1/2 板橋消防署 消防団ご担当 吉田様 石川様 CC:田中分団長様 【消防団緊急通信システム提案案件についての最終確認のご報告】 前略、この度は上記提案について各位の貴重なご意見を賜りありがとうございまし た。 4月7日に全国主要都市の当団体役員を東京に招致し、当該案件経緯について報告し 、今後の対応について決議し、昨日当該案件について保留を願っている区議会議員 様に報告いたしました。 今後は各位にご意見を求めることはなく、当団体のプロジェクトとして進めますの で、その旨、ご報告申し上げます。 1.当該案件について消防関係者に意見を求めた結果は下記の通り。 1)板橋消防団第2分団団員14名にては13名が必要性を認め、導入を希望している。 2)板橋消防署吉田様と石川様には2回にわたり説明をおこない、その後3月23日に 両名により東京消防庁消防団課装備係長(氏名不明、本年度の人事異動により 新任者への申し送りはないと想定される。)に相談したとされる。 3)4月5日に板橋消防署にて最終確認した時点で、当該提案は不要との結論を出れ ている。 4)既に却下された後に、3月30日に[緊急副団長・本団分団長会議]を開催し結果 報告したとのこと。 ------------------------------------------------------------------------上記の経緯をもって板橋消防団及び板橋消防署、さらに東京消防庁ではこの案 件は、現在システムの入れ替えを行っている東京都及びそれに関連する東京消 防庁のセンターシステムと同じであるので不要と判断した、との結論を、元東 京消防庁消防団課装備係長、板橋消防署吉田様と石川様にて決定し、その結果 を板橋消防署所長を経由し、板橋副団長・本団分団長に伝達、分団員である私 に、「本件は不要」との報告を受けた。 ------------------------------------------------------------------------2.上記内容の精査 1)東京都のセンターシステムは電子入札の対応などでもわかるように、いまだに FDを使用する旧型であり、当然入れ替えは進んでおり、平成19年度を目処に 入れ替えは完了することは承知している。 2)消防団にも携帯電話を支給しそれを現在のトランシーバーに依存するものから 文書(eMail)など、情報内容の多様化に対応するための施策を講じることも 想定済みである。 3)ただし、これらは東京消防庁、消防署、消防団長、分団分団長、副分団長まで の通信システムであり、今回提案の団員間通信とは全く相関性のないことであ る。 2/2 4)さらに今回の当該提案は、首都圏直下型地震などの間近にせまったリスク軽 減策である。IT関連から運用まで、システム的観点、特に都内だけでも500 サイトも必要になる消防団分団のホームページ、さらに団員の活動を直接リ アルタイムに情報を投稿できる業務用ブログを、極めて長期的にサポートす る体制は、機械的対応やSE対応ではできない。 5)最終的に吉田様は、「私共は事務局として伝えるだけが仕事。」と申された 。さりとて内容を正確に伝える義務が生じているにもかかわらず、実際には 上記の通り、消防庁システムと今回の提案を混同するレベルではその役務を 全うされているとは思えない。 3.結論 1)上記の通り、こういう提案は、一部の窓口対応でしか消防関係者には届かず 、内容を精査することのできない組織体形には提案を依存しないこととしま す。よって、今後は、全国の自治体の長に直接提案することとし、東京都に おいては、石原都知事に直接本件を提案し、ご意見を求め、東京都議会にて 直接当事者に公開質問を行う。既に一部区議会議員にはその旨、ご承諾を得 た。 2)本件提案は、3月7日の板橋消防署にて吉田様、石川様に説明した際、内容に ついて訂正などがある場合は、加筆修正されてご返却くだされば、その意志 にそった訂正を行い、当該要望書を再作成し、既に提出保留中の要望書を入 れ替えるとお伝えしている。 3)4月5日に板橋消防署まで出向き、分団長同席のもと、吉田様石川様と面談し ましたが、上記の通り、本件は却下されたとのこと以外(内容については別 途3月31日付「緊急副団長・本団分団長会議までの・・・」に記載)の申し 出もなく、本日まで加筆訂正をお待ち申し上げましたが、本日本書通知をも って期限の利益を本日にて打ち切りとし、当該書面をもって通知します。 4)以後は本件は都議会などにて審議を要請し、本書及びこれまでの経緯、提案 書、要望書のすべて、さらにこの後の動向の一部始終を、当団体のホームペ ージに開示する。 公開先URL http://www.tdn-japan.com/ 5)よって、消防各位の要望通り本書を含め今後は消防団員の渡辺吉明ではなく 、当初提案書(平成18年1月18日発行)の記載通り、私が理事長を勤める全 国テクニカルデザイナー(会員数4,500名程度)の所属する特定非営利法人 (内閣府申請中)日本テクニカルデザイナーズネットワーク協会(JTDNA)の プロジェクトとして対応いたします。 以上通知致します。 草々 平成18年4月13日 日本テクニカルデザイナーズネットワーク協会 理事長 渡辺吉明(板橋消防団第2分団団員) 本部 〒171-0014 豊島区池袋2-72-8 電話 050-5315-6883 FAX03-5911-8894 eMailc-japan@tdn-japan.com
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