2008.08 47号

平成20年8月21日発行
❑ 塾長たより ❑
毎日暑い日が続きますが、皆さんいかがお過ごしですか。
さて、のりおの声にも書きましたが、7月の26日からこの4日まで、シリア、チュニジア、
エチオピアと回ってきました。シリアとチュニジアは45℃の酷暑、逆にエチオピアは2400
mの高地のために気温20℃と寒いくらいでした。シリアのゴラン高原には国連 PKO 部隊の一員
として自衛隊が参加しており、もう13年目、半年交代なので25次隊の43名が任務について
おられました。派遣当初は大きく報道もされたのですが、今ではマスコミで取り上げられること
もなく、司令官(オーストリア人)も隊員の士気の維持に腐心されていました。しかし、我が自
衛隊の皆さんのご苦労は大変なもので、その存在そのものが、この地域の紛争の再発防止に大き
な力になっていることをもっと評価し、感謝すべきだと思います。心からご苦労様ともうしあげ
たいと思います。
また、毎回途上国を訪問するたびに、日本の経済協力の現場を訪ねたり、JICA の専門家や青年
海外協力隊などのボランティアの方と話をするのを楽しみにしています。今回もそれぞれの国で、
厳しい生活環境の中でボランティア活動に励んでおられる姿に感銘を受けました。時折は、自分
達がやっていることが、本当にその国のために役立っているのだろうかと悩まれることもあるよ
うですが、私は必ず彼らの活動が評価されると信じています。
また、特に青年協力隊の若い人にとっては、途上国での2年間の経験が彼らの人生で決して無駄
にはならないと思います。若い時に異文化の中に身を置いて、外から日本を見る機会が与えられ
ることには大きな意味があるのではないでしょうか。日本という国が世界の中でどういう位置、
立場にあるのか、また、自分自身と日本人の生き様をじっくりと見直すいい機会だと思います。
日本では、途中寄り道(本当は寄り道ではなく、貴重な経験なのですが)することなく、学校
を出てそのままストレートに就職する人の方が評価される傾向がありますが、どうなんでしょう
か。協力隊経験者が変わり者扱いされるようでは、この国の国際化など程遠いと言わざるを得ま
せん。
私は、ちょっと本来の目的からは外れるかもしれませんが、日本の若い人達は、2年とはいい
ませんが、全員、途上国でボランティア活動に従事するくらいのことをやるべきだと思います。
何度も言いますが、日本の本当の危機は、今の原油高や諸物価の高騰のような当面の問題では
なく、秋葉原事件や八王子の事件、義務を果たさず、権利ばかり主張する国民の心の持ちように
あります。高度成長期と違って、分かり易い物質的な国家目標はなくなりました。日本と日本人
は、驕ることなく、かといって卑屈になることもなく、真に国際社会の中で評価され、尊敬され
る途を求めていかなければなりません。
世界は、軍事面以外での日本と日本人の貢献を求めています。今こそ、私たちの出番だと言っ
ても過言ではないと思うのですが。
第2回三ツ矢塾塾長杯ゴルフコンペのご案内
残夏の候、皆様方におかれましては、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
平素は三ツ矢塾に格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、この度、第2回三ツ矢塾長杯ゴルフコンペを下記日程にて開催させて頂きます。
皆様お誘い合わせの上、多数のご参加をお待ちしております。
下記のとおり賞品もご用意しておりますので、ご検討の上よろしくお願い致します。
※尚、当日は三ツ矢憲生塾長も出席します。
○開 催 日
平成20年9月14日(日)
○場
一志ゴルフ倶楽部
所
津市一志町大仰2961
TEL 059−293−6868
○集合時間
7時30分集合 (スタート 7時55分)
○参 加 費
14,000円
○参加募集人数
(セルフプレイ)
8組(32名)
○ル ー ル
得点(ダブルペリア)ゴルフ場のルールに従う
○賞
各賞たくさんご用意しています
品
○問合せ先
三ツ矢塾本部(担当:樋口)
TEL
0596-21-0328
参加希望の方は下記に必要事項をご記入の上、三ツ矢塾本部
(FAX
0596−21−1328)へご返送下さい。
準備の都合上、8月末日までにご返信お願いいたします。
氏
1
2
3
4
名
住
所
連絡先
❑ 名所紹介∼花の窟神社 ❑
国道42号線をひたすら南進し、鬼ヶ城トンネルを抜け、熊野灘に面して美しい弧を描いた全長
二十数キロに渡って連続する七里御浜海岸や海岸の隆起・海食現象によって形成された高さ25
m・周囲210mの獅子岩を通過後、間もなく右側に巨岩を御神体とした『花の窟神社』があり
ます。
花の窟神社は720年(奈良時代)に記された日本最初の歴史
書である日本書紀の一書によると火の神カグツチの出産時に陰
部を火傷し病気で亡くなった日本神話の女神イザナミの葬地と
され、平安時代中期の全国の主要な神社を列記した『延喜式』
神名帳でも神社として記載されておりません。
実際に神社として名乗られるようになったのは明治時代以降だそうで、以前は社殿がなく岩や老
樹大木を祀っている神社も珍しくなかったのですが、神社合祀でそのほとんどが失われてしまい
ました。
日本最古の神社とされる花の窟では毎年2月2日と10月2日に
例大祭が行われ、日本書記にも登場する花飾りや舞を捧げるお綱
掛け神事が執り行われ、日本一長いといわれている約170メー
トルの大綱を岩窟上45メートル程の高さの御神体から境内南隅
の松の御神木に渡します。このお綱掛け神事は、太古の昔から行
われており「三重県無形文化指定」されています。
ぜひ、神々が眠る日本最古の神社・花の窟神社例大祭に参加してみてはいかがでしょうか。
□問い合わせ先
熊野市観光スポーツ交流課
〒519-4392 熊野市井戸町 796
TEL:0597-89-4111/FAX:0597-89-3742
参考 http://www.hananoiwaya.jp/
http://www.za.ztv.ne.jp/onigajyo/kankou/hananoiwaya.html
http://www.mikumano.net/meguri/hananoiwaya.html
http://www.kumadoco.net/news_after/view.cgi?no=53
作成:熊野・南郡ブロック塾生
藤川 秀生
❑ 一言・一得 ∼ 冷
静 ( 地
震 ) ∼ ❑
★日頃の備え(その1)
日本は、世界平均の約10倍の地震が起こるといわれている。文字どおりの地震大国。
近年各地で大震災がおこっており、地震に関しては日本全国安全なところはないと言える。
地震予知能力は、現状の科学では無理とか。
ではどうするか。それは、日々事あるごとに注意喚起するしかないようである。文明が進むほ
ど天然の暴威による災害が、その激烈の度を増すように思える。今までの震災を参考にして自衛
意識を向上させるために、心構えを一筆啓上。
専門官曰く、特に地震の予知情報が一番難しいとのこと。
「ぐらっ」ときたら、その時、一番近くにいる人の“冷静さ”が大切である。ぐらっとくれば、
だれでも混乱することは当然である。しかし、大きく揺れが続くのは長くて 1 分程度といわれて
いる。大切なのはその後である。「火の元は大丈夫か」「けが人はないか」みんなで協力して落ち
着いて行動すれば被害は最小限ですむ。それぞれの救助隊(消防団、救急など)が到着するまで、
“冷静”に対処することである。いざという時の冷静な判断と周りの人との支え合い。これが大
地震により、その大切さを我々に改めて教えてくれたのではないだろうか。万一に備えて、でき
ることは家庭でもやっておこう。
○非常持出品の用意
○消火器の使い方
○タンスなどの転倒防止
○風呂のお湯は捨てないでためておく
○寝室近くにスリッパを
★日頃の備え(その2)
災害は、いつ襲ってくるかわからない。今までの震災の教訓を活かし、いざという時のために、
もう一度備えの確認を。日頃の備えは安全→安心。
①家庭での安全確認
・家の中や周辺の安全確認(集合場所、連絡先をきめておく)
・電気、ガス、火の元など(点検箇所を確認しておく)
・老若男女の安全対策を確かめておく(近所の人と連絡を密に)
・ブロック塀の安全点検
②非常用品の準備
・飲料水や燃料は、最低3日分を供えておく
1人1日3ℓ×3日×家族の人数(ポリ容器がよい)
・貴重品、現金、身分証明書、印鑑、預貯金通帳
・懐中電灯、携帯ラジオ(乾電池)、マッチ、ライター、ろうそく
・救急セット(脱脂綿、バンドエイド、常備薬)
・ヘルメット、軍手、衣類(衣類、下着、靴下、タオル)
・毛布、寝袋、カッパ、ロープ、ポリ袋、缶切り
③避難の心得
・先ず、落ち着いて素早く火の始末をする
・戸などを開けて、出口を確保する
・正確な情報をつかんで、的確な行動をする
・慌てて外へ出ないで、柱の多い室内で様子をみる
・避難は徒歩で、まとまって行動する
・垂れ下がった電線や建物の周辺には近づかない
・車は左側に寄せエンジンを切る。車外に出ないでラジオを聞く
・電車内では乗務員の指示に従い、落ち着いて行動する
最近世間では9月に大地震説など、多くの地震に関する情報が流れていますが、くれぐれ
も事前の準備だけは怠らないようお願いします。備え有れば憂い無し!
❑ 統括事務局より ❑
皆様こんにちは。
そろそろ8月も終わりに近づいてきましたが、子供達は夏休みの課題に追われていませんか!?
家族みんなで手分けして(!?)提出日までに、しっかり終わらせてくださいね(*^_^*)
久しぶりに、熊野の花火を見に行ってきました!
熊野の花火は何度か行った事がありますが、今年はいつもより真剣に見入ってしまい、車の防犯
装置も反応してしまうくらいの音と地響きの中、あっと言う間の2時間でしたよ。
まだ見に行った事のない方は、ぜひ一度は見てもらいたい花火です♪
さて、オリンピックもあと数日で終わりますが、残りの種目も精一杯応援しましょうね!
三ツ矢塾本部事務局
〒516-0073
三重県伊勢市吹上 2 丁目 8-23
TEL0596-21-0328
FAX 0596-21-1328
HP http://www.mitsuya-norio.com/
MAIL mitsuya1@siren.ocn.ne.jp