ケーススタディ - SolarEdge

ケーススタディ
[ メガソーラー用 ]
各モジュール発電状況のみならず
パネル環境の遠隔管理も魅力
徳島県 I 社 様
概要
設置日時:2014年1月8日
場所:徳島県鳴門市
設置規模:1.2MW(600kw:稼働中、
600kw:現在追加工事中)
パネル:京セラ
パワーオプティマイザ:
OP300i:2,478台 x 2
モニタリングインタフェースユニット:
SMI180:14台 x 2
パワーコンディショナ:
日新電機(株)製 2台 x 2
販売:日本フィルコン株式会社
施工業者:喜多機械産業株式会社
「遠隔でのモジュール単位での詳細発電管理と草木管理が
ソーラーエッジを選んだ一番の理由です。」
ジョウビタキの遊ぶ静かな山肌になら
ぶ目新しいパネル。鳴門海峡から車で
30分、採石山をバックに手前の山の中
腹までの狭い山道を上がっていくと、
そこにI社の太陽光発電所はある。I社
の位置する徳島県鳴門市は、全国でも
指折りの日照時間を誇る地域である。
施工を担当した喜多機械産業は、建設
機械・資材の複合専門商社として出発
し、現在は徳島県下1000棟以上の施
工実績を持つ太陽光の徳島県内ナンバ
ーワン施工業者でもある。販売を行な
った日本フィルコン株式会社は、創業
96年の老舗企業でありながら、太陽光
関連機器・システムの設計・施工・販売
も行なう東証一部上場企業である。
「ここはもともと畜産用に使われてい
た土地でしたが、前の所有者が廃業し
た後は使われずに放 置され荒 廃して
いました。北および東西を山に囲まれ
ており、台風で折れた枝などの飛来物
や、カラスによる落石など野生の動物
によるパネル破損のリスク、また夕方に
——
は木々の影が長く伸びる地形であり、
太陽光発電を行うにはベストとは言い
難い立地でした。逆に言うとこの場所
で太陽光発電を行うのであれば、ソー
ラーエッジシステムを採用しない理由
はないという立地ですが、唯一の問題
点はコストでした。そこで①モニタリン
グを一切行わない。②ストリング単位
の監視 装置と、1・2年毎の詳細なI V
カーブ検査と不良パネルの特定。③ソ
ーラーエッジシステム。この3つの初期
投資とそれぞれの遺失利益を天秤にか
け、②と③は20年間でコストが同程度
にまで収束すると考え、高機能な③を
採用する判断を下しました。また山間
部で太陽光発電を行うのに問題となる
のが、雑草の管理です。春から秋まで
長期にわたり繁殖が活発で、特につる
性草は短期間で架台を上り、パネルの
上に出ると同時に大きく成長し影を落
とします。地面に採石を敷いても2年も
あれば土で埋まり、除草剤を使うと逆
に地面が雨で削られ土砂崩れの心配が
あるため、山間部で太陽光発電を行う
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I 社 代表取締役会長
には地道な草刈りによる管理が必要で
す。パネル毎の管理をしているソーラー
エッジシステムを使えば、サイトに行か
ずにパネルの発電状況を把握するのみ
ならず、発電状況をとおしてパネルを取
り巻く草木等の環境も把握でき、最適
な時期に必要最低限の回数の草刈りで
済ませられる、まさに一石二鳥です」、と
I社会長は語る。
一般に、太陽光システム発電所では、
資金の確保・サイト設計・機器調達・
土地の造成・設置と、コミッショニング
までのプロセスだけが注目されがちだ
が、コミッショニングはゴールではなく
長い稼働期間のスタートである。
「サイト稼働にあわせ、自走式の草刈
り機も購入しました。これからは、ソー
ラーエッジパネルレベルモニタリングシ
ステムを活用し、発電所を大事に運営
して行きたいと思います。」