学校だより - 狛江の学校

平成28年2月1日
学校だより
HP アドレス
狛江市立狛江第三中学校
校
長
電話
平岡
盛仁
03-3489-5416
http://www.komae.ed.jp/jh/03/
暖かく穏やかなお正月とはうって変わって、ここのところ寒い日が続いております。プールにも
氷が張り、日陰では先日降った雪がまだ残っているところもあります。その寒さの中でも生徒は元
気に学校生活を送っています。インフルエンザはまだ三中では流行していませんが、用心に越した
ことはありません。今月は、3年生の受験、それから一年間の総まとめである学年末考査がありま
す。健康管理をしっかりと行い、頑張ってもらいたいと思います。
「心づかい」と「思いやり」(朝礼の講話より)
今日は、
「心づかい」と「思いやり」の話をします。5年前の3.11東日本大震災の後、「心は
誰にも見えないけれど、心づかいは見える。思いは見えないけれど、思いやりは誰にも見える。」
というACジャパンのコマーシャルがよくテレビで流れていたと思います。皆さんも聞き覚えのあ
る言葉ではないでしょうか。これは、埼玉県の詩人で宮澤章二さんが作った、「行為の意味」とい
う詩を引用したものです。宮澤章二さんは、大正8年に埼玉県に生まれ、東京大学文学部を卒業の
後、高校の先生を経て、文筆業に専念したそうです。学校の校歌の作詞は300校に及ぶそうです。
また「ジングルベル」の訳詩者でもあります。この「行為の意味」という詩を下に載せます。
―あなたの〈こころ〉はどんな形ですか
同じように胸の中の〈思い〉は見えない
と
けれど〈思いやり〉はだれにでも見える
ひとに聞かれても答えようがない
自分にも他人も〈こころ〉は見えない
けれど
それも人に対する積極的な行為なのだから
ほんとうに見えないのであろうか
あたたかい心が
あたたかい行為になり
確かに〈こころ〉はだれにも見えない
やさしい思いが
やさしい行為になるとき
けれど〈こころづかい〉は見えるのだ
〈心〉も〈思い〉も初めて美しく生きる
それは
人に対する積極的な行為だから
それは
人が人として生きることだ
この詩を読んで、皆さんはどんなことを感じましたか。2月は今年度3回目の「ふれあい(いじ
め防止強化)月間」です。いじめやいやがらせ、からかいは、いけない事だと分かっていても、な
かなかなくなりません。苦しんでいる人がいます。悩んでいる人がいます。そういう社会ではダメ
なんです。
「自分を大切にし、そして周りの人も、自分と同じように大切にする。」そういう〈あた
たかい心〉と〈やさしい思い〉を、三中生全員が持ち、人として美しく生きていって欲しいと思い
ます。
2年生、移動教室に行って来ました!
1月20日(水)から22日(金)、2泊3日の日程で、長野県
の菅平高原へ行って来ました。移動教室ではスキー実習がメインで
す。
1日目、バスが降雪の関係で1時間半遅れてしまいました。1日
目のスキー実習はほとんどできないかと思われました。しかし到着
後、予定の時刻が変更になったにもかかわらず、生徒が意識して行
動してくれたおかげで、2時間のスキー実習ができました。その後
宿舎内でも、生徒の行動は素早く、遅れていた予定時間をしっかり
と取り戻しました。
2日目、狛江を出発する前の予報では雪だったのですが、実際に
は晴れとなりました。今日は午前中2時間半、午後は2時間半の予
定でしたが3時間に延長し実習をおこないました。この日の実習で
全ての生徒はリフトに乗り、上から滑ってくるようになりました。
生徒の成長は目を見張るものがありました。
夕食後、スキースクールのインストラクター、ホテルの方、バス
の運転手さんをお招きして「感謝の夕べ」を行いました。有志の生
徒は、劇やダンスで三中を紹介しました。すごく盛り上がりました。そして最後は全員合唱です。
全ての生徒が感謝の気持ちを込めて歌いました。とても感動的な「感謝の夕べ」となりました。
3日目、晴天です。どの班も最後のスキー実習を楽しんでいました。閉校式で「スキーが楽しか
った人」と聞いたところ、全員が手を上げていました。
3日間、ホテルの館内放送は一度も使いませんでした。生徒が時間を意識して、しかも早めの行
動をしていたので、全てが順調に進みました。ホテルの人が一度も放送を使わなかったということ
に驚いていました。それと同時に、生徒のしっかりとした行動にも驚いていました。
今回の移動教室は、スキー実習、宿舎内での生活、感謝の夕べの取り組みなど全てにおいて大成
功でした。生徒はすごく頑張っていたと思います。
1年生、職業講話を実施しました
1月9日(土)学校公開日に、
1年生が職業講話を実施しまし
た。仕事をしている方から直接
お話を聞くことで、職業につい
て考え、自分の職業観・勤労観
を広げることを目的に、毎年行
われている進路学習です。今年
度は、福祉施設勤務の紺矢繁雄さんとバレエ教室講師兼衣料品店社員の佐々木汐里さんに来ていた
だいてお話を伺いました。紺矢さんからは、「お金のためにだけ働くのではなく、楽しく働けなく
てはいけない。」、
「人の良いところを見つけて嫌いな人を作らない。」ということを教えてもらいま
した。佐々木さんからは、「あいさつの大切さ。」、「感謝の気持ちを忘れない。」ということを教え
てもらいました。
1時間半という時間でしたが、生徒は二人の講師の方の話を真剣に聞いていました。働くという
ことはどういうことなのか、今回の講話を聞くことで、少しわかってきたのではないでしょうか。
今後は、2年生での職場体験があります。自分の将来に向けて少しずつ進路学習を進めていきます。
ガンバレ3年生!
1月22日(金)の私立高等学校推薦入試を皮切りに、上級学校の入学試験が始まりました。1
月26日(火)、27日(水)には、都立高等学校の推薦入試もありました。2月10日(水)か
らは、私立高等学校の一般入試、24日(水)には都立の一次・分割前期学力検査があります。
自分が選んだ進路に向け、今まで真剣に取り組んできました。その成果を発揮するときです。気
持ちを落ち着けて、実力を出し切り、自分の力で、自分の進路を切り拓いていってもらいたいです。
寒い時期ですので、風邪やインフルエンザに十分注意して、ベストコンディションで臨んで下さい。
三中の先生方は、全員皆さんを応援しています。
第7回
中学生「東京駅伝」
ガンバレ、3年生!
応援よろしくお願いします!
2月7日(日)に、味の素スタジアムで、第7回
中学生「東京駅伝」が実施されます。三中か
らは、男子2名、女子5名の2年生が狛江市の代表選手として選ばれています。
狛江のチームは、選手選考後、2回の合同練習及び1月24日(日)の味の素スタジアムでの試
走会を行いました。四校の代表選手が全力で走り、たすきを繫ぎます。ぜひ応援に来て下さい。
1
開会式
午前9時30分
2
女子の部スタート
午前10時
3
男子の部スタート
午後1時
4
閉会式
5
狛江市の応援席は、柱番号27のスタンドです
午後4時
生徒の応援についての注意事項
・服装は標準服、学校ジャージもしくは部活で統一された服装。
・掲示物、横断幕、鳴り物などは持ち込まない。
・本校及び他校の先生方の指示に従う。
・携帯電話・スマートフォンは応援スタンド内では使わない。
生徒状況アンケート結果(地域の方からのアンケート結果)
登下校の様子について
よくない
0%
よくない わからない
2%
4%
よい
11%
服装について
わからない
0%
あまりよくない
0%
あまりよくない
30%
よい
46%
まあよい
54%
まあよい
53%
あいさつについて
地域行事への参加について
参加している
7%
よくない
5%
わからない
16%
ときどき参加
している
29%
よい
32%
わからない
44%
あまりよくない
11%
まあよい
36%
三中生の印象
わからない
7%
よくない
2%
あまりよくない
2%
よい
21%
26年度
【考察】
27年度
120
101
100
100
95.4
89.28571429
80
60
まあよい
68%
あまり参加し
ていない
16%
参加していな
い
4%
69.8
64.28571429
67.85714286
67.4
41.9
36.36363636
40
20
0
登下校
服装
あいさつ
地域行事
印象
【考察】
・56名の方から回答を頂きました。回答者は年々増えてきています。ちなみ平成24年度は33名、25年度は40名、26年度は
43名でした。
・傾向としては、ここ3年間変わっていませんが、細かい部分で差異が見られました。
・「登下校の様子」では昨年に比べると5ポイント低下しています。田中橋付近での登下校について、今年度は何度となくお電
話を地域の方からいただきました。日頃から、朝礼や学活で生徒に指導しています。また生徒が一斉に下校する日などは、教
員が見回りに出ています。なかなか改善されませんが、根気強く指導していきます。
・「地域行事への参加」では、昨年に比べ5ポイント低下しています。部活動など土曜日・日曜日も入る場合があるので、地域の
行事への参加がなかなか難しい状況ですが、参加できるときには参加するように今後も呼びかけていきます。
・「三中生の印象」では6ポイント低下しています。登下校の様子が大きく影響しているのではないかと考えられます。
・地域に開かれた三中を目指し、地域の方に総合防災訓練への参加を呼びかけたり、学校だよりやホームページなどで情報を
発信したりして、より一層地域に密着していきたいと考えています。