人財開発部News! 平素よりお世話になっております。人財開発部です。 人財開発部News!第5号をお届けいたします。 平成23年1月より、“AMG協議会ニュース”が創刊されました。今後の人財 開発部の活動紹介については、グループ全体に関わることは“AMG協議会 ニュース”で、病院・施設毎の研修や院外活動などはこの人財開発部 News!でそれぞえれお伝えしてまいります。 また、2月14日より、H22年度職員意識調査アンケートを実施いたします。 より多くの職員の声が集まりますよう、病院内・施設内で周知してくださるよう、 お願い申し上げます。 本ニュースレターに対するご感想、ご指摘、ご意見等、お待ちしております。 AMG協議会ニュースともども、引き続きよろしくお願いいたします。 Topics 活動報告 戦略的経営研究会(SMS)ファースト 二期 ・・・ 2 ・・・ 3 あげお愛友の里 主任研修会 ・・・ 3 SMSファースト一期修了生 フォローアップ研修 ・・・ 4 院長会 ・・・ 5 蓮田一心会病院 ・・・ 5 ・・・ 6 上尾中央総合病院 看護部会ラダー研修 クリニカルラダーレベルⅡ ファシリテーション 意識調査アンケート結果報告・研修会 お知らせ H22年度職員意識調査アンケート Poin 平成23年2月 005号 戦略的経営研究会(SMS)ファースト二期 経営戦略ツール編 第8回 平成22年12月09日(木)15時~18時 10名、 12月28日(火)15時~18時 16名 第9回 平成23年01月13日(木)15時~18時 9名、 01月25日(火)15時~18時 17名 SMSファースト二期もいよいよ後半に突入です。後半では、これまでに 学んだクリティカル・シンキングを活用し、実務で使う経営戦略を学んで いきます。 第8回は医療業界やAMGを取り巻く環境の分析、第9回では自分がお かれている市場の分析を行いました。 「『戦略的経営』研究会なのに、財務諸表が出てくるわけでもなく、経営 者としての心得を学ぶわけでもなく、何でまずクリティカル・シンキング?」 という疑問を持っていたメンバーも、ようやくその謎が解けたのではないで しょうか。経営戦略の立案には、論理的な考え方が必要丌可欠です。何 を見ていくべきかを考え(=イシュー)そのためにはどんな切り口で(=論 点)情報を整理するか(=根拠)・・・ベースにあるのはクリティカル・シン キングです。 戦略とは、組織が進むべき方向性を示し、組織の競争優位を 持続させる実現可能な方策・・・つまり、To Win「勝つために、行 うこと」です。経営戦略ツールは、「この業界は追い風か?」「今 後成長するか?」「自社はどのプロセスで勝てそうか?」といった、 To Winを考えるための切り口を示したフレームワークです。 グループワークでは、医療・介護以外の情勢を挙げるのに四苦八 苦している様子が見られました。SMSファーストの参加メンバーは、経 営責任者のひとりとして、あるいは部署や現場のリーダーとして、医 療・介護業界の動向はさすが熱心に勉強されています。しかし、目ま ぐるしく変化する時代に取り残されないためには、狭い範囲にとらわ れず、世の中全体の動きに目を向け、アンテナを張っておくことが大 切です。 Point 持続的な収益を上げること 「勝ち組」「負け組」という言葉、日常でもよく使われ るようになりました。では、ビジネスの勝ち組とは、どう いった状態を指し、それを実現するためにはどのよう なことを考えていく必要があるのでしょうか? 勝つために考えるべきことは、右の2点に集約され ます。企業が永続的に存在するには、この2点を念頭 に置き、状況に応じた戦略をとることが必要です。 成長可能で 魅力的な業界か? 競争優位性があるか? 勝てるのか? SMSファースト二期 今後のスケジュール(予定) 第10回 2月 3C分析 基本戦略3類型 バリューチェーン分析とSWOT分析 (自院・自施設・自社について) 2 第11回 3月 内部環境分析 バリューチェーン分析 PPM(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント)マトリックス 資源配分 AMG協議会 総務人事本部 人財開発部 平成23年2月 005号 上尾中央総合病院 看護部会ラダー研修 ファシリテーションとは? 平成22年11月30日(火)14:30~17:30 約40名 平成22年12月04日(土)14:30~17:30 約30名 上尾中央総合病院の看護部会ラダー研修 クリニカルラダーレベルⅡにて、人財開発部の渡邉がファシリ テーションについての講義を担当しました。ファシリテーションはリーダーシップスキルの一つであり、部科長ク ラスで必要とされる難易度の高い技術です。今回は、レベルⅡの皆さんに無理なく学んでいただくために、 ファシリテーション技術の習得を目的とするのではなく、組織学習・変革を促進する「ファシリテーター型リー ダー」を目指すことをテーマとしました。 講義では、グループワークで「うまくいった会議とダメだった会議」の具体的な特徴を共有したうえで、会議を 成功させる基本とファシリテーションの基本を紹介しました。 ファシリテーションとは?? 部下や関係者の意欲を高め 知恵を引き出し 組織としての問題解決・意思決定の力を高める ファシリテーター型リーダー! 研修の事後課題レポートからは、皆さんが真摯に取組まれている姿勢 が伝わってきます。会議で発言を引き出し・理解し・共有するために、ま ずご自身ができることから実践に移してください。 会議などの場で新しいアイデアを出 したり、問題解決を図れるよう、“効 果的にプロセスを管理すること”を 言います。単なる進行役、会議のさ ばき方ではなく、チームの生産性を 最大限に上げるための仕掛け全体と 捉えましょう。 ファシリテーターの役割は、以下の 点に整理できます。 ・参加者を動機づける ・目標/目的を明確にし、共有する ・参加者のコミットメントを高める ・議論、活動のプロセスを管理する ・成果を具現化する あげお愛友の里 主任研修会 最終回 第3回 平成22年12月16日(木) 17:45~20:00 10名 10月から月1回のペースで実施してきた主任研修会。この研修会のゴールは、「自らの意思で、元気な、 前向きな気持ちで、自セクション、そしてあげお愛友の里の『チェンジ!』に取り組もうと行動を開始する」 ことです。最終回のテーマは「決めたことを実行する、周りを動かす」でした。周りを変化させるために自分が 行動するのは勿論ですが、結果は「相手」あってのこと。相手が変わる・動いてくれるために必要なこととは何 でしょうか? 最終回では、人を動かす心得を学び、やらされているレイバー(労働)と主体的に行うワーク(仕事)につい て考え、主任・リーダーの役割を確認し合いました。 キャリアセッションとは?? 「キャリアセッション」「キャリアデザイン」という言葉を ご存知でしょうか? ここで使っている「キャリア」とは、皆さんの経歴を意 味します。今までの仕事を通じて感じたことを洗い出し、 自分がどうありたいのかを明らかにする手法です。 研修の締めくくりでは、「5年後の自分の姿」をグループ内で発 表し合いました。この研修が始まってから3ヶ月、既に行動を始 めている皆さんは、きっとその姿を実現させることでしょう。一人 一人が自セクションを盛り上げ、あげお愛友の里の魅力を更に 伸ばしてくれることを期待しています! 主体的に行動するために、自身の価値観を明らかにする キャリアセッション。ご興味をお持ちになった方は、人財開発部 までお気軽にお問い合わせください。 AMG協議会 総務人事本部 人財開発部 なぜ、自身のキャリアを把握することが必要なので しょうか?それは、自分が進む方向を納得して定める ためには、自分自身の価値観が肝要だからです。組 織に属している私たちは、常に自分のしたいこと、やり たいことばかりができるわけではないのが実情です。し かし、例え丌本意な状況にあっても、やらされ感を感じ ず、主体的に仕事をしていくためには、自身を動かす モチベーションがどこにあるのかを知っておくことが重 要になります。 今のままでいいのかなあ~という漠然とした迷いや丌 安がある時・・・自分は何を重視して仕事に向き合って いくタイプなのか、仕事を通じて実現したいことは何か、 じっくり考える時間を持つことをお勧めします! 3 平成23年2月 005号 SMSファースト一期修了生対象 フォローアップ研修 第1回 平成23年1月11日(火) 14:30~17:30 9名 SMSファースト一期が終了して早10ヶ月が過ぎようとしています。2010年秋にはSMSセカンドを開始す る予定だったのですが、先延ばしになっており・・・。でもせっかくの学びの絆をここで途切れさせるのは惜 しい!ということで、半日ではありますが、フォローアップ研修を企画しました。 論理思考力を強化し、経営戦略やマーケティングのエッセンスや分析手法を学んでも、「なかなかうま く活かせないなぁ~」「周りの人間を巻き込んで業務を進めるのは本当に難しい・・・」など、日々の悩みは 尽きないことでしょう。今回はそんな日頃の悩みを洗い出し、身に付けた知識やスキルを活かすために は?周りの人を巻き込むには?ということで、コミュニケーションの実践に重点をおいた内容となりました。 講師はおなじみの人財開発部の渡邉・・・で はなく、外部の方をお招きしました。お一人は 渡邉のグロービス経営大学院時代の同期の 方(MBAホルダーです!)、もうお一人はコー チングサービスを中心とした「人材開発LLP」 という会社の方です。 研修では、まず、現在の悩みをホワイトボー ドに書きだし、共有することから始めました。 「悩みのボトルネックは本当にその点だけと言 えますか?」「現状の問題は、戦略のどんな 点に影響を及ぼしていますか?」など、講師 からの鋭い指摘にたじたじとなる場面もありま したが、このように自問することで、グチで終 わらず問題の根源に近づけるんだ!という発 見も得られたようです。 今回の研修は「この場で話した内容はこの場限りの 共有とする」「外への持ち出しは一切禁止」として、リ スクフリーな場をつくり、本音を打ち明けやすいように しています。そのため、挙がった悩みの詳細をお伝え することはできませんが、書き出される内容を見てい ると、情報の伝え方や伝わり方、どこまで何を共有す るかなど、相手あっての意思疎通の難しさを実感して いることが多いようでした。 現在、2011年秋開催に向けて、SMSセカン ドの準備を進めています。カリキュラムとして は、SMSファーストではほとんど触れなかった ファイナンスやアカウンティングといった「おカ ネ系」、組織行動学やコーチングといった「ヒト 系」にフォーカスした内容を企画しています。 メンバーの公募はまだ先になりますが、SMS ファースト修了生はもちろん、元祖SMSメン バーの皆さまの参加表明も期待しています! 4 AMG協議会 総務人事本部 人財開発部 平成23年2月 005号 意識調査アンケート 常勤医師 院長会で報告しました 平成23年1月12日(木)に行われた院長会にて、平成21年職員意識調査アンケート AMG常勤医師 の結果報告を行いました。回答者は247名で、これはAMG常勤医師の約半数にあたります。医師に関し ては、そもそも“現状に対する丌満が少なくやる気があり、AMGが好き”だから、アンケートを提出している のだろうという結果は予想していましたが、他職種との比較や各項目の推移を見ていくと、その中でも特 に顕著な傾向が3点見られました。 AMG常勤医師の特徴 経営方針へ賛同し、 自己のスキル向上・ キャリア志向が高い 自身の目標を持ち、 成長できる職場と評 価している 医師間の関係も良好 である 働き易く、働き甲斐の ある職場と認める傾向 が上昇!! 職員意識調査アンケートは院長先生・施設長先生をはじめ、常勤医師も対象になります。平成22年意 識調査アンケートでは、更にお一人でも多くの声をお聞かせください。 意識調査アンケート 蓮田一心会病院で報告しました 平成23年1月17日(月) 17:30~18:30 約40名 蓮田一心会病院でH21年意識調査アンケート結果報告会を実施しました。報告会には、東院長先生 をはじめ約40名の方が参加してくださいました。蓮田一心会病院は50床とAMGで最も小規模な病院で すが、だからこそ全職員が顔見知りであり、皆さんがまとまっていることが自慢だと伺っています。 報告会の最後には、東院長先生・皆木事務長 が、職員の皆さんに向ける期待をお話ししてくださ いました。蓮田一心会病院が目指すものとそのた めに必要なこと、そして経営トップ層の方々が職 員を大切に思う気持ちが伝わったのではないで しょうか。 ここでお話しした内容は1年前の結果なので、今で はもう変わっている部分もあるかもしれません。この研 修から約1ヶ月後、平成22年度職員意識調査アン ケートが始まります。蓮田一心会病院の皆さんは、ど のあたりの意識が変化しているでしょうか?結果が楽 しみですね。 AMG協議会 総務人事本部 人財開発部 5 平成23年2月 005号 平成22年度職員意識調査アンケートが始まります 今年度も例年通り、職員意識調査アンケートを実施いたします。期間は2月14日(月)~2月28日(月)の 二週間です。 AMGでは、提供するサービスの質を高めるためには、職員の前向きな意識の醸成が必要と考え、平成15 年度より、全職員を対象に職員意識調査アンケートを継続して実施しています。人の意識が変わるには、何 らかのアクションが必要です。意識変化を生み出した状況・アクションを確認することで、意識向上に結びつく 施策を検討できます。 なぜ、組織力ではなく、職員の能力でもなく、意識が重要になるのでしょうか? 組織が成果を上げるためには、働く職員の モチベーションが必要丌可欠です。モチベー モチベーションが高ければ、必ず組織成果が高くなるわけではないが、 モチベーションが低ければ、組織成果を向上させることはできない。 ションが低ければ、組織成果の向上は見込め ません。AMGの発展のために、そして、私たち にとって働きやすいAMGをつくるためにも、職 組織成果 = 組織として の正しい ベクトル × メンバーの 能力 × メンバーの モチべーション 員のモチベーションの源泉を探ることは、非常 に重要な課題です。 やる気のきっかけとなる 要因は人それぞれ。AMG職員意識調査アン 【経営者として】 ビジョン、健全経営、労 働環境、人事制度等 【上司、リーダーとして】 コミュニケーション、 仕組みの活用 等 【自分自身として】 セルフモチベート、 仕組みの活用 等 ケートは、この要因を探る手段の一つです。 アンケート用紙は、2月12日(土)までにAML便(またはクロネコメール便、宅急便)にて各病院・施設の総 務課へお届けいたします。ご多忙のところお手数をおかけいたしますが、1件でも多くの職員の声が集まりま すよう、ご協力よろしくお願いいたします。 上尾中央医科グループ協議会 総務人事本部 人財開発部 部長 渡邉 百合子 鈴木 真理子 連絡先 mail tel fax mariko.suzuki@achs.jp 048-773-1116(内線7205) 048-773-7116 *ご意見・ご感想等、どんどんお寄せ下さい。 お待ちしております! 発行ペース:隔月(偶数月) 初日 次号発行日:平成23年4月1日(金) 6 AMG協議会 総務人事本部 人財開発部
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