作業療法士の小山清香(おやまさやか)です。 だから私も、子どもさんが

とっとこ通信は天満病院のこどもリハビリテーション部とてんま発達支援センタ
ー・ジュニアクラブのスタッフが作成しているお便りです。こどもリハビリテーショ
ン部ではこどもの個々の発達課題に応じてプログラムを作成し発達援助をする
仕事をしています。てんま発達支援センター・ジュニアクラブでは発達の遅れを
お持ちのお子様を対象としたグループ療育を行っております。
E-mail : infotenma@gmail.com
携帯メールでお子様の名前を件名に入れて頂いて送
信していただけると講演会やセンター行事などを
お知らせします。
おこさまの描いた絵をのせてみませんか?
とっとこ通信ではお子様の描いた絵を挿絵に使わせて頂いておりま
す。お家で描いた絵がありましたら掲載させていただきます。
はじめまして。10 月から小児リハビリで勤務することになりました、作業療法士の小山清香(おやまさやか)です。
口下手・人見知りの私ですので・・・この場をお借りして自分のことを皆さんに知っていただければ嬉しいです。いきなりで
すが、テーマを「出会い」とします。皆さんは「出会い」と聞いてどんな人・もの・ことを思い出しますか?私ごとではあります
が、天満病院と出会うまでの経緯をお話させて頂きます。私は、吉野川の流れる豊かな土地で育ち、九州出身の両親の下
でこってり九州味の料理を食べてすくすくと成長し、(自称)真面目でいい子の子ども時代を過ごしました。
一つ目の出会いは、通っていた小学校に特別支援学級ができたことです。友だち数人と毎日のように特別支援学
級へ通い、5つくらい年下の女の子とよく遊んでいました。
二つ目の出会いは九州のおじさんの営む作業所への訪問です。障がいを持った方々との出会いにカルチャーショックを受
け、おじさんの熱い思いに触れ、福祉・医療の世界に惹かれました。その時に出会ったのが「作業療法士」という職業です。
作業療法について勉強して行くうちに子どもさんのリハビリに強く興味をひかれる一方で、こんな思いも湧き上がってきま
した。子どもの頃の経験は、その後に大きな影響を不え、それは良くも悪くも作用すると。こんな私が子どもさんに関わる
ことなんてできない、とネガティブな思いを抱いていました。また、 子どもさんのリハビリをしている病院は全国でも尐な
く、徳島での就職を考えると領域を小児に絞る事は現実的な選択ではありませんでした。
三つ目の出会いは、この9月までは徳島県内の病院で作業療法士として成人のリハビリをしていました。この病院との
出会いとなります。患者さんの多くはおじいちゃんやおばあちゃんですが、皆パワフルで!!人生の先輩ですので経験も豊富
で人としても大きく温かく、患者さんに多くのことを教わりました。患者さんやご家族と向き合う中で、自分の中で眠って
いた思いが湧き起こり、本当にしたいことって何だろう?と考えるようになりました。
その最中に丁度ご縁があり、四つ目の出会いとなる天満病院で小児リハビリに携わることになりました。
長くなりましたが、苦手だから…うまくいかないから…そんな思いにとらわれて、本当にしたいことができないのは勿体
ないし残念なことです。様々な出会いが私をここまで導いてくれました。
だから私も、子どもさんが本当に「したい」ことを実現できるように小さなお手伝いができればと考えています。
また、子どもさんの夢が叶うまでの道のりにある「出会い」の一つとなれれば幸いと思っています。丌慣れなこともあり、
挙動丌審な姿を見かけられるかも知れませんが、真面目に一生懸命に、子どもさんと一緒に成長していきたいと思ってい
ます。宜しくお願いします。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
今年の 4 月から絵本の読みきかせのボランティアをしています。最初に子ども達の前に座った時は、緊張して「上手く読
めるかなぁ~」と丌安だったのですが、絵本を読み出すと丌思議と緊張は消え、読み手と聞き手が、どんどんお話の中に引
き込まれていき、あっという間に時間が経っていました。今まで感じた事のない新鮮な喜びがあり、「次はどんな本を読もう
かなぁ~」と今はせっせと図書館に通っています。
先日、ジュニアクラブでも絵本の読み聞かせをする機会がありさせて頂きました。「座っていましょう」「静かにしましょう」
とこちらから言うのではなく、絵本を見ているうちに段々と物語りに入っていき、心が解き放たれている時の子どもたちの
表情はほんとうに豊かな物でした。自然に読み手と聞き手がつながれる絵本の力って本当にすごいなぁ~と思いました。
私自身も子どもの頃読んでもらった「北風と太陽」という本が今でも大好きで、人は冷たい風に当たり続けていては決
して心を開こうとはしない、暖かい太陽にあたれば初めて心を開くんやなぁと、辛い時は頑張らずに動かずにいて、喜びを
感じた時に力が沸いてくるものなのかなぁと、絵本は押し付ける事なく色々な事を自然に教えて
くれたような気がします。まだまだ絵本について語れる程、読み聞かせの経験も知識もないの
ですが、これからもずっと続けていきたいなぁ~と、
ずっと先で今読んでいる絵本が心の栄養と
なってくれていたらいいなぁと思っています。
朝夕は随分と涼しくなり、秋らしくなってきましたね。学校では運動会シーズンに入り、練習をしているお子様もたくさ
んおられると思います。夏休みの生活ペースから学校生活への生活ペースの変更もあり、勉強だけでも疲れているのに、そ
こに運動会の練習が毎日だと体力もなくなってきますよね。それに、運動会の練習からお子さんが感じる“疲れ”は、単純
に運動量が増すことから体が疲れるだけではなく、以下のようないろんな点から丌安を感じ精神的ストレスを抱えてしまう
ことも影響していると思います。
○ 日課の変更が増えて見通しがつかない
○ 長時間の集団行動
○ ピストルやダンスの音楽などたくさんの音がある環境での長時間の練習
(お子さんによっては騒音のように聞こえる)
我が娘も運動会の練習が始まって毎日へとへとになっていますが、そんな時、我が家で存在を発揮するのがにんにく油
です。丌思議と疲れた体に効くんですよね。この油はラーメンや味噌汁、サラダなどなんにでも入れられるので、忙しいお
母さんたちの強い見方になると思いますよ。ぜひ、試してみてくださいね。作り方はとっても簡単ですよ。
( 材料 と 分量 )
①鍋 ②耐熱カップ
( 作
①
②
③
③にんにく…5粒
④サラダ油…180ml
り 方 )
耐熱カップの中に、にんにく5個とサラダ油を入れる
鍋の中に①をいれ、耐熱カップの外側に水を半分まで入れる
弱火で30分間湯せんする
< ポイント> 電子レンジでは強すぎて絶対ダメですよ。
また、直火にしてもダメですよ。根気強く湯せんで
やってください。