公開日 2013 年 3 月 1 日 0 時解禁 株式会社 LoiLo 報道関係者各位 『ロイロノート』を使った実践授業が 「ICT 夢コンテスト」で文部科学大臣賞(学校部門)受賞 ～3 月 1 日(金)から AppStore にて販売開始～ コンピュータ教育推進センター（ＣＥＣ）が実施する「ＩＣＴ夢コンテスト」＜学校部門＞の文部科学大臣賞に、 弊社が開発した教育現場用の iPad アプリ『ロイロノート』を使った横浜市立北方小学校の実践授業が選ばれました。 この『ロイロノート』を本日より AppStore で販売します。 また、発売を記念して３／１から３／７までの１週間限定で無料ダウンロードできるキャンペーンを行います。 『ロイロノート』紹介 Web ページ http://loilo.tv/jp/product/ipad_edu_note 【ＩＣＴ夢コンテストと北方小学校の授業について】 ＩＣＴ夢コンテント（後援・総務省、文部科学省、経済産業省、NHK 等）は、コンピューターを使用した教育を 促進するＣＥＣが平成 23 年から毎年１回、子ども同士で教え合い学び合う協働学習の推進を目的として行うコンテ ストで、平成 24 年度は全国から１５０の学校や地域が参加しました。このコンテストに入賞した実践授業は、教育 現場のＩＣＴ化が進められる中、先進的なモデルケースとして位置づけられます。 今回、文部科学大臣賞を受賞した北方小学校の授業テーマは「思い出スライドショーをつくろう」。６年 担任・鳥 越和貴先生の指導で、小学校生活の思い出を『ロイロノート』をつかってスライドショーにまとめました。同コンテ ストでは、子供の学力向上に寄与し多くの学校に普及しそうな点が評価されました。 鳥越先生から 「思い出スライドショーをつくろう」では、こだわりのある小学校生活の思い出を子供たち自身が選び、相手によ く伝わるように表現や構成の工夫を行いながらスライドショーにまとめる授業を行いました。 『ロイロノート』は、編集が非常に簡単であり、すぐに見てみることが可能であるため、 「この順番だとどんな感 じになるのか？」という議論が想像上の話でなく、実際にスライドショーを再生しながらの議論になります。 それにより、自分が伝えたいことが受け手に正確に伝わるのかを子供たち自身が検討することができました。 写真の並び替え自体はサムネイル印刷した写真を用いても同じことができます。 しかし、並び替えたものをすぐにプレビューしてみて確かめることができること、並び替えたものがそのままスラ イドショーとして使えることはこのアプリの強みであると思います。それぞれの考えをプレビューしながら検討する ことができるため、グループの子どもたちの思いやアイデアの良さを生かした構成を練り上げていくことが可能だと 感じました。 ICT 教育に詳しい昭和女子大駒谷真美准教授 「学習者が、メディアで交流したり表現したりする活動」を教育に取り入れることは、学力を高めるための教育方 法のひとつとして重要な役割を果たすと考えています。 目的意識をもって、何かを調べ、自分の中で再構成し、分かりやすく表現して伝えるプロセスを通じて、さまざま な社会現象を多面的にとらえ問題解決に繋げることができる「生きる力」を養うことができます。 文部科学省が、学びのイノベーション事業、総務省がフューチャースクール事業を推進しており教育の情報化は強 化されつつあります。すでに現行の小学校教科書においても、新聞作りやガイドブック・パンフレット制作、ＣＭ研 1 究・ニュース番組作り、プレゼンテーションなど、多くのメディア制作活動に関する題材が盛り込まれており、今後 の学習指導要領においても積極的に進められていくでしょう。 しかし、これまでタブレット端末を使うツールで、現場の教師に支持されるようなもの、低学年の子ども達でもで きるアプリは開発されていません。 『ロイロノート』は、いままでのツールと違い、写真、動画、テキストなどのカードをラインでつなぐだけで簡単 に見せる順番を決めることができ、子どもたちが従来の鉛筆やノートのようにロイロノートを記録伝達ツールとして 活用し、伝え合い、発表することができます。 『ロイロノート』がメディア教育のみならず、教科教育全般においても、タブレットのアプリのスタンダートとし て教育現場で活用されることを強く望みます。 【ロイロノートとは（開発の経緯） 】 株式会社 LoiLo では、2010 年より教育現場用の動画編集ソフトであるロイロ エデュケーションの開発・販売を行 っております。その開発や研修などを通じ多くの先生方と接してまいりました。 先進的な教育を実践されている先生方が、タブレット端末などの ICT 機器を使った次世代の教育の在り方を模索し ているとのお話をきき、LoiLo が開発していた『ロイロノート』が生かせるのではないかとご提案したところ、大変 いい反応を頂いたので、実践授業を行っていただくなど協力して開発を進めてまいりました。 また、授業実践例と合わせて提案させていただくことで、より広く多くの学校で取り入れてもらいやすいのではな いかと考え、実際の授業ですぐに使える実践事例集を先生方とのご協力のもと作成しております。 事例集掲載の授業例 まとめ学習、グループ学習、協働学習、調べ学習、プレゼン、動画編集、マッピング、ブレスト等 【アプリ説明】 iPad に対応したアプリケーションです。 つなぐ、送る、発表するという３つのステップで、学習を実現します。 ●カードをつなぐ 写真や動画やテキストは、カードとして机に散りばめられます。 このカード同士を矢印でつなぐだけで、見せる順番を決めることができます。 現実の机で作業するように、iPad の画面内で自由自在にカードを並べて整理することができますので、頭の中にあ る考えを再構成し、どうすれば相手にわかりやすく伝えることができるのかを考えることができます。 また、カードにはアフレコの録音したり、テキストの追加、BGM の追加などもできますので、わかりやすく伝え るための工夫ができるようになっています。 2 ●カードを送る 複数台の iPad をネットワークを使って接続し、写真・動画・テキストのカードをつなげたままの状態で送ること ができます。 トンネルという子供たちにもイメージしやすい形でネットワークの接続を表現しています。 社会科見学などの同じ班の友人から写真を送ってもらったり、自分の作ったものを友人に評価・修正してもらうこ とで子供同士で高め合うことができます。 ●発表する 完成した作品を全画面に大きく再生しすることができるため、電子黒板など大型モニタに iPad をケーブルでつな ぐだけで発表を行うことができます。 また、完成した作品を動画として書き出すこともできますので、作品を共有したい場合なども便利です。 ロイロノート 公式ＷＥＢページ http://loilo.tv/jp/product/ipad_edu_note アプリの説明ビデオもご覧ください。 http://youtu.be/d_t86gLpWOg 学校現場での実践案 幼稚園 写真や動画を通じてのコミュニケーション学習 小学校 国語：読解力グループ発表学習、プレゼンテーション、ニュース番組作成、CM 動画作成 社会：調べ学習、歴史を調べて発表、町探検 総合：思い出スライドショー、修学旅行のまとめ学習 体育：器械運動 中学校 プレゼンテーション 英語：英語でディスカッション 技術：CM 動画作成 クラブ、生徒会活動 高校 プレゼンテーション 部活紹介、生徒会活動 大学 プレゼンテーション ブレスト グループワークの発表 先生方が校務で使用 教材動画作成 学校行事ビデオ、卒業 DVD 価格 標準価格 協働学習アプリ D-project 作成 ロイロノート ￥3,000 実践事例集 オープン 3 【株式会社 LoiLo とは】 2007 年 IPA(情報処理推進機構）未踏ソフトウェア創造事業をきっかけに、兄弟で技術者である杉山浩二とデザイナ ーの杉山竜太郎が設立。同年に杉山竜太郎が IPA スーパークリエイターに認定。同年マイクロソフト イノベーション アワード優秀賞受賞。2009 年未踏クリエータビジネスプランコンテストで最高賞のグランプリ受賞。2010 年グッド デザイン賞 中小企業庁長官賞受賞。2012 年全国の学校の約 8 割で採用されているジャストシステムのジャストスマ イルに動画編集ソフト LoiLo J のライセンス提供を開始。 主な製品は、高速な動画処理による直感的な操作を実現した動画編集ソフト LoiLoScope。NHK エデュケーショナル 監修の教育現場向け動画編集ソフト、ロイロエデュケーション。 LoiLoScope は、累計 50 万ダウンロード。ロイロエデュケーションは、全国 500 校で使用されている。 LoiLo は、人間の新しい可能性を創造する他にないユニークなアプリケーションを開発する会社です。 このプレスリリースに関するお問い合わせ先 株式会社 LoiLo 担当：杉山竜太郎 URL: http://loilo.tv Tel. 045-228-9446 E-mail. ryu@loilo.tv 〒231-0006 神奈川県横浜市中区南仲通 4 丁目 43 番 馬車道大津ビル 403 号 *本リリースに記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。 4
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