H26.2

二中通信
めたせこいあ
平成 26 年 2 月 10 日 発行
生徒アンケート
生徒アンケート・
アンケート・保護者アンケート
保護者アンケートの
アンケートの集計結果から
集計結果から
1学期末・2学期末の生徒アンケートの集計結果です。
1学期と2学期を比較すると、11項目中9項目というほとんどの項目が向上しました。特に向上
したのは、「1 授業のやる気」「2 学習の見通し」という授業に関すること、「5 学級や生徒会
の活動、学校行事の充実」「7 学年・学級、生徒会の活動への協力」という諸活動に関すること
でした。学習や生徒会活動、学校行事などにおいて充実した2学期であったことがうかがえます。
1学期と2学期を比較して、割合が低くなった項目、共に割合が低い項目を見ると、「4 自分
の考えの発表」が課題の一つであることが分かります。学校では、授業における言語活動を充実さ
せ、生徒の思考力や表現力を高めるよう努めています。2/7には総合学習のまとめとして、3年
生が1年生にこれまでの体験などから学んだことを伝える機会である「1年生に語る会」を実施し
ました。
もう一つの課題は、「11 規則正しい生活」です。規則正しい生活を送ることが諸活動の充実に
結びつきます。
「早寝・早起き・朝ごはん」が当たり前にできるには、家庭の働きかけが不可欠です。
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2学期末の保護者アンケートの集計結果です。
肯定的な回答の割合が高い項目は、「7 中学生らしい服装」「9 部活動の取組」「10 諸活動にお
ける協力」でした。二中生が時と場に応じた服装で生活する中、充実した諸活動を行っていること
がうかがえます。
肯定的な回答の割合が低い項目を見ると、「6 あいさつ」「8 思いやりのある言動」が課題で
あることが分かります。二中では、日常生活におけるあいさつや思いやりのある言動を向上させる
ために、「小中あいさつ運動」や「いじめ見逃しゼロスクール集会」など、修成会(生徒会)が中心
となって行う取組をこれまで以上に大切にしていきます。つい先日、興野に住む地域の方から電話
をいただきました。「朝7時頃にゴミ出しに行くと、いつもさわやかなあいさつをしてくれる4人
の女子生徒がいます。そのあとには男子生徒も……。」といううれしい内容の電話でした。
もう一つの課題は、「14 家庭との連携」です。生徒が安心して学習や諸活動に打ち込める環境づ
くりには、生徒と教師、保護者・地域と教師との信頼関係が不可欠です。信頼関係を高めるために、
二中では、家庭連絡を密にするなど、信頼関係の向上に努めます。保護者の皆様におかれましては、
学校公開日や各種PTAなどの機会に積極的に参加していただきますようお願いします。
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二中の
二中の部活動を
部活動を充実させ
充実させ、
させ、生徒が
生徒が達成感を
達成感を味わうために
~ 来年度以降の
来年度以降 の 部活動の
部活動 の 一部変更について
一部変更 について~
について ~
第二中学校では、来年度以降、生徒減や学級減になっていくという状況が見込まれています。そ
んな中、各部活動に所属する人数減が生じ、現在の部活動を全て継続していくことが難しくなるこ
とも予想されます。そこで、第二中学校の部活動を充実させ、子どもたちが達成感を味わうために、
来年度以降の部活動の一部変更を下記のように行います。ご理解とご協力をお願いいたします。
1
2
これまでの経過
・現1年生と2年生の各部活動の所属人数、小学校5年生と6年生の希望状況、三条市内の中学
校の部活動設置状況などを原案作成の資料にしました。
・PTA三役会や常任委員会で保護者の意見を聞いたり、小中連絡会で小学校の意見を聞いたり
する機会をもちました。
・「平成26年度から平成28年度までの年次計画で、個人で大会に参加できる部活動を中心に変更
すること」を変更の基本方針にしました。
変更する部活動
○剣
○水
道
泳
平成26年度1年生から募集しない。平成27年度3年生の大会終了まで活動する。
平成26年度全学年から募集しないが、これまで同様、校外で活動を行い、希望
する場合は中体連の大会に参加することができる。この場合の大会参加費や交
通費などは学校(嵐峰会)から支出する。
○文化・園芸 平成25年度1年生から「園芸」を募集していない。平成26年度1年生も同様に
「文化」のみを募集する。
○男子テニス 平成27年度1年生から募集しない。平成28年度3年生の大会終了まで活動する。
・これまで同様、1年生の1年間は全員加入を原則とする。ただし、水泳などの社会体育に継
続して取り組んでいる生徒は、これを部活動加入にかえることができる。
・剣道やテニス(男子)を社会体育として継続して行っている生徒が、中体連の大会参加を希望
する場合、個別に相談する。(大会参加費などは水泳と同様)
各種検定に
各種検定 に チャレンジ
漢字検定
【2 級】 3年小柳純菜/2年小林加奈
【準2級】 3年相田昂熙/与斉伊緒菜/2年川瀬菜々香/目黒美葵子/笠原七星
【3 級】 3年阿部有矢/五十嵐太一/佐藤真菜/星野美由/青木優也/富樫早稀/松原郁澄
庭山永
2年坂井朋実/桾澤広夢/久保山夕菜/生田遼/生田有希/塩田愛彩/吉田樹
【4 級】 3年蒔田敏己/2年栗山侑己/鈴木真生/関友香/伊藤健汰/湯沢胡桃/浅見和
篠田果鈴/中沢美月
【5 級】 1年大竹幸歩/大竹真奈美/小野里美月
【6 級】 ドリーム皆川裕宣
数学検定
【準2級】
【3 級】
【4 級】
【5 級】
3年辻本裕貴
3年大橋輝明/片山舜吏/庭山永/川崎雄記
2年桾澤広夢/嶋田彩花
2年佐野慎悟/1年遠藤有理/外山晴恵
英語検定
【準2級】 3年辻本裕貴/高橋薫/2年鈴木真生
【3 級】 3年片山舜吏/山口琴子/川崎雄記/坂井萌香/宮川永真/小林花菜子/西嶋佳太
吉田壮汰/鈴木大河/渡辺亮太郎/田巻佳祐/大橋輝明/藤石華生子
2年加野遥人/藤田海斗/川瀬菜々香
【4 級】 2年佐野慎悟/丸山夏未/小林拓斗/捧奈央/竹田琴/捧修斗
1年荒井菜々子/遠藤有理
【5 級】 2年井上優奈/和田茜/外山琳子/1年小野里杏花/加藤梨央/渡辺健太/山﨑春奈
山本恭平/中村真/遠藤奈々/小野里美月
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全校朝会1/22講話
将来の夢や希望を育む
(全ての写真を掲載していません。)
~スペースシャトルの打ち上げを視察して~
教頭
阿部
浩
「1981年~2011年、135回の打ち上げ。」これが何のことか分かりますか? スペースシャトルの打
ち上げの回数です。この135回のうち2回の事故があり、尊い命が失われました。1986年に「チャレ
ンジャー号」が打ち上げ後に空中爆発しました。2003年に「コロンビア号」が着陸前に空中分解しま
した。2回の不幸な事故があったという歴史の中、これまでに8人の日本人宇宙飛行士が宇宙に飛び
立っています。そのうちの一人の若田さんは今、地上約400㎞にある国際宇宙ステーションにいます。
なぜこのような話を始めたのかというと、以前にアメリカのケネディー宇宙センターに行き、スペ
ースシャトル「エンデバー号」の打ち上げに立ち会ったことがあるからです。費用や安全の問題から
スペースシャトルが打ち上げられることはなくなったのですが、今日はスペースシャトルの話をしま
す。スペースシャトルの打ち上げが行われるケネディー宇宙センターは、アメリカのフロリダ州にあ
ります。日本から直行便の飛行機はないので、行きはニューヨーク経由でオーランド空港へ、帰りは
ヒューストン経由でした。乗り継ぎの飛行機の待ち時間もあり、家を出てから宿泊先のホテルまで25
時間もかかり、ずいぶん遠く感じました。オーランドは、ディズニー・ワールド、ユニバーサル・オ
ーランド、シーワールド・オーランドなどがあり、
「テーマパーク王国」と呼ばれているところです。
最初に現JAXA(宇宙航空研究開発機構)の日本人宇宙飛行士になったのは、毛利衛
さん、向井千秋さん、土井隆雄さんの3人です。今回は、土井隆雄さんの2回目の宇
宙飛行でした。そのころのフライトプランを見ると、土井宇宙飛行士の「エンデバー
号」を含み、3回のフライトで宇宙ステーションに日本実験棟「きぼう」を取り付け
たことが分かります。
これがケネディー宇宙センターです。スペースシャトルの打ち上げや着陸などが行
われるための様々な施設(飛行中は、ヒューストンのジョンソン宇宙セン
ターが管制)があります。スペースシャトルは、飛行機に似た翼のある「オ
ービタ」、「外部燃料タンク」、2基の「固体ロケットブースタ」から構成
されています。固体ロケットブースタは、2分間燃焼し、切り離され、後
に洋上で回収されます。外部燃料タンクは、約9分後に切り離され、その
まま洋上に落下します。その後、オービタは軌道制御用エンジンを噴射し
て、40分後に地球周回軌道に入ります。
これらの3つを組み立てるのが写真の施設です。組み立てられた後、発
射台まで移動し、打ち上げになります。
ケネディー宇宙センターに隣接した施設の中に、様々な宇宙開発展示物
があります。その中にサターンロケットが展示されています。とにかく大
きいので、まずびっくりします。また、アポロの月着陸船や司令船、月の
石などの展示もあります。さらに、建物の外にオービタの展示があり、内
部に入ることもできます。ここでは、思ったより中は狭いと実感します。
ここから打ち上げの話をします。打ち上げ視察場所は、発射台から約5㎞離れた桟敷席です。以前
に打ち上げを見ている人の姿がテレビや新聞で報道されることがありましたが、打ち上げ視察のゲス
トと呼ばれる一般の人が入れるのは、この場所までなのだそうです。
わたしが立ち会った「エンデバー号」の打ち上げ時刻は、3月11日の夜中、午前2時過ぎでした。
「……543210」とカウントダウンが行われ、打ち上げの瞬間は、まず周囲が昼間のように明る
くなりました。次に轟音とともに火柱が上がっていくように見えて、あの中でスペースシャトルが打
ち上げられ上昇しているとは、信じがたいものでした。
その後、「エンデバー号」は宇宙ステーションとドッキングし、日本実験
棟「きぼう」の船内保管室を取り付ける船外活動などを行い、無事地球に帰
還しました。スペースシャトルも宇宙ステーションも、人類が英知を結集し、
夢や希望を実現してきたものです。打ち上げを見ながら、人類の宇宙開発の
進展に感動しました。やっと「将来の夢や希望を育む」という題名に沿った
内容になってきました。
土井隆雄さんは、中学生のころから星に興味を持ち始め、星の写真をとる
ようになったそうです。高校生のときに地球と火星の大接近を望遠鏡で夢中
になって観察したそうです。このことをきっかけに、宇宙のことを専門に勉
強しようと決心し、宇宙飛行士になることを目指すようになったということ
です。将来の夢や希望を育むきっかけは、毎日の生活の中にあります。生活
の中で直接体験する中で感動を味わうことが、あなたの将来の夢や希望に必
ず結び付くはずです。
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