特集 1 KISTIC 先端の知が集い、交わる創造的プラットフォーム伝統と革新のまち京都から世界最先端の技術を創造・発信するKISTICの2大プロジェクト。光学技術基盤プラットフォームプロジェクト代表　京都大学大学院工学研究科平尾一之産学公の連携でナノテクのまち京都へ躍進を。教授このプラットフォームは「京都大学」「桂イノベーションパーク」例えば、このレーザーを有機半導体や色素を挟んだ薄板ガラス「KRP地区」を中心に、光通信、セラミックス材料などに強みを持にあて、封止をすると「フレキシブルな太陽光発電」が実現します。つ企業を集積させ、大学との共同研究・開発を強力に促進していくまた、フェムト秒レーザーの一括三次元光加工で周期構造をつことを目的としています。具体的な領域として、小さな構造物をつくくると、レンズや液晶画面の光反射を抑える反射防止構造ができまるフェムト秒レーザーによる一括三次元光加工があります。私達がす。レンズはデジカメやDVDなど、あらゆるところに使われているのフェムト秒レーザーを使い出した15年前は、職人技のような使い方で、この構造は大変用途が広いと期待されています。しかできずに用途が限られていたのですが、続いて「LCOS-SLM」さらに、周期構造により波長レベルで規則化したフォトニック結という空間光位相変調器を発明してから、一括三次元加工が可能晶をつくることができるので、光集積回路を製造できます。このフォとなり、応用化が急速に進展しました。トニック結晶を使った光集積回路を発展させれば、立体映像をやりとりする携帯電話や、写真が動く手のひらサイズの百科図鑑などの創出を行っていきます。もできるようになるでしょう。私自身は、京都市イノベーションセンター長としてベンチャー含集中させるべきところだけに照射できるフェムト秒レーザーは、め30社ほどを育てるかたわら、大学をはじめとした産学公の場で、虫歯のところだけを削る歯科医療や、必要な厚さの角膜だけを剥各所の連携を重ねてきました。この培ってきた連携が、これからよがすレーシック医療や、皮膚を透過する赤外フェムト秒レーザーをり大きく飛躍させられるだろうと予測しています。用いてガンを取り除くガン医療など、従来の医療を大きく進化させいよいよ、これまでにない製品を開発し、真に競争力のある産業る可能性も夢ではありません。を日本から創造する時がきました。KISTICをお仕着せではない、こうした環境・エネルギー分野、超先端IT分野、超先端光医療自然に交流が育まれるような、真に使える場所にしていきたいとなど諸分野において、世界は大きく変わろうとしています。日本の思っています。そのためのプラットフォームができたわけです。私の企業も、高い技術力を持ってキャッチアップしようとしていますが、大好きな言葉「共に咲く喜び」そのものです。まだまだ追いついていません。その中で活路を開くために、このプラットフォームでは先端光加工を中心に、技術開発、製品化、産業 THｚ分光器産業へのインパクト太陽電池の反射防止による高効率化や、有機 EL ディスプレイの封止などの要素技術をもとに、製品化・産業化に結び付け、競争力のある産業形成に結び付けていきます。京都大学平尾研究室／三浦研究室京都大学桂ベンチャープラザ入居企業 KISTIC 入居企業新規企業の参画中小企業への技術移転新原理を装置化レーザー活用講習会、新しい機能デバイス高度機器利用製造装置を開発金属光造形複合加工機研究協力企業デバイス性能向上光デバイスの開発等材料の高機能化高機能セラミックス材料の開発等国際競争力向上へ寄与する太陽光電池産業ディスプレイ産業フェムト秒レーザー加工装置世界をリードする最先端の研究開発・ものづくり拠点が、京都に誕生します！京都リサーチパークが大切にしてきたキーワード「産学公」がイノベーション創造の場として結実しました。その名も「KISTIC 」。知恵と知恵が融合し、新たな技術開発や先端テクノロジーが花咲く舞台となることでしょう。核となるのは、地域産学官共同研究拠点整備事業（独立行政法人科学技術振興機構事業）に採用された、2大プロジェクトです。京都のものづくり企業と、多様な研究者・技術者との出会いで何が起こるのか ― さまざまな視点と未来を育む、世界でも希有なこの場所に、早くも期待が寄せられています。 2　KRPPRESS vol.119（2011.7） 3 特集 1 KISTIC バイオ計測プロジェクトプロジェクト代表　京都大学大学院農学研究科植田充美網羅的な計測で、複雑さを解きほぐす。教授バイオ計測プロジェクトは、バイオ産業の創出になくてはならるようにするのです。「網羅的に」とはどういうことかというと、生ない「計測」という先端的な基盤技術を、民間にどんどん利用しき物の中には遺伝子があり、そこからタンパク質ができ、タンパクてもらおうというものです。このプロジェクトでは、醸造・食品業質が身体の中のビタミンなどいろいろな代謝物をつくっています。界から分析・計測機器業界まで、京都が取り込んできた京都バイ「遺伝子・タンパク質・代謝物」この３つの関係は、たった一つでなら、カルテの電子化や高度な介護のサポートなども展開できまができました。アウトプットは、これからが勝負です。三都（京都市、す。また、子供に対して食育もできます。「これなら食べていい、食大阪市、神戸市）のバイオトライアングルを生かしたいです。べてはいけない」など数値で示されると子供は納得できるのです。そして、かつて「文化」がシルクロードでやってきたように、これから自分で判断ができるので、分析や科学への興味がわくでしょう。そうは「計測」で、ここからアジアへ世界へと、シルクロードをさかのぼってした可能性を育む土台、KISTICというかつてないプラットフォームいくような発信をしていきたいです。 KIST-BIC 運営／（財）京都高度技術研究所京都バイオ計測センター人材育成の拠点医・薬・農・食品産業の活性化基礎研究オシティ構想をもとに、新たな高度分析計測機器などを導入しま行われているのではなく、たくさんの遺伝子、たくさんのタンパク技術者の育成した。病気ひとつとっても、かつて単純だった原因が、昨今では質、たくさんの代謝物が複雑に絡み合っているわけです。網羅的マーケットリサーチ実証研究複雑化している。これを先端的な計測技術で、網羅的に分析できに分析するということは、これらを全てデータで見て、いろいろな販路開拓製品開発開発目標の把握アップデート健康状態で分析し、いろいろな複合的要因を解きほぐすことであり、これが研究や開発で大きな力になります。数値という公正な材料で捉えるから、誰が見ても、どこがどう変動したかすぐに分かります。数値がなければ、判断しようがありません。例えば、放射性物質のことで言えば、何がどう怖いのか、あまりよく分かってい新規計測技術の他産業分野への展開京都に集積する醸造・食品産業の活性化［関西バイオトライアングル］バイオ計測技術の開発・技術支援の拠点京都地域学の英知次世代バイオ試薬・計測、診断機器の開発・展開公の技能産の執念バイオ計測試薬・機器の具現化京都に集積する計測分析産業の活性化産産連携神戸地域大阪地域革新的な計測分析情報の発信拠点（京都から世界へ発信）ません。ところが、網羅的に分析した数値なら「このレベルなら、遺伝子がこのように傷つき、タンパク質や代謝物にこのように影響する」という判断ができるのです。食中毒でも一緒です。数値化されていなければ、怖いでしょうが、網羅的分析を行えば、「自分の場合は怖い・怖くない」の判断ができます。環境の問題、食の KISTIC（キスティック）の構想以来、担当の私たちは両教授のご意のお言葉にある、「共に咲く喜び」をこの場で実現できるよう、オー見を伺い、改めてこの場所が価値あるものになることを確信しましプン以降も力を尽くしていきたいと思っています。又、植田教授より明をする。これをアカウンタビリティと言います。それを追跡調査た。これをいかに広く知ってもらうか、活用してもらうかがこのプロ「『KISTIC』という響きが外国の方にとても好まれている」と伺いする（トレーサビリティ）。どこでやっても同じにする（フィージビジェクトのキーになると考え、できるだけ分かりやすくお伝えし、多ました。京都から世界へ発信するこの場にとって、世界への第一歩くの方にご参加頂ける方法を考えてきました。両教授から、「研究として愛称が広がっていくことを、期待しています。問題、医療の問題。全てをデジタルに、誰がみても納得できる説リティ）。この３つを全て備え、数値化できる施設はおそらくないでしょう。大学でも少ないと思います。いえ、世界でも例がない。は社会で生活を営む人のもの、未来の子供たちのためのもの」とお聞きして、パンフレットには、女性研究者や子供のイラストを組みそれくらい価値ある計測システムを、中小企業を初めとした産業入れました。「KISTICには、様々な方が集まって未来の技術を創造界の発展に役立てることができます。施設と設備と人が一体化ししていく」そんな想いを施設の随所の設計にこめたつもりです。そた新しいプラットフォームができることで、将来はプライバシーを守りながら高齢者の健康モニタリングもできます。隣にコンピュータに強い京都高度技術研究所があるので、将来連携していける事務所ラウンジ幅広い層に親しまれる場所「KISTIC」。れぞれの分野で日本を代表するお二人が「世界でも聞いたことがない」と太鼓判を押してくださるKISTIC。この名が、京都の産業界はもとより、地域の方々、老若男女に親しまれるものになり、平尾教授建築概要ギャラリー（廊下）中根静香（左）京都リサーチパーク（株）営業開発部営業企画チーム福井伸治（右）京都リサーチパーク（株）営業開発部事業開発チーム西地区東地区名　称 KISTIC 住　所京都市下京区中堂寺南町133、134 用途地域商業地域、準防火地域、 N UX丹波口ビル KRP4号館 KRPガスビル KRP3号館 KRP5号館 KRP2号館 31m高度地区、市街地美観形成地区利用予想図利用予想図延床面積 5760.39㎡容積対象床面積 5512.12㎡階　数地上5階、地下1階、塔屋1階建物高さ 23.69m 竣　工 2011年7月（リニューアルオープン） KRP6号館 KRPスタジオ棟 KRP8号館 KRP1号館京都リサーチパーク前至JR嵯峨野線丹波口駅通 4　KRPPRESS vol.119（2011.7）各廊下をギャラリーとして活用します。研究内容や新機器の資料を掲示できるコーナーを作り、来館者の誰もが気軽に見て、話ができるきっかけを作り、自然な交流を育みます。 997.43㎡松普段目にするもの1つ1つの素材・デザインにこだわり、創造を高める雰囲気をつくりだします。打ち合わせなどにご利用いただけます。完成予想図建築面積 KISTIC 本完成予想図実験室・事務所七実験室建物用途 KRP7号館 KRPアメニティプラザ五条通京都市産業技術研究所 KRP9号館複合棟 5 特集 2 交流サロンキックオフ｢上海─京都間TV会議システム設置｣臨場感・異言語・異文化交流ナレッジサロンオープニングセレモニー京都の中小企業の海外進出を強力にサポートする「TV会議システム」。と　き／ 2011年3月30日（水）15時～16時30分画像も鮮明で、言語の壁もありません。中国-日本の距離がぐんと縮まりました。発展目覚ましい上海の息吹まで映し出しそうな画面。どんどん活用し、なじんでいくことで、活発な交流を。ところ／［京都会場］財団法人京都高度技術研究所８F イノベーション創出コミュニティこのたび上海－京都間のTV会議システムで、記念すべき場［上海会場］京都府上海ビジネスサポートセンター面に立ち会うことができ、うれしく思います。画面を通じて感 2011年3月30日。東日本大震災から20日余を経た日、｢上海ションが行われた。「言語グ ─京都間TV会議システム設置｣のオープニングセレモニーがリッド」とは、インターネット行われた。まず、（財）京都高度技術研究所理事長・髙木壽一上の世界的な資源、例えば氏が「国難というべき東日本大震災が起こり、日本経済は大き機械翻訳ソフトウェアや辞な打撃を受けました。復興にもかなりの時間が必要とされるな書などを組み合わせて利用か、私たち関西の企業が日本経済を引っぱって行く意気込み出来る言語サービス基盤ので、頑張っていかなくてはなりません。そのためにも、京都の企こと。情報学研究科特定講業が海外、アジアと関わり、積極的に海外展開をしていく必要師・稲葉利江子氏の司会のがあります。今回設置された上海と京都を結ぶTV会議システムもと、テロップ表示と音声合成、タブレットでの翻訳と音声合が、その足がかりになればと切に願います。」と語った。成のデモンストレーションが進められたが、その冒頭、京都側続いて、京都市産業観光局産業振興室長・江川博氏（現のデモ担当者から京都府上海ビジネスサポートセンターの朱氏（財）京都高度技術研究所専務理事）は「アジアの市場開発をにむけて「朱さん、こんにちは、私は情報通信研究機構の田中さらに推進するためには、このツールがより大きな力になると期待です」と挨拶すると、上海側画面に中国語で表示されると同時している」、（財）京都産業21専務理事・家次昭氏は「被災地かに、中国語音声が流れ、リアルタイムで会話が出来る様子に上ら関西への起業移転もすでに事例が出始めている。関西ビジネ海・京都双方の出席者から歓声があがった。スの支援をTV会議で行い、京都の中小企業が上海とのフェイス今回のTV会議システムを利用した交流サロンにおいては、ツーフェイスのつきあいができるよう期待している」と述べた。続距離を感じさせない臨場感あふれる環境、利用シーンに即したいて、上海側から京都府上海ビジ快適なコミュニケーションの実現を目指し、このグリッドを活用独立行政法人情報通信研究機構によって開ネスサポートセンター首席代表・する実証実験が行われている。発され、京都大学大学院情報学研究科社会藤原二郎氏のメッセージを、日本側のデモンストレーション後、軽食を囲んだ交歓会も開かれた情報学専攻によって運営が行われているイン出席者はリアルタイムで共有した。が、上海側からの「（ＴＶ会議の画面を通してしか参加できなターネット上の多言語サービス基盤です。テープカットの後には、京都大学いため）我々は食べられないですね」との言葉に、どっと笑いがＵＲＬ：http://langrid.nict.go.jp/jp/ 大学院情報学研究科の協力を得こぼれる一幕も。て、「言語グリッド」デモンストレー京都からアジアへの光の糸口が明るく開かれた。 6　KRPPRESS vol.119（2011.7）じたことは、上海から挨拶をしている気がしないということ。まさに、日本での会議にリアルに出席しているような感覚です。従来のシステムとは段違いで、とても感激しています。京都の代表として上海の各地を訪問し、京都はやはりすご関係機関の多くの皆さんのご尽力で、TV会議開通の日を迎えことができ、心より感謝申し上げます。 2010 年10 月に上海事務所のオープニングに出席しましたが、上海の発展は誠に目覚ましいものがあります。ただでさえ近い中国がさらに近くなったので、ぜひこれから直接的な交流が深まるようにと願っています。隣国でありながら、しかし、言葉の壁があるために、これまではなかなか関係が深いと認識しています。歴史の蓄積と同時に、先進的な技術をまらない面もあったかもしれません。しかし、言語サポートが取り入れるパワーもあります。日本復興は、大変な事業。関西行われるTV会議システムで、その交流を後押しできれば幸せにがんばってもらい、さらに中国のです。関係機関の力を結集し、海力も活用してもらうなかで、TV会を越えて、人と人、人ともの、人と議システムを大いに実用化していビジネスをつないでいけることをきましょう。京都府上海ビジネスサポートセンター主席代表藤原二郎［言語グリッドとは］願ってやみません。京都リサーチパーク株式会社代表取締役左納徹郎［上海－京都間ＴＶ会議システム　オフィスアワー］京都府上海ビジネスサポートセンターが、中国市場開拓に意欲的に取り組む京都企業と、ＴＶ会議システムを通じて直接コミュニケーションをとり、販路開拓、事業提携・契約サポートなどの支援を行う予定です。開催日時：毎週月曜日１０：３０－１２：３０【日本時間】（予定）詳細は、京都リサーチパーク（株）産学公連携部（ＴＥＬ：075-315-8522）までお問い合わせ下さい。 7 8 1 Mon 8 KRP-WEEK! EVENT CALENDAR 6 8 Sat Mon 1 2011年KRP-KIR イノベーションマッチング会～自動車部品メーカーのニーズとシーズのマッチング　技術ニーズ説明会～ 8月1日（月）13:30～17:45　菜園サークル収穫祭屋上に野菜が育ち、人が集う。 KRP地区内の様々な人が集う「菜園サークル」の収穫祭が2011年 3月9日、10日の両日開催されました。KRP9号館のオープンとともに始まったこのサークルは9号館の屋上で菜園作りを楽しむサークル。屋上からの素晴らしい展望を楽しみながら「育てる」「見る」「食べる」を体験し、交流を深めています。9日、日没前の寒風が肌を刺すなか、メンバーの半数以上の方が参加され収穫作業を開始。手塩にかけて育てた野菜たちを、慈しむようにひとつひとつ収穫されていました。翌日、12:00からメンバーは大阪ガスショールー KRP－WEEKは、「KRP-STYLEを創る」～知恵を結集し、新たな京都を発信するまち〜をテーマに8月の1週に開催する地区のイベント週間です。基調講演、展示会、セミナー、七夕まつりなどイベントが盛り沢山！是非ご来場ください。 1 「ベンチャー企業が必要とする人材とその獲得法（仮）」 8月1日（月）講演会・パネルディスカッション16：00～18：30　交流会18：40～KOKORO KRP入居企業（4社）、インディペンデンツ会員企業推薦企業(4社) (株)オフビート代表取締役　北田勝久氏　他 ●主催／京都リサーチパーク(株)　●後援／近畿経済産業局、京都府、京都市、京都商工会議所 ※各イベントにより主催が違う場合もございます ●お問合せ／KRP-WEEK事務局　TEL／075-315-8342　E-mail／krp-week@krp.co.jp 各イベントの会場など詳しくはこちらをご覧下さい。　http://www.krp.co.jp/krpweek/ 3 Wed ●主催／（株）インディペンデンツ 8 Tue 五条七本松手作り市 2 タート。普段料理をされないというスーツの男性陣も軽快な包丁使いで、次々と料理が出来上がっていきます。チームで声を掛け合って、一緒にお料理を作っていく様子が、本当に楽しそうでした。そしていよいよ場所をKRP8号館のYebisuに移し18:00から収穫パーティ。チームごとに作った料理はどれも好評で、菜園づくりの経験が川口淳一郎氏　基調講演 ●主催／五条七本松手作り市事務局 ●協力／ディリパ京都（大阪ガス（株）ショールーム） ●お問合せ先／（株）レシピア　山口智之　受付時間　平日10:00〜17:00 TEL／075-321-7733　FAX／075-321-7732 E-mail／recipea2@oasis.ocn.ne.jp 宇宙航空研究開発機構（JAXA）教授「はやぶさ」プロジェクトマネージャー 8 Tue 知財ビジネスマッチングマート　in 京都 2011年8月3日（水）9:30～10:45 於／KRP4号館B1階　バズホール新たな製品作りを目指している「モノづくり」、「ソフトウェア」などの中小・ベンチャー企業向け。中小企業の持つ「技」と大手企業の持つ「特許」のビジネスマッチングです。富士通など大企業の「特許」の紹介、展示を行います。 2 の良い畑はここだけ！いろんな栽培方法で、一年を通して収穫が出 8 3 Wed 2 8月2日（火）18:30～ ●主催／（有）ハーランドプロジェクト　●協賛／KRP（株）テナント様交流・PR展示会 8 Wed テクノロジー&ビジネスプランコンテストin KYOTO 3 2011年8月3日（水） 10:00～17:00 於／KRP４号館地下１階　バンケットホール 8 の締めの言葉で閉会に。野菜が育つと同時に、人の輪も大きく広がっていることを感じる2日間になりました。 ● 「束ねる」サービスサークル活動サポートサービス http://www.krp.co.jp/tabaneru/circle/index.html ●菜園サークル E-mail:saien@krp.co.jp ●食べるの学校 http://d.hatena.ne.jp/taberunogakko/ 次世代の担い手たる起業家ならびに起業家予備軍を育成し、支援することを目的として、起業の第一歩となる「ビジネスプラン」作成に関するセミナー、並びに基調講演、パネルディスカッションなど開催します。 ●主催／KRP（株）、（同）SARR ●後援／近畿経済産業局、京都府、京都市、京都商工会議所 8 Thu マイクロソフト・デー学生・一般向けパネルディスカッション 4 「成功の本質－失敗しても這い上がる力－」 8月3日（水）13：00～15：30　於／KRP４号館2階　ルーム2A パネラー：イントフロート（株）代表取締役　龍野優也氏、　（株）シーズ代表取締役　西垣　孝浩氏ほかファシリテーター：（株）パシオ　取締役　今井秀司氏起業、挑戦、挫折、失敗、夢を実践するKRPベンチャー企業のトップによる学生・一般向けパネルディスカッションです。 8 5 Fri 8 Thu WordPress活用セミナー 4 発明協会京都支部は新たな法人を設立いたしました。公益財団法人に移行いたしました。 4 社団法人発明協会の定款改正により、各支部（東京支部を除く）が財団法人京都産業 21 は、平成 23 年 5 月 31 日付けで京都府から 2011 年 3 月末日をもって本部から分離し独立することに伴い、京都公益財団法人として認定されました。これを受けて移行の登記を行支部は 2010 年 12 月 24 日に「一般社団法人京都発明協会」を設い、6 月 1 日付けで「公益財団法人京都産業 21」に移行いたしまし立しました。「一般社団法人京都発明協会」は長年実施してまいりまたので、お知らせいたします。今後とも、京都府における中小企業のした発明奨励、特許等産業財産権制度の普及啓発、及び青少年の創造中核的支援機関として、企業活動に真に役立つ質の高いサービスを性の育成指導など公共性の高い諸事業を受け継ぐ法人として活動して提供することにより、京都産業の発展に貢献して参りたいと考えております。おります。 http://www4.ocn.ne.jp/~khat8686/ http://www.ki21.jp/ 8月4日（木）16:00～トーマツイノベーション（株）大阪支社長　前田寛之氏 8 Fri 5 クラウド・ソリューション・フォーラム in 京都 2011 Summer 『クラウドで変わるIT経営』～京都ICT集団からの御提案～ 8月5日（金）13:00～17:00 8月5日（金）13:30～17:00　於／KRP1号館地下4階　サイエンスホール ●主催／京都リサーチパーク(株) ●後援／近畿経済産業局、京都府、京都市、京都商工会議所、（独）中小企業基盤整備機構近畿支部、　（社）京都発明協会、（社）中小企業診断協会京都支部 8月4日（木）14:00～堀家隆宏氏　15:00～菱川拓郎氏 8 Thu KRPイノベーションクラブ　セミナー「覚悟の経営」知恵の経営シンポジウム本シンポジウムでは、経営理念や伝統、ノウハウ、ブランドなど会社が持っている無形の強みを自社の強みをどう特定し、経営に活かすかについて、具体例を交えつつご講演・議論いただきます。みなさんの経営力を高めるヒントがきっと見つかります！ 8月4日（木）10:30～17:00 独創的なアイデアを持つソフトウェア、ハードウェア開発企業、システムインテグレーター、起業家向けに、マイクロソフトの紹介、マイクロソフトイノベーションセンターの支援、これらの企業との連携などを講演や展示などを通じて紹介します。基調講演：中森孝文氏（龍谷大学政策学部教授　京都府知恵の経営評価委員会委員長）事例講演：横田吉男氏（（株）山岡製作所　取締役）パネル討論：＜ファシリテーター＞中森孝文氏＜パネリスト＞横田吉男氏、小谷貞夫氏（京都府商工労働観光部ものづくり振興課）、今井俊和氏（中小企業診断協会京都支部　ビジネス元気工房代表）一般社団法人京都発明協会 8　KRPPRESS vol.119（2011.7） 3 Wed オープニングイベント　「目指せ、世界！（仮）」 8月3日（水）10:30～18:30 KRP地区で活動されている企業・団体様の商品やサービスをご覧いただけます。また、京都リサーチパークの最新の取り組みなどもご紹介します。来る。これは壮大な実験です。いつかこの経験が生きると思います。若い人たちと話せ、いい機会でした。」とのメンバーの増田淳三さん 8月2日（火）開催時間ウェブサイトにて告知 8 Tue 七本松落語会浅いとは思えない野菜の美味しさに皆さん大満足。打ち解けた雰囲気のなか、和気あいあいとパーティは進みます。「こんなに見晴らし 8月2日（火）10:00～16:00 KRP地区で手づくり市が定期開催されることになり、今回は記念すべき第1回。出展者の作品を購入したり、手づくりを体感できます。モノづくりの素晴らしさを通じたコミュニケーションの広がりを楽しんでいただきます。ム、ディリパに集合。KRP町家スタジオでおなじみ「食べるの学校」の中山咲子さんらを講師に迎え、3チームに分かれて調理ス ●主催／NPO法人京都イノベーション・リソース（ＫＩＲ）、 KRP（株） 8 Mon INDEPENDENTS　CLUB 2011年8月1日(月)～8月6日（土）　於／京都リサーチパーク内　各施設 8 毎回業種を絞り開催しているＫＲＰ－ＫＩＲ連携による大手企業と中小・ベンチャー企業とのオープン・イノベーションマッチング。5回目となる今回は自動車部品関連に業種を絞り開催します。（商談会は、12月に開催します）基調講演1：GMOクラウド（株）エンタープライズ営業本部副本部長下野昭一氏基調講演2：（株）NTTドコモ　関西支社　ソリューション営業部長三木修氏ほか ●主催／（財）京都高度技術研究所、京都リサーチパーク(株)、 ITコンソーシアム京都 8 Fri Startup Weekend Sat 8月5日（金）18：30～23：00　8月6日（土）9：00～23：00　8月7日（日）9：00～21：00 5 6 Sun 7 Startup Weekendは、開発者、グラフィックデザイナー、マネージャーなど起業精神あふれる精鋭たちが結集して、54時間内に新しいコミュニティー、プロジェクトや会社を立ち上げる、情熱的かつ創造的なイベントです。 ●主催／Startup　Weekend　Org　●共催／京都リサーチパーク(株) 8 Sat デザイン・マーケティングセミナー2011 8 5 Fri KRP七夕まつり2011「京の七夕」協賛事業 8月5日（金）18:00～20:00（開場17：30）於／KRP東地区　アトリウム KRP地区のみなさまや、地域の皆様への日頃の感謝の気持ちを込めて、七夕まつりを開催します。縁日、抽選会などお楽しみ盛りだくさんで、みなさまのお越しをお待ちしております。今年は和装にてご来場いただいた方先着１００名様にドリンク券プレゼント！ 6 第5回「広告コミュニケーション」 8月6日（土）10:00～18:00 伊賀真理氏　大阪府広報参事・(株)マーチ前代表取締役 ●主催／京都リサーチパーク(株)　●協力／(財)京都高度技術研究所 8 Sat 歴史セミナー「変化をチャンスに変えるには！」 6 ～動乱の時代に生きた幕末期の志士達から学ぶ成功術～KRP町家スタジオ開催 8月6日（土）14時～　※時間変更可能性あり ●主催／知財務（株）　●後援／知財務（株）古庄宏臣氏京都市産業技術研究所、 KISTIC、 KRP9号館などをめぐる、 KRP地区見学会もWEEK期間に開催！ 2011年6月20日現在の情報です。イベント内容は変更になる場合がございます。 9 Newcomer KRPeople ここにこの人新しい入居企業様の紹介 KRPeople は KRP エリアを拠点に活躍するすべての人、その意外な素顔に迫ります。 KRP4号館７F オムロン株式会社　京都営業所「品質」「安全」「環境」といった製造業の普遍的なニーズに対して、オムロンはFA（ファクトリーオートメーション）のパイオニアとして、製造業における「ものづくり革新」の具現化をグローバルにサポートしています。オムロン株式会社　京都営業所作田　久男代表取締役 ●TEL／（075）325 -1092　●FAX／（075）325 -1095　●URL／http://www.omron.co.jp/　http://www.fa.omron.co.jp/ オムロン関西制御機器株式会社京滋営業所 KRP4号館5F 当社は、生産性向上、品質向上、安全対策、環境対応などのお客様の課題に一緒に取り組み、オムロン製の制御機器を中心に、数多くの制御関連商品をご提案・販売する「モノづくりを支援する制御技術商社」です。オムロン関西制御機器株式会社　京滋営業所橋本　泰生代表取締役社長 ●TEL／（075）325 -1129　●FAX／（075）325 -1116　●URL／http://www.omron-kansai.co.jp/ 株式会社クラウドクリエイティブスタジオ KRP6号館3F ピュロライト・インターナショナル株式会社株式会社クラウドクリエティブスタジオ伊藤　正義氏　（2号館5階）秦泉寺　章夫氏　（6号棟3階）名古屋大学大学院環境学研究科で水・大気などの研究に携わった後、水処理会社に就職。その後、ニュージーランドのオークランド大学へ４年半留学。環境学を専攻して、学位を取得。帰国後は、計測器メーカーに６年半勤務。2011年1月より、イオン交換樹脂のピュロライト・インターナショナル株式会社に入社。国内初のテクニカルサービス・ラボ「京都ラボ」を担当。京都の高校を卒業後、大阪へ。１年ほど音楽の道を志すが、挫折し、大阪ゲームデザイナー学院へ。初めて手にしたパソコンを習熟し、2年間の講義を半年残したところで同校講師として１年間教壇に立つ。その後、携帯電話の開発を行うシステム系の企業でFOMAや３G以前の開発に関わる。さらにゲーム制作会社で 7年間キャリアを積み、2011年2月に起業。32歳。当社は携帯電話やスマートフォン上でのSNSを利用したソフトウェアの開発を行っております。今後、急速に普及してくスマートフォンとSNSで、新しいサービスや遊びの可能性のご提案と、それを実現することが可能です。 ■Web及び携帯電話ゲーム、業務用・家庭用ゲーム、オンラインゲームコンピュータ、ソフトウェア全般の企画・開発・販売株式会社クラウドクリエイティブスタジオ秦泉寺　章夫代表取締役社長 ●MAIL／akio-jinsenji@cloud-creative-studios.com ●URL／http://www.cloud-creative-studios.com/ ピュロライト・インターナショナル株式会社 KRP2号館5F ピュロライト社は、世界トップクラスの製造販売量を誇るイオン交換樹脂・キレート樹脂・合成吸着剤の専業メーカーです。米国本社と英国本部を軸に、各国の研究所・工場・テクニカルセンターの連携による高い品質レベルと技術開発力を武器に、世界20カ国以上に営業拠点を展開するグローバル企業です。ピュロライト・インターナショナル株式会社太安　文夫代表取締役社長 ●TEL／（075）874 -5127　●FAX／（075）874 -5128　●URL／http://www.purolite.co.jp/ 株式会社メディアプラン KRP6号館2F WEB及び動画を使った様々なプランを、「デジタル時代をWeb動画でおもしろく」をコンセプトに、企画から運営までトータルサポートします。京都の最新情報も、京都のポータルサイトを目指す「平安京」から日本全国・世界に発信します。株式会社メディアプラン寺原　紳次代表取締役社長 ●TEL／（075）323 - 6161　●FAX／（075）323 - 6166　●MAIL／office@mms.ne,jp　●URL／http://mms.ne.jp/ 株式会社ロムテックいろいろなヒト・場所とクラウドにつながりながら、新しいことにどんどん挑んでいきたい。弊社は、イオン交換樹脂・キレート樹脂・合成吸着剤の専業メー弊社は、スマートフォン向けのソーシャルアプリやコンシューマカーです。中でもイオン交換樹脂は、弊社の主力製品で、外見は砂ゲームやオンラインゲームの企画・開発を行う会社です。ゲームづ粒のような、直径0.3-1mmの球状の樹脂の粒で、その表面にいろくりを学んだ後、次に携帯のFOMAなどの開発、そしてゲーム制作いろな役割を持たせたものです。例えばそれを濾過器に詰めて、の会社を経た後に、立ち上げました。人から「時代の潮目をよく見水を流せば、濾過されたきれいな水が出てきます。この仕組みは、ている」と言われますが、私自身は、人の縁に引き寄せられて、やりポット型浄水器で知られる外国製ブランドのカートリッジの中にもたいことをやり、気がつけばニッチな場所にいるという印象です。使われています。また、海外では原発汚染水の処理にも同社の製最初の会社では同僚の手伝いでした。次は社員200名のゲーム制品が使われています。このように、イオン交換樹脂が使われる目的作会社でしたが、開発部のプログラマーは3名で、７年間、格闘ゲーの７割が、水の精製、残りの３割がその他の用法（食品や医薬品ムをつくっていました。この２つを経験したからこそ、いま自分の会の精製、レアメタルの回収など）です。社でスマートフォン向けのソーシャルアプリやコンシューマゲームテクニカルサービス・ラボは、これまでも英国・中国・米国・ルーを制作できる場所にいるという経緯があります。ソーシャルゲームマニアにありましたが、国内では京都ラボが初めてです。その理由は１ヵ月に何10本もリリースされる、競争の厳しい世界です。今はの１つ目はお客様に近いという地理的利便性です。イオン交換樹フィーチャフォン版『ユメネコとキセキノカケラ』をGREEにて配信脂を利用する水処理関連メーカーなどが関西に多く集積している中ですが、何がヒットするか分からず、いつも手探りです。からです。２つめは、海外から来たお客様をもてなすのに便利な立私が理想とするところは、この先出会う方々とパートナーシップ地と京都リサーチパーク内の設備です。地区内で、コンベンションを互いに結び、伸びやかに仕事を広げていければと思います。社員やセレモニーなどを行うこともできます。そして、３つめはやはり京を抱えこむのではなく、クラウドを使って、会社自体はスリムに。必都リサーチパークという「場の魅力」です。ここには、バラエティに富む業種が集積しているので、面白い広がりを期待しています。産 KRP4号館6F 学公の交流も楽しみにしていて、外部分析機関である京都市産業技術研究所とも連携できればと考えています。自動車や民生機器等へ使用される半導体フラッシュメモリーへのプログラミングサービス事業を私はここで働くようになり、オンオフを意識して、仕事に集中で展開しています。国内外様々なメーカーの半導体プログラミングに応えられるのが特徴です。顧客きる環境を確保しました。東山の自宅では、０歳の娘と遊んだりお先まで出向きその場でプログラミングを行う「書込みレスキュー隊」が京都市ベンチャー企業目利風呂に入れたりが私の役目。コスパのプールで仕事と子育ての体き委員会にAランク認定され、開発を進めています。力づくりのためによく泳いでいます。学生時代は水泳部だったんで ●TEL／（075）325-1119　●FAX／（075）325 -1114　●MAIL／info@romtec.co.jp　●URL／http://www.romtec.co.jp/ 10　KRPPRESS vol.119（2011.7）ものづくりで一層、精度が求められる今弊社の製品がお役に立てばうれしい。株式会社ロムテック松本　壯志代表取締役要な時に連携し、より軽やかなフットワークで、弊社が、ハブのような形で取組んでいくことです。京都リサーチパークを起業の拠点として選んだのは、交通の便が良かったこと、シャワーが完備されていたことです。プログラミングに熱中すると泊りもやむを得ないことがありますから。そして、やはり人的ネットワークへの期待です。今後はセミナー開催も視野に入れるなど、感度を磨きながら、さまざまな可能性を開拓していきたいと思っています。す。気づけばいつも「水」と縁があるみたいですね。 11 SHIMOGYO NAVI 京都リサーチパークがある下京区内のホットな情報にスポットをあて、毎回お届けします。京の町衆が受け継いできた日本三大祭りのひとつ「祇園祭」。今回は京都の夏の風物詩［祇園祭の鉾］につ凱旋船鉾・出陣の船鉾の2基ありましたが、で妊婦に授与されまいてのお話です。凱旋船鉾が1864年に焼け、今はこの1基とす。もうひとつ紹介す祇園祭は中京区と下京区にまたがって行わなっています。宝暦年間（江戸中期）の傑作る山鉾は「岩戸山」とれています。32基ある山鉾ですが、その半数とされる「鷁（げき）」が船首を飾り、舵は豪名付けられていますの16基が下京区内にあります。区内の山鉾華な黒漆塗青貝螺鈿細工でできています。船が、鉾と同様に車をの上には様式美に富んだ屋根が置かれ、屋付けた曳山です。室根の後の鳥居の帆柱のイメージを残す2本の町末期に曳山に改造幟（のぼり）が風にはためく姿は軍船らしく壮されたもので、その名大で、かつ秀麗なシルエットを誇っています。残りとして、鉾頭の替わりに松を立てていま下水引は、同町出身で応挙門下の西村楠亭す。また、屋根に伊弉諾尊（いざなぎのみこ下絵の『金地雲龍文厚肉入刺繍』。極彩色と）の御神体を乗せる珍しい山としても知ら彫刻かと思われる実に立体的で雄渾な名品れています。屋根裏には今尾景年の晩年の力で、天保7年の作です。皇后の御神体は安産作絵画が、前後軒裏は景年の意思を受け継の神とされ、岩田帯を巻いて巡行し、その後ぎ弟子の中島華鳳が描き上げた、師弟の絵で有名なのは長刀鉾、函谷鉾、月鉾などですが、その他の山鉾も素晴らしい美術工芸品にの競演が楽しめる山です。飾られ、個性的な歴史をもっています。そのな 7月になると山鉾が各町内で建ち始め、あちかでユニークな山鉾を2つ紹介します。まずはこちから祇園囃子の音色が聞こえてきます。「船鉾（ふねぼこ）」、古事記や日本書記に祇園祭の山鉾はまさに動く美術館、ぜひ今年書かれた神功（じんぐう）皇后が妊娠中にもはいつもより近くに寄って、その華麗な美術かかわらず、皇子が凱旋まで産まれぬように工芸品の数々をご覧ください。祈願して、男装で海戦して勝利し、皇子をお ●参考：京都市 WEB サイト［下京美術工芸館・山鉾魅力細見］産みになったという神話によって鉾全体を船の形にしています。船鉾は応仁の乱以前より http://www.city.kyoto.lg.jp/shimogyo/page/0000011265.html ic@ward International Design 2010 ＫＲＰ９号館共用部インテリア計画が国際コンペで入選！ KRP INFORMATION ＫＲＰ９号館の共用部インテリア計画が、インテリアの国際コンペ「ic@ward International Design 2010」のオフィス部門５選に入選致しました。 ic@ward International Design 2010とは 1990年から開催し、国際規模となり、芸術、デザイン特に建築デザインとインテリアデザイン、それらに関連する芸術鑑賞力を高めることを目的としたコンペティションです。審査員応募内容・応募者各扉に施した伊砂文様や、京友禅の技法である引き染めを施した着物地を挟んだサインボードなどのインテリア計画を応募。京都の気配を感じさせる伝統的な技術意匠を踏襲しつつ、革新性を感じさせるデザインが評価された。応募者：日建スペースデザイン（株）概要リンク受賞会場の様子　9号館のプレゼンテーションムービーが会場で流されました。（於：ハイアットリージェンシー香港） http://www.ring-ic-award.com 初めまして新編集長の池山です。なかなか難しいですね編集の仕事は。編集ぜひどしどしご意見をお寄せください。KRPも7月にKISTICがオープンし、後記 8月第1週にはKRP-WEEKが催され、今年は新たな挑戦の年です。KRP プレスもますます充実させたいと思いますのでご期待ください。配送・停止・変更のご希望は、右記内容を明記の上 press@krp.co.jp へ vol.119 July 2011 9号館のラウンジ伝統と革新の空間を表現イギリス、ドイツ、フランス、アメリカ、カナダ、オーストラリア、香港のデザイナー、建築家など（12人）このたびの東北地方太平洋沖地震により被害を受けられた皆様に心からお見舞い申し上げます。京都リサーチパークでは被災された企業・団体様の支援を目的として臨時オフィスをご用意しております。 http://www.krp.co.jp/shinsai/ 配　送 ① 〒、住所　② 団体名　③ 部署名 ④ お名前　⑤ TEL/FAX　⑥ メールアドレス　⑦「配送希望」　※定期配送も可能です停　止 ⑧ ご登録No. （封筒宛名ラベル右下）　⑨「配送停止希望」 www.krp.co.jp 変　更 ①〜⑥のうち変更箇所と⑧のご登録No. WEB サイトもご覧ください ○編集・発行／京都リサーチパーク株式会社　〒600-8815　京都府京都市下京区中堂寺粟田町93番地　TEL：（075）322-7800 FAX：（075）322- 5348 ○編集長／池山博文　○取材・編集・デザイン・制作・印刷・配送管理／株式会社情報通信研究所