文学者と憲法 - 日本ペンクラブ

「憲法を考える日本ペンクラブの集い」
-文学者と憲法-
日 時: 10 月 10 日(木)
開場 午後 6 時 開演 午後 6 時 30 分 ( 終演 8 時 45 分 )
( 事前申込不要。定員 250 名。満員の場合、入場をお断りする場合があります。
)
会 場: 日本プレスセンタービル 10F
参加費 : 1000 円
〔プログラム〕
第1部
基調講演「憲法をめぐって 日本ペンクラブ浅田次郎会長に聞く」
聞き手 日本ペンクラブ言論表現委員長 山田健太
第2部 「憲法とともに戦後を歩んで」
コーディネーター 日本ペンクラブ専務理事 吉岡 忍
日本ペンクラブ前会長 阿刀田高
作家 加賀乙彦
作家 保阪正康 日本ペンクラブ副会長 下重暁子
〔会場ご案内〕
日本プレスセンタービル 東京都千代田区内幸町2-2-1
TEL (03)3580-1581
FAX (03)3580-1585
☆「霞ヶ関」駅イイノビル出口からお越しの方
千代田線・日比谷線 C3 出口 徒歩 2 分
☆「霞ヶ関」駅日比谷公園口からお越しの方 丸ノ内線 B2 出口 徒歩 5 分
☆「虎ノ門」駅新橋方面出口からお越しの方 銀座線 9、10 番出口 徒歩 7 分
☆「内幸町」駅日比谷公園口からお越しの方 三田線 A6 A7 徒歩 2 分
☆「新橋」駅日比谷口からお越しの方 JR 徒歩 10 分
主催:一般社団法人日本ペンクラブ 〒 103-0026 東京都中央区日本橋兜町 20-3
http://www.japanpen.or.jp e-mail: info@japanpen.or.jp
「憲法を考える日本ペンクラブの集い」
-文学者と憲法-
最近、日本国憲法をめぐり、様々な動き、議論があります。日本ペンクラブは作家の集団として、先入観をもたず、憲
法をめぐる様々な立場から見解を持ち寄ることにより、国民を主体とした憲法議論が豊かなものになると考えます。
「憲法を考える日本ペンクラブの集い -憲法と作家」はそのスタートとして、日本ペンクラブに所属する作家が自由な
議論を行います。また、「憲法をめぐって」と題して、浅田次郎会長に聞く場となります。
日本ペンクラブは、作家の立場から、この問題に継続的に取り組んでいきます。憲法論議は国民一人一人にかかわる最
も重要なものと考えます。おひとりひとりがご自分のものとして、議論の輪をひろげていただければ幸いです。
〔出演者紹介:五十音順〕
ぽ っ ぽ や
浅田次郎(あさだ・じろう)
1951 年、東京都生まれ。「地下鉄に乗って」で第 16 回吉川英治文学新人賞、
『鉄道員」
で第 117 回直木賞、
「壬生義士伝」で第 13 回柴田錬三郎賞、「お腹召しませ」で第 1 回中央公論文芸賞・第 10 回司
馬遼太郎賞を、
「中原の虹」で第 42 回吉川英治文学賞、「終わらざる夏」で毎日出版文化賞を受賞。多彩な作風で多
くの読者を魅了しつづけている。近著は「一路」。日本ペンクラブ会長。
撮影 / 中山剛明
阿刀田高(あとうだ・たかし)1935 年東京生まれ。 早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業。国立国会図書館司
書を経て、昭和 53 年『冷蔵庫より愛をこめて』でデビュー。 昭和 54 年『来訪者』で第 32 回日本推理作家協会賞、
同年短編集『ナポレオン狂』で第 81 回直木賞受賞。平成 7 年『新トロイア物語』で第 29 回吉川英治文学賞受賞。
その他、
『旧約聖書を知っていますか』など著書多数。 平成 15 年紫綬褒章、平成 21 年旭日中綬章受章。 平成 19 年
から平成 23 年まで日本ペンクラブ会長。 平成 24 年 4 月より山梨県立図書館館長。
加賀乙彦(かが・おとひこ)
1929 年東京都生まれ。作家、精神科医、軽井沢高原文庫館長。東京大学医学部卒。64
年日本精神神経学会賞「森村賞」受賞。67 年『フランドルの冬』を刊行し作家デビュー。翌年同書で芸術選奨文部
大臣新人賞を受賞。73 年『帰らざる夏』で谷崎潤一郎賞、79 年『宣告』で日本文学大賞、86 年「湿原」で大佛次郎賞、
98 年『永遠の都』で芸術選奨文部大臣賞・井原西鶴賞、2012 年『雲の都』で毎日出版文化賞企画特別賞を受賞。そ
の他著書多数。
下重暁子(しもじゅう・あきこ)
1936 年栃木県宇都宮市生まれ。作家。59 年早稲田大学教育学部国語国文科卒。
同年NHKに入局。アナウンサーとして活躍後フリーとなり、民放キャスターを経た後、文筆活動に入る。ジャンル
はエッセイ、評論、ノンフィクション、小説と多岐にわたる。財団法人JKA(旧:日本自転車振興会)会長等を歴
任。著書に『この一句 108 人の俳人たち』
『ブレーキのない自転車―私のまっすぐ人生論―』
『持たない暮らし』
『不
良老年のすすめ』ほか多数。最新刊に『老いの戒め』がある。日本旅行作家協会会長、日本ペンクラブ副会長。
保阪正康(ほさか・まさやす)
1939 年北海道生まれ。同志社大学文学部卒業後、出版社勤務を経て著述活動に入る。
主に昭和史のドキュメント、評伝、エッセイ、評論などの作品を発表。現在、個人誌『昭和史講座』を発行している。
2004 年に一連の作品に対して菊池寛賞が与えられる。主要著書に『東條英機と天皇の時代』『秩父宮』
『敗戦前後の
日本人』
『さまざまなる戦後』
『田中角栄と昭和』『昭和史の大河を往く(全 13 巻)』『昭和陸軍の研究』ほか多数。
山田健太(やまだ・けんた)
専修大学人文・ジャーナリズム学科教授。1959 年、京都市生まれ、専門は言論法、ジャー
ナリズム論。近著に、
『3.11 とメディア』『言論の自由―拡大するメディアと縮むジャーナリズム』『ジャーナリズム
の行方』
『法とジャーナリズム 第 2 版』
『政治のしくみと議員の仕事』
(共編著)
『3.11 の記録―東日本大震災資料総覧』
など。毎日新聞、琉球新報で連載中。日本ペンクラブ理事・言論表現委員会委員長。
吉岡忍(よしおか・しのぶ)
1948 年、長野県生まれ。早大政経学部在学中にベトナム反戦運動に参加し、脱走米兵
をスウェーデンに送る活動などを行う。その後、世界各地を旅行し、詩の翻訳やエッセイ、ノンフィクションを書き
始める。以後、国内外で、教育、先端技術、事件、テロ、戦争などの取材をかさね、日航機墜落事故を描いた『墜落
の夏』で第9回講談社ノンフィクション賞受賞。著書に『M/世界の、憂鬱な先端』( 文藝春秋 )、『奇跡を起こした
村のはなし』
、
『ある漂流者のはなし』
、小説『月のナイフ』などがある。日本ペンクラブ専務理事。