リリースノート Toad™ for Oracle® 12.6 2014 年 8 月 Toad for Oracleについて 新機能および機能拡張 解決された問題 既知の問題 システム要件 製品のライセンス Toad for Oracle 12.6の使用開始 多言語化 Dell について Toad for Oracleについて Toad for Oracle は、あらゆるスキル/経験レベルのデータベースプロフェッショナルに対応し、各自の業務効率や生産 性を向上するための直感的で効果的な手段を提供しています。Toad for Oracle を利用すれば、以下のような事柄を 実現できます。 l データベース環境をビジュアルな表現で把握する l 自動化された円滑なワークフローを通じて期限を遵守する l 必要な開発および管理作業を単一のツールで実施する l ユーザー要件を満たし、生産環境における正確性と信頼性を提供する高品質のアプリケーションを展開する l データベースコード が最高のパフォーマンスを発揮し、ベスト プラクティスに準拠していることを検証する l プロジェクト 、テンプレート 、その他情報を手軽に管理、共有する Toad for Oracle は、あなたによるあなた自身のためのソリューションです。10 年以上に渡る開発と Toad World などさまざ まなコミュニティからのフィード バックにより、本製品はもっとも強力かつ機能的なツールとなっています。インスト ールベースで 200 万を超える Toad for Oracle は、今後もデータベース開発/管理の業界標準ツールとして君臨し続けることでしょう。 Toad for Oracle エディション すべての商用版 Toad には、購入したエディションに応じてさまざまな Dell Software 製品がバンド ルされています。ご利用 の Toad エディションの新機能やバンド ル製品に関する情報は、Toad エディションのリリースノート を参照してください。 http://documents.software.dell.com Toad for Oracle 12.6 Toad for Oracle リリースノート 1 新機能および機能拡張 新機能および機能拡張の概要 Toad for Oracle 12.6 l l l 新しい ASH Browser を使用すると、さまざまなパフォーマンス条件に従って ASH セッション履歴をグラフ形式で 表示できます。ド リルダウンパネルには、最もアクティブなクエリーとその統計、実行計画、および構文が表示され ます。 ASM Manager に、新しく [Space History] タブと [IO History] タブが追加されました。これらのタブは、 [Tablespaces] ウィンド ウの [Space History] タブと [IO HIstory] タブに似ています。 [Tablespaces] ウィンド ウが次のように拡張されました。 l l l l l l l l l l l l [Space History] タブの [By Datafile] チェックボックスは、[Datafiles] 項目の横に移動し、複数のファイ ルを選択できるようになりました。 Tablespace Space Manager グラフの [Tablespace] および [Datafile] ド ロップダウンリスト で、複数選択 が可能になりました。 グリッド を右クリックしてグラフを Excel にエクスポート できるようになりました。 [Space History] グラフに新しく追加されたツールバーボタンから、AWR Browser の新しい [Object Growth] グラフにアクセスできます。 [Options] ウィンド ウの [Query Builder] ページに、[Maximum Visible Columns] 設定が新しく追加されま した。この設定を使用すると、[Query Builder] ウィンド ウ内にあるエンティティのサイズが指定した列数に制限さ れ、エンティティがスクロール可能なウィンド ウに変わります。 オプションを選択しないと、テーブルエンティティのすべ ての列が表示されます。 Schema Browser で新しい [Unified Audit Policies] タブが使用可能になりました。 これにより、ポリシーを作成 および変更し、フィルタリングを実行するためのコンテキスト を選択できます。 これは、DBA モジュールのみで使用 できる Oracle 12c の機能です。 [Compare Files] に、コード のフォーマット やコメント の違いが表示されるようになりました。等しい場合は表示され ません。新しいツールバーオプションによって、比較しやすいように一方または両方のファイルのフォーマット を設定 できます。このフォーマット はメモリ内で行われ、ディスク上のファイルは変更されません。この機能は、[Compare Files] ウィンド ウの [Comparison Rules] ダイアログで有効または無効にします。 カスタムグラフで、変数として &InstanceID を指定できるようになりました。RAC インスタンスに接続すると、現在選 択されているインスタンス ID がクエリーに代入されます。 これは、RAC 以外のインスタンスにも機能します。 [Export Dataset] で、複数のテーブルを Insert または Merge フォーマット で 1 つのファイルにエクスポート できるよう になりました。左側にある Schema Browser で複数のテーブルを選択し、右クリックして、[Export Data] を選択 します。[Create one file for all tables] を選択します。 Toad Advisor で、ファイルを開いたときにフォーマット するオプションが有効な場合、新しいアラート がト リガーされ ます。フォーマット により、ディスク上のファイルとバージョン管理のデータベースソースまたはファイルとの間に予期し ない差異が発生することがあります。Editor に、このオプションに関する煩わしいメッセージが表示されることもなく なりました。 Spotlight Essentials でサーバー側オブジェクト が不要になり、サーバー側オブジェクト をインスト ールするオプショ ンが削除されました。以前の Project Lucy サーバー側オブジェクト が検出された場合にも、削除するオプション があります。 Source Control では、Version Control の [Select Project] ダイアログからバージョン管理プロジェクト を作成す る機能がサポート されるようになりました。 この機能では、VCS インターフェイスの Microsoft Visual Sourcesafe、SCC API、および Tortoise SVN はサポート されません。 Toad for Oracle 12.6 Toad for Oracle リリースノート 2 l 以下の条件が満たされている場合は、クラスタ内のノード ごとに TNSNames エント リを別々にしなくても、RAC イン スタンスのデバッグが可能になりました l GV$LISTENER_NETWORK と GV$INSTANCE に対する SELECT 権限をユーザーが備えている。 l Oracle のバージョン番号が 11gR2 以降である。 l SQLNET.Ora の NAMES.DIRECTORY_PATH パラメータに EZCONNECT が指定されている。 Team Coding の機能拡張 l Team coding で、テーブル、制約、インデックス、およびシーケンスがサポート されるようになりました。 l VCS 統合が拡張されました。 l l l l Toad 内から VCS サブプロジェクト を作成できます。これを行うには、[Utilities] > [Team Coding] > [Select VCS Project] でプロジェクト を選択して、[New...] をクリックします。* [Toad Options] の [Version Control] ウィンド ウに新しいオプションが用意され、オブジェクト を Team Coding から削除するときに VCS からも削除するかどうかを選択できます。 Schema Browser に [Team Coding Status] および [Collection Name] という新しいグリッド 列が追加さ れました。これらの列を表示するには、左側にあるオブジェクト リスト の見出し領域を右クリックして、リスト から該当 する列を選択します。 Code Collection のセット アップが簡単になり、VCS プロジェクト のサブフォルダをスキーマおよびオブジェクト タイプに 応じて作成できます。Code Collection の設定ダイアログで新しい [Sub-Projects] オプションを選択し、必要に 応じて親フォルダを指定してください。* * これらの機能では、 VCS インターフェイスの Microsoft Visual Sourcesafe、 SCC API、および Tortoise SVN はサポートされません。 次のセクションも参照: 解決された問題 解決された問題 このリリースで対処された問題の一覧を以下に示します。問題は、機能別にまとめられ、問題 ID の昇順に並んでいま す。 表 1: 解決された一般的な問題 解決された問題 問題 ID Database Health Check で、[Audit Trail] の各オプションに、Oracle バージョンに基づいて DB,EXTENDED の代わりに DB_EXTENDED が使用されていました。 114222 既存のログインレコード を編集して新しいログインレコード を追加すると、エラーが返されていました。 114495 MyToad Web サイト からリモート スクリプト を実行しようとすると、SQL に障害が発生し、すぐに Web サイ ト にエラーが生成されていました。 115015 Toad レポート メールが正しく機能していませんでした。 115124 case 文に END 文が含まれている場合、Auto Debugger が文の途中に DBMS_OUTPUT.PUT_LINE 文 を挿入していました。 115149 Toad for Oracle 12.6 Toad for Oracle リリースノート 3 解決された問題 問題 ID Toad で、ワークスペースを開いた後、変更されたかどうかに関係なくファイルを保存するようにプロンプト が表示されていました。 115161 Automation Designer の [Move File Child] アクションで変数を使用するとエラーが発生しました。 115299 [Toad Options] → [Data Grid] → [Data] を選択し、データフォーマット をクリックすると、データグリッ ド の日付フォーマット が保持されませんでした。 115412 表 2: 解決された Editor の問題 解決された問題 問題 ID Make Code Statement 内に Toad により生成された Perl コード で、文字列連結演算子としてピリオ ド ではなくプラス記号が使用されていました。 114521 SUBCHAIN ステップの STATE が変更されると、Toad からエラーが返されていました。 114980 NOT NULL 列の名前を変更するとエラーが発生しました。 115556 表 3: 解決された Schema Browser の問題 解決された問題 問題 ID Schema Browser で、デフォルト のタブを設定してから、ブラウザスタイルの設定を [Dropdown] から [Single Tab] に戻すと、デフォルト のタブが表示されませんでした。 114025 Schema Browser で、Rowid 列がユーザー定義パラメータの命名規則に従っていませんでした。 114317 Schema Browser で、同じソースデータベースから同じロールを使用する別のデータベースの [Create Role] に、オブジェクト 権限許可のためのスキーマ名が表示されませんでした。 115006 Schema Browser で、テーブルの [Stats/Size] タブの数値フィールド が 3 桁ごとの区切り文字でフォー マット されませんでした。 115028 Table Browser と Schema Browser で、名前にアンダースコアが含まれている場合、名前が正しくソー 115083 ト されませんでした。 Schema Compare を実行すると、データ型の差異は正しく識別されましたが、存在しない場合に null を許可するかどうかについての変更が誤って識別されていました。 115092 Session Browser の [Open Cursors] フィルタが、長いクエリーでは正しく機能しませんでした。 115188 Schema Browser で、パーティション化され、XMLTYPE 列もあるテーブルの [Scripts] タブに移動する と、エラーが返されました。 115322 表 4: 解決された Team Coding の問題 解決された問題 問題 ID Team Coding で、Toad Clearcase Explorer を開くのに長い時間がかかっていました。 109705 [Configure Team Coding] ダッシュボード が、コレクションを使用するる Team Coding が有効な場合で も無効になっていました。これは、Project Manager からデータベースへの接続が行われたときに発生し ました。 114679 PVCS バージョン管理のリポジト リディレクト リ値が無効なために、Toad がエラーメッセージを返していま した。 115035 Toad for Oracle 12.6 Toad for Oracle リリースノート 4 表 5: 解決された Code Insight の問題 解決された問題 問題 ID Code Insight で、列ド ロップダウンを使用すると、エイリアスがテーブル名で置き換えられていました。 115024 Code Insight のポップアップ選択リスト で重複したテーブルが作成されていました。 115064 Code Insight で、文に 2 つのエイリアスが含まれていると、ド ロップダウンリスト が表示されませんでし た。 115249 既知の問題 サード パーティ製品に属するものを含む、リリースの時点で確認されている問題点を以下に示します。 表 6: 一般的な既知の問題 既知の問題 問題 ID Unicode 文字を含むインスト ールパスから、Toad のヘルプを開けません。 72966 [Scripts] タブでスナップショット 用に [Indexes] を選択すると、CREATE MATERIALIZED VIEW 文が黙示 的に主キーを作成する場合でも、スクリプト にスナップショット の主キーが含まれます。 N/A 現在 Toad では、スナップショット で明示的に作成されるインデックスと、スナップショット 作成時に自動 的に作成されるインデックスを区別していません。 対処方法: スナップショット を再作成するために生成されたスクリプト を実行している場合は、スクリプト がスナップショット の主キーインデックスを再作成する際に発生するエラーを単に無視することができま す。通常スナップショット にインデックスを作成しない場合は、スナップショット スクリプト の生成時に [Indexes] の選択を解除してください。 11g Oracle ODP.NET クライアント または BIN ディレクト リ内に oci.dll がないその他のクライアント を使用 している場合、Toad に以下の問題が発生します。 N/A 1. クライアント が無効と表示される 2. クライアント のバージョンが検出されない 3. 問題 2 の結果、以下のデータ型の列が Schema Browser テーブルデータに表示されませ ん。CLOB、BLOB、NCLOB、XMLTYPE、TIMESTAMP、INTERVAL、BINARY_DOUBLE、BINARY_ FLOAT デバッガ N/A 10Gr2 以降のデータベースでデバッグ中に例外が発生した場合は、デバッグの完了時に REFCURSOR 出力および DBMS 出力は使用できません。これは、ターゲット セッションが使用できないからです。 対処方法 : REFCURSOR 出力および DBMS 出力を使用するには、デバッガを使用せずにプロシージャ を実行します。 接続 N/A Toad for Oracle 12.6 Toad for Oracle リリースノート 5 既知の問題 問題 ID Toad は LDAP 接続をサポート していますが、Toad Script Runner (TSR) などの一部の機能は tnsnames.ora ファイルがないと正しく動作できません。 データグリッド N/A オブジェクト 、ネスト 化されたテーブル、または VARRY データの編集時に、現在のセッションでそのデータ のデータ型を再定義した場合、「ORA-00902 invalid datatype」エラーが発生することがあります。 対処方法: オブジェクト タイプ、ネスト 化されたテーブル、または VARRY を再定義した後に、そのタイプ に基づいてテーブル内のデータを編集する必要がある場合は、現在の接続を終了して新たな接続を 開始してください。 N/A Schema Browser Oracle 8.1.7 以上で時々、[Compile invalid objects] を押した後、ORA-20000、ORA-06512、または ORA-06512 エラーが発生することがあります。これは、オブジェクト をコンパイルする権限がないことを表 している可能性がありますが、スキーマに対応する仕様がないパッケージ本体が含まれている場合にも 発生します。 対処方法: コンパイルするスキーマに孤立したパッケージ本体がないかどうかを確認してください。自分 独自のスキーマの場合は、select * from user_objects o1 where object_type = ''PACKAGE BODY'' and not exists を実行してください (user_objects o2 where o2.object_name = o1.object_name and o2.object_type = ''PACKAGE'' から「x」を選択)。次に見つかった孤立パッケージ本体を破棄しま す。 仮想化 76354 Citrix XenApp 環境で Toad を終了すると、アクセス違反エラーが表示されることがあります。 インポート /エクスポート 59228 Export DDL からの制約スクリプト に「using index」または「tablespace」句が含まれません。 表 7: Code Analysis の既知の問題 既知の問題 問題 ID 結果のデータベースへの保存: ネスト 化されたプロシージャを処理する場合、CodeXpert は 1 レベルの 深さのプロシージャからの実行データしか挿入できません。 N/A 無効な PL/SQL オブジェクト の場合、PL/SQL 結果のデータベースへの保存に失敗するか、または無効 なデータが保存されます。 N/A 対処方法: PL/SQL 結果が正しくデータベースに保存されるように、CodeXpert の実行前にすべてのオ ブジェクト の妥当性を検証してください。 表 8: Editor の既知の問題 既知の問題 問題 ID Editor でファイル分割を使用した場合、Code Analysis は Editor 内のコード の自動チェックを行いませ ん。 85604 対処方法: [Analyze Code in Editor] ボタンをクリックします。 Toad for Oracle 12.6 Toad for Oracle リリースノート 6 既知の問題 問題 ID Oracle コレクションタイプのフィールド を照会すると、Toad エラーが発生します。 64373 対処方法: SQL*Plus を使って実行してください。 固定していない出力ウィンド ウにスプールしている場合、Toad 終了時にウィンド ウが応答しなくなり、エ ラーが発生します (「Canvas does not allow drawing」)。 68523 対処方法: 出力ウィンド ウを固定してください。 非固定幅フォント を使用した場合、SQL スクリプト の実行後 Editor 内の [Script Output] タブの結果 の配置がおかしくなります。 62234 対処方法: [Options] → [Scripts] を選択して、スクリプト 出力用に固定幅フォント を選択してくださ い。 表 9: Session Browser の既知の問題 既知の問題 問題 ID Session Browser のプログラム名が空になる、または実行形式ファイル名のみではなくフルパスが表示さ N/A れることがあります。これは Toad ではなく、Oracle クライアント の種類によって起こります。 RAC データベースバージョン 10.1.0.3 で (おそらく他の 10.1 バージョンでも)、Session Browser の [Current Statement] を設定するために用いられるクエリーが次のエラーで失敗します: Runtime error occurred: 12801 (ORA-12801: error signaled in parallel query server PZ99, instance <instance name> ORA-01008: not all variables bound)。この問題は RAC 以外の環境では発生しま せん。 N/A 対処方法: [Use RAC Views] チェックボックスの選択を解除して、必要に応じて適切なデータベースイ ンスタンスにログインしてください。 表 10: Team Coding の既知の問題 既知の問題 問題 ID Team Foundation Server 内部クライアント および Team Foundation Server 2012 または 2013 代替 Team Project Collections を使用しているとき、Toad の外側に作成されたワークスペースは Toad の 内部では表示できません。Team Foundation Server にログイン中に [New] ボタンをクリックする と、Toad でワークスペースが作成される場合があります。 114334 これは、Team Foundation Server 外部クライアント を使用しているときには発生しません。 大文字と小文字が混在するオブジェクト 名に対して、Team Coding が無効になります。 N/A Team Coding および SourceSafe: N/A l l SourceSafe 6.0 の場合、SCC API を介した統合は可能ですが、お勧めすることはできません SourceSafe 5.0 は、エクスポート 時に [Force revision] フラグと [Create a new revision for existing objects] オプションを無視します。 CVS で、CVS ブラウザまたは Code Control Groups 設定から選択する、プロジェクト のリスト の取得が 失敗することがあります。 N/A Toad for Oracle 12.6 Toad for Oracle リリースノート 7 既知の問題 問題 ID 対処方法: オンラインヘルプの「Missing CVS\Entries File Error」を参照してください。 Team Coding および Clearcase: Dynamic Views は、SCC インターフェイス経由ではサポート されていま N/A せん。代わりに Snapshot Views を使用してください。(Rational case ID v0830629、Rational Defect # CMBU00053934) 表 11: Unicode の既知の問題 既知の問題 問題 ID 以下の Toad 機能は Unicode をサポート していません。 N/A l ASM Manager l Export File Browser l Hex Editor また、Java 自身が Unicode のクラス名やファイル名を禁止しています。これは、Java Manager、Editor、および Schema Browser に関係します。 Unicode 文字による Connections to Service Names はサポート されていません。 N/A Editor は Unicode 単語を完全には取り扱えません。その結果オブジェクト 名の強調表示、CTRL + ク リック、およびカーソルの配置によるツールヒント の表示が機能しないことがあります。 N/A 対処方法: PL/SQL 言語パーサー内の正規表現を変更してください。新しいインスト ールではこの問 題は発生しません。ただし、アップグレード するユーザーの場合、言語パーサーは適用されません (言 語パーサーに対して行ったカスタマイズ設定は失われません)。アップグレード する場合、Unicode オブ ジェクト 名を完全サポート するには、PL/SQL 言語パーサーのパーサールール式「Any name」の先頭に 「?r)」を追加してください。詳細については、ヘルプの Unicode に関するト ラブルシューティングのト ピック を参照してください。 Editor 内でのスクリプト 実行: 複数バイト オブジェクト 名を持つスクリプト の実行時に、エラーオフセット が N/A 不正な場合があります。 [Export Dataset] で Unicode 文字列値と Unicode 列名をエクスポート した場合、XML (プレーン) フォーマット が誤った XML を作成します。 N/A 文字が固定幅でない場合 (韓国語など)、Unicode 文字のインポート マッピングが正しくありません。 63221 Team Coding で、Unicode コンテンツを持つオブジェクト はサポート されますが、Unicode 名 を持つオブ ジェクト はサポート されません。サポート しているバージョン管理プロバイダが、Unicode 名をサポート し ていません。 N/A 表 12: サード パーティの既知の問題 既知の問題 問題 ID ヘルプ N/A (64 ビット 版の Toad のみ) IE9 がインスト ールされていると、IE9 がデフォルト のブラウザでない場合でも、ヘルプファイル内のリンク をクリックすると、Toad 64 ビット 版がクラッシュする可能性があります。 Toad for Oracle 12.6 Toad for Oracle リリースノート 8 既知の問題 問題 ID 対処方法 : IE9 をインスト ールしている場合は、Toad 外でヘルプを開いてください。 E-Control (Editor コンポーネント ) N/A 一部の言語でワード ラッピング動作がおかしくなることがあります。スペースのない記号間でラッピングさ れたり、一部の文字がまったくワード ラッピングされないような問題があります (たとえば、複数バイト 文 字の ANSI テキスト 内で発生)。 62654 ODAC ODAC はXMLTYPE 内の Unicode をサポート していません (XMLTYPE データの編集はサポート されてい ません)。バイナリスト レージを持つ XMLTYPE のクエリーはエラーになります。 システム要件 表 13: システム要件 要件 詳細 メモリー 32 ビット 版の場合 1 GB の RAM 64 ビット 版の場合 2 GB の RAM メモ: 必要なメモリー量は、以下によって異なります。 ハード ディスク領域 l システムで実行されるアプリケーション l データベースのサイズと複雑さ l データベース活動頻度 l データベースを同時に利用するユーザー数 120 MB - Toad for Oracle 32 ビット 版 150 MB - Toad for Oracle 64 ビット 版 オペレーティングシステム Windows Server 2003 (32 ビット および 64 ビット ) Windows XP (32 ビット および 64 ビット ) Windows Vista (32 ビット および 64 ビット ) Windows Server 2008 (32 ビット および 64 ビット ) - 2 CPU が必要 Windows Server 2008 R2 (64 ビット ) - 2 CPU が必要 Windows 7 (32 ビット および 64 ビット ) Windows 8 (32 ビット および 64 ビット ) Windows Server 2012 (64 ビット ) 例外: 64 ビット 版 Toad の SQL Tracker には Windows Vista 以降が必要です。 Toad for Oracle 12.6 Toad for Oracle リリースノート 9 データベース要件 表 14: データベース要件 要件 詳細 データベースクライアント Oracle Client 9.2.0.8 Oracle Client または Instant Client 10.2.0.3/10.2.0.4 Oracle Client または Instant Client 11.2.0.1/11.2.0.3 Oracle Client または Instant Client 12c メモ: 32 ビット 版の Toad の場合は 32 ビット 版の Oracle クライアント 、64 ビット 版の Toad の場合は 64 ビット 版の Oracle クライアント を使用する 必要があります。 データベースサーバー Oracle Oracle 8.0.6、8.1.7、9i、9i R2、10g、10g R2、11g、11g R2、12c Exadata Toad は、Oracle データベース 11g R2 が動作する Oracle Exadata 2.0 上でテス ト されています。 重要: クライアント のバージョンは、データベースサーバーと同じリリース (またはそれ以降) を使用することをお勧めします。Oracle は、パフォーマ ンス上の問題を回避するために推奨しています。 クラウド データベースサービス Amazon EC2 で実行している Oracle データベース IPv6 IPv6 (Internet Protocol Version 6) は、米国政府や世界各国の業界が導入を 開始しています。この新プロト コルの基本形式では、現在の IPv4 が使用してい る 32 ビット アド レスの代わりに 128 ビット アド レスを使用してパケット をインターネッ ト 上に配信します。FTP アクセスなどの Toad for Oracle 機能は、IPv6 に準拠し た IP*Works のようなサード パーティベンダーを介してインターネット にアクセスしま す。[Toad Online] ウィンド ウを使った Web サイト へのアクセスでは、Toad は単 純にユーザー定義またはデフォルト の Web ブラウザを起動します。 その他の要件 表 15: コンポーネント 要件 要件 詳細 追加ソフト ウェア Microsoft Internet Explorer 6.0 以降 (Toad 内のジャンプリスト を介したビデ オ、および「リリースノート」 を表示するため) Adobe Acrobat Reader 7.0 以降 (「インストールガイド 」 を表示するため) Toad for Oracle 12.6 Toad for Oracle リリースノート 10 仮想化サポート 表 16: 仮想化サポート Toad をインスト ールする前に、仮想化サポート について以下の事項をご確認ください。 種類 詳細 アプリケーション仮想化 Citrix® XenApp 5.0 および 6.5 がテスト されています。 デスクト ップ仮想化 (VDI) Dell™ vWorkspace™ 7.0 がテスト されています。 サーバー仮想化 Oracle VM 3.1 がテスト されています。 VMware ESX Server 3.5 がテスト されています。 メモ: Toad は、記載されている以外の仮想化環境でも動作する可能性があります。 製品のライセンス 体験版をアクティブにするには: 1. 製品ページから体験版ダウンロード Web ページ http://software.dell.com/products/toad-for-oracle/softwaredownloads.aspx にアクセスする 2. 自分の職務を探し、該当する体験版を選択する 3. アカウント にサインインまたは登録する 4. 簡単なアンケート に回答する 5. 体験版ファイルをダウンロード する 購入済みの商用ライセンスをアクティブにするには: 1. サポート Web サイト https://support.software.dell.com/ にアクセスする 2. セルフサービスセクションの [Download New Releases] をクリックする 3. 製品を選択し、[Edition] を選択して [Download] をクリックする 4. アカウント にサインインまたは登録する 5. 販売用ファイルをダウンロード する Toad for Oracle 9.7 以前と互換性のあるライセンスキーはサポート されなくなりました。 キーをアップグレード するには: Toad for Oracle 12.6 Toad for Oracle リリースノート 11 1. [Help] → [Licensing] に移動し、Toad の現在のバージョンのライセンス番号を見つけます。 一覧に明示されていない場合は、自分のキーに関連付けられた Site Message の一部に含まれている可能性 があります。 例: アカウント 名-nnn-nnn-nnn 2. License Key Upgrade ページhttp://license.quest.com/upgrade に移動します。 3. メールアド レスと既存のライセンス番号を入力し、メッセージに従います。 ライセンス番号やアップグレード キーの確認にサポート が必要な場合は、License Administration チー ムhttps://support.software.dell.com/licensing-assistance にお問い合わせください。 Toad for Oracle 12.6の使用開始 Toad リリースパッケージには、以下の製品が含まれています。 1. Toad for Oracle 12.6 Toad にはさまざまなエディションが用意されています。リリースパッケージには、ご購入のエディションが含まれてい ます。 2. 以下のような製品マニュアル: l インスト ールガイド l Toad ビギナーズガイド l オンラインヘルプ l リリースノート アップグレードおよびインスト ールの手順 インスト ールおよびアップグレード の手順は、インスト ールガイド を参照してください。 インスト ールされている以前のバージョンと共存させる形で Toad のアップグレード を行えます。新しいバージョンと以前の バージョンを並行して実行できます。 新しいバージョンの Toad を初めて実行するときに、以前のバージョンの設定ファイルが自動的にインポート されます。完全 に新しいユーザーファイルのセット で開始する場合は、[Utilities] メニューの [Copy User Settings] ユーティリティを実行し て [Create a clean set of user files from the base installation] を選択します。 メモ:Toad は、新しいバージョンが前のバージョンから 2 リリース以内の場合にのみ、設定のインポート をサポート し ています。3 リリース以上新しいバージョンの場合は、いったん中間のバージョンをインスト ールしないと正常にファイ ルをインポート できません。 その他のリソース その他の情報は以下のリンクから利用できます。 l オンライン製品マニュアル documents.software.dell.com Toad for Oracle 12.6 Toad for Oracle リリースノート 12 l Toad World の Toad for Oracle コミュニティ http://www.toadworld.com/products/toad-for-oracle/default.aspx 多言語化 多言語操作に関する声明 -Toad for Oracle 12.6 このセクションには、北米地域外のお客様など、英語以外の設定で本製品をインスト ール、運用する場合の情報が記 載されています。このセクションの内容は、製品マニュアルに記載されているサポート しているプラット フォームや設定などの 情報に代わるものではありません。 本リリースは Unicode に対応しており、任意の文字セット をサポート しています。本リリースでは、すべての製品コンポーネ ント が同じまたは互換性のある文字エンコード を使用する必要があります。また、同じロケール/地域設定オプションを使っ てインスト ールする必要があります。本リリースは、次の地域での操作のサポート を目標としています:北米、西ヨーロッパ、 ラテンアメリカ、中央および東ヨーロッパ、極東アジア、日本。 このリリースは、次の言語で提供されます:中国語 (簡体字)、日本語、韓国語。 本リリースには、次のような既知の機能または制限があります。Toad 12.6 は Unicode アプリケーションです。そのた め、UTF8 または AL32UTF8 などの任意の Oracle Unicode 文字セット をネイティブサポート しています。Toad 内の一部の ユーティリティは、それ自体は Unicode アプリケーションではない Oracle ユーティリティやアプリケーションを使用/起動して います。そのため、そのような機能は Toad が動作しているクライアント の文字セット に制限されています。また、Windows の文字セット と一致するように NLS_LANG を注意深く設定する必要があります。 また、ラテン文字以外の文字で US7ASCII を使用すると問題が発生することも確認されています。 韓国語および日本語で提供されるのはレポート のみです。 Dell について Dell はお客様のご意見を尊重し、信頼できる価値ある斬新なビジネスソリューションとサービスを世界各国に提供してい ます。詳細は、www.software.dell.com を参照してください。 Dell へのお問い合わせ テクニカルサポート : オンラインサポート 製品に関するご質問および製品のご購入: 03-5908-3511 E メール: Sales.JP@quest.com テクニカルサポート リソース テクニカルサポート は、有効な保守契約が付属する Dell ソフト ウェアを購入している場合、または試用版を保有している 場合にご利用いただけます。サポート ポータルを利用するには、 https://support.software.dell.com/jp にアクセスしてください。 Toad for Oracle 12.6 Toad for Oracle リリースノート 13 サポート ポータルには、問題を自主的にすばやく解決するために使用できるセルフヘルプツールがあり、24 時間 365 日ご 利用いただけます。また、ポータルでは、オンラインサービスリクエスト システムを使用して、製品サポート エンジニアに直接 連絡することもできます。 サイト では次のことを実行できます。 l サービスリクエスト ( ケース) の作成、アップデート 、および管理 l ナレッジベース記事の参照 l 製品お知らせの通知 l ソフト ウェアのダウンロード 。試用版ソフト ウェアを入手するには、試用版のダウンロード にアクセスしてください。 l 入門ビデオの閲覧 l コミュニティディスカッションへの参加 サポート プログラム、オンラインサービス、連絡方 法 、およびポリシーと手順の詳細は、『Dell Software Support Guide』を参照してください。 https://support.software.dell.com/essentials/support-guide Toad for Oracle 12.6 Toad for Oracle リリースノート 14 © 2014 Dell Inc. ALL RIGHTS RESERVED. 本書には、著作権によって保護されている機密情報が記載されています。本書に記載されているソフト ウェアは、ソフト ウェアライセンスまたは機密保持契約に基づいて提供されます。本ソフト ウェアは、当該契約の条項に準拠している場合 に限り、使用または複製することができます。本書のいかなる部分も Dell Software Inc. の書面による許可なしに、購入 者の個人的な使用以外の目的で、複写や記録などの電子的または機械的ないかなる形式や手段によっても複製また は転送することはできません。 本書には、Dell Software 製品に関連する情報が記載されています。明示的、黙示的、または禁反言などを問わず、本 書または製品の販売に関連して、いかなる知的所有権のライセンスも付与されません。本製品の使用許諾契約の契約 条件に規定されている場合を除き、Dell Software はいかなる責任も負わず、製品に関連する明示的、黙示的または 法 律上の保証 (商品性、特定の目的に対する適合性、権利を侵害しないことに関する黙示的保証を含む) を否認しま す。Dell Software は、損害が生じる可能性について報告を受けたとしても、本書の使用、または不使用から生じるいか なる、直接的、間接的、必然的、懲罰的、特有または偶然的な障害 (無期限、利益の損失、事業中断、情報の紛 失も含む) に対しても責任を負わないものとします。Dell Software は、本書の内容の正確性または完全性について、い かなる表明または保証も行わず、通知なしにいつでも仕様および製品説明を変更する権利を有します。Dell Software は、本書の情報を更新する一切の義務を負いません。 本文書の使用に関してご不明な点がございましたら、下記までお問い合わせください。 Dell Software Inc. 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