EtherCAT プロトコルライブラリ + EtherCAT デザインツール EtherCAT

EtherCAT プロトコルライブラリ + EtherCAT デザインツール
EtherCAT プロトコルライブラリ
EtherCAT ライブラリは、EtherCAT 上の CAN アプリケーションレイヤ (CoE, CAN application layer
(protocol) over EtherCAT) に準拠する通信で必要とされるあらゆるサービスを提供し、EtherCAT スレー
ブデバイスの容易かつ迅速な開発を可能にします。ハードウェアへのアクセスはハードウェア抽象化レイヤ
を通じて行なわれます。
EtherCAT ライブラリは使用する機能およびターゲットに応じて必要な追加モジュールを購入できます。
(ソースコード、Microchip dsPCI33F256、STMicroelectronics STM32F10x、Xilunx MicroBlaze、Nios II
などのプロセッサ個別対応ドライバなど)
ライブラリはすべて ANSI-C で記述されており、任意の ANSI-C 互換コンパイラでコンパイルすることが
できます。
ハードウェア依存部はすべて、定義されたドライバインタフェースを介しており、EtherCAT ライブラリプ
ロトコルスタックと分かれています。これにより、異なるハードフェアプラットフォームへ簡単に移植する
ことができます。ユーザアプリケーションは、関数呼び出しおよびコールバック関数を通じて EtherCAT
ライブラリと通信します。
解説:
EtherCAT ライブラリはハードウェア非依存部、およ
びメッセージキューと通信するハードウェア依存部の
2 つにより構成されます。
ハードウェア依存部は EtherCAT ドライバ制御ソフト
ウェアとタイマ関数から成り立っています。
アプリケーションは EtherCAT ライブラリのハードウ
ェア非依存部とだけ通信します。こうすることでアプ
リケーションの機能に何ら影響を及ぼすことなく、ド
ライバの交換が可能になっています。
ライセンス形態:
プロダクトまたはプロジェクトライセンス。ロイヤリティ不要。
納入品:
EtherCAT ライブラリ、EtherCAT ドライバ、コンパイル可能サンプルソース、ユーザマニュアル
EtherCAT デザインツール
EtherCAT デザインツー
ルは、EtherCAT アプリ
ケーション(デバイス)を短
期間に低コストで開発す
るためのツールです。
EtherCAT デザインツー
ルは、デバイスデータベ
ースを管理し、デバイス
データベースを基にオブ
ジェクトディクショナリ
と C 言語の初期化関数、
EtherCAT スレーブ情報
(ESI ファイル)、EDS
(Electronic Data
Sheet)ファイル、そして
プロジェクトのドキュメ
ントを自動的に生成します。さらに、EtherCAT ライブラリと EtherCAT ドライバパッケージのコンフィ
ギュレーションを簡単にします。
EtherCAT デザインツールは実装機能、デバイスドキュメント、デバイス記述の一貫性を保証し、ミスが起
こりやすい繰り返しの作業からデベロッパを解放します。EtherCAT 通信プロファイルデータベースは
EtherCAT デザインツールに付属しています。EtherCAT 通信プロファイル以外の CANopen ベースのデバ
イスプロファイルデータベースは、必要に応じて追加購入することができます。
特長:
EtherCAT デザインツールには以下の特長があります。
• 重複作業防止による開発の高速化
• オブジェクトディクショナリと ESI ファイル生成過程におけるエラー防止
• デバイスバージョンに対応する一貫性のあるドキュメント作成
• 類似デバイスへのデータ再利用
• 実装する EtherCAT サービスに応じた EtherCAT ライブラリの最適化コンフィギュレーション
• CSV インポートプラグインがオプションで購入可能
お問い合せ先
株式会社ヴィッツ 応用技術部 新技術導入推進室
〒060-0042 札幌市中央区大通西 9-3-33 キタコーセンタービル 507
TEL: (011)280-9055 FAX: (011)280-9056
URL: http://www.witz-inc.co.jp/
E-mail: sapporo@witz-inc.co.jp