小山市立間々田中学校 学校だより 学 び 舎 24年度 第10号 平成25年2月27日(水)発行 ◆ 本校校訓 URL * アドレス ◆ ○聡く ○優しく ○逞しく http://www3.oyama-tcg.ed.jp/~mamada-j/ mamadaj@oyama-tcg.ed.jp(匿名でのご意見やご要望はご遠慮ください) 春は名のみの風の寒さや 谷のうぐいす歌は思えど 時にあらずと声も立てず 時にあらずと声も立てず 氷とけ去り葦はつのぐむ さては時ぞと思うあやにく 今日もきのうも雪の空 今日もきのうも雪の空 今年度もいよいよ「卒業式」の月となりました。 ピグマリオン効果 学校長 永井 3月の主な行事 秀典 ギリシャ神話に、キプロスの王、 ピグマリオンの話があります。簡 単に紹介すれば、「女性嫌いだった この王が、理想とする女性像を自 ら彫刻し、その彫刻が人間であっ て欲しいと心の底から願い続けた。すると、美 の女神オフロディテがそれを聞き届け、彫刻に 命を吹き込んだ。この奇跡により、二人は幸せ に暮らした。 」というものです。 このことは、転じて「強く願って行い続けれ ば、その願いはやがては叶う。」という意味で用 いられ、教育界では「ピグマリオン効果」とい われています。 一般的に、ピグマリオン効果とは、私た ちが人に対して抱く期待が、その通りにな ることをいいます。 ですから、お子様に対する接し方にも応 用していただきたいと思うのです。 「うちの子は、やればもっとできる。」と 心から信じ、「あなたは、やればもっと伸び る。」と言葉にしていただくと、多くの場合、 期待する方向に動いてくれるものです。 なぜ、期待通りになるかと言えば、接す る言葉や態度、目の動きなどを敏感に察し、 自分には能力があるんだと感じ、自信を持 って進むことができるからなのです。 私は、本校の生徒達は素晴らしい力を持って いると感じています。ですから、ことある毎に 生徒達の力を認め、その成果を高く評価してき ました。もうすぐ本校を巣立つ3年生の今後の 活躍と、素晴らしい卒業生を見送る在校生の益 々の活躍を期待しているところです。その証の 一つとして、今年も「日本一の卒業式」にしよ うと全校生徒に呼びかけているところです。き っと素晴らしい卒業式になることでしょう。 ただし、何事賛否両論はあるものですし、期 待過剰も厳禁ですので、話題提供ということで お許しいただきます。 4(月)マンデースクール 5(火)茨城県立高学力検査 6(水)栃木県立高学力検査 1 、 2 年実力テスト 8(金)卒業式予行 同窓会入会式 9(土)卒 業 式 11(月)卒業式振替休日 12(火)栃木県立高合格発表 13(水)学年朝会 茨城県立高合格発表 20(水)春分の日 21(木)大掃除 22(水)修 了 式 29(金)離任式 生徒の安全な下校について・・・ 生徒の安全な登下校にいつもご協力いただき、 ありがとうございます。 3月の下校時刻 : 通常の日は 6:15 です。 この前後10分間の中学校付近の交差点は非常 に混雑します。ご迷惑をおかけしますが、よろし くお願いいたします。 2月の小中一貫教育 小中連携ふれあい学習(1年生) 2 月 26 日(火) 本校の 1 年生全員が母校の間々田小、間々田 東小に出向いて授業の手伝いをします。希望や適 性によって小学校での担当クラスを振り分けて行 います。6月に3年生、11 月に2年生が行いま した。最後が1年生です。お世話になった小学校 の先生とともに小学生の面倒を見ることで、中学 生としての自覚から先輩とし ての自覚へ発展するきっかけ となることでしょう。さらに、 どんなに易しいことでも人に 教えることの難しさを知り、 自分自身の「学び」につなが ることと思います。 頑張れ 1 年生! こころの交差点(卒業式) 3月9日 学校評価のまとめと活用 いよいよ卒業式に向けて学校全体が動き出しま 保護者の皆様にもアンケートでご協力いただ した。行事の成功には日頃の頑張りと、周到な準 きました今年度の学校評価(教職員による自己評 備(練習)が必要です。 価と学校関係者評価)がまとまりました。その概 運動会は全体練習 3 回、学年練習 2 回、係の 要をお伝えします。 準備、予行。間中祭は直前 1 週間の準備期間、 ◆努力点1 基本的生活習慣の確立 毎日毎日の合唱練習、係活動。どれも本気で行い たいていの生徒は、大きな声で返事や受け答 ました。そして、保護者の皆様や地域の皆様の御 えをしようとしていたり、社会や学校にルール 協力をもって素晴らしい盛り上がりを演じること が必要であることが理解できていたり、先生は ができました。卒業式は「厳粛な雰囲気」の中で よいことを褒めてくれるし悪いことは注意して 心に響くホンモノの卒業式を目指しています。 くれると受け止めている。教職員の取組の成果 が確認された。小中連携した「ままだっ子の約 卒業式について3年生の声 束」を通した指導も成果が出てきているようで ☆後輩たちが見て「自分もあんな ある。 ふうに卒業していきたい。」と思 ◆努力点2 学力の向上と進路指導の充実 ってもらえるようないい卒業式 生徒に明確な目標を持たせることや、授業改 にしたい。〈男子〉 善に取り組み生徒に学ぶ喜びを感じさせること、☆全校生徒の想い出に残るような感動的な卒業式 学校全体でも家庭学習について工夫した取組や にしたい。〈女子〉 約束事をつくって指導していくことなど教職員 ☆後輩たちの目標になれるような大きな返事をし の取組で努力が必要なことが確認された。 たい。 〈男子〉 ◆努力点3 豊かな心の醸成 ※間中の3年生はいつでも後輩を思っています。 三つの具体策について教職員の努力が成果と して確認された。特に学校行事や部活動におけ る感動体験については多くの生徒から味わって いるという回答があった。今後は、生徒の道徳 立志記念スキー学習 2 年生 的実践力をさらに高めていくことに学校全体と して努力していくことが大切であると考える。 2年生が新潟県上越国際スキー場で ◆努力点4 特別支援教育の推進 2 泊 3 日の立志記念スキー学習を行いました。 たいていの生徒が偏見をもってはいけないと 1日目の夜にはホテルの広間で厳粛に立志式を 考えている。教職員の取組の成果が確認された。 行いました。代表生徒の作文発表、全員で合唱、 今後は、さらに一人一人の個性の理解に努める そして教頭先生から式辞をいただきました。 ことが大切であると考える。 第2部ではそれぞれの生い立ちにちなんだDV ◆努力点5 安全管理と安全教育の徹底 Dを見て、思いのこもった家族からの手紙を読み 生徒は携帯電話の危険性を理解しており、交 ました。封を開けるときの表情、読んでいるとき 通ルールやマナーを守ることの大切さもよく理 の表情、返事を書いているときの表情・・・その時 解している。教職員の取組の成果が確認された。 の生徒の様子は神秘的にさえ感じます。そんな場 毎日の下校指導に加えて、PTA校外委員会の に立ち会うことができた私たち教師はとても幸せ 立哨指導や間々田小と連携した合同立哨指導な です。「それもこれも御家庭での愛情からなされ ど取組の工夫が成果となっているようである。 るものである」と、2年主任が生徒に話しました。 ◆努力点6 保護者・地域との連携協力 スキーも天候に恵まれ、存分に楽しんでいたよ 蛇まつりでは多くの教職員が協力し地域との うです。広がる雪国の山々、ナイターの光線、ち 連携を図っている。地域に開かれた学校を目指 ょっぴり怖かったリフト・・・宿舎でのことなど 14 し、今後も努力を継続していくことが大切であ 歳の心に十分なビタミンになったのではないでし ると考える。信頼関係の構築については、保護 ょうか。 者の評価と自己評価でやや差があった。教職員 立志記念スキー学習 2年生の声 の取組で努力が必要なことが確認された。教職 ☆普段は何も言わないけれど、家族のみんなが自 員一人一人が何が問題か考えることが大切であ 分のことをとても大切に思ってくれていること ろう。 を親からの手紙で知りました。とても感動しま なお、学校関係者評価(提言)も含めて学校 した。 〈女子〉 ホームページに掲載しましたので、詳しくはホ ☆自分の今までの悪い行動がばかばかしく感じま ームページでご確認ください。アンケートへの した。これからは自分の行動に自覚を持って生 ご協力ありがとうございました。 活していきたいです。 〈男子〉 ☆立志式での歌『My own road』がうまく歌えるか 心配でした。「絶対に大きな声で歌おうね。」 と友達と言っていました。本番ではみんながと ても大きな声で歌いました。特に男子の声がと ても大きくてびっくりしました。 〈女子〉 ☆スキーははじめは怖かったけど、すぐにできる ようになった。ナイターの時はスターになった 気分だった。景色もすごかった。 〈男子〉
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