参考資料 - 宮崎大学

~世界を視野に 地域から始めよう~
報道発表
平成 23 年 10 月 12 日
報道機関 各位
宮崎大学企画総務部 秘書広報課長
第 7 回清花祭特別講演会「あれから半年-今振り返る東日本大震災」の
開催について(依頼)
拝啓 貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素から本学の教育研究活動に関しましては、格段のご高配を賜り厚くお礼申し上
げます。
さて、本学では、11 月 18 日(金)~20 日(日)に開催される大学祭「第 7 回清花
祭」に先立ち、以下のとおり特別講演会「あれから半年-今振り返る東日本大震災」
を開催いたします。
つきましては、貴社の「インフォメーションコーナー・お知らせコーナー」等に掲
載いただくとともに、当日取材していただき、記事として取り上げていただければ幸
いに存じます。
何かとご多忙中とは存じますが、何卒よろしくお願いいたします。
敬具
記
日 時
平成 23 年 11 月 3 日(木・祝)13:00~
場 所
清武町文化会館 半九ホール
※詳しいプログラムについては、別紙をご参照ください。
以上
第7回 宮崎大学 清花祭 特別講演会
あれから半年
今振り返る
東日本大震災
―被災地の過去、現在、未来を知る―
基調講演
世界初トリプル災害の下
での医療の混乱と再生
講演者:及川友好 氏
南相馬市立総合病院副院長
―私たちにできることに、気付く―
トークライブ
never give up
∼私たち一人ひとりにできることを∼
( ダウンタウン (
講演者:松本隆博 氏 松本人志 実兄
社会貢献的エンターテイナー
―共に、考える―
パネルディスカッション
「宮崎で災害が起こった時、どうするか」他
及川友好 氏(南相馬市立総合病院副院長)
原田隆典 氏(宮崎大学工学部教授、地震防災工学)
井上 優 氏(NPO法人宮崎文化本舗 副代表理事)
清山知憲 氏(医師、宮崎県議会議員)
―心で、感じる―
写真展
被災地の様子や学生・医師の活動紹介
チャリティ
募金活動、宮崎発の被災地支援活動紹介
すずかけ太鼓 公演
医学部生による和太鼓の力強い演奏
12時開場/13時開演
日時:2011年11月3日(木・祝)
会場:清武町文化会館 半九ホール
■入場料 無 料
■主 催 宮崎大学清花祭清武キャンパス実行委員会 ■共 催 清武町文化会館
■後 援 宮崎市教育委員会・宮崎日日新聞社・MRT宮崎放送・宮崎大学医学部後援会
応募方法(10月31日締切)
1.はがき・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・〒889−1692 宮崎市清武町木原5200 清花祭実行委員会
2.清花祭公式ホームページ・・・・・・http://kiyokasai.com
※いずれかの方法で、住所・氏名・年齢・電話番号・観覧人数希望を明記のうえ、お申し込みください。チケットをご住所まで送付いたします。
なお、応募多数の場合は先着順とさせていただき、発送を持ってかえさせていただきます。
お問い合わせ: 宮崎大学清花祭講演会企画 代表 山下 090-8629-4660
宮崎大学第 7 回清花祭医学部特別講演会
「あれから半年、今振り返る東日本大震災(仮)」
企画概要説明書
宮崎大学清花祭 医学部特別講演会 企画書
2011 年 10 月 1 日
1.企画背景
1-1
医学部特別講演会について
宮崎大学医学部では、毎年、11 月に行われる学園祭の一環として、各界の著名人をお呼びしての医学
部特別講演会を開催してまいりました。これまでに『五体丌満足』の乙武洋匡さんや、代理母出産や乳
がんの手術を経験された向井亜紀さん、カンボジアで国際医療に貢献されている赤尾和美さんといった
方々をお呼びしてきました。
今年度は、医学部内で行われた講演者候補に関するアンケートの結果も踏まえ、世界中で多くの人が関
心を寄せている、去る 3 月 11 日に東北地方太平洋沖を襲った未曾有の東日本大震災をテーマに第 7 回
宮崎大学清花祭医学部特別講演会を開催したいと考えております。
1-2
企画序文(問題提起)
3 月 11 日、東北地方太平洋沖で起こった大地震により、東北地方をはじめとして、非常に広い範囲で
多くの方々が被災することとなりました。津波警報は遠く離れた九州まで寄せられ、宮崎にも大津波が
来るのではと多くの人が息をのんでいたのを記憶しています。また、原子力発電所の事敀をはじめとす
る二次災害も多く起こり、今でも数えきれない人々がその影響にさらされています。
今回の災害に対する人々の関心は非常に強く、日本内外から非常に多くの人々が支援に駆けつけていま
す。海外に目を向けてみると、先進国のみならず、これまで日本が支援をしてきた発展途上国からも次々
と支援の申し出がなされました。一方、国内(地元)に目を戻すと、宮崎からも DMAT が派遣され、県
庁や保健所の職員をはじめとして、多くの方々が現地へ支援・視察に赴いています。
こうした支援の動きがある一方で、一時、東北地方のニュースで独占されていたメディアは平常に戻り、
地理的に離れ、余震や放射線、電力の影響を受けない九州地方からは、少しずつ、東北地方の現状が把
握しづらい状況になり、人々の意識から今回の大災害が滑り落ちてきていることを感じるのも事実です。
そこで、震災から約半年という時期に、改めて今回の大災害を振り返り、急性期・慢性期の支援のあり
方、宮崎から出来る支援の形、そして、東北地方同様にその県土の多くが海に面している宮崎で同様の
災害が起こった際にどのように対処すればよいか、こうしたことを改めて考え直すことは非常に有意義
であると考えます。
このような理由から、今回の医学部特別講演会のテーマを「東日本大震災」とすることに決定しました。
2
宮崎大学清花祭 医学部特別講演会 企画書
2011 年 10 月 1 日
2.目的
地震発生から約半年という契機に、改めて、非常に多くの方が関心を寄せ、心を痛めている東日本大震
災を振り返り、
1.実際に現地で起こったことを知り<基調講演>
2.今回の災害を見つめる視点の新たな切り口を学び<トークライブ>
3.今、何が求められているのかを考え<パネルディスカッション(以下 PD)①>、また
4.宮崎で同様の災害が起こった場合にどうすべきかについて検討する<PD②>
ことを目的としております。
3.対象

宮崎大学学生・職員

宮崎市在住の方々

災害時医療・復興支援にご関心を持たれているすべての方々
※地域の活性化という目的から、宮崎市在住の方々、宮崎大学学生・職員を第一のターゲットとしてお
りますが、災害時医療・復興支援にご関心を持たれているすべての方々に広くご参加いただければと
考えております。
4.企画概要
4-1
概要
日時:2011 年 11 月 3 日(木・祝)13:00~16:30 (開場 12:00、閉場 17:30)
場所:宮崎県宮崎市清武町文化会館半九ホール
参加人数:500~800 名程度
参加費:無料(東日本大震災への募金を予定しています)
主催:宮崎大学第 7 回清花祭清武キャンパス実行委員会
共催:(財)清武町文化会館
後援:宮崎市教育委員会・宮崎日日新聞社・MRT 宮崎放送・宮崎大学医学部後援会
3
宮崎大学清花祭 医学部特別講演会 企画書
2011 年 10 月 1 日
4-2
プログラム
時間
プログラム
12:00-
開場
13:00-13:05
オープニング
開会挨拶、企画趣旨説明
13:05-13:20
すずかけ太鼓公演
医学部「すずかけ太鼓」部による和太鼓の公演
13:20-13:25
清花祭 PR
医学部学祭委員長、医学展長、イベント長による PR
基調講演
「世界初のトリプル災害の下での医療の混乱と再生」
13:25-14:25
14:25-15:15
15:15-15:25
15:25-16:25
16:25-16:30
内容
及川友好先生(南相馬市立総合病院副院長)
PD①
「今、被災地では何が求められているのか」
PD②
「宮崎で同様の災害が起こった時、どうするか」
休憩
トークライブ
「never give up」~私たち一人ひとりにできることを~」
松本隆博 氏(シンガーソングライター)
クロージング
閉会挨拶
4
宮崎大学清花祭 医学部特別講演会 企画書
2011 年 10 月 1 日
4-3
基調講演
【題目】
基調講演①<今回の震災に向けてメッセージを寄せられている各界のオピニオンリーダーの方>
題目:
「never give up~私たち一人ひとりにできることを~」
講演者:松本隆博 氏(シンガーソングライター、社会貢献的エンターテイナー)
基調講演②<被災されながら現地で医療をされている先生からのメッセージ>
題目:世界初トリプル災害の下での医療の混乱と再生
講演者:及川友好 先生(南相馬市立総合病院副院長)
【時間】60 分
【形式】PPT による発表
【内容】
普段から現地で医療をされてきた方だからこそ見えるもの、外から東北を見ているからこそ見えるもの
があるのではないでしょうか。基調講演で、この両方の視点からお話しいただくことで、今回の災害を
なるべく多面的にとらえたいと考えています。内容としては、急性期・慢性期を通して、医療/非医療
に関わらず、現地で行ってこられた活動、感じられたこと、東北へのメッセージ、東北へ思いを寄せる
我々へのメッセージ、今後の活動計画などについてお話しいただければと思います。
その際、PD①②につながるような問題提起をしていただけますと、参加者の皆さんにとっても、よい導
入になるのではないかと存じます。
5
宮崎大学清花祭 医学部特別講演会 企画書
2011 年 10 月 1 日
4-4
パネルディスカッション
【パネラー候補】
1.講演者② 及川友好 先生(南相馬市立総合病院副院長)
2.原田隆典 先生(宮崎大学工学部教授、地震防災工学)
3.清山知憲 先生(医師、宮崎県議会議員) パネラー兼モデレータ
4.井上 優 先生(NPO 法人宮崎文化本舗 副代表理事)
【時間】PD①②合わせて 60 分
PD①「今、被災地では何が求められているのか」
【形式】
・モデレータ
・パネリスト
によってディスカッションを行う。進行・テーマの設定はモデレータが行う。
※現在企画しているシナリオ案
震災から半年たった今、被災地では何が求められているのか、それぞれの立場から議論をしていただき
たいと考えています。
PD②「宮崎で同様の災害が起こった時、どうするか」
【形式】
・モデレータ
・パネリスト
によってディスカッションを行う。進行・テーマの設定はモデレータが行う。
※現在企画しているシナリオ案
公衆衛生、医療、行政といった異なる立場から、災害が起こる前に、宮崎で取り組んでおくべきこと、
実際に災害が起こってしまった際に、何をしたらよいか、議論していただきたいと考えています。
6
宮崎大学清花祭 医学部特別講演会 企画書
2011 年 10 月 1 日
5.企画イメージ
写真展
• 現地の様子を知る
• 宮大生、宮崎の医師の活動を知る
• ボランティアの様子を知る
• 現地での様々な活動を知る
講演会
• 現地の生の声を聞く
• 様々な活動の可能性を知る
• 何が求められているかを考える
• 宮崎で同様の災害が起こったら
チャリティ
• 募金箱の設置
• 宮崎発の被災地支援方法紹介
• Etc…
7
今
振
り
返
る
、
東
日
本
大
震
災
宮崎大学清花祭 医学部特別講演会 企画書
2011 年 10 月 1 日
6.企画構成員
企画長:山下創(090-8629-4660、so.yama81@gmail.com)
副企画長:中村仁彦、山下真貴子
会計:比嘉花絵
企画員:平山果歩、山本彰子、吉留綾
(以上、宮崎大学医学部医学科 4 年)
柏木歩美、福良明子
(以上、宮崎大学医学部看護学科 2 年)
以上
8