苫小牧市女性復職支援事業 委託業務仕様書

苫小牧市女性復職支援事業
委託業務仕様書
平成28年2月
苫小牧市
1
委託する業務名
女性復職支援事業委託業務
2
業務の目的
本市において、東部地域を中心に新規立地や増設、増産などの動きが出てい
る一方で、全国的な人口の減少や若年者等の人材確保に困難を来すことが懸念
されており、育児や出産等で離職した女性の復職を図り、人口減少社会におけ
る労働力の確保を図ることを目的に事業を実施する。
本事業は、ビジネスマナー、パソコンスキル習得のセミナー(OFF−JT)
及び就職を目的とした職場実習(OJT)等を行い、職場復帰を図る。
3 委託業務の内容
(1)苫小牧市は、本企画提案における選定先と提案内容に基づく業務(以下
「本委託業務」という)の委託契約を締結する。
(2)受託者は、女性求職者を20名以上新たに雇用し、継続雇用に繋がる支
援を実施すること。
(3)受託者は、新たに雇用した女性求職者に対し、就職に必要な知識及び技
能を習得させるため、研修受入先企業等への派遣あるいは自社内によるOJT
(職場実習)及びOFF−JT(講義等)による研修を実施する。OJT及び
OFF−JTは概ね3ヶ月間実施すること。
(4)受託者は、女性求職者に対する賃金の支給及び労務管理を適正に行う。
<事業スキーム図>
委託契約
OFF−JT
自社での教育
受入先企業の開拓
職場実習派遣
(5)成果物の提出
職場実習
受託者
苫小牧市
実績報告
OJT
女性求職者
雇用契約
(1)及び(4)までの実施結果を取りまとめた報告書を紙媒体1部、報告
書の概要版1部を提出するとともに、これらの電子媒体に納めて提出する。
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委託期間
契約締結日より平成29年3月31日まで
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研修場所
原則、苫小牧市内とする。
6 雇用について
(1)対象者
苫小牧市内に居住する者で、育児や出産等で離職した女性であり、現在求職
中の者。
(2)勤務条件等
・雇用期間 契約期間内で1人あたり概ね3ヶ月とする。ただし、業務の途中
において自社及び研修先等にて早期就職が決定した場合は、この限りとしない。
・賃金支給額 地域の賃金水準を考慮し、妥当な水準とすること。
・交通費支給(受託者の労務規定による)
・社会保険等 社会保険及び労働保険等に加入すること。
・その他
労働基準法を遵守すること。
(3)求人について
本委託業務における求人については、原則としてハローワークへ提出する
こと。
(4)労働者派遣等について
本委託業務における個々の企業に対して労働者派遣等を行う場合には、受
託者は利益を得てはならない。
7
予算額上限
19,917千円(消費税を含む)
8
審査基準
審査は次の項目について評価するので、十分留意のうえ企画提案書を作成す
ること
(1)業務遂行能力全般 【配点30点】
ア 業務を実施するに必要かつ十分な体制になっているか。
イ 業務を効率的かつ効果的に実施できる全体スケジュールになっているか。
ウ 見積り額は適正か。
(2)企画提案内容 【配点60点】
ア 新規雇用者の開拓方法に工夫が見られるか。
イ OJTの内容に工夫が見られるか。
ウ OFF−JTの内容に工夫が見られるか。
エ 新規雇用者へのフォローアップ(状況確認・指導方法)は適切か。
オ 新規雇用者の継続雇用の可能性等に実現性があるか。
カ 就職決定に至らなかった場合のフォローアップ(状況確認・指導方法)
は適切か。
(3)事業実績 【配点10点】
ア 過去の受託事業の内容・実績はどうなっているか。
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参加意向書等の提出
プロポーザルへの参加を希望するものは、参加意向書及び添付書類を提出す
ること。
(1)提出書類 参加意向書、添付書類
(2)様
式 参加意向書 別添様式による
(3)提出部数 参加意向書、添付書類とも1部
(4)提出期限 平成28年3月2日(水) 午後5時(必着)
(5)提出場所 苫小牧市産業経済部企業立地推進室工業労政課
(6)提出方法 持参または郵送(簡易書留等の配達記録が確認できる方法に
よる)
10 企画提案書等の提出
参加意向書の提出後、苫小牧市から提出の要請を受けた者は、次のとおり必
要な書類を提出すること。
(1)提出書類 企画提案書、付属資料
(2)様
式 企画提案書 片面印刷20ページ以内、A4サイズの任意様
式による、経費内訳書も含む
付属資料
A4サイズの任意様式による
(3)提出部数 企画提案書、付属資料とも8部
(4)提出期限 平成28年3月15日(火)午後5時(必着)
(5)提出場所 苫小牧市産業経済部企業立地推進室工業労政課
(6)提出方法 持参または郵送(簡易書留等の配達記録が確認できる方法に
よる)
10 企画提案書に関するヒアリング
(1)企画提案書を提出した者に対し、プロポーザル審査会においてヒアリン
グを実施します。
(2)企画提案書提出者の数が5を超えた場合には、委員による書類選考を行
う場合があります。
(3)ヒアリングに参加しなかった参加者のプロポーザルは無効とします。
(4)ヒアリングの実施
① ヒアリングは、平成28年3月23日(水)に、苫小牧市役所にて行う
ものとするが、開始時間及び実施場所は別途通知する。
② ヒアリングは、1者ずつの呼び込み方式とし、1者の持ち時間は 30 分
以内とする。(提案書説明 20 分、質疑応答 10 分を予定)
③ ヒアリングは、非公開とする。
④ ヒアリングの内容は、提出のあった提案内容に基づくものとする。なお、
資料の追加提出は認めない。
⑤ ヒアリングにおいては、企画提案書では説明が難しい点やアピールした
い点について行うこと。この説明においては、プロジェクター及びスク
リーンを使用することができる。またプロジェクター及びスクリーンは
当市で用意可能だが、その際はあらかじめ担当部署に連絡すること。パ
ソコン等その他機材については提案者が用意すること。
⑥ ヒアリングの説明者は補助者を含めて 2 名までとする。
⑦ 欠席をした場合は、企画提案書の審査、評価及び選定から除外する。
⑧ 選定委員会の委員が、評価採点を行う。
11 その他
(1)公募手続きにおいて使用する言語、通貨
日本語、日本円
(2)無効となる提出書類
企画提案書及び付属資料が次の事項の一つに該当する場合には無効となるこ
とがある。
ア 提出期限、提出先、提出方法に適合しないもの。
イ 指定する作成様式及び記載上の留意事項に示された条件に適合しないも
の。
ウ 記載すべき事項の全部または一部が記載されていないもの
エ 虚偽の内容が記載されているもの
(3)その他
ア 全ての提出書類の作成・提出にかかる費用は、提案者の負担とする。
イ 提出された企画提案書等は、プロポーザルの目的以外には、無断で使用
しないこととする。
なお、特定された者と契約を締結した後は、当該企画提案書等の成果品が納
品される日まで閲覧に供する場合がある。
ウ 提出された書類は審査を行う作業に必要な範囲において、複製を作成す
ることがある。
エ 提出期限以降における企画提案書等の差し替え及び追加等は認めない。
オ 全ての提出書類は返却しない。
カ 本業務に係る質問は、平成28年2月29日(月)まで受け付けるもの
とする。
(4)問い合わせ先及び参加意向書、企画提案書等の提出先
郵便番号 053−8722
北海道苫小牧市旭町4丁目5番6号
苫小牧市産業経済部企業立地推進室工業労政課(担当:佐藤)
電話 0144−32−6432 FAX 0144−34−7110
電子メールアドレス kogyo@city.tomakomai.hokkaido.jp