プレスリリース - Markit Economics

プレスリリース
Purchasing Managers’ Index™
2014年10月8日 02:00(UTC)/ 10:00(日本時間)まで公開禁止
MarkitアジアセクターPMI™
ソフトウェア・ITサービス、9月に急成長
アジアセクター生産高指数:サブセクター別データ
主な動向
生産高/事業活動、季節調整済み、50.0
= 前月比で変化なし
生産高/事業活動、季節調整済み、50.0
= 前月比で変化なし

9月の成長ランキング、トップはソフトウェ
ア・ITサービスで、銀行がこれに続く

全19サブセクター中、14で事業活動が改善

建築資材、全サブセクター中最も大幅に生産高
が減少
2014 年 9 月
2014 年
第 3 四半期
™
Markitが提供するアジアセクターPMI によれば、9
月の事業活動は主にサービス業が牽引した。事業活
動指数が前月比で最も大幅に改善したサブセクター
はソフトウェア・ITサービスで、成長ランキングの
トップに立ち、僅差で銀行および保険が続いた。ま
た、ソフトウェア・ITサービスの事業活動は今回、
2010年10月以降で最も急激な成長を示した。
9月は調査対象となるアジアの19サブセクター中、
事業活動が増加したのは14であり、8月の12サブセ
クターより多かった。成長ランキングの上位5つは
サービス関連のサブセクターが占めた。また商業・
専門サービスおよび医療サービスも、9月に堅調な
成長を見せた。一方、製造業で最も好調だったサブ
アジアのソフトウェア・ITサービス
生産高/事業活動、季節調整済み、50.0 = 前月比で変化なし
セクターは自動車・自動車部品と化学で、それぞれ
6位と7位につけた。
ランキングの下位は、その他の製造業関連サブセク
ターが並び、9月に最も不調だったのがこれらだっ
たことを示した。生産高が最も大幅に減少したのは
建築資材で、これに金属・鉱業および林業・製紙が
続いた。
MarkitセクターPMIに関するコメントは、次のウェブサイトをご
覧ください。 http://www.markit.com/commentary/economics
Page 1 of 2
出典―Markit
© Markit Economics Limited 2014
詳細は下記へお問い合わせください
Markit
チーフ・エコノミスト Chris Williamson
電話 +44-20-7260-2329
携帯 +44-779-5555-061
Eメール chris.williamson@markit.com
コーポレート・コミュニケーションズ
電話 +44-207-260-2234
Eメール joanna.vickers@markit.com
エコノミスト Annabel Fiddes
電話 +44-1491-461-010
Eメール annabel.fiddes@markit.com
Joanna Vickers
エディター・ノート
MarkitアジアセクターPMIは、アジア経済主要10カ国(日本、中国、インド、韓国、インドネシア、台湾、マレーシア、香港、シンガポー
ル、並びにベトナム)にある5700以上の企業からの弊社PMI調査に基づくものであり、データ公開日時は通常、各月第5営業日(グローバ
ル複合PMIの2日後)のUTC午前2時(香港午前10時)です。
アジアセクターPMIは、企業経営者、経済アナリスト、各国政府、投資家が産業別の景況をモニタリングするのに役立つ強力なデータベー
スです。2007年9月からのヒストリカルデータもあることで、セクター間での業況比較も可能となり、主要経済成長業界を認識するだけで
なく、その牽引役も解明できます。
同データセットでは、7つの主な産業部門(素材、消費財、消費者サービス、金融、ヘルスケア、インダストリアル、テクノロジー)に加
え、21に及ぶサブセクターについての、生産高、新規受注、購買価格・製品価格、在庫、雇用等サブ・インデックスに示された月間景況
データを提供いたします。
セクターPMIでは、国別PMIと同じアンケート調査手法を用い、米国標準産業分類(SIC)に基づきセクター分類を行います。調査対象企
業は各要因の現況について、前月比ベースで改善したか、悪化したか、または横ばいであったかを回答します。景気動向指数はサブ・イ
ンデックスごとに算出され(良好との回答の比率に横ばいとの回答の比率の半分を加算)、50.0(前月比ベースで横ばい)を中心に0から
100までで示されます。50.0を超える指数は、前月比での増加または改善を、逆に50.0を下回る指数は、前月比での縮小または悪化を表し
ており、数値が50.0から乖離するほど、業況変化の度合いが大きくなることを意味します。
各企業の回答には、本社所在国に基づき加重値が加算されております。各セクターの国別加重値は、GDPデータ及び各セクターの粗付加
価値を背景に算出され、その後PMI景気動向指数はX-12 ARIMAプログラムを用いて季節調整されます。
詳しいアジアセクターのヒストリカルデータは購読契約によりデータ購入が可能となっている他、グローバル及び欧州の同データも購読
可能です。詳細は、economics@markit.comへお問い合わせください。
Markit
Markit(マークイット)はグローバルな金融情報サービスを多角的に提供するリーディングカンパニーです。透明性の向上とリスク軽減、
および経営効率の改善に役立つ様々な製品を提供し、銀行、ヘッジファンド、資産運用会社、各国中央銀行、監督機関、会計監査人、資産
管理者、保険会社からご利用いただいております。2003年創業の弊社は10ヶ国に3,000人を超える社員を擁しています。Markitの普通株式
はNASDAQに上場されており、株式銘柄コードは「MRKT」です。詳しくはウェブサイト、www.markit.comをご覧ください。
Markit PMI
「購買担当者指数™(PMI™)」調査は現在、世界30ヶ国以上で実施されています。世界で最も注目される景況調査として、各国中央銀行、
金融市場、企業経営者の方々より、経済動向を知る最新、正確、かつ独自の月間指標としてご利用いただいております。 Purchasing
Managers’ Index™ および PMI™ はMarkit Economics Limitedの登録商標、もしくはMarkit Economics Limitedに使用が許諾されたものです。
Markitは Markit Group Limited の登録商標です。詳しくはウェブサイト、www.markit.com/economicsをご覧ください。
ここに提供するアジアセクターPMIの知的所有権はMarkit Economics Limitedに属します。当データのいかなる部分についても複製、配布、伝達またはその他
の行為を含む無許可の使用は、Markitから事前の承諾がない限り認められません。Markitは、当レポートの内容またはそこに含まれる情報(「データ」)、デ
ータ上のいかなる間違い、不正確な記述、脱落、遅延による、またはそれに関連した責任、義務、負担のいずれをも負うものでなく、またこれにもとづきとら
れたいかなる行為についても責任、義務、負担のいずれをも負いません。当データの使用によって生じるいかなる特殊、偶発的もしくは間接的損害についても、
Markitは一切責任を負いかねますので予めご了承下さい。
Page 2 of 2
© Markit Economics Limited 2014