薬学部オリジナルブレンドティーを販売しています。 我々の日常生活に必要不可欠なお茶は、もともとは中国から「薬用」として伝えられたものです。最近では、漢方茶・薬用 茶・健康茶・ハーブティーなど、さまざまな種類のお茶にも多くの関心が集まっています。姫路獨協大学薬学部では、平成 19 年 4 月1日の開設を期に、“薬食同源”、“健康生活をお手伝いする”という視点から、「爽快茶」「源気茶」「輝身茶」という 3 種のオリジナルブレンドティーを開発しました。 爽快茶(ソウカイチャ) 源気茶(ゲンキチャ) 輝身茶(キシンチャ) (写真をクリックすると成分と説明を表示します。) 薬学部オリジナルブレンドティー(ティーバッグ)は学内売店、薬学棟 1 階の自動販売機にて 1 袋 60 円で販売しています。 お問い合せはこちら webmaster@himeji-du.ac.jp ◆爽快茶(ソウカイチャ) 成 分 説 明 アカネ科の植物で、薬用部位は果実、生薬名は山梔子(さんしし)と言います。薬理作用 クチナシ は、精神安定作用、黄疸治療作用、充血解消作用があり、茵陳蒿湯、黄連解毒湯などに 応用されています。 シソ科の植物で、葉にレモンに似た芳香を持ち、ハーブティーとして利用される代表的な レモンバーム ハーブです。ワイン、オイル、ビネガーの香りづけにも利用されています。 シソ科の植物で、独特のメントール臭を利用し、菓子、ハーブティー、ガム、芳香油エッセ ペパーミント ンスなどに利用されています。葉を健胃、駆風(腸内にたまったガスを排出)に用います。 ◆源気茶(ゲンキチャ) 成 分 アマチャズル クコの実 トチュウ葉 ◆輝身茶(キシンチャ) 成 分 サンザシ ローズピップ ウーロン茶 グアバ茶 説 明 ウリ科の植物で、強壮、抗癌作用があるといわれています。七吐胆(しちようだん)とも言わ れ、全草薬用部位になります。 昔から不老長寿の妙薬として、葉はクコ茶、実はクコ酒として親しまれてきたナス科の植物 です。クコの実は、強壮、疲労回復として用いられ、クコの根の皮は、生薬名を地骨皮(じ こっぴ)といい、抗肝脂肪作用、抗動脈硬化作用があります。 トチュウ科の植物で、中国薬物書の古典である「神農本草経」には長く飲用しても害はな く、長寿を助ける良薬と記載されています。古くから、鎮痛鎮静、降圧、利尿作用があると 言われています。 説 明 バラ科の植物で、生薬名は、山査子(さんざし)と言います。消化促進作用があり、化食養 脾湯などに応用されます。 バラ科の植物で、南米やヨーロッパに多く生息しており、和名をノイバラノミと言います。種 からは良質のオイルをとることができ、化粧品や香水に使われています。豊富なミネラル・ ビタミンを含んでいるので、美肌、便秘解消、免疫力アップ、イライラ解消が期待できると 言われています。 ツバキ科の植物で、葉を半発酵してお茶として飲まれています。抗酸化作用や脂肪分の 多い食事と一緒に飲むと、余分なカロリーは吸収しないと言われています。 熱帯アメリカ地方に生育するフトモモ科の植物で、日本国内でも沖縄や九州南部などの 暖かい地域で栽培されています。葉に含まれるポリフェノールは、糖の吸収をおだやかに する作用があり、この葉を利用して特定保健用食品の許可を受けた製品も存在していま す。
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