地域ICT推進協議会 CT推 平成2 2 6 年度 総会次第 (1)日時:平成26年5月9日(金) 15:00~20:00 (受付開始14:30~) (2)会場:ホテルモントレ神戸 楼明館 (3)プログラム: 時 間 行事名 15:00~ 16:30 内 1.開会あいさつ COPLI 総会 (会員のみ) 容 (敬称略) 力宗 幸男(会長代行) 2.議題 (1)平成25年度事業報告 (2)平成25年度委員会活動報告 (3)平成25年度ワークショップ活動報告 (4)平成25年度収支決算報告 (5)平成25年度監査報告 (6)規約の改正 (7)役員の変更 (8)平成26年度事業計画 (9)平成26年度収支予算 3.その他報告事項 16:30~ 16:45 16:45~ 18:15 休 憩(一般来場者受付) 演題: 「ICT と 3D プリンティングで 医療は可視化から可触化へ」 COPLI セミナー 講演者: (一般参加可) 神戸大学大学院医学研究科 消化器内科 特命講師 杉本 真樹氏 18:15~ 18:30 18:30~ 20:00 休 交流会 憩 場所:Gフロア「随縁」 司会:吉原 麻梨子 (アニメーション神戸・実践型ワークショップ声優育成コース第 15 期生) - 1 - 平成25年度 事業報告 (平成25年4月1日~平成26年3月31日) (敬称略) A.総会 平成25年5月10日(金)15:00~ ホテルモントレ神戸 楼明館 ○総会 参加者:70人 議題:(1)平成24年度事業報告 (2)平成24年度委員会活動報告 (3)平成24年度ワークショップ活動報告 (4)平成24年度収支決算報告 (5)平成24年度監査報告 (6)規約の改正 (7)役員の変更 (8)平成25年度事業計画 (9)平成25年度収支予算 ○COPLIセミナー 参加者:86人 基調講演:「『千本桜 feat.初音ミク』と創作の連鎖」 講演者:デジタルハリウッド大学教授 福岡 俊弘氏 ○交流会 参加者:83人 司会:天野 裕美 (アニメーション神戸・実践型ワークショップ声優育成コース11期生) B.幹事会 ○第1回幹事会 平成25年4月16日(火)18:00~ 神戸市役所1号館11階教育室 出席幹事:20人(うち議決一任:7人) 出席事務局員:3人 議題:(1)委員会・ワークショップの状況報告 (2)総会の開催について (3)事業報告・会計報告 (4)次年度事業計画及び予算案 など ○第2回幹事会 平成25年5月15日(水)18:00~ - 2 - 神戸市役所1号館11階教育室 出席幹事:19人(うち議決一任:4人) 出席事務局員:4人 議題:(1)委員会・ワークショップの状況報告 (2)事業報告・会計報告 (3)総会報告 (4)その他 討議・報告事項 など ○第3回幹事会 平成25年7月16日(火)18:00~ 神戸市勤労会館 出席幹事:18人(うち議決一任:2人) 出席事務局員:3人 議題:(1)委員会・ワークショップの状況報告 (2)事業報告・会計報告 (3)国内視察、会員特典について (4)その他 討議・報告事項 など 会議室304 ○第4回幹事会 平成25年9月18日(水)18:00~ 神戸市勤労会館 会議室407 出席幹事:19人(うち議決一任:4人) 出席事務局員:2人 議題:(1)委員会・ワークショップの状況報告 (2)事業報告・会計報告 (3)ICT ビジネスマッチング 2013、親子で楽しむ子どもスマホ体験教 室について (4)その他 討議・報告事項 など ○第5回幹事会 平成25年11月19日(火)18:00~ 神戸市役所1号館11階教育室 出席幹事:17人(うち議決一任:5人) 出席事務局員:3人 議題:(1)委員会・ワークショップの状況報告 (2)事業報告・会計報告 (3)海外視察、高齢者向けタブレット教室について (4)その他 討議・報告事項 など ○第6回幹事会 平成26年1月15日(水)18:00~ 出席幹事:17人(うち議決一任:5人) 出席事務局員:2人 議題:(1)会長代行について - 3 - 神戸市役所1号館11階教育室 (2)委員会・ワークショップの状況報告 (3)事業報告・会計報告 (4)次年度総会、合同社員研修 など (5)その他 討議・報告事項 など ○第7回幹事会 平成26年3月18日(火)18:30~ 神戸市役所1号館11階教育室 出席幹事:19人(うち議決一任:4人) 出席事務局員:3人 議題:(1)委員会・ワークショップの状況報告 (2)事業報告・会計報告 (3)兵庫・神戸 IT 業界就職フェアについて (4)次年度総会、事業計画、規約改正、役員改選 など (5)その他 討議・報告事項 など C.COPLIセミナー等 主催事業 ○U-35 キックオフ交流会 日 時:平成25年5月29日(水)19:30~ 場 所:英国風パブ HUB 三宮ムーンライトビル(BF1F) 内 容:メンバー間の交流、今後の活動計画、意見交換 参加者数:16名 ○COPLIセミナー 日 時:平成25年6月21日(金)18:00~ 場 所:(公財)ひょうご産業活性化センター 参加者数:28名 内 容:講演『地域振興と ICT の役割~「橘街道プロジェクト」を実例に~』 講 師:中村 稔(経済産業省近畿経済産業局 総務企画部長) 司 会:高城 あゆみ(アニメーション神戸・実践型ワークショップ 声優育成コース第 15 期生) ○U-35 海づり大会、バーベキュー 日 時:平成25年6月23日(日)10:30~15:00 場 所:平磯海づり公園 内 容:1部…海釣り大会 10:00 集合 2部…バーベキュー 12:30 集合 参加者数:22名 - 4 - ○親子で楽しむ子どもスマホ体験教室 日 時:平成25年8月21日(水)13:00~16:00 場 所:灘浜サイエンススクエア 内 容:・灘浜サイエンススクエアの見学 ・講師によるスマートフォンとの付き合い方、扱い方の説明 ・講師によるソーシャルサイト投稿方法の説明と実機操作 参加者:14組30名(子ども16名、大人14名) 後 援:神戸市教育委員会 協 力:(株)神戸製鋼所灘浜サイエンススクエア、 (株)NTT ドコモ 関西支社 神戸支店、 流通科学大学情報フォーラム部 ○ICTビジネスマッチング in KOBE ~2013~ 本年度は、参加社数の増加を狙い、国際フロンティア産業メッセ2013に あわせて開催した。 日 時:平成25年9月6日(金)13:00~16:30 場 所:神戸国際展示場1号館 内 容:マッチング 参加者数:39企業・団体 マッチング件数:96件(事前希望85件、当日希望11件) 司 会:澤 知世(アニメーション神戸・実践型ワークショップ 声優育成コース第 15 期生) 吉原 麻梨子( 〃 第 15 期生) 岩本 緋嘉里( 〃 第 16 期生) 沖田 芽衣( 〃 第 16 期生) ○U-35 モテる着こなし講座 日 時:平成25年10月29日(火)19:30~ 場 所:ゑみや洋服店 講 師:ゑみや洋服店 店長 江見さん 内 容:会社内、取引先にモテる着こなし講座 参加者数:10名 ○COPLIセミナー 日 時:平成25年11月8日(金)18:00~ 場 所:神戸市勤労会館 講習室405 参加者数:31名 内 容:講演「ナビが作るビジネスチャンス-地方活性化の為の情報サービス -スマートフォン用ナビアプリ【ご当地ナビ】について」 講 師:堀野 伸夫(株式会社オフィス・サウス 代表取締役) - 5 - 司 会:新井 優姫(アニメーション神戸・実践型ワークショップ 声優育成コース第 14 期生) ○情報交流会 日 時:平成25年12月4日(金)18:30~ 場 所:リトル上海 参加者数:51名 内 容:新規会員7団体による自社紹介 ・シスメックス株式会社 ・株式会社イージャン ・株式会社ワイドソフトデザイン ・リベラ株式会社 ・株式会社夢工房 ・明石工業高等専門学校 ・総務省 近畿総合通信局 司 会:竹安 江未(アニメーション神戸・実践型ワークショップ 声優育成コース第 15 期生) ○COPLIセミナー※神戸 IT フェスティバル 2013 内で開催 日 時:平成25年12月14日(土)14:30~ 場 所:デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)1F ホール 参加者数:150名 内 容:講演「クラウドソーシングへの期待 ~IT ワーカーの新しいはたらきかた~」 講 師:吉田浩一郎氏(株式会社クラウドワークス代表取締役社長) 粟生万琴氏(株式会社パソナテック執行役員) ○兵庫・神戸IT業界就職フェア2015 日 時:平成26年2月6日(木)13:00~16:00 場 所:神戸市産業振興センター 2階展示場 内 容:①ICT企業の若手社員によるパネルディスカッション (司会進行:流通科学大学 総合政策学部准教授 多井 剛) ②参加企業による1分間プレゼン ③企業ブースでの会社説明会 参加企業:16社 参加学生数:24校223名 司 会:虫本 亜樹子(アニメーション神戸・実践型ワークショップ 声優育成コース第 10 期生) - 6 - ○U-35 課題解決型アイデアソン in 六甲山牧場 目 的:人材育成:次代を担う若手が普段の業務とは異なる環境下で、他社 の若手社員と交流しながら能力向上に努める場を提供する 地域貢献:地域(神戸市の馴染みの深い場所)が抱える課題に対し、 ICT を活用した問題解決を提案する 技術向上:課題解決や提案のプロセスを学び、自社業務に活かす 日 時:平成26年2月8日(土)9:15~17:10 場 所:六甲山牧場 内 容:①講義:課題発見&アイデア創出の手法を学ぶ。 講師:小杉 大介氏(株式会社コ・クリエーション 代表取締役) ②課題共有:六甲山牧場への来場者が減少している。 ③グループワーク:一チーム4~5名のチームをつくりグループワ ークを実施 ④発表:各チームの企画をプレゼンテーション 参加者数:15名 共 催:六甲山牧場 ○COPLIセミナー 日 時:平成26年2月12日(水)18:30~ 場 所:神戸市勤労会館 講習室405 参加者数:39名 内 容:講演「Emergency Medical Information System/EMIS(広域災害救急 医療情報システム)~その生い立ちと現在・未来~」 講 師:中山 伸一(兵庫県災害医療センター長) 司 会:鎗水 里奈(アニメーション神戸・実践型ワークショップ 声優育成コース第 16 期生) ○地域貢献セミナー 日 時:平成26年3月14日(金)18:00~ 場 所:神戸市勤労会館 講習室405 参加者数:26名 内 容:①『株式会社神戸製鋼所の地域交流施設「灘浜サイエンススクエア」 の取り組み』 講師:谷口 真砂子(株式会社神戸製鋼所 灘浜サイエンススク エア 事務局長) ②「バス・地下鉄の IC サービス」 講師:斉藤 昌宏(神戸市交通局営業推進課長) 司 会:虫本 亜樹子(アニメーション神戸・実践型ワークショップ 声優育成コース第 10 期生) - 7 - D.共催事業 ○ワークショップ 日 時:平成25年9月6日(金)17:00~20:00 場 所:神戸電子専門学校 北野館ドームホール 内 容:「ウォンツ可視化メソッド」 主 催:神戸電子専門学校 ○導入事例に学ぶ ビジネス向け iPhone・iPad 活用術 期 間:平成25年11月27日(水)13:30~15:00 場 所:神戸商工会議所2階イベントホール 参加者数:200名 内 容:~スマホ・タブレット端末を“購入⇒放置”にせず、使いこなすた めのテクニック~ 主 催:神戸商工会議所 情報産業部会 共 催:兵庫ニューメディア推進協議会 ○神戸ITフェスティバル 日 時:平成25年12月13日(金)・14日(土) 場 所:デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO) 参加者数:1600名 内 容:地域のICT企業・関係者によるブース出展、セミナー等 主 催:神戸ITフェスティバル実行委員会 共 催:兵庫ニューメディア推進協議会、(公財)神戸市産業振興財団、 神戸商工会議所情報産業部 後 援:兵庫県、神戸市、神戸商工会議所、神戸青年会議所、 関西デジタルコンテンツ事業協同組合 ○ひょうご神戸サイエンスクラスター協議会 研究交流会 日 時:平成26年3月10日(月) 14:00~19:00 場 所:兵庫県立大学 神戸情報科学キャンパス(計算科学センタービル) 参加者数:80人 内 容:安全・安心・快適な人と車の社会の実現を目指して 主 催:ひょうご神戸サイエンスクラスター協議会 共 催:兵庫県立大学大学院 応用情報科学研究科 社会応用情報科学研究セ ンター、兵庫ニューメディア推進協議会 ○メディア学習会 at 須磨海浜水族園 日 時:平成26年3月16日(日)14:30~16:45 場 所:須磨海浜水族園 本館 3 階水族園おもしろ教室 内 容:・須磨海浜水族園の見学 - 8 - ・講師によるスマートフォンとの付き合い方、扱い方の説明 ・講師によるソーシャルサイト投稿方法の説明と実機操作 参加者:7組16名(子ども8名、大人8名) 主 催:須磨区青少年育成協議会 E.後援事業 ○兵庫ニューメディア推進協議会平成25年度総会記念講演会 日 時:平成25年5月27日(月) 16:00~17:40 場 所:兵庫県公館大会議室 参加者数:100人 内 容:講演「ソーシャルメディアのデータ指向分析」 「ビッグデータ分析による新たな価値創出に向けた取り組み」 主 催:兵庫ニューメディア推進協議会、兵庫県 ○総務省情報通信月間参加行事 日 時:平成25年6月5日(水) 14:00~16:45 場 所:ビジネスプラザひょうごホール 参加者数:50人 内 容:講演「ソーシャルネットワーク時代の地域情報化セミナー」 主 催:特定非営利活動法人HINT 後 援:兵庫県、神戸市、兵庫ニューメディア推進協議会、 KANSAI@CANフォーラム ○地域情報化支援セミナー 日 時:平成25年7月19日(金)13:15~16:45 場 所:兵庫県民会館パルテホール 参加者数:100人 内 容:オープンデータの利活用を考える 主 催:兵庫ニューメディア推進協議会、兵庫県電子自治体推進協議会 後 援:兵庫県 ○第18回アニメーション神戸 開催期間:平成25年7月28日(日)~平成26年1月15日(水) 主な事業:アニメーション神戸 授賞式 平成25年12月8日(日)神戸国際会議場メインホール 参加者数:41,668人 主 催:アニメーション神戸実行委員会、神戸市、神戸デジタルコンテンツ振興会議 後 援:総務省、経済産業省、文化庁、兵庫県 ほか - 9 - ○ひょうご・神戸 IT フロンティアセミナー 日 時:平成25年9月5日(木)13:30~15:00 場 所:神戸商工会議所3階「神商ホール」 参加者数:200人 内 容:講演「地球最大の品揃えのために」アマゾン ジャパン株式会社 主 催:神戸商工会議所、国際フロンティア産業メッセ 2013 実行委員会、 兵庫ニューメディア推進協議会 ○地域情報化支援セミナー 日 時:平成25年10月4日(金)13:15~16:45 場 所:兵庫県農業共済会館 参加者数:80人 内 容:情報社会の進展にともなうこれからの住民サービスのあり方 主 催:兵庫県行政書士会、兵庫ニューメディア推進協議会、 兵庫県電子自治体推進協議会 後 援:兵庫県 ○ひょうご神戸サイエンスクラスター協議会 研究交流会 日 時:平成26年2月27日(木) 13:45~19:00 場 所:兵庫県立大学 神戸情報科学キャンパス(計算科学センタービル) 参加者数:80人 内 容: 『広域大規模激甚災害の被害予想シミュレーションおよび避難行動と 安否確認の ICT による支援の可能性』 主 催:ひょうご神戸サイエンスクラスター協議会 共 催:兵庫県立大学大学院応用情報科学研究科社会応用情報科学研究セン ター 後 援:兵庫ニューメディア推進協議会 ○ひょうごクリエイティブビジネスグランプリ 2014 日 時:平成26年3月18日(火)13:30~17:00 場 所:兵庫県公館 参加者数:200人 主 催:兵庫県 後 援:神戸商工会議所、兵庫県商工会議所連合会、兵庫県商工会連合会、 兵庫県中小企業団体中央会、(公社)兵庫工業会、兵庫県経営者協会、 兵庫県中小企業家同友会、(公財)ひょうご産業活性化センター、 (公 財)神戸市産業振興財団、近畿経済産業局、兵庫県行政書士会、兵 庫ニューメディア推進協議会 - 10 - F.情報発信活動 ○メールニュース「COPLIニュース」の発行・配信(月1回・原則第4水曜日) 平成26年3月31日までに、第71~82号を発行 「臨時号」は随時発行 発 行 人:地域ICT推進協議会 会長 山田 昭(会長代行 力宗 幸男) 編集作業:地域ICT推進協議会 事務局 G.その他 ○第5回KISAビジネスカンファレンスへの特別参加 日 時:平成25年6月19日(水)10:00~19:00 場 所:大阪科学技術センター 参加者数:200人 内 容:ビジネス交流会 主 催 :近畿情報システム産業協議会(KISA)、関西電子情報産業協同組合 (KEIS)、京都コンピューターシステム事業協同組合(KCA)、(一社) 情報サービス産業協会 関西地区会(JISA)、ソフトプラザ 21 大阪 協同組合(SP21)、(一社)組込みシステム技術協会 近畿支部(JASA)、 ハイテクノロジー・ソフトウェア開発協同組合 関西支部(HISCO)、 (一社)和歌山情報サービス産業協会 (WAKASA) - 11 - 【MEMO】 - 12 - 平成25年度 委員会活動報告書 (平成25年4月1日~平成26年3月31日) 1.交流・視察委員会 14 2.ICT企業支援委員会 22 3.地域貢献委員会 25 4.P-MODAN神戸 29 5.U-35 32 - 13 - 平成25年度 交流・視察委員会 活動報告 地域ICT推進協議会 交流・視察委員会 委員長 永吉 一郎 1. 活動期間 平成25年4月~平成26年3月 2. 活動概要 外部の講師による講演や会員によるプレゼンテーションの場の提供、 会員間の人的ネットワークの強化等を図るため、セミナーや交流会を開 催した。また技術動向の情報を収集し、調査研究に資するため、ICT 先進地の視察を実施した。 3. 委員会メンバー(氏名50音順、敬称略) 秋國 寛 株式会社ワイズエッグ 秋定 敦 神戸市 石井 宏 西日本電信電話株式会社 兵庫支店 市成 修 株式会社ムーブ 久保 元 アイクラフト株式会社 佐藤 淳平 アイクラフト株式会社 谷口 尚生 株式会社神戸コミュニティ・エクスチェンジ ○ 永吉 一郎 株式会社神戸デジタル・ラボ 橋本 真爾 橋本総合法律事務所 浜崎 修二 有限会社パウゼ 舟橋 健雄 株式会社神戸デジタル・ラボ 水谷 英隆 兵神機械工業株式会社 湊 幸雄 シスメックス株式会社 力宗 幸男 兵庫県立大学大学院応用情報科学研究科 渡邊 智明 神戸市 (備考:○委員長) 4. 委員会開催 回 日 時 第1回 平成25年 4月15日 第2回 第3回 第4回 第5回 平成25年 平成25年 平成25年 平成25年 5月13日 6月10日 7月22日 8月19日 - 14 - 場 所 神戸市役所1号館11階 教育室 神戸市役所1号館11階 神戸市役所1号館11階 神戸市役所1号館11階 神戸市役所1号館11階 教育室 教育室 教育室 教育室 第6回 第7回 第8回 第9回 第 10 回 第 11 回 平成25年 9月 9日 平成25年11月11日 平成25年12月16日 平成26年 1月20日 平成26年 2月17日 平成26年 3月17日 神戸市役所1号館11階 神戸市役所1号館11階 神戸市役所1号館11階 神戸市役所1号館11階 神戸市役所1号館11階 神戸市役所1号館11階 教育室 教育室 教育室 教育室 教育室 教育室 5. COPLIセミナー開催 <第1回> 日 時:平成25年6月21日(金)18:00~ 場 所:(公財)ひょうご産業活性化センター 参加者数:28名 内 容:講演『地域振興と ICT の役割 ~「橘街道プロジェクト」を実 例に~』 講 師:中村 稔(経済産業省近畿経済産業局 総務企画部長) 司 会:高城 あゆみ(アニメーション神戸・実践型ワークショップ 声優育成コース第 15 期生) <第2回> 日 時:平成25年11月8日(金)18:00~ 場 所:神戸市勤労会館 講習室405 参加者数:31名 内 容:講演「ナビが作るビジネスチャンス - 地方活性化の為の情報サービス - スマートフォン用ナビアプリ【ご当地ナビ】について」 講 師:堀野 伸夫(株式会社オフィス・サウス 代表取締役) 司 会:新井 優姫(アニメーション神戸・実践型ワークショップ 声優育成コース第 14 期生) <第3回>※神戸 IT フェスティバル 2013 内で開催 日 時:平成25年12月14日(土)14:30~ 場 所:デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)1F ホール 参加者数:150名 内 容:講演「クラウドソーシングへの期待 ~IT ワーカーの新しいはたらきかた~」 講 師:吉田浩一郎氏(株式会社クラウドワークス代表取締役社長) 粟生万琴氏(株式会社パソナテック執行役員) - 15 - <第4回> 日 時:平成26年2月12日(水)18:30~ 場 所:神戸市勤労会館 講習室405 参加者数:39名 内 容:講演「Emergency Medical Information System/EMIS(広域災害 救急医療情報システム)~その生い立ちと現在・未来~」 講 師:中山 伸一(兵庫県災害医療センター長) 司 会:鎗水 里奈(アニメーション神戸・実践型ワークショップ 声優育成コース第 16 期生) <第5回:地域貢献セミナー> 日 時:平成26年3月14日(金)18:00~ 場 所:神戸市勤労会館 講習室405 参加者数:26名 内 容:①『株式会社神戸製鋼所の地域交流施設「灘浜サイエンススク エア」の取り組み』 講師:谷口 真砂子(株式会社神戸製鋼所 灘浜サイエンスス クエア 事務局長) ②「バス・地下鉄の IC サービス」 講師:斉藤 昌宏(神戸市交通局営業推進課長) 司 会:虫本 亜樹子(アニメーション神戸・実践型ワークショップ 声優育成コース第 10 期生) 6. 情報交流会開催 日 時:平成25年12月4日(金)18:30~ 場 所:リトル上海 参加者数:51名 内 容:新規会員7団体による自社紹介 ・シスメックス株式会社 ・株式会社イージャン ・株式会社ワイドソフトデザイン ・リベラ株式会社 ・株式会社夢工房 ・明石工業高等専門学校 ・総務省 近畿総合通信局 司 会:竹安 江未(アニメーション神戸・実践型ワークショップ 声優育成コース第15期生) - 16 - 平成25年度 交流・視察委員会 ~海外事例視察(ベトナム)報告~ 地域ICT推進協議会 交流・視察委員会 委員長 永吉 一郎 1. 視察日程 平成26年1月23日(木)~26日(日)4日間 (日程の詳細と訪問地は以下の通り) 1月23日 14:15 ハノイ到着、専用車にて移動 ⇒ベトナム最大手 IT 企業 FPT グループの「FPT 大学」 および「FPT ソフトウェア」を視察 (FPT 大学→構内・図書館→FPT ソフトウェア →日立アジアハノイオフィス) 19:00 FPT ソフトウェアのレストランで社員との会食 24日 09:00 専用車にて移動⇒神戸本社 IT 企業「TOA」を視察 (TOA ベトナム→工場見学) 13:55 ハノイ空港発ダナン空港へ、その後専用車にて移動 16:00 ダナン外務局副局長、およびミン・フック (MP テレコム)の社員と対談 17:00 日本語/英語市場でオフショア/システム開発する IT 企業「TAM HOP NHAT テクノロジー」を視察 25日 09:00 専用車にて移動⇒ダナン市内観光 (五行山→チャム彫刻博物館→ハン市場) 13:00 ダナン空港発ハノイ空港へ 14:55 ハノイ空港着、専用車にて移動 ⇒国会事務所にてベトナム共産党幹部と対談 18:00 市内レストランにて共産党幹部との会食 26日 00:30 ハノイ発(機内泊) 06:40 関西国際空港到着、解散 2. 視察メンバー(氏名50音順、敬称略、○:団長) 梶井 貢洋 アイクラフト株式会社 谷口 尚生 株式会社神戸コミュニティ・エクスチェンジ 中嶋 諭 株式会社ステップワン ○ 永吉 一郎 株式会社神戸デジタル・ラボ 浜崎 修二 有限会社パウゼ 弥久保 裕一 株式会社ステップワン ラム・タン・フイ 株式会社神戸デジタル・ラボ - 17 - 3. 訪問先の概要 ・FPT 大学 :日本向けの即戦力技術者育成に注力。 技術系コースは英語と日本語が必須科目。3 年で日本語 N3 レベルに達する。 在学中に FPT グループやその他の企業で 1 年ほどの OJT を実施し、就職率 は 90%を超え、半数が FPT ソフトウェアへ就職。 学費は普通の大学の約 4 倍で高額だが、奨学金制度を用意している。 ・FPT ソフトウェア株式会社(ベトナム ハノイ本社) :社員数 4000 人超。アプリケーション開発だけで 2000 人超の豊富な人材。 半数が日本語習得。仕事の大半は日本から直接依頼。現地からはほぼ無い。 ・日立アジア(ベトナム)社 :エアーコンプレッサー、産業用インクジェットプリンタ、ホイスト、イン バータ等の販売・アフターサービスなど。FPT 社の事務所と同じ施設に在る。 ・TOA VIETNAM CO.,LTD. :タンロン工業地地帯に位置。 CCTV カメラ、カメラドライブユニット、赤外線会議システムを製造。 日本では売れるが、現地では売れない。 (取替費用が安価な海外製品を好む) 工場近くの村に住んでいる従業員がほとんど(約 150 名、バイク通勤) 他社ではテト(旧正月)明けに 10%の社員が戻ってこないためボーナスを テトの前後に分ける等の工夫も(今は不景気なので皆戻ってくる模様) ・ダナン外務局、ミンフック株式会社(MP テレコム) :米ロッキーライ投資の「IT パーク」内に位置。(140ha、インフラ:KDDI) 日系企業の商工会議所(97 社、250 人、9 カ所のレストラン)が存在。 オフショア開発で 60 社以上。満員状態のため第 2 の IT パークを作成中。 台湾と海底ケーブルをひいておりインフラは早い。 組込開発企業数は多くないが、ユニテックをはじめ、複数社が取組み中。 NTT DoCoMo が FPT と連携しているため、NTT データもダナンへ進出中。 ・株式会社 MP テレコムジャパン :日本企業向けに、WEB、DTP、日本語データ入力、データ加工のサービスを 行う「オフショア BPO」 (Business Process Outsourcing)サービスを展開。 20 社以上の日本企業と取引がある。 ・ユニテック(United Technologies Corporation) :ダナンソフトウェアパーク内に立地。 国内向けのソフトウェア開発、英語圏/日本語圏向けにオフショア開発も。 (ニッセンの基幹システム・スマホアプリ、政府向け ONE ゲートシステム・ 文書管理システムなどの実績あり) 詳細設計-開発-結合テストを請け負う。要件定義はまだ対応できない。 日本とのコミュニケーションは、Skype、VPN、FTP、週次報告等で行う。 品質管理は、管理者適宜配置、社員のモチベーション UP、残業実施で対応。 - 18 - データセンターがあるビルに事務所を移したのは、顧客データを預かって おり、自家発電があり停電が起きても安心なため。 組込みエンジニアとしてのスキルを今後習得していくことに前向きである。 組込系案件は増えると思う。近くに専門学校(組込研究センター)もある。 4. まとめ ハノイの最大手 FPT では、日本向けの案件に注力している経済構造がはっき りと見て取れたと同時に、地元経済との乖離も垣間見えた。 一方、ダナンでは、IT と日本語を学ぶ学生が多いことから、日本のソフトウ ェア開発企業への受け入れが今後加速することが予想される。その際、3 年働く とベトナムへ帰るケースが多いとのことで、日本側も受け入れ面での条件や文 化面での配慮が必要となってくることが考えられる。 また、ダナンは東西経済回廊の起点ともなっており、今後のソフトウェアア ウトソーシングが加速することが予想されるが、その際、日本と異なり英語が 話せる人材が多いことは注目に値すると考える。 - 19 - 平成25年度 交流・視察委員会 ~国内事例視察(東京~千葉)報告~ 地域ICT推進協議会 交流・視察委員会 委員長 永吉 一郎 1. 視察日程 平成25年9月13日(金)~14日(土)2日間 (日程の詳細と訪問地は以下の通り) 9月13日 14日 9:15 神戸空港発、10:25 羽田空港到着 電車で東京のビッグデータ活用事例を視察 13:00 ゼンリンデータコム訪問 17:00 東京スカイツリー見学 9:00 ホテル出発、マイクロバスで東京観光 ⇒千葉の医療における IT 活用事例視察 15:00 習志野台整形外科内科訪問 20:15 羽田空港発、21:30 神戸空港着・解散 2. 視察メンバー(氏名50音順、敬称略、○:団長) 秋國 寛 秋定 敦 石井 宏 梶井 貢洋 久保 元 谷口 尚生 ○永吉 一郎 浜崎 修二 藤川 茂人 舟橋 健雄 吉田 博哉 力宗 幸男 株式会社ワイズエッグ 神戸市企画調整局情報化推進部 西日本電信電話株式会社 アイクラフト株式会社 アイクラフト株式会社 株式会社神戸コミュニティ・エクスチェンジ 株式会社神戸デジタル・ラボ 株式会社パウゼ 西日本電信電話株式会社 株式会社神戸デジタル・ラボ 神戸情報大学院大学 兵庫県立大学大学院応用情報科学研究科 3. 訪問先の概要 ・株式会社ゼンリンデータコム(ZENRIN-Datacom CO., LTD.) :住宅地図メーカー最大手、ゼンリンの連結子会社であり、Google、 Yahoo!JAPAN、MSN、NAVITIME、goo、nifty、Infoseek など、主要ポータル サイトに電子地図サービスを提供。 - 20 - モバイル端末向け事業・ネットナビ事業・地図ソリューション事業など。 モバイル端末向け事業では、アンドロイド端末、iOS、携帯電話3社での地 図情報検索およびナビゲーションサービスの展開。 ネットナビ事業では、コンシューマー向け地図情報サービスおよび付加価 値サービスの提供、主要ポータルサイトへの地図・コンテンツおよびサー ビスの提供。 地図ソリューション事業では PC やモバイル上での地図 ASP、開発ソリュー ションを提供。 個人向けには「いつも NAVI」ブランドを軸として、コンピュータ用ソフト・ スマートフォンや携帯向けサービスを展開しており、法人向けには、API 提供、店舗検索、地図作成サービスを行っている。 活用事例としては、東京スカイツリーの周辺混雑度、にぎわい変遷マップ、 流動人口統計、熱海活性化提案、横浜市の来訪者分析 等 ・習志野台整形外科内科 :習志野台整形外科内科院長・宮川一郎氏とメディカクラウド株式会社 ディレクター・野村優紀氏と面会 「iPad」を活用した分かりやすい診療に取り組んでいる。 初診患者の問診票の記入をはじめ、独自に作成した 3 次元 CG やアニメーシ ョンにより病気や治療法の説明、レントゲン画像を確認しながらのリハビ リなどを実施。 クラウド型の順番待ちシステムにより、受付時に QR コードや Suica、スマ ートフォンなどの誰もが携帯しているもので受付できる仕組みも導入して おり、診療所の ICT 化で最先端を走っている。 4. まとめ 株式会社ゼンリンデータコム様では、震災ビッグデータをはじめ、位置統計 情報を利用した様々な活用事例を紹介頂き、ビッグデータという抽象的な概念 を理解する助けとなった。あくまでデータ分析は手段に過ぎず、大切なことは 意思決定に役立つことなのだと感じた。また、国や自治体からトップダウンで 依頼が降りてくるのを待つのではなく、自ら持っているデータを分析して、主 体的にアプローチをしていく必要があるということも学んた。 習志野台整形外科内科様では、iPad の問診票に始まり、NFC を使った順番待 ち受付システム、CT と 3D プリンターを組み合わせた生まれる前の赤ちゃんの 模型等、最先端の ICT 技術を利用した現場を見ることで多くのヒントを得るこ とができた。技術もさることながら、新しいものを取り込んだり、難しい医療 を分かりやすくすることで、医療を親しみやすいものにしたいという宮川先生 のホスピタルティにも感動した。 - 21 - 平成25年度 ICT企業支援委員会 活動報告 地域ICT推進協議会 ICT企業支援委員会 委員長 山本 裕計 1. 活動期間 平成25年4月~平成26年3月 2. 活動概要 地元ICT関連企業に対し、取引拡大と人材育成における支援を行う役 割を担う委員会である。 取引拡大においては、神戸市等と連携してのビジネスマッチングを実施 して協業関係の構築促進を行ったり、神戸市発注ICT関連案件の地元企 業への周知を行った。 人材育成においては、地域の学生と地域で活躍するICT企業の採用マ ッチングイベントやインターンシップを実施した。 3. 委員会メンバー(氏名50音順、敬称略) 秋定 敦 神戸市 芋野 良明 キー・ポイント株式会社 上田 博司 コベルコシステム株式会社 木川 幸則 ネクストジェネレーション株式会社 行司 高博 兵庫県 佐伯 里香 株式会社ユーシステム 多井 剛 流通科学大学 高田 淳 神戸市 ○ 谷口 尚生 株式会社神戸コミュニティ・エクスチェンジ 土肥 豊和 株式会社ワイドソフトデザイン 西嵜 康彦 神戸市産業振興財団 本丸 勝也 リベラ株式会社 ◎ 山本 裕計 アイクラフト株式会社 (備考:◎委員長、○副委員長) 4. 活動状況 (1)委員会開催 回 日 第1回 平成25年 第2回 平成25年 第3回 平成25年 時 4月 9日 5月20日 6月14日 - 22 - 場 所 神戸市役所1号館11階 神戸市役所1号館11階 神戸市役所1号館11階 教育室 教育室 教育室 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 10 回 第 11 回 平成25年 7月17日 平成25年 8月20日 平成25年 9月17日 平成25年10月15日 平成25年11月12日 平成25年12月 4日 平成26年 1月 9日 平成26年 3月 4日 神戸市勤労会館304会議室 神戸市勤労会館407会議室 神戸市勤労会館304会議室 神戸市役所1号館11階 教育室 神戸市役所1号館11階 教育室 和琉酒菜 空 神戸市役所1号館11階 教育室 神戸市役所1号館11階 教育室 (2)実施活動 1.ICTビジネスマッチング in KOBE ~2013~ 本年度は、参加社数の増加を狙い、国際フロンティア産業メッセ20 13にあわせて開催した。 日 時:平成25年9月6日(金)13:00~16:30 場 所:神戸国際展示場1号館 内 容:マッチング 参加者数:39企業・団体 マッチング件数:96件(事前希望85件、 当日希望11件) 2.兵庫・神戸IT業界就職フェア2015 会場に入りきらないほどの参加学生があり、盛況であった。 日 時:平成26年2月6日(木)13:00~16:00 場 所:神戸市産業振興センター 2階展示場 内 容:①ICT企業の若手社員によるパネルディスカッション (司会進行:流通科学大学 総合政策学部准教授 多井 ②参加企業による1分間プレゼン ③企業ブースでの会社説明会 参加企業:16社 参加学生数:24校223名 剛) 3.インターンシップ2013 期 間:平成25年8月~9月 受入可能企業:7社、応募学生数:7校14名 ⇒参加学生数:5校7名、受入企業数:4社 4.兵庫県・神戸市の情報システム関連業務の地元企業参入拡大の情報発信 兵庫県・神戸市役所の発注するシステム案件をCOPLI会員(地元 企業)に発信。本年度、24件をCOPLI会員にメール発信。 - 23 - 5.スパコン(HPC)関連ビジネス研究会 ポートアイランドに建設されたスーパーコンピュータ(HPC)に関 連し、地元ICT企業のビジネスチャンスにつなげるための研究を行っ た。 6.合同社員研修 会員各社の人材育成の取り組みの中で、地域学生に対するインターン シップ、業界研究、就職フェアを行ってきた。さらに人材育成を進める ために入社後の若手社員の研修を行うことを検討した 5. まとめ ビジネスマッチングや人材育成を中心として、この数年活動を継続し ていますが、本年もいくつかの新しい取り組みを付け加えることができ ました。 ビジネスマッチングは、集客面での相乗効果を狙い国際フロンティア メッセの中で実施しました。メッセの出展企業が参加する効果もあり、 マッチングが最終組まで満席となり、件数が大幅に増加する効果があり ました。 神戸市役所が発注するICT関連案件を地元企業へ伝達する取り組み は24件を数え、実際に地元企業が受注した実績があがりました。 就職フェアは年数を重ねることで知名度が向上したのか、本年は会場 に入りきらないほど多くの学生の参加を得ることができました。 今後も経済環境の変化に即応して、COPLI会員の利益に役立つよ うに取り組んでまいります。 - 24 - 平成25年度 地域貢献委員会 活動報告 地域ICT推進協議会 地域貢献委員会 委員長 多井 剛 1. 活動期間 平成25年4月~平成26年3月 2. 活動概要 地域ICT推進協議会が平成25年度事業計画の活動計画に定める地 域貢献委員会活動『地域で実施されている様々な社会貢献活動に協議会と して協力するとともに、ICTの利活用による会員の地域貢献活動を推進 する。』に基づき、具体的な活動を企画し、展開した。 また、優れた地域貢献活動を行っている企業の発掘を行うことを基本方 針とした。 3. 委員会メンバー(氏名50音順、敬称略) 赤井 博幸 株式会社 NTT ドコモ関西支社 神戸支店 秋定 敦 神戸市 植木 敏彦 コベルコシステム株式会社 梅田 享伯 メイヴァン・マイクロシステムズ株式会社 塩田 浩喜 株式会社津ノ國屋 ○ 多井 剛 流通科学大学 田中 茂昭 株式会社 NTT ドコモ関西支社 神戸支店 辻村 謙一 専門学校神戸カレッジ・オブ・ファッション 浜崎 修二 有限会社パウゼ 藤岡 秀和 特定非営利活動法人HINT 發知 良之 株式会社アルファミクス 渡邊 智明 神戸市 (備考:○委員長) 4. 活動状況 1)委員会開催 回 日 第1回 平成25年 第2回 第3回 平成25年 平成25年 時 4月18日 場 所 神戸市役所1号館11階教育室 5月22日 6月20日 神戸市役所1号館11階教育室 NTT ドコモ関西支社神戸支店 - 25 - 第4回 平成25年 7月25日 NTT ドコモ関西支社神戸支店 第5回 平成25年 8月29日 NTT ドコモ関西支社神戸支店 第6回 平成25年10月10日 神戸市役所1号館11階教育室 第7回 平成25年11月 7日 神戸市役所1号館11階教育室 第8回 平成26年 1月23日 神戸市役所1号館11階教育室 第9回 平成26年 2月20日 神戸市役所1号館11階教育室 2)実施活動 ・親子で楽しむ子どもスマホ体験教室 ICT分野のセキュリティに関連する啓発活動の一環として、小・ 中学生とその保護者が一緒に、楽しみながらインターネットによる情 報発信方法や、インターネット利用上のルール・マナーを学ぶことが できるセミナーを開催。 日 時:平成25年8月21日(水)13:00~16:00 場 所:灘浜サイエンススクエア 内 容:・灘浜サイエンススクエアの見学 ・講師によるスマートフォンとの付き合い方、扱い方の説明 ・講師によるソーシャルサイト投稿方法の説明と実機操作 対 象:小学3年生~6年生、中学生とその保護者 参加者:11組24名(子ども13名、大人11名) 後 援:神戸市教育委員会 協 力:(株)神戸製鋼所灘浜サイエンススクエア、 (株)NTT ドコモ 関西支社 神戸支店、 流通科学大学情報フォーラム部 図1.親子で楽しむ子どもスマホ体験教室風景 - 26 - 表1.親子で楽しむ子どもスマホ体験教室アンケート結果(子ども) 「また、このような教室があれば参加したいか」(13 回答中) 人数 12 1 0 0 はい いいえ どちらでもない 未回答 割合 92% 8% 0% 0% ・メディア学習会 at 須磨海浜水族園<地域貢献委員会 協力事業> 日 時:平成26年3月16日(日)14:30~16:45 場 所:須磨海浜水族園 本館 3 階水族園おもしろ教室 内 容:・須磨海浜水族園の見学 ・講師によるスマートフォンとの付き合い方、扱い方の説明 ・講師によるソーシャルサイト投稿方法の説明と実機操作 対 象:小学1年生~中学生とその保護者または引率者 参加者:7組16名(子ども8名、大人8名)他に青少協委員4名 主 催:須磨区青少年育成協議会 表2.メディア学習会 at 須磨海浜水族園アンケート結果(子ども) 「また、このような教室があれば参加したいか」(8回答中) 人数 7 0 1 0 はい いいえ どちらでもない 未回答 割合 88% 0% 13% 0% ・地域貢献セミナー 日 時:平成26年3月14日(金)18:00~ 場 所:神戸市勤労会館 講習室405 参加者数:26名 内 容:①『株式会社神戸製鋼所の地域交流施設「灘浜サイエンスス クエア」の取り組み』 講師:谷口 真砂子(株式会社神戸製鋼所 灘浜サイエンス スクエア 事務局長) ②「バス・地下鉄の IC サービス」 講師:斉藤 昌宏(神戸市交通局営業推進課長) 司 会:虫本 亜樹子(アニメーション神戸・実践型ワークショップ 声優育成コース第 10 期生) - 27 - 5. まとめ 本年度は、「親子で楽しむスマホ教室」について神戸市青少年育成協議会 との縁が深まり、神戸市各区に対して企画募集をするなど今までにない連携 活動ができた。 「親子で楽しむスマホ教室」は COPLI 主催によるもの、須磨区役所主催 によるものと、2 回開催できた。 また、新しい試みとして老年者向けスマホ教室を考え、今後この企画に 資するためドコモ様に多大なご協力をいただいて、勉強会を行った。 今年度も地域貢献セミナーを開催し、優れた地域貢献活動を会員と共有 することができた。 今年度の委員各位の物心両面におけるご協力に感謝するとともに、来年 度も ICT の利活用による地域貢献活動を実施・支援し、COPLI および COPLI 会員の知名度向上と好感度向上に努力する。 - 28 - 平成25年度 P-MODAN 神戸 活動報告 地域ICT推進協議会 P-MODAN神戸 委員長 辻村 謙一 1. 活動期間 平成25年6月~平成26年3月 2. 活動概要 「子どもに夢を」というキーワードのもと、今まで実施してきた地域 のこどもと海外のこどもとの交流を踏まえ、今年度はICTを利活用し たこどもの交流活動支援を中心に、他の委員会とも積極的・有機的に連 携した形での活動を行った。 3. 委員会メンバー(氏名50音順、以下文中全て敬称略) 秋定 敦 神戸市 木川 幸則 ネクストジェネレーション株式会社 ○ 辻村 謙一 専門学校神戸カレッジ・オブ・ファッション 浜崎 修二 有限会社 パウゼ 藤井 達司 株式会社GEOソリューションズ 發知 良之 株式会社アルファミクス 本丸 勝也 リベラ株式会社 西元 威 神戸市 (備考:○委員長) 4. 活動状況 1)委員会開催 回 日 時 第1回 平成26年3月19日 和琉酒菜 場 空 所 第 1 回委員会 【開催日時】平成26年3月19日 19時~22時 【参加メンバー】永吉、浜崎、秋定、辻村(敬称略) 5. まとめ 昨年まで、神戸市立だいち小学校と仙台市立岡田小学校をインターネット回 線でつなぎ、小学校6年生と5年生を対象に“がんばろうキッズ・インターネ ット交流”を行ってきたが、今年度は神戸市立だいち小学校の校長先生の転勤 - 29 - もあり、残念ながら今年度継続して、当該活動を続ける事が出来なくなりまし た。 我々は、子供たちに今年度も交流活動を行う事を約束していただけに、どう にか開催の方向で検討して欲しい旨の依頼を、神戸市立だいち小学校の交流活 動を担当して下さっていた先生を通じて行いました。ところが、神戸市教育委 員会や相手先の小学校の校長先生や職員会議等で審議した結果、当該活動を見 送る事になったとの連絡があり、今年度の“がんばろうキッズ・インターネッ ト交流”を断念せざるを得なくなりました。 そこで、今年度の反省と次年度の活動に関する検討会的話し合いを行う事に しました。 過去の流れを振り返りながら現状を認識することを行いつつ、さまざまな忌 憚のない意見交換を行いながら、来年度の方向性を話し合いました。 ランダムに、話し合い録として以下に記載します。 ・対象を今までの小学校生から就学前児童にしてみてはどうか。 ・中学校生、高校生を対象にしたら何が出来るかを考えてみてはどうか。 ・アニメーション神戸の Web アニメコンテストとの連動をはかれないか。 ・企業の持つ、学校を対象にしたコンテンツを活用してはどうか。 ・例えば、被災地同士以外の切り口で、離島等との交流はどうか。 ・沖縄と繋いで、平和学習という切り口は機能しないか。 ・神戸側の会場として、相楽園や KIITO、産振センター等を活用できないか。 ・山田さんのトリビュートも兼ねるべきではないか。 ・リセットセッション的に、P-MODAN 神戸フォーラムとして開催を検討してはど うか。 【中間報告】 P-MODAN 神戸を立ち上げた、池田敏明さんがスリランカ沖地震の津波でご逝去 されたのが、2004 年 12 月の事ですし、10 年目の節目の年でもある 2014 年の P-MODAN 神戸は、未来を見据えるために、過去を振り返るのには丁度良い節目の 年でもあると考えます。そこで、地震のみならず津波をテーマとしたフォーラ ムを開催し、池田敏明さんや、長く会長としてご尽力下さった山田昭さんの御 遺志を継いで行くための 1 年とするのは、大変意義深い事ではないかと思いま す。 当該フォーラムを通じて、我々が次の世代に何を残すべきなのか。そして、 どのようにして先人の遺志を継いでいくべきなのかを広く参加者を募り、検証 及び提案出来れば、それなりに意義のある 1 年になるのではないかと感じまし たので、その開催を目指して来年度の活動を行いたいと思います。 次年度も今まで以上に益々地域のため、兵庫・神戸の子ども達のために頑張 - 30 - りたいと思いますので、引き続きご協力の程、何卒宜しくお願い致します。 今年度、新たにメンバーとしてご参加下さった方々には、何の活動も出来ず、 一切の成果も残せず、大変申し訳ありませんでした。次年度は活動当初より具 体的な目標を定め、その目標に向かって積極的に活動を開始したいと思います ので、引き続きご協力の程、宜しくお願い申し上げます。 2014 年 3 月 19 日のミーティングの様子@和琉酒菜 - 31 - 空にて 平成25年度 COPLI U-35 活動報告 地域ICT推進協議会 U-35 代表 秋國 寛 1. 活動期間 平成25年5月~平成26年3月 2. 活動概要 ICT業界及びICT業界とつながりがある各種業界の底上げを図る ため、地域を支える各企業の若手・中堅社員の交流・成長の場、キッカ ケ作りを行う。COPLIの会員企業を中心にICT業界、各種業界の 若手が集まって、活動を行う。 3. 委員会メンバー(氏名50音順、以下文中全て敬称略) ○ 秋國 寛 株式会社ワイズエッグ 足立 勇人 株式会社 NTT ドコモ関西支社 神戸支店 加納 勇樹 株式会社アルファミクス 久保 元 アイクラフト株式会社 佐藤 淳平 アイクラフト株式会社 中嶋 諭 株式会社ステップワン 西尾 宝樹 株式会社アルファミクス 吉田 博哉 神戸情報大学院大学 (備考:○代表) 4. 活動状況 (1)ミーティング開催 回 日 時 第1回 平成25年 5月 7日 第2回 平成25年 5月13日 第3回 平成25年 6月13日 第4回 平成25年 6月17日 第5回 平成25年 7月 4日 第6回 平成25年 7月23日 第7回 平成25年 8月 6日 第8回 平成25年 9月17日 第9回 平成25年12月19日 第 10 回 平成26年 1月30日 - 32 - 場 所 アイクラフト株式会社会議室 アイクラフト株式会社会議室 アイクラフト株式会社会議室 アイクラフト株式会社会議室 アイクラフト株式会社会議室 アイクラフト株式会社会議室 アイクラフト株式会社会議室 アイクラフト株式会社会議室 街屋 アイクラフト株式会社会議室 (2)実施活動 1.キックオフ交流会 日 時:平成25年5月29日(水)19:30~ 場 所:英国風パブ HUB 三宮ムーンライトビル(BF1F) 内 容:メンバー間の交流 今後の活動計画 意見交換(U35 に期待すること、等) 参加者数:16名 2.海づり大会、バーベキュー 日 時:平成25年6月23日(日)10:30~15:00 場 所:平磯海づり公園 内 容:1部…海釣り大会 10:00 集合 2部…バーベキュー 12:30 集合 参加者数:22名 - 33 - 3.BBQ パーティ ※嵐(暴風警報等)の為中止 日 時:平成25年8月25日(日) 場 所:須磨海岸 海の家バリビーチハウス 4.モテる着こなし講座 日 時:平成25年10月29日(火)19:30~ 場 所:ゑみや洋服店 講 師:ゑみや洋服店 店長 江見さん 内 容:会社内、取引先にモテる着こなし講座 参加者数:10名 参加企業:神戸情報大学院大学、NTTdocomo、アルファミクス、 ステップワン、HINT、ワイズエッグ 懇親会:水道筋商店街の穴場の店を講師の案内と共に楽しみました。 5. 課題解決型アイデアソン in 六甲山牧場 当日は大雪でしたが、無事、実行しております。アイデアを会社の垣根を 越え、出し合う事で、目的とする人材育成、技術向上につながったかと思 います。また、プレゼンテーションした中の アイデアの一つ「1日牧場 長」のアイデアが、4月〜5月に六甲山牧場にて取り入れられる事となり ました。成果がでれば、地域貢献につながるプロジェクトだったかと思い ます。今後の動きを皆さま御注視ください。 目 的: 人材育成:次代を担う若手が普段の業務とは異なる環境下で、他社の 若手社員と交流しながら能力向上に努める場を提供する 地域貢献:地域(神戸市の馴染みの深い場所)が抱える課題に対し、 ICT を活用した問題解決を提案する 技術向上:課題解決や提案のプロセスを学び、自社業務に活かす - 34 - 日 場 時:平成26年2月8日(土) 9:15~17:10 所:六甲山牧場 会議室、まきば(神戸市の馴染みの深い場所で、 普段の業務で課題を抱えており、U35 のメンバーが調整可能な 場所にて実施しました。) 内 容:①講義:課題発見&アイデア創出の手法を学ぶ。 ②課題共有:六甲山牧場への来場者数が減少している。 ③グループワーク:一チーム4~5名のチームをつくりグルー ププワークを実施 ④発表:各チームが六甲山牧場に企画をプレゼンテーション 参加者数:15名 参加団体:アイクラフト株式会社、株式会社アルファミクス、NTTdocomo、 神戸情報大学院大学、コベルコシステム株式会社、 株式会社ソフトウェーブ、株式会社ワイズエッグ 共 催:六甲山牧場 6. まとめ 2013年度の成果は以下です。 ・軸となるメンバー(企画チーム)の確立 ・軸となる一年の動きを明確にできた。 次年度は、以下をテーマに持ち、運営をしていきたいと思っています。 ・ 一年の動きのルーティン化 ・ 企画立案から運営の仕組み化 2014年度も宜しくお願いします。 7. 補足資料 1)アイデアソン講師について 小杉 大介(こすぎ だいすけ) 氏(1972 年京都市生まれ。中央大学大 学院戦略経営研究科卒)「共創・協創」によって企業をデザインワンソー ス・マルチユースで情報の探索コストを削減し、企業が持つ様々な経営の 課題解決を支援している。 2)アイデアソン当日の風景 次頁参照 - 35 - - 36 - 平成25年度 ワークショップ活動報告書 (平成25年4月1日~平成26年3月31日) 1.SNS 研究会 38 2.次世代モバイル端末とOSの利活用に関する研究 43 3.ICTを活用した認知症予防プログラムの研究 48 4.ソーシャルメディアのマーケティング活用の可能性についての研究 53 5.屋内位置推定技術の実用化に関する研究 57 - 37 - 平成25年度 ワークショップ1 「SNS 研究会」活動報告書 リーダー:辻村 謙一(専門学校神戸カレッジ・オブ・ファッション) 1.研究のテーマ・ねらい等 神戸市がファッション都市宣言を行って今年で40年が経つ。その“ファッ ション都市・KOBE”には神戸ファッション美術館の所蔵品をはじめとして、次 世代へと残すべき知られざる資産を有効な教材とし、体験的学習を行う中から 理解を深めた上で、関係する人材の協力を得ながらデジタル化等を行い、保存 し、伝えていく事を主眼においた研究活動、即ち e-Learning 教材等の開発研究 へと進めて来た。 ところが、上質の教材作りには、当然の事ながら質に比例してコストが必要 となるため、徐々にその推進力が減衰し出した。 更には、当該活動の普及や啓発にあたり、十分な周知を進めなければそもそも 認知も進まない。 幸い、現在の社会に於いて、ソーシャルネットワークが十分に普及し、その 機能を有効に活用する事で、コストをかけずとも周知や啓発が出来るのではな いかと期待する。 そこで、例えば我々の作成したデジタルコンテンツをソーシャルネットワー クを使い、活用並びに周知する事を目的に、その活用手法や成功事例を学ぶの みならず、そもそもソーシャルネットワークとは何であるのか、その本質をも 探究したいと考える。 2.研究期間 平成25年7月~平成26年3月 3.参加メンバー(氏名50音順、敬称略) 伊藤 睦朗 株式会社日本ビジネスデータープロセシングセンター 佐藤 淳平 アイクラフト株式会社 竹山 和義 株式会社日本ビジネスデータープロセシングセンター 辻村 謙一 専門学校神戸カレッジ・オブ・ファッション 西元 威 神戸市 浜崎 修二 有限会社パウゼ 原山 和繁 有限会社ビデオクラフト 本丸 勝也 リベラ株式会社 盛田 政敏 盛田コンサルティング - 38 - 4.活動記録 第1回 日 時:平成25年7月26日(金)18:30~20:00 場 所:神戸サンパル7階 IT サポート室 参加者数:COPLI 会員5名、オブザーバ7名、計12名 講 師:Kensuke Kishi 様(株式会社 VoiceKobe 代表) 概 要:ソーシャルネットワークに関する実例紹介等 ワークショップとしての方向性を若干変更し、再スタートを図った。 今回もセミナーの様子を USTREAM にて同時配信した。 セミナーの内容は、SNS の一般的な活用事例の紹介に留まらず、具 体的に講師の視点から捉えた本質的活用法や、今後の指針等多岐に 亘り、講話後の質疑応答も大変活発に行われた。 セミナー後の交流会は、場所を新長田に移し、更に活発に意見交換 を行った。 第2回 日 時:平成25年9月27日(金)18:30~20:00 場 所:神戸サンパル7階 ホール 参加者数:COPLI 会員10名、オブザーバ10名、計20名 講 師:小栗 徳丸様(株式会社 WCS 代表取締役、ジャパンエリアコー ド TV 株式会社 代表取締役) 概 要:世界が愛するニッポンの姿を知る旅とは。 ~新たなる POP カルチャーの波の発信についての相互考察~ 名古屋を会場に、日本が世界に誇る POP カルチャーであるコスプレ をテーマに、海外からのゲストを招聘しながら大々的に開催し続け ている「ワールド・コスプレ・サミット」の仕掛け人である小栗さ んから、イベント成功の秘訣をご披露頂いた。ソーシャルネットワ - 39 - ーク的観点からも、このイベントの KFS(Key Factor for Success) を探りながら、様々な気付きと共に学ばせて頂いた。 セミナーのあとは、有志にて交流会を開催して、更に活発に意見交 換を行った。 ワールドコスプレサミット(世界コスプレサミット)の公式 HP http://www.tv-aichi.co.jp/wcs/2013/ 世界コスプレサミット(World Cosplay Summit、WCS)とは、世界コスプ レサミット実行委員会が開催している コスプレ の イベント である。日本と世 界各国の コスプレイヤー との交流、および 海外 での日本 漫画 の 人気 を 認 識 することを目的とする。開催を重ねるごとに参加国が増え、世界各国からの 取材がある。 2003 年に テレビ愛知 が初開催、2006 年から日本の外務省が後援し、2009 年度からは主催者である実行委員会の構成員となった。2006 年からは外務大臣 賞が授与されている。2007 年 、国土交通省 が所管する ビジット・ジャパン・ キャンペーン の一環として認められた。 2009 年 には 外務省 、 名古屋市 、 名古屋観光コンベンションビューロー 、テレビ愛知、中部国際空港 、大須商店 街 で構成される世界コスプレサミット実行委員会を設立した。2012 年より実行 委員会に株式会社 WCS が加わり、2013 年からは株式会社 WCS が主体となり イベント運営を行っている。 引用:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%82%B3% E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%B5%E3%83%9F%E3%83%8 3%E3%83%88 - 40 - 第3回 日 時:平成25年12月26日(木)18:30~20:00 場 所:神戸市勤労会館 406 号室 参加者数:COPLI 会員4名、オブザーバ10名、計14名 講 師:横山 剛様(兵庫エフエム放送株式会社代表取締役) 概 要:ラジオと地域メディア 兵庫県の民間 FM 局の代表取締役を含め、様々な業種業態の会社運 営に成功している横山剛さんは、メディアという存在を俯瞰的且つ 多面的に研究されている。 そこで、その研究成果をご披露頂いた。 セミナーのあとは、有志にて交流会を開催し、更に活発に意見交換 を通じて、ソーシャルネットワークを、メディア論の立場から検証 作業を行った。 KISS-FM 神戸の公式 HP http://www.kiss-fm.co.jp/ 5.まとめ 今年度は、従来とは少し流れを変えて、SNS を多面的に研究しながらその本質 を追及してみようと思い、ワークショップ活動を開始しました。 初回は、具体的事例のご紹介、二回目はグローバルな観点からの具体的な事 例紹介、三回目はメディア論的観点からの検証を行いました。 当初の予定では、四回目として Web の観点からの成功事例研究を行う事で、 一旦は今年度の目標を達成しようと目論んでいたが、私の準備が後手に回った ため、結局開催を見送りました。 - 41 - この事は、大きな反省点として、来年以降の課題として肝に銘じる事にしま した。 また、無理な日程設定をしてしまい、様々な方にご迷惑をお掛けした事にも、 この場を借りてお詫びさせて頂きます。 今年度の活動を通じて学んだ事を、更に次年度に引き継ぎながら、より内容 の濃いワークショップの開催を行いたいと思います。 今年度も、皆様からの多大なるご支援ご協力を得ながら、ワークショップを 開催する事が出来ました。 心より感謝申し上げます。 - 42 - 平成25年度 ワークショップ2 「次世代モバイル端末とOSの利活用に関する研究」活動報告書 リーダー:市成 修(株式会社ムーブ) 1.研究のテーマ・ねらい等 ICT技術の先端を切り開くモバイル端末は第三、第四の OS の登場により次 世代へと大きく変化を遂げることが予測される。 本年は米国中心で開発されたモバイル OS 以外に日本と韓国の共同開発 OS を 搭載した端末を始め新たなモバイル OS の登場も予定されている。 当ワークショップは今後の方向性並びにビジネスチャンスをハード、ソフト 両面から専門家を交え考察したい。 2.研究期間 平成25年7月~平成25年9月 3.参加メンバー(氏名50音順、敬称略) 市成 修 株式会社ムーブ 井上 あい子 特定非営利活動法人HINT 小田原 武士 株式会社日本ビジネスデータープロセシングセンター 木田 和正 株式会社日本ビジネスデータープロセシングセンター 田中 茂昭 株式会社NTTドコモ関西支社神戸支店 辻村 謙一 専門学校神戸カレッジ・オブ・ファッション 中本 広樹 凸版印刷株式会社 浜崎 修二 有限会社パウゼ 原山 和繁 有限会社ビデオクラフト 湊 幸雄 シスメックス株式会社 宮本 正和 アイクラフト株式会社 盛田 政敏 盛田コンサルティング 弥久保 裕一 株式会社ステップワン 力宗 幸男 兵庫県立大学大学院応用情報科学研究科 渡邊 智明 神戸市 4.活動記録 第1回 日 時:平成25年7月29日(月)18:30~20:00 場 所:株式会社NTTドコモ関西支社神戸支店 4階会議室 参加者数:COPLI会員8名 概 要:今後の研究テーマの範囲並びに方向性について意見交換 - 43 - ・次世代モバイル端末とはスマートフォンに限定せず範囲を広げる ほうが良い ・モバイルコンテンツという表現が数年で標準コンテンツデザイン にならないか? ・モバイル用 OS の技術革新が進めばコンテンツ制作もより簡便に 出来るのか? ・フィーチャーフォンユーザーを無視することは出来ない ・次回は各自で興味深いモバイル端末について情報交換をメインに 行いたい。 第2回 日 時:平成25年8月26日(月)18:30~20:00 場 所:株式会社NTTドコモ関西支社神戸支店 4階会議室 参加者数:COPLI会員5名、オブザーバ0名、計5名 概 要:テーマにしたいモバイル端末またはモバイルサービスについて意見 交換 ・最近は雑誌の付録にプログラマブル NFC タグがついてくる時代。 ・世界のモバイル市場ではシェア No.1 の Android 端末に装備され、 近接コミュニケーションサービスの可能性は広がっている。 ・各自自分の好きなモバイル端末の情報交換をメインにしてはどう か? ・来月は NTT ドコモの音声認識アプリの開発を行っているフュート レック社様に音声認識の開発からみた次世代の利活用について 講演をお願いしたい。 - 44 - 第3回 日 時:平成25年9月26日(木)17:00~18:00 場 所:株式会社NTTドコモ関西支社神戸支店 4階会議室 参加者数:COPLI会員6名、オブザーバ2名、計8名 講 師:岡田 賢司様(株式会社フュートレック副事業部長) 概 要:音声認識システムから見た次世代端末の姿 ・NTT ドコモのしゃべってコンシェル、パイオニアのナビゲーショ ンシステムの音声認識エンジンとして採用実績あり。 ・特徴としてはネットワークを介するサービスにもかかわらず高速 なレスポンスを誇る。 ・利用者の生の音声データーを蓄積することにより更に認識精度を 上げることが可能となった。 ・最近は NTT ドコモの音声入力メールやパナソニックのエアコンコ ントロール、金融機関・保険会社の音声による日報入力など広範 囲に利用される。 ・iOS の siri と同様の仕組みで日本人の音声の蓄積が多いことで比 較しても誤認識は少ない。 - 45 - - 46 - 5.まとめ 今回の研究目的の一つに OS の利活用という大きな目標を掲げ、今後のモバイ ル端末に向け第3、第4のオペレーティング・システムが登場するという予測 のもとワークショップを開始した。 し か しながら、2014 年に近くになってもサムスン・ドコモ連合からなる、 TizenOS は国内で発売されることなく FireFoxOS も現時点ではコンシューマー に向けた端末は登場していない。 時代は OS ではなく端末自体の姿が変わる方向へ向かい、ウエアラブルコンピ ューティングへ大きく舵を切り始めたと推測される。またアプリケーション並 びに Web サービスにおいても決済用小型端末、AR、パノラマ、ヘルスケア等多 様性が見られる。 今回のワークショップはこのような時代の転換点を NFC タグが雑誌の付録と して登場するなどモバイル端末の周辺装置にも実際に触れることも出来、開催 回数は少なかったが次世代の方向性を探ることが出来、大変有意義な研究が出 来た。 - 47 - 平成25年度 ワークショップ3 「ICTを活用した認知症予防プログラムの研究」活動報告書 リーダー:前田 裕昭(株式会社神戸新聞社) 1.研究のテーマ・ねらい等 認知症予防は、これから頂点を迎える超高齢化社会における一大課題となっ ている。本WSでは、その予防、早期発見、進行減速へ効果が期待される心理 療法を主体に、有効なコンテンツとその供給へのICT活用の可能性を探る。 なお、テーマが公共的なものであるため、当初申し込みがなかった会員の方 でも参加可能とした。また、研究会終了後は任意で懇親会の場を設け、ゲスト 講師を交えて現況における課題と展望について学習すると共に交流の機会とし た。 2.研究期間 平成25年5月~平成26年2月 3.参加メンバー(氏名50音順、敬称略) 秋定 敦 神戸市 佐伯 里香 株式会社ユーシステム 谷口 尚生 株式会社神戸コミュニティ・エクスチェンジ 中村 守男 株式会社サルード 中山 敏暢 株式会社神戸新聞社 永吉 一郎 株式会社神戸デジタル・ラボ 橋本 真爾 橋本総合法律事務所 浜崎 修二 有限会社パウゼ 前田 裕昭 株式会社神戸新聞社 丸山 智 株式会社日本ビジネスデータープロセシングセンター 湊 幸雄 シスメックス株式会社 森崎 清登 近畿タクシー株式会社 弥久保 裕一 株式会社ステップワン 渡邊 智明 神戸市 渡邉 祐一郎 株式会社日本ビジネスデータープロセシングセンター 4.活動記録 第1回 日 時:平成25年6月26日(水)18:30~ 場 所:和琉酒菜「空」会議室 参加者数:10名 - 48 - 内 容:今年度のWS進め方について テーマ:今年度活動の具体的な内容検討 概 要:研究主題に至るまでの事前学習として、以下の4点について知る必 要があった。 (1)活力ある高齢者を維持するための行政の施策から、主に認知症 関連対策の現状 (2)認知症の予防や治療プログラムの研究の現状 (3)認知症の予防や治療プログラム実践の現状と課題 (4)認知症発症者への治療と介護の課題 そこで順に講師を招いて学習していき、できれば介護施設も見学し ながら現場の方のお話も伺う予定で進めることとした。 第2回 日 時:平成25年7月25日(木)18:30~ 場 所:神戸新聞社14階 会議室 参加者数:12名 講 師:種村 留美様(神戸大学大学院 保健学研究科 教授) テーマ:ICT を活用した認知症予防研究 概 要:協力施設へ認知症の対策として考えられる様々なプログラムを提供。 デジタルペン等の機器を用いて実施した結果、知的機能検査(MS E)や前頭葉機能検査(FAB評価項目)等の評価項目で向上が見 られないかを調査研究された成果を伺った。今後の課題として、地 域一体で長期的にプログラム実施・追跡調査するしくみの構築や継 続性、簡易性に着目した地域色のあるプログラム提供ツールの開発。 加えて、日常生活能力も踏まえた、より簡便で早期発見が可能な指 標の構築が挙げられた。 第3回 日 時:平成25年8月30日(金)18:30~ 場 所:神戸新聞社14階 会議室 参加者数:11名 講 師:浜口 祐介様(神戸市垂水区保健福祉部健康福祉課 課長) 南谷 千絵様(神戸市垂水区保健福祉部健康福祉課 担当係長) テーマ:垂水区での超高齢化社会対策の取り組み成果と課題 概 要:地域でコミュニティ・リーダーを育成し、地域内のコミュニケーシ ョン を活 性化 して 高 齢者 の孤 立を 防ぐ 取 り組 みを 10 年に 亘 って 続けてこられた成果と課題について伺った。課題は、活動成果につ いてコミュニティ・リーダーの人間性に依存度が高いこと。地域内 の対象者への接触や盛り上げ方の習得のみでは、リーダーの機能を 発揮するにも、やはり限界がある。様々なコミュニティやプログラ - 49 - ムへの参加を意識づける全体的な空気づくりが議論になった。 第4回 日 時:平成25年11月30日(土) 場 所:豊岡シカバレー他、視察 参加者数:7名 講 師:特定非営利活動法人ダーナ理事 吉盛文彦氏 概 要:デイサービス付高齢者向け住宅、訪問介護等の関連施設が集積され たシカバレーを見学。集積効果と課題について伺った。この類の施 設では介護と医療の連携が一番の課題だが、ここは非常にうまく連 携がとれている希有な例となっている。施設に勤務する女性のため の託児施設も備え、その労働現場としての至便性に止まらず、子供 たちとの交流による高齢者への精神的効果も生まれており、施設集 積の効果を上手く作り出している印象を受けた。 この他、生きにくさを抱える若者のための「暮らしの学校」・農楽 の~らを訪問。代表の木村尚子さんにお話を伺った。 5.まとめ ICTツールによって課題解決の一助は可能かというテーマで始めたWSだ ったが、まず認知症に対する基本的理解が必須なテーマである事を理解し、今 年度はその一端を見るに止まった。3月に兵庫県予防医学協会が新館に移転し、 6月から高齢者ドックを開始。その中に認知症対策も含まれているため、新館 の施設見学と予防医学協会からお話を伺う機会をもつ第5回WSを予定してい たが、同協会が移転により繁忙のため実現できなかったのが残念である。いず れにしても、これから頂点へと向かう超高齢者社会の一大課題であるため、医 療・介護に関する情報の発信や共有、症状の進行に効果のありそうなコンテン ツやその展開について今後も注視していくべきであり、そこからICTの有効 な活用による改善、解決への道が開かれていくものと思う。 例年通り、それぞれ参加者有志から感想を頂いたので、それをもって本年の 結びとする。 ☆このワークショップの問題意識は、タブレットなど高齢者に親和性のある デバイスを活用して、昔の写真等を高齢者に見せることにより、記憶を甦らせ 会話を促すことにより認知症を予防できないかであった。 7 月下旬に神戸大学大学院保健学研究科の種村教授を講師に招き、①認知症に ならない(予防)②認知症の進行を遅らせる(維持)③認知症になっても自分 の家に長く住み続ける(支援)④自らが社会に参画する。の 4 つの研究ポイン トの示唆を受けた。その中で、スエーデンの事例として「テンタクルス」とい う音声で案内をする家の紹介があった。例えば出かけるときに「照明は切りま したか?」とシステムが問うてくれる。これは居住者の持てる能力を活かす家 - 50 - で、全自動の便利な家にすると、居住者の能力は衰えていくとのことである。 その他高齢者の使いやすい商品の紹介などもしていただいた。タブレットの活 用に限らず、広くシステムの活用を考えてはどうかと思った。 8 月下旬には垂水区保健福祉部健康福祉課から「あたまいきいき教室」の取り 組みについて話を聞いた。平成 16 年度から認知症対策として、脳活性化体操、 足指力測定、お手玉、回想かるたなどを使い、区内の地域福祉センターで地域 リーダーが高齢者を指導している。 「回想かるた」は昭和時代の洗濯機などのカ ードでまさにこれをデータ化してタブレットに配信すれば当ワークショップの 一つの目的が達成できるのではないかと思った。[秋定] ☆第 4 回 WS 11/30 豊岡視察に参加した。一番驚いたのは、最初の見学施設の シカ・バレーでの採用状況だった。確か 50 人以上を一年間でスタッフを採用で きたと言うことだった。日頃、医療や介護関係の採用支援もしているので、失 礼ながら、この田舎で介護系のスタッフを揃えるのは大変なことだろうと思っ ていたが、それは見事に裏切られた。 施設内に託児所が完備されていることが一番大きいということであったが、 それだけであれば、世の中には多く存在する。 この施設の託児所は、入口付近に配置されていて、訪問者からもよく見える ようになっている。すると高齢者が施設を脱出しようとしても、つい託児所内 の子供達を見て立ち止まり、抑止に繋がっているそうだ。しかし、それは脱出 防止ということだけではなく、子供達の見守りをしているようにも見え、この 施設での「共生」を感じられた。 また、シカ・バレーだけでなく、後半に見学したのーらにも、やはり理念を 実現する縁の下の力持ちがおられて、まさに脱帽だった。[佐伯] ☆高齢化社会→高齢社会→超高齢社会というふうに、日本において高齢者の 割合が徐々に進む中で、それぞれの世代がお互いに豊かな生活を送ることを目 指して、少しでも社会的課題を解決できるよう、様々な分野の技術を駆使して いくことが必要であることは自明である。 医療技術はさることながら、機械仕掛け(ロボット技術など)でのサポート や食事・運動といった生活のベースになるもの、あるいは、五感に訴えるもの などまで、駆使する分野は広がるが、そういう中の技術手段のひとつが ICT で あると理解している。 特に ICT という分野が優れている点は、コミュニケーションに強く関与でき ることであると考える。今回のワークショップに参加し講師の方々の話しを拝 聴すると、やはりコミュニケーションの大切さが重要視されている。また、最 近の NHK の番組では認知症ケアとして「ユマニチュード」と呼ばれる手法が取 り上げられており、その手法のねらいは「高齢者とのコミュニケーションの改 善」にあるそうだ。これから自らがさしかかる高齢社会に向けて、より良いコ ミュニケーションに貢献できるよう、あるいは主体的に関われるよう、 『アンチ - 51 - エージング ICT』 (造語)なるものを今後のキーワードのひとつとしていきたい。 [谷口] ☆本年度の本ワークショップでは、ICTと認知症予防というテーマに基づ いて、認知症患者へのICT技術を利用した在宅支援の取り組みや、神戸市垂 水区における地域ぐるみの認知症予防体操やリーダー育成などの取り組みにつ いて、それぞれ、専門の方々からお話を伺いました。また、このほか、豊岡視 察では、小規模多機能型居宅介護の施設や、農作業などの就労体験 を通じた軽 度発達障害者への就労支援の取り組みなどを見学しました。このうち、 「認知症 患者へのICT技術を利用した在宅支援」に関しては、ICTを利用した家電 を活用することで、認知症患者の潜在能力を生かしつつ、社会的費用の抑制に もつながる取り組みとして、将来の可能性を感じました。 「垂水区の認知症予防 の取り組み」については、予防体操の活動やリーダー育成の取り組みの効果が、 認知症予防として実際の数字にも表れるなど、高齢化社会の今後を考えるうえ で示唆に富んだものであると感じました。また、豊岡視察については、 「小規模 多機能型居宅介護」という、利用者の経済的負担の軽減を考えつつ居住者のプ ライバシーにも配慮した取り組みや、「農作業などを通じた就労支援」という、 地元の自然を生かした軽度発達障害者への就労支援の取り組みが、地域に根差 した地道な活動として、それぞれ印象に残りました。[橋本] ☆第 3 回 WS、垂水区の取り組みの「垂水区あたまいきいき教室」は、元気な 高齢者の健康支援の必要性から、区役所と地域の協議会が一緒になって、認知 症の予防への取り組みをすでに 10 年も実施しているが、マンネリ化を防ぐ改善 も続けており、今後も活動の裾野を広げ、高齢者が元気であり続ける事ができ るよう期待します。又、ICT 活用としては、プラス評価にあった「回想カルタ」 などをタブレットなどで有効な利用が出来るのでは無いかと考える。 第 4 回 WS、豊岡シカバレー視察では、高齢者の生活の支援施設を近隣に総合 的に集約させており、介護が必要になる前から介護が必要ななった場合でも安 心して暮らせる地域を作っていた、その中でも保育所(現在は職員さんの子供を 預かっている)があり、その子どもたちの日常に高齢者がいるのも良い環境であ るが、自然な感じで子供が高齢者を見守っている感じがしてこれは良い取り組 みだと思いました。又、色々なイベントで地域の人々とコミュニケーションを 取られており、今後も高齢者がなにげにそこにいる地域を作って行かれること を期待しています。 すでに始まっている高齢化社会、今回のテーマである認知症、原因となる病 気はさまざまですが、最近増えているアルツハイマー型の認知症では、ある日 突然症状が出るわけではなく、発症から明確な症状が出るまでには 10 年はかか ると言われています。もしこの間に進行を遅らせる事が出来るのであれば、よ り良い老後が送れることになると思います。又、認知症になっても安心して暮 らせる地域ができることを期待しています。[浜崎] - 52 - 平成25年度 ワークショップ4 「ソーシャルメディアのマーケティング活用の可能性についての研究」 活動報告書 リーダー:浜崎 修二(有限会社パウゼ) 1.研究のテーマ・ねらい等 YouTube やニコニコ動画といった動画共有サービスや、USTREAM やニコニコ生 放 送 な ど リアルタイムに発信できるリアルタイムストリームや、Facebook や mixi といった SNS(social network service)、ブログ、Twitter などのミニブロ グなど、ユーザーどうしが情報を発信させる事によって、コミュニケーション を促進することが可能なサービスはいずれもユーザーが情報を発信、共有、拡 散させることが出来る機能が備わっている。 今回の研究では、実際にソーシャルメディアをマーケティング活動に活用し ている事例を調べ、今後のソーシャルメディアサービスに即したビジネスへの 活用方法を研究する。 2.研究期間 平成25年7月~平成26年2月 3.参加メンバー(氏名50音順、敬称略) 網本 雅生 株式会社ジャム・デザイン 市成 修 株式会社ムーブ 辻村 謙一 専門学校神戸カレッジ・オブ・ファッション 土川 貴久 株式会社日本ビジネスデータープロセシングセンター 中本 広樹 凸版印刷株式会社 奈良 浩美 株式会社ムーブ 浜崎 修二 有限会社パウゼ 原山 和繁 有限会社ビデオクラフト 藤岡 秀和 特定非営利活動法人HINT 發知 良之 株式会社アルファミクス 宮本 正和 アイクラフト株式会社 盛田 政敏 盛田コンサルティング 4.活動記録 第1回 日 時:平成25年7月17日(水)18:00~19:45 場 所:サンパル7階 IT研修室 参加者数:COPLI会員5名 概 要:次のキーワードについて参考資料をもとに参加者とともに検討した。 - 53 - 1)ソーシャルメディアの種類と内容・特徴・代表例 SNS、地域SNS、ブログ、ミニブログ、Twitter、動 画共有サイト、ネット上の掲示板 2)消費者の購買行動プロセス AIDMA → AISAS → SIPS 【AIDMA】アイマド 1.Attention(注目)、2.Interest(関心)、3.Desire(欲求)、 4.Memorry(記憶)、5.Action(行動、購入) 【AISAS】アイシス(電通が提唱し、商標登録している) 1.Attention(注目)、2.Interest(関心)、3.Search(検索)、 4.Action(行動、購入)、5.Share(共有、商品評価をネットで共有 しあう) AISAS とはインターネットに関わる消費行動の段階で、AIDMA に 対して提唱された概念である。 最初の A、I、二つ目の A は AIDMA と同じだが、最初の S は Search (検索)、2 つ目の S は Share(共有)を指す。 【SIPS】シップス(電通モダン・コミュニケーション・ラボが提唱 した、ソーシャルメディアに対応した生活者消費行動モデル) 1.Sympathize(共感)、2.Identify(確認)、3.Participate(参加)、 4.Share&Spread(共有&拡散) 3)マーケティング 3.0 フィリップ・コトラー ・ソーシャル・メディア時代の新法則 ・価値主導型のマーケティング ・顧客との交流:多数対多数の協働、有効になるのが社会貢献を 基軸としたマーケティング 3.0 である。 4)次に事例研究として、次の事例について参考資料をもとに参加者 とともに検討した。 (1)「Twitter を理解していなかった」 ~UCC、キャンペーン"炎上"を説明 勉強会で経験共有へ (2) 無印良品、くらしの良品研究所 ・ファン(消費者)と一緒に商品を開発していく ~事例:自立するフローリングモップケース ・「リアルも Web も変わらない」 ~ファン 100 万人の「無印良品」アカウントを 1 人で支える風 間さん (3) 消費者との共同開発で商品を「共創」する ~フィアット社 MIO に見る、ユーザーの巻き込みの方法 (4) 全日本空輸株式会社(ANA) ~社内で様々な部門を経験した人間をソーシャルメディア担当 に - 54 - 5.まとめ ソーシャルメディアの時代になり、顧客が企業から情報だけ判断するよりは、 Facebook の「いいね!」、Twitter のリツイートと行ったアクションが、情報 に共感したことを表現している事となり、友人・知人から自分に有益である 可能性が高い情報が選別され、受動的に情報を受け取るよりスピーディに情 報を知ることが出来るようになってきている。このように、身近な信用でき る人のアドバイスをより重視する世界になってきた今こそ、企業は顧客の意 見をソーシャルメディアから素早く拾い出し、商品・サービス改善に取り組 む必要があると思います。 最後にソーシャルメディア上で起こっていることは、我々の社会の延長線上 であり架空の世界ではない、人格を疑われることを行えば当然その報いは受 けることになる、そのことを十分に考え利用しなければいけないと思います。 - 55 - (参考資料) ○総務省「次世代 ICT 社会の実現がもたらす可能性に関する調査研究報告書」(2011 年 3 月) http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/linkdata/h23_05_houkoku.pdf ○SIPS~来るべきソーシャルメディア時代の新しい生活者消費行動モデル概念~ http://www.dentsu.co.jp/sips/index.html ○「SIPS」という考え⽅、そして共感の時代のメディア http://adv.yomiuri.co.jp/ojo/tokusyu/20110207/201102toku4.html ○「マーケティング 3.0」と広告コミュニケーション http://adv.yomiuri.co.jp/ojo/tokusyu/20110805/201108toku6.html (事例) ○「Twitter を理解していなかった」――UCC、キャンペーン“炎上”を説明 勉強会で経験共有へ http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1002/09/news081.html ○無印良品 ・くらしの良品研究所 http://www.muji.net/lab/ ・ファン(消費者)と一緒に商品を開発していく 事例:自立するフローリングモップケース http://www.muji.net/lab/project/mop/ ○「リアルも Web も変わらない」――ファン 100 万人の「無印良品」アカウントを 1 人で支える風間さん http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1207/02/news009.html ○全日本空輸株式会社(ANA)~社内で様々な部門を経験した人間をソーシャルメディア担当に~ https://www.facebook.com/ana.japan ○消費者との共同開発で商品を「共創」する ~フィアット社 MIO に見る、巻き込みの方法 http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20120514/308636/?ST=career&P=4 - 56 - 平成25年度 ワークショップ5 「屋内位置推定技術の実用化に関する研究」活動報告書 リーダー:吉田 博哉(神戸情報大学院大学) 1.研究のテーマ・ねらい等 近年、iPhone や Android 携帯端末といったスマートフォンの普及に伴い、個 人に対するジオメディア(位置情報)サービスが身近なものとなっている。な お、ジオメディアサービスを実現するには、携帯端末の位置情報を測位する必 要があり、一般的な測位手法として、1)GPS 衛星の信号から推定する方法、2) 各キャリアが設置している基地局からの電波到達状況から推定する方法、など が挙げられる。 一方で、ショッピングセンターを始めとする屋内大型施設や地下街など、前 述した各種電波を受信し難い環境においては、位置推定の精度が低下する事か ら、未だジオメディアサービスへの展開がなされていない。 本ワークショップでは、無線 LAN(IEEE 802.11)の受信電波による位置推定 手法(位置指紋法)に着目し、従来方式による位置推定では精度が見込めなか った場所でのジオメディアサービスの可能性を探り、実用化に向けての課題点 を整理する。 2.研究期間 平成25年4月~平成26年3月 3.参加メンバー(氏名50音順、敬称略) 秋國 寛 株式会社ワイズエッグ 足立 勇人 株式会社NTTドコモ関西支社神戸支店 新井 イスマイル 明石工業高等専門学校電気情報工学科 大寺 亮 神戸情報大学院大学 久保 元 アイクラフト株式会社 孫 一 神戸情報大学院大学 中嶋 諭 株式会社ステップワン 中山 智行 株式会社日本ビジネスデータープロセシングセンター 浜崎 修二 有限会社パウゼ 濱村 亮 株式会社日本ビジネスデータープロセシングセンター 福本 晋也 株式会社ワイズエッグ 横山 輝明 神戸情報大学院大学 吉田 博哉 神戸情報大学院大学 - 57 - 4.活動記録 第1回 日 時:平成25年7月8日(月)18:00~20:00 場 所:神戸情報大学院大学 講義室(3F) 参加者数:COPLI会員 7名、オブザーバ 0名、計7名 概 要:1) 屋内位置推定技術の動向 2) WiFi 電波強度を用いた位置測位の課題 3) ワークショップ実施に関する意見交換、等 まず、「屋内位置推定技術の動向について」では、屋内施設や地 下街においてジオメ ディアサービスを展 開したいというニー ズを 確認した。その上で、全地球測位システム(GPS)が利用出来ない 場所でジオメディアサービスを展開する場合、位置測位手法である 自律測位や音波、Wi-Fi を使用した国内外の事例を紹介し、それら の課題について確認した。 次に、 「Wi-Fi 電波強度を用いた位置測位の課題」では、位置指紋 法の仕組みと実現方法について解説した。その後、代表者が実施し た位置指紋法による 屋内位置推定に関す る実証実験の内容や 結果 を説明の上、本手法の課題や精度向上に向けた取り組みについて議 論を交わした。 最後に、「今後のワークショップ開催について」では、今後のワ ークショップの開催頻度、開催テーマ案、実施内容を説明し、企業・ 大学間で本技術の実用化を検討する事で、参加者全員が価値を見出 せるワークショップを目指すことを確認した。 第2回 日 時:平成25年9月26日(木)19:00~20:30 場 所:神戸情報大学院大学 講義室(3F) 参加者数:COPLI会員 8名、オブザーバ 0名、計8名 講 師:足立 勇人様(株式会社NTTドコモ) 概 要:1) 現在求められる O2O サービス 2) 「ショッぷらっと」サービスの概要 3) サービス導入状況と今後の展開、等 まず、「現在求められる O2O サービス」では、ネット(オンライ ン)の力を駆使して、現実社会(オフライン)のリアル店舗へ消費 者を呼び込み、商品サービスの利用を促進する O2O サービスが普及 している事を確認した。その中で、わくわくする体験が出来て思わ ず店舗に行きたくなる仕掛けを提供する事が重要であり、スマート フォンを利用して、リアルの場で楽しみながら使える便利なオンラ - 58 - インサービスこそ、現在求められる O2O サービスである事を説明頂 いた。 次に、「ショッぷらっと」サービスの概要」では、本サービスの 仕組みである音波を検知し、サーバから情報を配信する仕組みを紹 介頂いた。その上で、実際の音波装置やスマートフォンで動作する 「ショッぷらっと」アプリケーションを利用したデモンストレーシ ョンを実演頂いた。その中で、音波を利用した結果、狭い範囲での チェックイン把握(エリア推定)が可能である事を説明頂いた。 最後に、「サービス導入状況と今後の展開」では、2013 年 4 月よ り進めていたトライアルサービスの実績として、来店効果/売上効 果な どの アン ケ ート 結果 や加 盟店 イ ンタ ビュ ーに よる サ ービ ス の 有効性と今後のサービス拡大計画について説明頂いた。 第3回 日 時:平成25年12月2日(月)19:00~20:30 場 所:神戸情報大学院大学 講義室(3F) 参加者数:COPLI会員 18名、オブザーバ 4名、計22名 講 師:戸田 和宏様、鈴木 淳一様、熊谷 誠治様 (電通国際情報サービス オープンイノベーション研究所) 概 要:1)屋内測位技術とサービスマッチングの現状 2)グランフロント大阪の公式サービス『コンパスサービス』を支 える ISID の街向け IT 基盤『+fooop!』紹介と今後のソーシャル シティ構想、等 まず、 「屋内測位技術とサービスマッチングの現状」では、 「無線 LAN」「可視光」「IMES」「BluetoothLE」「音波」「PDR」などの屋内測 位技術の概要について紹介頂き、それらの技術を組み合わせた 「PlaceEngine」や 「Place Sticker®」といった屋内位置測位プラ ットフォームの紹介を踏まえて、技術に関する特許問題やサービス レイヤの重要性について説明頂いた。 さらに、「グランフロント大阪の公式サービス『コンパスサービ ス』を支える ISID の街向け IT 基盤『+fooop!』紹介と今後のソー シャルシティ構想」では、街を知り、参加し、繋がるといったイン タラクティブな街の情報プラットフォーム「+fooop!」の紹介や、 来街者の行動の幅を広げるコンシェルジュキャラクター「クピ」に よる情報配信、発信者/中継者による実空間・仮想空間の連携の仕 組み、等について説明頂いた。 - 59 - 第4回 日 時:平成26年1月21日(火)19:00~20:30 場 所:神戸情報大学院大学 講義室(3F) 参加者数:COPLI会員 11名、オブザーバ 0名、計11名 講 師:本村 駿様(兵庫県立大学大学院工学研究科) 小柳 健吾様(神戸情報大学院大学情報技術研究科) 概 要:1)センサノードを用いた位置推定手法(本村様) 2)電波強度マップの効率的な構築・管理手法(小柳様) まず、「センサノードを用いた位置推定手法」では、ZigBee のポ ップカウントを利用し、ノード間距離により位置推定を行う手法に ついて紹介頂いた。その際、カルマンフィルタを用いたノイズ除去 の方法や、ZigBee で計測した LQI(通信品質)情報をブロードキャ スト通信でシンクノード(位置推定を行うコンピュータ)に送信す る方法、位置推定アルゴリズムについて説明頂いた。 さらに、「電波強度マップの効率的な構築・管理手法」では、位 置指紋法を実現する上で必要となる電波強度マップを構築・管理す る際に、計測点における電波強度収集作業を軽減させるため、計測 点を間引く方法について紹介頂いた。特に、間引いた計測点に対し、 補間法を用いて電波強度を推定し、位置推定精度にどのような影響 を及ぼすか説明頂いた。 5.まとめ WS5 の企画当初は、無線 LAN(IEEE 802.11)の受信電波を用いた位置指紋法 に着 目し て進める予定であったが、ワークショップを実施する中で「可視光 」 「IMES」「BluetoothLE」「音波」「PDR」といった手法を取り上げる事が出来た。 また、企業の方や大学の研究者を講演者として招聘し、屋内位置測定技術に関 する実用化の視点のみならず、技術動向について共有出来た。 なお、当初は、参加者全員が価値を見出せるワークショップを目指したが、 技術共有のみとなってしまった。現場ニーズを把握している方や、実際に導入 を検討されている方にも本ワークショップへの参加を呼びかけ、サービス導入 視点での議論できる場を調整するなど、ワークショップ運営に工夫が必要であ る。今後は、技術共有した内容を踏まえ、実用化に向けた課題解決について検 討していきたい。 - 60 - 平成25年度 収支決算報告書 (平成25年4月1日から平成26年3月31日) 収入の部 項 目 会員会費収入 セミナー等分担金 交流会等参加費ほか雑収入 (総会・セミナー・情報交流会等) 前年度繰越金 預金利息 収 25 年度 予 算 額 25 年度 決 算 額 3,410,000 3,230,000 3,360,000 0 100,000 0 0 616,000 1,000,000 486,500 △129,500 1,961,777 1,821,751 1,821,751 △140,026 403 2 △319,524 401 入 合 計 5,988,178 6,151,751 5,668,654 24 年度 決 算 額 1,180,886 25 年度 予 算 額 2,100,000 25 年度 決 算 額 929,612 237,290 285,142 183,280 137,774 187,400 150,000 400,000 400,000 400,000 150,000 500,000 250,000 302,980 187,833 125,914 0 146,945 165,940 962,000 1,032,000 1,002,000 80,000 882,000 100,000 882,000 120,000 882,000 支出の部 項 目 プロジェクト等事業費 交流・視察 ICT企業支援 地域貢献 P-MODAN神戸 ワークショップ U-35 情報発信経費 (単位:円) 前年度決算比 備考 (増減) △50,000 24 年度 決 算 額 (単位:円) 前年度決算比 備考 (増減) △251,274 インターネッ ト交流の中止 40,000 (ホームページ運営等) ライター原稿料等 ニュース編集・制作、サーバ管 理、ホームページ更新費 広報活動 総会・セミナー開催経費 総会 セミナー・情報交流会 事務局運営経費ほか 事務局運営経費 雑費 支 出 合 計 次 年 度 繰 越 金 0 50,000 0 1,331,274 1,600,000 1,341,111 690,784 640,490 700,000 900,000 664,591 676,520 692,267 719,751 701,250 630,000 62,267 630,000 89,751 630,000 71,250 4,166,427 5,451,751 3,973,973 △192,454 1,821,751 700,000 1,694,681 △127,070 - 61 - COPLI セミナー の開催数の減 9,837 8,983 - 62 - 地域 ICT推進協議会 (COPLI) 規約 約 (案) 協 ( P ) (名 称) 第1条 本会は、地域ICT推進協議会(以下「協議会」という。 )と称する。英語表記は、 Council for Promotion of Local Information, Communication and Technology とし、 通称名は“COPLI” (コプリ)とする。 (目 的) 第2条 本協議会は、ICTを利活用することにより、新しい産業活動の創造とICT関 連産業の集積・活性化並びに地域社会・経済の発展等に資することを目的とする。 (活動内容) 第3条 本協議会は、前条の目的を達成するために、次の活動を行う。 (1)会員相互間の情報交換及び交流に関すること (2)ICTに関する調査・研究及び提言並びに実践に関すること (3)ICTに関する啓発並びに人材育成、研修会、講演会に関すること (4)協議会と同じ目的を持った団体や他地域の諸団体との連携に関すること (5)ICT関連産業の集積・活性化の支援に関すること (6)ICT新技術の情報収集と提供に関すること (7)ICTを活用し、地域社会に貢献すること (8)その他、協議会の目的に資する事業 (会 員) 第4条 本協議会は、次の会員で構成する。 (1)一般会員……協議会の活動の目的に賛同し、参画する企業・団体・個人 (2)特別会員……協議会の活動の目的に賛同し、参画する教育機関、行政関連団体およ び協議会の活動にとくに貢献のある、または貢献のあった個人 (役 員) 第5条 本協議会に、次の役員をおく。 (1)会長 1名 (2)副会長 若干名 (4)事務局長 1名 (5)監事 2名 (3)幹事 15名程度 (役員等の選任) 第6条 会長は、総会において会員の中から選任する。 2 副会長、監事は、総会において会員の中から選任する。 3 幹事、事務局長は、会員の中から会長が指名する。 4 会長は、協議会の運営に必要な助言や協力を行う者を顧問として指名することができ る。 - 63 - (役員の職務) 第7条 会長は、協議会を代表し、業務を総括する。 2 副会長は、会長を補佐するとともに、会長に事故があったとき、その職務を代行する。 3 幹事は、協議会の目的を円滑に進めるため、必要な業務を執行する。 4 事務局長は、協議会の事務を統括し処理する。 5 監事は、協議会の業務及び会計を監査する。 (役員の任期) 第8条 役員の任期は、2年間とする。ただし、再任を妨げない。 2 役員は、会長に報告の上、自己の都合により辞任することができる。 3 役員に欠員が生じた場合、第6条の規定に基づき選任し、その任期は前任者の在任期 間とする。 4 役員は、任期満了の場合においても、後任者が就任するまでは、前任者がその職務を 行うものとする。 (総 会) 第9条 総会は、会員をもって構成する。 2 総会は、会長がこれを招集する。 3 総会の議事運営は、会長が主宰する。 (総会の決議事項) 第 10 条 総会は、次の事項を決議する。 (1)事業計画及び予算の決定 (2)事業報告及び収支決算の承認 (3)規約の変更 (4)会長、副会長及び監事の選任 (5)その他協議会の運営に関する重要事項 (幹事会) 第 11 条 協議会に幹事会をおく。 2 幹事会は、会長、副会長及び幹事をもって構成する。必要があると認めるときは、会 長は顧問に出席を求めることができる。 3 幹事会は、第3条に定める活動に関する企画・立案を行うとともに、次の事項を議決 する。 (1)総会に付議すべき事項 (2)総会の議決した事項の執行に関すること (3)その他総会の議決を要しない業務の執行に関すること 4 幹事会は、会長、副会長の承認を得て事務局長が召集する。 - 64 - (実行委員会等) 第 12 条 第3条に定める活動を行うため、 必要に応じて事業別実行委員会やワークショッ プ(以下「実行委員会等」という。 )を置くことができる。 2 実行委員会等には、委員長の承認のもと、会員外の者がオブザーバーとして参加する ことができる。 3 このほか、実行委員会等の構成、設置及び運営に関して必要な事項は、幹事会で定め る。 (会 費) 第 13 条 協議会の運営に要する費用は、会員が納入する会費をもって充てる。 2 一般会員の会費は別表に定めるとおりとする。 3 一般会員のうち幹事会で承認を得た個人、および特別会員については会費を徴収しな い。 4 神戸市の年間の負担金は30万円とする。 (入退会) 第 14 条 協議会への入会、 または協議会からの退会を希望するものは、 事務局へ入会届 (退 会届)を提出するものとする。提出された入会届(退会届)については、幹事会の承認 をもって入会(退会)とする。 2 前条の会費を2年間に渡り滞納した会員に対して、一定の期間を設けて督促を行った にも関わらず、なお会費の納入が無い場合には、幹事会の決定により当該会員を退会さ せることができる。 (事業年度) 第 15 条 協議会の事業年度は、 毎年4月1日に始まり、 翌年3月31日をもって終了する。 (事務局) 第 16 条 協議会の庶務を行うため事務局を置く。 (個人情報の取り扱い) 第 17 条 協議会の活動において、個人情報を取り扱うときは、個人情報の保護に関する法 律等法令の定める取り扱いに準拠して取り扱うものとする。 (その他) 第 18 条 このほか、前記規約に定めのない事項は、幹事会の協議を経て別途決定する。 附 則 1 この規約は、平成19年5月21日から適用する。 2 この規約は、平成20年5月16日から適用する。ただし、第13条2項および別表 については、平成20年4月1日から適用する。 - 65 - 3 4 5 6 この規約は、平成23年5月11日から適用する。 この規約は、平成24年5月12日から適用する。 この規約は、平成25年5月11日から適用する。 この規約は、平成26年5月10日から適用する。 (別表) 従業員数および売上高 個人 会費(1口) 3万円 5人以下または5千万円以下 4万円 100人以下または10億円以下 5万円 101人以上かつ10億1円以上 またはその他の企業団体など 6万円 ※ 従業員数については、中小企業基本法における、サービス業の中小企業の定義に準拠 ※ 従業員数および売上高については、企業の総従業員数および総売上高で判断する (支店単位などは不可) - 66 - 地域ICT推進協議会(COPLI)規約(案)ぬきがき (現 行) (改 正 案) (役員等の選任) 第6条 略 4 会長は、特別会員の中から特に指名する者 4 会長は、協議会の運営に必要な助言や協力 を、協議会の運営に対し必要なアドバイス等を を行う者を顧問として指名することができる。 行う顧問とすることができる。 (実行委員会等) 第 12 条 略 2 実行委員会等には、委員長の承認のもと、 会員外の者がオブザーバーとして参加すること ができる。 2 実行委員会等の構成、設置及び 3 このほか、実行委員会等の構成、設置及び 運営に関して必要な事項は、幹事会で定める。 運営に関して必要な事項は、幹事会で定める。 - 67 - 地域ICT推進協議会(COPLI) 役員等一覧(案) (順不同・敬称略) 会 長 副 会 長 力宗 幸男(兵庫県立大学大学院 応用情報科学研究科 教授) 永吉 一郎(株式会社神戸デジタル・ラボ 代表取締役) 多井 監 事 剛(流通科学大学 総合政策学部 准教授) 佐藤 真治(神戸商工会議所 管理部 管理チーム 次長) 盛田 政敏(盛田コンサルティング 代表) 幹 事 赤井 博幸(株式会社 NTT ドコモ 関西支社 神戸支店 法人営業部長) 秋定 石若 敦(神戸市 企画調整局 情報化推進部 ICT計画推進担当課長) 通利(株式会社さくらケーシーエス 事業推進部 技術統括部 情報戦略グループ グループ長) 川本 英貴(コベルコシステム株式会社 木川 幸則(ネクストジェネレーション株式会社 代表取締役) 佐伯 里香(株式会社ユーシステム 代表取締役) 菅原 和久(兵庫県 産業労働部 産業振興局 新産業課 情報・サービス振興班長) 谷口 尚生(株式会社神戸コミュニティ・エクスチェンジ 代表取締役) 経営企画部 主席担当部長) 辻村 謙一(専門学校神戸カレッジ・オブ・ファッション) 中山 敏暢(株式会社神戸新聞社 橋本 英治(神戸芸術工科大学 デジタル事業局メディアプロモート室長) 先端芸術学部 教授) 浜崎 修二(有限会社パウゼ 代表取締役) 福岡 壯治(神戸電子専門学校 校長) 發知 良之(株式会社アルファミクス 代表取締役) 事務局長 宮田 英和(株式会社サンテレビジョン 取締役 総務局長兼経営企画室長) 山下 和良(西日本電信電話株式会社 兵庫支店 副支店長) 吉田 博哉(神戸情報大学院大学 山本 裕計(アイクラフト株式会社 代表取締役) 事務局次長 秋國 顧 問 情報技術研究科 講師) 寛(株式会社ワイズエッグ 代表取締役) 井内 善臣(兵庫県立大学 経営学部 教授) 加藤 恵正(兵庫県立大学 政策科学研究所 教授) 長野 勝利(神戸市看護大学 名誉教授) 前田 裕昭(株式会社神戸新聞社 神戸新聞地域総研 主任研究員 兼 デジタル事務局メディアプロモート室データベース担当部長) - 68 - 平成26年度 事業計画(案) 1.基本方針 本協議会は、ICT(情報通信技術)に関わる民・学・産と行政によるコン ソーシアムとして、主に神戸を中心とした兵庫県域において活動し、そこでの 交流を通じたICTによる地域経済の活性化と、多彩な活動を通じた地域及び そこに住む人たちへの貢献という2つを「基本理念」に掲げている。 この2つの「基本理念」を実現するため、本協議会では以下に示す4つの「行 動指針」を定め、最新の情報技術等に関するセミナー等の開催、ICT分野に おける企業間あるいは企業と人材のマッチング、電子メールを活用したニュー スの発行等による会員相互の情報の受発信などに取り組んできた。 スマートフォン等の急速な普及により、インターネットがより身近になり、 電子商取引等のインターネット上のサービス利用が拡大し、いつでもどこでも、 情報通信技術の恩恵を受けられる環境が整ってきた。また、ポートアイランド では、スーパーコンピュータ「京」が供用開始され、民間企業が研究開発に役 立てる「産業利用」が始まっており、ソフトウェア開発などの分野で地元経済 への波及が期待されている。本協議会としても、活動や会員のもつ技術を通じ て、地域の人々がICTを利活用できる快適な社会の実現、地域の企業の生産 性や事務効率の向上、地域経済の活性化に貢献したいと考える。 また今後、経済成長の期待される中国、東南アジア等に進出を考える会員企 業が増えることが想定されることから、国際都市・神戸にふさわしい協議会と して海外のICT団体との交流や協議会活動の海外への情報発信などにも務め ていく。 【地域ICT推進協議会 行動指針(平成20年3月18日 幹事会承認)】 ①技術向上:会員の技術力の研鑽に努めるとともに、地域に根ざした産学連 携を活発にし、ICTを活用した高度な製品・サービスの創出に寄与する。 ②地域貢献:地域の安心・安全な情報化社会の実現に寄与するとともに、I CTを利活用して地域経済の活性化に取り組む。 ③人材育成:次世代を担う地域のICT人材の育成に寄与する。 ④交流・融合:会員相互の交流を通じ、各会員の利益向上に努める。 2.活動内容 本協議会の活動は、 「会員が単独では出来ないことを、会員相互や地域の皆さ ん、他の情報化推進関連団体などと協調・連携しながら実施していく、また実 施していける」ということに最大の特長がある。 - 69 - 本年度も4つの行動指針を実現するため、4つの委員会「交流・視察」 「IC T企業支援」 「地域貢献」 「P-MODAN神戸」の活動を中心に、 「会員の最大 参加と会員・地域への最大フィードバック」を基本姿勢に据え、担当幹事を中 心に各々の取り組みを進めていく。 また、会員有志の自主的な勉強会であるワークショップについても、引き続 き、会員からの提案を受けて、多くの会員の参加を募って行う。活動内容によ っては、ワークショップのメンバーにとどまらず、広く会員全体に参加を呼び かけて実施する。 委員会、ワークショップとも、地域における「民・学・産と行政」のネット ワークで展開可能という本協議会の強みを最大限に生かし、活動への参加が会 員にとって意義深いものとなるよう努める。 (1)委員会による活動 ①交流・視察委員会 外部講師の招聘による講演や会員によるプレゼンテーションの場を提供 するなど、他の委員会やワークショップとの連携を図りつつセミナーや交 流会を開催するほか、会員が家族ぐるみで参加できるようなレクリエーシ ョンを企画する。また、市内外の他のICT推進団体とも連携し、会員間・ 会員外(異業種も含む)との人的ネットワークの拡大を図る。さらに、I CT関連の技術動向の情報を収集し、調査研究することを目的に、国内外 のICT事情にかかる現地視察を実施する。 (26年度の計画) ・セミナー:年3回程度開催 ・情報交流会:隔月開催 ・視察:ICT事情の見聞を広めるにふさわしいテーマを設定し実施 ・会員間の親睦を深めるレクリエーション企画 ・市内外のICT推進団体が主催するイベントへの参画 ・神戸 IT フェスティバル開催への協力 ②ICT企業支援委員会 ICT企業を中心に他業種と交流するビジネスマッチングを開催し、会 員企業の取引先拡大や情報収集に役立てる。また、教育機関と連携して学 生等に地域のICT企業を紹介する取り組みを行うことで、雇用機会の増 大をはかり、地域のICT産業の育成に資する。 (26年度の計画) ・他地域、他業種と交流するビジネスマッチングの開催 ・就職希望学生と会員企業とのマッチング ・国際フロンティア産業メッセにおいて、COPLI 及び会員企業の PR を強 化する ・地域の学生へのICT業界の理解促進及び地元ICT企業の紹介 - 70 - ・地域の学生のインターンシップの受入れ ・兵庫県・神戸市の情報システム関連業務の地元企業参入拡大の研究 ・スパコン、医療及びファッションに関連するビジネスチャンスの研究 ・神戸ITフェスティバルに対する協力・支援 ・技術分野での会員企業ニーズの把握および支援 ・共同社員研修 ③地域貢献委員会 地域で実施されている様々な社会貢献活動に協議会として協力するとと もに、ICTの利活用による会員の地域貢献活動を推進する。 (26年度の計画) ・会員企業・団体が実施している地域貢献活動の紹介 ・ICT分野のセキュリティに関連する啓発活動 ・優れた地域貢献活動を行っている企業の発掘や顕彰 ④P-MODAN神戸 「子どもに夢を」というキーワードのもと、今まで実施してきた地域の こどもと海外のこどもとの交流を踏まえ、ICTを利活用したこどもの交 流活動支援を中心に、他の委員会とも積極的・有機的に連携した形での活 動に取り組む。 (2)ワークショップによる活動 地域振興や技術向上、人材育成など本協議会の基本理念に適合する提案 について、会員から提案を受けて、幹事会での承認を経たのち、提案者を 中心に専門的・具体的な勉強会を行う。新しい産業活動の創造や地域社会・ 地域経済の発展への貢献、新たな通信技術の動向、ICT人材教育に関す る研究など、協議会活動と関係が深い分野のテーマを取り上げる。 (参考)25年度のテーマ ①SNS研究会 ②次世代モバイル端末とOSの利活用に関する研究 ③ICTを活用した認知症予防プログラムの研究 ④ソーシャルメディアのマーケティング活用の可能性についての研究 ⑤屋内位置推定技術の実用化に関する研究 (3)U-35の活動 ICT業界及びICT業界とつながりがある各種業界の底上げを図るた め、地域を支える各企業の若手・中堅社員の交流・成長の場、キッカケ作 りを行う。COPLIの会員企業を中心にICT業界、各種業界の若手が 集まって、活動を行う。 (26年度の計画) ・若手&中堅社員交流会:2回開催 - 71 - ・ワークショップ:1回開催 ・イベント企画運営:1回開催 3.その他 (1)総会・幹事会について 総会は年1回、幹事会は隔月(原則として奇数月の第3火曜、第3水曜 交互)開催し、協議会活動の意思決定を行う。 (2)協議会の広報活動 マスコミへの情報提供やCOPLIニュースの配信(月1回以上)など、 より効果的なPR活動を展開する。 (3)デジタル関連の各種取り組み 「アニメーション神戸」に引き続き協力するほか、他の情報関連団体と も連携しつつ、デジタルコンテンツ関連イベントの開催等に取り組む。 (4)情報関連団体や教育機関との協力・交流 兵庫ニューメディア推進協議会や他地域の情報関連団体、教育機関など 関係する団体・機関との交流や事業協力に努める。 (5)会員の拡大 協議会活動をより活性化するため、会員の拡大に努める。 - 72 - 平成26年度 行事年間計画(案) 平成26年5月9日(金) 総会・セミナー・会員交流会 5月~6月 若手&中堅社員交流会(U-35) 7月4日・5日 国内視察(鯖江市ほか) 8月 COPLIセミナー 子どもスマホ体験教室 若手&中堅社員交流会(U-35) 8月~9月 神戸ICTインターンシップ 9月5日(金) ICTビジネスマッチング (国際フロンティア産業メッセの中で開催) 情報交流会 10月 COPLIセミナー 10月~11月 ワークショップ(U-35) 11月 神戸ITフェスティバル 高齢者向けタブレット教室 12月 情報交流会 兼 会員忘年会 平成26年1月 COPLI新春セミナー 1月~2月 イベント企画運営(U-35) 2月 地域貢献セミナー 3月 兵庫・神戸IT業界就職フェア ※ 海外視察の実施時期・視察先については、未定 ※ 幹事会は原則、奇数月の第3火曜日もしくは水曜日に開催 - 73 - 平成26年度 収支予算書(案) (平成26年4月1日から平成27年3月31日) (単位:円) 収入の部 項 決 算 額 目 会員会費収入 予 算 額 備 3,360,000 3,310,000 486,500 700,000 1,821,751 1,694,681 交流会等参加費ほか雑収入 (総会・セミナー・情報交流会等) 考 @100,000×7 前年度繰越金 預 金 利 息 403 0 収 入 合 計 5,668,654 5,704,681 (単位:円) 支出の部 項 目 プロジェクト等事業費 交流・視察委員会 ICT企業支援委員会 地域貢献委員会 P-MODAN神戸 ワークショップ U-35 予備費 情報発信経費 ライター原稿料等 ニュース編集・制作、サーバ管理、 広報活動 総会・セミナー開催経費 総会 セミナー・情報交流会 事務局運営経費ほか 事務局業務委託費 雑費 次年度繰越金 決 算 額 929,612 予 算 額 1,900,000 302,980 187,833 125,914 0 146,945 165,940 400,000 400,000 400,000 150,000 300,000 150,000 100,000 1,002,000 1,057,200 120,000 882,000 0 100,000 907,200 50,000 1,341,111 1,350,000 664,591 676,520 700,000 650,000 701,250 697,481 630,000 71,250 648,000 49,481 1,694,681 次年度総会開催経費 支 出 合 5,668,654 - 74 - 考 前年度実績を考慮 予備費新設 @20,000×5 @70,000×12×1.08 @130,000×5 @50,000×12×1.08 700,000 次年度総会経費相当 700,000 計 備 5,704,681 COPLI ワークショップ要綱 (目的) 第1条 地域ICT推進協議会(以下「協議会」という。)が目的とする、新し い産業活動の創造とICT関連産業の集積・活性化並びに地域社会・経済の 発展等を進めるため、会員が、自主的に組織するワークショップにより、調 査・研究・実践活動(以下「調査など」という。)を行う取り組みを促進する とともに、設置されたワークショップが必要とする活動経費を適正に負担す ることを目的とする。 (活動内容) 第2条 会員は、協議会活動に関係するテーマに関し、専門的・具体的な調査 などを行うため、ワークショップを結成するものとする。 2 前項のワークショップが行った活動の成果はワークショップに帰属するも のとする。 (調査などのテーマの募集) 第3条 協議会はワークショップが行う調査などのテーマについて会員から募 集する。 2 ワークショップで調査などを行う希望がある会員は、別記様式により、企 画書を幹事会に提出する。 3 企画書はワークショップの代表者から提出するものとする。 4 企画書の提出があったときは、幹事会でその内容を審査し、活動経費の負 担の可否について通知するものとする。 5 調査などを行うためワークショップを結成したい会員は、企画書の案を作 成し、事務局の協力を得て会員に対してワークショップへの参加者を募集す ることができる。但し、会員外の者が参加するときは、ワークショップ代表 者の承認を得るものとする。 (調査などの期間) 第4条 調査などを行う期間は協議会の事業年度によるものとする。ただし、 幹事会の承認を得て、延長することができる。 (ワークショップの結成) 第5条 ワークショップは2会員以上により構成する。 (代表) 第6条 ワークショップには構成員の互選により、代表者を置くものとする。 - 75 - (報告) 第7条 ワークショップの活動については総会などにおいて報告するとともに、 幹事会の求めがある場合には、すみやかに活動状況について報告するものと する。 (活動経費の負担) 第8条 ワークショップの活動に必要な以下の経費については、協議会が負担 するものとする。 (1)会議費 (2)資料購入費 (3)外部講師の旅費および謝金 (4)その他活動に必要な経費 2 協議会が負担する経費は、1ワークショップ当たり15万円以内とする。 ただし、予算の範囲内とする。 3 外部講師の講演などで適当なものについては、ワークショップの構成員以 外の会員も聴講できるよう配慮するものとし、その場合の経費については協 議会が負担することができるものとする。 4 協議会は、ワークショップの活動が次の各号に該当するときは、経費の全 部または一部を返還させることができる。 (1)活動経費の使途が適切でない場合 (2)ワークショップが活動を中止または終了した場合 (その他) 第9条 前各号に掲げるもののほか、ワークショップの活動および経費の負担 について必要な事項については、幹事会で決定するものとする。 (附則) 1 この要綱は、平成19年5月21日から施行する。 2 この要綱は、平成26年5月10日から適用する。 - 76 - COPLI ワークショップ企画書 テーマ名 代表者 氏名 会員名(会社または団体名)および役職 E-mail TEL( FAX( ) ) 連絡先住所 氏名 会員名(会社または団体名)および役職 他の参加者 【取り組む内容の概要】 予定している 活動の概要 (参考となる資料 があれば添付) 【必要経費の概算および明細】 (注) 1. 「取り組む内容の概要」は、添付資料も含めて、活動予定内容の概要が把握できる程度の内容を記入する。 2. 「必要経費の概算および明細」には、会議費、資料費、講師謝金などを記入する。 - 77 - 地域ICT推進協議会(COPLI) 会員一覧 (50音順) 平成26年5月9日現在 <一般会員>(63団体・個人) アイクラフト(株) アイ人財企画 (株)アルファミクス (株)アレシア (株)イージャン (有)イメージリンク インターナップ・ジャパン(株) インタービジネスネットワーク(ibn) (株)NTTデータ関西 (株)NTTドコモ関西支社 神戸支店 (株)オトックス キー・ポイント(株) (株)極東ブレイン 近畿タクシー(株) (株)ケイ・オプティコム (株)高知電子計算センター (株)神戸コミュニティ・エクスチェンジ 神戸市 神戸商工会議所 (株)神戸新聞社 (株)神戸デザインクリエイティブ (株)神戸デジタル・ラボ 神戸ハーバーランド(株) コベルコシステム(株) コベルコソフトサービス(株) (株)サイプレス・ソリューションズ (株)さくらケーシーエス (株)サルード (株)サンテレビジョン (有)SEAS (株)ジェイコムウエスト (株)GEOソリューションズ シスメックス(株) (株)ジャム・デザイン (株)ステップワン 星海情報(株) 大越産業(株) 特定非営利活動法人 チームIT神戸 電鉄商事(株)DTSコミュニケーションズ (株)ドアズ (株)ドーン 東洋経済調査(株) 西日本電信電話(株)兵庫支店 日本電気(株)神戸支店 (株)日本ビジネスデータープロセシングセンター ネクストジェネレーション(株) (有)パウゼ 橋本総合法律事務所 (有)ビデオクラフト 特定非営利活動法人 HINT 兵神機械工業(株) ペタビット(株) (株)三井住友銀行 (株)ムーブ メイヴァン・マイクロシステムズ(株) ものづくりアドバンスソフトウェアサービス(株) 盛田コンサルティング (株)ユーシステム (株)夢工房 リベラ(株)大阪支社 六甲トライデント(株) (株)ワイズエッグ (株)ワイドソフトデザイン - 78 - <特別会員>(31団体・個人) 明石市 明石工業高等専門学校電気情報工学科 大手前大学 京都産業大学 (株)協和エクシオ 近畿経済産業局 総務省近畿総合通信局 近畿情報システム産業協議会 甲南大学 専門学校神戸カレッジ・オブ・ファッション 神戸芸術工科大学 (株)神戸工業試験場 神戸市外国語大学 神戸市看護大学 公益財団法人神戸市産業振興財団 神戸情報大学院大学 神戸市立工業高等専門学校 神戸スポーツアートCocoro専門学校 神戸電子専門学校 (株)国際健康開発センタービル 小谷 眞一 阪本(株) 公益財団法人新産業創造研究機構 神和台ネット 須磨学園高等学校 洲本市 財団法人阪神・淡路産業復興推進機構 OB 兵庫県 兵庫県立大学 公益財団法人ひょうご産業活性化センター 流通科学大学 - 79 - COPLI入会申込書 貴会に会員として加入を申し込みます。 年 ■名称 ※ 〒 ■所在地 ※ ■TEL/FAX ※ TEL: ■URL http:// ( )- / FAX: ( )- (役職) ■代表者 (氏名) ■紹介文(120 字以内)※ (役職) ■協議会活動担当者① (氏名) (E-mail) (役職) ■協議会活動担当者② (氏名) (E-mail) ■その他、COPLI ニュース 受信用アドレス (複数も可) ■推薦人(紹介者) ※の項目についてはCOPLIホームページの会員紹介に掲載させていただきますので、 あらかじめご了承ください。(ただし、個人は除きます。) □←個人の方で掲載を希望する場合はチェックを入れてください。 ●会費 ■入会金 なし ■年会費 ( )万円 × ( )口 [申込先] 地域ICT推進協議会事務局 (アイクラフト(株)内) FAX: (078)391-2901 TEL: (078)391-2900 E-mail:jimu@copli.jp - 80 - 月 日
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