vol.485(7月) - 一般社団法人情報通信設備協会 関東地方本部

通信分野では、2000年以降、ブロードバンドとモ
バイルの2つを主軸に飛躍的にサービス性が向上しま
した。ADSLと3G携帯電話の急速な普及とFTTHの萌
芽は、その高速性を活かして画像や大容量データの
やりとりを容易にすることから、ビジネスの様々な
シーンで活用されています。
そして今年からあらたな動きが本格化します。そ
れがFMC(Fixed-Mobile Convergence)と呼ばれる
「固定通信とモバイル通信の融合」です。固定通信の
長所である「低価格性」とモバイル通信の長所であ
る「利便性」を融合し、携帯電話を屋内では内線端
末として利用する、いわゆる「一台二役」とするこ
とで、2つの長所の相乗効果を狙うものです。これに
より、ビジネス環境において効率性と生産性をより
向上させることができるものと思われます。
弊社は本年を“FMC元年”と位置づけ、その利便
性をお客様にご理解いただけるよう努めながら活用
につなげていく所存です。また同時に、基本料・通
話料を一体で提供するメタルプラス・光ダイレクト
など、低価格な直収型電話サービスを組み合わせる
ことで、企業のさらなるコスト軽減に貢献したいと
考えております。
弊社の提供するFMCサービスは、大企業だけでな
く中小規模のオフィスでも簡易に導入できるものを
目指します。全企業のうち中小企業の占める割合は
99%以上にもなります。この大きな市場に受け入れ
られる質の高いサービスを提供することが、法人市
お
客
様
密
着
を
ベ
ー
ス
に
F
M
C
の
普
及
促
進
を
場全体でのFMCソリューション利活用の促進につな
がるものと考えているからです。また、FMCで実現
する「融合・統合」は、必然的にワンストップ型サ
ービスへとつながりますので、通信サービスだけでな
く、機器調達や工事・保守をも一貫して提供すること
が、お客様視点に立ったサービスとして重要です。
そのためにも、弊社は地域密着型を基本に、お客
様企業の態様や規模に応じたサービスやソリューシ
ョンをお客様の視点で考え、万全なアフターケアで
臨む、「真のトータルサービス」を提供すべく、努力
してまいる所存です。是非とも皆様のご協力を賜り
ながらFMCサービスの普及を推し進めていきたいと
考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。
株式会社KDDIネットワーク&
ソリューションズ
代表取締役社長
田
埼田 裕一
2006 Vol.485. 新風
01
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31 月
大
安
文月
ふみづき
July
ディジタル・シティ・コンベション台北(6/28∼7/1)
友
引
総務省デジテル・ディバイド対策シンポジウム(13:30∼)
仏
滅
第1回定例講演会(13:30∼)
大
安
友
引
常任理事会(13:00∼)、地方理事会(14:00∼)
仏
滅
本部教育委員会(13:30∼)
大
安
友
引
海の日
仏
滅
大
安
Eビジネス分科会(13:30∼)
山梨県情報ハイウェイ利活用推進セミナー(13:30∼)、本部ITCA事業推進部会(13:30∼)
友
引
仏
滅
友
引
本部NGN調査委員会(13:30∼)
仏
滅
大
安
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仏
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大
安
友
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安
本部ITCA事業推進部会(13:30∼)
友
引
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滅
大
安
友
引
仏
滅
大
安
友
引
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滅
大
安
友
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2006
9
Sep
平成18年度 スローガン
02
新風 Vol.485. 2006
はづき
友
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MEMO
世界をひとつにIT技術 世界をつなぐ 心をつなぐ
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2006 Vol.485. 新風
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業界ニュース
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NEWSFILE--Ⅰ
NTTコム、携帯向け動画配信の事業者に低額でインフラの提供サービス
インターネット経由で提供するASP型とし、料金も初期費用10万5千円、月額料金10万5千円からと従来より低額。
KDDI、8月からイントラネット接続通信料を月9240円の定額制
ノートパソコンなどからあらかじめ指定したイントラネットに接続した際の、パケット通信料が定額になる。
11月携帯番号継続制度で事業者変更希望の利用者は15%、総務省調査
契約を変えない理由の65%が「現在のサービスに満足」。通話以外にメールやカメラが使えれば十分としている。
ぷららネットワークス、映像配信サービスの強化で加入者増強に力
映像配信サービスの強化に際して人材を営業部門に集中配置、今年度末までに現状比4倍強の15万件以上の獲得を目指す。
孫正義ソフトバンク社長が回線会社構想を説明「分割はNTTの光だけ」
自民合同会議で持論を説明。回線会社に移行させる既存の光ファイバーは電力会社のものを含まないことを明言した。
NTT東西、映像・音声向上のIPテレビ電話端末を21日から発売
ブロードバンド通信を利用する企業のテレビ会議などでの使用を想定した「フレッツフォン VP1500」。
ドリームテクノの支援撤回により平成電電が民事再生を断念
東京地方裁判所が民事再生手続き廃止決定と保全管理命令を行う見通しで、同社は破産手続きに移行することになる。
富士通、「3G」と「無線LAN」同時利用の高性能ルーターを発売
配線を敷かずに短期間でIPネットワーク環境を整えられる「GeoStream(ジオストリーム)Si-R240」。
AT&Tグローバル、海外でのネット接続のアクセスポイントを大幅拡充
中国の主要69都市に設置したダイヤルアップAPや55カ国2万9千カ所の無線LANAPなどを面倒な設定なしに利用可能。
日刊工業
4月 13日
11月携帯番号継続制度で事業者変更希望の利用者は15%、総務省調査
日経産業
日経産業
日刊工業
日刊工業
日経産業
携帯電話の契約事業者を変更しても同じ番号を続けて使
ブロードバンド
(高速大容量)通信については、
ADSL(非対
える11月の「番号継続制度」で、
事業者を変える意思を持つ
称デジタル加入者線)
などから光ファイバー通信回線サービス
利用者は2割に満たない15%―。総務省が12日発表した調
への変更希望者が32%。最大毎秒100メガ
(メガは100万)
ビ
査で明らかになった。契約を変えない理由の65%が「現在の
ットが中心の通信速度が魅力とし、
円滑なオンラインショッピング
サービスに満足」。通話以外にメールや時計、
カメラが使えれ
や映像配信サービスに期待している。
ば十分とする利用者が目立つ。
加入したい光回線サービス事業者はNTT東西地域会社
変更を希望する人の理由は料金、
端末機能やデザイン、
サ
が47%、
ソフトバンクが16%、
来年1月に事業統合するKDDIと
ービスの順となっている。
「変更しない」割合は30%。ただ「
(変
東京電力はそれぞれ8%、
6%だった。調査は昨年7∼12月に
更するか)分からない」が55%にのぼり、
携帯事業者による掘
かけ郵送やインターネットで実施した。
り起こしの余地も大きいと言えそうだ。
日刊工業
日経産業
加入したい光回線サービス事業者(総務省調べ)
ケイ・オプ
ティコム 3.7
コンテンツ流通促進を図るため、著作権処理を有線放送並みに簡易化することなどを求める「役務利用放送協議会」。
台湾のアントンテクノロジー、日本で低価格スイッチ9機種を投入
企業内でIPネットワークを構築する際に使うスイッチで販売価格は1台5万9千円∼171万程度、3割程度安く設定。
KDDI、映像をIP方式により高画質・低遅延で送る圧縮伝送技術を開発
毎秒50メガビットの回線で処理遅延を0.05∼0.1秒以内に抑え、違和感のないテレビ中継が可能なレベルを実現。
NTTドコモ、アジア6社と国際ローミングサービスで提携を拡大
これまでは通話、メール向けだけだったが、提携先の国・地域でも日本同様の使い方ができる。アジア地域で充実予定。
05年度国内携帯電話端末の出荷台数は前年度比5.2%増の4625万台
端末の多様化を背景に2年ぶりに増加。各社のシェアはシャープが前年度の3位から首位に躍り出た。MM総研まとめ。
NTTPCコミュニケーションズ、3年後をメドに通信機器代理店を10倍増
約100社に増やし、地域に密着した営業体制を強化することで機器販売やシステム導入支援の部門売上高を増やす。
NTT東がネットでの「Bフレッツ」加入申し込みで工事日も予約可能に
従来、ネットで申し込んだ後に工事日はNTT側と電話のやり取りで決める必要があった。開通までの時間を短縮できる。
KDDI、通信システムの切り替えをスムーズにする技術を開発
携帯電話の通信規格「EV-DO」と次世代の高速無線通信技術「WiMAX」の間を移動した際、スムーズな切り替えが可能。
ボーダフォン日本法人、社長に孫正義ソフトバンク社長を選任
孫社長は竹中平蔵総務相を訪ね携帯電話事業者として挨拶、ソフトバンクが取得した携帯電話免許の返上を申し出た。
NTT東日本の光通信回線サービス「Bフレッツ」契約数が200万件突破
ADSLサービスと合わせた同社のブロードバンドサービス契約数は500万件に達した。光回線の契約数では首位。
NTT東日本、広域イーサネットサービスに新料金プランを導入
名称を「ビジネスイーサ」に変更、7月1日に実施。同一エリア内に多数の拠点を持つユーザーは安価に利用できる。
新風 Vol.485. 2006
その他
13.4
現在のISPが利用
できるところ 2.4
日刊工業
46.5%
5.6
7.9
16.2
東京電力
日刊工業
日経産業
日刊工業
日経産業
日刊工業
日経産業
日経産業
日経産業
日経産業
日経産業
0
20
40
60
80
100(%)
全体
40代
NTT東日本・西日本
ソフトバンクBB
4月 19日
番号継続制度での携帯事業者変更意向(総務省調べ)
50代以上
USEN 4.4
KDDI
NTT東西やKDDIなど、IPマルチキャスト放送の協議会を設立
日経産業
30代
20代
変更したい
変更したいと思わない
NTT東西やKDDIなど、IPマルチキャスト放送の協議会を設立
分からない
日刊工業
NTT東西地域会社、
KDDIなどインターネット・プロトコル
(IP)
協議会には3社のほかソフトバンク、
ぷららネットワークス、
アイ
マルチキャスト放送を展開する事業者による「役務利用放送
キャスト、
オン・デマンド・ティービー、
オンラインティーヴィ、
クラビッ
協議会」が19日に設立されることになった。
コンテンツ流通促
トが参加する。協議会は19日に竹中平蔵総務相に、
著作権法
進を図るため、
著作権処理を有線放送局並みに簡易化する
の改正などを求める要望書を提出する。
ことなどを求めていく。
4月 27日
NTT東がネットでの「Bフレッツ」加入申し込みで工事日も予約可能に
日経産業
NTT東日本は光ファイバー通信回線サービス「Bフレッツ」
光回線は申し込みから開通まで平均で約1カ月かかる。来
への加入をインターネットで受け付ける際、
工事日を予約でき
年3月までの1年間で150万件の契約増加を目指すNTT東日
るシステムを導入した。従来、
ネットで申し込んだ後に工事日
本にとり、
電話のやり取りに時間を浪費する工事日決定を速め
だけはNTT側と電話をやり取りして決める必要があった。同
るのが重要課題となっている。
社は「開通までの時間を数日は短縮できる」
としている。
家電量販店などでも工事日予約のシステム導入が一部始ま
対象となるサービスは、
戸建て向けの「ハイパーファミリータ
っているが、
ネットからも可能とすることで同社は「ADSL(非対
イプ」
と集合住宅向けの「マンションタイプ」。1カ月先まで光回
称デジタル加入者線)
など既存のネット利用者から申し込みが
線の引き込み工事が可能な日程を掲載しており、
選んだ工事
増える」
と期待している。
日は原則的に希望通りになるという。
日刊工業
2006 Vol.485. 新風
05
2006
2006
5.10∼6.9
業界ニュース
5
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06
10日
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26日
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6日
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8日
8日
8日
9日
NEWSFILE--Ⅱ
IIJは企業向け回線のインターネットVPN事業を強化する
基幹回線がシステム障害を起こした際に通信を維持する補助用のバックアップ回線とセットで提供。
アッカ・ネットワークス、NTTコムにIP-VPN向け光回線を提供
新たに提供するのは、通信速度が毎秒1メガビットと10メガビットの2タイプ。ユーザーにニーズに応じて選択できる。
アッカ・ネットワークスとフュージョン、高速無線の電話利用で実験
「WiMAX(ワイマックス)」を使ってIP電話を利用した場合の遅延の具合や、移動時の接続性能などを検証する。
総務相私的懇談会のNTT改革案について、自民小委が異論
松原聡座長はアクセスの構造分離、組織分離、資本分離など4つの方向で検討している改革案を説明、それに対し異論。
06年3月期、総合通信大手3社は「固定音声」で明暗分ける
KDDIとソフトバンクが増収営業増益を確保、NTTは固定音声通信量の減少に歯止めかからず減収減益となった。
NECがMSのサーバと連携したビジネス用途向け電話機能を実現
電話の発着信などの機能をマイクロソフトのオフィス環境で使えるミドルウエア「ユニバージュOW1000」を開発、発売。
ADSLサービス卸売りのイー・アクセス、低速メニューを6月中に追加
下りの通信速度が最大毎秒5メガビット、上り1メガの低速メニュー。ダイヤルアップ接続は発生しない。
ボーダフォン日本法人の社名を「ソフトバンクモバイル」に変更
携帯電話事業のブランド名も「ソフトバンク」の名称を採用。今秋までにはブランドを刷新する。
日本総研、スカイプ利用のコールセンターを構築する基盤ソフト発売
スカイプ経由の通話を集中管理する基盤ソフト「レッドフォース」。顧客からの問い合わせをスカイプ経由で受け付ける。
KDDIと米グーグル、携帯電話の検索サービスで提携を発表
7月からauのネットサービス「EZweb」にグーグルの検索エンジンを採用。グーグルはモバイル分野での事業拡大を図る。
KDDI、携帯電話を使ったシステム事業で日立・沖電気との提携を発表
KDDIの無線LAN機能付きの携帯電話を使う、内線・外線を統合した企業向けの電話システムなどを手掛ける。
NTTドコモが携帯クレジットサービス「DCMX」の入会受け付け開始
年会費は無料で「ビザ」「マスターカード」ブランドのクレジットカードを発行。DCMXなどに関するセミナーも開催。
ウィルコム、次世代PHSの実験実証に必要な予備免許を取得
8月に無線局免許を取得した上で実証試験を始める。最大毎秒20メガビットの高速通信が可能な次世代PHSの実用化を検討中。
NECが携帯“公私”兼用ソフトの機能強化、社内IP電話と連携
携帯電話料金を個人用と業務用に振り分けて集計できるソフト「UNIVERGEケータイポータル」。IP電話システムと連携も。
NTTコム、次世代ネットワークの中核技術「GMPLS」の実用化にめど
光信号による高速伝送技術で、現行の技術で数十日以上要する遠距離観の経路設定を1分以内に行うことが可能になる。
3月末のFTTH契約数が500万件を突破、総務省まとめ
06年3月末の契約数は前年同月比88.4%増の545万契約。06年1∼3月の純増数も過去最高の82万契約に上った。
ノキア・ジャパン、企業向け高機能携帯電話端末を今秋にも発売
3G携帯電話と無線LANに対応、社内では内線電話、社外では携帯電話として使える。NECや富士通などと提携。
日本テレコムが平成電電の通信事業を譲り受けることで合意
平成電電が提供する通信サービスの加入者は引き続きサービスを利用でき、電話が使えなくなるという事態は回避。
古河電工、光伝送を50km延長できるGEO-PON向け装置を開発
同装置を使わない従来の方法では、局舎と加入者宅間の光信号の伝送距離は20kmだったが、これを50kmまで延長できる。
アイコム、IP接続で通話エリア拡大できるデジタル無線システム発売
デジタル特定小電力トランシーバーと室内中継器、集中管理サーバで構成。初年度100セットの販売見込み。
新風 Vol.485. 2006
日経産業
5月 19日
KDDIと米グーグル、携帯電話の検索サービスで提携を発表
日刊工業
日刊工業
日経産業
日刊工業
日刊工業
日刊工業
日経産業
日刊工業
KDDIと米グーグルは18日、
携帯電話を使った検索サービ
スを常時表示。検索ボックスからEZweb内のコンテンツへの
スで提携すると発表した。7月からKDDI( au)
の携帯電話に
直接アクセスや、
インターネットでの検索結果を表示できるよう
よるインターネットサービス「EZweb」にグーグルの検索エンジ
にし利便性を高める。
ンを採用する。EZwebの公式コンテンツや、
オープンなインター
検索結果と同時にキーワードと関連の深い広告を表示す
ネットの情報閲覧も簡単に行えるようになる。グーグルは利用
る検索連動型(アドワーズ)広告でも協業し、
新たな収益源と
者が急増するモバイル分野での事業拡大を図る考えで、
その
して育成する。
また、
auの全地球測位システム
(GPS)
による
最初の本格的なパートナーとしてKDDIを選んだ。
位置情報検索とグーグルの地図情報を組み合わせるなど、
新
05年秋にエリック・シュミットグーグル会長と、小野寺正
たな連携サービスの投入も検討していく。
KDDI社長が会談し、
モバイル分野での提携で合意、
具体策
携帯電話とネットの連携では、
ボーダフォン日本法人を買収
を検討してきた。今回の検索エンジン採用はその第1弾となる。
したソフトバンクが、
ヤフーなどとの提携を強化。NTTドコモも、
具体的にはEZwebのトップページにグーグルの検索ボック
マイクロソフトの携帯向け基本ソフト
(OS)
の搭載を計画している。
5月 26日
KDDI、携帯電話を使ったシステム事業で日立・沖電気との提携を発表
日経産業
日経産業
日刊工業
日経産業
日経産業
日刊工業
日経産業
日刊工業
日刊工業
日経産業
日刊工業
日刊工業
日刊工業
KDDIは25日、
携帯電話を使ったシステム事業で日立製作所、
日立は10月から電話やテレビ会議など社内での様々なコミュ
沖電気工業それぞれと提携すると発表した。KDDIの無線
ニケーションを無線IP情報端末を使って行うシステムの端末と
LAN(構内情報通信網)機能付きの携帯電話を使う、
内線・
して「E02SA」が使えるようにする。ホテルや工場などの現場
外線を統合した企業向けの電話システムなどを手掛ける。
で同端末を使ってデータベース検索や情報の配信などができ
KDDIは同事業で富士通などとも提携しているが、
さらに提
るサービスも提供する。
携先を拡大し端末の販売増と法人顧客獲得を狙う。
沖電気は企業向けのIP電話システム用サーバーに「E02SA」
7月に発売する法人向け携帯電話端末「E02SA」
(三洋電
を対応させる。同社のIP電話対応の無線LANアクセスポイン
機製)
は無線LAN機能を持つ。オフィス内ではIP(インターネ
トとも連携させることで、
安価で音質のよい社内電話システムを
ット・プロトコル)電話として、
外出先では携帯電話として使える。
構築する。
6月 6日
NTTコム、次世代ネットワークの中核技術「GMPLS」の実用化にめど
日刊工業
NTTコミュニケーションズは、
次世代ネットワーク
(NGN)の
や光伝送ネットワーク
(SDH)
などさまざまなネットワークに対応
中核技術の一つといわれる光信号による高速伝送技術「GMPLS」
できる。
の実用化にめどをつけた。現行の技術で数十日以上要する
NTTコムは自社ネットワークによる実証実験で光信号を電
遠距離観の経路設定を1分以内に行うことが可能になる。こ
気信号に変えずに効率よく安定して伝送できる技術を確立し、
の技術を使い、
毎秒40ギガビットの超広帯域で千葉―東京間
実用化にめどをつけた。この技術が本格的に導入されれば、
を結んだ相互接続実験を7日に始める。GMPLSによる毎秒40
大規模災害による経路遮断や一時的な伝送容量の変化が
ギガビット回線での相互接続実験は世界で初めて。
あっても、
瞬時に伝送経路を変更し、
安定したネットワークを維
GMPLSは光信号を電気信号に変換せずに送り、
同時に
持することができるようになる。
遠距離の拠点間をどの経路で伝送するかといった経路設定
(ル
実用化に向けた相互接続実験は、
7日から千葉県幕張で開
ーティング)
を自動的に選択して伝送経路を確立する技術。す
催する「Interop TOKYO 2006」の会場と東京・大手町間を
でに実用化されているMPLSが、
インターネット・プロトコル
(IP)
結んで実施する。
この展示会に参加する企業数十社が、
外部
上でのみ使う技術であるのに対し、
GMPLSは光波長多重
(WDM)
とやりとりする伝送インフラとして使い技術の安定性を検証する。
2006 Vol.485. 新風
07
支部だより
ご挨拶
日本経済がようやく長い不況のトンネルを脱しようとしている今日、経済、社会、環境も新た
な時代創出に向けた活動を展開しています。とりわけ我々の関連する情報通信、ICT業界の動
支部総会模様など
向は、自らの意志とは関係なく毎日
“ITCA情報通信クリッピングサービス”
を通じて目にし、日々
認識を新たにするツールとして役立てております。
I
T
C
A
も
自
分
も
変
革
の
時
さて、問題は認識を新たにして、今何をしたらこの激動の変革期に取り残される事なく、自ら
のため、ITCAの為、ユーザーの為、関連業界の為に社会的に意義のある事業活動を展開する
関東地方本部 東京西・東支部
木村 博
(新東電設株式会社 代表取締役)
事ができるのか、業務委員会のメンバー共々、苦労しているところであります。
これ迄の、ITCA業界構造を考えますと、S27年8月の公衆電気通信法施行に伴い、自営制度
が認められた事を起点として、メーカー、キャリア主導型で会員企業の多くは開業し、長きに
亘って経営を推移してまいりました。しかし衆知のとおり、固定型から移動型へ、更にIP、デ
ジタル化への変革期に突入した現在は、従来の事業構造の中にそのまま居座り続ける事は、
衰退を余儀なくする事となります。
そういう意味からも、これからのITCAの役割は重要であり、その存在価値を内外に対して
明確に示す必要があると同時に、会員皆様と共有した目標の早期設定が必要と考えます。
皆様のご支援のおかげで、今期も私が微力ながら業務委員長を担当する事となりましたの
で、前文で表記しました現実を踏まえて、業務委員会の方向性の一端を示す事と致します。
(1)事業計画推進条件について
東京西・東支部の総会を5月10日に開催し
楽しみ音楽を聴きながらの食事会でしたが、
ました。支部会員の皆様のご協力により、
昨年度は愛知博覧会を企画したところ他支
議案がすべてご承認いただき終了致しまし
部も参加したいとの意見があり、バスに乗
た事を、この場をお借りしてご報告させて
って3支部合同での愛知万博研修会となりま
いただきます。1支部の総会に出席する会員
した。現地は大変混雑しており、中々思う
会社は30社∼40社程ですが、東京3支部(東
ように見学が出来なかったようですが、参
京港・南支部、東京千代田・中央支部、東
加された方は如何でしたでしょうか。
・顧客や会員企業の経営に貢献できる商材の開発
京西・東支部)の支部長が相談致しまして、
・u-Japan戦略の推進力となる事業の展開
同じ日、同じ建物に会場を借り、総会は各
委員会)にゲストとして各支部長が参加を
支部毎に行い、懇親会は3支部合同で行うよ
させていただき活動報告を伺いました。委
うになりました。
員の方々が幾つかのテーマを設けて勉強会
・地域社会に密着した自治体や産業の活性化が図れるビジネスの追求
(2)新規事業開発の背景
・通信と放送の融合(地上デジタル放送、CATV、衛星通信、PC、TV)
先日、関東地方本部の業務委員会(専門
それまでの各支部別々の総会・懇親会開
を行い、オンリーワン商材の開発、研究に
催では、お客様も各支部管内のNTT-ME様
ついて発表を行っておりました。又、支部
・無線通信方式の混在と融合(PHS、CDMA、WiLAN、WiMAX)
やキャリア様との交流で少人数の参加でし
総会の当日(5月10日)にも専門委員会の発
・通信サービス形態の有料化と無料化の混在
(広告収入型によるワイヤレスブロードバンドサービス)
たが、3支部合同後はお客様も、NTT-ME各
表会があり、なかでもPCでの会議システム
以上のキーワードを基本にして、新ITCAの事業基盤を再構築したいと考えています。
地域会社様、KDDI様、キャリア様の参加を
については、もう既に1件のシステムを構築
・固定と携帯の融合(FMC、NGN等通信のIP化)
・携帯事業者とのMVNO参入促進ハードルの低下
特に(1)事業計画推進条件については、平成20年度に施行されます公益法人制度改革を考
含めて総勢130人位となり、又各支部の枠を
したとのお話があり、その企業様は、自社
えますと、当協会の先人諸先輩の労苦を無にする事のない様、発足の原点を振り返り社会貢
超えた会員の交流も出来、久し振りに会う
と営業所との会議システムにおいて経費の
献事業に注力した展開を実施し、公益法人の認定を受けられる社団法人として継続できるよ
会員同士が和気あいあいと談笑が出来るよ
節約が出来ているとの事でした。
うな活動を目指したい。
うになりました。
(2)新規事業開発の背景に示しましたキーワードについては、できる事ならば全ての事項を
関東地方本部
業務委員長
満足する事業の構築を目指します。とりわけ行政自治体も注目期待度の大きいワイヤレスブロ
福田 力
術で、u-Japan戦略必達の障害となっているデジタルデバイトの解消手段として、活かされる事
ードバンド技術を取り入れたネットワーク構築は、これ迄のインフラ構築概念を著しく変えた技
又、西・東支部では年1回会員交流のため
にレクリエーションを行っており、前回は
会員企業様もこれを機会に、設備協会の
開発した商材を自社商材として、お客様に
ご紹介されたら如何でしょうか。
新宿高層ホテル36階レストランで、夜景を
は間違いない段階迄到達しています。
業務委員会では、ワイヤレスブロードバンドネットワークの構築はこれからの国民生活の向上、
地域産業の活性化を実現する最も有効な策として位置付け、これ迄研究検討を重ねてまいりま
した。5月15・16日には国家を挙げてワイヤレスブロードバンドを推進している台湾行政機関及び
供給基地となっている科学工業圏区を視察し、その調査レポートを6月12日、総務省総合通信基
盤局に提出致しました。今後の推進計画取組みについては逐次ご報告させていただきます。
終わりに会員皆様と具体的に推進する収益事業の継続については、公益法人としてのITCA
を今後も存続する為、収益事業のみ別組織で運営する形態の検討段階に入ったと言えましょう。
変革の時を会員皆様と共有し、新たな時代感覚でITCAの基盤再構築を目指したいと考えます。
ご理解とご協力の程よろしくお願い申し上げます。
08
新風 Vol.485. 2006
2006 Vol.485. 新風
09
Report of Event
イベント報告
平成18年定時総会懇親会模様
6月8日(木)午後5時から、港区芝公園の東京
郵便貯金会館において、日頃ご指導ご鞭撻をいた
だいております関東総合通信局の伊藤電気通信事
●日 時
平成18年6月8日(木)午後5時∼
●場 所
東京郵便貯金会館 5階 瑞雲の間
●進行次第 司
会…総務委員長 今井秀昭
業課長様、東日本電信電話株式会社の山村取締役
本部長挨拶…本部長 大平昭夫
東京支店長様を始め、関連業界のご来賓の皆様や
来賓挨拶…総務省関東総合通信局
情報通信部電気通信事業課長 伊藤弘道
多数の会員企業の皆様にご出席いただき、関東地
東日本電信電話株式会社
方本部定時総会後の懇親会を開催いたしました。
取締役東京支店長 山村雅之
大平本部長の挨拶に続いて、伊藤電気通信事業
社団法人情報通信設備協会
課長様を始めご来賓の皆様にご挨拶をいただき、
協会本部の藤田理事長の乾杯の音頭を合図に、賑
やかに懇親会がスタートいたしました。
会長 西井昭
乾
杯…社団法人情報通信設備協会
理事長 藤田孝雄
閉会挨拶…副本部長 井上剛毅
総務省関東総合通信局
情報通信部 電気通信事業課長
伊藤弘道様
ご挨拶
只今ご紹介いただきました、総務省関東総合通信局
で電気通信事業課長をしております伊藤でございま
関東地方本部 本部長
大平昭夫
す。例年ですと、当局の局長からご挨拶申し上げてい
挨拶
るところでございますが、今回はスケジュールの都合
が付かず、情報通信部長の方も都合が付かないと言う
只今ご紹介を頂きました、本部長を仰せつかってお
ことで、僭越ではございますけれども、私の方から一
ります大平でございます。
言ご挨拶を申し上げたいと思います。
日ごろは関東地方本部の活動に対しまして、ご理解
本日は、社団法人情報通信設備協会関東地方本部の
とご協力を賜り、厚く御礼申しあげます。
第51回の総会が滞りなく終了されましたことに対し、
本日は大変お忙しいところ、関東総合通信局の伊藤
電気通信事業課長様、東日本電信電話株式会社の山村
取締役東京支店長様を始め、NTTグループ各社幹部の
皆様方、及び関連業界や団体の各社幹部の皆様方のご
出席を賜り、誠に有難うございます。
お蔭様で、平成17年度の関東地方本部の事業は概ね
計画通り推進し、成果を挙げることが出来ました。
この目標を推進するために、5つの柱、具体的には、
1つ目として「家庭におけるICTの基盤となる放送の
ただきまして誠にありがとうございます。
デジタル化の推進」、2つ目が「デジタル・ディバイド
関東地方本部におかれましては、大平本部長をはじ
の解消」、それから3つ目が「電波の有効利用・高度化
中でも、情報通信設備業界のリーダーとして、ユビ
め、支部役員及び会員の皆様方に常日頃より情報通信
の推進及びICT利活用の高度化のための民産学官連携
キタスネットワーク社会実現に向けて事業を展開して
行政にご理解とご協力を賜っておりますこと、この場
強化」、4つ目が「電波利用・ネットワーク利用環境の
いる我々会員が、高度な知識と技能を有すべくICT人
を借りて御礼申し上げます。
整備」、最後の5つ目といたしまして、「行政手続きの
材の育成に力を入れる考えであります。
さて、皆様もご承知のとおり、我が国はこれまで官
透明性・信頼性の確保、オンライン化の推進」という
民一体となって「e-Japan戦略」を推進してきた結果、
5つの柱を掲げ、関東地域の情報化に取り組んでいる
ところでございます。
又、固定電話と携帯電話の融合や、ネットワークの
部で開催した情報通信フェアは、会員企業と協会の活
IP化・ブロードバンド化に伴う新商品・新サービスの
世界でも最も早く安いブロードバンド環境というもの
動をPRするとともに、協会会員が取扱っているITや
開発が続き、正にビジネスチャンスを迎えております。
が実現したところであり、引き続き今年からは新たに
IP商品について、一般ユーザーに理解を深めていただ
協会としては、会員の皆様のお役に立つオリジナル
「IT新改革戦略」を推進しているところです。
皆様方におかれましても、当局が推進しております
施策へのご理解・ご協力・ご支援をお願いしたいと思
商品の発掘を図るとともに、NTT様を始めとした各キ
総務省におきましても2010年までに「いつでも、ど
又、重要施策の一つであります会員増強活動につき
ャリア様、ベンダー様との提携を深め、会員の皆様の事
こでも、何とでも、誰とでも」ネットワークにつなが
最後になりますけれども、関東地方本部並びに会員
ましても、SI業界からのご加人やITCAクラブ会員の入
業拡大に繋がる施策を進めて参りますので、引続いての
るユキビタスネット社会を実現するという目標に向
各社の益々のご発展、それから本日ご列席の皆様方の
会にも成果を挙げていただき、誠に有難うございます。
ご支援、ご協力、並びにご鞭撻をお願いいたします。
け、国民の皆様方が情報通信の利便性を等しく享受で
ご健勝を祈念いたしまして挨拶とさせていただきま
きるよう「u-Japan政策」を推進しているところでご
す。本日はおめでとうございました。
平成18年度の事業計画に於きましては、先程の総会
最後になりましたが、会員企業の皆様方、そして関
でご承認いただきましたとおり、歴年継続している基
連業界・団体の皆様方のご発展を祈念し、ご挨拶とさ
盤テーマを中心に、協会を取り巻く新しい環境に対処
せていただきます。有難うございました。
した6つの重要施策を掲げ推進する方針であります。
10
掲げております。
お祝い申し上げます。また、このような場にお招きい
特に、関東総合通信局のご後援をいただき各都県支
くことができました。
心・安全で豊かな暮らしの実現」ということを目標に
新風 Vol.485. 2006
います。
ざいます。
こうした中、総務省関東総合通信局におきましては、
平成18年度の重点施策として、「ICTを活用した安
2006 Vol.485. 新風
11
Report of Event
平成18年定時総会懇親会模様
社団法人情報通信
設備協会 藤田孝雄
理事長による乾杯
司会の今井秀明総務
委員長
東日本電信電話株式会社
取締役東京支店長
社団法人情報通信設備協会
会長
山村雅之様
西井 昭様
ご挨拶
ご挨拶
只今ご紹介いただきましたNTT東日本の山村でござ
只今ご紹介いただきました設備協会会長の西井でご
います。まずは本総会が無事に終了されたことをお祝
ざいます。本日は関東地方本部の総会が無事に終わら
い申し上げたいと思います。
れたということ、またそこで表彰を贈られた方々に心
日頃から弊社事業に色々な形でご協力ご支援いただ
からお祝いを申し上げたいと思います。
きまして、本当にありがとうございます。
今年は皆様もご承知のとおり戌年でございまして、
先程お話がありましたように、非常な勢いでITの技
戌年というと数年前にドッグイヤーという言葉が随分
術が進んでおりまして、料金的にも使いやすいという
信の融合であったり、いろんなコンテンツの著作権の
流行りました。これは、犬の1年は人間の7年位に相当
ますが、委員を一番沢山出していただいておりますの
ことで、今、爆発的に伸びており、特に弊社グループ
問題だったり、まだまだ乗り越えるべき山が沢山ある
するということで、時代の変化の激しいことを象徴す
が関東でございます。先程、本部長さんから色々お話
としては、それを光で実現しようと、ここ2、3年力を
と思いますし、自分達だけではできないので、皆さん
る言葉でございますが、文字通り世界を取り巻く変化
がありましたように、協会活動の中心をなしておりま
入れてきましたが、昨年の10月、11月頃から市場が随
のお知恵を借りたりご支援をいただきながら進めなけ
は非常に激しく、その中でも我々の関係しております
すのが関東でございますので、この席を借りまして関
分変わってまいりまして、嬉しいことに非常に光が売
ればいけないと思いますが、結果として新しい産業を
情報通信はその最たるものの一つだと思います。皆様
係の方々のご努力・ご尽力に対しまして、改めて御礼
れております。
生み出し、非常に低廉で便利なサービスが広がって、
はそういう変化に負けないように一生懸命やっておら
を申し上げますとともに、今後ともよろしくお願いを
しかし大変な勢いで伸びてはいるのですが、伸びて
これが日本の産業の活性化に繋がってくれれば非常に
れますが、協会としましても「e-Japan計画」や「u-
いたしたいと思います。
いくと色々な問題がありなかなか旨くいかないもの
ありがたいと、苦しい中、一生懸命頑張っているとこ
Japan構想」を始めとした時代の変化に負けないよう、
で、本当に光3千万という時代を作るには本格的に全
ろであります。
またその一翼を担えるように、毎年いろんな施策をや
うに、総務省やNTTを始め、日頃お世話になっており
っております。
ます関係団体から、大勢の方々にご出席いただいてお
また本日は、先程本部長からお話がございましたよ
体を見直さないといけないということで、グループ全
これからも皆様のお知恵をお借りしながら、出来る
体ではNGN構想という新しい技術を使って、よりサー
だけ頑張ってやっていきたいと思っておりますし、こ
ITCA-IP Phoneという協会ブランドのIP電話の販売
ります。日頃のご指導・ご協力に対してまして、この
ビス制のいいネットワークを作ろうと一生懸命頑張っ
の勢いはもう止まらないと思いますので、2年後、3年
をやっておりますし、それに伴いましてのIP電話の技
席を借りまして改めて厚く御礼を申し上げますととも
ております。
後には本当に世界に冠たる光IPの国が作れるのではな
術資格認定というものを、NTTやメーカーのご協力で
に、当協会並びに会員に、今後とも相変わらぬご指導
東京都だけで見ますと、今年の3月末で光の加入者
いかと、今、一生懸命汗を流して頑張っているところ
取り組んできております。それから、情報通信関係の
を賜りますようお願い申し上げたいと思います。
数が62万になりました。この勢いで行きますと多分、
であり、これからも皆さんのお力とご支援をいただい
配線施工技術競技というものが国際技能オリンピック
今年中に100万という大台を超えるのではないかと、
て、元気でやっていきたいと思っております。
の中にありまして、日本での予選にも積極的に参加し
懐かしい方もいらっしゃいますので、そういう方々も含
本日ご出席の関東の会員の皆様は、久しぶりの方、
今、頑張っているところです。東京の電話の加入者が
最後になりますが、本当に皆でいい飯が食べられる
ておりますし、それから最近言われております有線と
めまして、皆様方の益々のご健勝と関東地方本部の一層
ピーク時でほぼ800万ぐらいでしたから、そういう意
ように、各社が発展され、皆様が健康で明るい今年で
無線の融合に関連して、モバイルセントレックスの協
のご発展をお祈りいたしまして私のご挨拶に代えたいと
味では、もう光が一部のサービスというよりもメイン
あり来年であるということを祈念いたしまして、ご挨
会としての事業化を目指して、今一生懸命取組んでい
思います。本日はどうもありがとうございました。
のサービスになってくるという感じで進めているとこ
拶に代えさせていただきます。どうもありがとうござ
るところでございます。
ろであります。
いました。
どちらにしても、先程お話のあったような放送と通
12
井上剛毅副本部長による
閉会挨拶
新風 Vol.485. 2006
いずれにいたしましても、こういうものに対しては
委員会を作り、委員会活動を通じて実施に移しており
2006 Vol.485. 新風
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Report of Investigation
調査団報告
台北ワイヤレスブロードバンド事情調査団報告
米国を始め、近年急速に普及を始めたワイヤレス・ブロー
Convention としてアジアで最初に開催される国際会議です。
ドバンドの導入が、デジタル・デバイド対策など地方政府の
日本国内の情報通信関連企業を会員(約1,000社)
としてい
市民生活向上策として注目され始めました。アジア各国でも
るITCAは、日本国内の地方自治体などで地域に密着した情
この動向は注目され、特に台湾では官民を挙げてモバイル産
報通信インフラの普及を促進してまいりましたが、低価格と短
業の競争力向上により、世界の供給基地を目指して島内のワ
期構築が実現可能なメッシュ型無線LANによるワイヤレス・
イヤレス・ブロードバンド普及を推進しています。
ブロードバンドの敷設が、デジタルデバイド解消など地域情
経済部工業局主導のM-TAIWAN Projectや台北市が推
報化対策に優れた手法であると見定め、ワイヤレス・ブロード
進している「A Healthy Mobile City」は、産業育成施策やワ
バンドの導入、普及に向けた技術上の諸問題やビジネス上
イヤレス・ブロードバンドのテストベッドとして各方面から注目
の手法を検討するため、又、Digital Cities Convention
されています。
Taipei の参加意義や関連情報を収集する事も併せて、モバ
2006年6月28日から7月1日まで台北で開催されるDigital
イル情報通信先進国・台湾の関連当局や企業を訪問する事
Cities Convention Taipei は、W2i(Wireless Internet
により、日本の地域ワイヤレス・ブロードバンド関連事業の推
Institute)が 世 界 各 地 で 開 催 して い る Digital Cities
進に大きな原動力となる事を期待し、視察いたしました。
財團法人 資訊工業策進會(Institute for Information Industry=III)
総統府経済部工業局と共同でe-
(1)ICT研究開発/産業支援/シンクタンク機能
TAIWANプロジェクトを台北市で
研究成果を民間企業へ提供
展開中。u-TAIWANプロジェクトに
取り組んでいる
(2)組織
台湾総統府 外部団体
(3)活動
・第一期(1979年∼89年)IT Awareness Promotion
ZigBeeのデモを見学。ZigBeeア
ライアンスにIIIが加盟している
IT技術への関心の喚起
・第二期(1989年∼99年)IT Infrastructure Built up
ITインフラの構築
・第三期(1999年∼06年)National Readiness Development
現在、国家技術力の蓄積に取り組んでいる。
台北市政府(ワイヤレス台北)
訪問先
Mobile-City プロジェクト
(1)
目的
財團法人資訊工業策進會 Institute for Information(III)
台北市政府発展考核委員會 Research Development and Evaluation Commission Taipei Government
安源資訊有限公司 Q-Ware Systems & Services Corp,
経済部工業局 Industrial Development Bureau Ministry of Economic Affairs
工業技術研究所 資訊興通訊研究所 Industrial Technology Research Institute
●第三フェーズ(2006年1月∼2006年7月予定)は台北
市の住宅密集エリアへの構築
台北市ワイドコードレスネットワークの構築・実行計画
さらに完了している第一、二段フェーズの使用後の評
世界初の無線シティー
価に基づいて修正をおこなっています。
(予測累計人
(2)組織
台北市政府 W2i(The Wirelress Internet Institute)
口のカバー率が90%で、約230万人、面積が約133.9h)
将来的には、これらのネットワークを応用して公共サ
ービスの提供を計画
文佳科技有限公司 Axtoronixs Inc,
・e-bus市バスの運行管理
智邦科技有限公司 Accton Technology Corporation
・タクシーサービス
科学工業園区管理局 Science-based Industrial Park Administration
・GIS情報との連携により自治体における事業の効率化
台北市内ワイヤレス・ブロードバンド施設
・ワイヤレスキャンパス
調査団メンバー
関東地方本部 業務委員長
(3)活動
…………………………………………………福田 力
関東電話設備協同組合 理事長
……………………………………………中橋禧代次
(財)東京ケーブルビジョン 理事長 ………………………………………榊原 盛吉
関東地方本部 業務委員
……………………………………………………小西 哲二
関東地方本部 業務委員
……………………………………………………長谷川 隆
山梨県支部
……………………………………………………………………乙黒 吉昭
山梨県支部
……………………………………………………………………浅野 伸介
山梨県支部
……………………………………………………………………向山 秀樹
関東地方本部 Digital City Project リーダー …………………………久堀 博
関東地方本部 業務委員
……………………………………………………清水 久
関東地方本部 業務委員・関東電話設備協同組合 事業委員長
三段階で構成されているプロジェクト
●第一フェーズ(2004年9月∼2005年1月完成)は台北
市MRT駅構内の構築
この段階の範囲は、30のMRT駅、隣接するMRT地下
街、北投車両基地及びMRT駅周辺の商店街半径が
150m以上(人口のカバー率が20%で、約50万人)
●第二フェーズ(2005年2月∼2005年12月)は台北市のメ
(4)背景
総投資額は7,000万米ドル(約76億円)で、さらに具体的
な成果と経験を向上させ、全世界で初めて無線シティー
となることを目標としています。この計画は「政府は出資
せず、市の資産を移転しない」ことを前提に、市政府が
公共施設(街灯柱、交通信号、公有建築物)の利用権利
を入札し、落札会社(本計画は統一安源資訊株式会社が
落札)
に設備構築、運用、経営を9年間認可しています。
インベルトへの構築
この段階は残ったMRT駅への構築を完了。台北市の
重点商店街(人口のカバー率が50%で、約130万人、
面積が約28.2h)
を含みます。商店街エリアの範囲と
………鈴木 潔
は、民権東西路の南側、環河南北路の東側、和平西
(株)シネックス ………………………………………………………………日西 修
路及び羅斯福路の北側、基隆路及び塔悠路の西側が
範囲となっています。
14
新風 Vol.485. 2006
2006 Vol.485. 新風
15
Report of Investigation
台北ワイヤレスブロードバンド事情調査団報告
台湾経済部工業局(M-TAIWAN)
(1)
目的
(4)
目標
智邦科技有限公司(Accton Technology Corporation)
・設 立 1988年2月
M-TAIWANの推進 国際競争力で世界の上位5カ国入りを目指す。
・売 上 US$428M(グループ全体750M)
ICT産業の育成及び活性化
世界の上位10都市のうち、台湾島内2都市の入賞を目指す。
・従業員 4,000名
ワイヤレスブロードバンドを利用した新しい時代を創造
(2)組織
台湾総統府 経済部工業局
(3)活動
自主体験報告
ワイヤレスブロードバンドの実証実験で得られた成果を
世界へ向けて輸出
(1)
目的
新竹科学工業園区
(1)
目的
・位置 新竹県新竹市(台北市から南西へ約70Km)
シリコンバレーをモデルに国家プロジェクトとしてスタート
・面積 791ha(新竹園区632ha、竹南園区159ha)
・入居企業数 約400社
(2)組織
台湾総統府 科学工業園区管理局(経済特区)
(3)活動
(5)接続デモ
台北市内において、どの程度ワイヤレスネットワークが普
及しているかを実機(モバイルPC、PDA、無線LAN測
定機)で測定します。WiMAXがどの程度台北で普及し
導入されているのかを調査いたします。
(2)利用アクセスポイント
・総従業員数 約115,000人
安源資訊株式会社( Q-Ware Systems & Services
・総売上高 約3.5兆円(台湾GNP全体の10%)
Corp,)の行っているワイヤレスサービス「WIFLY」をア
http://www.sipa.gov.tw
・税金・融資などの優遇策
(6)Wi-Fi体験
クセスポイントとして利用。
台北市政府1Fロビーでの無線接続状況
(3)WIFLYについて
・国家主導に産業育成
台北市政府1Fロビーでの接続確認風景
① ユーザーが、無線LAN機能をもっている端末(WiFi
・「官・民・学」の三位一体の研究開発および支援
無線802.11にリンクできるノートパソコン・PDA・ダブ
・24時間以内の通関処理が行える
ルネットワーク携帯電話など)から設定できます。端
(4)概要
末よりWIFLY無線ネットワークの信号をサーチして
・設立 1980年12月
WIFLY会員に加入することで、インターネットにアク
セスできます(IDとパスワードが必要)。主に一般的
文佳科技有限公司(Axtoronixs Inc,)
な喫茶店や台北市の各ビル、交通信号、街灯、及び
MRT駅などに設置されており、台北市の室外エリア
・設 立 1997年 12月
・資 本 金 NT$260M
・従 業 員 84名
・主要製品 セキュリティ製品、ワイアレスネットワ
ーク製品、ルータ、VoIP関連
(2)Total Security Solution Provider
セキュリティ製品のオールインワン化を世界で初めて実現
の無線アクセスを提供しています。2300個のAPで
1600個が室外に設置されています。
② 料金 (月額)
399元・・・約1,500円
(年額一括払い)4,200元・・・約15,000円
(4)接続確認内容
① 台北市政府1F
(1)製品
・Wireless Network Security Solution
・Mesh Networking
WG200m(サンプル製品)
(7)台北市政府1F
① Skype機能を内蔵した携帯電話からの音声通話実験
Wi-Fi接続で通話することにより無料電話として利用
可能
② PSPでの動画閲覧
Wi-FiでPSPを接続しオンラインゲーム、ビデオオン
デマンド等を街頭で利用確認
・携帯電話でSkype接続
・PSPでの動画閲覧
・PCからの無線LAN接続確認
② 街頭での接続確認
・無線チェッカー
(Planex 電波男)での調査
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新風 Vol.485. 2006
2006 Vol.485. 新風
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台北ワイヤレスブロードバンド事情調査団報告
(11)実証実験の所感
③ PCからの無線LAN接続確認
① 様々な場所でモバイル環境が利用できるということは
・PING疎通確認
・Web閲覧
実証できました。WiMAXを体験、調査ということでし
・nslookupによる名前解決
たが、現段階ではWiFiでの接続ということだったので
・IMを利用してのP2P接続
調査は行うことができませんでした。
② 実際の接続は、とても簡単ではありますが、プロバイダと
(8)街頭での接続確認
の契約を行わないと接続出来ませんので、旅行者や日本
無線チェッカー(Planex 電波男)での調査
人を含めて他国の人には少し難しいかもしれません。
・街頭で無線の接続状況を確認
③ PDAの場合は、回線速度は問題ありませんが端末自体
・多いところでは9個程の接続先確認
のスペックによりWebページの表示に時間を要する場
(9)商店街
合がありました。パソコンを利用する場合においては、
各商店街では、受信状況は良好。
通常のブロードバンド接続と同様に全く問題はありま
移動中については、徒歩では切断され
せんでした。
ずに受信できます。ただし、バスや車
④ 台北市内が無線化していることは大変画期的であると
での移動では切断されてしまいます。
思います。今後そのネットワークを利用して新たなサ
ービスを提供出来るかがポイントになると予想します。
日本国内の場合は、携帯電話と携帯サイトがセキュリティ
技術及び課金システム等、非常に進んでおりますので、モバ
イル端末を複数所持するか意見が分かれる所と思います。
モバイルPCやPDAを活用しているユーザだけに提供
される無線ネットワークだけでは、日本での活発な導入は
(10)地下鉄
難しいかもしれません。しかし、デュアル端末の普及によ
駅構内においても、受信状況は良好
り利用者の増加が見込まれます。
ブロードバンドとしての特性を活かした、地方地域にお
けるラストワンマイル敷設や緊急・救急システムへの対応、
モバイル用VOD、モバイルeラーニングなど、新たなサー
ビスの提供が可能になると思われます。
民間モデルでの活用については新たな事業創出活性化
が見込まれると思われます。
まとめ
世界中で進行中のワイヤレスブロードバンドの導入は、
この度の台湾訪問に際し、関係当局や関連企業訪問のご紹介及び会
デジタル・デバイド対策や地方経済の活性化を推進する、
議開催当日の進行や通訳翻訳活動にまでご協力頂きました、台湾総統
社会インフラであることを確信いたしました。
まだ未知数の利用方法や効果を見出すために、台湾は積
極的に自ら実証実験台となり世界に誇示しております。
アジアで最初の「Digital Cities Convention」の開催を行い、
その過程を世界に発信しようとしている積極的な取り組み
に敬意を表します。
18
新風 Vol.485. 2006
府無任所大使 鄭 紹良博士、黄 美玲博士 ご夫妻に感謝いたします。
通信万商のシンコー
伸興通産
伸興通産株式会社
株式会社
関東営業所 神奈川県横浜市神奈川区西寺尾町2-19
〒221-0001 TEL(045)434-0711
(代)
FAX(045)434-0118
本社 名古屋市中村区二ツ橋町4-14 関西営業所 大阪府守口市菊水通3-7-9
〒453-0813 TEL(052)481-6161(大代) 〒570-0032 TEL(06)6996-1011
(代)
物流センター 愛知県海部郡蟹江町須成西3-68 名古屋工場 愛知県海部郡蟹江町須成西3-64
〒497-0036 TEL(0567)95-3600(代) 〒497-0036 TEL(0567)95-6811
(代) 2006 Vol.485. 新風
19
おサイフケータイによる通信と金融の融合
IT業界
最前線
●情報通信総合研究所 武田まゆみ
日常生活に深く浸透してきた携帯電話を、決済手段として活用する取
り組みが本格化してきた。店舗への来店促進やCRMのツールとしての
存在感も増し、異業種連携でのモバイル決済市場が形成されつつある。
■ FeliCa搭載の携帯電話が急拡大の兆し
友ファイナンシャルグループと業務資本提携を発表した。
おり、すでにクレディセゾン、みずほ銀行、ユーシーカード
同社の狙いは、三井住友カードが所有する国内約300万
と業務提携を行っている。
店のクレジット加盟店ネットワークを活用したおサイフケ
これに対し、KDDIとボーダフォンの2社は2005年10月、
ータイの決済インフラを構築すること。これを利用し、
JCBを中心するクレジットカード会社11社と
「モバイル決済
2005年12月、NTTドコモは携帯電話事業者では初となる
推 進 協 議 会 」を 設 立した 。同 協 議 会 で は 、J C B の
クレジット決済の新ブランド「iD(アイディ)」を立ち上げ、
QUICPayのシステムを共通インフラとし、1台のリーダ/ラ
三井住友カードの加入者を対象とした第一号サービス
イタで各社のクレジットカード決済が行えるインフラを構築
「三井住友カードiD」の取り扱いを開始した。2006年4月
することを目指している。この他、KDDIは2006年4月、三菱
下旬からはNTTドコモのおサイフケータイ利用者を対象
東京UFJ銀行と折半で2007年にも新銀行を設立すると発
にしたクレジットカード「DCMX」を自社発行し、クレジット
表し、またボーダフォンを買収したソフトバンクグループの
業界に本格参入している。これにより、同社はブランドと
傘下であるヤフーも三井住友銀行とインターネット金融事
しての手数料収入に加え、カード発行やクレジット、キャ
業で戦略的提携をしていることから、将来的には、おサイ
ッシングに伴う手数料や加盟店手数料など通信料以外の
フケータイを利用した銀行口座を視野に入れた事業展開
収入を確保できることになった。NTTドコモでは他のク
も予想される。
レジットカード会社に対してもiDブランドを開放するとして
日銀の発表によれば、2006年3月の硬貨の流通量が前
年同月比0.04%減の4兆4,521億円と、初の減少に転じた。
ンもFeliCa 搭載端末を発売し、携帯電話3社から端末・
サービスが出揃った。
要因の一つに、小額決済における電子マネーの急速な
携帯電話各社が積極的におサイフケータイを推進する
普及が挙げられる。電子マネーの普及はこれまで遅々
背景には、携帯電話の普及が飽和に達し、新規需要が
として進まなかったが、日本人の70%強が所持する携帯
見込めないことに加え、データ定額制の導入により、そ
電話に電子マネーが搭載されたことで、普及に一気に弾
れまで音声収入の減少を支えていたデータ収入の伸び
みがついた。
も見込めなくなったことから、通信料金に依存しない新
N T Tドコ モ は 2 0 0 4 年 7 月に 非 接 触 I C カード 技 術
たな収益モデルを立ち上げる必要性に迫られている事
「FeliCa」のチップを内蔵した「おサイフケータイ」の発売
情がある。同時に、携帯電話に生活に密着したアプリ
を開始し、2006年4月時点で契約端末数は約1,200万台を
ケーションを搭載することで、他社への乗り換えを抑制
超えている。2005年9月にはKDDI、11月にはボーダフォ
する効果も狙っている。
●おサイフケータイの主要決済サービス
プリペイド方式
支払方式
サービス名
Edy
ビットワレット
事業者名
発行枚数(おサイフケータイ) 1,620万(260万)
加盟店数
主な加盟店
3万
・am/pm
・サークルK
・プロント
・ロイヤルホスト
・マクドナルド
Suica電子マネー
QUICPay
ポストペイ方式
Smartplus
iD
JR東日本
1,536万(3万8,000)
JCB
2万(6,000)
UFJニコス
1万(7,000)
NTTドコモ
2万(同)
4,700
3,000
2,000
1万5,000
・ファミリーマート
・ビックカメラ
・ジョナサン
・スリーエフ
・ロイヤルホスト
・カラオケ館
・なか卯
・セイコーマート
・神奈中ハイヤー
・ビックカメラ
・スカイラーク
・ヨドバシカメラ
・ジュンク堂書店
・サッポロドラッグストアー ・上新電機
・紀伊国屋書店
・写真屋さん45
※数字はEdy、Suica電子マネーが2006年2月時点、QUICPay、Smartplus、iDが2006年1月時点
■ 普及の鍵はリアル市場のマーケティング支援
■ 電子マネー、クレジットの5ブランドが林立―市場を制するのは誰か?
おサイフケータイのサービスはまだ黎明期にあり、プ
促進や客単価の向上、新製品の開発に繋げることが可
一方、クレジットカード会社によるポストペイでは、JCB
リペイドで2規格、ポストペイでは3規格が並立している
能になる。NTTドコモでは、おサイフケータイをリー
によりプリペイドとポストペイに大別される。決済方法は、
が「QUICPay」、UFJニコスが「Smartplus」を提供して
ことから、リーダ/ライタの共通化などの課題も残され
ダ/ライタにかざすことによってクーポン券や店舗案内
いずれも携帯電話内蔵のICチップを店舗のリーダ/ライ
いる他、2006年9月にはビザ・インターナショナルが、
ているが、早晩本格的な普及期を迎えるものと考える。
等の情報を、携帯電話機内に取り込むことができる「ト
タにかざすだけだが、プリペイドの場合は携帯電話に事
Smartplusを中核技術とする
「VISA TOUCH」を計画し
従来の電子マネーの取り組みにおける敗因は、事業
ルカ」を提供している。こうしたアプリケーションのデー
前に入金し、利用毎に減算されるのに対し、ポストペイ
ている。いずれも既存のクレジットカード会員を対象とし、
者が会員増強に主眼を置き、利用できる店舗の拡大に
タはFeliCaチップの中で独立して管理されており、加盟
ではクレジットカードや携帯電話の請求書に合算され、後
携帯電話向けに「子カード」を発行するサービスである。
注力してこなかったことによるところが大きい。しかし、
店独自のアプリケーションを開発して組み込むことがで
日請求される。
クレジットカード各社では、おサイフケータイへの対応によ
今 回 の 取 り 組 み に お い て 特 筆 す べ き は 、C R M
きるため、ベンダーやサービスプロバイダーの対応次第
プリペイドでは、ビットワレットの電子マネー「Edy」が
り、従来のクレジットカードが持つ高額決済のイメージを
(Customer Relationship Management)や顧客囲い込
先行している。既にEdyの初期登録を済ませたおサイフ
払拭し、現状ほとんどが現金決済で占められている小額
みのためのマーケティング・ツールを加盟店に提供する
他方、NTTドコモでは加盟店拡大に向けた大型の出
ケータイは2006年4月時点で300万台となり、同時期のお
決済市場における利用拡大を期待している。
ことで、加盟店と協調路線をとっている点にある。これ
資戦略も積極化しており、異業種連携での本格的な市
小額決済市場に新たな事業機会を求めて、携帯電話
により、加盟店側は、決済業務の簡素化だけでなく、現
場創出が期待される。
事業者も動き出した。2005年4月、NTTドコモは三井住
金取引では分からない個人の購買行動を把握し、来店
おサイフケータイの主要サービスは、支払方式の違い
サイフケータイ契約数の4分の1に達している。また、2006
年1月からはJR東日本が「モバイルSuica」を開始した。
20
新風 Vol.485. 2006
では更に利用に拍車がかかるものと思われる。
2006 Vol.485. 新風
21
毎年行われている「情報通信月間」の行事として、ITCA関東地方本部が協賛した山梨県の情報化推進
促進を探る「山梨県情報ハイウェイ利活用推進セミナー」が開催されます。ITCAは「ユビキタスネット
ワーク社会」の実現に向けた活動を日頃から展開しており、本セミナーにパネラーとして参加いたします。
topic
topic
1 山梨県情報ハイウェイ利活用推進セミナーのご案内
2 平成18年度永年勤続従業員表彰式模様
関東地方本部総会に先立ち、6月8日
(木)午後1時30分から港区芝公園の東
京郵便貯金会館で、平成18年度永年勤続従業員表彰式を執り行いました。
本表彰は協会本部の業務運営規定に基いて、会員暦15年以上の会社に引き
続き20年以上勤務し、かつ端末機器関係の業務経験があって勤務成績優秀な
方々を表彰するもので、今年度は21社69名が受賞されました。
開催日
平成18年7月21日
場 所
アイメッセ山梨 会議室
山梨県甲府市大津町2192-8
協会本部の代理として、関東地方本部の大平本部長から表彰状と記念品
を授与したあと、受賞者を代表して八重洲電気株式会社の渡邉 伸一様が答
辞を述べられました。
http://www.yiso.or.jp/messe.html
第1部
開演時間 午後1時30分∼2時30分
テーマ 地上波ディジタル放送について
主 催 山梨県情報政策課
講 演 総務省関東総合通信局
第2部
日興通信株式会社
寺田幸夫
和泉通信工業株式会社
入江一夫
日興通信株式会社
望月正道
神田通信機株式会社
川瀬雅之
日興通信株式会社
横山 武
神田通信機株式会社
前田知紀
日興通信株式会社
吉田幸一
神田通信機株式会社
増子 清
日新電話設備株式会社
石塚俊明
株式会社カンテレ
倉橋大助
日新電話設備株式会社
石塚俊勝
株式会社カンテレ
中村政雄
日新電話設備株式会社
伊藤道義
協立情報通信株式会社
石井正明
日新電話設備株式会社
清水厚宏
協立情報通信株式会社
臼居 祐
日新電話設備株式会社
玉川欽司
テーマ 山梨のICT未来戦術
協立情報通信株式会社
佐久間 憲
日新電話設備株式会社
角田輝興
主 催 NPO法人山梨情報通信研究所
協立情報通信株式会社
中井葉子
日新電話設備株式会社
西山和男
協立情報通信株式会社
浜島裕司
日新電話設備株式会社
原 正義
株式会社群電
市川康利
藤田情報システム株式会社
斉藤成美
株式会社群電
岡田和也
扶桑電通株式会社
沖 敬介
株式会社群電
関根政人
扶桑電通株式会社
奥山浩司
サンライズ・エンジ二アリング株式会社
上田功一
扶桑電通株式会社
尾崎圭吾 デジタルアライアンス 鈴木社長
サンライズ・エンジ二アリング株式会社
田淵弘之
扶桑電通株式会社
黒沢克元
山梨県情報通信業協会 中込副会長
サンライズ・エンジ二アリング株式会社
文元正二郎
扶桑電通株式会社
小坂井康裕
ITCAディジタル・シティー・プロジェクト・リーダー
サンライズ・エンジ二アリング株式会社
湊 佑司
扶桑電通株式会社
斎藤慎二郎
三和通信工業株式会社東京支店
山下秀司
扶桑電通株式会社
佐藤伸行
サンワコムシスエンジニアリング株式会社
木下直樹
扶桑電通株式会社
菅原英二
サンワコムシスエンジニアリング株式会社
松下 豊
扶桑電通株式会社
永松幸一
サンワコムシスエンジニアリング株式会社
宗像人至
扶桑電通株式会社
夏井 薫
千代田興産株式会社
押野見 清
扶桑電通株式会社
原 一雄
電通工業株式会社
深井紳公
扶桑電通株式会社
原田剛三
東邦通信工業株式会社
荒井栄一
扶桑電通株式会社
前川明賢
東邦通信工業株式会社
江利川 明
扶桑電通株式会社
百瀬貴弘
東京通信機器株式会社
三瓶利幸
扶桑電通株式会社
森本耕史
東京電電工業株式会社
田村浩司
扶桑電通株式会社
柳沢泰徳
東京電電工業株式会社
長澤正彦
扶桑電通株式会社
山下 結
日興通信株式会社
大木 実
三田電気工業株式会社
川田憲一
日興通信株式会社
小林義明
三田電気工業株式会社
中村幸夫
日興通信株式会社
佐藤公逸
株式会社八洲電業社
藤村秀美
日興通信株式会社
佐藤悦郎
八重洲電気株式会社
渡邉伸一
日興通信株式会社
須藤一成
①基調講演/山梨県立大学 八代一浩先生
②討 論 会/パネラー:地域資料デジタル化研究会 小林是綱氏
(株)アイアクセル 久堀 博社長
座 長:山梨大学名誉教授 伊藤 洋先生
新風 Vol.485. 2006
酒井秀行
石渡電気株式会社
開演時間 午後2時45分∼5時00分
協 賛 ITCA(社)情報通信設備協会関東地方本部
22
平成18年度永年勤続従業員表彰者名簿
TEL:055(243)1811
2006 Vol.485. 新風
23
topic
3 第51回関東地方本部定時総会報告
関東地方本部第51回定時総会は、6月8日(木)午後3時から東京郵
塚本 豊
便貯金会館で開催され、第1号議案から第4号議案までの審議のあと
松山 仁
日本通信設備(株) 東京千代田・中央
役員の改選が行われ、4名の役員の退任と25名の再任を承認するとと
佐藤 滋
神田通信機(株)
もに、新たに5名の役員を選任いたしました。
谷口 和男
協立情報通信(株) 東京港・南 常任理事
また今回退任された4名に対し、全議案審議終了後、これまでの協
鈴木 潔
会活動の功績に感謝して、大平本部長より感謝状並びに記念品を贈
東京千代田・中央
東京港・南 常任理事
都築電気(株)
東京港・南
富田 登
共立通信(株)
東京西・東 副本部長
福田 力
三栄電気工業(株) 東京西・東 常任理事
会員数 371名
今井 秀昭
東邦通信工業(株) 東京西・東 常任理事
出席数 74名
木村 博
新東電設(株)
委任数 139名
宮下 憲悟
文京通信工業(株) 東京西・東
福島 和義
三和通信機(株)
東京多摩
金澤 昇
大和通信機(株)
東京多摩
日興通信(株)
東京港・南
なお、議事録は後日、会員あてに別途送付いたします。
2. 議 事
(株)共栄通工
東京千代田・中央
岩本 美博
呈いたしました。
1. 定 数
(株)
レイコム
藤田理事長による挨拶
第1号議案/平成17年度事業報告
第2号議案/平成17年度収支決算報告、監査報告
【地方監事】 鈴木 功一
第3号議案/平成18年度事業計画
穴澤 喜六
第4号議案/平成18年度収支予算
第5号議案/役員の改選
(株)
タノック
東京西・東
常任理事
東京港・南
横田副本部長による事業計画説明
退任役員
【地方理事】 横田 充穂
栗栖工業(株)
埼玉県
高村 信男
大栄電子(株)
神奈川県
小関長一郎
【地方監事】 熊谷 起一
平成18年度関東地方本部役員
【地方理事】 大村 剛士
シバ電話工業(株)
神奈川県
荒木 彦次
日興テクノス
(株)
神奈川県
宮川 欣丈
宮川電気通信工業(株)
千葉県
濱田三千男
東陽工業(株)北関東支店
埼玉県
森田 光春
関東通信機(株)
埼玉県
山本 裕幹
茨城電話工業(株)
茨城県
米澤 元嗣
東邦建(株)
栃木県
寺村 敏雄
藤田ソリューションパートナーズ(株) 群馬県
清水 久
24
新風 Vol.485. 2006
(株)サンテレコム
山梨県
(株)
トーコン
神田通信機(株)
東京多摩
東京千代田・中央
常任理事
大平 昭夫
扶桑電通(株)
東京千代田・中央 本部長
井上 剛毅
英工電機(株)
東京千代田・中央 副本部長
大輪 堅一
富士ネットシステムズ(株)
東京千代田・中央 常任理事
嵐 孝明
千代田電通(株)
東京千代田・中央
三石 昇
八重洲電気(株)
東京千代田・中央
遠藤 良尚
東京ベルネットワーク
(株)
東京千代田・中央
2006 Vol.485. 新風
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第1回関東組織委員会報告
第2回定例常任理事会報告
第1回定例地方理事会報告
第3回定例常任理事会報告
日 時:平成18年5月2日
(火)午後1時30分∼
日 時:平成18年5月9日
(火)午前10時30分∼
日 時:平成18年5月9日
(火)午後2時∼
日 時:平成18年6月6日
(火)午後3時∼
場 所:情報通信設備協会 会議室
場 所:情報通信設備協会 会議室
場 所:情報通信設備協会 会議室
場 所:情報通信設備協会 会議室
出席者:大平本部長、横田副本部長(関東組織委員長)、
出席者:大平、富田、横田、穴澤、今井、福島、大輪、
出席者:大平、富田、横田、穴澤、今井、大村、清水、宮下、
出席者:大平、富田、穴澤、今井、福島、大輪、谷口、
宮川、米澤、寺元、清水 各支部長
議 事:
(1)審議事項
①平成18年度役員候補の推薦について
谷口、福田、井上 各常任理事
議 事:
(1)本部長挨拶及び本部動向
(2)審議事項
・支部長候補の推薦について
①会員の入退会について
・副本部長候補の推薦について
②平成17年度事業報告(案)
・副組織委員長候補の推薦について
③平成18年度重点施策(案)
②その他
(2)その他
福島、林(米澤代理)、嵐、大輪、高村、岩本、
三石、谷口、荒木、鈴木潔、福田、濱田、宮川、
山本、井上、金澤 各理事
鈴木、熊谷 各監事
議 事:
(1)本部長挨拶及び本部動向
(2)審議事項
④平成18年度役員候補について
①会員の入退会について
⑤第51回定時総会次第
②平成17年度下期監査結果報告
⑥ワイヤレスブロードバンド技術利用動向調
③平成17年度事業報告(案)
査について
⑦環境経営セミナー「これからの経営環境」
の開催について
⑧その他
(3)周知事項等
①平成1
8年度第1回関東テレコム講演会の
ご案内
②その他
(4)委員長報告
(5)その他
④平成18年度重点施策(案)
福田、井上 各常任理事
議 事:
(1)本部長挨拶及び本部動向
(2)審議事項
①会員の入退会について
②第5
1回定時総会について
③台北ワイヤレスブロードバンド利用動向調
査報告
④Digital Cities Convention 台北調査団派
遣について
⑤その他
⑤平成18年度役員候補について
(3)周知事項等
⑥第51回定時総会次第
(4)委員長報告
⑦ワイヤレスブロードバンド技術利用動向調
(5)その他
査について
⑧環境経営セミナー「これからの経営環境」
の開催について
⑨その他
(3)周知事項等
①平成18年度第1回関東テレコム講演会の
ご案内
②その他
(4)委員長報告
(5)その他
26
新風 Vol.485. 2006
2006 Vol.485. 新風
27
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あなたは子供のころ、どんな環境で育ちましたか
そして、我が子をどんな環境で育てていますか
の
親
も
子
供
の
と
き
は
親
を
ひ
読
ん
で
欲
し
い
一
冊
だ
。
子
は
親
を
見
て
育
つ
。
そ
親
に
な
る
す
べ
て
の
人
に
ぜ
て
く
る
と
い
う
わ
け
だ
。
の
育
ち
方
が
大
き
く
関
係
し
う
事
実
。
つ
ま
り
、
加
害
者
ら
虐
待
を
受
け
て
い
た
と
い
い
つ
の
時
代
に
も
相
通
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る
。
る
﹁
当
た
り
前
の
こ
と
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は
、
も
、
こ
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本
が
教
え
て
く
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ム
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起
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本
書
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MUSIC
「安心感」
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できる情報通信専門商社。
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10
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年
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全
国
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親
は
、
実
は
自
分
の
な
の
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、
我
が
子
を
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待
場
合
、
児
童
虐
待
に
つ
き
も
の
が
現
状
だ
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た
い
て
い
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ス
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せ
て
い
る
か
っ
た
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、
今
で
は
頻
繁
に
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と
昔
前
で
は
考
え
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児
童
虐
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事
件
な
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て
は
な
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と
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年
度
の
約
30
破
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た
と
い
う
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こ
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数
字
相
談
が
初
め
て
3
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件
を
突
年
度
の
児
童
虐
待
に
関
す
る
少
年
白
書
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に
よ
れ
ば
、
04
少
年
の
現
状
と
施
策
﹂
︵
青
閣
府
に
よ
る
06
年
度
版
﹁
青
6
月
末
に
発
表
さ
れ
た
内
句
が
身
に
し
み
る
。
に
し
ま
す
﹂
。
そ
の
一
言
一
で
育
っ
た
子
は
自
分
を
大
事
﹁
人
に
認
め
て
も
ら
え
る
中
謝
す
る
こ
と
を
知
り
ま
す
﹂
中
で
育
っ
た
子
は
い
つ
も
感
れ
て
い
る
。
﹁
ほ
め
ら
れ
る
て
と
て
も
シ
ン
プ
ル
に
綴
ら
が
、
22
行
の
散
文
詩
に
よ
っ
ん
な
育
ち
方
を
す
る
の
か
子
が
育
つ
環
境
に
よ
っ
て
ど
イ
ン
デ
ィ
ア
ン
の
教
え
﹄
だ
。
て
く
れ
る
の
が
﹃
ア
メ
リ
カ
と
を
、
改
め
て
思
い
出
さ
せ
り
前
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『アメリカインディアンの教え』
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tel 03-3252-9110 Fax 03-3252-6948
東京第2営業部
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IT事業部
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て
も
、
ボ
ブ
・
マ
ー
リ
ィ
の
名
エ
の
こ
と
は
よ
く
知
ら
な
く
6
8
年
に
誕
生
し
た
。
レ
ゲ
れ
が
さ
ら
に
発
展
し
て
1
9
ズ
ム
が
特
徴
。
レ
ゲ
エ
は
そ
い
て
、
裏
打
ち
の
独
特
な
リ
音
楽
の
影
響
を
強
く
受
け
て
カ
リ
プ
ソ
な
ど
カ
リ
ブ
海
の
ズ
ム
&
ブ
ル
ー
ス
、
そ
れ
に
は
ア
メ
リ
カ
の
ジ
ャ
ズ
や
リ
は
﹁
ス
カ
﹂
が
ル
ー
ツ
。
ス
カ
ル
の
ひ
と
つ
で
、
も
と
も
と
カ
で
生
ま
れ
た
音
楽
ジ
ャ
ン
な
ど
を
レ
ゲ
エ
調
に
ア
レ
ン
る
﹁
島
唄
﹂
や
﹁
涙
そ
う
そ
う
﹂
じ
め
、
ヒ
ッ
ト
ソ
ン
グ
で
あ
た
作
品
だ
。
沖
縄
民
謡
を
は
沖
縄
の
名
曲
を
カ
ヴ
ァ
ー
し
の
﹂
も
、
誰
も
が
知
っ
て
い
る
ス
タ
ー
カ
ヤ
の
﹁
た
か
ら
も
も
ま
た
新
鮮
で
面
白
い
。
シ
エ
・
バ
ー
ジ
ョ
ン
で
聞
く
の
う
。
お
馴
染
み
の
曲
を
レ
ゲ
も
レ
ゲ
エ
に
仕
立
て
て
し
ま
は
ど
ん
な
ジ
ャ
ン
ル
の
音
楽
ミ
ュ
ー
ジ
シ
ャ
ン
に
よ
っ
て
レ
ゲ
エ
は
南
米
ジ
ャ
マ
イ
ネットワークコンサルティング
拠点:札幌・仙台・北関東・東京・名古屋・大阪・福岡
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IPの最適化戦略についてサポート致します。
28
新風 Vol.485. 2006
ネオプレックス/2,500円
し
て
み
ま
せ
ん
か
?
聴
き
な
が
ら
、
こ
の
夏
過
ご
ら
の
ゆ
る
∼
い
サ
ウ
ン
ド
を
ジ
し
て
収
録
。
南
国
さ
な
が
と
呼
ば
れ
る
こ
と
も
あ
り
、
て
ち
ょ
っ
と
お
勉
強
を
。
﹁
カ
ヴ
ァ
ー
・
ミ
ュ
ー
ジ
ッ
ク
﹂
う
。
ま
ず
は
レ
ゲ
エ
に
つ
い
と
こ
ろ
で
、
レ
ゲ
エ
は
み
の
な
い
人
も
多
い
だ
ろ
も
、
レ
ゲ
エ
に
あ
ま
り
馴
染
﹁
た
か
ら
も
の
﹂
。
と
い
っ
て
シ
ス
タ
ー
カ
ヤ
の
ア
ル
バ
ム
本
人
女
性
ア
ー
テ
ィ
ス
ト
、
ゲ
エ
シ
ー
ン
で
活
躍
す
る
日
今
回
紹
介
す
る
の
は
、
レ
ま
っ
た
の
で
あ
る
。
楽
の
枠
を
超
え
て
世
界
に
広
っ
て
、
レ
ゲ
エ
は
一
民
族
音
立
役
者
だ
。
彼
の
功
績
に
よ
ン
ル
を
世
界
に
認
知
さ
せ
た
な
い
。
レ
ゲ
エ
と
い
う
ジ
ャ
前
は
知
っ
て
い
る
か
も
し
れ
2006 Vol.485. 新風
29
CULTURE CLUB
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やまいち
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1年間の会費として充当いたします。
の
理
由
を
ご
主
人
は
﹁
お
客
の
来
こ
こ
は
完
全
予
約
制
だ
が
、
そ
い
う
贅
沢
な
時
間
を
過
ご
せ
る
。
が
ら
、
極
上
の
寿
司
を
味
わ
う
と
主
人
と
の
粋
な
会
話
を
楽
し
み
な
ン
タ
ー
8
席
の
み
。
気
さ
く
な
ご
内
は
、
居
心
地
の
よ
い
檜
の
カ
ウ
も
多
い
。
こ
ぢ
ん
ま
り
と
し
た
店
コ
ミ
で
広
が
り
、
今
で
は
常
連
客
に
開
業
し
た
。
そ
の
人
気
は
ク
チ
ご
主
人
、
篠
崎
昭
彦
氏
が
半
年
前
構
え
る
寿
司
屋
。
こ
の
道
35
年
の
点
か
ら
ほ
ど
近
い
一
等
地
に
店
を
東
京
・
銀
座
の
数
寄
屋
橋
交
差
り
と
存
在
感
の
あ
る
シ
ャ
リ
が
、
う
ご
主
人
。
一
粒
一
粒
に
し
っ
か
で
寿
司
の
7
割
が
決
ま
る
﹂
と
言
る
、
と
い
う
具
合
だ
。
﹁
シ
ャ
リ
て
、
最
後
に
3
種
の
混
合
酢
で
切
経
験
と
勘
が
も
の
を
い
う
。
そ
し
が
あ
る
南
部
鉄
釜
で
炊
く
か
ら
、
炊
き
加
減
を
微
妙
に
変
え
る
必
要
そ
の
日
の
気
温
や
湿
度
に
よ
っ
て
深
海
温
泉
水
で
炊
く
。
し
か
も
、
産
の
五
郎
兵
衛
米
を
、
鹿
児
島
の
の
が
あ
る
。
特
別
精
米
し
た
長
野
す
る
こ
だ
わ
り
は
並
々
な
ら
ぬ
も
徴
さ
れ
る
よ
う
に
、
シ
ャ
リ
に
対
た
め
﹂
と
言
う
。
そ
の
言
葉
に
象
か
で
も
、
米
麹
に
漬
け
込
ん
だ
マ
燻
し
た
﹁
微
薫
ト
ロ
﹂
な
ど
。
な
大
ト
ロ
を
わ
さ
び
の
葉
で
包
ん
で
を
使
っ
た
﹁
深
川
﹂
、
マ
グ
ロ
の
が
冴
え
る
。
た
と
え
ば
、
あ
さ
り
を
超
え
た
ご
主
人
の
ア
イ
デ
ィ
ア
守
り
つ
つ
、
さ
ら
に
江
戸
前
の
枠
と
い
う
伝
統
的
な
基
本
を
忠
実
に
あ
る
﹁
締
め
る
、
焼
く
、
煮
る
﹂
そ
し
て
、
江
戸
前
寿
司
の
特
徴
で
最
高
級
の
魚
だ
け
を
仕
入
れ
る
。
浦
や
気
仙
沼
の
本
マ
グ
ロ
な
ど
、
ご
主
人
の
目
に
か
な
っ
た
那
智
勝
て
く
れ
た
。
け
﹂
と
、
サ
ラ
リ
と
笑
顔
で
語
っ
﹁
お
客
さ
ん
の
笑
顔
を
見
た
い
だ
協
を
許
さ
な
い
。
そ
の
理
由
を
ご
主
人
は
こ
の
仕
事
に
一
切
妥
を
締
め
始
め
る
の
で
あ
る
。
お
客
が
店
を
訪
れ
て
か
ら
、
ネ
タ
と
い
う
こ
と
だ
。
だ
か
ら
当
然
、
で
、
手
を
加
え
る
の
を
や
め
る
﹂
る
ギ
リ
ギ
リ
一
歩
手
前
の
と
こ
ろ
技
。
﹁
素
材
が
最
高
の
状
態
と
な
日
本
料
理
で
い
う
﹁
寸
止
め
﹂
の
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マリオン
は
自
慢
の
一
品
だ
。
実
際
に
そ
れ
を
物
語
っ
て
い
る
。
こ
の
道
35
年
、
主
人
の
真
摯
な
姿
勢
か
ら
生
ま
れ
た
グ
ロ
の
赤
身
を
握
っ
た
﹁
雪
漬
け
﹂
モザイク銀座
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至東京
外
堀
通
り
並
木
通
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楽
有
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新風 Vol.485. 2006
す
べ
て
の
基
本
に
あ
る
の
は
、
毎
朝
、
自
ら
築
地
に
足
を
運
び
、
江
戸
前
の
伝
統
と
斬
新
な
ア
イ
デ
ィ
ア
を
融
合
さ
せ
た
寿
司
共同受注、共同購買事業の推進
電気通信付属機材の斡旋
30
食べる
店
時
間
に
合
わ
せ
て
ご
飯
を
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メニュー/昼おまかせ15,000円∼、夜おまかせコース20,000円∼(税込)
2006 Vol.485. 新風
31
発行人
大平昭夫
社団法人 情報通信設備協会 関東地方本部
編集顧問
富田 登
井上剛毅
Information & Telecommunication Equipment Constructor's Association
関東地方本部
〒103-0025 中央区日本橋茅場町2-17-7 第3大倉ビル
神奈川県支部
〒220-0061 横浜市西区久保町30-15(シバ電話工業(株)) TEL 045-242-1911
千葉県支部
〒260-0018 千葉市中央区院内1-2-1(宮川電気通信工業(株)) TEL 043-225-1311
埼玉県支部
〒330-0842 さいたま市大宮区浅間町1-4-4(東陽工業(株)北関東支店) TEL 048-642-5771
茨城県支部
〒310-0005 水戸市水府町1544-3(茨城電話工業(株))
TEL 029-224-2000
栃木県支部
〒327-0821 佐野市高萩町2-1(東邦建(株))
TEL 0283-24-5556
群馬県支部
〒370-0069 高崎市飯塚町1174-5(藤田情報システム(株)) TEL 027-361-7111
山梨県支部
〒400-0032 甲府市中央2-13-2((株)サンテレコム)
東京千代田・中央支部
〒101-0031 千代田区東神田1-10-6 幸保第2ビル(英工電機(株)) TEL 03-5821-1911
東京港・南支部
〒105-0014 港区芝2-16-9 芝YSビル((株)共栄通工)
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東京西・東支部
〒113-0021 文京区本駒込4-30-2(新東電設(株))
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東京多摩支部
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TEL 042-324-3211
TEL 03-5640-4761
TEL 055-221-1144
編集委員長
谷口和男
編集委員
福島和義
荒木彦次
鈴木 潔
三本晴男
小島清志
編集・取材
ル・カレ
千葉尋未
羽太俊昭
デザイン
ル・カレ
佐野麻登香
木村結美
表紙デザイン
ゼクウ
社団法人 情報通信設備協会
遠藤重実
印刷
センコー社
福田光雄
北海道地方本部
信越地方本部
中国地方本部
北陸地方本部
九州地方本部
東北地方本部
関東地方本部
四国地方本部
関西地方本部
新風
東海地方本部
[ 関東地方本部報 ]
Vol.485 . 2006
社団法人 情報通信設備協会 関東地方本部
日本橋
本橋
東西線
3
茅場町
住 所:〒103-0025
東京都中央区日本橋茅場町2-17-7
プロント
日比谷線
茅場町駅
第3大倉ビル3階
電 話:03-5640-4761
FAX:03-5640-4763
永代通り
茅場町駅
出口
ローソン
1
高島屋別館
出口
新
大
橋
通
り
第3大倉
ビル
新亀島橋
E-mail:kanto@itca.or.jp
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門前仲町
発行日:
平成18年7月10日発行
(通巻第485号)
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関東地方本部
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2-17-7 第3大倉ビル3階
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八丁堀
築地
東京メトロ 東西線・日比谷線 茅場町駅徒歩2分
許可なく転載、複製することを禁じます。
32
新風 Vol.485. 2006
2006 Vol.485
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0077-7007
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