を含め約80例の
医局長
手術を行っています。
福場 美千子
その他、外傷では指尖部損傷(切断指も含む)や腱損傷などの手の
外 傷、先天異常では唇顎口蓋裂や多合指(趾)症など、腫瘍では皮
膚・軟部悪性腫瘍切除および切除後再建などが主たるものです。
専門外来
また、特殊な疾患としてクルーゾン症候群やアペール症候群などの
先天異常外来
頭蓋縫合早期癒合症や顎変形症などの骨切り手術にも積極的に取
口唇裂や口蓋裂、頭蓋縫合早期癒合症、副耳、埋没耳、
小耳症、臍ヘルニア(でべそ)など、主として頭蓋顔面、
体幹の先天異常が対象となります。
り組んでいます。
乳房再建外来
内科、血管外科と共同して行う糖尿病足の治療、褥 瘡の治療にも力
乳癌手術後の乳房再建だけでなく、乳癌手術との同時
再建や乳癌手術前の乳房再建についてのセカンドオピ
ニオンも受け付けています。
眼瞼下垂外来
先天性および後天性の眼瞼下垂の治療を行っておりま
す。
もちろん、手術は全身麻酔に限らず、粉瘤をはじめとする各種小腫
瘍の切除や軽度の外傷は外来で局所麻酔下に行っています。また、
を入れています。
医師専門分野一覧
ご紹介時には下記の一覧表をご参照の上、お電話で予約をお取りください。
医師名
職位
専門分野
外来診療日
小室 裕造
科長
主任教授
眼瞼下垂など瞼の手術
頭蓋顎顔面外科
唇裂口蓋裂・美容外科
青井 則之
講師
脂肪移植・眼瞼下垂
美容外科
形成外科月
山岡 尚世
講師
再生医療・形成外科一般
リンパ浮腫
形成外科金
午前・午後
午前
土(第2週)
福場 美千子
助教
形成外科一般
難治性潰瘍・熱傷
形成外科水
顔面神経麻痺外来
岡田 美穂
後期研修医 形成外科一般
残存してしまった顔面神経麻痺による様々な顔面の変
形や機能障害を手術で治療します。瞼が閉じられなく
なった兎眼、眉毛の下垂、動かない頬の再建などを行い
日常生活へ復帰するお手伝いをさせていただきます。
渋谷 健
後期研修医 形成外科一般
形成外科火(第2・4週)午前・午後
眞 祥子
後期研修医 形成外科一般
形成外科金
午前・午後
伊藤 明日香
後期研修医 形成外科一般
形成外科火
午前・午後
須佐美 隆史
非常勤講師 矯正歯科
矯正
木(要確認)
午後
関口 順輔
非常勤講師
四肢
木(要確認)
午前
江口 智明
非常勤講師 唇裂・口蓋裂
先天異常金(要確認)
午後
鄭 憲
非常勤講師 美容外科
美容
午前
石井 秀典
非常勤講師 形成外科一般
形成外科木(第1・3・5週)午前・午後
美容外科外来
さまざまな美容医療に取り組んでいます。内容は、傷跡
の修正、シミとり、目元のクマ・たるみの改善、しわ取り
(フェイスリフト)、鼻の修正、顎前突などの顎変形、エラ
や頬骨の輪郭手術、刺青(入れ墨)
・タトューの除去など
です。
外来受付
再診予約・変更電話
四肢の形成外科・手外科
足の形成外科
形成外科火
午前
午前・午後
午前・午後
形成外科
火(11時〜 第1・3・5週) 午前・午後
金(要確認)
上原 恵理
非常勤医師
形成外科一般・乳房再建
乳房再建火
午後
加納 麻由子
非常勤医師
形成外科一般
形成外科水
午前・午後
形成外科木(第2・4週)
南 和彦
非常勤医師
四肢の形成外科・手外科
望月 正人
非常勤医師
形成外科一般/美容外科 形成外科月
午前
午前・午後
TEL:03-3964-1211(代) 内線:30312
TEL:03-3964-8260 受付時間(月~金)13:00~17:00
医療連携室
初診予 約専用 初診で紹介状をお 持ちの方
TEL:03-3964-1498 電話予約時間(平日)8:30~17:00 (土曜日)8:30~12:30
37
歯科口腔外科
歯科口腔外科
診療科長
市ノ川 義美
外来医長・病棟医長
花上 伸明
診療内容・特色
当科は、咀嚼、嚥下、発 音などの口腔機能に関わる諸疾患の治療を
行っています。
抜歯や嚢胞の摘出などの外科小手術から、良・悪性腫瘍、広範囲な
炎症性疾患、また骨折をはじめとする外 傷などの入院、全身麻酔下
の手術を経験豊富な口腔外科医が行います。
一般歯科治療(むし歯、入れ歯等)については、地域歯科医師会、関
連歯科医院をご紹介させていただいております。
専門外来
医師専門分野一覧
ご紹介時には下記の一覧表をご参照の上、お電話で予約をお取りください。
予約なしの紹介の場合には、被 紹介医 以 外の担当となる場合があります。
顎変形症外来
下顎前突症、下顎後退症、上顎前突症、上顎後退症、開
咬症、顔面非対称などの顎顔面の変形に対し、Le Fort
Ⅰ型骨切り術、下顎枝矢状分割法などの各種骨切り術
を用いて、機能的、
審美的回復をはかります。
医師名
市ノ川 義美
腫瘍外来
顎口腔領域の良・悪性腫瘍の診査、診断、手術および手
術後の経過観察を行います。
手術後の機能回復を考慮した広範囲の再建手術につい
ては、形成外科と合同で治療を行っています。化学療法
や放射線化学療法は、腫瘍内科、放射線科と共同治療
を行っています。
職位
科長
准教授
専門分野
口腔外科
顎変形症
(顎矯正手術800例以上)
口腔腫瘍
花上 伸明
助教
口腔外科
摂食嚥下障害
栄養管理
インプラント
一般外来
月・火
午前・午後
木
午前
金(第1・2・5週)
土(第3週)
午前
粘膜外来
水
午後
摂食嚥下外来
木
午後
専門外来
月
午後
西堀 陽平
助教
口腔外科
顎変形症
口唇・口蓋裂
一般外来
月・火・水
午前・午後
金(第3・4週) 午前・午後
土(第2週)
午前
口腔外科
一般外来
月・木
火
土(第5週)
専門外来
月
臨床助手
口腔外科
一般外来
月・水・木
午前・午後
金(第1・3・5週)午前・午後
土(第2・4週)
午前
専門外来
月
午後
臨床助手
口腔外科
顎変形症
インプラント
一般外来
月・水・木
土(第4週)
専門外来
月
インプラント外来
歯・歯周疾患、外傷、腫瘍などにより歯を喪失した際に、
欠損部の顎骨にインプラント(人工歯根)を埋入し、顎・
口腔の形態や機能の回復をはかります。ノーベル・バイ
オケア社製インプラントシステムを用いて、最先端のガ
イド手術を行っています。
(上部構造は当院もしくは関連
施設と連携し作製しています。)
小原 研心
臨床助手
摂食嚥下外来
顎口腔領域の悪性腫瘍術後、脳血管障害、神経・筋疾
患、呼吸器疾患などの疾患による摂食・嚥下機能障害
に対する診査、診断およびリハビリテーションを行いま
す。
松本 英恵
粘膜外来
口内炎や白板症、扁平苔癬など口腔粘膜疾患の診断お
よび治療を行います。必要に応じ、内科、皮膚科などと共
同で治療します。
矯正外来
歯列不正に対し、全顎的または部分的な歯の移動によ
り機能的審美的な回復をはかります。
診察ご希望の方は必ず事前にご予約をお取りください。
(第4水曜日のみ)
外来受付
再診予約・変更電話
佐藤 豊彦
午前・午後
午後
午前
午後
午前・午後
午前
午後
飯高 生子
後期研修医 口腔外科
一般外来
月・火・木
午前・午後
金(第2・4週)
午前・午後
土(第2・4週)
午前
専門外来
月
午後
田邉 陽子
非常勤講師 口腔外科
一般外来
土(要確認)
午前
高橋 浩二
非常勤講師 口腔外科
摂食嚥下外来
木(第3週)
午後
片田 英憲
非常勤講師 矯正歯科
矯正外来
木(第4週)
午後
TEL:03-3964-1211(代) 内線:30348
TEL:03-3964-8613 受付時間(月~金)13:00~17:00
医療連携室
38
外来診療日
一般外来
月・火・水
午前・午後
土(第1週)
午前
顎変形症外来
水
午後
専門外来
月
午後
初診予 約専用 初診で紹介状をお 持ちの方
TEL:03-3964-1498 電話予約時間(平日)8:30~17:00 (土曜日)8:30~12:30
救急科 救命救急センター
坂本 哲也
診療内容・特色
当センターは、19 78 年に救 急医療センターとして発足し、19 81年に
救命救 急センターに認定された第三次救 急医療施設です。外 傷 外
科、脳蘇生、重症救 急疾患、広範囲熱 傷、急性中毒などの専門家を
擁して主として東京消防庁からの三次救急施設に搬送を選定され
た患者さんを受け入れていますが、他にも近隣医療機関からの紹
介患者さん、院内各科あるいは救 急外来よりの重症 患者さんの診
療にもあたっています。
救命救急センター長
三宅 康史
外来医長
大貫 隆広
病棟医長
佐々木 勝教
医局長
高橋 宏樹
副医局長
佐々木 勝教
当センターは専門スタッフとあらゆる重症患者さんに対応できる設
備を24時間体制で稼働させています。
対 象となる状 態は●多発外 傷で出血が 多くショック状 態である●
脳梗塞、脳出血が原因で意識がない●重い内臓疾患のため、ショッ
ク状 態や意識状 態の悪化、あるいは呼吸が 著しく不良な状 態●広
範囲熱 傷で大量の輸 液が必要●医薬品の大量服用や有毒物質に
さらされたため重い中毒 症状 が出現し呼 吸循環の維 持 が 必 要な
ど、このような場合に救急隊は三次救急医療施設を選定し、救急患
者さんを当院のようなスタッフと設備を有する近隣の救命救急セン
ターに搬送します。
特色・活動
当センターは、三次救急患者さんを年間約2,100人あま
り受け入れています。
スタッフは救急医を中心として外傷外科医、集中治療
医、内科医、脳神経外科医、整形外科医、形成外科医よ
り成り、さらにメンタルヘルス科、放射線科などからもス
タッフが当センター入院患者さんの診療に参加していま
す。
スタッフの有する専門医としては日本救急医学会指導
医及び救急科専門医、日本集中治療医学会専門医、日
本脳神経外科学会専門医、日本外科学会専門医、日本
麻酔科学会指導医、日本内科学会専門医、日本整形外
科学会専門医、日本形成外科学会専門医、日本熱傷学
会専門医などがあげられ認定施設になっています。
また、当センターでは毎月4-5名の初期臨床研修医が院
内および他院からローテーションし基本的な救急疾患
への対応能力を身に付けています。
若手の救急医養成にも力を入れています。救急科には、
2013年の6名、2014年の4名に続いて2015年も3名
の後期研修医が入局しました。後期研修医は多様な専
門スタッフの指導のもと、ERセンター、外傷センターと
当センターで幅広く質の高い救急科専門医を取得すべ
く研修を行っています。また後期研修終了後は救急科専
門医のサブスペシャリティとして集中治療医、外傷外科
医、ER総合医などを目指してさらに専門的な修練を積
んでいます。
卒後臨床教育として、ACLS(心肺蘇生法)、JATEC(外
傷初期診療ガイドライン)等の教育プログラムを導入
し、院内の研修医教育をさらに充実させるべく力を入れ
ています。
また、救急救命士の実習などを通して救急システムにお
けるメディカルコントロール体制への協力施設としての
役目を担い、
さらにDMAT、
MIMMSなど災害医療につい
ても積極的な活動を行っています。
災害医療活動としては、2004年10月新潟県中越地震、
2007年7月新潟県中越沖地震、2011年3月東日本大震
災に際して災害医療チームを派遣し、医療支援活動に
協力しています。
救急科 救命救急センター
診療科長
医師専門分野一覧
医師名
職位
坂本 哲也
科長
主任教授
救急医学・集中治療医学・脳神経外科学・災害医学
中毒学・外傷学
専門分野
三宅 康史
教授
救急医学・集中治療医学・脳神経外科学・外傷学
災害医学・医学教育学
池田 弘人
准教授
救急医学・外傷学・熱傷医学・外科感染症学
安心院 康彦
准教授
救急医学・外傷医学・災害医学
脳神経外科学・医学教育学・神経蘇生
金子 一郎
准教授
救急医学・外科侵襲学・医学教育学
藤田 尚
准教授
救急医学・外傷学・外科学・消化器病学
石川 秀樹
講師
救急医学・外傷学・熱傷医学・災害医学・外科学・
消化器内科学・消化器内視鏡学
内田 靖之
講師
救急医学・外科学・外傷学・災害医学
田中 純一
助教
救急医学・脳神経外科学
伊藤 明博
助教
救急医学・脳神経外科学
高橋 宏樹
助手
救急医学・外傷学・熱傷医学・航空医療学
佐々木 勝教
助手
救急医学・集中治療医学・麻酔学
大貫 隆広
助手
救急医学・脳神経外科学
角山 泰一朗
助手
救急医学・外傷外科学
小山 知秀
助手
救急医学・外科学・外傷学
中澤 佳穂子
助手
救急医学・外科学・外傷学
長尾 剛至
助手
救急医学・外科学・外傷学
汐月 信仁
助手
救急医学・麻酔学・外科学
千葉裕仁
助手
救急医学・外科学・外傷学
加納 誠也
助手
救急医学・集中治療医学
北村 真樹
医師
救急医学・外科学・外傷学
救命救急センター
Trauma and Resuscitation Center
重い病気と外傷
39
外傷センター
救急科 総合診療ERセンター
救急科 総合診療
センター
E
R
総合診療ERセンター長
佐川 俊世
外来医長
寺倉 守之
病棟医長
廣田 大輔
医局長
竹中 英樹
ERセンターは、平成21年5月から当院が 新棟で開院するにあたり、
新しい診療科として設立されたものです。ER 専従医、専従ナース、
初期・後期研修医からなり、2次救 急(救 急車)と時間外診 療の初
療を行います。
ERセンターの開設によりすべての1次、2次救急疾患に対しても、専
従ナース・研修医、ER・救急専従医、各診療科の専門医という3重の
チェック・診療体制を敷くことで、地域の皆様に、より質の高い救急
医療をお届けすることを目指しております。
特色・活動
医療の専門化が進む一方で、すべての疾患の救急患者
にも適切な初期診療ができる医師の育成が社会から強
く求められています。2017年度から新たに総合診療専
門医制度が作られる予定です。総合診療ERセンターと
して総合診療専門研修の場としても活動していきたい
と考えています。
当院はERの3交代制勤務体制のもと、24時間体制で、
総合診療および救急の現場においてERスタッフの指導
のもと、後期・初期研修医とトリアージナースが中心に
なり、診療・治療を行っています。
ERでは年間約6、000台におよぶ救急車による搬入患
者の全てと、時間外に来院した患者(年間約20,000人)
の初期診療を各専門科の全面的な協力の下で行ってい
ます。
また、入院が必要な患者は、10床あるER専用病棟で
翌朝まで経過を観察し、継続入院が必要であれば各専
門科病棟に振り分けています。救命センター、外傷セン
ター、各診療科当直医との連携が当センターの特徴で
す。これからも質の高い救急医療を目指して努力してい
救命救急センター
きますのでよろしくお願いします。
Trauma and Resuscitation Center
重い病気と外傷
外傷センター
Trauma and Reconstraction Center
外傷
ER センター
Emergency Room
病気
40
診療内容・特色
質の高い救急医療を提供するためには、ER専従医がまず救急初期
診療を行った上で、必要に応じて患者の診療方針を決定するER型
救 急システムと、いかなる重症患者でも、その根本治療に対応でき
る集中治療型救急システムを同時に実現することが理想です。
重症外 傷、ショックや敗 血症など、これまで実績をあげてきた救命
救 急センターをはじめ、全診療科の支 援のもとに、休日や夜間にお
いても効率的で安全 性の高い医療を提供できるものと考えており
ます。また、平成27年よりERセンターの名称が総合診療ERセンター
に変わりました。救 急現場においても高齢 化に伴い他疾 患合併 症
例、担癌患者の増加などより幅の広い知識を持ち、他の医療機関や
介護施 設との連 携マネジメントなど今後必 要とされる総合診 療専
門医の育成にも力を入れていきたいと考えています。
医師専門分野一覧
医師名
職位
佐川 俊世
病院教授
救急医学・内科学(循環器内科)
専門分野
寺倉 守之
講師
救急医学・内科学(循環器内科)
廣田 大輔
助教
救急医学・内科学
松村 謙一
助教
救急医学・精神科一般・リエゾン精神医学
立澤 直子
助手
救急医学・内科学(消化器内科)
本田 充喜
助手
救急医学・内科学(循環器内科)
竹中 英樹
助手
救急医学・内科学
岩波 正興
助手
救急医学・内科学(神経内科)
岩波 知子
助手
救急医学・内科学(神経内科)
大熊 秀彦
助手
救急医学・内科学(神経内科)
藤崎 竜一
医療技術学部
救急医学・内科学(感染症)
准教授
救急科 外傷センター
新藤 正輝
外来医長
黒住 健人
病棟医長
新藤 正輝
医局長
菱川 剛
診療内容・特色
当外傷センターでの診療内容は、ER外来における全ての外傷患者
のファーストタッチ、救命救 急センターに搬 送された重症外 傷患者
の初期診療への参加、救急ICU入院整形患者の診療サポート、そし
て二次・三次救 急搬 送された外 傷患者の根本治療とその後のリハ
ビリテーションです。多発外 傷患者に合併した骨折は、救命救 急セ
ンターや他科との協力体制のもと、全身管理のサポートのため早期
に根本治療を行い、早期リハビリテーションを開始し早期の社会復
帰を目指しています。
特色・活動
当外傷センターは2009年5月に発足以来、外傷患者を
主体として年間800〜1,000件の手術を行っています。
手術は整形外傷に関するものが圧倒的に多いため、メ
ンバーは整形外科バックグランドの救急医と整形外科
医で構成され、救命救急センターの外科系医師や集中
治療医との緊密なチーム医療によって運営されていま
す。診療の質を落とさないようにするため、毎朝の救命
救急センター医師との合同カンファレンスでは患者病態
を共有し、毎週月曜日の整形外科カンファレンスでは手
術内容に関しての厳しいチェックが行われます。
救急ICUでの急性期治療後に全身状態が改善した患者
は、外傷センター後方病棟へ移動し、社会復帰のために
積極的なリハビリテーションが行われます。そして退院
後は外来でフォローアップし機能予後を評価します。
このように、外傷患者の初期診療から参画し、根本治療
そしてリハビリテーションまでを含めた一貫性のある診
療を行うのが外傷センターの大きな特色です。
外傷患者全般に関する診断・治療のminimal requirementを習得
救急科 外傷センター
外傷センター長
すること、多発外 傷患者のdecision makingができること、そして
自分の専門性をもち特定のテーマを深く掘り下げることを目標にし
ています。
医師専門分野一覧
医師名
職位
新藤 正輝
病院教授
救急医学・外傷学・災害医学・整形外科学
専門分野
鈴木 卓
准教授
外傷学・整形外科学・日本救急医学会専門医, 指導医
日本整形外科学会専門医・日本外傷学会専門医
黒住 健人
病院准教授 救急医学・外傷学・災害医学・整形外科学・航空医療学
石井 桂輔
講師
救急医学・外傷学・脊椎外科
菱川 剛
助手
外傷学・整形外科学
田島 紘己
助手
救急医学・整形外科学
永澤 宏一
助手
救急医学・整形外科学
松井 健太郎
助手
外傷学・整形外科学
宮本 英明
助手
藤田 宗義
Resuscitation Center
助手Trauma and
整形外科学
中川 知郎
重い病気と外傷
後期研修医
整形外科学
小畑 友紀
後期研修医 整形外科学
外傷学・整形外科学
救命救急センター
外傷センター
Trauma and Reconstraction Center
外傷
ER センター
Emergency Room
病気
41
病理診断科
病理診断科
診療内容・特色
診療科長
近藤 福雄
病気の適切な治療のためには、病気の正確な診断が不可欠です。病
気を持つ患者さんの体から採 取された臓器(例えば胃癌患者さん
の胃など)や組 織・細胞を、肉眼あるいは顕微 鏡で観察し、この病
気が 何であるか、どのくらい進行しているかなどの判定を下すこと
を病理診断といいます。
病理診断は、患者さんの治療方針を決める重要な行為であることか
ら、医師が行う「医行為」であることが明確に定義されており、医師
でなければ行うことはできません。病理診断を専門とする医師(病
理医)は、患者さんに直接お会いすることはありませんが、患者さん
おもな診療内容
の病変(病気の起こっている場所)から採 取された組 織や細胞か
病理診断科では、年間約20,0 0 0 件の病理診断業務
(組織診断約9,000件、細胞診断約11,000件)を行う
とともに、カンファレンス(症例検討会)等を通じて院内
の各診療グループとも密接な連携を取り、医療チームの
一員として患者さん一人ひとりの治療方針の決定に寄
与する情報を提供しています。
各病理医はそれぞれ専門領域を持ち、最新の知見を加
味した正確な診断を行うとともに、必要に応じて外部コ
ンサルテーションシステム(日本病理学会、国立がん研
究センターなどで組織される、難解症例のためのセカン
ドオピニオンシステム)を利用しながら、診断レベルの
向上を目指しています。
診断業務を通じて得られた新たな病理学的知見は、関
連学会や専門誌に発表することで広く院外にも発信し、
医療の進歩に貢献し続けています。
ら作製した顕微 鏡標本(プレパラート)を観察し、その細胞の配列
や形態をもとに病理診断を行います。主治医は、病理医によって報
告される病理診断結果を受け取って初めて適切な治療を開始でき
るのです。
当院においては2 012年12月より病理診断科を標榜し、診療科の一
つとして病理診断業務を行うことで日常診療に貢献しています。
医師専門分野一覧
医師名
職位
専門分野
近藤 福雄
科長
教授
笹島 ゆう子
教授
婦人科・乳腺・皮膚の病理
東海林 琢男
講師
人体病理全般
肝・胆・膵の病理
斉藤 光次
講師
人体病理全般
肝・胆・膵の病理
石田 毅
助手
外科病理全般(研修中)
宇於崎 宏
病理学講座教授
消化管の病理
高橋 芳久
病理学講座准教授
消化器病理
外科病理全般(研修中)
肝・胆・膵の病理
菊地 良直
病理学講座助教
田中 文彦
医療技術学部教授
消化器病理・小児病理・周産期病理
大島 康利
後期研修医
外科病理全般(研修中)
細胞診断
術中迅速診断
粘液、痰、胸水、腹水、尿など
(臓器から剥がれた細胞が
混じっています。)
プレパラートに塗付
顕微鏡で観察
手術室から
臓器や組織が
運ばれます。
手術室に結果を
報告します。
染色
病理医が顕微鏡で
病理診断を行います。
42
臨床検 査技師が 迅 速に
顕微鏡標本を作ります。
総合周産期母子医療センター
です。
当センターには母体・胎児集中 治療室(M F ICU)を10 床と新生児集中治療室(N ICU)を1 2 床、新生児 強化 治療室
(GCU)を24床備えており、地域の医療機関と連携を図り、周産期に係る高度な医療を行うことをめざしています。
出産においては2 50件に1件の頻度で危険を伴うとされていますが、出産年齢の高齢化などによりハイリスクの妊娠・出
産は、ますます増加傾向にあります。
切迫早産や前期破水、妊娠高血圧症候群などの妊婦さんは、周産期センターで厳重な母体・胎児モニターを行い、安全と
判断できる場合にはできるだけ待機し、母児に負担がかかり始めていると判断される場合には早めに、より元気な状態
で出産させることが必要です。
その一方で、正常分娩においては自然で快適な経過をたどることが求められています。
当センターでは正常分娩はLDRにおいて快適性を追求し、予期せぬ危険が突発した際には周産期センターとして安全性
を追及する、という理想を実現すべく、24時間態勢で臨んでいます。
総合周産期母子医療センター
周産期領域での救急・重症管理、治療に対応できる施設として、平成10年4月に都から認可された総合センターのひとつ
主な対象疾患
母体管理を要する疾患
妊娠高血圧症候群・前置胎盤・常位胎盤早期剥離・
母体合併症妊娠・その他ハイリスク妊娠・産褥出血
胎児・新生児管理を要する疾患
切迫流産・切迫早産・前期破水・子宮内胎児発育不全・多胎妊娠・
双胎間輸血症候群・血液型不適合妊娠・羊水過多・羊水過少・
胎児機能不全
新生児内科疾患(超低出生体重児、新生児呼吸障害、重症新生児仮
死、新生児黄疸、未熟児網膜症など)
・
新生児外科疾患(先天性消化管閉鎖症、先天性横隔膜ヘルニア、鎖
肛、腸回転異常症、臍帯ヘルニアなど)
新生児集中治療室(NICU)
母体・胎児集中治療室(MFICU)
分娩室
LDR
43
腎センター
腎センター
診療内容・特色
慢性維持透析を受けている患者さんは全国で32万人を越え、現在も1年に3万6千人以上の人が新たに透析導入となっ
ています。平均の開始年齢は68歳と高齢であり、原因のトップが糖尿病腎症であることを反映して、虚血性心疾患、脳血
管障害、末梢血管障害、感染症、骨折、眼障害、悪性腫瘍、認知症などさまざまな合併症を有している患者さんが増えてい
ます。
さらに、透析予備軍と考えられる慢性腎臓病(CKD)の患者数は1,330万人と試算され、成人の8人に1人と高頻度です。
透析導入前の腎機能がまだ中等度に保たれている時期にいかに残存腎機能を温存するかが極めて重要になります。そ
のため当院の腎臓内科では多職種と連携して危険因子に対する集中的な介入を行っています。塩分制限、蛋白制限、リ
ン制限、飲水管理などの生活習慣と自己管理が非常に重要ですので、栄養部とも協調しながら診療しております。
年に4回のCKD教室も開始して3年目を迎えました。当院の患者さんだけでなくお知り合いの方々も多く参加され、貴重
な質問も受けています。CKDの診療につきましては地元医師会とも医療連携を構築しており「2人の主治医」を実践し
ています。このような積み重ねの結果として透析導入が少しでも先延ばしできることを目指しています。
当センターでは外来通院の患者さんはもちろんのこと、入院中の患者さんについても各診 療科との連 携を積極的に行
い、慢性腎不全に対する透析導入、入院患者さんの維持透析、急性腎不全に対する緊急透析のほか、潰瘍性大腸炎に対
する白血球吸着療法、難治性ネフローゼ症候群・家族性高脂血症・閉塞性動脈硬化症・種々の神経疾患群への血漿交換
や血漿吸 着についても行っています。さらに集中治療室の重症患者におけるエンドトキシン吸 着や持続的血液濾過 透
析、劇症肝炎に対する血漿交 換療法など、体外 循環による血液浄化療法全般に携わっております。このように血液浄化
療法の可能性が広がっており、今後ますますその需要が高まることが予測されます。腎センターでの治療中は、安全で安
心して過ごせる時間と空間になるようにスタッフ一同努めています。
当センターの最近の特徴としては血液透析の前段階として腹膜透析を積極的に導入しており、患者さんのQOL(生活の
質)を考慮した治療を行うようにしています。最近では30名前後に到達しています。腹膜透析と週1回の血液透析を組み
合わせたハイブリッド治療にも取り組んでいます。また、血液 透析を行う上でシャントの狭窄や閉塞は重大な問題です。
当センターでは、超音波ガイド下でのカテーテルを用いたバ
ルーン拡張術行っており、造 影剤を使うことなく、また再手
術することなく回復する患者さんが増えています。シャント
造設手術あるいはカテーテルによる血管内治療についても
他科と連携をとって行っております。今後の予定として最近
注目されています腎臓リハビリテーションを取り上げてみた
いと考えています。
このように腎センターでは、血液透析に限らず幅広く血液浄化
療法を行い、さまざまな活動を行っていますので、何かご相談
したいことがありましたら、遠慮なくお立ち寄りください。
腎センター内
◎血液透析外来
診療日:月曜日~土曜日 午前9時~午後7時
◎腹膜透析外来
診療日:月曜日~土曜日 午後1時~5時
腎センタースタッフ
44
【診療内容】
血液透析
血液濾過透析(オンライン・オフライン)
血漿交換療法
血漿吸着療法(LDL吸着療法)
血液吸着療法(白血球吸着療法・エンドトキシン吸着療法)
腹膜透析
超音波ガイド経皮的シャント血管形成術
体液区分測定(InBody)
腎臓リハビリテーション
循環器センター
を備えた集中治療室(12床)と後方病棟(26床)の2つの隣接する病棟から成り立っています。
また当院は東京都CCUネットワークに属し、循環器センターの廊下を挟んだ向かい側には幅広い検査や治療に対応で
きる心臓血管造影室があり、年間で心臓カテーテル検査(約1,000件)や血管内治療(約450件)が行われます。
さらに同フロアには手術室も配置されており、心臓や大血管の外科手術時にも迅速に対応できます。循環器センターで
循環器センター
循環器センターは心筋梗塞や狭心症、心不全、不整脈などの循環器疾患を取り扱う専門病棟で、最新鋭のモニター設備
は循環器内科と心臓血管外科の医師が協力して最先端の医療を提供しています。
循環器センター内
血管造影検査室
~血管内治療をより安全・確実に~
手術室と血管造影検査室を融合させたハイブリッド手術室
45
心臓リハビリテーションセンター
心臓リハビリテーションセンター
心臓リハビリテーションは、心臓機能が低下した患者さんや大 動脈疾患(大 動脈瘤など)、末梢性動脈疾患や心臓外科
手術後の患者さんの心肺機能を高め、生活の質を改善させることを目的として行われます。当センターには有酸素運動機
器が14台、筋力トレーニング機器が5台設置してあり、患者さんは医師の運動処方の下、個々の心機能や体力に合わせた
運動プログラムを実施します。これらの器械を用いた運動の他に、理学療法士によるストレッチ運動やバランスボールな
どを使用した集団運動療法も行い、患者さん同士のコミュニケーションの場を提供します。また、看護師による日常生活
のカウンセリングの他、管理栄養士による栄養相談や薬剤師によるお薬の内服相談を受けていただくこともあります。
心臓リハビリテーションセンターでは、重い心臓病に悩む
患者さんが健康的な生活を取り戻すために私どもスタッ
フがお手伝いします。心臓リハビリテーションに関するご
質問やご相談は当センターあるいは循環器内科のスタッ
フにお気軽にお声を掛けて下さい。
プログラムスケジュール
月
火
水
木
金
土
9:00〜10:30
○
○
○
○
○
○
13:00〜14:30
○
○
○
○
○
○
15:00〜16:30
○
お問い合わせ先 TEL:03-3964-1211(代) 内線:30368 受付時間(月~金)9:00~16:30
46
特別診療外来・セカンドオピニオン外来
診療内容・特色
ご夫 婦ごとに異なるご希望に対応するために
は、まずご夫婦が検査・治療の概要を把握され、
その上でご希望を具体化することが必要です。
どのくらい様 子をみていいのか、どのような検
査・治療が可能なのか、した方がよいのか、どの
ような流れで対応したらよいのか、などについて
完全予約制によりご説明いたします。
医師専門分野一覧
ご紹介時には下記の一覧表をご参照の上、お電話で予約をお取りください。
医師名
末永 昭彦
職位
専門分野
生殖内分泌
医療技術学部
不妊症
准教授
内視鏡下手術
外来診療日
木
午後
禁煙外来
診療内容・特色
当院では平成22年4月から禁煙外来を開設して
おり、医師・看護師・薬剤師がチームとなって積
極的に禁煙に取り組んでいます。禁煙をしたい
けれどもなかなかふみきれないとお悩みの方、
お手伝いさせていただきますので、ぜひご相談
ください。
禁煙成功実績 179名(平成28年4月現在)
◎禁煙外来(2F内科外来)
診療日:毎週月曜日
14:00〜16:00[要予約]
日本禁煙学会認定専門指導医
内科学講座 教授 長瀬 洋之
同認定指導看護師 早川 ひろみ
薬剤師 石原 美鈴
主な診療内容
・喫煙状況とニコチン依存度の調査
・呼気中一酸化炭素濃度測定
・禁煙アドバイス
・禁煙補助薬の処方
禁煙補助薬(チャンピックス®、
ニコチネルパッチ®)は、
医師の処方箋が必要です。
医師専門分野一覧
ご紹介時には下記の一覧表をご参照の上、お電話で予約をお取りください。
医師名
長瀬 洋之
職位
教授
専門分野
呼吸器・アレルギー
禁煙治療
外来診療日
月
午後
特 別 診 療 外 来・セ カ ン ド オ ピ ニ オ ン 外 来
不妊カウンセリング外来
費用:主に保険診療を行っています。
次の4つの条件を満たす方は、健康保険が適用されます。
なお、過去1年以内に保険による禁煙治療を受けている場合は、
下記条件に関わらず自費となります。
①ニコチン依存症に係るスクリーニングテストでニコチン依存症と
診断されていること。
②1日喫煙本数×喫煙年数(ブリンクマン指数)が200以上であること。
(ただし35歳未満は指数に関わらず治療可能。未成年者も可。)
③ただちに、禁煙したいと考えていること。
④禁煙治療を受けることを、文書により同意していること。
例 健康保険の適用の場合(3割負担)約22,000円
(診察料、呼吸機能検査、処方箋代、チャンピックス®薬剤料など。)
・患者さんの基礎疾患や投薬の状況などにより、
別に検査が必要となる場合があります。
・他院で治療や投薬を受けている方は、
紹介状をお持ちいただくようお願いします。
・当院で治療中の方は、事前に主治医にご相談ください。
メンタルヘルス科に受診中の方は主治医から
依頼していただくようお願いします。
セカンドオピニオン外来
相談の目的
相談の対象となる方
当院以外の医療機関におかかりの患者さん(入
院中またはそのご家族)を対象としています。現
在、治療を受けている病気に対しての診断内容
や治療法に関して、患者さんからのお話や主治
医の先生からの資料等をもとに当院の専門医が
意見を提供いたします。その意見を患者さんがご
自身の治療を受ける上での参考にしていただく
ことを目的としています。
お申し込みをお受けできない場合
相談時間および料金
(ⅰ) 自由診療で行われます。健康保険は使えません。
(ⅱ) 相談時間は原則30分、最長50分とさせていただき
ます。
(ⅲ) 料金は30分以内16,200円(税込み)となります。
*3 0分を超えた場合は10分毎に2,16 0円(税込み)
をお支払いいただきます。
診療情報提供書(主治医からの文書)を持参できる方。
(相談日決定の
ため、事前に送付いただきます)
ご本人の相談を原則とします。やむを得ない場合は、同意書をご用意い
ただければご家族だけでも相談は可能です。
患者さんが未成年の場合には、続柄を確認できる書類(健康保険証
等)が必要になります。
診療情報提供書等、主治医からの文書がない場合
主治医に対する不満、医療過誤及び裁判のための相談
医療費の内容、医療給付に関わる相談
死亡した患者さんを対象とする場合
相談内容が当院の専門外である場合
資料が乏しく相談が困難な場合
上記以外にも相談の内容により、ご相談をお断りすることもあります。
47
帝京がんセンター
帝京がんセンター
診療内容・特色
帝京大学医学部附属病院は、厚生労働省指定の地域がん診療連携 拠点病院として年間2 0 0 0名以上のがん患者さん
を治療しています。帝京がんセンターは、がんの診 療 体制を支える縁の下の力持ちとして、
( 1)いろいろながんの患者
さんが通院しながら抗がん 剤治療を安心・安全・確実に受けることができる外来化学療法室や患者・家族 交流スペー
ス「帝京宿場町 陽だまり」
(
、2)医師、看護師、薬剤師、ソーシャルワーカーなど多職種の専門家からなるがん緩和ケア
チーム、
( 3)さまざまな患者さん・ご家族からの御相談を受ける窓口となるがん相談支援室(がん相談支援センター)、お
よび(4)東京都や厚生労働省などにも提出する貴重ながん治療関連資料を膨大なデータからまとめ上げるがん登録室
の活動を支えています。
また、帝京がんセンターは、腫瘍内科を主体として、従来の診療科の枠を超えた院内での横のつながり(院内連携)と、
病院という枠を超えた地域の横のつながり(地域連携)を重要視することにより、専門性と安全性のより高いがん診療を
患者さん・ご家族が地域の中で切れ目なく享受できるようになることを目指しています。さらに、院内のがん診療レベルを
向上させるだけではなく、地域の医療機関や関係スタッフの教育や研修にも積極的に乗り出しています。これらの目的を
達成するために、帝京がんセンターは、各科のキャンサーボードや帝京がん教育セミナーに加えて、がん対策に関する地
域連携会議なども定期開催しています。また、がんセカンドオピニオン外来、がんの臨床研究・治験を支援するとともに、
「都市型がん医療連携を担う人材の実践的教育」を目的とした文部科学省のがんプロフェッショナル養成基盤推進プラ
ンを推し進めています。
このように、帝京がんセンターは、がん患者さんにとっての切れ目のないがん診療を地域全体で支えることを最重要視
し、患者さんの医学的側面だけではなく、生活面にかかわる問題なども含めて常に全人的にバックアップする体制を整え
ています。
帝京がんセンターは、患者さんにとって高度で良質ながん治療を提供できるようになるだけでなく、地域の医療機関の
皆様にとっても大切な患者さんを我々に信頼してお任せいただけるようになるために引き続き努力して参りますので、今
後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
外来化学療法室
2007年7月から稼動しています。
全部で20ベッドで稼働しており、各診療科外来で指示される予約制の抗がん剤治療に関して、専門の腫瘍内科医師のもとで、
認定看護師や認定薬剤師が常時勤務し、患者の皆様の安全性を第一に考え、リクライニングシートなどの快適な環境で抗がん
剤治療を受けていただいています。
抗がん剤のメニュー自体は病院内で使用されるものがすべて事前登録制となっており、医師の誰が処方しても医師の間で治
療内容のバラつきが見られないようになっています。また、抗がん剤専門の熟練した医療スタッフチームによる治療であり、幾
重にも処方内容や実際の治療スケジュール、用量などに関して薬剤師、看護師、医師の各レベルで安全確認作業が入ります。治
療内容によっては数時間かかる場合もありますが、快適さという面では専用設備として個人用TVなどを楽しみながら治療を
受けることができます。化学療法室専属の看護師もおりますので、治療後に些細なことと思われることであっても、ご自宅など
で心配なことがあれば次の外来を待つことなくお電話でご相談いただけます。繰り返しの化学療法を行う場合でも、期間の長
い入院を我慢することなく、安全で快適な通院治療が受けられます。多くのがん患者さんが実際に、食欲不振や嘔気などの抗
がん剤の副作用で入院するほどの問題を抱えることなく普通に通院治療を行っています。
なお、2015年7月からは抗リウマチ薬などの生物製剤で治療を受ける患者の皆様にも外来化学療法室を快適にご利用いただ
けるようになっています。
1600
1400
平成27年度 外来化学療法室
実施件数 総計6,545件
1379
1200
949
1000
800
1050
919
556 586
600
605
350
400
0
48
外来化学療法室スタッフ
151
200
乳
腺
上
部
消
化
管
下
部
消
化
管
呼
吸
器
肝
胆
膵
血
液
泌
尿
器
そ
の
他
生
物
製
剤
快適な
リクライニングシート
での治療
帝京がんセンター
がん患者・家族交流スペース 「帝京宿場町 陽だまり」
がん患者さんとご家族が、医療の専門職からセルフケアや副作用対策を学べ
るがん患者・家族交流スペース「帝京宿場町 陽だまり」のご案内
当院の帝京がんセンターでは、2階エスカレーター横の外来化学療法室前に、
がん患者・家族交流スペース 「帝京宿場町 陽だまり」 を設置しています。この
交流スペースでは、がん患者さんやそのご家族の方が心の悩みや闘病体験な
どを語り合うことでコミュニケーションを深め情報交換をしていただける場と
して、また、がんに関するさまざまな情報収集を行っていただける場として、毎
月定期的に専門職より無料の相談会や勉強会の開催、がんに関する書籍など
の紹介を行っております。
メイク・ネイル相談会
緩和ケアチーム
当院では、がん治療中の早い時期から治療の医師とチームスタッフが連携し、
痛みの緩和などのサポートを入院、外来ともに行っています。
緩和ケアの役割
・身体的な症状緩和
(痛み、はきけ、呼吸のつらさ、リンパ浮腫など)
・心理支援
・療養の場の選択
(在宅、ホスピス・緩和ケア病棟、介護施設など)
・制度利用のお手伝い
(医療保険、介護保険・福祉制度など)
・ご家族のサポート
・ご遺族支援
・病棟ラウンド
(医療用麻薬の使用状況等のヒアリングや改善支援)
・リンクナース教育:チーム看護師が中心となって実施しています。
病棟ラウンドの様子
相談のお申し込み方法
【入院中の方】
主治医や看護師などからチームに依頼があった後、
チームスタッフが病室まで訪問します。退院時は医療連携を
在宅医、看護師と行っています。
【外来受診をご希望の方】
他院または当院でがん治療の方、地域医療機関にかかりつけの方、
ご遺族の方を対象としています。
(緩和ケア内科 P.14も参照ください。)
外来の様子
初診の予約をお取りください。
症状緩和・がん患者支援外来
<相談時間> 月・金曜日の午後 (要予約)
<初診予約> 医療連携室 電話:03-3964-1498
<持参していただきたいもの>
画像、採血データおよび情報提供書
多職種カンファレンスの様子
49
帝京がんセンター
帝京がんセンター
がん相談支援室(がん相談支援センター)
ご本人やご家族だけで悩んでいませんか?
ご相談にお越し下さい。お話を伺い
一緒に考え支援させていただきます。
当院ではがんでお悩みの患者さんやご家族のために『が
ん相談支 援室(がん相談支 援センター)』を開設していま
す。「がん」 に関するさまざまな問題や不安なことについて、
専属の相談員が医師・看護師などと連絡を取りながらご相
談をお受けしていきます。経済的なことや社会的な内容に
ついては専門のソーシャルワーカーも対応します。
相談内容についてのプライバシーはお守りいたします。ど
なたでもご利用いただけますので、どうぞお気軽にご相談
<患者さんにご相談いただける内容>
● がんと言われ、これからの体のことや
治療のことなど相談したい。
● がんと言われた後の就労について相談したい。
● セカンドオピニオンについて相談したい。
● 治療にかかる費用について相談したい。
● 退院後の生活について相談したい。
● 在宅療養に向けて介護保険や訪問看護、
往診について知りたい。
● 自宅に近い病院や今後の療養先病院への
転院について相談したい。
● 緩和ケアについて知りたい。
※病気に関するパンフレットもご用意しています。
お気軽にお立ち寄りください。
ください。
<場 所> 帝京大学医学部附属病院1階⑭
がん相談支援室(がん相談支援センター)
<相談時間>月曜日~金曜日 9:00 〜 16:00
※祝日・年末年始 (12/29 ~ 1/3)
創立記念日 (6/29) を除きます。
<相談方法>電話・面談
面談でのご相談は、事前に
お電話でご予約下さい。
<連絡先> 電話 03-3964-3956(直通) <担当者> 専属看護師・ソーシャルワーカー
<費 用>
ご相談は無料です。
東京都夜間がん相談支援事業
夜間がん電話相談窓口
平成23年5月より、夜間がん電話相談窓口を開始いたしま
した。仕事を持ちながらがん治療を行う患者さんやそのご家
族のための夜間相談窓口です。
当院で治療されていない方でもご相談いただけます。お気
軽にお電話ください。
<相談時間>週 2 回 ( 月曜日・金曜日 )
17:00 ~ 21:00
※祝日・年末年始 (12/29 ~ 1/3)
創立記念日 (6/29) を除きます。
※お一人あたり 20 分程度を
目安としております。
(電話のみ)
<連絡先> 電話 03-3964-1211(代表)
<担当者> 専属看護師
<費 用>
50
ご相談は無料です。
平成 27 年度相談内容
緩和ケアについて 6%
がん治療 4%
その他 6%
外来受診 3%
セカンドオピニオン
1%
家族・人間関係
の悩み
5%
療養上の
不安・悩み
10%
転院 21%
在宅療養全般
15%
在宅医療連携相談
18%
医療機関紹介 1%
経済問題
4%
制度利用
6%
就労等
社会生活全般
0%
帝京大学医学部附属病院のホームページもぜひご覧ください!
時代の進化に合わせ、誰もが使いやすいホームページを提供するため、
全職種が職種をこえて協力し合い、制作いたしました。
ぜひ一度ご覧ください。
51
医療 連携登録医制度のご案内
「地域で支える医療」を掲げる当院では地区医師会員の先生方とより密接な連携
をとることにより、適切な機能分化を行ない、高度で一貫性のある医療を地域で
提供することを目的として「医療連携登 録医制度」を実施しております。
登録医の利点(一部抜粋)
〇「帝京大学病院 医療 連 携登 録医」の称号を利用いただけます。
〇「連 携登録医療機関証」「連 携登 録医カード」を発行いたします。
〇紹介状に貼付いただく「連 携登 録医患者紹介シール」を発行いたします。
〇「医療 連 携登録医」として逆紹介を推進させていただきます。
・・・etc.
お申し込み方法
必要書類をお送りさせていただきますので下記までご連絡ください。
医療連携室
52
TEL 03-3964-9830
E-mail renkei@med.teikyo-u.ac.jp
当院では『ふたり主治医』制を推進しております。
「地域のかかりつけ医」・
「帝京大学病院医療連携登録医」などと
ともに
患者さんを見守ります!
53
上の地図は略図のため、実際の地形とは
異なりますのでご注意ください。
帝京大学医学部附属病院
〒17 3 - 8 6 0 6 東 京都 板橋 区 加 賀 2 -11-1
TEL . 03-3964 -1211(代表)
http://www.teikyo-hospital.jp
2016.09