ILA2012 ベルリン国際航空宇宙ショー会場： Berlin ExpoCenter Airport / ベルリン・ブランデンブルク国際空港会期： 2012 年 9 月 11 日（火）～ 9 月 16 日（日）トレード・デー： 9 月 11 日～ 14 日パブリック・デー： 9 月 14 日～ 16 日 Closing Report ILA2012 盛況に開催 ILA2012/ベルリン国際航空宇宙ショーは、ドイツのメルケル首相とパートナー国ポーランドのパヴラク副首相兼経済相により開幕され、新会場の Berlin ExpoCenter Airportにおいて大変盛況な開催となりました。出展者数はILAの100年の歴史の中で最多の1,243/46カ国（2010年：1,153/47）を記録し、航空宇宙産業界のあらゆる分野からハイテク・プロダクトが展示されました。前回のILAとほぼ同じ約23万人のトレードビジターとパブリックが来場し、6日間にわたる会期中、航空機に焦点をあてた様々なプログラムを楽しみました。今回もトレードビジターは12万5,000人来場し、65カ国から 3,600人のジャーナリストが取材に訪れ、ILAについて報道し、世界中の高い関心を集めました。次回 ILA2014 2014 年 5 月 20 日-25 日 www.ila-berlin.com 統計データ（2012 年実績）出展企業うち ISC 出展企業総ビジター数約 230,000 人内、トレードビジター参加メディア数開催間隔展示航空機 ILA2012では282機の航空機が空中および地上に展開され、世界最大の旅客機であるエアバスA-380とボーイング747-8や、同じく世界最大の貨物機であるエアバス社のベルーガも展示されました。スペース・パビリオンは、「地球のための宇宙」というコンセプトをもとに航空宇宙産業の利点とイノベーティブな能力に焦点をあて展開されました。サプライヤーのための欧州のマーケットプレイスであるインターナショナル・サプライヤー・センター（ISC）は、インターナショナル・バイヤーズ・ディとして事前アポイントによるバイヤーとの商談を提供し、大変好評な開催となりました。欧州最大の航空宇宙業界の求人/求職のプラットフォームであるILAキャリアセンターも、大幅な伸びを記録しました。 ILAヘリセンター、また一般航空の新しいセクションとなったroger Airfieldは、トレードビジターに最新の航空機と業界の製品の概要を提供しました。 320 社/29 カ国 282 機 ILA の新セグメントとして、無人航空機（UAS）や環境効率の高いフライトといった新セグメントやトピックスが展開されました。UASセグメントでは、民間や軍事目的で使われる小型無人航空機から大型無人航空機まで、幅広い製品が展示されました。様々なセグメント 1,243 社/46 カ国展示航空機数新セグメント/トピックスイノベーションと研究プロジェクトとしては航空機シート、未来のキャビン・コンセプト、より効率を高めた低排出エンジン、新素材や代替航空燃料などが紹介され、そのどれもが、地球の気候を守る環境にやさしい航空技術を開発する航空業界の能力を明確に示すものでした。 150,000 ㎡総展示面積最新鋭の軍事輸送機であるA-400Mのデモフライトや、ユーロコプター社のハイブリッド実証機X3およびソーラーパワーによる電動飛行機 Elektra One Solarも国際エアーショーでのデビューを飾りました。またパートナー国であるポーランドと、そしてトルコのナショナル曲技飛行チームが、それぞれ初めてILAでエアロバティックスを行いました。フライトショーのプログラムは、あらゆる時代を網羅し、1936年のDe Havilland やMiG-29、F-18、そしてユーロファイターによるデモフライトが観客を魅了しました。 BDLI（ドイツ航空宇宙産業連盟）の最高責任者シュリック氏は「今年のILAは、出展者数と外国からの出展割合でレコードを記録した。ここ数年間にわたり、我々は、業界、政界、軍、学界、研究分野を代表する大事な顧客と話をしてきた。 ILA出展者は、決定権を持つトレードビジター数に非常に満足しており、ILA2012は、我々がこのフェアを市場のニーズに合わせて今後も発展させていくことができるフレキシビリティを証明した」と述べています。 125,000 人 3,600/65 カ国隔年 ILA Commercial Air Transport 航空輸送におけるイノベーションのためのヨーロッパのフォーラム航空機デザインのける新技術とコンセプト航空輸送における環境影響減少に関する国際会議を開催 ILA Space 欧州の宇宙コミュニティにおける NO.1 イベント欧州宇宙機関（ESA）、ドイツ航空宇宙センター（DLR）、ドイツ連邦経済技術省（BMWi）、ドイツ航空宇宙工業会（BDLI）によるスペースパビリオン ILA Space Day - 政界、産業界、宇宙機関のディシジョン・メーカーのためのミーティングプレイス ILA Defense and Security 防衛と安全保障のアプリケーションのためのイノベイティブなソリューション国際的な業界、軍、政府のディシジョン・メーカーが一堂に会する場安全保障問題に関するトップクラスの国際会議を開催 ILA HeliCenter ヘリコプターに関するすべてを展示ヘリコプターの調達、運行、サービス、訓練等に関する欧州屈指のイベント ILA Unmanned Aircraft Systems (UAS) 無人航空機（UAS）のための ILA の新セグメント ILA Career Center 新規就職希望者、熟練した専門家双方のための世界最大の航空宇宙業界のジョブフェア質の高いレクチャーやディスカッションのためのフォーラム開催 ILA Conferences 世界最大の航空宇宙業界の会議プログラム－ 100 を超える国際会議を開催政治、航空宇宙業界、環境、科学、技術に関するテーマ ILA General Aviation ビジネス航空および民間航空新設の「Roger Airfield」で幅広いサービスとマーケティング・サポートを提供出展者・来場者へのアンケート結果 International Supplier Center (ISC) ISC では「見本市の中の見本市」として、グローバル市場にビジネスチャンスを求める 2 次以下のサプライヤーの皆様に、国際的な OEM 企業や 1 次サプライヤーとの質の高いビジネスコンタクトが提供されました。 2 日間にわたり開催された International Buyers’ Days では、事前アポイントメント・システムによりトップバイヤーとの多数の個別商談が実施されました。日本からは東京都、JETRO、長野県テクノ財団が出展し、ビジネス効果について大変満足との声が寄せられています。主催： BDLI/ドイツ航空宇宙産業連盟お問い合わせ先: 出展者の87％がILA/への出展に満足し、86％が次回のILAにも出展すると回答、また半数以上が、ILAにおけるビジネス成果に満足し、フォローアップ・ビジネスに対する期待については70％以上が「普通」から「大変良い」と回答しています。大部分のトレードビジターは、民間航空、安全と防衛、航空宇宙、サービス、 R&D部門からの来場で、特にデモフライト、新規コンタクトの獲得、航空宇宙業界の市場概観に高い関心を持ちました。ドイツ国外からのトレードビジターは、ヨーロッパ、北米、南西・中央アジアから多く来場しています。80％が、同僚やビジネスパートナーにILAへの来場を勧める、88％が次回も来場したい、94％が全体として来場に満足したと回答しています。次回ILA2014は、2014年5月20日から25日までの開催です。運営： Messe Berlin GmbH/メッセ･ベルリン社メッセ･ベルリン日本代表部〒 102-0075 東京都千代田区三番町 2-4 三番町 KS ビル在日ドイツ商工会議所内 Tel: 03-5276-8730 Fax: 03-5276-8735 info@messe-berlin.jp