あんき工房だより 2011 年 10 月号 金木犀の香りがあちこちからします。 皆様お変わりございませんか。 10 月 5 日(水)東京ビッグサイトで行われた HCR2011 国際福祉機器展に行ってきました。 今回はちょっと気になった物の紹介と介護保険福祉用具・住宅改修改正の情報です。 ※青字はカタログのキャッチコピー イージーケアリフター(参考出展) (TAKATSUKI) 車いすを簡単リフトアップ! 汚れた車輪を楽々おそうじ。 色は 5 色。普段も装着したままでよく、使い勝手も良さ そうです。デザインもスマートですね。 イメージは自転車のスタンドという感じ。 車いすを屋外で使用して室内でもそのままという利用者には便利なものだと思います。 携帯型拡大読書器 アクティブビュー(パナソニック) どこでも撮影、読みやすく拡大 イメージはちょっと大きめのデジカメやスマートフォンと いう感じです。希望小売価格 198,000 円(非課税) 遠くの時刻表や手元の書類を拡大できます。 テレビやパソコンのモニターに接続すれば保存や大きさも 自由になり読みやすくなります。日常生活用具給付実績もあるそうです。 福浴回転バスボード(ウエルファン) 回転板で誰もが入りやすい 浴槽をまたぎやすい!お尻の肉がよじれない!利用者も介護者も楽 他社でも同じような形をした福祉用具はありますがとても薄型 背ぐりが大きいので家族にバスボードを移動してもらう手間が 省けるかもしれません。 厚みは 2cm 重量は 4.8kg 価格 S:46,935 円 1 L:49,875 円 らくらく移乗器「乗助さん」(イデアグループ) 介護者にも優しさを・・・・ 乗助さんは本体と座面ユニットの二つの構造になっています。 ベッドから移乗するには端座位の姿勢で本体のフレームを差し こんで利用者の腰を上げて座面ユニットをセットします。 そのままトイレまで移動して座面を折りたたんで排泄します。 丌安定な姿勢のようにみえますが抱きかかえての移乗よりは安心です。 ステアチェア(株式会社サンワ) 地震・火事などの災害時の階段避難を素早く確実に! かけがえのない人を守れますか・・・屋上への避難に!屋外への避難に! 可搬型階段昇降機(階段移動用リフト)です。 全幅 461mm 機体質量約 74kg 最大荷重 135kg(1 名) クローラ式では世界初の 38 度傾斜の階段まで対応だそうです。 建設機械に多くみられるクローラ式です。 クローラ式は速度は遅いが安定感があるのが特徴だとか LED 滑り止め玄関台(ユーバ産業株式会社) 目の丌自由な方、薄暗い玄関にも最適です。 バリアフリー展でもみました。 名前そのままですね。人感センサーによりライトが点灯し 安全です。ライトは単 3 電池 4 個を使用。 天板の素材は滑りにくいシリコンマット。 マットだけの販売もしています。1 段、2 段、高さ調整タイプ など種類があります。1 段タイプ 450(幅)x335(奥行)x125(高さ) 21,000 円 電池は 1 日 30 回点灯で約 6 カ月~1 年 LED ライトの寿命は約 5 年~10 年だそうです。 ゆったり手すり はさむ君固定(SSK セパレーターシステム工業株式会社) レンタルあがりカマチ用両側手すり 玄関のカマチにはさんで固定するだけの簡単設置 バリアフリー展でも多くの企業がこのタイプのレンタル商品を 出展していましたが HCR でも多く展示してありました。 自重があるもの、壁面に突っ張るものなど様々です。 こちらは框に挟むタイプなので形はすっきりです。 事前に玄関上がり框の形状を調べる必要があります。 介護保険のレンタルでは手すり部分はレンタルになるが踏み台の 部分がグレーな部分です。基本は対象外となります。 2 キッチン愛(アートスタジオ ヴィヴィ(有) 家族の幸せはキッチンから始まる。男性も高齢者も車いすの方も・・・ 電動リモコンでカウンターが最大 20cm上下可能。 1 秒で 1cm スライドします。 足元は車いすでもはいれるようにスペースがとってあります。 換気扇や水栓も手元のリモコンで操作ができるようになっています。 受注生産でフリーサイズ、オーダーメイド対応も可能となっています。 他社でもありますが結構高価です。 その他 食事に関する用具はシリコーン容器が並んでいました。 ブログでも紹介しましたが誰にでも便利な道具ですね。 介護保険住宅改修改正の情報 シルバー産業新聞 「厚労省 2011 年 10 月 10 日号より 福祉用具 6 種目追加へ」 ①「介助用ベルト(入浴介助用以外のもの) 」を福祉用具貸不の 「特殊寝台付属品」として追加 ②「特殊尿器(自動排泄処理装置) 」を福祉用具貸不の対象種目に追加 ③「腰かけ便座の底上げ部材」を特定福祉用具販売の「腰掛け便座」の 対象に追加 ④「通路等の傾斜の解消」を住宅改修の「段差解消」の対象として追加 ⑤「扉の撤去」を住宅改修の「扉の取り替え」の対象として追加。 ⑥「転倒防止用柵の設置」を住宅改修の「段差の解消の付帯工事」の対象として追加 経緯などはネットより見ていただけます。 利用者や保険者判断で既に対象としていた項目もあるように思いますが④⑥は嬉しいですね。 あんき工房 Open Living 平成 23 年 10 月 31 日(月)午後 1 時 30 分~4 時頃 ご相談のある方は随時対応致します。 simokawa@ccnet.ne.jp 携帯 anki1685@ezweb.ne.jp 3
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