企業向け訓練プログラム - JAMSS(有人宇宙システム株式会社)

ヒューマンエラー 削減、
チームパフォーマンス 強化
企業向け訓練プログラム
「宇宙で必要な力」が、あなたのビジネスを強くする。
©JAXA
NASAでも活用の訓練手法を元に
独自に発展を続ける JAMSS 訓練の歩み
有人宇宙システム株式会社(JAMSS: Japan Manned Space Systems Corporation)は
国際宇宙ステーション運用には何が必要か?
国際宇宙ステーションは、大規模チームで、遠隔地のシステムを、
厳しい時間制約の中で運用しなければならないという3つの難しい側面を持っています。
1990 年の設立以来、国際宇宙ステーションの開発・安全審査・運用利用など
国際宇宙ステーションの運用訓練に必要な要素
幅広い業務を手掛けてきました。
●
効率的な訓練システム
1998 年に宇宙ステーションの訓練開発に着手し、以来宇宙飛行士 120 名、
管制官 250 名に訓練を提供
●
●
下記の能力が身につく訓練
上記の経験を通して運用および訓練ノウハウを蓄積しつつ、
●
●
訓練プログラムを独自に拡充
コミュニケーション能力
トラブル対応力
●
チーム力(協調性)
●
知識や機器操作スキルなど
●
状況把握力
JAMSS の訓練は国際的にも高く評価され、
2010 年と 2012 年には JAMSS インストラクタが シルバー・スヌーピー賞※を受賞
JAMSSが提供する日本で唯一の運用訓練は、
各民間企業に向けに「カスタマイズ」することが可能であり、
2013 年より実践的な訓練プログラムの提供を開始しています。
チーム運用
●
Team
24 時間体制で多くのシステムや実験機器
タイムクリティカル運用
宇宙での時間はとても貴 重。分刻みの
スケジュールを円滑にこなすことが必要。
手順やシステムを徹底的に検証し、起こり
●
不具合 発 生時には、人命と宇宙ステー
得る不具合やヒューマンエラーを洗い出
※シルバー・スヌーピー賞:NASA 宇宙飛行士の投票により、有人宇宙飛行に関わる国際パートナーすべての中から、
との連携作業。スムーズなチーム連携の
ションのシステムを守るため迅速なトラ
特にミッションに重大な貢献をした人物に贈られる賞であり、
ために、様々なルール作りや事前のシミュ
ブル対応が必要。
非常に貴重で名誉ある賞とされています。
レーションなどが必要。
●
大規模チームを支えるため、常に新人養
成を行っており、効率的な教育と認定シ
ステムが必要。
Remote
●
を監 視する大 規模チーム編成。さらに
国際パートナーや軌道 上の宇宙飛行士
遠隔地
(リモート)
運用
Time-critical
●
遠く離れた場所での失敗が許されない作業。
して、常に備えておくことが必要。
●
遠く離れた国際パートナーや宇宙飛行士
と協調作 業を行うため、相手の立場に
立った高いコミュニケーション能力が必要。
JAMSSの企業向け訓練プログラム
3つの特長
民間企業向け訓練への発展・転用
JAMSS では現在までに、国際宇宙ステーションの
運用に向けた「訓練システム構築」や
1
正しい知識や実技を学ぶのが
研修であれば、訓練はそれを
体得し、「実際にできるまで」
「 研修 」
ではなく
「 訓練 」
を目標に行います。
JAMSS独自の評価システムで
ニーズ(課題・改善点など)
●
技術伝承のスピードアップを図りたい
●
チームパフォーマンスや組織力を向上
させたい
合格するまでフォローアップ
を行います。
●
現場作業にかかる人員コストを削減
したい
2
3
SKA* 分析により
「 暗黙知 」を
「 形式知 」に
現場に合わせて
「カスタマイズ」
ヒアリングや作業内容の調査
「暗黙知」として存在していた
●
ヒューマンエラーを削減したい
●
人材育成にかかる手間や時間を削減
対象
複雑なシステムをマルチタスクで運用・
貴 社 特 有の 業 務ノウハウを、
管 理 し 、 タイム プ レ ッシャ の下で の
ラクタが訓練ポイントや被訓練
SKA 分析 * により、
「形式知」
者の認定要件を的確に抽出。
としてチ ームに浸 透 、 定 着
安全・確実な作業が求められる職種に
最適な訓練プログラムを提案
させます 。
有効です。
します。
インストラクショナル・デザイン
(ID)
理論に基づく訓練開発のプロセスにおける指標として、
各 作 業に必要な能 力を
お客様に提供してきました。
さらに民間企業向けには、JAMSS が「訓練開発」を行う中で
培ってきた様々な
教える技術
を取り出し、
訓練プログラムとして提供を開始しています。
左記の訓練プログラムの中から、お客様の課題に合わせて
必要なプログラムを組み合わせて提供することが可能です。
したい
をもとに、経験豊富なインスト
*SKA分析とは?
「訓練実施」
( 講義やシミュレーション)を商品として
JAMSSの訓練提供までの流れ
インストラクショナル・デザイン(ID)理論に基づき訓練効果を最大化する設計プロセスにおいて、
各フェーズにフィードバックをかけながら訓練を構築します。
ヒアリング・分析
訓練システム構築
訓練教材開発
お客様の抱える課題や目標から、訓練
効率的に訓練を行うための訓練カリ
お客様がお持ちの課題やシステムに
すべきポイントを抽出し、
SKA分析*。
キュラムや、評 価(認 定)シートなど
合わせ、講座やシミュレーションで
具体的な訓練プランを提案します。
を作成します。
使用する教材開発を行います。
Skill:技 量、 Knowledge:知 識、 Attitude:心 構え
認定まで繰り返し
訓練実施と評価
に分割して、各々の達 成目標を測定できる具体的な行動レベルで表現する手法です。
訓練実施
プログラム導入実績
1998 年
トレーナ育成訓練
1998 年
宇宙飛行士訓練
1999 年
国際宇宙ステーション運用管制官向け訓練
2004 年
システム安全研修
2004 年
人工衛星運用管制官向け訓練
2013 年
ロケット打ち上げ要員向け訓練
2014 年
ソフトウェア検証手法訓練
2014 年
ロケットエンジン燃焼試験要員向け訓練
2015 年
原子力プラント訓練
評価
認定
定期的な運用チェック
システム見直し
講座およびシミュレーションを実施
被訓練者のSKA* を評価し、訓練の
被訓 練者の認 定 後も、要員の技 量
します。知識やスキルを体得できる
達成度をフィードバックします。合格
維持や、システムの変更に合わせた
ような訓練構成が特徴です。
基準に達すれば晴れて認定です。
情報アップデートを行うことで、チーム
の運用能力が維持されます。
など多数
導入訓練(講座+ワークショップ)
実践訓練(シミュレーション訓練)
訓練プログラム
訓練システム構築
短時間で効率的に人材育成を行うための訓練システム構築
を行います。
■
教育カリキュラム作成
訓練教材開発
効 果 的な社 内 人材 育成のために、 JA M SS が培ってきた
「教える技 術」を提 供します。
■
トレーナー育成講座
導入訓練(講座+ワークショップ )
様々なワークショップ を通して 体感 しながら、運 用に
時間制約の中で、3 つの基本動作(コミュニケーション能力、
必要な力を理解していく座学を提供します。
チーム力、トラブル対応力)や知識・スキルなどを評価する
■
コミュニケーション講座
お客様へのヒアリングや作業内容の調査により、目標とする
トレーナーとして訓練を開発・提供・評価するための基礎を、
コミュニケーションの基本動作や確実な方法を、講義とワーク
人物像に必要な知識・スキルなどを明確化し、学習フローを
講義と演習を交えながら身に付けることができます。身近な
ショップで習得します。日常業務の報告から変えることが
作成。被訓練者は、学習目標や自分の達成度がわかることで、
題材を元にした演習を行うことで、訓練の開発・提供・評価
できます。
モチベーションが上がり効率的に学習に取り組むことができます。
を効果的に実施できるようになります。
■
■
評価(認定)システム構築
各人材の評価・認定に必要な項目(知識・スキル、コミュ
■
教材作成テクニック講座
「記憶しやすい」「訓 練 効果を確 認しやすい」教 材および
チームマネジメント講座
ロールプレイ型訓練です。人員に対しての評価だけではなく、
システム / 機材の動作確認や、手順書、不具合対処方針の
妥当性評価も同時に行うことができます。
■
デスクトップシミュレーション
設備を使 用せず、会議室など場所を選ばずいつでも実施
できるという手軽さが特徴の訓練です。
実例を用いてエラー削減 方法について議 論し、改善 策を
タスク特化型〜大規模シミュレーション
導いていきます。また、ヒューマンエラーの低減策として、
■
設備を使用した本番に近いリハーサル型訓練です。
ニケーションなどの基本動作)を明確化し評価シートを作成し
テストなどの作成方法を講義。社内教材の作成を短時間に、
個人の能力を最大限に高め、チーム全体のパフォーマンス
た上で、それを用いた評価やフィードバックの方法を教えます。
かつ効果的に行うテクニックがわかります。
を向上させる方法を理解することができます。
被訓練者も評価者も、明確な評価ツールがあることで、効率
的に訓練を行うことができます。
実践訓練(シミュレーション訓練)
■
トラブル対応力向上講座
事 故 事 例 を 紹 介し、状 況 判 断 の 原 則 な ど を 理 解しま す。
演習は右記の実践訓練(シミュレーション 訓練)で行います。
会社概要
社
名
有人宇宙システム株式会社
Japan Manned Space Systems Corporation【 略称 : JAMSS 】
所在地
本社
〒100-0004
東京都千代田区大手町 1-6-1 大手町ビル
TEL: 03-3211-2002( 代 )
つくば事務所
〒305-0047
TEL: 029-896-6415( 代 )
名古屋事業所
〒460-0022
FAX: 03-3211-2004
茨城県つくば市千現 2-1-6 つくば研究支援センター
FAX: 029-855-1005
愛知県名古屋市中区金山 1-15-10 三井生命金山ビル
TEL: 052-339-5015( 代 )
FAX: 052-339-5088
創立年月日
1990 年(平成 2 年)5 月 14 日
業務内容
1. 国際宇宙ステーションにおけるJEM(日本実験棟 きぼう )の運用・利用支援業務
2. 安全開発保証
3. 衛星利用(地球観測衛星、通信衛星、測位衛星)
4. 民間による宇宙利用の促進
お問い合わせ先・アクセス
〒100-0004 東京都千代田区大手町 1- 6 -1
大手町ビル
有人宇宙システム
(株) 経営企画・営業部 営業課
TEL: 03-3211-2060
(代) FAX: 03-3211-2004
E-mail: jamss-sales@jamss.co.jp
不許複製・禁無断転載
2015.10a