「専門学校における情報提供等への取組に関するガイドライン」に基づく情報提供 平成 28 年 群馬ブライダルビジネス専門学校 Ⅰ学校の概要・目標及び計画 (1)建学の精神 「美しい心と技術の調和」 (2)教育目標 1.教養高く、知識、技能に優れ、次の世代を担う社会人の養成 2.自らの創意工夫する能力の育成 3.お互いに尊重しながら、目標に向かって努力する力の育成 (3)校訓 Heart(まごころ) 、Head(知識) 、Hand(技能、所作)をバランスよく学ぶことで、総合力が身 につき、社会に貢献できる有用な人財になれるという法則です。 3Hの法則 1.Heart(まごころ)の育成とは「ホスピタリティマインド、コミュニケーション能力、チーム ワーク」がある人財の育成。 2.Head(知識)の育成とは「教養、専門知識、ビジネス能力」がある人財の育成。 3.Hand(技能、所作)とは、美しく、可愛く、華やかさを正確にスピーディーに表現できる人 財の育成。 ※「人財」造語:才能があり、役に立ち、必要とされる貴重な財産となる人。 (4)理事長及び校長名、所在地、連絡先等 学校法人群馬県美容学園 理事長 松本 一郎 群馬ブライダルビジネス専門学校 学校長 住谷 知彦 〒371-0024 群馬県前橋市表町 1-28-13 TEL:027-289-5550 FAX:027-289-5551 E-Mail:burabi@gunbi.ac.jp URL:http://www.gunbi.ac.jp/ (5)学園、学校の沿革 昭和29年 財団法人 群馬県高等理容美容学校設立認可 昭和33年 財団法人 群馬県高等美容学校設立認可 各種学校群馬県知事認可 財団法人 群馬県高等美容学校厚生大臣指定認可 【定員 昭和42年 通信 200 名】 財団法人 群馬県高等美容学校厚生大臣定員指定 【定員 昭和56年 昼間 100 名 昼間 200 名 通信 400 名】 財団法人 群馬県美容高等専修学校設置 群馬県知事認可 【定員 美容高等課程 200 名 別科 400 名】 平成 9年 学校法人群馬県美容学園設立 平成10年 群馬県美容専門学校 群馬県知事認可 【定員 美容専門課程 400 名 別科 240 名】 厚生大臣指定養成課程及び定員指定 【定員 昼間課程 400 名 通信課程 240 名】 平成11年 現在地に新校舎移転 平成20年 群馬県美容専門学校 新学科設置 トータルビューティー科 【定員 女子 120 名】 新学科設置に伴い校舎およびホール増設 平成22年 群馬ブライダルビジネス専門学校 群馬県知事認可 ブライダルスペシャリスト学科設置 【定員 商業実務専門課程 80 名】 平成23年 群馬県美容専門学校 新学科設置 ビューティースタイリスト学科 エステティック学科 平成28年 【定員 【定員 男女 60 名】 女子 60 名】 群馬県美容専門学校 新学科設置 ビューティテクニカル学科 【定員 男女 40 名】 Ⅱ各学科等の教育 (1)学科名、入学定員数、入学者数、在学総数 H28.5.1 現在 学科名 ブライダルスペシャリスト学科 入学定員 入学者数 在学総数 40 名 14 名 29 名 (2)各学科概要等 各学科の概要につきましては、ホームページのコース紹介や学校パンフレットに記載しております ので、そちらをご確認くださいませ。 群馬ブライダルビジネス専門学校ホームページ(http://www.gbbc-ac.jp) (3)学科カリキュラム 【ブライダルスペシャリスト学科】 授業科目 1 年次 2 年次 総単位数 授業時数 単位数 ウェディングスペシャリスト論 80 4 ウェディングプランナー論 40 2 ブライダルマーケティング ホテルビジネス論Ⅰ 専 門 科 目 60 単位数 時数 80 4 20 1 60 3 30 2 30 2 60 3 ホテルビジネス論Ⅱ 60 3 60 3 セレモニー概論 60 4 60 4 40 2 レストランサービス実務Ⅰ 40 2 レストランサービス実務Ⅱ 40 2 40 2 ドレスコーディネーター論 30 2 30 2 販売士論 60 3 60 3 フラワー装飾作業法 20 1 20 1 フラワー装飾理論 20 1 20 1 小計 20 1 20 1 320 18 580 31 260 13 ビジネスマナー実務 60 3 60 3 秘書実務Ⅰ 60 3 60 3 60 3 60 3 60 3 60 3 60 3 秘書実務Ⅱ 60 コンピューターサービスⅠ 60 TOEICⅠ 60 60 3 3 コンピューターサービスⅡ 3 3 TOEICⅡ 60 3 ホテル英会話 30 2 30 2 中国語会話Ⅰ 40 2 40 2 中国語会話Ⅱ 40 2 40 2 カラーコーディネート 60 3 60 3 ホスピタリティ論 30 2 30 2 サービス介助 30 2 30 2 キャリアデザイン 20 1 20 1 390 21 670 35 60 2 60 2 40 1 40 1 50 1 30 1 小計 ブライダルコーディネーター実地研修 実 習 科 目 授業時数 3 ブライダルゼミ 教 養 科 目 総授業 リゾートウェディング実地研修 ブライダルコーディネーター実習Ⅰ 40 40 50 30 14 1 1 ブライダルコーディネーター実習Ⅱ ファッション&ビューティー実習 280 1 1 レストランサービス実習Ⅰ 40 1 レストランサービス実習Ⅱ 40 必 須 選 択 1 40 1 フラワー装飾作業実習 30 1 30 1 フラワー装飾実習 30 1 30 1 230 7 小計 科 目 1 40 130 3 360 10 ホテル&ブライダルコーディネート 90 3 90 3 ブライダルフラワーコーディネート 90 3 90 3 ブライダルファッションアドバイザー 90 3 90 3 90 3 90 3 820 38 1700 79 小計 合計 880 41 (4)進級及び卒業要件 【学修評価方法】 学修の評価は、科目により試験得点による評価や実習の成果、レポート内容・提出状況、受講態度 等を総合的に勘案し5段階の成績評価とし、C 評価以上を合格とする。 S:特に優秀な成績・・・100~90点 A:すぐれた成績・・・89~80点 B:一応その科目の要求を満たす成績・・・79~70点 C:合格と認められる最低の成績・・・69~60点 F:不合格・・・59点以下 全学科とも試験は、以下のとおりとする。 1年次 前期:期末試験 後期:進級試験 2年次 前期:期末試験 後期:卒業試験 【進級・卒業要件】 進級時・・・1年次に定められた授業科目を履修し、単位を修得したもの。また、1年次に納入す べき授業料その他の金額をすべて納入しているもの。 卒業時・・・2年次以上在学し、学科に定める授業科目をすべて履修し、79 単位を修得したもの。 また納入すべき授業料その他の金額をすべて納入しているもの。 (5)取得資格 学科名 資格・検定 認定ウェディングスペシャリスト・ウェディングプランナー・ドレスコーディネーター、レストラン ブライダル サービス技能検定、フラワー装飾技能検定※、ABC検定、ホテルビジネス実務検定、ホスピタリテ スペシャリスト学科 ィ検定、MOS検定、フォーマルスペシャリスト検定準2級、TOEIC、パーソナルカラリスト検 定3級、販売士3級、秘書技能検定、中国語検定HSK、ビジネス能力検定ジョブパス ※3級は1年次の必修となります。2級は2年次のセレクションカリキュラム対応となります。 (6)卒業者数、卒業後の進路 【平成 27 年度卒業生実績】 学科名 ブライダルスペシャリスト学科 卒業者数 就職者数 進学者数 就職進学率 20 名 20 名 0名 100% 主な就職先については、ホームページや学校パンフレットに記載しておりますので、そちらをご覧 ください。 群馬ブライダルビジネス専門学校ホームページ(http://www.gbbc-ac.jp) Ⅲ教職員 学科名 事務 広報 局長 部長 1名 1名 1名 1名 1名 1名 学校長 教務 教員 教員 部長 (専任) (兼任) 1名 1名 3名 13 名 1名 1名 3名 13 名 事務員 ブライダル スペシャリスト 学科 合 計 Ⅳキャリア教育・実践的職業教育 (1)キャリア教育への取組状況 1.個別指導 就職担当者と担任により学生一人ひとりと納得できるまで話し合い、将来の方向性を定めてい きます。その希望をもとに、ブライダル関連企業についての研究や就職に対するサポートを個 別に実施していきます。 2.就職対策セミナー 本校のキャリア・サポーターや企業との連携により業界の形態や動向、求められる人材などの 情報のレクチャーや、就職活動の流れ、履歴書・エントリーシート作成指導、就職後に必要な 技術やマナーなどのアドバイスを行います。 3.インターンシップ 本校では2年次にインターンシップを実施しています。業界の仕事を肌で感じ将来の職業に対 する理解を深めます。 (2)実習・実技等の取組状況 本校では、以下の企業と教育連携を行い、職業に必要な実践的かつ専門的な能力を育成することを 目的に指導を行っております。 <教育連携企業一覧> 授業科目名 連携企業名 対象学科 ブライダル 冠稲荷神社 宮の森迎賓館 ブライダルスペシャリスト学科 コーディネーター実習 ティアラグリーンパレス (3)就職支援等の取組状況 1.企業特別講話の実施 ブライダル、ホテル関連業種の担当者に来校していただき、会社概要や募集の詳細、各職種に おける現場の体験談など業界を目指す学生にとって貴重な講義を実施しています。毎年、多数 の企業様に来校していただいています。 2.就職情報の閲覧環境整備 求人票やガイダンス情報、企業パンフレット等の専用スペースを設け、常時閲覧できる環境を 整えております。 Ⅴ様々な教育活動・教育環境 (1) 学校行事への取組状況 4月 入学式 健康診断 5月 企業特別講習 6月 海外研修(ハワイ) 前橋合同学園祭 7月 ブラビスペシャルデー 校外研修(東京) 8月 夏休み 9月 インターンシップ 10 月 軽井沢研修 11 月 学園祭 12 月 クリスマスパーティー 1月 沖縄研修 2月 卒業制作発表会 3月 卒業式 (2)課外活動等の状況 7月 通年(週1回) Ⅵ学生の生活支援 前橋市主催 前橋合同学園祭 前橋駅から学校周辺における美化運動 (1)学生支援への取組状況 1.就職に関する支援 ・担任と広報・キャリア部によるサポート体制 ・インターンシップを実施 2.その他の支援 ・学費など経済的な支援体制として奨学金貸与機関の斡旋 ・年1回、健康診断を実施 ・アルバイト求人を公開 Ⅶ学生納付金及び修学支援 (1) 学生納付金の取扱 ブライダルスペシャリスト学科 入学金 1年次 100,000 円 2年次 授業料 施設設備費 維持管理費 教材費・諸費 合計 570,000 円 180,000 円 120,000 円 290,000 円 1,260,000 円 570,000 円 180,000 円 120,000 円 60,000 円 930,000 円 修学支援の内容 1.表彰制度 最優秀学生賞、優秀学生賞、理事長賞、副理事長賞、各協会賞など卒業者対象に表彰していま す。 2.新幹線通学支援制度 本校が定める遠隔地から通学した場合、定期代を一定料金補助する制度です。 3.家賃支援制度 本校が定める遠隔地から通学が困難と認められた場合、家賃の一部を補助する制度です。 Ⅷ学園の財務 資金収支計算書 平成27年4月 1日から平成28年3月31日まで (単位:円) 収 入 の 部 科 目 決 算 学生生徒等納付金収入 308,646,221 手数料収入 6,938,400 寄付金収入 0 補助金収入 9,604,700 資産運用収入 4,519,042 資産売却収入 0 事 業 収 入 1,715,532 雑 3,056,499 収 入 借 入 金 収 入 0 前 受 金 収 入 157,820,428 そ の 他 の 収 入 141,471,756 資金収入調整勘定 △ 189,192,228 前年度繰越支払資金 563,136,668 収 入 の 部 合 計 支 出 の 1,007,717,018 部 科 目 決 算 人 件 費 支 出 162,638,868 経 102,302,027 費 支 出 借入金等利息支出 0 借入金等返済支出 0 施 設 関 係 支 出 37,429,560 設 備 関 係 支 出 27,338,099 資 産 運 用 支 出 0 そ の 他 の 支 出 136,082,877 資金支出調整勘定 △ 2,277,803 次年度繰越支払資金 支 出 の 部 合 計 544,203,390 1,007,717,018 消費収支計算書 平成27年4月 1日から平成28年3月31日まで (単位:円) 収 入 の 科 部 目 決 算 学生生徒等納付金 308,646,221 手数料 6,938,400 寄付金 0 補助金 9,604,700 資産運用収入 4,519,042 資産売却差額 0 事 業 収 入 1,715,532 雑 3,056,499 収 入 帰属収入合計 支 334,480,394 基本金組入額合計 △ 64,767,659 消費収入の部合計 269,712,735 出 の 科 部 目 決 算 人 件 費 162,638,868 経 176,857,303 費 借入金等利息 0 資産処分差額 0 徴収不能額 0 消費支出の部合計 339,496,171 当年度消費収入超過額 △ 69,783,436 前年度繰越消費支出超過額 △ 317,090,323 年度消費支出繰入金準備額 0 年度消費支出準備金取崩額 0 基 本 金 取 崩 額 0 翌年度繰越消費収入超過額 △ 386,873,759 貸 借 対 照 表 平成28年3月31日 (単位:円) 資 産 の 部 科 負 債 の 部 目 固 定 資 産 流 動 資 産 資 産 の 部 合 計 本年度末 科 目 2,151,538,046 固 定 負 債 558,148,914 流 動 負 債 2,709,686,960 負 債 の 部 合 計 本年度末 0 242,292,581 242,292,581 基 本 金 の 部 第 1 号 基 本 金 2,854,268,138 第 2 号 基 本 金 0 第 3 号 基 本 金 0 第 4 号 基 本 金 0 基 本 金 の 部 合 計 2,854,268,138 消費収支差額の部 年 度 消 費 支 出 準 備 金 0 翌年度繰越消費収入超過額 △ 386,873,759 消費収支差額の部合計 △ 386,873,759 負債の部,基本金の部および消費 収支差額の部合計 2,709,686,960 平成 27 年度 自己点検・自己評価結果報告書 評価対象期間 平成 27 年 4 月 1 日~平成 28 年 3 月 31 日 評価委員会日 平成 28 年 7 月 27 日 学校法人群馬県美容学園 群馬ブライダルビジネス専門学校 Ⅰ.平成 27 年度に定めた重点的に取り組むことが必要な 目標や計画についての評価 報告 1.国家検定や各検定の合格率の維持・向上を図る 国家検定や各検定では全国平均を上回る高水準を維持しているが、さらなる向上 を目指す為に試験対策授業の強化に取り組む。 2.入学者数の拡大を図る 学生支援を充実させることで競合校との差別化を図ることや、体験入学・進路ガイ ダンス・模擬授業の講師派遣・メディアを活用した情報発信など、広報活動の強化を し、入学者数の拡大を図る。 3.就職率(進路決定率)の維持・向上を図る 就職セミナーや就職ガイダンスを実施することで、望ましい職業観・勤労観及び職 業に関する知識や技能を身につけさせるとともに、自己の個性を理解し、主体的に進 路を選択する能力・態度を育成する。 4.退学者・休学者の低減を図る 退学者・休学者の増加は広報活動や財務基盤に影響を与える恐れのある重大な問 題である。よって、該当学生への個別対応力強化(保護者との連絡強化、面談回数の 増加、学校全体としての対応) 、勉学意欲の維持、指導法の改善などの対策を講じて、 退学者・休学者の低減に努める。 5.地域貢献に努める 地域社会貢献の為にボランティア活動に積極的に参加する他、生涯学習にも目を 向け生涯学習社会の実現に貢献するため教育訓練指定講座や職業実践専門課程認定 へ向け準備を進める。 1.国家検定や各検定の合格率の維持・向上を図る ■取り組みについて ・検定取得のため指導体制を整備する。 ・合格率維持と向上の為の指導内容の改善をする。 ・学生の理解度に合わせたサポートと指導をする。 ・再受験者に指導を徹底する。 ・自発的に検定対策学習ができるように指導する。 ■達成状況 ・本校のメイン資格となる認定ウェディングスペシャリストや認定ウェディングプランナーにおいて は 100%の合格率を達成することが出来た。 ・メイン資格の他にもアシスタントブライダルコーディネーターでは 90%の合格率を達成すること が出来た。 ■反省点 ・国家検定の合格率 100%を目指す指導を行う。 ・国家検定や資格試験対策授業だけではなく、科目に対する意欲を掻き立てられる よう指導する。 ■来年への改善点 ・効果的な指導は引き続き継続をする。 (授業での模擬テスト等を含む) ・結果について必ず検証し、常により良い方法を担当講師と共に考える。 ・学期末のアンケートを参考に授業シラバスの工夫をする。 ・机上での学びに加え、実践的な学習を多く取り入れ体得する。 2.入学者数の拡大を図る ■取り組みについて ・ガイダンス参加、オープンキャンパスの開催、広報費などを増やし拡大を図った。 ■達成状況 ・前年を下回ってしまい、費用対効果を考慮すると厳しい結果となった。 ■反省点 ・本校のアピールポイントを明確に打ち出し、その部分を効率良く発信できなかった。 ■来年への改善点 ・本校にしかないセールスポイントを改めて見出し、それをターゲットへ的確に伝達させる。 ・WEB広告の強化、SNS関連を活用した入学者増の施策の検討する。 3.就職率(進路決定率)の維持・向上を図る ■取り組みについて ・ブライダル業界に合わせた、個人に合わせたサポートをしていく。 ・グループディスカッション、グループ面接なども授業に取り入れる。 ・ビデオで録画し、面接中の立ち居振る舞いや言動に関して振り返り学習を行う。 ・企業とのコミュニケーションを強化させた。 ・ 「キャリアデザイン」の授業を通じ、就職に対する意識を向上させた。 ■達成状況 ・就職率 100%という結果に対し、今後もこの数字を維持していくため、キャリアデザインの授業、 企業とのコミュニケーションなどを積極的に行う。 ■反省点 ・就職活動に個人差があるため、前半から積極的に活動するような指導を行う。 (OB.OG訪問などを含む) ・キャリアデザインの授業など通じて、早い段階で本人の足りないところなどをアド バイス指導する必要があった。 ・就職活動のスタートが遅れている学生には、危機感を伝えることだけでなく、時間を 掛けて相談にのり、自分から活動の意欲がでるような指導を行う。 ・本校をアピールするための「企業タイアップ施策」が実現できなかった。 ・業界ニーズなどの情報をタイムリーかつ効果的に学生へ伝達することができなかった。 ■来年への改善点 ・キャリアサポートの授業を早めに入れ自己分析、在学中に足りないところを伸ばす 指導、アドバイスを行えるようにする。 ・キャリアサポーターなどの面談などを有効的に行う。 ・インターンシップ後にモチベーションが下がらないように要注意、面談を行う。 ・企業説明会、就職セミナー、キャリアセミナー等の実施の検討。 ・企業とのコミュニケーションをさらに充実させる。 4.退学者・休学者の低減を図る ■取り組みについて ・入学時のモチベーションの維持、向上するような授業、イベント等を実施した。 ・出欠動向や学習態度などをしっかりと把握し定期的な個人面談を実施する。 ・学生が相談しやすいような環境をつくる。 ■達成状況 ・主な理由は進路変更や経済的理由だった。 ■反省点 ・未然予防対策が取れなかった。 ・1 人暮らし(ホームシック)対策をすべきだった。 ■来年への改善点 ・学生が気兼ねなく相談できるスペースや時間をつくる。 ・今まで以上に注意深く監察し変化に気付き、コミュニケーションと情報共有をする。 ・ 「学校が楽しい」と感じるように学校生活の満足度を上げる。 5.地域貢献に努める ■取り組みについて ・前橋合同学園祭や前橋駅~学校周辺の通学路美化運動(ボランティア活動)を行った。 ・ボランティア活動として、例年実施しているものに関しては、年間行事の1つと捉え、積極的に参 加している。 ■達成状況 ・合同学園祭は本校学生も楽しみながら地域の方に触れ、多くを学び積極的な姿勢が見ら れた。 ・前橋市主催の「前橋合同学園祭」に参加し、ブライダルファッションショーの実演、模擬店を出店 いたしました。来場者の方にも大変好評だった。 ■反省点 ・学生のボランティア活動に関して、地域の清掃をしていますが、地域の方との交流 がないので検討したい。 ・自治体、団体、企業との連携を図り、ボランティア活動などの実施数を増やしたかった。 ■今後の改善方策 ・積極的に活動できる学生を育成する。 ・地域とのコミュニケーションを取りながらボランティアなどがあれば参加する。 ・オファーを待つことだけではなく、逆にアプローチしていく。 Ⅱ.平成 27 年度 評価項目の達成及び取組状況 報告 1 教育理念・目標 ①課題 ・業界の動きに敏感になり動向を踏まえ、新たに必要なスキルを研修等で取り入れる努力 ・理念、目標、育成人材などを保護者に周知していく。 ②今後の改善方策 ・今まで以上に資質の向上を計る努力、スキルアップを図るために自ら志願して研修会な どに参加する。 ・生徒から保護者へ情報を共有してもらうように呼び掛けを周知徹底する。 ③特記事項 ・教育理念、教育目標、 「育成人材像について入学案内、ホームページ、オリエンテー ション、入学式、学則(学生便覧)などに記載し学生や保護者に案内しているが引き続 き周知に努める。 2 学校運営 ①課題 ・新人教員の指導を的確に行い、学生指導やクラス運営に活かす。 ・引き続きさまざまなケースカンファレンス、ロールプレイを実施する。 ・保護者からのお問い合わせに、教員が誰でも、しっかりと対応できるように教務や指導 を進める。 ・個々が広い視野を持つことと、縦割りだけでなく、横割りでの体制を構築すべき。 ・職員会議を通じて、組織運営や意思決定は、しっかりされている。 ・学生・保護者・利害関係者等からの苦情等に対して、誰でも適切な対応ができるよう力を入れてい かなければならない。 ②今後の改善方策 ・毎朝の確認と「ホウレンソウ」をしっかりと行う。 ・細かいことでも情報共有する。 ・学生指導などの徹底、お問い合わせには気持ちよく対応する。 ・苦情等の対応につき、その場その場の対応に終始してしまっている。初期対応については、誰でも 対応できるよう、情報の共有及び文書化は必要だと感じる。 ・学生・保護者・利害関係者が不満を抱いた際に、相談しやすい環境を整備し、相談の受付方法や担 当者などをあらかじめ決めておくことが必要であると思う。 ③特記事項 ・学校運営が円滑に又、群馬ブライダルビジネス専門学校を選んで良かったと思っても貰えるように 努めて努力し耳を傾けて、時代の流れに対応を心掛ける。 ・基本的には教職員は組織的な連携のもと、自分の役割をきちんと果たすことが不可欠である。 3 教育活動 ①課題 ・授業評価と改善について、前期終了時にアンケートを実施し教職員や講師の授業評価を もとに後期の授業改善をする。 ・能力(資質)を上げ優れた教員を目指す。 ②今後の改善方策 ・率先して活動できる学生の育成をする ・地域とコミュニケーションを取りながらボランティアなどがあれば参加する。 ・授業評価アンケートの検証とカリキュラムの見直しを行う。 ・教育課程編成委員会によって学科、カリキュラム等についてのご意見を整備し、業界の 動向を見据えたカリキュラムに落とし込んでいく。 ・企業との連携、生きた実習の中で今まで以上に体験学習を充実させる。 ・研修等に積極的に受講し情報収集、スキルアップに努める。 ③特記事項 ・教育目的、目標を具体化する講義・演習・実習をバランスよく効率的に考案する。 ・シラバスの作成、授業方法、教材など工夫し学習指導にあたっている。 ・3 月の学生による授業評価アンケートの結果、再整備を行う。 4 学習成果 ①課題 ・資格取得について、効果的に取得できるよう工夫をする。 ・卒業後の効果を把握する。 ②今後の改善方策 ・資格取得の為に学生のレベルや理解度に合わせた指導をする。 ・実践的な授業で体系的に指導を行い、身に付く授業を行う。 ・卒業生からの情報を共有する。 ③特記事項 ・卒業生は「秘書」が役立っていると聞いているので有効的に学べるように実践的な学習 を取り入れている。 ・卒業生が来校した際には、在校生へ現状報告や学生時代にやっておいた方が良い事など のアドバイスをしている。 5 学生支援 ①課題 ・メンタルの弱い学生への対応が不十分である。 ・学生と教職員とのコミュニケーションが少ないため、様々な支援体制が機能してい ない。 ②今後の改善方策 ・メンタル面でのサポート、常駐できる相談相手を置ける環境の整備をする。 ・実習や校外研修等を通じて職業、就労の理解を深める。 ・学生一人ひとりをできるだけ把握して、各支援体制を理解、整備し、それをしっかり情報発信して いく。 ③特記事項 ・学生同士の会話から情報収集、精査してより良い方向にもっていく。 ・色々な角度からしっかり支援し、教職員、学校を信頼させることで入学者増、退学者減を図る。 6 教育環境 ①課題 ・防災(大地震など)の対応。 ・インターンシップ後の進路変更。 ・教育上必要な施設・設備等に不具合が生じた場合は早急に復旧し、学生の教育活動に支障をきたさ ないよう日々努力していく。 ②今後の改善方法 ・防災時について、水と食料などの備蓄等について整備。 ・帰宅困難者支援について、レンタルの寝具の料金や企業の確認。 ・常に明るく、清潔な環境の維持を心掛ける。 ・ビジネス、語学など机上の学習やインターンシップ後の学生対応に注意し、2 年間モチ ベーションを維持できるような学生指導。 ③特記事項 ・前橋防災緊急告知ラジオの常設。 ・施設・設備の点検は、定期的に行われており教育上の必要性を充分に備えている。 安心して教育できる環境である。 7 学生の受入れ募集 ①課題 ・WEB関連の広報活動の強化する。 ②今後の改善方策 ・WEB広告の出稿の検討、SNS関連の活用の対策。 ③特記事項 ・少子化で学生獲得が困難になってくる中、メディアだけでなく、直接、ターゲットへアプローチで きる媒体を活用していく。 8 財務 ①課題 ・経営基盤は安定しているが今後も安定させるため、経費の削減に努める。 ・情報公開について、評議員会・理事会で行われているのみであり、ホームページでの公開には至っ ていない。 ②今後の改善策 ・職業実践の取得に向け、財務情報の公開をホームページまでに拡充し誰でも閲覧できるように整備 していく。 9 法令等の遵守 ①課題 ・学生の個人情報の取り扱いの徹底を行う。 ・企業人として、教職員として、細部に亘り、理解をしなければならない。 ②今後の改善方法 ・現状維持、学生の個人情報の取り扱いについて学校から持出禁止。 (住所録、パソコン 含む)更に徹底管理と取り扱いと対応に注意をする。 ・組織、人事評価になどに組み入れるなど、個々が意識を高められる環境をつくる。 10 社会貢献・地域貢献 ①課題 ・学生のボランティア活動に関して、地域の清掃を実施しているが地域の方との交流 (団体活動)がないので検討したい。 ・自治体、団体、企業、地域住民とのコミュニケーションを強化しなければならない。 ②今後の改善方策 ・率先して活動できる学生の育成 ・地域とコミュニケーションを取りながらボランティアなどがあれば参加する。 ・ボランティア活動、公開講座などの定例化、実施回数を増やす。 ③特記事項 ・社会貢献、地域貢献を積極的に実施することで本校の認知度が上がり、ひいては、ブランド力が向 上し、学生募集にも効果的となる。 平成 27 年度 学校関係者評価報告書 評価対象期間 自:平成 27 年 4 月 1 日 至:平成 28 年 3 月 31 日 評価実施日 学校法人 平成 28 年 8 月 22 日 群馬県美容学園 群馬ブライダルビジネス専門学校 Ⅰ 学校関係者評価の概要と実施状況 1.学校関係者評価の実施について 本校では、文部科学省が策定した「専修学校における学校評価ガイドライン」を踏まえた評価項目 に対し、 「平成 27 年度自己点検・自己評価」を行いました。その自己点検・評価結果について学校関 係者評価委員会を開催し、外部関係者の方々に第三者の視点で評価して頂きました。学校関係者評価 委員会での貴重なご意見や評価を今後の学校運営に反映させ、改善を図ることでより良い教育活動を 行ってまいります。 2.学校関係者評価委員名簿 評価委員名 所属及び役職 山形 正喜 関東地区理容師美容師養成施設協議会 会長 大塚 嘉崇 冠稲荷神社 宮の森迎賓館 ティアラグリーンパレス 権宮司 宮上 修 タカラベルモント株式会社 新井 博 新井博法律事務所 弁護士 富岡 政明 有限会社富岡労務管理事務所 代表取締役 山田 浩史 社会福祉法人 清栄会 清里荘 理事・施設長 学校教職員 所属及び役職 住谷 知彦 群馬県美容専門学校・群馬ブライダルビジネス専門学校 学校長 髙橋 憲一 群馬県美容専門学校・群馬ブライダルビジネス専門学校 事務局長 西山 京子 群馬県美容専門学校 教務部長(美容師学科) 黒田 奈々 群馬県美容専門学校 教務部長(ビューティースタイリスト学科) 関 群馬県美容専門学校 教務部長(エステティック学科) 孝子 所長 津久井 富美江 群馬ブライダルビジネス専門学校 教務部長 持田 和則 広報・キャリア 部長 長根 みちお 群馬県美容専門学校 教務課長(美容師学科) 西 群馬県美容専門学校 教務課長(美容師学科) 通寿 田上 聖晃 群馬県美容専門学校 教務課長 小田部 高幸 広報・キャリア 課長 3.学校関係者評価委員会実施状況 開催日:平成 28 年 8 月 22 日(月)14:00~ 場 所:群馬県美容専門学校 ホール棟 1F 会議室 次 第 1)校長挨拶 2)委員紹介 3)委員長選出 4)自己点検評価結果の報告及び評価 (群馬県美容専門学校及びブライダルビジネス専門学校) ①重点項目について ②教育理念・目的 ③学校運営 ④教育活動 ⑤学習成果 ⑥学生支援 ⑦教育環境 ⑧学生の受入れ募集 ⑨財務 ⑩法令等の遵守 ⑪社会貢献・地域貢献 5)質疑応答 6)閉会 Ⅱ 評価報告 1.平成 27 年度に定めた重点的に取り組むことが必要な目標や計画 ①国家試験や各検定の合格率の維持・向上を図る 【委員意見・評価】 ・検定科目の解りやすい表記に変更し検証することが重要であると思う。 学校:資格取得に向けて丁寧に、受験科目についても精査し指導して参ります。 今後は解りやすい表に変え検証しやすくして参ります。 ②入学者数の拡大を図る 【委員意見・評価】 ・体験入学、OP キャンパス実施結果の傾向を出して検証して分析、精査する と入学者予想ができ、体験入学、OP キャンパスの内容も検討できるのでは ないか。 学校:学生確保に向け現在実施しているアンケートと傾向、分析した資料など の添付をし、引き続き学生確保に努力して参ります。 ③就職率(進路決定率)の維持・向上を図る 【委員意見・評価】 特に異論なし。今後も継続して就職率維持に努めてほしい。 学校:求められる人材を意識した育成に力を注ぎ指導、就職サポートをして参 ります。 ④退学者・休学者の低減を図る 【委員意見・評価】 ・危機感をもって対応していると思われるが、時代の流れを掴み、魅力ある 学校づくりに努め、退学者の低減を図ってもらいたい。 ・奨学金の利用などについても把握や周知を行い経済的理由による退学の低減 を図ってほしい。 ・学生同士がコミュニケーションを取れるようなイベントを多く取ると良い。 学校:上記意見を参考に退学者防止に向けて努力して参ります。 ⑤地域貢献に努める 【委員意見・評価】 特に異論なし。今後も積極的に推し進めてほしい。 ・評価項目の達成及び取組状況 1 教育理念・目標 【学校関係者評価委員の意見・評価】 ・概ね教育理念、目標に関しては理解されているが、学生・保護者等に対し、さらに 周知に努めてもらいたい。 学校:職員がしっかりと認識して学生指導にあたるよう、早急に確認をします。 2 学校運営 【学校関係者評価委員の意見・評価】 ・学生や保護者、その他利害関係者からの苦情・養成等への対応などについて、 自身がなさそうな感じがあるので対策を考えた方が良いのではないか。 ・クレームと苦情を考える。クレームを放って置くと苦情になる初期対応を素早く行い フローなどを利用して早い対応をしたらどうか。 学校:意見を参考に、正確な報告と早い対応をして参ります。 3 教育活動 【学校関係者評価委員の意見・評価】 特に異論なし。今後も情報収集・分析を行い、教員の資質向上を念頭に指導に あたってもらいたい 4 学習成果 【学校関係者評価委員の意見・評価】 ・学習成果、結果等は常に対比分析を行い、次年度につなげる努力をしてもらいたい 学校:各課題について改善し学習成果がでるような指導と勉強をして参ります。 5 学生支援 【学校関係者評価委員の意見・評価】 ・各学科全体で情報共有体制を整え、連絡体制を取るかを早めの整備が必要だと思う。 学校:後期に向けて、情報共有体制を早めに検討し対策をして参ります。 6 教育環境 【学校関係者評価委員の意見・評価】 ・教育環境は十分整っているように思う。 学校:引き続き環境管理をして参ります。 7 学生の受入れ募集 【学校関係者評価委員の意見・評価】 ・フェイスブックはやっているがインスタグラムなどもとりいれてはどうか スマートフォンの最適化 学校:現在取り掛かっているので、早急に対応して参ります。 8 財務 【学校関係者評価委員の意見・評価】 ・財務体制は健全であり、適切かつ適正に会計監査を実施し、行われている。 ・財務に関して、全職員が理解する為に説明機会が必要ではないか。 学校:全教職員が財務状況を把握できる様しっかりと説明して参ります。 9 法令等の遵守 【学校関係者評価委員の意見・評価】 ・職員で共通の意識を持つようにしてください。 ・自己評価をすることが大切です。 学校:今後、共通意識を持って評価して参ります。 10 社会貢献・地域貢献 【学校関係者評価委員の意見・評価】 ・行政や地域との連携は良好であり、長きに渡って維持継続されているようなので、 今後も積極的に参加してもらいたい。 学校:今後の引き続き行ってまいります。 ・学校関係者委員会総括 ・経済的困窮家庭の学生に対して、奨学金などの利用を周知することで退学者減少や 入学者数の増加に繋げてほしい。 ・社会に出てある程度の収入が得られるような指導、ボランティア活動等で差別化を計 る必要性、広報での役立て方を研究してはどうか。 ・卒業生から、ブラビで良かったと言って貰えるような人材育成、コミュニケーション 方法を考えて、気遣い本音で話しをできる環境にしてほしい。 ・良い生徒がいるかどうかは良い先生がいるかどうかで決まる。よって情熱と熱意が大 切。玄関を開けた時からの雰囲気が大切。 ・危機感を共有し、発展的な会議を行うべき。不要な経費を避けるべきだが、人件費や 教育費は削減せず維持し、コンテンツマーケティングを有効に活用し、明るい未来に つなげてほしい。 学校:学校評価委員の方々から頂いた貴重なご意見、出来る事は明日から着手し、検証が必要な項 目は早めに精査し学生指導に活かしてまいります。
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