認 証・指 定 ■ 本 社 〒105-8580 東京都港区芝2-31-19 TEL.03-3769-6880 FAX.03-3456-4691 E-mail:eigyo@banzai.co.jp ■ 札 幌 支 店 〒063-0801 北海道札幌市西区24軒1条7-3-10 TEL.011-621-4171 FAX.011-641-3751 E-mail:sapporo_br@banzai.co.jp 旭 川 営 業 所 〒070-0027 北海道旭川市東7条5-2-3 TEL.0166-29-6050 FAX.0166-29-6051 函 館 出 張 所 〒041-0812 北海道函館市昭和3-7-24 TEL.0138-41-8433 FAX.0138-41-8439 帯 広 出 張 所 〒080-0047 北海道帯広市西17条北1-54-13 釧 路 駐 在 〒084-0907 北海道釧路市鳥取北4-18-24 (ご連絡はFAXでお願いいたします) FAX.0154-55-2311 北 見 駐 在 〒090-0833 北海道北見市とん田東町634-8 (ご連絡はFAXでお願いいたします) FAX.0157-23-5029 ■ 仙 台 支 店 〒983-0005 宮城県仙台市宮城野区福室2-8-21 TEL.022-258-0221 FAX.022-258-0263 青 森 営 業 所 〒030-0845 青森県青森市緑1-19-8 TEL.017-734-3501 FAX.017-734-3504 盛 岡 営 業 所 〒020-0846 岩手県盛岡市流通センター北1-3-9 TEL.019-638-5321 FAX.019-638-5323 山 形 営 業 所 〒990-0071 山形県山形市流通センター3-11-1 TEL.023-633-3100 FAX.023-633-3102 郡 山 営 業 所 〒963-0105 福島県郡山市安積町長久保3-2-11 TEL.024-946-6370 FAX.024-946-6377 秋 田 営 業 所 TEL.0155-35-5111 FAX.0155-35-5112 〒010-0941 秋田県秋田市川尻町大川反170-20 TEL.018-862-4371 FAX.018-862-4394 店 〒364-0011 埼玉県北本市朝日4-553 TEL.048-590-3700 FAX.048-590-3701 新 潟 営 業 所 〒950-0992 新潟県新潟市中央区上所上3-1-22 TEL.025-285-6231 FAX.025-285-6234 長 野 営 業 所 〒381-0031 長野県長野市大字西尾張部1118-8 TEL.026-263-1433 FAX.026-263-1401 前 橋 営 業 所 〒371-0846 群馬県前橋市元総社町2-6-7 TEL.027-251-2168 FAX.027-253-6393 宇都宮営業所 〒321-0934 栃木県宇都宮市簗瀬3-29-12 TEL.028-638-8811 FAX.028-638-8855 水 戸 営 業 所 〒310-0852 茨城県水戸市笠原町1374-4 TEL.029-241-1478 FAX.029-241-1560 埼 玉 営 業 所 〒364-0011 埼玉県北本市朝日4-553 TEL.048-590-3600 FAX.048-590-3601 千 葉 営 業 所 〒261-0002 千葉県千葉市美浜区新港212 TEL.043-241-5828 FAX.043-241-5894 ■ 関 東 支 店 〒108-0023 多 摩 営 業 所 〒186-0001 東京都港区芝浦4-16-23 AQUACITY芝浦8F TEL.03-3769-6840 FAX.03-3453-0737 TEL.042-525-9101 FAX.042-525-9103 東京都国立市北3-29-8 横 浜 営 業 所 〒231-0012 神奈川県横浜市中区相生町6-111 TEL.045-633-3701 FAX.045-633-3706 静 岡 営 業 所 〒422-8009 静岡県静岡市駿河区弥生町2-40 TEL.054-261-3351 FAX.054-261-2158 甲 在 〒400-0854 山梨県甲府市中小河原町203-101 TEL.055-241-0891 FAX.055-241-1091 ■ 名 古 屋 支 店 〒464-0852 愛知県名古屋市千種区青柳町6-26 TEL.052-732-2600 FAX.052-732-2618 北 陸 営 業 所 〒920-0364 石川県金沢市松島2-13 TEL.076-240-6661 FAX.076-240-6361 三 重 営 業 所 〒514-0004 三重県津市栄町1-20 TEL.059-225-7811 FAX.059-225-7812 富 山 出 張 所 〒939-8216 富山県富山市黒瀬北町1-11-12 TEL.076-493-2516 FAX.076-493-2570 店 〒577-0012 大阪府東大阪市長田東3-3-11 TEL.06-6744-1041 FAX.06-6744-8965 神 戸 営 業 所 〒652-0822 兵庫県神戸市兵庫区西出町1-2-11 TEL.078-652-2155 FAX.078-652-2157 京 都 営 業 所 〒612-8457 京都府京都市伏見区中島宮ノ前町4-2 TEL.075-621-8213 FAX.075-621-8242 高 松 営 業 所 〒761-0303 香川県高松市六条町1133-1 TEL.087-866-5777 FAX.087-866-4177 松 山 出 張 所 〒790-0054 愛媛県松山市空港通2-14-21 和 歌 山 駐 在 〒640-8341 和歌山県和歌山市黒田169-1-101 徳 島 駐 在 〒770-0002 徳島県徳島市春日3-4-52-103 TEL.088-633-5611 FAX.088-633-5617 ■ 広 島 支 店 〒733-0035 広島県広島市西区南観音2-7-10 TEL.082-233-3201 FAX.082-292-7028 山 口 出 張 所 〒747-0836 山口県防府市植松474-1 TEL.0835-23-2963 FAX.0835-23-2928 岡 山 出 張 所 〒700-0941 岡山県岡山市北区青江1-2-40 TEL.086-234-1300 FAX.086-234-1305 山 陰 駐 在 〒690-0064 島根県松江市天神町37 302号 TEL.0852-24-0856 FAX.0852-24-0861 ■ 福 岡 支 店 〒812-0893 福岡県福岡市博多区那珂5-3-15 TEL.092-411-1261 FAX.092-473-5992 長 崎 出 張 所 〒852-8153 長崎県長崎市花丘町22-12 TEL.095-849-2161 FAX.095-849-2160 大 分 出 張 所 〒870-0952 大分県大分市下郡北3-14-6-2-1 TEL.097-574-6377 FAX.097-574-6378 熊 本 出 張 所 〒862-0941 熊本県熊本市中央区出水7-29-6 TEL.096-378-2821 FAX.096-378-2822 〒108-0023 東京都港区芝浦4-16-23 AQUACITY芝浦8F TEL.03-3769-6894 FAX.03-3451-5200 TEL.099-257-7730 FAX.099-257-7716 鹿児島県鹿児島市宇宿2-23-13 ■ 東 ■ 大 海 外 京 府 阪 販 支 駐 支 売 部 バンザイ南九州販売株式会社 〒890-0073 宮崎事業部 〒880-0805 バンザイ沖縄販売株式会社 〒901-2131 E-mail:sendai_br@banzai.co.jp E-mail:kanto_br@banzai.co.jp E-mail:tokyo_br@banzai.co.jp E-mail:nagoya_br@banzai.co.jp E-mail:osaka_br@banzai.co.jp TEL.089-972-3121 FAX.089-972-3123 TEL.0985-25-3511 FAX.0985-28-8521 沖縄県浦添市牧港2-51-8 TEL.098-878-9355 FAX.098-879-1255 新 サービス工場創造への スターティング・マニュアル (ご連絡はFAXでお願いいたします) FAX.073-473-3854 宮崎県宮崎市橘通東5-7-19 Service Factory Standard E-mail:hiroshima_br@banzai.co.jp E-mail:fukuoka_br@banzai.co.jp http://www.banzai.co.jp 平成28年11月発行 1611-30BP297-XA10393 1 自動車整備事業の概要 3 自動車分解整備事業 ( 認証 ) 1 はじめに る皆様を対象に制作したものです。 近年、ボーダーレス化の進展に伴い、とくに車検ビジネスにおいては多 方面の業界からの参入が著しく、さまざまな営業展開が模索されており ます。もとより車検ビジネスは安全、環境保護の見地から道路運送車両 タートするための各種関係法令、最後に設備のポイント及びスペース プランを掲載しました。各種の法規制の趣旨、内容をご理解の上、ビジ ネス展開をご検討いただきますようお願い申し上げます。 目 次 CONTENTS 2 認 証 工 場・指 定 工 場 の 設 備 基 準 認証基準の概要 自動車整備工場の開業にあたっては、 法令に定められた基準 に合致し、 地方運輸局長の認証を取得することが必要です。 主な基準として、 人員、 設備、 工場面積に関する項目が定め られています。 1 10 1. 人員に関する基準 ●整備主任者の選任 認証工場では、 分解整備及び分解整備記録簿の記載に関する 事項を統括管理する整備管理者を選任することが必要です。 ◎整備主任者 1級または2級の自動車整備士技能検定に合格していること ( 原動機専門の認証工場にあっては、 2級自動車シャシ整 備士を除く) 。 ●従業員の構成 認証工場には、 2人以上、 分解整備に従事する従業員 ( 整備 主任者を含む ) が必要です。 また、 整備士の保有割合は、 以 下の区分に応じて、 自動車整備士技能検定合格者 ( 三級以 上の整備士) を有していることが必要です。 分解整備に従事する人員 (※1) 2人から4人まで 5人から8人まで 9人から12人まで 13人から16人まで 17人から20人まで 整備士数 (※2) 1人以上 2人以上 3人以上 4人以上 5人以上 ※1、 ※2整備主任者を含む 3 工場設計のポイント 18 整備士数は整備士の人員が従業員の数を4で割って得た 人員以上であること。 2. 整備作業場の面積に関する基準 対象とする自動車の種類により、 作業場の面積基準が設け られています。 (3 頁 面積基準表参照 ) 3. 設備機器に関する基準 5 頁の設備機器が必要です。 ③現地確認・審査 運輸支局 ②申 請 相談・指導 ①相談・指導 整備振興会(支部 ) 2 に必要な設備・人員等の基準について解説し、さらに車検ビジネスをス 地方運輸局 申請者 そのため本資料では、まず自動車整備事業の概要及び認証・指定の取得 2. 申請から認証交付まで 申請( 申請書 ) 法等を基盤とする法制度の中で運用されております。 1. 申請の手順 ①認証の申請書類は、 各運輸支局を経由して地方運輸局長に 提出されます。 ②一般的には所属地区の自動車整備振興会の支部長の承認を 得て、 振興会本部に申請する手順となっております。 ③書類等は各地区の自動車整備振興会に用意されています。 事前に振興会とよく相談してから申請を行ってください。 ④認証交付 ■分解整備事業 道路運送車両法では、 自動車分解整備事業を経営しようと する者に対して、 分解整備事業の種類および分解整備を行 う事業場毎に、 地方運輸局長の認証を得るよう規定してい ます。 ( 車両法第78 条1) 自動車分解整備事業とは、 自動車の分解整備を継続的また は反復的に行う工場をいい、 対象自動車の種類を指定する ことができます。 さらに、 原動機、 動力伝達、 走行、 操縦等の 7種類の装置についていずれか1つ、 又はあらゆる組合せ においても認証を取得することが可能となっていますの で、 制動装置や動力伝達装置などを専門に修理・部品交換 する整備工場 ( 特定部品専門認証 ) を経営する道も開かれ ています。 本資料はこれから自動車サービスビジネスへのお取組みをご検討され 1 自動車整備事業の概要 工場経営には認証が必要 認証の申請 3.提出書類 ①自動車分解整備事業認証申請書 ②会社登記簿謄本( 法人の場合 ) ③戸籍謄本または住民票( 個人の場合 ) ④不動産の登記簿謄本( 土地、建物 ) ⑤従業員名簿( 運輸支局により異なる ) ⑥役員名簿( 運輸支局により異なる ) ⑦整備士の合格証の写し及び整備士手帳の写し ⑧工場所在地の地図 ⑨建築確認済証( 必要に応じて ) ⑩その他事案に応じて要する書類 ※ 詳細は各運輸支局又は自動車整備振興会へお問合せ下さい。 4 事業内容の変更と届出 ■届出が必要な主なケース 自動車分解整備事業において次の変更があったときには、 運輸局長に届出なければなりません。 ①氏名または名称および住所 ②法人にあっては、 その役員の氏名 ③事業場の所在地 ④事業場の設備のうち国土交通省令で定める特に重要なもの (屋内作業場の面積または間口、 あるいは奥行の長さ) ⑤分解整備事業者が死亡したとき ⑥法人である分解整備事業者が合併または解散したとき ⑦整備主任者を選任または変更したとき (上記①〜⑥は車両法第81条、 82条、 ⑦は車両法施行規則第62条2の2) *詳細は各県整備振興会へご相談ください。 1 5 6 設備基準表 面積基準表 事業の種類 分解整備の種類 屋内作業場 車両整備作業場 対象とする 装置の種類 対象とする自動車の種類 普通自動車 (大型) ・車両総重量が 8ton以上 ・最大積載量が 5ton以上 ・乗車定員が 30人以上 動力伝達装置 走 行 装 置 操 縦 装 置 制 動 装 置 緩 衝 装 置 結 装 置 普通自動車分解整備事業 全 て の 装 置 原 動 機 大型特殊 /普通自動車 (中型) ・最大載積量が 2ton超 ・乗車定員が11人以上 ・上欄に掲げるものは除く 動力伝達装置 走 行 装 置 操 縦 装 置 制 動 装 置 緩 衝 装 置 連 12㎡以上 5m以上 13m以上 5m以上 12m以上 7㎡以上 5m以上 12m以上 3.5m以上 12.5m以上 7㎡以上 3.5m以上 12.5m以上 5m以上 5m以上 10m以上 9m以上 12㎡以上 7㎡以上 5m以上 5m以上 9m以上 3.5m以上 9.5m以上 7㎡以上 3.5m以上 9.5m以上 全 て の 装 置 原 動 機 4.5m以上 8m以上 10㎡以上 4.5m以上 8m以上 動力伝達装置 走 行 装 置 操 縦 装 置 制 動 装 置 緩 衝 装 置 結 装 4.5m以上 7m以上 6㎡以上 4.5m以上 7m以上 置 3m以上 7.5m以上 6㎡以上 3m以上 7.5m以上 全 て の 装 置 原 動 機 4m以上 8m以上 8㎡以上 4m以上 8m以上 動力伝達装置 走 行 装 置 操 縦 装 置 制 動 装 置 緩 衝 装 置 結 装 置 2.8m以上 6m以上 5㎡以上 6.5m以上 5㎡以上 4m以上 2.8m以上 奥 行 3.5m以上 11m以上 6m以上 3.5m以上 3m以上 3m以上 8m以上 6m以上 5.5m以上 6.5m以上 動力伝達装置 走 行 装 置 操 縦 装 置 制 動 装 置 緩 衝 装 置 二輪小型自動車 連 軽自動車分解 整備事業 軽自動車 結 装 3m以上 3.5m以上 4㎡以上 3m以上 3.5m以上 2m以上 2.5m以上 5m以上 6.5㎡以上 3.5m以上 5m以上 動力伝達装置 走 行 装 置 操 縦 装 置 制 動 装 置 緩 衝 装 置 3.5m以上 4.4m以上 4.5㎡以上 3.5m以上 4.4m以上 連 2.5m以上 4.7m以上 4.5㎡以上 2.5m以上 4.7m以上 置 動力伝達 走行装置 操縦装置 制動装置 緩衝装置 連結装置 装置 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 2) エア・コンプレッサ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 3) チェーン・ブロック ○ 4) ジャッキ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 5) バイス ○ ○ ○ ○ ○ ○ 6) 充電器 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 1) サーキット・テスタ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 2) 比重計 ○ 3) コンプレッション・ゲージ ○ 4) ハンディ・バキューム・ポンプ ○ ○ ○ 5) エンジン・タコ・テスタ ○ ○ ○ 6) タイミング・ライト ○ 7) シックネス・ゲージ ○ ○ ○ ○ ○ 8) ダイヤル・ゲージ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 10) キャンバ・キャスタ・ゲージ ○ ○ ○ 11) ターニング・ラジアス・ゲージ ○ ○ ○ 12) タイヤゲージ ○ 1.普通自動車分解整備事業で対象とする自動車がカ タピラを有する大型特殊自動車であるものにあつて は、 第 9号から第12号までに揚げるものを除く。 9) トーイン・ゲージ 14) 一酸化炭素測定器 ○ 15) 炭化水素測定器 ○ ○ ○ 分が有効な部分となります。 2.5m以上 3.5m以上 9号から第 11号までに揚げるものを、 二輪の小型自 動車であるものにあつては、 第 9号から第 11号まで ○ 及び第13号に揚げるものを除く。 3.ガソリン又は液化石油ガスを燃料とする原動機の 点検を行わない事業場にあつては、 第 6号、 第 14号 及び第15号に揚げるものを、 内燃機関の点検を行わ ○ ○ ない事業場にあつては、 第 3号、 第 6号、 第 14号及び ○ 第15号に揚げるものを除く。 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 小型自動車分解整備事業で対象とする自動車が二輪の 小型自動車であるものにあっては、 第1号、 及び第2号に 掲げるものを除く。 自動車分解整備事業の対象車両の分類 (参考) 普通自動車分解整備事業 ( 普通・小型四輪・大特 ) ※屋内作業場 ( 車両整備作業場及び点検作業場 ) の天井の高さ、 主たる対 象自動車の整備が充分行い得る高さを有することが必要です。 なお、 天井の高さの測定方法は次のとおり、 有効の高さを測定します。 奥行 (間口) 柱 点検作業場 普通車 (大型) 有効高さ 道 路 最大積載量:5t以上 (特殊用途車を含む) 1、8ナンバー(大型トラック・タンク車等) 車両総重量:8t以上 (特殊用途車を含む) 乗車定員:30人以上の乗合バス 2ナンバー(路線・観光・自家用バス) 普通車 (中型) 最大積載量:2t超 5t未満 (特殊用途車を含む) 1、8ナンバー 大 特 車両総重量:8t未満 (特殊用途車を含む) (中型トラック4t車・4tロングボディー車・塵芥収集車等) 乗車定員:11人以上 29人以下の乗合バス 2ナンバー 大型特殊自動車 0ナンバー(建設機械) 9ナンバー(建設機械以外) (路線・観光・自家用バス・幼稚園バス・送迎バス等) 普通車 (小型) 有効高さ 車両整備作業場 車両置場 (屋内・屋外を問わない) 間口 (奥行) ※屋内作業場の床面は平滑に舗装されていることが必要です。 2 ○ 並びに三輪の小型自動車であるものにあつては、 第 <参考までに> ●ジャッキはリフトでも可 ●チェーン・ブロックはエンジンハンガーやベビークレーンでも可 ●トーイン・ゲージ、 キャンバ・キャスタ・ゲージ、 ターニング・ラジアス・ゲージはアライメントテスターで兼ねられます。 <補足>寸法測定方法の例 2 2.小型自動車分解整備事業で対象とする自動車が三 ○ 2) ベアリング・レース・プーラ 3) グリース・ガン又は シャシ・ルブリケータ ○ 輪の小型自動車及び二輪の小型自動車であるもの 備考:2種類以上の分解整備を行う事業場の屋内作業場及び車両置場の規模は、 該当する分解整備の種類ごとに定められている基準のすべてに適合するものでなければならない。 道 路 ○ 2) トルク・レンチ ○ 小型自動車であるものにあっては、 第1号、 第3号および 第4号に掲げるものを除く。 1) ノギス 13) 検車装置 小型自動車分解整備事業で対象とする自動車が二輪の 備考:○印は、 対象とする装置の種類の項に掲げる装置を取り外して分解整備を行う事業場が当該各欄に掲げる作業機械などをそれぞれ備えなければならないことを示す。 置 3.5m以上 装 原動機 1) プレス 4) 部品洗浄槽 全 て の 装 置 原 動 機 結 対象とする装置の種類 1) ホイール・プーラ 全 て の 装 置 原 動 機 工 具 小型自動車分解整備事業 連 4m以上 間 口 10m以上 置 連 普通自動車 (上 3欄に上げるものを除く) 四輪小型自動車 三輪小型自動車 装 13m以上 奥 行 点検計器および点検装置 普通自動車 (小型) ・貨物の運送用に供するもの ・散水自動車 /広告宣伝用自動車 ・霊柩自動車その他特種の用途に 供するもの ・上 2欄に掲げるものを除く 結 5m以上 間 口 作業計器 連 奥 行 作業機械等 作業機械 全 て の 装 置 原 動 機 部品整備 作業場 間 口 車両置場 点検作業場 普通車 (乗用) 小型自動車分解整備事業 軽自動車分解整備事業 最大積載量:2tまでの普通車 (特殊用途車を含む) 1、8ナンバー 車両総重量:8t未満の普通車 (特殊用途車を含む) (2tロングボディー車等・全長:4.7m、全幅:1.7m、全高2..0m超) 乗車定員:10人以下の普通乗用車 3ナンバー 小型四輪貨物車、 小型四輪乗用車 4、5、6、7ナンバー 検査対象軽自動車 貨物 4、6ナンバー <普通・小四> 乗用 5、7ナンバー 工場を設置する場所又は土地建屋等が、 建築基準法、 消防法、 条例等の規 制に適合するものかどうか事前に確認しておく必要があります。 特殊 8ナンバー 3 指定自動車整備工場 1 制度の概要 指定自動車整備工場制度は検査業務の合理化と民間車検 施設の有効活用を図るために制定されました。 この制度は継続検査及び中古新規検査・継続検査の 再検査など、分解整備検査の際に必要となる国の検査場 (軽自動車検査協会) への現車の提示を、 指定工場が交付する “保安基準適合証” “限定保安基準適合証” により省略できる ようにしたものです。 以上により、 車検は大幅な合理化、 省力化が図られ、また 検査の方法 (手順) も大幅に省略されます。 2 車両置場 屋内現車 項 目 完成 作業場 屋内現車 検査場 (間口×奥行) 作業場×0.3 対象とする自動車に普通自動車が 含まれるもの。 ・車両総重量が 8ton以上のもの ・最大積載量が 5ton以上のもの ・乗車定員が 30人以上のものに限る ●工員数、 設備の有無等の基準 番 号 項 目 審査の基準 備 考 1ー 1 工員数(表1参照) 4人以上 大型車は5人以上 1ー 2 整備士数 2人以上 自動車工の内の整備士数 1ー 3 整備士保有率 1/3以上 自動車工の数に対する整備士の割合 1ー 4 屋内現車作業場 ・最大載積量が 2ton超えるもの ・乗車定員が11人以上のもの ・上欄に掲げるものは除く 10m×10m =100㎡以上 39㎡以上 30㎡以上 対象とする自動車に普通自動車が 含まれるもの。 ・貨物の運送用に供するもの ・散水自動車 /広告宣伝用自動車 ・霊柩自動車その他特殊の用途に 供するもの ・上二欄に掲げるものは除く 9m×8m =72㎡以上 21.6㎡以上 その他のもの 8m×8m 対象とする自動車に三輪以上の小型 =64㎡以上 自動車が含まれるもの。 19.2㎡以上 対象とする自動車が二輪の小型自動車 7m×5m および軽自動車であるもの =35㎡以上 10.5㎡以上 対象とする自動車が二輪の小型自動車 6m×3.5m であるもの =21㎡以上 6.3㎡以上 7m×5m =35㎡以上 10.5㎡以上 軽自動車分解整備事業 道路運送車両法施行規則別表第4の規定に 基づく車輌整備作業場及び点検作業場の 現車についての点検・整備作業を行うための作業場とする。 面積以上 10m×13m =130㎡以上 対象とする車両の検査ができる面積 (必要面積は各地区の振興会にお確かめ下さい。 ) 対象とする自動車に大型特殊自動車 または普通自動車が含まれるもの。 小型自動車 分解整備事業 4 対象とする自動車 普通自動車分解整備事業 1. 自動車検査設備 ①保安基準に適合するかどうかの検査を実施するために必要 な屋内作業場を事業場内に有していること。 ②検査用機械器具は、 対象とする種類の自動車を検査するこ とができるものであって、 次に掲げるものを備えていること。 ただし、対象とする自動車の種類のうち、四輪以上の 自動車が含まれていない場合にはイ、 軽油を燃料とする 自動車が含まれていない場合にはチ、 軽油を燃料とする 自動車のみに限定されている場合にはヘ及びトを備えな くてもよい。 イ. ホイール・アライメント・テスタまたは サイドスリップ・テスタ ロ. ブレーキ・テスタ ハ. 前照灯試験機 ニ. 音量計 ホ. 速度計試験機 ヘ. 一酸化炭素測定器 ト. 炭化水素測定器 チ. 黒煙測定器またはオパシメータ ③国土交通大臣の定める技術上の基準に適合したもので あること。 4. 指定自動車整備事業の指定に係る設備基準 ●屋内現車作業場の面積に関する基準 指定・認定基準について 指定の取得には個々の工場で検査設備を持つ 「単独型」と、 複数の特定指定工場が検査設備を共有する 「共用型」が あります。いずれの場合も以下の基準を満たしている必要が あります。 ①指定基準に適合する設備、 技術、 管理組織 ②自動車検査設備 ③自動車検査員 4 2. 作業場の面積 認証基準に基づく「車両整備作業場」 ①屋内現車作業場の面積は、 および「点検作業場」 の面積以上を要します。 ②「その他の作業場」 は屋内現車作業場の基準面積のほかと します。 ③「完成検査場」 は屋内現車作業場の基準面積のほかとします。 車両置場は工場の入口通路は認められません。 3. 自動車検査員 自動車検査員は事業場ごとに選任します。 検査員の資格は 下記のいずれかに該当する者でなければなりません。 ①整備主任者として1年以上の実務経験を有し、 かつ、 適切に 業務を行っていた者であって、 自動車の検査に必要な知識 及び技能について地方運輸局長の行う教習を修了したもの。 ②自動車検査官の経験を有するもの。 ③自動車検査独立行政法人法第15条の審査事務を実施する 者として自動車の審査業務の経験を有するもの。 ④軽自動車検査員の経験を有するもの。 1ー 5 その他の作業場 ◎ 1ー 6 車両置場 1ー 7 完成検査場 ◎ 1ー 8 オイルバケットポンプ ○ 1ー 9 ホイールバランサ △ ホイールへのタイヤ脱着作業を行う事業場にあっては必要 1ー 10 フリーローラ △ 四輪の自動車を対象とする場合に限る (可搬式のものであっても可) 1ー 11 ラジエータキャップテスタ ○ 1ー 12 電子計測機器 △ 外部診断器等 1ー 13 検車装置 ○ 検車台・リフト・ピット等 a×0.3以上 機械加工・原動機・塗装・鍛冶等の各作業場 屋内、 屋外を問わない。a は当該事業場の屋内現車作業場面積 屋内 注 1. ◎印の面積は、 屋内現車作業場の基準面積の外とする。 2. ○印は、 当該作業場の作業に必要な数量および機能を保有していなければならないことを示す。 3. △印は、 保有することが望ましいことを示す。 表1:工員数 設定の種類 二種整備工場及び指定整備工場 要目 4人以上 工員数 ただし、 対象自動車の種類に車両総重量 8トン以上、 最大積載量 5トン以上又は乗車定員30人以上の車両を 含む場合には、 5人以上 5 3 4 指定の申請 申請と手続き ①指定の申請は各運輸支局長を経由して地方運輸局長に 行います。 ②申請には次の書類が必要ですが、 地域により多少異なる 場合があります。 ③用紙はほとんど各自動車整備振興会に用意されています。 申請にあたっては事前に振興会と相談してから行って ください。 ■申請書類 申請書類 2 指定自動車整備事業指定申請書 事業者および事業場の沿革 特定指定 ○ ○ ○ ○ ○ 4 従業員 (工員) 名簿 ○ ○ 5 自動車検査員選任届出書 ○ ○ 6 自動車検査員教習修了証書 (写) ○ ○ 7 主要設備機器一覧表 ○ ○ 8 自動車検査用機械器具一覧表 ○ ○ ○ ○ 自動車検査用機器適合性試験成績表 (又は校正結果証明書) 事業場平面図および設備機器配置図 ○ ○ 11 完成検査場平面図 ○ ○ 12 認証書 (写) ○ ○ 使用帳票類一式 (記録簿等) ○ ○ 14 貸借対照表・損益計算表 ○ ○ 15 車検成績表 (実績表) ○ ○ 16 共用設備に係る使用契約書等 (写 ) ○ 17 特定指定工場一覧表 ○ ○管理者の選任 ○管理規定の作成 道路交通法 による種類別 大型自動車 (※1) 普通自動車 ・検査機器の共同使用契約 1 10~ 19 100~ 199 2 20~ 29 200~ 299 3 30~ 39 300~ 399 ■業界団体 一般社団法人日本自動車整備振興会連合会 (日整連) 日本自動車整備商工組合連合会 ( 整商連 ) 住所:〒106-6117 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー17F 電話:日整連 03-3404-6141 整商連 03-3405-6125 6 60~ 69 600~ 699 普通自動車 4 40~ 49 400~ 499 5 50~ 59 500~ 599 7 70~ 79 700~ 799 5 50~ 59 500~ 599 8 80~ 89 800~ 899 小型特殊 自動車 40~ 49 普通自動車 400~ 499 600〜699 道路運送車両法 による車種別 普通自動車 (ミニカー) (※7) 最高速度 km/h ( S) 車輪数 その他 高さm (H) 普通自動車 L>4.7 W>1.7 H>2.0 V>2000 (ディーゼルを除く) 4輪以上 大型特殊 自動車 L>4.7 W>1.7 H>2.8 制限なし 特殊構造のもの (※2) L>2.5 W>1.3 H>2.0 V>250 2輪 L>3.4 W>1.48 H>2.0 V>660 3輪 L≦4.7 W≦1.7 H≦2.0 660<V≦2000 (ディーゼルを除く) ・4輪以上 ・トレーラ L≦4.7 W≦1.7 H≦2.8 制限なし 小型自動車 80~ 89 800~ 899 L≦3.4 W≦1.48 H≦2.0 s≦15 50<V≦660 s>15 自動 2輪車 ○ エンジン総排気量 cc ( V) 幅m ( W) 小型特殊 自動車 50~ 59 500~ 599 700〜799 自動車の大きさ 長さm (L) 軽自動車 ○ 定期監査 監 査 一号車の帳票等のチェック 指定業務説明会 指定決裁 運輸局審査 申請書類受付(支局) 運輸局へ申請 支局現地調査 支局申請書受付 整備振興会の現地指導 申請書の作成 指定全般の理解 事業場管理規定の作成及び周知 指定基準との適合性の確認 認証全般の見直し 指定自動車整備事業の概要 および要件等のヒアリング 指定取得のための相談 指定整備記録簿 及び 保 安 基 準 適 合証等の記載訓練 乗用車 特種 用途車 8 80~ 89 800~ 899 9 90~ 99 900~ 999 自動 2輪車 指定自動車整備事業を取得したいと希望する事業者に対し、 指定を取得するまでの一連の 流れについてまとめると下記のようになります。 受入検査から 完成検査まで の実技訓練 バス ・検査機器借用 原動機付 自転車 <手続きの流れ> トラック 大型特殊 自動車 ・おおむね1時間以内 ※ 上記は一例ですので、 詳細は各運輸支局又は自動車整備振興会へお問合せ下さい。 ■手続きの流れ ナンバープレートの分類表示 特殊構造のもの (※2) ・3輪以上 ・トレーラ 特殊構造のもの (※2) L≦2.5 W≦1.3 H≦2.0 125<V≦250 2輪 L≦2.5 W≦1.3 H≦2.0 50<V≦250 側車付 2輪 2 L≦2.5 W≦1.3 第 種 19 検査設備の共用を 受け入れる立場として ■道路交通法と道路運送車両法の車種区分対照表及び登録番号 ( 車両番号 ) の分類表示による区分一覧表 原動機付自転車 18 検査設備以外の要件 ○設備要件 ・屋内現車作業場等 ○人的要件 ・工員、 整備士 ・自動車検査員 ・事業場管理責任者 ・主任技術者 ■車両区分が車両法と大幅に異なる 車両法が自動車のハード面の規制を行っているのに対し、 道交法では自動車の免許などソフト面の規制を行っています。 車種区分が車両法と大幅に異なっているため注意が必要です。 とくに、 一時話題となったミニカー (3、 4輪の原付自動車) は、 車両法では原動機付自転車に分類されますが、 道交法では 普通自動車として取り扱われます。 第 種 13 指定整備工場等 整備事業に関係のある法令は道路運送車両法だけではあり ません。 ここでは主な関係法令の概要を紹介します。 1 L≦2.5 W≦1.3 50<V≦125 ( 0.6<V≦1.0kW) (※4) H≦2.0 20<V≦50 (0.25<V≦0.6kW) (※4) V≦20 ( V≦0.25kW) H≦2.0 V≦50 ( V≦0.6kW) 2輪 3輪以上 適合 条件 L W H V 、 、 、 、 、の全てが左に該当していること 10 共用設備に附置された車輌置き場の位置 および面積を記載した事業場平面図 共用設備事業場の最近 3ヶ月間の車種別 整備実績表 特定指定整備工場 1 道路交通法 道路運送車両法以外の関係法令 、 、 、 、の中で左に 該当しているものがあること 事業場組織図 9 ①共用設備の管理責任者が明確に定められていること。 ②自動車検査用機械器具の取扱要領、 点検要領、 その他の 管理規定が明確に定められていること。 ③自動車により共用設備に至る所要時間は、 おおむね1時間 以内の位置にあること。 ④共用にかかる事業場相互間の道路交通の状況、 共同使用の 形態等を勘案してこれらを使用しようとするすべての事業者 が支障なく検査業務が実施できること。 ⑤共同使用契約が相互間に明確に定められていること。 ⑥共同使用にかかる車両の車両置場が附置されていること。 ○ 3 (指定規則第 3 条) 検査機器 1 指定 検査施設の共用についての基準 L W H V S 側車付 2輪 2輪 超小型 ・サイズは軽自動車以下 ・定格出力8kW以下または125cc以下 ・最高速度 60km/h未満 ・乗車定員 2名以下 ・高速道路走行不可 他は軽自動車と同様 モビリティ (注)小型自動車及び軽自動車の 「長さ」欄及び 「総排気量」欄の括弧内数値は、 平成元年以前の製作車に適用されている。 (注) (※1)大型自動車=定員11人以上の自動車、 最大載積量 5t以上の自動車、 車両総重量 8t以上の自動車。 (※2)特殊構造のもの=カタピラ付自動車、 グレーダ、 ロード・ローラ、 タイヤ・ローダ、 ロード・スタピライザ、 タイヤ・ドーザー、 スクレーバ、 ショベルローダ、 ダンパ、 モータ・スィーバ、 フォーク・リフト、 ホイール・クレーン、 ホイール・ブレーカ、 ホーク・ローダ、 農耕作業用自動車、 土木作業用けん引自動車、 ターレット式構内運搬車 (※6) 、 ホイール・ハンマ、 アスファルト、 フィニッシャ、 ストラドル・キャリア、 ロータリー除雪車、 車台が屈折して操向する構造の自動車 ( ※3) 、 ポールトレーラ ( ※5) 、 国土交通大臣が特に指定する自動車。 (※3)ロータリー除雪車及び車台が屈折して操向する構造の自動車は、 自動車の大きさ及びエンジン排気量により軽自動車となる場合のほかは大型特殊自動車となる (ただし、 車台が屈折して操向する構造の自動車のうち小型特殊自動車の要件を満たすものは国土交通大臣により小型特殊自動車に指定されている) 。 (※4)電気自動車は定格出力で1kW以下のものが第 2種原動機付自転車、 0.6kW以下のものが第1種原動機付自転車となる。 (※5)ポール・トレーラは大きさの如何にかかわらず大型特殊自動車である。 (※6)ターレット式構内運搬車は小型特殊自動車に該当するもの以外は、 軽自動車、 小型自動車又は普通自動車の何れかである。 (※7)道路交通法施行規則の改正が昭和59年9月10日に行われ、 60年2月15日より施行され、 3、 4輪の原動機付自転車は道路交通法では普通自動車 (ミニカー) となった。 自動車公論社 「法令ハンドブック」より ・最低 3ヶ月間の練習 1ヶ月20台以上、 合格率 97%以上を達成すること。 6 6 7 2 建築基準法 7 大気汚染防止法 振動規制法 人の健康を保護し生活環境を保全する上で維持されることが望ましい を定めたものです。 同法によると建築物を建築しようとする場合は、 (1) 自動車等の洗浄を行う設備 騒音規制法同様、 個別の公害規制法の一つで、 具体的な施行及び 基準として、 「環境基準」 が環境基本法において設定されており、 この環 許可を受けるにあたっては一定の基準があり制限されています。 具 (2) 自動車等の点検・整備を行う設備 規制は都道府県条例により実施されます。 境基準を達成することを目標に、 大気汚染防止法に基づいて規制を実 体的には建ぺい率や容積率、 用途地域などがあり、 このうち用途地 (3) 混合燃料油調合器 建築基準法は、 建築物の敷地、 構造、 設備、 用途などに関しての基準 給油取扱所に設置する付随設備として認められるものの例として 用途区分 条 件 い 第一種低層住居専用地域内に建築することができる建築物 不 可 ろ 第二種低層住居専用地域内に建築することができる建築物 不 可 は 第一種中高層住居専用地域内に建築することができる建築物 不 可 に 第二種中高層住居専用地域内に建築することができる建築物 不 可 ほ 第一種住居地域内に建築することができる建築物 作業場の床面積は50㎡以下、動力:0.75kw へ 第二種住居地域内に建築することができる建築物 〃 と 準住居地域内に建築することができる建築物 作業場の床面積は150㎡以下 ち 近隣商業地域内に建築することができる建築物 作業場の床面積は300㎡以下 り 商業地域内に建築することができる建築物 〃 ぬ 準工業地域内に建築してはならない建築物 規模については制限なし る 工業地域内に建築してはならない建築物 〃 ※ 第一、二種住居地域については他に条件が設けられています。 は次のものがあります。 都市計画法は、 都市計画の内容とその決定手続き、 都市計画事業、 都 市計画制限等、 都市の健全な発展、 秩序ある整備を図ることを目的 としています。 そのための開発行為等の規制、 建築等の規制 (市街地 開発事業予定区域、 都市計画施設等) 、 都市計画事業の認可・施行な どの都市計画に関しての重要事項は、 この法律の中で規定されてい る都市計画中央審議会等が、 調査・審議を行っています。 消防法は火災の予防等を図るため、 建物の構造および設備等に一 定の基準を設けています。 給油所などに関連の深い危険物につい ては一定の数量以上を貯蔵、 取扱う場合、 各市町村消防署への届 出あるいは許可を受けなければなりません。 自動車の整備・板金塗 装を行っている工場では油脂、 塗料等を取扱っており、 危険物に含 まれますので、 規制の対象となり得ます。 消火設備 消火器を設置 500㎡以上・2階以上で 200㎡ 以上の場合又は地下 ●泡消火設備●二酸化炭素消火設備●ハロゲン消火設備 ●粉末消火設備 以上のいずれかを設置 が定められており、 これを指定数量といいます。 指定数量 200L B 第二石油類 1,000L 品 名 ガソリン 灯油、 軽油 上塗塗料、 硬化剤、 シンナー、 プラサフ、 その他 リターダ、 コンパウンド、 ソフトナー、 その他 C 第三石油類 2,000L 重油 第四石油類 6,000L ギア-油、 マシーン油、 シリンダ油、 エンジンオイル 同一場所で2種類以上を貯蔵・取扱う場合、 以下の計算式により得ら れた値が1以上の場合は 「危険物貯蔵所」 として、 また1未満0.2以上の 場合は 「少量危険物取扱所」 として届出・許可が必要になります。 (計算例:上の表のA、 B、 Cの危険物を貯蔵・取り扱っている場合) Aの指定数量 + (1) 防爆構造を必要とする条件 ・引火点が40℃未満の危険物を貯蔵し、 または取扱う場合 ・引火点が40℃以上の危険物であっても、 その可燃性液体を当該引火点以上の状 態で貯蔵し、 または取扱う場合 Bの貯蔵量 Bの指定数量 + る場合に排水基準の適用を受けます。 なお、 整備工場・ガソリンスタン ドを開設する場合は、 必ず油水分離槽の設置が必要です。 また、 ガソリ (2) 規制範囲 類型 AA 給油取扱所への付随設備の設置場所は、 付随設備に設置してある電 気設備 (モーター、 スイッチ等) の防爆構造の有無および電気設備の 機器への添え付け60cm以上か否かにより下記 (1) 〜 (3) に区分され、 かつ当該区分のアおよびイに示す場所以外への設置が可能です。 (1) 全ての電気設備が防爆構造を有するもの A B C D Cの貯蔵量 Cの指定数量 水素イオン 生物化学的 濃度 酸素要求量 (pH) (BOD) 水道1級 6.5以上 1mg/l 自然環境保全及びA以下の欄に掲げるもの 8.5以下 以下 水道2級、 水産1級 6.5以上 2mg/l 水浴及びB以下の欄に掲げるもの 8.5以下 以下 水道3級、 水産2級 6.5以上 3mg/l 及びC以下の欄に掲げるもの 8.5以下 以下 水産3級 6.5以上 5mg/l 工業用水1級及びD以下の欄に掲げるもの 8.5以下 以下 工業用水 6.0以上 8mg/l 2級農業用水及びEの欄に掲げるもの 8.5以下 以下 E 工業用水3級 環境保全 > =1 < て発生する騒音・振動についての規制を行う法律です。 騒音規制法 公害対策基本法に基づく個別の公害規制法の一つで、 具体的な細 目の施行及び規制は都道府県条例によります。 地域区分 第1種地域 (住居専用地域) 第2種地域 (住居、緑地地域) 第3種地域 (商工業地域) 第4種地域 (工業地域) 測 定 原動機の定格出力 7.5kw以上の空気圧縮機 、 3.7kw以上のファンを設置する場合 7:00~20:00 45~50 40~45 40~45 50~60 45~50 40~50 60~65 55~65 50~55 60~70 55~65 65~70 一般水域A 備 考 学校、 保育所、 病院、 図書館、 特別養護老人 ホームの敷地の周囲50mの区域内では都 道府県知事が規制基準として同表の時間 の区分地域の区分に応じて、 定める値以下 当該値から5デシベルを減じた値以上とす ることができる。 特定粉じん (石綿) (4) 生物化学的酸素要求量 既設 20 2mg/l 以上 一般水域B 20 25 新設 20 既設 20 25 40 新設 (6) 浮遊物質量 既設 40 45 (7) ノルマルヘキサン抽出 物質含有量 (鉱油類含有量) (8) ノルマルヘキサン抽出物質 5 含有量 (動植物油脂類含有量) 20 25 20 25 20 25 60 70 20 60 40 25 70 50 ー ー (5) 化学的酸素要求量 (9) フェノール類含有量 1 (10) 銅含有量 1 40 40 50 50 切断機等における石綿の粉砕、 混合その他の機械的処理 事業場の敷地境界基準 濃度10本/リットル 囲い込み、 吹き付け石綿使用建築物の解体・ 建築物解体時等の除去、 封じ込め作業に関する基準 改造・補修作業 20 25 160 20 40 50 200 5 30 5 3 悪臭物質又は臭気指数の規制基準が 「敷地境界線」 「気体排出口」 「排 出水」 について定められています。 <例>東京都における悪臭規制基準 敷地 境界線 排出口実高さ 15m未満 排出口 口径 0.6m未満 排出口 口径 0.6m以上 0.9m未満 排出口 口径 0.9m以上 排出水 臭気 指数 10 臭気 指数 31 臭気 指数 25 臭気 指数 22 臭気 指数 26 臭気 指数 12 臭気 指数 33 臭気 指数 27 臭気 指数 24 臭気 指数 28 臭気 指数 13 臭気 指数 35 臭気 指数 30 臭気 指数 27 臭気 指数 29 25 160 10 <規制基準>規制地域における自然的、 社会的条件を考慮して、 特定 ー 島しょ及びその海域 90 <規制地域>都道府県知事は住民の生活環境を保全するため、 悪臭 を防止する必要があると認める地域を指定することになっています。 煙突等気体排出口 40度以下 新設 使用、 管理に関する基準 ふるいや堆積場等における鉱石、 施設の構造、 防塵カバー、 フードの設 土砂等の粉砕・選別、機械的処理、 集じん機、 置、 散水等 堆積 ー 異常な着色又は発泡が認められないこと。 (3) 温度 夜 21:00~6:00 ー 5.8以上8.6以下 (2) 外観 5:00~8:00 18:00~23:00 50MPN/ 100ml以下 1,000MPN/ 100ml以下 5,000MPN/ 100ml以下 排水量が 排水量が 排水量が 排水量が 排水量が 排水量が 排水量が 排水量が 500m3 500m3 500m3 500m3 500m3 500m3 500m3 500m3 以上 未満 以上 未満 以上 未満 以上 未満 とを目的に、 工場・事業所における事業活動および建設工事に伴っ 昼 7.5mg/l 以上 7.5mg/l 以上 5mg/l 以上 5mg/l 以上 2mg/l 以上 許容限度 (単位mg/l (1) (2) 、 (3) 、 及び (15) に掲げる項目を除く。 ) (1) 水素イオン濃度 (水素指数) 朝 溶存酸素量 大腸菌群 数 (DO) 公共用水域に排出される汚水 (3) 電気設備が全て防爆構造を有しない場合 対 象 6.0以上 10mg/l 8.5以下 以下 水道水源水域 5 騒音・振動規制法 ん 規制の方式と概要 8 悪臭防止法 水質汚濁防止法排水基準 (工場に係わる基準) 当該設備が危険場所に面する部分 時間帯 基準値 浮遊 物質量 (SS) 25mg/l 以下 25mg/l 以下 25mg/l 以下 50mg/l 以下 100mg/l 以下 ごみ等の 浮遊が認め られないこと 利用目的の適応性 (2) 機器の添え付け面上60cm以下の部分の電気設備が防爆構造 のもの、 または当該部分に電気設備を有しないもの。 粉 じ する危険物の数量に該当しますので、 消防署での確認が必要です。 項目 ■付随設備の設置場所 一般粉じん ンスタンドにおいて油水分離槽を貯留設備とする際に、 漏えいを想定 生活環境の保全に関する環境基準 (河川の場合) ・可燃性微粉が滞留するおそれのある場合 騒音・振動規制法は生活環境の保全、 国民の健康の保護を図るこ D Aの貯蔵量 ■電気設備が防爆構造を必要とする条件および規制範囲 主な発生の形態等 排水に関する規制は工場・事務所からの排水基準があります。 規制さ (工業地域) 第三種区域 消防法第9条の3および10条にて危険物の貯蔵について規制数量 <例:粉じんの規制方式とその概要> 物質名 れる排水が (一般生活排水も含まれる) 、 1日当たり50㎥以上排出され イ. 危険場所全て ■危険物貯蔵規制 出基準等が定められており、 大気汚染物質の排出者等はこの基準を守 らなければいけません。 6 排水関連規制 ア. 上記 (2) アおよびイ ※地域により異なりますので、地元の消防署へご相談ください。 る大気汚染物質について、 物質の種類ごと、 施設の種類・規模ごとに排 55~60 65~70 (住・商・工業地域) 測 定 備 考 学校・保育園・図書館・病院の周 囲 50m以内では左記の値から 5デシベル引いた値以上とする 60~65 ことができる。 敷地の境界線にて測定。 (単位:デシベル) 60~65 (住居専用地域) 第2種地域 大気汚染防止法では、 固定発生源 (工場や事業場) から排出又は飛散す 夜 間 PM7、8、9、10~AM5、6、7、8 れる対象としては、 特定施設 (自動式車両洗浄装置が該当) より排出さ ア. 上記 (1) アおよびイ イ. 電気設備が防爆構造を有しない場合 (機器の添え付け面上60cm超える部分) 延床面積 150㎡以上 昼 間 AM5、6、7、8~PM7、8、9、10 施しています。 (準工業地域) (住宅専用地域) (商業地域) 第一種区域 第二種区域 物の構造も規制があります。 種 類 ・一酸化炭素測定装置 ・炭化水素測定装置 ・ルブリケーター ・スチームクリーナー ・混合燃料油調合機 ・ウォールタンク ・オイルサービスユニット ・部品洗浄台 イ. 注入口から3mおよび通気管の先端から1.5mの部分 (指導事項) 工場を建築する場合、 建物の大きさにより防火規制があり、 また建 第一石油類 ・エアーコンプレッサー ・オイルキャビネット ・オイルホースリール ・エアーメーター ・バッテリーテスター ・ヘッドライトテスター ・スパークプラグテスター ・タイヤボックス ・揮発性分析装置 ・エンジンアナライザー 原動機の定格出力7.5kW以上の空気圧縮機3.7kW以上のファンを設置する場合 時間帯 地域区分 第1種地域 ア. 給油空地、 注油空地 ■建築物防火設備について A ・リフト ・ブレーキテスター ・スピードメーターテスター ・サイドスリップテスター ・オイルチェンジャー ・タイヤチェンジャー ・ホイールバランサー ・洗車機 ・排水処理装置 ・マットクリーナー 規制範囲を危険場所として運用しています。 4 消防法 8 対 象 域は特に工場に対して細かく規定しています。 3 都市計画法 8 ■給油取扱所に設置することができる付随設備 臭気指数とは、気体又は水に係わる悪臭の程度に関する値であって、人間の嗅覚で その臭気を感知することができなくなるまで気体又は水の希釈をした場合におけるそ の希釈の倍数を求め、その希釈の倍数の値の対数に 10 を乗じて求めた値をいう。 9 有機溶剤取扱規制 労働安全衛生法により塗装作業を行う場合、 有機溶剤取扱規則で規 制され一定規模以上の作業について、 有機溶剤の蒸気の発散を密閉 (11) 亜鉛含有量 5 (12) 溶解性鉄含有量 10 する設備、 または、 局所排気装置を設ける事が定められ、 作業者の健康 (13) 溶解性マンガン含有量 10 (14) クロム含有量 2 管理を含めて安全に作業させる事が義務づけられています。 (15) 大腸菌群数 (個/ml) 3,000 ※地区により条例が異なる場合がありますので、地区役所にてご確認ください。 届出範囲:機械等設置届 (塗装ブース) 作業主任者の選任 敷地境界線に於いてA特性にて測定。 (単位:デシベル) 9 2 認証工場 ・指定工場の設備基準 認証 認証工場に必要な機器 2-1 必要機器 指定 指定工場に必要な機器 原 動 走 操 制 緩 連 特定部品専門認証工場に必要な機器 (対象とする装置の種類で色付きのものが必要になります) ●プレス 認証 認証 認証 原 動 走 操 制 緩 連 ●コンプレッションゲージ 認証 原 動 走 操 制 緩 連 原 動 走 操 制 緩 連 認証 呼び寸法(約アゴ幅)75mm 〜 150mm 各種あります。 備 考 バキューム ・ プレッシャー 燃圧計装備 ガソリン・ディーゼル車に 対応 DACS-1VL TA303J ●ノギス 認証 原 動 走 操 制 緩 連 能 t テーブル上下動 mm 520 700 型 式 G-24B-2 目盛 MPa 0~ 2.45 ●ハンディ・バキュームポンプ 認証 対象トレッド幅 mm 900~ 1600 1250〜 2300 ●キャンバー・キャスター・キングピンゲージ 認証 原 動 走 操 制 緩 連 原 動 走 操 制 緩 連 TB-501N 原 動 走 操 制 緩 連 手動式・電動式各種あります。 ●ジャッキ 認証 原 動 走 操 制 緩 連 ●エアーコンプレッサー 認証 ●タイミングライト 認証 HP-30MD HP-30MD 15 原 動 走 操 制 緩 連 型 式 MB-56EK MB-56FK TA303J 型 式 HP-10C 5 認証 原 動 走 操 制 緩 連 DACS-1VL 型 式 力 ●ト ー イン ゲ ー ジ ●バイス ●チェーンブロック 原 動 走 操 制 緩 連 ●エンジンタコテスター 150/200/300mm 各種あります。 ●トルクレンチ 原 動 走 操 制 緩 連 認証 原 動 走 操 制 緩 連 KTL-12D 型 式 KTL-12D KTL-3C 電 源 DC12V 無極性 単 1乾電池 ×2 型 式 目盛 kPa 備考 TB-501N VP-D-S-1 0〜 100(最大負圧 85) 正負兼用 — (最大正圧 200kPa) 型 式 MB-40EC 外形寸法 mm 230×90、マグネット式 ●ターニングラジアスゲージ 認証 原 動 走 操 制 緩 連 ●ノズルテスター ●シックネスゲージ 各種あります。 M-300LS CT-375RM 型 式 モーター V、kw エアータンク L CT-222RFM 200、三相 2.2 155 CT- 375RFM 200、三相 7.5 180 型 式 能力 t 受金最低 mm M-300LS 3 95 MA-200LS 2 120 MA-1500VL 15 155 操 作 手動式 手動 /エアー エアー式 認証 ●サーキットテスター 認証 原 動 走 操 制 緩 連 MB-35K ●充電器 認証 原 動 走 操 制 緩 連 ●比重計 型 式 G26000JP BCLP75E-14DM 10 10 DACS-001-4A モーター V、kw エアータンク L 200、2.2 39 200、3.7 39 200、7.5 70 型 式 MB-35K MB-35KP MB-41DK 各種あります。 認証 型 式 BCLP22EF-14DM BCLP37EF-14DM BCLP75EF-14DM 原 動 走 操 制 緩 連 BQC-700MF 型 式 BQC-550 BQC-700MF 適合バッテリー 急速 6V/2AH~ 12V/50AH 普通 6V/24AH~ 12V/120AH G26000JP 12Vおよび 24V 鉛蓄電池、Wet(液式) 、 Gel (ゲル) 、MF (メンテナンスフリー) 、 および AGM (吸収性ガラスマット) 測定項目 DC電圧、AC電圧、 直流電流、抵抗、RPM、 DIS、ドエル角、温度、 周波数、パルス幅 原 動 走 操 制 緩 連 型 式 DI-50 圧力計 MPa 0~ 50 許容輪重 kg 750 750 5000 ●タイヤゲージ 認証 原 動 走 操 制 緩 連 ●ダイヤルゲージ HM-L 認証 原 動 走 操 制 緩 連 HM-S 型 式 HM-L HM-S 備 考 比重計 大 比重計 小 各種あります。 LCC3TB UFB-N3M 乗用車用、トラック用、二輪車用各種あります。 棒タイプ、 ダイヤル式、 デジタル式各種あります。 11 ●一酸化炭素測定器 認証 ●部品洗浄槽 認証 原 動 走 操 制 緩 連 ●オイルバケットポンプ 指定 原 動 走 操 制 緩 連 ●ラジエーターキャップテスター 指定 型 式 RCT-2A ●炭化水素測定器 認証 原 動 走 操 制 緩 連 DPL-TP30AZMF-Y ●外部診断器(スキャンツール) MEXA-324M 型 式 MEXA-324M MEXA-584L 推奨 WS-15G 測定対象 CO、HC CO、HC、CO2 AFR(空燃比) 入(空気過剰率) オプション(O2,No) 指定 G-SCAN2(GスキャンⅡ) 型 式 吐出量 EGY-32AZX STB-67 40cc/ストローク ●ホイールバランサー ●ホイールプーラー 認証 測定範囲 MPa (Lbs) 0〜 0.2 (0〜 30) 推奨 原 動 走 操 制 緩 連 指定 L-800C 型 式 WS-15G L-800C HP-903 ●ベアリングレースプーラー 認証 備 考 タンク容量 62L 電源 200V、三相、8kw 洗浄物最大寸法 φ800xH400mm WSX-N130ZG-SL ● 検車装置 認証 指定 原 動 走 操 制 緩 連 推奨 MST30 0 0 原 動 走 操 制 緩 連 V9901 ●フリーローラー 推奨 WSF-302(K) 型 式 HWB-250 能 力 mm 100〜 170 ●グリースガン 認証 BFR-60 (小型車用可搬式) GPY-27NA 原 動 走 操 制 緩 連 WSL-PSCT322SFK 85〜420mLまで各種あります。 DPL-40TF 12 12 指定 品 名 型 式 能 力 t 2柱リフト GPY-27NA 2.7 パスカルリフト DPL-40TF 4 タンデムリフト DPL-TP30AZMF-Y 3 イーグル NXリフト EGY-32AZX 3.2 ワークステージ X WSX-N130ZG-SL 3 ワークステージ F WSF-302(K) 3 ツインリフト WSL-PSCT322SFK 16+16 KFR-180 (小型車用固定式) GEO-6800-2P 型 式 V9901 品 名 フォーミュラー・ベクトルホイールバランサー GEO-6800-2P ホフマン・ゲオダイナホイールバランサー IRW-500-4 (大型車用固定式) BFR-75-M (小型車用可搬式) 13 2-2 推奨機器 認証および指定基準に特に規定されていませんが、是非、設備されることが望ましい機器をご紹介します。 ●サイドスリップテスター 指定 ●トリプルテスター 指定 ブレーキ速度計 サイドスリップ複合試験機 ●音量計 (普通騒音計) 指定 高品質から感動品質へ、サービスの要求基準が進化する! 「ネットワーク」 シリーズ 推奨 NW9100 コンプライアンス機能を強化!インターネットサポートでつねに最新の システムが利用できます QRコードリーダーを使用して、指定整備記録簿の印字間違いを防止します(オプション) NL-27M029 型 式 WG-150 WGK-180 許容輪荷重 kgf 1,500 1,800 WGT-1000 5,000 型 式 許容輪荷重 kgf ローラー形状 ABSTM-180 1,800 エンボス /溝 ABST-180 1,800 溝 品 名 音量計 普通騒音計 型 式 NL-27M029 NL-27M Net work NW9100PCPU-U 検査業務効率化システムの最上級商品! Light ネットワークLight Net work NW9100LCPU-U 指 定 整 備 記 録 簿に車 検 証 情 報と検 査 結 果のみを印 字します 点 検 、 整 備 結 果を手 書き運 用をされたいお客 様へオススメです! ●オパシメータ Easy ネットワークEasy 指定 ●コンビネーションテスター(大型用) Pro ネットワークPro Net work (ブレーキ速度計複合試験機) ABS180HX-DT-D(小型ライン) ABS500HX-D2(大型ライン) ●フロントマスター V3 NWN-V2-S1(ドットプリンター付き) NWN-V2-S2(ドットプリンター、PC付き) バンザイオリジナルの自整業システム。 最大の特 長はデータが一元管 理できる 拡張性の良さです。 検 査 機 能に限 定したベーシックな検 査ラインシステム! 指定 ●前照灯試験機 Neo ネットワークNeo Net work 指定 車 検 帳 票 類の印 字に特 化した導 入モデル 帳票作成の省力化をお求めのお客様にオススメです! Master ネットワークMaster Net work MEXA-600SW 検 査ラインシステムと自整 業システムとのコラボ商 品 ●カスタネット 2 BFS-V3S-U (フロントマスター指定版) ABS180HX-DT-D (ネットワークEasy) ABS180HX-NM-OL (オンラインソフト) 「四輪ホイールアライメント」シリーズ 型 式 BST-500 許容輪荷重 kgf 5,000 AVL4800-P ※ スタンドはオプションです。 HT-528 GSM-200R 14 14 ローラー形状 エンボス /溝 BST-180 1,800 溝 型 式 測定方式 型式 測定方式 手動式 /スクリーン方式 HT-528 全自動画像式 MEXA600SW 光透過式 AVL4800-P 光透過式 GSM-200R 光透過式 測定 測定範囲 光吸収係数 0.000 〜 9.999m-1 光吸収係数 0.000 〜 9.999m-1 光吸収係数 0.000 〜 9.998m-1 ML8TECH ML8RTECH(ワイヤレス仕様) ジオライナー マイクロライン メガピクセルCCDカメラを採用、 先進の3D方式! ユーザーに分かりやすい グラフィックを採用! GL-680XD シリーズ HT-317 3D ●省スペース センサーヘッドはリフトまたは床面に設置、省スペースです! ●高精度測定 ターゲット1つに対して2つのカメラで測定、高精度です! ●ランナウト補正が簡単! タイヤを前後に30度傾けるだけでランナウト補正が完了! ●アルミ専用クランプが不要 アルミホイールにはユニバーサルクランプにタイヤクランプと プラスチックアダプターを追加して対応! 指定 1,800 推奨 ターゲットを2つのカメラで捉える、 高精度3Dマシン登場! HT-317 (ブレーキ速度計複合試験機) 許容輪荷重 kgf オイル交換時の安全点検データで一般整 備、 車検にも結びつける顧客管理ができま す。 ML-EASY3D ●コンビネーションテスター(小型用) 型 式 CNET-1000N マイクロライン EASY3D ローラー形状 溝 BSTM-180 BFS-V3K-U ●ターゲットによる正確な3D測定。 ●ホイールに一切接触しないクランプ。 ●ホイールに電気部品を一切取付けません。 ●4輪すべてが1回でランナウト補正可能。 ●ローダウン車両の測定は得意技! 測定時 のステアリングもラクラク。 ●多彩な測定、調整手順で国産車、輸入車を しっかりサポート。 3D 測定 ● 8セ ン サ ー 方 式で ア ク ス ル オ フ セット、ホイールベース左右差など、 ボディを含めたトータル診断が可能で す ●高解像度のモニターと見やすいグ ラフィック表示を採用 ●測定結果をユーザーにも分かりや すく説明できます ML8RTECH 15 ●エミネント・ウォッシュシステム 推奨 当社比最大 30%乾燥音を削減した静音型タイプや、 下部洗浄装置をドッキングさせ、 ボディーと下回りが 同時に洗浄できるようにしたシステムもあります。 ●タイヤチェンジャー ●収納庫付き作業台(ピットイン) ●バッテリーチェッカー 推奨 推奨 推奨 充電制御車/アイ ドリングストップ車用バッテリー 測定モード搭載。 診断レポー トのプリントアウ ト機能付き。 A A10 0 0RPB 全 エミネントα Ⅲ RO-15X 洗車可能寸法 レール長 トップブラシ M ON-3300SAX 洗浄力・乾燥力が大幅に向上 W2,300xH2,300xL5,000mm (ワンボックス、ミニバン、ジープは幅 2,200mm) 7,800mm 電動垂直昇降式 型 式 幅 mm 奥 行 高 さ PN-CHG 2,012 mm 675 mm 2,000 ●油水分離槽 推奨 ●温水洗車機 型 式 吐出量 L/h 推奨 吐出圧 MPa (kgf/cm2) CWH-R16V2 約 900 約10 (100) ※数値は無負荷時 OSB-16 型 式 能 力 t/h R-210 0A OSB-16 1.6 OSB-20 2 OSB-40 4 HCK- 601FB 型 式 吐出量 L/h 吐出圧 MPa (kgf/cm2) 型 式 MON-3300 SAX R-2100A KHW-1100D 約 1,000 適用リム 10〜 23” 10〜 20” 約9 (90) ●クリーンバーンヒーター 推奨 ●ハイ・クーラントチェンジャー 廃油を利用した暖房 装置で、完全燃焼し、 無公害です。 省資源の環境機器。 推奨 ※数値は無負荷時 ●ブレーキディスクレース ラジエーター内だけ でなく、ウ ォ ー タ ー ジ ャ ケ ッ トのLLCも 同時交換が可能。 推奨 ●下部洗浄装置 推奨 CB-3500 HCR-2300X PWU-950VSP-KR 型 式 PWU-950VSP-KR (大型車用) PWU-750K2 (小型車用) 16 16 洗浄時間 低速:約30分 高速:約20分 低速:約5分 高速:約2分 型 式 50-6400 ディスク切削能力 mm 径 100〜 360∅ 厚さ 5〜 40 モーター V、Kw AC100, 0.75 型 式 HCC-880SD HCR-2300X 圧送ポンプ L/min 約 2.6 備 考 全自動 約 2.6 全自動 /リサイクラー付 17 3 工場設計のポイント 2 完成検査場(指定基準該当項目) 完成検査場は、整備終了後に保安基準に適合しているかを検査(確認)するストールです。このため、効率と使い勝手の良さが大変重要になり ます。お客様への情報提供として、ストールへお客様を誘導しての作業説明も考えられますので、それをふまえてレイアウトを検討します。 基本の4つをおさえましょう! ■ ストールの寸法 【一般的な乗用車・RV・1BOXを対象とした場合】 顧客対応を考慮した工場 効率化・生産性を追及した工場 安全第一の働きやすい工場 地域社会と一体になった工場 1 整備・点検作業場(認証基準該当項目) 作業場の面積、間口奥行に関して基準が設けられているほか、整備作業を効率よく行うための十分なスペースをストールごとに確保するこ とが必要です。 長さ :10~12m × 幅:5m 以上 長さ :18m以上 × 幅:6m 以上 ■ 天井の高さ 対象車種の最大の高さ + 検査用リフトの揚程の高さ で決めます。 完成検査場は、 指定自動車整備工場の 「屋内現車作業場の面積に関する基準」 に該当し、 その表現は 「対象とする車両の検査ができる面積」 と明 記されており、 具体的な寸法などは決められておりません。 このため、 実際に指定自動車整備工場として申請する場合は、 各地区の自動車整備振興会に確認が必要です。 尚、 完成検査場は屋内現車作業場の基準面積のほかとします。 ●ポイント ■ ストールの寸法 【一般的な乗用車・RV・1BOXを対象とした場合】 【一般的な大型車を対象とした場合】 幅4m × 奥行き8m 以上 推 奨 :幅 6.5m × 奥行き 23m 以上 最低限 :幅 5m × 奥行き 13m 以上 ●ポイント 1 間口は左右のドアを開いた状態で、 片側にプラス0.5m、 左右では1mの余裕を とります。 2 奥行は車両の前後に1m、 全長ではプラス2mの余裕をとります。 3 作業ストール前方に部品置き場等を設ける場合は、 さらにプラス1mの奥行が 必要です。 4 ストールの片側が壁の場合は、 ストール幅を0.3m程度 (大型車は1m程度) 広 げると使いやすくなります。 5 整備作業の流れを考慮して設備を機能的に配置します。 6 【一般的な大型車を対象とした場合】 【作業別ストールの位置付】 ① 受入点検・クイックサービスストール → 回転率が高いため入り口付近に配置 ② 点検整備・重整備ストール → 回転率が低いため奥側に配置 7 8 【ストールの広さとレイアウト】 ① 必要なストール数 ② 工場内通路とストールのレイアウト → 敷地形状、 出入り口などを考慮 ③ 洗車場、 部品作業場、 油脂庫との位置関係 ④ 待合室、 駐車場との位置関係 【関連設備機器の検討】 ①リフト→2柱、 4柱、 埋設、 パンタ式など、 作業別に機種を選定 ②エアー、 オイル、 電気、 水→リール、 配管により適切な位置に供給 ③照明設備 → 作業別に必要な照度を確保するため器具の選定、 取付け位置を検討 ④柱位置、 壁材、 床材、 カラーリング等の検討 1 ストールの奥行が不足する場合は、 助走路を通路と兼用することも可能です。 (水平土間の必要があります) 2 検査ライン上に検車装置 (ピット、 リフト) を設置すると効率よく検査が行なえ ます。 3 検査場は通り抜け式とした方が安全で効率的です。 4 灯火器類のチェックのために、 カーブミラーまたはWEBカメラを設置します。 5 吊下げメーターは、 太陽光を考慮して配置します。 7 7.5m 以上 (車高2.2m+リフト高さ1.8m+ルーフボックス他0.5m) FF車用車両固定用 ロックチェーンベース 【軸重10tライン : 例】 助走路 4WD車対応用 移動式フリーローラー 車両の移動量が多いので 移動式排気リールを設置します 検査対象車両の速度検出車輪に合わせて アイドルローラーを設置します 【軸重3.6tライン (4WD車中心): 例】 (車高3.8m+リフト高さ1.5m+ウイングオープン高さ1.2m+余裕分) 助走路 固定式(埋設)の フリーローラー 後軸の検査時は 車両を前に移動 小型トラックも検査対象にする 場合は、ピット幅寸法に注意して ください ●ポイント 1 リフトアップやウイング、 ダンプ荷台を上昇させた時に天井に干渉しない高さが必要です。 2 照明器具、 空調設備、 リールボックス、 オーバースライダー、 シャッターボックスなどに車両が接触しないよう注意が必要です。 【乗用車】 認証基準のスペースを確保することはもちろん、エンジン、トランスミッションの分解組立作業ができる程度の余裕のあるスペースを確保 することが望まれます。 ストールの高さ ※ダンプの場合 ルーフボックス他、余裕分 ■ ストールの寸法 ●ポイント 最小面積(8㎡) の場合 車高 1 リフト高さ 1800m ホイールバランサー タイヤチェンジャーや バランサーも 設置した場合 ※片側が壁の場合 測定対象車両のホイールベースに 合わせて水平な助走路を用意します 3 部品整備作業場 (認証基準該当項目) 【大型車】 ストールの高さ 部品洗浄槽 タイヤチェンジャー 自動部品洗浄機 油圧プレス バイス台など ストールの長さ ジャッキ類 対象とする自動車 部品整備作業場 面積 普通大型 12 ㎡以上 普通中型 12 ㎡以上 普通小型 10 ㎡以上 普通乗用/小型四輪 18 【完成検査場のレイアウト】 ①助走路は検査場の床面と同一レベルで、 かつ水平仕上げが 必要です。また屋外でも可能です。 ②車検整備作業場から入りやすい位置にレイアウトします。 ③お客様から見える位置にレイアウトし、 受入診断に活用できる ものとします。 【軸重3.6tライン (一般): 例】 【一般的な大型車の必要高さ】 4. 5m 以上 18 フルタイム4WD車が多い場合は、 固定式フリーローラーやスーパーマルチテ スターを導入することで効率化が図れます。 前後移動式の ヘッドライトテスター ■ 天井の高さ 【一般的な乗用車の必要高さ】 ストールの大きさ 6 共用の機械工具類もこの場所に保管します。 共用工具の収納ボードなどを設置し、 整理整頓に配慮します。 2 重整備作業ストールと近接したレイアウトとします。 3 オイル汚れを洗浄できるよう、 給・排水を考慮します。 4 タイヤ交換・ホイールバランス作業などの多い工場では、 専用の作業場の設置が望まれます。 5 作業動線を考慮して配置します。 6 取り外したバッテリーの充電作業も想定し、 換気には配慮が必要です。 7 エンジンやミッションの着脱も考慮し、 必要に応じて、 重整備作業ストールとの間にチェ ーンブロック (天井クレーン) を設置します。 8 細かい作業が行われるスペースは、 明るい照明を設置します。 8 ㎡以上 19 4 コンプレッサー室 (公害防止条例、 騒音・振動規正法該当項目) 8 洗車場 (水質汚濁防止法 /下水道法該当項目) エアーツールなどの動力源として十分な容量の機種を選定します。公害防止条例の騒音・振動規制法の対象となっていますので、十分な防 音対策が必要です。 ■ 推奨スペース 幅 :3~5m × 奥行き :3~4m 程度 効率よく洗車できるスペースの確保、レイアウト、機器の選択などに配慮します。 ■ 推奨スペース (門型洗車機) 長さ:10m~ × 幅:5m 以上 ※コンプレッサー本体を搬入/搬出できる開口部とメンテナンスが行なえる十分な スペースを確保します。 門型洗車機単体の設置の場合と、 門型洗車機+下部洗浄装置の設置の場合で設置寸法が変わりますので各機器の寸法確認が必要です。また、 手洗い用の洗浄機やマットクリーナーの設置スペースなども考慮します。 ●ポイント 1 コンプレッサー本体を搬入・搬出できる開口部と、 保守点検を行う際に十分余裕のあるスペースを確保し ます。 2 隣接する住宅や工場内に騒音の影響を与えない場所に設置します。 1 屋外の場合は屋根付とし、 周辺への飛沫防止のため囲いを設けます。 3 必要な設置スペースの確保が困難な場合は、 騒音対策として、 「防音・防振コンプレッサー」 の設置を推奨し ます。 2 車両周辺に十分な作業スペースを確保します。 3 洗車用リフト、 自動下部洗浄機の導入が理想的です。 4 コンプレッサーの発熱に対処するため、 通・排気口を設けるなど換気に配慮します。 4 舗装、 排水溝、 泥溜枡などの対策に配慮します。 5 コンプレッサーでの圧縮空気は水分を含んでいるため、 タンク内には水が溜まり定期的に水抜きをする必 要があります。このため、 コンプレッサー室には、 排水口を設けます。 5 6 万一の機器のトラブルを想定すると、 大きな能力の機種1台を設置するのではなく、 中型 を2台設置する ことをお勧めします。 門型洗車機を設置する場合は、 「特定施設設置届書」 を監督官庁に提 出します。 7 使用量に応じ、 予備タンクを設置します。 ●ポイント No. 品 名 1 コンプレッサー本体 2 補助タンク 洗車排水は各地区の排水基準をクリアすることが必要であり、 必ず油水分離槽を設け ます。 排水基準は、 国で定められている基準値の他に、 都道府県や各市町村で条例として、更 に厳しく規制されているところがありますので、 機器設置の前に必ず確認してください。 7 一般的に、 門型洗車機には、 洗車ブラシや配管内の凍結を防止するために、 「寒冷地仕 様」 の設定がありますので、 該当する地区ではこちらを選定してください。 門型洗車機 【屋外洗車場】 マット洗浄機 6 【屋内洗車場】 温水洗浄機 5 部品庫 温水洗浄機 適正な部品在庫を効率的に収納できるスペースとし、収納方法を工夫します。 ●ポイント 1 部品庫は、 部品の搬入・搬出を考慮して、 間口の広い出入り口が必要で、 サービス工場に隣接して設けます。 また、 事務所側からもパーツの出し入れが出来るように出入り口を設け、 サービス工場とサービス事務所の中間にレイアウトするのが理想です。 2 適正な部品在庫を効率的に収納できるスペースとし、 バンパーなどの長物など収納方法を工夫します。 3 部品庫を立体的に活用できる整理棚・移動ラックなどを設置します。 9 廃棄物置場 (産業廃棄物処理法該当項目) 廃棄物の中には適正に処理しなければならないものもあり、これらを処理するまでの保管場所としても廃棄物置場が必要です。 ●ポイント 6 油脂庫 (消防法該当項目) 1 廃棄物置場は外部から見えにくく、 搬出トラックが出入りしやすい場所に設置します。 危険物の保管庫として適切な保管方法、設備が必要です。消防法に基づいた配慮が必要です。 2 廃棄物が見えないよう、 また、 散乱防止のため廃棄物置場には扉を設けます。 ■ 推奨スペース 3 ダンボールなど雨に濡れないよう、 屋根の設置が望まれます。 4 不燃物・可燃物を区分けし、 収納できるよう内部を区切り、 長物 (バンパー等) 収納のために、 上部に棚やフックを取り付けます。 5 油脂類がこぼれても浸透しないように床面は鉄板張りや、 コンクリートに浸透防止用のコーティングを施したものとし、 さらに流出防止のため前部を少し高くしてお きます。 幅:3~5m × 奥行き:3~4m 程度 ※ スペースは貯蔵する危険物の種類、 数量から決定します。 ●ポイント 1 スペースは、 貯蔵する危険物の種類・数量から決定します。 2 集中給廃油システムを導入する場合は、 ユニットの収納スペースも必要になります。 3 廃油は搬出のしやすさを考慮します。 4 天井高さはドラムポンプの抜き差しに支障ない高さとします。 (約2. 5m以上) 5 出入り口は、 ドラム缶の出し入れが容易にできる広さが必要です。 6 貯蔵庫の貯蔵数量, 火気厳禁などを表示する表示板を設置します。 7 消化設備 (消化器など) を備え付けます。 8 危険物の数量により 「危険物貯蔵所」 「少量危険物取扱所」 としての届出が必要です。 7 機械室/一般倉庫 工場内を整理・整頓するため、余裕のあるスペースを確保します。 集中配管用の ドラムポンプ サービスショップに必要な照明の推奨照度 作業環境の面で必要な照明の照度を確保することが望まれます。 ●ポイント ドラム缶、または、 専用タンク 1 エンジンルームの整備などの場合にも、 一定の照度を確保することが必要です。 2 リフトアップ時にも隣接ストールの作業を妨げないよう配慮します。 3 メイン照明により全体の明るさを確保し、 必要に応じて作業灯を併用します。 4 節電のためにも、 出来るだけ自然採光を多く取り入れる工夫 (窓やトップライト) が必要ですが、 トップライト (天窓) は、 直射日光が直接差し込まないように、 真上や南側を避けて設けます。 5 照明器具は、 節電の観点からもLED灯をオススメします。 【LED照明】 ●ポイント 1 床面積を有効に活用できる収納方法を検討します。 2 床面は工場の床面との段差をなくし、 手押し車 (台車) などの出入りがスムーズに行えるようにします。 3 床洗浄の際に、 水が倉庫内部に入らないよう配慮します。 4 清掃道具の収納場所も考慮します。 リフライ ト 20 20 作業場 照明照度 (参考) 単位:ルクス サービスフロント/待合室 700~1,000 サービス事務所 500~700 会議室/休憩室 500~600 ロッカールーム/手洗い場/トイレ 300~500 整備作業ストール 700~900 工場内通路 300~500 完成検査場 700~900 部品整備作業場 500~700 油脂庫/コンプレッサー室 200~300 工具室/部品庫/機械室 200~300 洗車場 300~500 整備車両駐車場 (屋外) 必要により外灯を設置 スクラップ置場/焼却炉 (屋外) 必要により外灯を設置 クレア 21
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