「友達を旅行にさそおう」平成27年11月10日(火)

学 年
教科等
単元名
第6学年
外国語活動
友達を旅行にさそおう
本実践の
主張
日
時
平成 27 年 11 月 10 日(火)5校時
「行ってみたい国等を伝え合う表現」に加えて,
「色や形を伝え合う表現」
「反応を示す表現(Isee. Pardon?
One more time,please.)」を使わせる。それらの英語を全部使うのではなく,必要に応じて使うようにさせ
る。そうすることで,英語等で会話をつなぎ,会話を豊かにできるようになることをめざす。
【本時の学習活動のめあて】
前時との違いは,都道府県を
国に入れ替えただけにする。
~授業の導入では~
手立て
①
本時の学習活動は,前時にやった都道府県名を使ったゲームとやり方が同じ
であることを伝える。
② 「学習内容の必要感をもたせる発問」は行わず,あらかじめ準備しておいた
板書を使って学習内容を確認する。
手立ての目的
①
「本時の活動もできそうだという思い」をもてるようにする。
②
「前時までにもった必要感」と「本時もできそうだという思い」をつなげら
れるようにする。
子どもの姿をとおしての考察
子どもの表情や教師との対話の様子から,①,②の思いや必要感をもつことが
できていたのではないだろうか。
【本時の学習内容】
前の時間の板書と同じものを
~コミュニケーション活動(Guessing ゲーム)では~
授業の開始時からつくってお
く。
手立て
①
英語表現の表示を黒板から外す。ペアでの活動とする。
②
まずは,
「見たいもの」や「食べたいもの」について英語で話し,そこから推
測してもらう活動にする。
③
必要に応じて国旗の色や形を問う英語表現を使わせる。
手立ての目的
①
相互に向き合って英語等を自分の意思で選んで会話をつなごうと努力するこ
とができるようにする。
②
③
伝える側と聞く側の両方が伝え合うことに積極的になれるようにする。
「いざとなったら使える英語」が手元にある喜びや英語で会話をつなぐ楽し
さを味わうことができるようにする。
子どもの姿をとおしての考察
○
必要に応じて,
「色や形を伝え合う表現」
「反応を示す表現(Isee. Pardon? One
more time,please.)」を使いながら,旅行してみたい国について伝え合うこと
ができていた。
○
昨年度と比べると,伝え合うときの子どもの表情が明るくなっており,
「英語
を話せる」
「英語が分かる」ことを楽しんでいる様子だった。英語が増えたこと
に難しさを感じている姿はこの時間にはなかったのではないか。
研究会では,単元のゴールならではの活動があるのではないかという意見が出されました。単元の全時間で切磋琢
磨する子どもの姿をめざすのかについて,検討が必要だと感じました。
来年度の研究も見据えて取り組んでいきます。
御意見・御質問はこちら(研究部アドレス)
miyafuken@cc.miyazaki-u.ac.jp
○
指導計画(4時間)
⑴
⑵
旅行してみたい国等を伝え合う英語表現や主な国名の英語での言い方を知る。
1時間【気付き】【慣れ親しみ】
英語表現に慣れ親しみながら,旅行してみたいところを伝え合う活動を楽しむ。
2時間
・ Flag hint ゲーム等をして,行ってみたい市町村について伝え合う。 ・・・1【慣れ親しみ】
・ Guessing ゲームをして,旅行してみたい都道府県について伝え合う。 ・・・1【慣れ親しみ】【関・意・態】
⑶ Guessing ゲームをして,旅行してみたい国について伝え合う。
1時間(本時)【関・意・態】
○
本時の目標
旅行してみたい国について,英語等を使って積極的に伝え合おうとする。
○
指導過程
学習活動及び学習内容
教師のかかわり
1
本時の学習について確認する。
○ 前時にやった都道府県名を使ったゲームとやり方が同じで
○ 学習活動の目標
あることを伝え,本時の活動もできそうだという思いをもてる
行ってみたい国を当ててもらい,友達を旅行に
ようにする。
さそおう。
○ 学習内容
○ 「学習内容の必要感をもたせる発問」は行わず,あらかじめ
・ 6の2コミュニケーションのポイント
準備しておいた板書を使って学習内容を確認することで,前時
※ 学習活動2の「コミュニケーションの態度」
までにもった必要感と本時もできそうだという思いをつなげ
と同じ
られるようにする。
・ 英語表現
※ 学習活動2の「英語表現」と同じ
2
Guessing ゲームをして旅行で行ってみたい国につ
いて伝え合う。
○ コミュニケーションの態度
アイコンタクト,伝わる声,ジェスチャー,
表情,反応(I see.等の英語表現,頷き)
3
○
○
英語表現の表示を黒板から外すことで,相互に向き合って英
語等で会話をつなごうと努力することができるようにする。
○ ペアでの活動とすることで,全員が自分の意思で英語等を選
んで会話をつなぐことができるようにする。
○ 英語表現
・ 本単元で出合ったもの
Where do you want to go?
I want to (see/eat/go to)~.
Let’s go to~! 国名を表す英語
・ 前単元までに出合ってきたもの
What (color/shape) is it?
国旗にある色や形を表す英語
・ 反応を示すためのもの
I see. Pardon? OK? OK.
One more time, please.
○ 「見たいもの」や「食べたいもの」について英語で話し,そ
こから推測してもらう活動にすることで,伝える側と聞く側の
両方が伝え合うことに積極的になれるようにする。
○ 必要に応じて国旗の色や形を問う英語表現を使わせること
で,使える英語が手元にある喜びや英語で会話をつなぐ楽しさ
を味わうことができるようにする。
○ 代表者による全体での Guessing ゲームを行い,表れている
姿のよさ(英語表現,コミュニケーションの態度)を称賛する
ことで,会話を豊かにすることのよさを実感できるようにす
る。
本時の学習をふりかえる。
○ ふりかえり
・ 友達の発表についての感想
・ 自分のコミュニケーションの態度
○
互いの発表のよさについて話し合わせたり,コミュニケーシ
ョンの態度の自己評価をさせたりすることで,コミュニケーシ
ョンへの自信を高めることができるようにする。
本時でめざす子どもの姿
友達が旅行したい国はどこかな。I want to see~.と I want to eat~.のところを注意して聞くぞ。
いざとなったら,What color is it?を使って尋ねればいいさ。
(聞く側)
この英語やジェスチャーを使ったら,きっと伝わるだろうな。(伝える側)
【コミュニケーションへの関心・意欲・態度】