資料2 ○青森市子どもの権利条例について ○特定教育・保育施設従事者による虐待 について ○利用者支援事業について 青森市健康福祉部 子どもしあわせ課 1 目 次 ○青森市子どもの権利条例について・・・・・・・・・・・・・・P 3 ○特定教育・保育施設従事者による虐待について ・・P13 ○利用者支援事業について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P21 2 青森市子どもの権利条例 について 3 1 青森市子どもの権利条例の概要 条例の構成と概要 この条例は、青森市における子ども(原則として18歳未満)(※1)の権利の保障について定め、前文と 第1章から第5章までの22の条文から成っています。 ◆前文 子どもの権利を保障することの意義と、条例による子どもの権利保障への市民の決意を表明しています。 ◆第1章 総則(第1条~第4条) この条例の目的、用語の定義、子どもの権利の保障を進めるにあたっての基本的考え方、大人の責務を定めていま す。 ◆第2章 子どもにとって大切な権利(第5条~第9条) 子どもが健やかに成長し発達していくために、子どもに保障されなければならない権利を具体的に定めています。 ◆第3章 子どもにとって大切な権利の保障に関する市の責務と取組(第10条~第15条) 子どもの権利の保障を推進するために、市が果たさなければならない責務と取組について定めています。 ◆第4章 子どもにとって大切な権利の侵害からの救済と回復(第16条~第21条) 子どもを権利の侵害から救済するための機関として、子どもの権利擁護委員を置くことを定めています。 ◆第5章 雑則(第22条) 条例の実施に当たり必要な事項を、規則等で別に決めることを定めています。 (※1)「子ども」の定義について4 条例では、対象となる「子ども」の年齢を原則として18歳未満(第2条)としていますが、条例施行規則により、 18歳や19歳でも、高等学校などに在学中の生徒は、対象に加えることとしています。 4 (青森市子どもの権利条例 前文) 青森市は豊かな青い森に抱かれたまちです。森では、木々、草花、鳥や虫など数え切れない生きとし生けるものが生まれ、 育まれています。これらが互いに深く結びつき、共に支え合う森は、新たないのちのゆりかごであり続けます。 私たちは、この青森市が、生きる力みなぎる子どもが育つ大きなゆりかごであって欲しいと願っています。 そこでは、子どもと大人が育ち合い、学び合う関係が大切にされなければなりません。そのことによって、子どもは、他者を尊 重しながら共に支え合い、青森市の文化や伝統を受け継ぎ、未来を切り開いていくことができるのです。 日本は、世界の国々と児童の権利に関する条約を結び、子どもだからこそ認められるべき権利を保障し、自分らしく生きること を大切にすると約束しています。 市は、この条約に基づき「子どもに関係のあることを行うときには、子どもにとって今もっとも良いことは何かを第一に考える」と いう「子どもの最善の利益」(同条約第3条)を基本理念として、子どもが健やかに育つための環境づくりを進めてきました。 市が設置した青森市こども委員会の子どもたちは、子どもの権利について学ぶ中で、「人はそれぞれ個性をもち、誰もが大切 な存在として同じところ、違うところを認め合うことが大事である」、「大人は、子どもの意見に最後まで耳を傾けてほしい」、「ちょ っとしたことでも、『あなたには、こういう良いところがある。』と言ってほしい」と宣言しています(平成23年3月子ども宣言文)。 私たちは、子どもが他者と共に生き支え合う市民として成長する青い森のまちづくりをめざし、子どもの権利を保障することを 表明し、この条例を制定します。 5 2 子どもの権利の保障の基本的な考え方 子どもの最善の利益を優先して考えること 「子どもの最善の利益」とは、「子どもに関係のあることを行うときには、子どもにとって今もっとも良いことは 何かを第一に考える」という子どもの権利条約の基本理念に基づいた考え方です。 子ども一人一人が権利の主体として尊重されること 子どもは、単に保護される対象ではなく、権利を行使する主体でもあるという考え方です。 子どもの成長と発達に配慮した支援が行われること 子どもは、その年齢や成長、発達の段階に応じて、それぞれ異なった対応が求められることから、子ども一人一人 の成長や発達の度合いに応じた適切な支援が行われるべきであるという考え方です。 3 大人の責務 子どもの権利を尊重することは、単に子どもの要求や意見をそのまま受け入れることではなく、子どもの最善 の利益を考慮して行われなければなりません。 保護者の責務 地域住民の責務 保護者は、子育ての第一の責任者として、 子どもの権利を尊重しなければなりません。 地域住民は、地域が子どもの成長と発達にとって重要な場であ ることを認識し、子どもの権利を尊重しなければなりません。 育ち学ぶ施設(※3)の関係者の責務 育ち学ぶ施設の関係者は、子どもが自分らしく成長し、発達していくために育ち学ぶ 施設が大切な役割を持つことを認識し、子どもの権利を尊重しなければなりません。 (※3)育ち学ぶ施設 保育所、学校、児童養護施設その 他子どもが育ち、学ぶことを目的 として通園し、通学し、入所し、 利用する施設のこと。 6 4 子どもにとって大切な権利 子どもの権利は、何らかの義務を果たすことを条件に保障されるものではなく、生まれながらにして、すべて の子どもに無条件に認められるべきものです。 ①安心して生きる権利 ・命が守られ、平和で安全な環境のもとで暮らすこと。 ・愛情をもって育まれること。 ・食事、医療、休息が保障され、健康的な生活を送る こと。 ・いじめ、虐待、体罰その他身体的、精神的暴力と有害 な環境から守られること。 ・性別、国籍、障害などを理由に、いかなる差別も受け ないこと。 ・困っているときや不安に思っているときには、相談し、 支援を受けることができること。 ②自分らしく生きる権利 ・自分の個性や他人との違いを認められ、一人の人間と して尊重されること。 ・自分自身の夢や希望を持ち、可能性に挑戦すること。 ・プライバシーや自らの名誉が守られること。 ・自分が思ったことや感じたことを表現すること。 ・自分にとって必要な情報や知識を得ること。 ・自分にとって大事なことを年齢や成長に応じて、適切 な助言や支援を受け、自分で決めること。 ・安心して過ごすことができる時間や居場所を持つこと。 7 ③豊かで健やかに育つ権利 ・遊ぶこと。 ・学ぶこと。 ・芸術やスポーツに触れ親しむこと。 ・青森の文化、歴史、伝統、自然に触れ親しむこと。 ・まちがいや失敗をしたとしても、適切な助言や支援 を受けることができること。 ④意見を表明し参加する権利 ・家庭、育ち学ぶ施設、地域などで、自分の意見を表明 すること。 ・自分にとって重要な決定が行われる場合は、自分の 意見を主張できること。 ・自分の表明した意見に対し、適切に配慮されること。 ・仲間をつくり、集まり、活動すること。 他人の権利を尊重することも大切です!! 子どもの権利条例では、子どもが権利を行使する際には、社会のルール を守り、他人の迷惑にならないようにする必要があることから、「子ども は、自分の権利が尊重されるのと同じように、他人の権利を尊重しなけれ ばなりません」(第5条)と規定しています。 8 5 市の責務と取組 子どもの権利の普及啓発と学習支援 ・子どもの権利の普及を図るため、子どもと大人が共にこの条例と子どもの権利について適切に学び、理解するための機会を提供します。 ・毎年11月20日(※1)を「青森市子どもの権利の日」とし、この日にふさわしい活動を行います。 子どもの育ちへの支援 ・子どもに、健全で多様な生活体験や交流の機会を提供します。 ・子どもが安心して過ごすことができる居場所づくりを進めるとともに、子どもが相談できる場と意見表明し社会に参加する機会を提供し ます。 保護者への支援 ・保護者が安心して子育てができるよう支援に努めます。 ・特別に支援が必要な保護者に対しては、それに応じた支援に努めます。 子どもの命と安全を守る取組 ・いじめ、虐待、体罰その他身体的、精神的暴力の防止と早期発見に努めるとともに、それら子どもの権利の侵害からの救済に必要な取組 を実施します。 ・子どもが薬物、犯罪などの被害を受けないように、必要な取組を実施します。 子ども会議 ・市政などについて、子どもが意見を表明し参加する場として、青森市子ども会議を設置します。 ・子どもに関わることを検討するときは、青森市子ども会議の意見を尊重するよう努めます。 子どもの権利の保障の行動計画と検証 ・子どもの権利の保障に関する行動計画を定めます。 ・行動計画の検証は、青森市健康福祉審議会児童福祉専門分科会(※5)で行います。 ・行動計画の検証を実施するに当たっては、青森市子ども会議の意見を尊重するよう努めます。 (※1)11月20日 11月20日は、1989年(平成元年)に、 「子どもの権利条約」が国際連合におい て採択された日です。 (※2)青森市健康福祉審議会児童福祉 専門分科会 社会福祉法に基づき設置され、本市の児童 及び母子の健康福祉に関する事項について 調査・審議を行います。 同分科会は、学 識経験者などのほか、公募により市民の中 から選ばれた委員で構成されます。 9 6 子どもを権利の侵害から救済する機関の設置 いじめ、虐待、体罰その他身体的、精神的暴力などの権利の侵害を受けた子どもの救済を図る ために、相談から救済までを行う機関として、「子どもの権利擁護委員」を設置しています。 子どもの権利について専門的な知識と経験を持つ「子どもの権利擁護委員」と「調査相談専門 員」が、子どもの気持ちに寄り添いながら、問題の解決に取り組みます。相談だけで解決に至ら ない場合は、申立てに基づき調査等を行い、是正措置や制度改善についての勧告・要請を行いま す。 名 称 「青森市子どもの権利相談センター」 開設場所 青森市総合福祉センター2階 (青森市中央3丁目16番1号) 相談時間 原則、月曜日~金曜日 午前10時~午後6時 相談場所 (土日・祝日・年末年始を除く) ①窓口相談 相談者が直接、窓口を訪ねる ②電話 0120ー370ー642(みんなをむすぶ) (フリーダイヤル) ③ファックス ④メール 017-763-5678 ao-kodomokenri@city.aomori.aomori.jp ⑤手紙 開設場所に同じ ⑥相談員の訪問 相談者が希望する時間、場所に訪ねる (土日・祝日を含む) 10 ◆◆出前講座◆◆ 子どもと大人がともに「子どもの権利条例」と 「子どもの権利」について学び、理解するために、 権利擁護委員が出前講座を実施しています。 沼田法律事務所 弁護士 沼田 徹 委員 テーマ: 「子ども権利条例を学校に生かす メリットについて」 子どもの権利条例を学校現場に生かすこと は、法的トラブルの発生を減らし、紛争予防 に繋がるものであるという始点から、学校現 場における「子どもの権利」に関わる種々の 法的トラブルについて、具体的な権利侵害 事例、訴訟事例等を交えつつ、お話します。 さらに、子ども、親、教師など関係者のすべ てにとってよかったと思えるような問題解決 の進め方についても考えて見たいと思います。 弘前大学教育学部 准教授 小林 央美 委員 テーマ: 「子どもの権利条例の視点を子育てや 教育のヒントにしてみませんか」 子どもは、多くの大人とのかかわりや、子ども 同士での相互関係の中で健やかに成長しま す。つまり「人とどう関わるか」が大切なポイン トとなります。子ども権利条例で具体化された 「子どもの人権」は、その「関わり方」に新たな 視点を見出してくれます。「教育や」発達の現 状や原理、友人関係のあり方」を「子ども」の人 権の視点で見つめ直し、ちょっと行動が心配な 子ども、課題を抱える子ども、子育ての不安等 について、一緒に解決していけるようなお話を したいと思います。 青森県臨床心理士会 会長 関谷 道夫 委員 テーマ: 「子どもの権利擁護には良好なコミュニ ケーションが必要」 ①『児童虐待』『いじめ』の根柢にあるもの ②良好なコミュニケーション能力を形成しよう ③ストレス・マネジメントを体験的に学ぶ 子どもの権利条例の基本的な理念は、子どもの 「幸せ」を社会全体で守っていくということです。子 どもの権利を大きく侵害している原因に、対人コ ミュニケーション能力、ストレス・マネジメント(対処 能力)の不足があります。 良好な対人関係(親子関係)の形成、日常的なメ ンタルヘルスの向上などについて実践的にお話し たいと思います。 11 7 お問い合わせ先 「青森市子どもの権利条例」や「青森市子どもの権利相談センター」、子どもの権利擁護委員に よる出前講座などに関するお問い合わせ等は、下記連絡先にご連絡ください。 担 当 青森市健康福祉部子どもしあわせ課 住 所 電話/FAX メール 青森市中央3丁目16番1号 (青森市総合福祉センター2階) 017-763-5678 kodomo-shiawase@city.aomori.aomori.jp 12 特定教育・保育施設従事者による 虐待について 13 子ども虐待は最も重大な権利侵害です ○児童憲章 われらは、日本国憲法の精神にしたがい、児童に対する正しい観念を確立し、すべての児童の幸福をはかるために、この 憲章を定める。 児童は、人として尊ばれる。 児童は、社会の一員として重んぜられる。 児童は、よい環境の中で育てられる。 一・・・ 十 すべての児童は、虐待・酷使・放任その他不当な取扱からまもられる。あやまちをおかした児童は、適切に保護指導さ れる。 十一 ・・・ ○児童福祉法 第一条 すべて国民は、児童が心身ともに健やかに生まれ、且つ、育成されるよう努めなければならない。 2 すべて児童は、ひとしくその生活を保障され、愛護されなければならない。 第二条 国及び地方公共団体は、児童の保護者とともに、児童を心身ともに健やかに育成する責任を負う。 14 ○青森市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例 (一般原則) 第三条 特定教育・保育施設の設置者及び特定地域型保育事業者(以下「特定教育・保育施設の設置者等」という。)は、 良質かつ適切な内容及び水準の特定教育・保育又は特定地域型保育の提供を行うことにより、全ての子どもが健やかに成 長するために適切な環境が等しく確保されることを目指すものでなければならない。 2 特定教育・保育施設の設置者等は、青森市子どもの権利条例(平成二十四年青森市条例第七十三号)の基本的な考 え方を踏まえつつ、特定教育・保育施設又は特定地域型保育事業を利用する小学校就学前子どもの意思及び人格を尊重 して、常に当該小学校就学前子どもの立場に立って特定教育・保育又は特定地域型保育を提供するように努めなければな らない。 3 略 4 特定教育・保育施設の設置者等は、特定教育・保育施設又は特定地域型保育事業を利用する小学校就学前子どもの 人権の擁護、虐待の防止等のため、責任者を設置する等必要な体制の整備を行うとともに、その職員に対し、研修を実施 する等の措置を講ずるよう努めなければならない。 (虐待等の禁止) 第二十五条 特定教育・保育施設の職員は、支給認定子どもに対し、児童福祉法第三十三条の十各号に掲げる行為その 他当該支給認定子どもの心身に有害な影響を与える行為をしてはならない。 (懲戒に係る権限の濫用禁止) 第二十六条 特定教育・保育施設(幼保連携型認定こども園及び保育所に限る。以下この条において同じ。)の長たる特定 教育・保育施設の管理者は、支給認定子どもに対し児童福祉法第四十七条第三項の規定により懲戒に関しその支給認定 子どもの福祉のために必要な措置をとるときは、身体的苦痛を与え、人格を辱める等その権限を濫用してはならない。 15 児童福祉法第三十三条の十各号に掲げる行為とは・・・ 身体的虐待 ○子どもの身体に外傷が生じ、又は生じるおそれのある暴行を加えること。 (例) ○打撲傷、あざ(内出血)、骨折、頭部外傷、たばこによる火傷など外見的に 明らかな傷害を生じさせる ○首を絞める ○殴る ○蹴る ○投げ落とす ○熱湯をかける ○布団蒸しにする ○溺れさせる ○逆さ吊りにする ○異物を飲ませる ○冬戸外に閉め出す ○縄などにより身体的に拘束する 16 性的虐待 ○子どもにわいせつな行為をすること又は子どもをしてわいせつな行為をさ せること。 (例) ○子どもへの性交、性的暴行、性的行為の強要・教唆 ○性器や性交を見せる ○ポルノグラフィーの被写体などを強要する ○ポルノグラフィー等を見せる 17 ネグレクト ○子どもの心身の正常な発達を妨げるような著しい減食又は長時間の放置、 同居人若しくは生活を共にする他の児童による身体的虐待、心理的虐待の 放置その他の施設職員等としての養育又は業務を著しく怠ること。 (例) ○適切な食事を与えない ○適切に入浴をさせない ○下着など長時間ひどく不潔なままにする ○極端に不潔な環境の中で生活をさせる ○泣き続ける乳幼児に長時間関わらず放置する ○視線を合わせ、声をかけ、抱き上げるなどのコミュニケーション をとらずに授乳や食事介助を行う 18 心理的虐待 ○子どもに対する著しい暴言又は著しく拒絶的な対応その他の子どもに著しい 心理的外傷を与える言動を行うこと。 (例) ○ことばや態度による脅かし、脅迫を行う ○子どもを無視したり、拒否的な態度を示す ○子どもの心を傷つけることを繰り返し言う ○子どもの自尊心を傷つけるような言動を行う ○他の子どもとは著しく差別的な扱いをする ○適正な手続き(強制的措置)をすることなく子どもを 特定の場所に閉じ込め隔離する ○他の子どもと接触させないなどの孤立的な扱いを行う ○感情のままに、大声で指示したり、叱責したりする 19 防止・早期発見のために ・施設内の虐待については、絶対あってはならないことですが、子どもに対して感情的な対応をしてしまい、そ れが習慣化してしまう場合などがあります。 ・施設従事者間において、チームワークが構築されていれば、互いのフォロー機能が働き、虐待に至る感情面 の起伏が軽減されます。 ・施設従事者間において、「子どもの対応に悩んでいないか。」、「一人で悩みを抱え込んでいないか。」など、 相談しあえる環境づくりが大切です。 施設従事者による虐待が疑われる場合は、子どもたちのために市に相談してください。 ⇒子育て支援課 教育・保育チーム 017-734-5330 ⇒子どもしあわせ課 子ども支援センター 017-721-2180 子どもの権利相談センター 0120-370-642 ⇒指導監査課 児童・障がい施設チーム 017-734-2354 20 利用者支援事業について 21 背景・経緯、事業概要 ○背景・経緯 • 国においては、「質の高い幼児期の学校教育と保育の総合的な提供」「保育の量的拡大・確保と教育・保育 の質的改善」「地域の子ども・子育て支援の充実」を目指し、平成27年4月から「子ども・子育て支援新制度」 がスタートし、本市においても、「青森市子ども・子育て支援事業計画」を策定し、子ども及びその保護者又 は妊娠している者がその選択により多様な教育・保育施設、地域の子育て支援事業等を円滑に利用できる よう、昨年12月15日から利用者支援事業を実施しています。 ○事業概要 • 子育て家庭が、教育・保育施設や地域の子育て支援事業などを円滑に利用できるよう、子育てに関する相 談、情報提供、訪問による支援などを行うとともに、日常的に地域の様々な関係機関とネットワークを構築し、 個別事例に対応した問題解決のためのケース会議を開催するなど、相談者の希望に沿った支援を実施しま す。 皆さんの施設の相談者の中で、複数の問題を抱えるなど市や関係機関が連携して支援することが望 ましい家庭や、困難な事情を抱え定期的な見守りが必要な家庭などについては、利用者支援事業の 対象家庭としてきめ細かな支援を実施しますので、遠慮なく市へつないでください。 ⇒子どもしあわせ課 子ども支援センター 017-721-2180 22
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