5月 31 日 ▼ 原稿締切日 結果の通知 6月 30 日 (当日消印有効) 原稿送付要項&課題 原稿を書く前によく読んで下さい ① 裏面の各コースの「課題」(2課題)から自分の得意とする「課題」 を一つ選び、その課題について制限字数内、制限時間内で専用原稿用 紙に書いて下さい。(添削指導資格者認定コースは1課題) ② 選択した課題、氏名等を記入し、原稿はNo.1の1行目から書き出し て下さい。 ③ パソコン等を使用せず、自筆で書いて下さい。 ④ 返信用封筒(A4版が入る封筒に返信先を明記)に切手(120円分) を貼り、同封して送付して下さい。 送付先 〒206-0823 東京都稲城市平尾1-54-6 NPO現代用語検定協会「作文/小論文検定委員会」 宛 ⑤ 検定結果は、締め切り後約30日で通知致します。 ※ 団体受検の場合は、各団体でまとめて送付して下さい。 特定非営利 主催:活動法人 現代用語検定協会 〒206-0823 東京都稲城市平尾1-54-6 電話042-331-2172 FAX042-350-6217 ホームページ http://www.genken.com Eメール genken@khaki.plala.or.jp 作文/小論文検定 2010 年第 1 回検定の課題 ジャンプコース 6級/5級/4級 対象=高校~社会人 制限字数=800字 時間=60分 ■課題①■ 日本の財政赤字を改善する手段として、消費税の増税が叫ばれています。消費税増税につ いては賛否両論ありますが、あなたはどう考えますか? 現在、日本の財政赤字は危機的な水準に達しつつあるといわれています。不景気の影響で税収が増える気 配はありませんし、少子高齢化が進むことによって公的年金制度や医療保険制度が安定的に維持できなくな る可能性も高まっています。こうした問題を受け、所得税や法人税に比べて経済状況に影響されにくい安定 的財源である消費税を増税するべきだという提案がなされています。一方、消費税を上げることによって消 費が落ち込み、経済活動がより停滞する危険性があることから、消費税増税ではなく歳出の削減で財政の健 全化を図るべきだとする反対意見もあり、結論は出ていません。あなたは消費税増税をどう考えますか。 ■課題②■ 「日本人は流行に弱い」といわれます。このことについてあなたはどう思いますか。 明治初期、日本では牛肉を食べることが流行し、牛肉を食べないやつは時代遅れだと揶揄されました。現 代でも、流行の店がオープンになると長い行列ができたり、テレビや雑誌で紹介されたスポットに大挙して 押し掛けたりする光景を目にします。流行を追うことについて、 「人と同じでないと安心できない」 「自分に 自信がない」「自分の考えがない」といった否定的な意見がある一方で、「新しいことに挑戦する気持ちが 旺盛」「思考が柔軟」「協調性がある」といった肯定的な意見もあります。「日本人は流行に弱い」という意 見について、あなたはどう思いますか。 や ゆ おうせい マスターコース 対象=大学~社会人 3級/2級/1級 制限字数=1200字 時間=60分 ■課題①■ 2010年6月から路線を限定した高速道路無料化実験が行われることになりました。あなた は高速道路の無料化に賛成ですか?反対ですか? 先の選挙で民主党が政権をとり、そのマニュフェストとして高速道路無料化が掲げられていました。政府 は2010年6月から社会実験として、路線を限定した高速道路無料化を始めます。高速道路の無料化には、地 方の活性化や流通コストの削減などの経済効果が生まれるというメリットが期待されていますが、一方では、 車線拡張整備や維持管理に必要な財源問題、二酸化炭素の排出量の増加などのデメリットも指摘されていま す。また、競合する鉄道やバス・船舶業界からの根強い反発もあります。あなたは高速道路の無料化をどう 考えますか。 ■課題②■ 産婦人科医(産科医)が減少し、分娩を扱う病院が減っていることが問題となっています。 この問題について、あなたの意見を述べてください。 希望する地域や施設で出産できない妊婦、いわゆる「お産難民」の増加が問題となっています。近年、医 師総数の増加にもかかわらず、産婦人科医、特に分娩を扱う産科医の数は減少しつづけています。その理由 として、当直や深夜の緊急呼び出しが多い過酷な労働環境とそれに見合わない低い対価に加えて、他科に比 べて医療訴訟が多く敬遠されていることが指摘されています。そのため、勤務環境の改善策として、分娩の 集約化、産婦人科医育成奨学金制度の設立などの対策が立てられていますが、いまだ大きな成果は得られて いません。この問題について、あなたの意見を述べてください。 添削指導資格者認定コース 特級 ■課題①■ 対象=大学生~社会人 制限字数=2000字 時間=90分 昨年、デンマークで「COP15(国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議)」が開催さ れました。あなたは、今後の日本の地球温暖化対策についてどう考えますか。 2009年12月デンマークのコペンハーゲンでCOP15が開催されました。先進国と新興国・途上国の意見が 対立し合意文書を採択することはできませんでしたが、この会議で、日本の鳩山首相は、20年までに温室効 果ガスの排出量を1990年比で25%削減することを宣言しました。日本は、人口の1人あたりで比較すると二 酸化炭素排出量の多い国なので、地球温暖化防止に積極的に取り組む必要があります。大規模な気候変動へ の対処には世界的な協力が不可欠ですが、その中で日本はどのような役割を果たすことができるでしょうか。 今後の日本の地球温暖化対策について、あなたの意見を述べてください。
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