2011 年 3 月 9 日 報道関係者各位 一般社団法人モバイル・コンテンツ・フォーラム 広報・調査委員会リサーチ部会 フィーチャーフォン・iPhone・アンドロイドユーザー利用比較報告書 3 月 9 日公表 ~スマートフォン環境におけるモバイルコンテンツビジネスの課題と可能性について~ 一般社団法人モバイル・コンテンツ・フォーラムは、携帯電話ユーザーの最新利用動向についてアン ケートを実施し「フィーチャーフォン・iPhone・アンドロイドユーザー利用比較報告書」として発表 いたしました。 2010 年後半から、iPhone、アンドロイド端末などのいわゆるスマートフォンの本格的な普及が始ま り急速に拡大しています。これまでのフィーチャーフォンとビジネス構造のまったく違うスマートフォ ンの登場によって、既存のモバイルコンテンツに関わるビジネスモデルが大きく変革しております。今 後、急速な変化が進展する環境に対して如何に最適化を進め、いち早く成功モデルを構築できるか企業 戦略が試されております。 本報告書は、スマートフォンの普及が本格化した 2010 年 4 月以降に携帯電話を買い換えた人を対象 に、フィーチャーフォン、iPhone、アンドロイド端末のユーザー別に端末及びアプリ・コンテンツな どの利用状況を明らかにしております。また、特別付録としてデジタル・マーケット測定のリーディン グ企業コムスコアの携帯電話総合調査モビレンス(米国)のデータ(2009 年~2010 年の北米と日本の OS 別、キャリア別の推移等)を添付いたします。 今回、本調査の全回答結果としてローデータも販売させていただきます。ローデータを利用した分析 では回答ユーザーの属性や設問項目等のクロス集計等を様々な仮説のもとに実施することが可能 です。 トピック ●アプリ・コンテンツの1カ月あたりの平均利用金額を見ると、フィーチャーフォンユーザーは 431 円、iPhone ユーザーは 332 円、アンドロイドユーザーは 191 円とフィーチャーフォン利用者の方 が利用金額が高い。一方で1カ月の利用数は、フィーチャーフォンユーザーが平均 2.7 個、iPhone ユーザーは平均 4.3 個、アンドロイドユーザーは平均 3,4 個とスマートフォンユーザーの方が利用 数は多く、ビジネスモデル面とユーザーの利用状況についてフィーチャーフォンとスマートフォン それぞれで特徴的な傾向が明らかとなった。 ●アプリ・コンテンツの利用状況としては、「着メロ・着うた・着うたフル」はフィーチャーフォ ンユーザーの方が多いものの、「天気・ニュース」 「交通ナビゲーション・地図」「ゲーム(SNS 以 外)」 「動画」など、ほとんどのジャンルで、スマートフォンユーザーの方がフィーチャーフォンユ ーザーの倍以上もの利用率がある。iPhone ユーザーとアンドロイドユーザーを比較してみると、 「ゲーム(SNS 以外) 」や「ツイッター」は iPhone ユーザーがより利用している。 今後利用してみたいアプリ・コンテンツは、フィーチャーフォンユーザーは、 「着メロ・着うた・ 着うたフル」、スマートフォンユーザーでは、「交通ナビゲーション・地図」「電子書籍」の利用意 向が高くなっている。 ●機種変更については、フィーチャーフォンユーザーのスマートフォンへの変更意向は 4 割で、残 りの 6 割は変更したいと思わないと回答している。スマートフォンユーザーのうち次回買い替えの 際のスマートフォンへの継続意向は、iPhone ユーザーでは 88.8%、アンドロイドユーザーでは 83.1%となり継続意向が高いことがわかった。 満足度をみると、iPhone ユーザーの満足度が 88.0%と際立って高く、その理由としては、 「画面の きれいさ」 「アプリの数の多さ」が評価されている。アンドロイドユーザーの満足度も 77.8%と高 いものの、「電池の持ちの悪さ」や「通信料が高くなったこと」に不満を感じるユーザーが多く、 iPhone と比べると満足度は低い数値となった。iPhone の満足度は高いものの、 「Flash が見られな い」ことを不満に感じるユーザーは 45.3%と高く、また、 「おサイフ機能」「赤外線」「ワンセグ」 が使えないことを不満に感じる人もそれぞれ 3 割程度に達している。 一方、フィーチャーフォンユーザーにスマートフォンに変更したくない人に理由を聞いたところ、 「現在の携帯電話に満足しているから」が 58.1%でトップで、次いで「通信料が高くなる」が 30.5% と続いた。 「フィーチャーフォン・iPhone・アンドロイドユーザー利用比較報告書」 ■一般社団法人モバイル・コンテンツ・フォーラム 広報・調査委員会リサーチ部会 ■A4 版 50 ページ ■販売価格 一般価格 報告書製本版 40,000 円(消費税込) 報告書 PDF 版 40,000 円(消費税込) ローデータ 100,000 円(消費税込) 報告書製本版+ローデータ 120,000 円(消費税込) 報告書 PDF 版+ローデータ 120,000 円(消費税込) MCF 会員特別価格 報告書製本版 20,000 円(消費税込) 報告書 PDF 版 20,000 円(消費税込) ローデータ 45,000 円(消費税込) 報告書製本版+ローデータ 55,000 円(消費税込) 報告書 PDF 版+ローデータ 55,000 円(消費税込) ◆調査概要 2010 年 4 月~2011 年 1 月に携帯電話を買い換えた、フィーチャーフォンユーザー、 調査対象: iPhone ユーザー、アンドロイドユーザー。 調査方法: アンケートモニターを対象とした、パソコンによるインターネット調査 サンプル数: 1,000 サンプル (フィーチャーフォンユーザー、iPhone ユーザー、アンドロイドユーザーを 3 分の 1 ずつ均等割付) 調査主体: 株式会社サーベイリサーチセンター 調査期間: 2011 年 2 月 2 日(水) ~ 2 月 7 日(月) ■報告書目次 Ⅰ.本調査の背景と目的 Ⅱ.アンケート調査概要 Ⅲ.回答者プロフィール Ⅳ.調査結果の総括 Ⅴ.調査結果 Ⅴ-1.フィーチャーフォン・スマートフォンの利用状況 1.通話・メール以外の携帯電話の利用時間 2.携帯電話の利用場所 3.現在の機種を選んだ理由 4.現在利用している機能 5.今後利用したい機能 6.現在使用している携帯電話の満足度 7.使用している携帯電話の満足点 8.使用している携帯電話の不満点 Ⅴ-2.アプリ・コンテンツの利用状況 9.利用しているアプリ・コンテンツ 10.アプリ・コンテンツ1つあたりの利用金額 11.アプリ・コンテンツ1つあたりの最多利用金額 12.アプリ・コンテンツの1ヶ月の平均利用金額 13.今後利用してみたいアプリ・コンテンツ 14.アプリ・コンテンツ1つあたりの許容購入金額 15.アプリ・コンテンツの希望する支払い方法 16.アプリ・コンテンツの1ヶ月の利用数 17.よく利用する無料のアプリ・コンテンツ 18.よく利用する有料のアプリ・コンテンツ 19.有料のアプリ・コンテンツ利用の理由 20.アプリ・コンテンツの探し方 Ⅴ-3.ショッピングの利用状況 21.携帯電話でのショッピングの過去1年間の購入金額 Ⅴ-4.スマートフォン変更後の利用状況、変更意向 22.スマートフォンに変更・追加してよかった点 23.スマートフォンに変更、追加して困った点 24.アプリ・コンテンツの継続利用状況 25.スマートフォンの次回利用意向 26.スマートフォンへの変更意向 27.スマートフォンを購入したい時期 28.購入したいスマートフォンの機種名 29.スマートフォンに期待する点 30.スマートフォンに変更したくない理由 Ⅴ-5.スマートフォンとフィーチャーフォン複数台持ちの人の利用状況 31.スマートフォンとフィーチャーフォンを持っている理由 32.フィーチャーフォンで利用している携帯サイト 33.携帯サイトをフィーチャーフォンで利用している理由 34.複数の携帯電話の使い分け方 ■ 購入方法について 一般社団モバイル・コンテンツ・フォーラムの HP(http://www.mcf.to/)で販売している。 ◆一般社団モバイル・コンテンツ・フォーラム モバイルコンテンツ環境の活性化のため、モバイルコンテンツ配信事業に関連する企業が参加する業界 団体です。モバイルコンテンツ関連産業の健全な発展のため、業界及び会員の活動をサポートしていく ことをミッションとして活動しております。 会員数はコンテンツプロバイダーを中心に 259 社。 (2011 年 3 月 9 日現在) http://www.mcf.to/ 本リリースに関するお問い合わせ先 ■一般社団法人モバイル・コンテンツ・フォーラム ■連絡担当者 岸原、越賀 ■本リリースに関するお問い合わせ先 東京都渋谷区東 3-22-8 サワダビル4F Tel:03-5468-5091 〒150-0011 Fax:03-5468-1237 E-mail:info@mcf.to URL:http://www.mcf.to/ ■電話での連絡可能時間帯 10:00~19:00
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