USER STORY 現代自動車、アラバマ工場、生産性 トップに、 現代(ヒョンデ)自動車の米アラバマ州のプレス工場が、米ハーバーレポート 2009・09・07 中央日報 報告書で、北米35の自動車工場のうち生 産性一位となった。アラバマ工場が一時間当たり生産するパネル数、金型交換回数などで優秀な評価を受けた 2005年、現代自動車は、世界で最も自動化の進んだ工場として、米国アラバマ州のモントゴメリーに「現代自動 車アラバマ工場」を開設しました。現代自動車は、同工場のジャスト・イン・タイム(JIT)やジャスト・イン・シーケ ンス(JIS)方式生産レベルを最高なものにするため、その第一段階として全ティアー1サプライヤーと全面的にE DI取引をすることに決定しました。 HYUNDAI MOTOR COMPANY AT-A-GLANCE このゴール達成する上で、出くわす問題は、現在まで、コスト的または要員のスキルの問題で EDI 運用能力をも たなかった、キー・サプライヤー・グループをいかに、EDI ネットワークに取り込むかということです。SEEBURGER 社の BIS:ビジネス・インテグレーション・サーバーは、この要望に応えるため、これらSM(中小)サプライヤーに対 Customer Business し、インターネットベースで低コストのAS2スポーク・ソリューションを提供し、従来型EDIでの取引を望む他のサ Automotive OEM プライヤーには、それを提供することができます。 自動車業界初のインターネットAS2プロトコルでのインテグレーションEDI採用により、従来型VANを廃止する Type of Project ことができ、年間、八百万円以上という調達コスト・カットを実現します。4年後の現在、全サプライヤーがEDI対 EDI for New Factory 応になっており、SEEBURGER BIS は、セダンの「Sonata:ソナタ」とSUVの「Santa-Fe」にかかわるコンポーネント をJIT/JIS生産タイミングでの調達を実現し、アセンブリー・ラインは順調に流れています。 Solutions ●SEEBURGER Business Integration Server 完全 JIT/JIS への課題<The Challenge> ノンEDIイネーブルド・サプライヤーズ ●SEEBURGER Hub& Spoke 現代自動車アラバマ工場は、同社の北米最初の工場であり、ほどなく、自動車を生産開始させるという時点で、I Tマネジャーは、同工場のビジネス・コア・ソフトウエアとして、SAP R/3の採用を決めていました。続いて、コ Business Benefits ンポーネント・サプライヤーと SAP R/3 間で交換する計画および出荷スケジュール、ASN 事前出荷案内、送金 ● JIT Manufacturing Support 案内そして他のミッション・クリテイカル・トランザクション・ドキュメンツのリアル・タイム電子交換を可能にする ● 100% TP Integration B2B/EDIインテグレーション・ソリューションの検討に入りました。 ● Low-cost Spoke solution for non-EDI SEEBURGER BIS の SAP との密結合が、早い時点で、競合を抑え、BIS 導入の方向となり、SEEBURGER 社の自 capable suppliers 動車業界向けメッセージやワークフローの大規模ライブラリー、そして強力な自動車 OEM やサプライヤーの顧客 ● Bypass VANs with AS2 based EDI ベース、さらに、現代自動車社が、無償のインターネットを活用することで VAN とその関連コストをバイパスする ● $80,000 VAN fee saved annually ことを可能にするフルにインテグレーション可能な AS2 アダプターが BIS 導入の決定打となりました。これらの機 ● No-VAN-fee option for suppliers 能により、現代自動車のティアー1サプライヤーの3分の2と容易且高信頼性の接続をコスト・パフオーマンスの ● No manual EDI data entry 良い形態で実現でました。 ● High System Reliability 課題は、残る3分の1のサプライヤーで、これらは、現代自動車とともに韓国から米国に進出したサプライヤー で、これらとのコミュニケーションを如何に実現するかということでした。 Technical Benefits これらのサプライヤーは、キー・コンポーネントである、バッテリーや緩衝装置、そして温度制御装置、ドアー・フ ● Tight SAP R/3 integration レームなどを供給するサプライヤーでありながら、韓国でも EDI の経験もなく、というより、韓国では、EDI はいま ● All suppliers in EDI data stream だ珍しいテクノロジーでありましたから、当然、米国でのビジネス立ち上げのため、新たに EDI を導入したり、自営 ● Hub& Spoke for smaller partners で維持していくことは難しく、かといって取引ドキュメントや情報を人力で FAX や電話で交換するなどというオプ ● Integrated AS2 support ションは完全 JIT 化(EDI が必須)を目指す現代自動車にはなかったのです。 ● Eliminate VAN middle man ● Pre-built automotive messages ● Pre-built automotive workflows ● Proven in automotive industry 現代自動車、アラバマ工場、生産性 トップに、 2009・09・07 中央日報 ハブ&スポーク戦略<The Strategy> ョンであると理解するに至りました。”と北米現代自動車情報サービス本 SEEBURGER ハブ &スポーク 部のアプリケーション開発マネジャー:J.T.Hu 氏は語っています。 現代自動車社は、従来 EDI 取引が不可能であった規模のサプライヤーを通 常の EDI データ・ストリームに取り込むために設計された BIS アドオン・シス 引き出した最大利点<The Benefits> テム:SEEBURGER ハブ&スポーク・ソリューションに、解決手段を見出しま 100% トレーデイング・パートナー・インテグレーション した。如何なるサプライヤーも、小さな JAVA アプリケーションであるスポー 現代自動車社にとって、SEEBURGER 社ハブ&スポーク・オプションの導 ク(AS2 Client/AS2 Client+)を導入することで現代自動車社のデータ・セン 入は、IT リソースやその予算上の制限を持つサプライヤーを含む全 Tier ターに設置された SEEBURGER BIS (ハブ)に接続できます。各スポークは次 1 サプライヤーにとりJIT 取引上必要不可欠な EDI によるスムースなパス の目的のため、事前に導入・構成されます。 を実現する効果をもたらしました。JIT を実現したのみならず、人力デー EDIINT AS2(無償のパブリック・インターネットでの EDI 通信)プロトコル タ・エントリーに伴う非効率・エラーほかボトルネック要因をもクリアーでき で①セキュアーな EDI メッセージ交換、②しかも、現代自動車および ました。 サプライヤー双方で、高コストの VAN からの脱却。 一方、サプライヤーにとっては、超低コスト且低維持メンテ負荷で、トラン パートナー(サプライヤー)側で、現代自動車社から受信した購買注 ザクション毎およびそのボリュームに依存してコスト負担が嵩む VAN をバ 文や他ビジネス・ドキュメントを、人間が読み取れるフオーマットにト イパスできました。インターネットでありながら極めてセキュアーな世界標 ランスレート。 準 AS2 により、現代自動車社 EDI 要件に完全準拠の形で。 サプライヤー側で、SEEBURGER 社提供のフオーマットで、人力によ 現代自動車社は、世界で最初に、大型小売業ウオールマート社が実用化 り、ASN データを入力し、ハブへ送信。BIS側で ASN856ドキュメント した AS2 を自社調達 EDI の標準プロトコルとして全面採用した自動車 として SAP-R/3 にインテグレーション。 OEM です。AS2 採用により、現代自動車側だけで、従来の人件費の節約 現代自動車社側センターで、アップデートやバージョン・コントロール に加え、VAN コストでも年間約800万円を節約できたと見積っています。 を自動化し、パートナー(サプライヤー)側での EDI 維持責任を回避。 “どんなビジネスでもそうだが、私たちも常に、オペレーション・コストの最 勿論、サプライヤーは、SEEBURGER 社または他社製の従来型インハウス 少化ということを注視しています。SEEBURGER 社の AS2 で、従来方式の EDI を選択することも可能であるが、重要な点は、SEEBURGER 社のハブ& 場合、EDI プロセスで介在を要した中間人員の経費、そして VAN 経費の スポーク・システムが現代自動車社工場側の、コストを含む必須要件に準 カットという大きなコスト・カットを実現しました。SEEBURGER 社に決めた 拠しており、したがって、この理由から、JIS生産に関係するほとんどのサプ 唯一最大要因は、他社ができない、ERPならびにスポークを含む AS2 に ライヤーは SEEBURGER 社ハブ&スポーク・オプションを導入しました。“我 よる総合的な B2B インテグレーションの実績とその提案をしてきた・・とい が社の、実ライブ・データの供給の一部がダウンした場合のJIS バックアッ うことです。”と J.T.Hu 氏は吐露しています。 プは勿論のことJISオペレーションを確立するために EDI は必要欠くべから さらに、Hu氏は、“2005年から本番移行していますが、よくチューニング ざるものです。しかし、我が社のサプライヤーがどの EDI ソフトウエアーを使 されたエンジンのようにスムースな運用を継続しています。これがなかっ 用すべきか ということまで、決定・指図するつもりはありません。 たなら、取引メッセージの紛失や、サービス中断などに直面していたでし 一方では、わが社一社のために北米市場に参入する韓国籍サプライヤー ょう。皆さんも高信頼性のミッション・クリテイカルなコミュニケーション・シ に在来型EDIシステムへの投資を期待することはできません。SEEBURGER ステムをお探しなら、きっと SEEBURGER 社が、求めるソリューションを提 社のハブ&スポーク・モデルが実践的且つ革新的なソリューシ 供してくれるでしょう。”と数年使用した感想を語ってくれました。 お問い合わせ先(SEEBURGER ソリューション・パートナー) SEEBURGER Japan 株式会社 www.seeburger.com www.seeburger.jp 〒 141-0031 東京都品川区西五反田1-33-10 西五反田サインタワー5階 発行元連絡先:japan@seeburger.com japan@seeburger.com
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