文藝春秋 宣伝プロモーション部 NEWSLETTER 2 Vol. 41 2014.02.03 014 年の「NEWSLETTER」第2号をお届けいたします。小社の出版物の情報をいち早くお知らせし、みな さまのお仕事の一助になればと思っています。 小社書籍の書影使用許諾に関しましては、煩雑な手続きなしに、「文藝春秋宣伝プロモーション Web」 (http://shuppan-pr.bunshun.co.jp/)にて行えます。当 WEB には、これまでのニューズレター、リリース、 重版情報のほか、新聞広告、中吊り広告なども掲載していきます。ぜひ、ご覧ください。 1 芥川・直木賞、150回は3人受賞 でした! 月16日、築 地の料 亭「 新 喜 楽 」で行われた第 150 回芥川賞・直木賞の選考会。選考委員が 到着されるのがだいたい4 時半頃、選考は 5 時か ら行われましたが、先に決まったのは直木賞でした。 表となりました。渡辺さんは 30 年間、阿刀田さんは 19 年間務められました。ありがとうございました。 ドラマ 「三匹のおっさん」 が絶好調です! 1 月17日(金)からテレビ東京開 局 50 周年特別企画としてスター トした「 三 匹のおっさん」 (夜7時 私の記憶では常に芥川賞が最初に決まっていたので 58 分〜)。シリーズ累計 100 万部 びっくり。芥川賞がこんなに長引いたのは久しぶり 突破の有川浩さんの『三匹のおっさ だったんじゃないでしょうか。 ん』 (文春文庫 695 円)、 『三匹の ご存じのように、受賞者は直木賞の朝井まかてさ おっさん ふたたび』 (1600 円)が原作で、“ 三匹の ん、姫野カオルコさん、芥川賞の小山田浩子さんの おっさん ”を北大路欣也、泉谷しげる、志賀廣太郎 3 人、全員女性というのもいまの時代を象徴する出 が演じる痛快シリーズですが、2 時間に拡大した第 1 来事でしょう(いまさら当り前かもしれませんが)。3 回の視聴率は 11・6 %! 素晴らしいスタートとな 月1、2日に行われる150 回記念イベント「芥川賞& りました。 直木賞フェスティバル」にも、過去の多数の受賞作家 いっぽう、映画「小さいおうち」 とともにご来場いただく予定です。 は 1月25日公 開で、こちらも評 判 そのほか、150 回 は上々です。原作はご存じのとおり、 記念事業としては、 中島京子さんの直木賞受賞作『小 両 賞と関 係の深い さいおうち』 (570 円)。巨匠、山田 「文學界」 「オール 洋次監督が昭和初期、戦争の影が 讀物」 「文藝春秋」 色濃くなる東京で、小さな家に閉じ込められた切な が記念特別号を発 い “ 秘密 ”を描き、出演者も松たか子、倍賞千恵子 売するとともに、2月 ほか豪華キャストが勢ぞろいです。 17日には『芥川賞・直木賞 150 回全記録』を、4月 上旬には 『直木賞受賞エッセイ集』 を刊行。 また 「オー ル讀物」は「文藝春秋」と同じ2月10日に直木賞記 念特別号を発売。選評も掲載し、第 150 回芥川賞・ CREAのリニューアル新装刊が秒読みです! 小 社が女性誌「CREA」を創刊したのは 1989 年 11月のこと。ラテン語の「CREARE」を由来 直木賞のすべてが 2月10日に一気に読めることとな として、これまでの女性誌に飽き足らない方々へ向 ります。もちろん、2月22日には通常号も出しますか けて作った創刊号(写真)のキャッチフレーズは「美 ら、編集部は大忙し。でも2 作受賞となり、嬉しい悲 しき野次馬たちへ」。橋本龍太郎大蔵大臣(当時) 鳴といったところです。 に女性問題を語らせたり、リクルートの創業者、江 また、今回の選考会を最後に、直木賞選考委員の 副浩正氏について側近女性幹部が語ったりと、野次 渡辺淳一さん、阿刀田高さんが退任されることが発 馬精神で迫りました。その後もこれまでの女性誌に ない視点からの誌面作りを試み、読書や映画、旅行、 出産など数々のヒットテーマを作り上げました。 その CREA が今年 25 周年を迎えることから、さ らにパワーアップ。2月7日発売の3月号から新し い雑誌に生まれ変わることになりました! 新装刊 の CREAはロゴもADもファッションディレクターも 変わり、これまでとはまったく違ったものになります。 現代女性の知的好奇心に寄り添い、ファッション、コ スメ、旅、食などすべてのテーマに新しいCREAらし い切り口で迫ります。 新装刊日の 7日からはリニューアルキャンペーン も開始。東京メトロ銀座駅、表参道駅を中心に都内 各所に巨大ポスターを貼り、中吊り、新聞広告でも大 きくリニューアルを告知する予定です。メインヴィジュ アル、キャッチコピーを事前にお知らせすることが出 来ないのは残念ですが、 「え、これ何?」と足を止める ことは確実、斬新なヴィジュアルで迫ります。さらに ネットではプレゼントキャンペーンなど、新しくなった CREAを読者に知ってもらう試みを多数、考えてい ます。新編集長インタビューなどで、新しいCREA の考え方をぜひ知ってください。 注目の新刊 『ありふれた愛じゃない』 村山由佳 (3月28日発売予定 担当 文藝局・清水陽介) 藤沢真奈は 32 歳、銀座並木通りの老舗真珠店でチー フマネージャーを務め、2 年前に交際を始めた6 歳下の 恋人とは半同棲状態にあり、順風満帆。ところが、タヒチ 出張が決まったことで、穏やかな日常を望む彼女の人生 は変転してしまいます。タヒチで偶然、かつての恋人と再 会、タヒチの開放的な風土と本能の赴くままに生きる人々 に囲まれ、真奈は新しい生き方を模索するように……恋 愛と仕事に揺れるすべての大人の女性にささげる、激しく も切実なラブストーリーが本書です。 執筆に際して、村山さんは 2 度のタヒチ取材を敢行。 美しい海や島々の豊かな自然、世界一と評されるリゾート ホテル「セント・レジス」の豪奢な空間、広大な黒真珠養 殖場、現地の人々で賑わう朝市や屋台村「ルロット」の猥 雑な魅力など、楽園の島の風物をリアルに伝える描写が、 小説の魅力をより一層引き立てています。 『波平は「相続」であわてない! 磯野家に学ぶ 33ヶ条』 長谷川裕雅 (2月26日発売予定 担当 ノンフィクション局・安藤泉) アベノミクスで景気拡大ばかりが報じられていますが、 その陰でこっそり大増税も始まっています。特に相続税 は 2015 年からの引き上げが決定、すでに一部制度は運 用が始まっており、これまでは課税されなかった層にまで 対象が広がるのです。「築いた財産は三代でゼロになる」 のが日本の相続税。その性格はますます強化されるとい うわけです。 この増税時代をどう乗り切ればいいかを、大ヒット作 『磯野家の相続』の著者が一から教え てくれるのが本書。相続人の決まり方、 不動産のもめない分け方など相続の基 礎から、新相続税で導入される控除の 利用法、裏ワザまで、磯野家のメンバー も登場し、やさしく解説しています。 ナンバーMVP賞に上原浩治 投手が選ばれました! スポーツ総合誌 「 Number」が 選 定 す る「ナンバー MVP賞 」 にレッドソックスの上原 浩治投手が選ばれました! 一年間で最もスポーツ ファンを興奮させたアスリートに贈られる賞で、今 回が 32 回目。同誌の松井編集長は、 「クローザー として27 試合連続無失点、37 人連続アウトとチー ムを牽引。ポストシーズンでもリーグチャンピオン シップ MVP に輝くなど、メジャーの強打者をきりき り舞いさせた投球術は、まさに世界最強の守護神と 呼ぶに相応しいものでした」と評しています。正賞 は賞金50万円、副賞としてJAL国際航空券、 タグ・ ホイヤー腕時計が贈られます。 上原選手は「歴代の受賞者も錚々たる顔ぶれです し、光栄です。実は今回世界一になったのに、一度 も表彰されてなかったんですよ。他の賞の選考委員 にちょっと文句言いたいんですが(笑)。ですからこ れが初めての表彰で、そういう意味でもすごく嬉し いです」と喜びを語ってくれました。マー君がヤン キースに決まって、日本の大リーグ人気が今年さら に盛り上がりそうな中、嬉しい知らせとなりました。 櫻井よしこさんの『迷わない。』が 評判です! 櫻井よしこさんといえば、どんな 権力に対しても一歩も退かない強 い保守論客というイメージを持たれ ている方が多いのではないでしょう か。ところが『迷わない。』 (文春新 書 800 円)には、それとは違う、 迷い、泣き、挫折し、孤独を味わって きた櫻井さんの姿が描かれています。 幼少時代の別離の記憶、売れる前の貧しかった 時代でも守ってきたこと、健康管理の秘訣、結婚生 活と離婚のこと、親の介護のことなど、テレビでは見 せてこなかった櫻井さんの姿が率直に描かれている だけでなく、波乱万丈の人生を乗り切るための実践 的ヒントが満載です。 新しい櫻井さんに出会えたという声が続々上がっ ており、現在 13 万部。1 月19日付産経新聞読書 欄では評論家の洪熒さんに、26日付朝日新聞「売 れてる本」で精神科医の斎藤環さんに取り上げられ ました。1 月28日には TBS「はなまるマーケット」 にも出演。紀伊國屋書店、丸善&ジュンク堂書店、 ブックファーストなどでも新書ランキング一位を獲 得しています。インタビュー、テレビ出演などもすで にかなり決まっていますが、今後も櫻井さんは積極 的に発言される予定です。ぜひ、 お取り上げ下さい。 「本屋大賞」ノミネート作品が 決まりました! 全国の書店員が一番売りたい本を選ぶ「2014 年本屋大賞」の候補 10 作品が、1 月21日に決まり ましたが、小社からは万城目学『とっぴんぱらりの 風太郎』 (1900 円)が選ばれました! 本屋大賞は 今年で 11 回目。平成 24 年 12 月1日~ 25 年 11 月30日の間に刊行された日本の小説を対象に、全 国 479 店の書店員の投票で選ばれました。今後は 全ノミネート作品を読んだ書店員が1人3作品に順 位をつける2次投票を行い、4 月8日に大賞が発表 されます。 マンガ家 VS マンガ編集者の トークイベントを開催! マンガ編集者のディープな生態 を描いて人気の小説、 『担当の夜』 (1300 円)。それもそのはず、著 者の関純二さんは元青年マンガ誌 の編集長なのです。その刊行を記 念して、装画を担当したすぎむらし んいちさんとともに、マンガ編集者 という人種について語るトークイベントが、2 月10 日に下北沢の本屋「B&Bで開催されます。同じメ ディアとはいっても、マンガ業界がいかに特異なの かが明かされるかもしれません(笑)。 関純二 ×すぎむらしんいち 「漫画編集者という仕事」 なぜ漫画家と編集者は仲が悪いのか?『担当の夜』 (文藝春秋)刊行記念 日 時:2014 年 2 月10日( 月 )20:00 ~ 22:00 (19:30 開場) 会場:本屋 B&B 住所:東京都世田谷区北沢 2-12-4 第 2マツヤビル2F 入場料 :1500 円+1drink order 出演:関純二、すぎむらしんいち 好評既刊 ●羽生善治三冠と並んで、将棋界をリードする渡辺明二 冠が勝負の心を説く 『勝負心』 (文春新書 750 円)が 1 月5日付の読売新聞で取り上げられました。 ●「週刊文春」の名物コラム「私の読書日記」を21 年間 担当した立花隆さんが同コラムを中心に読書術を描いた 『読書脳』 (1600 円)が 1 月13日付の「週刊BCN」で 取り上げられました。 ●ベンチャー投資家の小野裕史さんが 1 月22日付産経 新聞「父の教え」に登場し、父親論とともに著書『マラソ ン中毒者 (ジャンキー )』 (1500 円)のことを論じてくだ さいました。 ●ジョン・F・ケネディの暗殺の真実に迫ったフィリップ・ シノン 『ケネディ暗殺 ウォーレン委員会50年目の証言』 ( 上 下 各 1600 円 )が 1 月26日付 朝日新 聞 書 評 欄 で、 ノンフィクション作家の保阪正康さんに取り上げられ、 「次代の目で事件の本質を描きだしたといえるだろう」 と評していただきました。 最後までお読みいただき、ありがとうございました。な お、既刊本に関しては、黄色のアンダーラインをクリックす ると小社HPの紹介欄に飛びます。ご活用ください。ご 興味のある本がありましたら、ぜひとも 「宣伝プロモーショ ン部」にお問い合わせください。本、ゲラなどをすぐにお 送りいたします。読者プレゼントなども検討させていた だきます。また、表示された価格は本体価格です。これ に所定の税がかかります。 本件およびご取材に関する問い合わせ先 株式会社 文藝春秋 宣伝プロモーション局 宣伝プロモーション部 〒102–8008 東京都千代田区紀尾井町3–23 Tel 03–3288–6185 Fax 03–3265–4878 mail koho@bunshun.co.jp H P http://www.bunshun.co.jp/ 《プロモーション担当》 柏原光太郎(文責)、 目崎敬三、坂本一馬、谷村友也
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