IAR システムズ ルネサスエレクトロニクス社 R

Product News
2014 年 6 月 17 日
IAR システムズ ルネサスエレクトロニクス社
R-IN32M3 開発プラットフォームを強化
IAR システムズの評価キットと、ルネサスエレクトロニクス社の産業イーサネット通信用 LSI R-IN32M3
の新たな開発プラットフォームにより、産業イーサネットの評価や初期導入が容易になります。
IAR システムズ(本社:スウェーデン・ウプサラ市、日本法人:東京都千代田区、代表取締役:上村清
史、以下 IAR)は ARM®用開発ツールのリーディングカンパニーです。このたび「IAR R-IN32M3 用評価
キット」が、先進的なソリューションを提供するルネサスエレクトロニクス社の産業イーサネット通信用
LSI R-IN32M3 の開発プラットフォームの提供を実現しました。
R-IN32M3 は 産 業 イ ー サ ネ ッ ト 通 信 用 に デ ザ イ ン さ れ た LSI で す 。 EtherCAT®, EtherNet/IP®,
PROFINET®, CANopen®等といった複数のプロトコル・スタックをワンチップでサポートすることがで
き、装置のコスト削減を可能にします。また、最適化されたハードウェアアクセラレータにより産業用イ
ーサネット通信のパフォーマンスの著しい向上を実現します。そのため R-IN32M3 はゲートウェイ、I/O
コントローラ、PLC/PAC、組込コントローラ、産業ドライブ等の産業機器のネットワーク化に活用でき
ます。R-IN32M3 のフレキシビリティによって、一つのシステムデザイン上で多様な産業ネットワーク通
信用のアプリケーション開発を実現することが可能です。
R-IN32M3 評価や開発を容易にするために、IAR システムズは IAR Embedded Workbench® for ARM(以
下、EWARM)を含む IAR R-IN32M3 用評価キット を発売しました。EWARM はユーザフレンドリな統合
開発環境に C/C++コンパイラおよび C-SPY®デバッガを含む高性能な開発ツールチェーンです。IAR RIN32M3 用評価キットには、EWARM 評価版のほか、R-IN32M3 評価ボード、I-jet Lite エミュレータ が同
梱されています。本評価キット上で動作可能な各種プロトコル・スタックのサンプルがルネサスの RIN32M3 製品情報 Web サイトより、本日から無償でダウンロード可能です。これにより、ユーザーは簡
単に各種プロトコルの通信環境を確立できます。
IAR 評価キットとルネサスエレクトロニクス社開発プラットフォームについての詳細はこちら:
www.iar.com/renesas/r-in32m3_jp
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【IAR システムズについて】
IAR システムズは世界で主要な組込み開発ツールメーカであり、C/C++ コンパイラ・デバッガ統合開発環
境 (IDE)、開発キット、ICE、ステートマシン設計ツールなどを組込みシステム向けに、幅広く提供し
ています。IAR システムズの顧客は通信、FA、自動車業界等、多岐にわたっております。1983 年に創業
し、アメリカ、中国、韓国、日本、ドイツ、イギリス、フランス、スウェーデン、ブラジルに拠点を持ち、
代理店ネットワークを介して世界中に展開しています。
IARシステムズは、そのオーナー企業であるIAR Systems Groupを介してNASDAQ OMXストックホルム
に上場しています。詳細情報につきましては、 http://www.iar.com/jp をご覧ください。
お問合せ先:
IAR システムズ株式会社
マーケティング
Tel: 03-5298-4800
Email: info.JP@iar.com