2016 環境・社会報告書 Environmental and Social Report Company Profile 会社概要 Company Profile (2016年4月1日現在) 社 搬送系ゲートバルブ 名 株式会社ブイテックス 本社所在地 東京都品川区南大井6‐28‐11 谷口ビル2F 創 立 1949年5月 代 表 者 取締役社長 島村 真二 資 本 金 4億4,320万円 従業員数 205名(グループ合計) 海外拠点 V TEX Korea Co.,Ltd. 日本と同じ品質の製品を低コスト・短納期でお客様に供給 ISO14001認証を取得し、環境に配慮した工場としてさらに躍進 ブイテックスコリアは、2012年4月に設立した当社 V TEX America Inc. 関連企業 韓国:V TEX Korea Co.,Ltd.(ブイテックス コリア) の海外生産拠点です。東海工場と同等規模の工場は、 Hitz 日立造船株式会社 大型・小型のクリーンルームと超音波自動洗浄装置 を完備しており、日本と同じ高品質の真空バルブを 代表あいさつ 生産することが可能です。 また、生産ラインの照明には全てLED照明を採用し、 当社は創立以来、各分野において、一貫して特殊バルブの開発・ 生産を行ってまいりました。 おかげさまでIT分野、特に半導体、FPD(液晶、有機ELパネル)、 薄膜ソーラーパネル、 ハードディスクの製造に使用される当社の 真空バルブはクリーンなバルブとしてユーザーの皆様から厚いご信 排気系ペンドロールバルブ 消費電力の削減に取り組むなど、環境配慮型の工場を 目指しています。2016年2月には、環境マネジメント システムの国際規格であるISO14001認証を取得し、 化学物質使用量の削減や廃棄物排出量の削減に取り 組んでいます。 クリーンルーム 頼をいただき、幅広く採用されるまでに成長いたしました。また、 日本で唯一のラプチャーディスクメーカとして多くの実績を持ち、 お客様から高い評価を得ています。 当社は、これからも現状に満足することなく、より高い安全性や 品質、環境対応など、一人ひとりが「スピード感」と「チャレンジ 精神」を持って業務に取り組み、お客様と従業員、そしてその家族 まで含め、一丸となってCSR活動に取り組める環境づくりに全力を 注いでまいります。引き続き、皆様の一層のご支援ご鞭撻を賜り ますよう宜しくお願い申し上げます。 2016年8月 工場外観(韓国京畿道平澤市) 部品保管エリア 取締役社長 島村真二 主な取扱い製品 東海工場 Roll to Roll 装置用ゲートバルブ V TEX Korea Co.,Ltd. 真空用バルブ 超高真空、高真空用各種弁、真空機器及び装置 原子力用バルブ BWR商業発電炉、新型炉、原子燃料再処理プラント用各種弁 過剰圧力に対する安全装置 ラプチャーディスク、安全弁 その他特殊仕様バルブ 新エネルギー、省エネルギー用各種特殊弁 ラプチャーディスク(ASME規格対応品) スタッフ集合写真 本 社 大阪支社 Environmental Report 環境報告 Environmental Report 環境方針 環境保全活動 基本理念 株式会社ブイテックスは、地球環境保全が人類共通の重要 真空倉庫付近のアジサイ 課題の一つであることを認識し、会社組織を挙げて環境負荷 の低減に努力します。 ダンボールのリサイクル推進 従来、東海工場から排出されるダンボールは産業廃 棄物処理業者に委託し、事業系一般廃棄物として処理 していましたが、2015年7月に廃棄物再生事業者と取 方 引契約を締結し、現在は有価物として売却しています。 針 株式会社ブイテックスは、真空用他各種バルブ、ラプチャー 廃棄物再生事業者によって回収・選別・圧縮梱包 ディスク(過剰圧力に対する安全装置)、真空機器・装置 されたダンボールは、製紙メーカーへ納入されたのち、 及び精密機械機器・部品の設計・製作・販売ほかに係わる 溶解・再生原料となり、再製品化されています。 マネジメント活動を推進する上で、全ての活動、製品及び 2015年度は、ダンボール置場を整備し、排出時の サービスを通して環境負荷を低減するために、次の方針に 分別を徹底した結果、9,890kgのダンボールをリサイ 基づき環境マネジメントシステムを構築し、地球環境との クルすることができました。 ダンボール置場への排出状況 調和を目指します。 1. 当社の活動、製品及びサービスに係わる環境影響を常に 工場排水浄化装置脇のカイヅカイブキ 認識し、環境汚染の予防を推進するとともに環境マネジ メント活動の継続的改善を図ります。 2. 当 社 の 活 動 、 製 品 及 び サ ー ビ ス に 係 わ る 環 境 関 連 の 法規制及び当社が同意するその他の要求事項を順守します。 3. 省資源・省エネルギー・リサイクル・リユースに努め、 環境を大切にします。 4. 地域社会の自然環境及び生活環境の保全に努めます。 上記の方針達成のために、目標を設定し、定期的に見直し、 環境配慮型設備の導入 2015年度は、省エネルギーシステム「ECOアイド ルストップ」及び「ECO電力モニタ」を搭載した工作 機械を2台導入しました。ECOアイドルストップは、 不要な周辺機器をこまめに自動停止する機能で、加工 していない時の消費電力を大幅に削減することができ ます。また、ECO電力モニタは、アイドルストップの 効果と主軸・送り軸・補機類の個別電力を見える化し、 作業者の環境意識向上に繋がります。 今後も、環境配慮型設備を計画的に導入することで、 より環境に優しい工場を目指していきます。 環境マネジメントシステムを推進します。 マシニングセンタ(MA‐600HⅡ/MB‐66VB‐P) 環境マネジメントシステム(EMS) リサイクル資源置場裏のシラカシ ISO14001認証 環境に関する法規制等の遵守状況 環境監査 2012年7月に東海工場、2016年2月にブイテックスコリアが 2015年度は、環境に関する法令違反や事故の発生は ISO14001規格への適合性や、PDCAサイクルが機 ISO14001認証を取得しています。今後も、海外拠点との連携 ありませんでした。今後も、適用される環境関連法規 能しているかを確認するため、定期的に内部環境監査 を強化し、グループ全体で環境マネジメントシステムの継続的な 制に基づく報告・届出等を確実に行うとともに、環境 を実施しています。2015年度は、観察点8件、不適合 改善を図ります。 施設の日常点検や自主測定実施による環境汚染の予防 2件が検出されました。 に努めます。 また、認証機関による外部環境監査を実施し、以下 の結果となりました。監査における指摘や課題を改善 苦情を含む利害関係者からのコミュニケーション の機会として捉え、システムの有効性向上に努めます。 近隣地域住民からの苦情発生はありませんでした。 ISO 9001 ISO 14001 JSAQ327、JSAE1534 株式会社ブイテックス 東海工場 本館来客用駐車場のサツキ その他の外部コミュニケーションとしては、統計調査 CM001 の協力依頼が行政及び業界団体から各1件、顧客から V TEX Korea Co.,Ltd. のISO14001登録証提出依頼が3件ありました。 <外部環境監査結果(2015年度)> 項目 指摘事項 観察事項 改善課題 件数 0 1 3 V TEX Corporation 04 2016 Environmental and Social Report Environmental Report 環境報告 省エネルギー 2015年度 環境改善計画と実績 東海工場では、環境方針を達成するために11項目の目標を立て、計画的に活動を進めています。2015年度の目標に 電力使用量については、ローパーティクル対応として 対する実績は下表のとおりであり、すべての項目において目標を達成することができました。 ○達成 環境方針 省エネルギー リサイクル・ リユース 2015年度の目標 2015年度の活動実績 電力使用量の削減 評価 △未達成 掲載 部品集結エリアに整備した「風除室」が、品質の向上 だけではなく空調効率アップにも繋がり、2015年度の チャレンジ目標値(3%削減)に対して22%削減とい 2014年度レベルより22%削減 廃プラスチック排出量の削減 (2014年度レベルの維持) 2014年度レベルより5%削減 負荷を抑える高効率設備機器へと更新されたことも、 ○ ○ 削減目標の達成に大きく影響しています。 環境汚染の 予防 環境配慮型 製品の提供 1,500 1,000 1,207 1,147 500 1,139 0 2013 2014 2015 (年度) リサイクル・リユース 木くず排出量の削減 (2014年度レベルの維持) 紙使用量の削減 (2014年度レベルの維持) 地域社会の 環境保全 実績値 P6 2014年度レベルより41%削減 ○ 産業廃棄物排出量の削減 梱包材などの「廃プラスチック類」排出量について 省資源 目標値 (千kWh) う大きな成果が得られました。 また、設備投資計画に基づき、工作機械などが環境 電力使用量の削減 (2014年度レベルより3%削減) ★チャレンジ目標 <電力使用量の推移> ガソリン使用量の削減 (2014年度レベルより3%削減) ★チャレンジ目標 2014年度レベルより16%削減 木箱などの「木くず」排出量については目標値に対し 2014年度レベルより18%削減 P7 無駄な金属材料の削減 ○ 20.0t 加え、積極的にリユース・リサイクルを推進しました。 今後も海外調達の増加に伴い梱包材や木箱の増加が 43% 廃プラスチック類 廃油 その他 39% 懸念されますが、持続可能な資源の利用を目的とした リユース・リサイクルの推進と産業廃棄物排出量の ・専門業者による音圧レベル測定の実施 ・自主測定による日常的な工場騒音の監視 取引先様との連携によるリユース 運搬用の木製パレットについては、状態が良いもの ○ P8 廃油、有機溶剤、危険物の 管理強化 ○ 化学物質の管理強化 ・返却品の化学物質汚染管理 ・SDSの取得と整備 ・顧客要求グリーン調達への対応改善 ○ ・デザインレビューに係る社内規程の改訂 (試験治具の共用化を項目に追加) 削減に取り組んでいきます。 ○ ・マニフェスト管理ツールによる監視 ・緊急シャワー室使用ガイドラインの制定 ・廃油流出経路遮断板の設置 を適切に分別することによって取引先様でのリユース に繋げています。状態が悪くリユースできないものは、 産業廃棄物の「木くず」として、サーマルリサイクル が可能な産業廃棄物処理業者に委託し、マニフェスト を交付したうえで適切に処理しています。 ― ○ 目標値 実績値 (t) 9 6 3 6.1 7.9 6.9 0 2013 2014 2015 (年度) 目標値 実績値 (t) 20 15 10 ★電力・ガソリン・灯油に係る中期チャレンジ目標 5 2014年度 … 2013年度実績の10%削減 2015年度 … 2014年度実績の3%削減 2016年度 … 2015年度実績の維持管理 <廃プラスチック排出量の推移> <木くず排出量の推移> ※目標値は2015度売上見込と2014年度売上実績から算出した補正係数を用いて設定 2016 Environmental and Social Report 木くず 2015年度は、それぞれ「リユース率」を監視項目に ○ ・技術標準書の充実 ・社内不適合及びサプライヤ不適合の削減 ・完成品在庫数の管理 05 V TEX Corporation 12% て41%削減という結果でした。 2014年度レベルより16%削減 環境配慮設計の推進 6% は目標値に対して5%削減、運搬用の木製パレットや ○ 灯油使用量の削減 (2014年度レベルより3%削減) ★チャレンジ目標 騒音基準値の順守 <2015年度 産業廃棄物の内訳> 木製パレットの分別・整理作業 9.9 12.2 8.6 0 2013 2014 2015 (年度) V TEX Corporation 06 2016 Environmental and Social Report Environmental Report 環境報告 省資源 地域社会の環境保全 紙使用量の削減 デザインレビューや打合せ・会議では、事前に電子ファイ ルを配信し、当日はプロジェクタを使用するなど、社内ペー パーレス化を推進しています。 2015年度は、文書共有と情報交換のためのグループウェア 活用の成果が徐々に現れ始め、目標値に対して16%削減とい う結果でした。引き続き、改善提案による作業効率の向上や 会議運営の効率化など、全社的な省資源活動として推進して いきます。 騒音基準値の順守 <紙使用量の推移> 目標値 実績値 2,500 を実施しています。測定したすべての地点で、茨城県 2,000 生活環境の保全等に関する条例施行規則で定める基準 1,500 1,000 500 騒音規制法に係る基準値の順守については、専門業 者に年1回委託し、工場境界における音圧レベル測定 (冊) 値以下であることを確認しています。また、日常的な 1,505 1,723 1,704 工場境界騒音レベルの把握と問題の早期発見を目的とし て、毎月1回の自主測定を実施しています。2015年度 0 2013 2014 2015 (年度) は苦情等の問題はありませんでした。 <工場境界における音圧レベル測定結果> 項 目 規制値 測定値 朝 dB 60 43 昼 dB 65 58 夕 dB 60 53 夜 dB 50 49 ※測定値は専門業者による測定(工場境界9地点における最大値) ガソリン使用量の削減 社有車毎の走行燃費を監視し、エコドライブの実施状況を <ガソリン使用量の推移> 確認しています。2015年度は、営業車1台を環境対応のハイ (リットル) ブリッド車に更新するなど、計画的な設備投資を行い、チャ 10,000 レンジ目標(3%削減)に対して18%削減という結果でした。 今後も、従業員一人ひとりがエコドライブと安全運転を心 掛けるよう、社内規程の整備と各種啓発資料の充実を図って いきます。 目標値 実績値 緊急事態対応テストの実施 東海工場では、環境に影響を与える可能性のある 7,500 5,000 8,173 9,309 9,258 2,500 緊急事態を想定し、それら緊急事態に対応するための *<廃油流出経路遮断板の使い方> 手順書を作成しています。また、緊急事態が発生した STEP.1 際に応急措置や連絡を速やかに実行できるよう「緊急 0 2013 灯油使用量の削減 環境汚染の予防 2014 2015 (年度) 廃油収集・運搬業者による 廃油搬出時は、環境・安全部 が立会い、備付の廃油流出 経路遮断板(以下、「遮断 板」という)を準備します。 事態対応テスト」を定期的に実施しています。 灯油は消防法上「危険物第四類(引火性液体)第2石油類」 であり、廃棄物処理法上「特別管理産業廃棄物(廃油)灯油 類」となるため、その取扱いや廃棄方法について安全面と環 境面から管理を強化しています。 社内暖房基準や緊急時対応手順書の定期的な見直しを行う <灯油使用量の推移> 目標値 実績値 (リットル) STEP.2 30,000 万が一、ドラム缶の転倒な どによって廃油が側溝に流 出した場合は、直ちに遮断 板を取り出し、 20,000 とともに、環境・安全衛生委員会や環境教育を通じて従業員 に周知し、基準の順守徹底を図っています。使用量について は、2015年度はチャレンジ目標(3%削減)に対して16%削 減することができました。 10,000 18,467 18,386 18,631 0 2013 2014 STEP.3 2015 (年度) 側溝の黄色く着色された部 分にある「ガイド付き差込 口」に遮断板を合わせ、 無駄な金属材料の削減 2015年度は、無駄な金属材料を削減するため、技術標準書 の充実によるFP化や見積・納入仕様書の提出による契約リス ク排除など、社内不適合の削減に力を入れました。 また、取引先様に対するサポート及び連携強化として、 2015年度は、廃油が側溝へ流出した場合に使用する 手法を確認・見直しするための良い機会となりました。 引き続き「不適合の削減」を品質マネジメントシステムと 「廃油流出経路遮断板*」を設置し、より迅速に緊急 環境マネジメントシステムの共通目標に掲げ、顧客満足度の 対応ができるよう改善しました。*右記<使い方>参照 今後も、徹底した土壌汚染予防・水質汚濁予防対策 向上と環境負荷の低減に努めていきます。 5S活動の紹介と取り組み方講座 2016 Environmental and Social Report しっかりと差し込んで廃油 流出経路を遮断します。 廃油流出経路遮断板の設置 実施しました。この取り組みは、当社側としても品質管理 07 V TEX Corporation STEP.4 緊急時対応テスト 当社の「5S活動の紹介と取り組み方講座」を東海工場で3日間 STEP.5 遮断板により流出経路を断ったあとは、ブルーピグや 土嚢の設置を行い、より厳重に拡大防止を図ります。 を行い、環境汚染リスクの低減を図ります。 V TEX Corporation 08 2016 Environmental and Social Report Social Report 社会性報告 Social Report 良き企業市民として 東海工場は、1961年より旧勝田市(現ひたちなか市)に所在して 55年、同市の発展と共に成長してきました。現在では、本社(東 京)・大阪支社・海外拠点(V TEX Korea, V TEX America)を 従業員への責任 安全で安心できる職場づくり すべての従業員が安全に働くことができ、また、近隣の皆様が安心して生活できるよう「災害ゼロ職場」の維持を 目指しています。2015年度は、休業1日以上の労働災害はありませんでした。 構え、国内外を問わず広く事業を展開していますが、今後も、東海 工場が「マザー工場」として発展し続けていくことが、地域社会や 産業の活性化に繋がるものと考えています。 作業環境の整備 従業員の健康障害防止のため、労働安全衛生法及び 関連規則等で定める作業環境測定を実施し、作業場の 地域行事への参加 東海工場が所在するひたちなか市足崎地区の「素鵞神社祭礼」に 状態・環境を的確に把握しています。また、法規制の 適用を受けない作業場であっても、環境・安全衛生委 毎年参加し、東海工場内の一部を神輿・山車巡回の休憩場所として 員会の決議によって、より安全側の自社基準を適用し、 提供しています。 自主的に作業環境測定を実施するよう努めています。 2015年度は、神輿関係者約80名、子供会関係者約170名(子供 100名、父兄70名)の合計約250名が場内で休憩をとりました。 作業環境測定 大型仕上室 緊急シャワー室 洗眼設備 2015年度は、オービタルサンダーを用いて金属研磨 を行う「大型仕上室」を新設し、集塵装置の設置と 作業環境測定を実施しました。また、塗装作業場には、 有機溶剤など人体に有害な化学物質を万が一作業者が 地域社会への責任 浴びてしまった際に、応急措置としていち早くその場 で洗い流すための「緊急シャワー室」を設置しました。 「Welfareの絆を広げよう」を合言葉に、積極的に社会福祉活動 への参加をしています。また、ボランティア活動の一環として企業 献血への協力を推進しています。 健康指導と予防措置 従業員の健康確保や疾病予防のため、定期健康診 断・特殊健康診断・産業医による健康チェックとその 社会福祉活動 結果に基づく健康指導を実施しています。また、イン 当社では、社会福祉協議会の目指す「人と人との連帯、心のふれ フルエンザワクチンの集団接種を実施し、従業員の あう中から支えあう福祉の実践を通して行う福祉のまちづくり」に インフルエンザ発症による重症化予防と社内での感染 賛同し、社協だより「福祉ひたちなか」に継続して広告を掲載する 拡大の防止を図っています。 定期健康診断 など、企業として地域との連携に力を入れています。 表紙「ネモフィラの花」について(写真撮影:根本 環境保全活動と社会福祉活動の繋がり 2015年度は、ダンボールのリサイクル*で得た収入の全額を、 司 / 製造部 製造1課 所属) ネモフィラという名前にはギリシャ語で「森を愛する」という意味があり、東海工場の立地する「ひたちなか市」には、この花の名所として知られる国営ひたち 海浜公園があります。また、花言葉のひとつには「success everywhere(どこでも成功)」があるそうです。表紙「ネモフィラの花」では、当社が「環境保 全」に取り組む姿勢と「地域社会との共生」を目指す意思、各拠点(日本・韓国・アメリカ)における「グローバル事業の発展」を表現しています。 ひたちなか市社会福祉協議会の善意銀行に預託しました。 リサイクルを環境保全活動だけではなく、社会福祉活動へと 繋げようとするこの取り組みは、分別の徹底など従業員の理解 と協力のもと、今後も継続していきます。*P.4に関連記載 ボランティア活動 茨城県赤十字血液センターと協力し、企業献血を実施しています。 2015年度は、11月に東海工場本館玄関前で実施し、34名の協力を 得ることができました。今後も、持続的に取り組める身近なボラン ティア活動として、企業献血を推進していきます。 環境・社会報告書について 本報告書は、当社の環境保全活動及び社会的取り組み状況の概要を、社会の皆様やお客様に向けて報告するものです。 ●対象範囲…株式会社ブイテックス 東海工場 ●対象期間…2015年4月1日から2016年3月31日(但し、一部期間外の活動内容を含む) ●発行時期…2016年8月 <免責事項> 本報告書には、株式会社ブイテックスの過去と現在の事実だけでなく、発行時点における計画や見通しに基づいた予測が 含まれています。この予測は、記述した時点で入手できた情報に基づいた仮定ないし判断であり、諸条件の変化によって 結果や事象が予測とは異なったものとなる可能性があります。 V TEX Corporation 10 2016 Environmental and Social Report http://www.vtex.co.jp/ 本 社 〒140‐0013 東京都品川区南大井6‐28‐11 谷口ビル2F Tel:03‐3765‐4161 Fax:03‐3765‐4168 東海工場 〒312‐0003 茨城県ひたちなか市足崎1263 Tel:029‐285‐0601 Fax:029‐285‐0664 大阪支社 〒554‐0012 大阪市此花区西九条5‐3‐28 ナインティビル9F Tel:06‐4804‐1410 Fax:06‐4804‐1413 海外拠点 V TEX Korea Co.,Ltd. 52,Oseongsandan 1-ro, Oseong-myeon, Pyeongtaek-si, Gyeonggi-do, 451-872 Korea V TEX America Inc. 2880 Zanker Road #203, San Jose, CA 95134 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