資料 No.5 指定管理者(株式会社図書館流通センター)の更新について (1)平成 20∼24 年度 5 年間の事業実績 【提案事業】 ①「図書館を使った調べる学習」 ○ 20 年度…教育委員会へのコンクール実施の働きかけ 本館における全国版「図書館を使った調べる学習コンクール」入選作品の展示 ○ 21・22 年度…荒川区教育委員会学校図書館指導員を講師に招き、 「子どもの図書室担当者講座・ 中級編」にて、調べる学習援助についての講座実施 本館における全国版「図書館を使った調べる学習コンクール」入選作品の展示 ○ 23 年度…「子どもの図書室担当者講座・中級編」にて同上の講座実施 子どもたちを対象とした「調べる学習講座」 (講師:スタッフ) 本館における全国版「図書館を使った調べる学習コンクール」入選作品の展示 ○ 24 年度…裏館小学校にモデル校をお願いしての調べる学習の実践、 「三条市立図書館調べる 学習コンクール」の実施 子どもたちを対象とした「調べる学習講座」 (講師:スタッフ) 本館における全国版「図書館を使った調べる学習コンクール」入選作品の展示 「子どもの図書室担当者講座・中級編」にて調べる学習の実践講座(裏館小学校での 実践を踏まえて、スタッフが講師) ② “三条の記憶” ○ 21∼24 年度…図書館・資料館ほかで、市民の皆様を対象にアンケートを実施 ○ 24 年度(図書館)…集成冊子の制作 ○ 22∼24 年度(資料館)…「三条の記憶」展開催 【特別イベント】 ○ 長谷川義史氏トークライブ「親子で楽しむ講演会」 (21 年 3 月 会場:総合福祉センター) ○ 佐藤凉子氏おはなし会「おはなしのせかいへようこそ!」・講座「子どもと一緒に絵本を楽しも う!」 (21 年 5 月 会場:すまいるランド、栄庁舎会議室) ○ 佐藤凉子氏おはなし会「ちょっと特別なおはなし会」 (21 年 12 月 会場:図書館本館) ○ サトシン氏絵本ライブ「おてて絵本読みまショー」 、絵本講座「おてて絵本楽しみまショー」 (22 年 4 月 会場:栄保健センター) ○ 角野栄子氏講演会「魔法はひとつ」 (22 年 10 月 会場:三条東公民館) ○ あきやまただし氏絵本ライブ(22 年 11 月 会場:すまいるランド) ○ 中川ひろたか氏「親子で楽しむジャズライブ」 (23 年 11 月 会場:下田公民館) ○ 劇団かかし座影絵劇「みなみのうみのおとぎばなし」 (24 年 2 月 会場:三条東公民館) 【その他の事業・取り組み】 ○ 子ども向けの図書館仕事体験「一日子ども図書館員」 (22 年度より) 、 「中学生一日図書館員」 (24 年度より) 、 「親子で一日図書館員」 (24 年度より) ○ 下田分館でのスタッフによるおはなし会・イベント(22 年度より) -1- ○ 毎月 23 日の「さんじょう親子読書の日」の PR 強化・イベント(23 年度より) ○ 子ども読書推進を目的とした各季節の「スタンプラリー」開始(23 年度より) ○ 「ブックスタートボランティア講座」を実施、同事業へのボランティアの参加開始(23 年度より) ○ 一般向け講座「新聞紙でエコバッグ作り」 「エンディングノート ∼自分の最期をプロデュース∼」 の開催(24 年度) ○ ぷれジョブ☆ひまわりの“ジョブサポート”を受入(23 年度より) ○ 三条若者サポートステーションの“ジョブトレーニング”を受入(24 年度) ○ 月ヶ岡特別支援学校のインターンシップを受入(24 年度より) 【館内整備】 ○ 児童書架のレイアウト変更(手の届かない最上段を空け、わかりやすい見出しを設置) ○ 新刊書コーナー、雑誌架等のレイアウト変更 ○ 飲料自動販売機の設置(22 年度) 【スタッフ研修】 ○ 新潟県合同研修(県内受託館合同) 20 年度:入社研修 21 年度: 「個人情報保護について」 (講師:TRC 顧問) 「接遇マナー研修」 (TRC トレーニングディレクター) 22 年度: 「個人情報保護対策の実例」 (講師:TRC サポート本部社員) 「危機管理体制の構築」 (講師:同上) 「おはなし会プログラム計画」 (講師:児童図書館研究会) 23 年度: 「情報を届ける―障がい者の自立と社会参加」 (講師:TRC スペシャリストスタッフ) 「障がいのある方への対応(接遇)研修」 (講師:新潟市社会福祉協議会ほか) 24 年度: 「調べる学習支援について」 (講師:TRC スペシャリストスタッフ) 「接遇マナー研修∼事例と実践∼」 (講師:株式会社 WIT マナーズ) ○ 自館研修 22 年度: 「読み聞かせ」 (講師:児童サービス担当スタッフ) 23 年度: 「図書館と学校の連携」 (講師:TRC 他県受託図書館館長) ○新潟県立図書館訪問相談・研修 23 年度: 「レファレンスに向く資料と選書について」 「県立図書館の上手な使い方について」 「レファレンス記録のデータベース化について」 24 年度: 「資料の製本・補修」 (2 回) 「図書館主催のイベントについて」 「パスファインダーについて」 -2- (2)平成 25∼29 年度 5 年間の自主事業(予定) 【エクスチェンジ展示】 ① 目的 全国の図書館と連携して各地域の魅力を紹介し合うことで、三条市民に他地域についての見識を 広げてもらうとともに、三条市の魅力を全国へ発信し、三条市の地域文化の振興を図る。 ② 内容 TRC が指定管理者として運営する全国各地の図書館が連携し、それぞれの地域を紹介し合うこと で、三条市民が普段触れることの少ない「遠隔地の情報を得る」とともに、「日本各地へ三条市 の魅力を紹介する」。それぞれの自治体の観光資源に関連する資料や、統一したテーマに基づい た資料などを交換展示する。開催にあたっては、三条市の魅力を十分に紹介できるよう、生涯学 習課、経済部商工課等の関係部署と連携をとって展示内容を検討する。 ③ 実施時期 年 1 回以上 ④ 定員/対象 制限なし/一般 ⑤ 周知方法 連携各館でのポスター掲示、図書館ホームページ(リンク設定)、各地の広報誌掲載、マスコミ へのリリースなど ⑥ これまでの実践例 平成 24 年 2∼3 月、三条市立図書館、新宿区立角筈図書館、市立釧路図書館、八戸市図書情報セ ンター、喜多方市立図書館の 5 館連携企画として、 「ラーメン」をテーマに、各地域の特色を紹 介した展示企画を実施した。三条での展示については、 「新潟日報」平成 24 年 3 月 2 日朝刊で紹 介された。 【 「ナクソス・ミュージック・ライブラリー」事業】 (パンフレットあり) ① 目的 これまで本館でのみ行ってきた視聴覚資料提供サービスについて、オンライン音楽配信サービス の新たな導入により、より広範なサービスへ拡大する。 ② 内容 クラシックを中心に CD50,000 枚分の曲が聴き放題となるインターネット音楽配信サービス「ナ クソス・ミュージック・ライブラリー」 (世界中の教育機関で利用されているオンライン音楽サービ ス)を導入する。 利用者に制限付きのパスワードを貸し出すことで、インターネット環境があればどこでも利用で き、CD で所蔵していない楽曲も利用いただける。また、CD 媒体破損のリスクもないため、資 料汚破損に伴う弁償も発生しない。 このサービスは、自治体ごとに同時アクセス数を設定するため、本館だけでなく全館において、 同時にサービス提供ができる。 県内では、新潟県立図書館が平成 24 年 3 月に導入済。 ③ 実施時期/料金設定 通年/無料 ④ 定員/対象 同時 5 アクセスまで/一般 -3- ⑤ 周知方法 各館でのポスター掲示、図書館ホームページ(リンク設定)、 「広報さんじょう」掲載、マスコミ へのリリースなど 【パスファインダー事業】 ① 目的 各種テーマについて調べる際に役に立つ資料・情報の探し方をわかりやすく伝えるガイドペー パー「パスファインダー」 (Pathfinder)を作成・提供することで、より知的な図書館資料の活 用方法を習得してもらい、市民の課題解決力を高める支援をする。 ② 内容 レファレンス業務においてニーズの多いテーマのパスファインダーを作成し、各館内で配布す るほか、ホームページ上でも公開する。 各テーマについて深く掘り下げることができる資料の紹介と、資料の所蔵場所のほか、そのテ ーマに関連する分野の資料についても掲載し、利用者が主体的に情報収集・調査ができるよう 促すとともに、興味・知的好奇心も持ってもらうことを狙う。 ③ 実施時期 通年 ④ 定員/対象 無制限/児童∼一般 ⑤ 周知方法 各館での配布、図書館ホームページへの掲載など 【 「三条市立図書館調べる学習コンクール」事業】 ① 目的 三条市の子どもたちが図書館資料を活用して調べ、まとめ、発表することを通して、課題解決力 を育成するとともに、図書館の利用価値を学んでもらう。 ② 内容 平成 24 年度、裏館小学校にモデル校をお願いして実践した成果を活かし、各校の先生方と協力 して、子どもたちが身近な疑問や興味を持ったことについて図書館資料等を利用して調べ、作品 にまとめる「図書館を使った調べる学習」を支援する。 作品は「三条市立図書館調べる学習コンクール」として審査・表彰し、優秀作品については図書 館振興財団主催・文部科学省後援「図書館を使った調べる学習コンクール」へも出品する。 ③ 実施時期 毎年度 5 月∼ 各学校にて図書館資料利用指導・作品づくり開始 10 月∼ 地域コンクールとしての作品受付・審査・表彰 11 月∼ 全国コンクール出品 ④ 定員/対象 無制限/三条市内の小・中学校の児童・生徒 ⑤ 周知方法 各学校へのお知らせ、図書館でのポスター掲示、図書館ホームページでの告知(全国コンクール についてはリンク設定) 、 「広報さんじょう」掲載、マスコミへのリリースなど -4- 【図書館ボランティア育成事業】 ① 目的 図書館ボランティア・読み聞かせボランティアの活動をより活性化し、充実した活動を行っても らうため、スキルと意欲向上を目的とした講座を行う。 ② 内容 読み聞かせやブックスタート等の児童サービスのスキルを学ぶ講座や、書架整理・破損資料の修 理等の施設整備活動についての講習会を開催する。 ③ 実施時期/料金設定 年間数回/無料 ④ 定員/対象 無制限/ボランティア活動をしている方、してみたいと思っている方 ⑤ 周知方法 図書館でのポスター掲示、図書館ホームページでの告知、 「広報さんじょう」掲載など 【栄分館特集文庫資料整備事業】 ① 目的 栄分館で特色ある資料群として収蔵している、郷土史家小松徳一氏の「小松文庫」、作家小村定 吉氏の「小村文庫」、書道家鈴木翠龍氏の「鈴木文庫」を、市民により広く活用していただき、 郷土が輩出した文化人の功績を知ってもらう。 ② 内容 各文庫において図書館システムにデータ未登録の資料を整備し、公開する。館内での展示・閲覧 に供するとともに、保存の観点で可と判断される資料については貸出も行う。また、各文庫ごと のリストを作成し、各館への設置とホームページ上での公開を行い、広く市民への周知を図る。 ③ 実施時期 通年 ④ 対象 一般 ⑤ 周知方法 リストの各館への設置、図書館ホームページ上での公開など 【若者職場体験事業】 ① 目的 図書館で特集コーナーを設置している若者の就労支援に関連づけ、図書館での職場体験を通して、 三条市の若者の就業意欲向上と自立を支援する。 ② 内容 若者やその保護者等に対して総合的な支援を行っている「三条地域若者サポートステーション」 (三条市勤労青少年ホーム「ソレイユ三条」内)と連携・協力して、若者の職場体験の受入を行う。 本人や関係者、生涯学習課等と相談しながら、個々の若者に適した仕事内容で、図書館業務を体 験してもらう。事務室内での業務や、図書館スタッフと一緒に昼食をとること等を通して、職場 内の人間関係構築を中心に経験を積んでもらう。 ③ 実施時期 通年 ④ 定員/対象 月 1 名/就労体験を希望する若者 -5- ⑤ 周知方法 館内でのポスター掲示、市内各施設への案内の配布など ⑥ 平成 24 年度の受入実績 ・ 6 月 1 日∼ 7 月 30 日 1 名 ・ 9 月 3 日∼10 月 31 日 1 名 【障がい者職場体験事業】 ① 目的 図書館という幅広い世代が利用する施設での職場体験を通して、障がいのある子どもたちの社会 参加と自立を支援する。 ② 内容 障がいのある子どもたちを対象とした仕事体験プログラムを県央地域で展開している「ぷれジョ ブひまわり」と連携・協力して、本人やサポーター、生涯学習課等と相談しながら、個々の子ど もに適した仕事内容で図書館業務を体験してもらう。返却本の配架や書架整理等のフロアワーク を通して、実際に利用者に接する場を設けながら、社会活動経験を積んでもらう。 ③ 実施時期 通年 ④ 定員/対象 月 2 名程度/小学生以上の障がいをお持ちのお子さん ⑤ 周知方法 各館でのポスター掲示、図書館ホームページ掲載、 「広報さんじょう」掲載など ⑥ 平成 24 年度の受入実績 ・ 4月2日 1名 ・ 8 月 10 日∼31 日 1 名 【市民協働講座事業】 ① 目的 図書館は子ども・親子連れから高齢者まで幅広い世代に対して、人生に役立つ情報を提供する施 設であることを踏まえ、市民の様々な知的好奇心を呼び起こす取り組みとして、各種講座を展開 する。企画にあたっては、経験や実績を持つ市民に講師をお願いし、市民協働の講座とすること で、市民同士が意識を高め合う場を創出する。 ② 内容 「三条市生涯学習人材バンク」に登録されている方など、市民に講師をお願いして講座を行う。 作品づくりを楽しむと同時に、新たな知識や技術を身につけることができるテーマを設定する。 また、講座と同時に、テーマに関連する図書館資料も紹介し、図書館ならではの幅広い情報提供 を行う。 ③ 実施時期/料金設定 年 1 回以上/材料費(実費) ④ 定員/対象 10 名以上/小学生以上 ⑤ 周知方法 各館でのポスター掲示、図書館ホームページへの掲載、 「広報さんじょう」掲載など -6-
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