68 透湿性ポリウレタン樹脂 ハイムレン X, Y [HI - MUREN X, Y] 溶剤重合型のポリウレタン樹脂で、溶剤を飛散させるだけで微多孔膜を形成する X タイプと親水基を利用したYタイプ 顔料 に大別されます。 その塗膜は水蒸気を透過させますが、水滴は通さず、主に透湿防水布として用いられます。 用途 カラー ベース スポーツ衣料分野、他に絆創膏、ラベルステッカー類、人工皮革、合成皮革用素材(用途例 家具、衣料、靴など) X タイプの特徴 Y タイプの特徴 X タイプ(微多孔型) Yタイプ(無孔型) ポリウレタン樹脂の分散体溶液です。その溶液には水を均一に乳 ポリウレタン樹脂の構造中に親水基を導入し、透湿機能を付与さ 化したコンパウンド(W/O)が形成されており、塗布後乾燥させる せた無孔型ポリウレタン樹脂です。 だけで数ミクロンの連続微多孔フォームを形成します。 離型紙にコーティング後、溶剤乾燥をすることで、透湿防水フィル ムを形成します。 X タイプポーラス皮膜電顕写真 プラス チック 材料 プラス チック 用 着色剤 膜厚と透湿の関係 プラス チック 用 機能剤 繊維・ 紙用 着色剤 印刷 インキ ウレ タン 樹脂 代表銘柄 汎用 ( 高固形分 ) X-3040 Xタイプ アクリル粘性 ATX-1 ハイムレン 高耐水圧、接着性 X-3062-3 Yタイプ 一液型 溶解型 非水膨潤 Y-210B( 黄変 ) 汎用 Y-208-1( 黄変 ) 高透湿性 Y-231( 黄変 )、Y-301-3( 無黄変 ) 分散型 高粘度加工 Y-237 Y-206 接着剤 汎用 Y-134-45 Y-119E 下引用 ( 分散型 ) 接着剤 塗料・ コート 材 キト サン Y-128 Y-133 色彩 管理 技術 お問い合わせ先/ ファインポリマー事業部 〈e-mail〉fp@daicolor.co.jp 東日本支社 TEL:03(3661)5645 FAX:03(3669)8062 西日本支社 TEL:06(6455)9045 FAX:06(6455)9441 69 溶液型ポリウレタン樹脂 レザミン ME, NE, UD, CU [RESAMINE ME, NE, UD, CU] 顔料 溶剤重合型のポリウレタン樹脂で、主に人工皮革、合成皮革用素材として開発しました。 離型紙にコーティングし、溶剤を乾燥することで、薄く (∼数十ミクロン)、柔軟でかつ強靱なフィルムが得られます。 樹脂組成で耐久性や硬さ等の性能のコントロールが可能で、用途に合わせたグレード設定を行っています。 近年では、車両、家具用の耐久性用途や産業資材への適用例が増えています。 カラー ベース 用途 1. 人工皮革、合成皮革用素材(用途例:車両シート、家具、衣料、靴など) プラス チック 材料 2. 産業資材(使用例:マーキングフィルム、研磨パッドなど) 特徴 プラス チック 用 着色剤 プラス チック 用 機能剤 繊維・ 紙用 着色剤 印刷 インキ レザミン ME 難黄変型 PU 薄膜形成に適し、主に表皮材用です。 レザミン NE 無黄変型 PU 薄膜形成に適し、主に表皮材として耐変色性を要する用途に適しています。 レザミン CU 湿式加工用です。 レザミン UD レザミン ME、NE 用接着剤です。 代表銘柄 難黄変型 表皮用 無黄変型 ウレ タン 樹脂 湿式法 エステル系 ME-44ELP, ME-3612LP エーテル系 ME-8105LP, ME-8115LP カーボネート系 ME-8210LP エステル系 NE-302HV, NE-308 カーボネート系 NE-8850, NE-8811 エステル系 CU-4210 カーボネート系 CUS-1500,CU-9450NL エステル系 UD-660SA,UD-750SA エーテル系 UD-8310 カーボネート系 UD-8351,UD-8358D 接着剤 接着剤型 塗料・ コート 材 キト サン 色彩 管理 技術 ポリオール組成と各樹脂性能一覧 ポリオール 耐熱性 耐油性 耐寒性 耐屈曲性 耐加水分解性 耐薬品性 エステル系 ○ ○ ○ ○ △ × エーテル系 △ △ ◎ ◎ ◎ ○ カーボネート系 ◎ ○ △ ○ ◎ ○ 上記性能は、難黄変型 PU の一般的な性能比較です(一般に無黄変型 PU は耐油性に大きく劣ります)。 樹脂性能は、ご使用になる製品で用途に合わせてご確認ください。 お問い合わせ先/ ファインポリマー事業部 〈e-mail〉fp@daicolor.co.jp 東日本支社 TEL:03(3661)5645 FAX:03(3669)8062 西日本支社 TEL:06(6455)9045 FAX:06(6455)9441 70 水系ウレタン樹脂 レザミン D [RESAMINE D] 界面活性剤を使用しない自己乳化型アニオン系ポリウレタンディスパージョン(PUD)で、特に皮膜形成特性にすぐれて 顔料 います。 樹脂組成で耐久性や硬さ等の性能コントロールが可能で用途に合わせたグレード設定を行っています。 用途 カラー ベース 合成擬革材料、天然皮革用塗料、建材用塗料、マーキングフィルムなど 特徴 1. 粒径が 0.1ミクロンと超微粒子として設計されており、皮膜形成能にすぐれ、得られる皮膜は透明度の高いフィルムが得られます。 プラス チック 材料 2. 皮膜は耐水性にすぐれ、塗膜の白化、溶解等の現象は見られません(当社煮沸試験 沸騰水中 30 分放置後の目視確認)。 プラス チック 用 着色剤 3. 耐久性(耐光性、耐加水分解性、耐熱性)にすぐれ、車両等の耐久性を要する用途への使用が可能です。 4. ソフト〜ハードの硬さ調整が可能です。 プラス チック 用 機能剤 5. 消防法上の非危険物のため、取り扱いが容易です。 レザミン D 代表銘柄 品名/ レザミン 樹脂組成 固形分 (%) D − 1060 カーボネート脂肪族 D − 2020 D − 4080 D − 4200 D − 6300 D − 6455 フィルム強度 特徴 100%M (MPa) 破断強度 (MPa) 破断伸度 (%) 熱軟化温度 (℃ ) 40 5.5 25 < 250 < 210 〜 220 接着剤 エーテル脂肪族 30 2.0 30 < 500 < 175 〜 185 低温特性良好 エーテル / カーボネート脂肪族 35 8.0 40 < 400 < 170 〜 180 35 20.0 45 < 250 < 165 〜 175 各種ポリマーへの 密着性良好 30 35.0 45 < 210 < 165 〜 175 30 ——— 55 < 50 < カーボネート脂肪族 耐久性良好 165 〜 175 (耐光性、耐加水分解性) 繊維・ 紙用 着色剤 印刷 インキ ウレ タン 樹脂 接着剤 レザミン D 添加剤銘柄 ・架橋剤 D − 52(カルボジイミド) ・増粘剤 D − 28 ・消泡剤 D −79(シリコーン系) D − 54(オキサゾリン) D − 87 D − 62(イソシアネート) ・レベリング剤 D − 339 ・着色剤 セイカセブン DW カラー 塗料・ コート 材 キト サン 色彩 管理 技術 71 溶液型ポリウレタン樹脂用着色剤 セイカセブン [SEIKASEVEN] 溶液型ポリウレタン樹脂用着色剤として長年にわたる実績を持っており、広範なポリウレタン樹脂のタイプ・加工方法 顔料 に対応しています。 用途 カラー ベース 合成皮革・人工皮革用溶液型ポリウレタン樹脂の着色 人工皮革の表面仕上げ その他溶液型ポリウレタン樹脂の着色 プラス チック 材料 特徴 1. 種々のポリウレタン樹脂タイプに対応しています。 2. 幅広い用途に適した耐光性等の諸特性を備えた製品があります。 プラス チック 用 着色剤 3. 自動車内など高い耐久性レベルを要求される用途に適応します。 4. 市場で求められる色調に調色可能な原色を揃えています。 プラス チック 用 機能剤 セイカセブン代表銘柄 溶液重合ポリウレタン樹脂用 溶剤系着色剤 製品シリーズ 繊維・ 紙用 着色剤 印刷 インキ 対象ポリウレタン樹脂タイプ セイカセブン BS # 100(S)シリーズ 高耐久性ポリカーボネート系 セイカセブン BS # 1000 シリーズ 湿式難黄変性ポリエステル系 セイカセブン ALT # 8000 シリーズ 乾式難黄変性ポリエステル系 セイカセブン MA # 8000 シリーズ 二液型難黄変性ポリエステル系 セイカセブン DNT # 100 シリーズ 無黄変型ポリカーボネート系 セイカセブン DUT # 4000 シリーズ 難黄変型ポリエーテル系 グラビアコート用 溶剤系着色剤 ウレ タン 樹脂 製品シリーズ UST # 3000 シリーズ 対象ポリウレタン樹脂タイプ 難黄変性ポリエステル系(人工皮革用途) 水系ポリウレタンディスパージョン用 水性着色剤 製品シリーズ 接着剤 セイカセブン DW # 1000 シリーズ 対象ポリウレタン樹脂タイプ 水系ポリウレタンディスパージョン全般 機能性塗料 塗料・ コート 材 ポリウレタン樹脂用着色剤で培った分散技術をベースに、導電性 塗料や特殊フィラー分散塗料などの機能性塗料に取り組んでいま す。 キト サン 色彩 管理 技術 お問い合わせ先/ ファインポリマー事業部 〈e-mail〉fp@daicolor.co.jp 東日本支社 TEL:03(3661)5645 FAX:03(3669)8062 西日本支社 TEL:06(6455)9045 FAX:06(6455)9441 72 オレフィン素材用表面処理剤 レザロイド LU [LEATHEROID LU] PVC 車輌内装材用表面処理剤として開発され、現在では専用プライマーを用いることによってオレフィン素材(TPO) 顔料 用としても充分な性能を発揮します。 自動車用途では国内はもとより、北米、アジア地域、欧州でも採用されています。 また、近年では自動車メーカーの現地調達要求に応えるため、アメリカ、中国での製品生産も開始しています。 カラー ベース 用途 ・車両ドアトリム PVC 又は TPO 表皮材用表面処理剤 プラス チック 材料 ・車両インストルメントパネル PVC 又は TPO 表皮材用表面処理剤 ・家具、雑貨レザー用表面処理剤 特徴 プラス チック 用 着色剤 1. 密着性にすぐれています。 2. 耐表面傷付き性にすぐれています。 プラス チック 用 機能剤 3. 各種成形加工に対応可能です。 4. ソフトな表面タッチ、艶調整が可能です。 繊維・ 紙用 着色剤 5. 殆どのグレードに BTX フリーグレードをご用意しています。 レザロイドの代表銘柄と艶や触感の関係 グレードとプライマー 製品名 LU-855SP 標準グレード グロス マット ハイマット ○ ソフトタッチグレード LU-313SP ○ ウレ タン 樹脂 ○ ○ ○ LU-356SP-A LU-313SP 耐スクラッチ性向上グレード ○ LU-304SP LU-391SP 接着剤 ○ ○ LU-377SP 低温成形対応グレード ○ ○ LU-325SP 耐光性良好 ○ LU-325SP(HM) LU-4338-2 TPO 用 2 液プライマー 耐光性良好 塗料・ コート 材 ○ ○ LU-4304 LU-3017(C) TPO 用 1 液プライマー 耐光性良好 ○ LU-376SP LU-313SP 印刷 インキ ○ LU-775SP LU-840SP ドライタッチグレード 備考 架橋剤 ○ LU-2408 使用方法 艶の調整はグロス、マット、ハイマットの混合により行ってください。 キト サン グラビアコーターによる塗工を前提に設計されていますが、スプレー塗装による使用も可能です。 色彩 管理 技術 73 官能基付与型ポリウレタン樹脂 ダイフェラミン MAU [DAIFERAMINE MAU] 顔料 分子構造中に極性基を導入し、特殊な機能を付与している高分子です。 この官能基導入技術を用いることにより、研磨剤などの各種フィラーや顔料の分散性の向上等、市場ニーズに合わせた ポリウレタン樹脂の設計が可能です。 カラー ベース 用途 ・磁気テープ用、研磨テープ用バインダー プラス チック 材料 ・各種記録媒体用バインダー ・マーキングフィルム 特徴 プラス チック 用 着色剤 1. 分散性が良く、短時間で塗料化が可能です。また、分散体の表面性に応じて官能基の選択ができます。 プラス チック 用 機能剤 3. 耐摩耗性、接着性および架橋密度のアップが期待できます。 2. 塩酢ビ、ニトロセルロース等各種のバインダーと自由にブレンドして使えます。 構造 ダイフェラミンに付加させる官能基 繊維・ 紙用 着色剤 ※一般的に分散体の表面が pH 酸性を示すものは 3 級アミン、アルカリ性のものはカルボキシル基が有効です。 印刷 インキ 塗料皮膜概念図 ウレ タン 樹脂 接着剤 塗料・ コート 材 代表銘柄 キト サン 色彩 管理 技術 品名 固形分 溶剤系 分子量 官能基 100%MOD. 破断強度 破断伸度 Tg MAU-4308HV 35% M/A 6〜7万 アミン --(--) 60(60) 10(10) 42℃ (43℃ ) MAU-5022 35% M/T 6〜7万 カルボキシル基 1.2(8) 17(66) 690(280) -12℃ (-9℃ ) MAU-9022 30% M/A 10 万 なし 2.9(7) 66(68) 410(340) ND(-25℃ ) 単位; MPa、%、( )内 硬化剤 10PHR 配合時 M= MEK、T= TOLUENE、A= ANONE (上記数値は代表値であり、規格値ではありません) お問い合わせ先/ ファインポリマー事業部 〈e-mail〉fp@daicolor.co.jp 東日本支社 TEL:03(3661)5645 FAX:03(3669)8062 西日本支社 TEL:06(6455)9045 FAX:06(6455)9441 熱可塑性ポリウレタンエラストマー(TPU) レザミン P (PH・PS・PM) [RESAMINE P (PH・PS・PM)] 74 当社の独自技術で開発した成形用の熱可塑ポリウレタンエラストマー(TPU)です。 顔料 1. 広範囲の領域をカバーする硬度 2. 加硫工程は不要 3. スクラップの回収・再利用が可能 4. ポリエステルやポリオレフィン、ポリスチレンなどの他樹脂系エラストマーと比較し、耐摩耗性は最良 カラー ベース 強度 ・ 伸度も最高のレベル 5. 耐寒性、耐油性等バランスのとれた各種特性 6. 多彩な高機能グレ−ド、レザミン CP シリーズでの着色が可能 プラス チック 材料 用途 成形方法 射出成形 押出成形 用 途 自動車部品 ボールジョイント、ダストカバー、タイヤチェーン、サイドモールド 機械・工業部品 O リング、シール材、各種ギヤー、コネクター スポーツ用品 スポーツシューズ ( サッカーシューズ等 )、マリンスポーツ用品 ( フィン、ゴーグル ) その他 時計バンド、キャスター、ローラー、婦人靴のヒールトップ ホース・チューブ 耐圧・塗装・燃料用ホース、チューブ、消防ホースのインナー ベルト コンベアーベルト、エアーマット、ターポリン、駆動ベルト、丸ベルト 電線・ケーブル 電線・ケーブル被覆、コンピュータ配線、各種カールコード その他 各種ロープ、メディカル用途のディスポーザブル品 カレンダー成形 コンベアーベルト、フィルム、フレキシブルコンテナー プラス チック 用 着色剤 プラス チック 用 機能剤 繊維・ 紙用 着色剤 特徴 印刷 インキ 標準グレード f11c シリーズ名 レザミン P-1000 レザミン P-7000 タイプ エステル系 特徴 汎用グレード 低温特性向上 レザミン P-2000 エーテル系 耐加水分解性、耐菌性 レザミン P-4000 カプロラクトン系 射出成型性良好 レザミン P-800 ポリカーボネート系 耐加水分解性、耐菌性、耐熱性 ウレ タン 樹脂 接着剤 高機能グレード グレード シリーズ名 特徴 従来 TPU の 1 ランク上の耐熱特性を追求したグレードです。 ・ 高温下でも圧縮歪が少ない。 耐熱性 レザミン PH ・ 高軟化温度。 塗料・ コート 材 ・ 耐熱オイル・グリース抵抗性。 ・ 高低温度域での物性変化が少ない。 シリコーンと TPU の特徴を持つグレードです。 非粘着性 レザミン PS キト サン ・ 低粘着性で離型性が良好。 ・ 高温で弾性率低下が少なく、低温での硬度変化が少ない。 従来 TPU の 2 〜 3 倍の透湿性を有するグレードです。 透湿性 レザミン PM ・ 無孔タイプの素材に適用可能。 ・ 水膨潤、非膨潤タイプあり。 色彩 管理 技術 75 機能性 TPUコンパウンド・TPU用着色剤 レザミン EC・FG・FR・CP、クロスネート EM [RESAMINE EC・FG・FR・CP、CROSSNATE EM] 顔料 諸特性にバランスのとれた熱可塑ポリウレタンエラストマー(TPU)で、さらに下記の機能を付与した機能性 TPUコンパ ウンド・TPU用着色剤シリーズがあります。 新規差別化商品の開発設計にご活用ください。 カラー ベース 用途 成形方法 プラス チック 材料 プラス チック 用 着色剤 射出成形 押出成形 プラス チック 用 機能剤 用 途 自動車部品 ボールジョイント、ダストカバー、タイヤチェーン、サイドモールド 機械・工業部品 O リング、シール材、各種ギヤー、コネクター スポーツ用品 スポーツシューズ ( サッカーシューズ等 )、マリンスポーツ用品 ( フィン、ゴーグル ) その他 時計バンド、キャスター、ローラー、婦人靴のヒールトップ ホース・チューブ 耐圧・塗装・燃料用ホース、チューブ、消防ホースのインナー ベルト コンベアーベルト、エアーマット、ターポリン、駆動ベルト、丸ベルト 電線・ケーブル 電線・ケーブル被覆、コンピュータ配線、各種カールコード その他 各種ロープ、メディカル用途のディスポーザブル品 カレンダー成形 コンベアーベルト、フィルム、フレキシブルコンテナー 特徴 繊維・ 紙用 着色剤 グレード シリーズ名 特徴 導電性ポリウレタンです。すぐれた機械的特性と加工性を持ちます。 印刷 インキ 導電性 レザミン EC ・ 抵抗率 10 2 〜1010 Ωと幅広い導電領域可能。 ・ 帯電防止用は無色透明 ( 透明帯電防止グレード )。 ・ 低硬度導電グレードなどあります。 難燃性ポリウレタンです。すぐれた機械的特性と加工性を持ちます。 ウレ タン 樹脂 難燃性 レザミン FG ・ 高難燃 UL-94V0 対応可能。 ・ ハロゲンフリ−型もあります。 耐摩耗性ポリウレタンです。すぐれた機械的特性と加工性とともに、高い耐摩耗性と 低い摩擦係数を持つグレードです。 接着剤 耐摩耗性 レザミン FR ・ 一般 TPU の 4 〜 5 倍の耐摩耗性。 ・ 一般 TPU の 1/2 の動摩擦係数。 熱可塑性ポリウレタンの着色に適します。 塗料・ コート 材 TPU 用着色剤 レザミン CP・CPE ・ 各色ご要望に応じて調色します。 ・ 顔料の分散性が良好。 熱可塑性ポリウレタンの耐摩耗性、耐熱性、耐薬品性、圧縮永久歪を改良する架橋剤です。 TPU 用架橋剤 クロスネート EM キト サン ・ TPU とブレンド成形後、熱処理することで、樹脂中に網目構造生成。 ・ 各種特性改良に最適。 ・その他に、防カビ・抗菌性グレード(レザミン BG)、電子線架橋グレード(レザミン EB)などがあります。 色彩 管理 技術 お問い合わせ先/ ファインポリマー事業部 〈e-mail〉fp@daicolor.co.jp 東日本支社 TEL:03(3661)5645 FAX:03(3669)8062 西日本支社 TEL:06(6455)9045 FAX:06(6455)9441 エーテル系部分バイオマス TPU レザミン PB シリーズ [RESAMINE PB Series] 76 バイオマス由来のエーテル系原材料(非可食)を使用したカーボンニュートラルな熱可塑性ポリウレタンエラストマー です。 ※1 ※2 顔料 バイオマスプラスチックは従来品よりも諸物性が劣るというイメージがありますが、当社の持つ機能性樹脂合成技術 により、従来の熱可塑性ポリウレタンと同等の加工性を保持し、すぐれた耐加水分解性、耐菌性、耐摩耗性を持つバ ランスのとれた熱可塑性ポリウレタンエラストマーです。 カラー ベース ※1 バイオマス…………………活用できる生物由来の再生可能な有機資源。 ※2 カーボンニュートラル……焼却処分をした場合、原料植物由来成分相当分が発生する二酸化炭素量と、その植物自体を焼却処分した場合の二酸化 炭素量は同じとなり、新たな二酸化炭素は発生しないことを指しています。 プラス チック 材料 特徴 用途 雑貨、コンベアベルトなど、一般熱可塑性ポリウレタンと同用途 植物由来の原材料を使用したバイオマスプラスチックです。 バイオマスポリウレタンは、溶剤系、水系、パウダー系など全ての 形態の設計が可能となります。 プラス チック 用 着色剤 物性表 ※ PB-2288 PB-2294 PB-2297 PB-2593 60.4 59.2 50.7 45.9 55.7 47.8 硬さ(JIS A) A85 ± 2 A88 ± 2 A94 ± 2 A97 ± 2 A92 ± 2 A97 ± 2 100%モジュラス(MPa) 5.0 ± 1.0 5.4 ± 1.5 9.0 ± 1.5 11.0 ± 1.0 6.9 ± 1.0 11.0 ± 1.0 引張強さ(MPa) 25.0 以上 30.0 以上 30.0 以上 30.0 以上 30.0 以上 30.0 以上 伸び(%) 500 以上 450 以上 400 以上 350 以上 400 以上 350 以上 引裂強さ(kN/m) 50.0 以上 88.0 以上 98.0 以上 98.0 以上 88.0 以上 108.0 以上 バイオマス比率 ( % ) PB-2597 ※ PB-2285 プラス チック 用 機能剤 ※射出成形用グレード 耐加水分解性 繊維・ 紙用 着色剤 印刷 インキ 耐熱性 本製品は、エーテル系 TPU の特徴であるすぐれた耐加水分解性 本製品は、現行のエーテル系 TPU と比較し、同程度の耐熱性が を示します。 あります。 現行のエーテル系 TPU と比較し、同等以上の耐加水分解性があ エーテル系 TPU は耐熱性がやや劣りますので、常時熱がかかる用 ります。 途でのご使用の際は確認試験をお勧めします。 ウレ タン 樹脂 接着剤 120% 引 張 強さ 保 持 率 ( 引 張 強さ 保 持 率 ( ) 部分バイオマスTPU 耐加水分 解 性 120% 100% 100% 80% % ) % 60% 40% 塗料・ コート 材 80% 60% 40% PB-2593 P-2593 20% 0% 部分バイオマスTPU 耐熱性 0 1 2 3 4 5 試験期間 (週) 6 7 8 試験条件:80℃ / 95 %RH 0% キト サン PB-2593 P-2593 20% 0 1 2 3 4 5 試験期間 (週) 6 7 8 ※試験温度:120℃ 色彩 管理 技術 77 ポリウレタン微粒子 ダイミックビーズ CM [DAIMIC BEAZ CM] 無黄変型ポリウレタン樹脂の真球状架橋微粒子です。 顔料 当社独自の合成技術により、ポリウレタン樹脂の組成、粒子径等のコントロ−ルが可能な機能性素材です。 用途 カラー ベース パウダーファンデーション、ネイル、乳液、リキッドファンデーション、サンスクリーン、 スキンケアローション、アイシャドウ、口紅、制汗剤、マスカラ、クリーム、その他 プラス チック 材料 特徴 1. 真球状で粒度分布が狭く、粒子径サイズの調整が可能です(数〜数百μm程度)。 プラス チック 用 着色剤 プラス チック 用 機能剤 2. ソフトで弾力性に富んだ分子設計であり、硬さ調整が可能です(JIS A = 50 〜 100 程度)。 3. ウレタン系架橋粒子のため機械強度、ゴム弾性、耐屈曲性、耐寒性、耐摩耗性及び耐油性にすぐれています。 また、無黄変型ポリウレタン骨格のため耐熱・耐光性にすぐれています。 4. 化粧品用途として下記の効果が期待できます。 (1) 柔軟である(ソフトタッチで人間の肌感覚に近い) (2) 小じわ、毛穴隠し、ローリング性(伸び性、滑り性) (3) 透明性が高く(屈折率=1.49)、適度なマット感がある(ナチュラルカバー) 繊維・ 紙用 着色剤 (4) 皮脂(オレイン酸)の吸収が高い ダイミックビーズ CM 代表銘柄 印刷 インキ 製品 ダイミックビーズ UCN-8070CM クリアー ダイミックビーズ UCN-8150CM クリアー 測定方法 7 15 レーザー回折 0.96 0.96 粒子形状解析 真比重(g/cm ) 1.15 1.15 JIS K7112 かさ比重(g/ml) 0.40 0.48 JIS K6720 99 以上 99 以上 赤外線水分計 250 以上 250 以上 熱機械分析(TMA) 硬度(JIS − A) 74 74 JIS K7215 動摩擦係数(μ) 0.50 0.36 表面摩擦試験機 項目 平均粒子径 ( μm ) 円形度 ウレ タン 樹脂 3 不揮発分(%) 融点(℃) 接着剤 塗料・ コート 材 ダイミックビーズ UCN-8070CM クリアー 電子顕微鏡写真ならびに粒度分布図 キト サン 色彩 管理 技術 50 μm お問い合わせ先/ ファインポリマー事業部 〈e-mail〉fp@daicolor.co.jp 東日本支社 TEL:03(3661)5645 FAX:03(3669)8062 西日本支社 TEL:06(6455)9045 FAX:06(6455)9441 78 溶剤系産業材用接着剤 セイカボンド U、T、HS [SEIKABOND U, T, HS] ・セイカボンド U タイプは、原料となるポリオール成分によって耐久性、耐熱性、耐可塑剤性などが異なる特徴を出 顔料 すことができます。 ・セイカボンド T タイプには、ベースとなるウレタン樹脂が溶液重合型と溶融重合型の二種類があります。 溶融型(T-619B、T-744)は、比較的高分子量であり耐熱性、耐久性を要求される用途に適します。 溶液重合型(T-565、T-728、T-729、T-731)は、比較的低粘度でグラビアコーターによる塗工が可能で、 軟質 PVC の構成に適しています。 ・HS-310 は、繊維用の溶剤型ホットメルト接着剤として適しています。 用途 カラー ベース プラス チック 材料 ・合成擬革(TPU レザー、PVC レザー)用接着剤、ターポリン用接着剤、TPU ベルト用接着剤 特徴 プラス チック 用 着色剤 1. 基材として、軟質 PVC や TPU フィルムとの接着性にすぐれています。 2. ノントルエンタイプをご用意しています。 3. Uタイプは比較的高粘度のため、ロールコーター、ナイフコーター等で多量に塗工する用途および繊維などの非平滑な基材の構成等に適し ています。 4. 主剤のみで皮膜を形成するものもありますが、硬化剤を併用することにより、さらに耐熱性や耐久性の向上を図ることができます。 5. 主剤自体が無黄変のものもありますが、その他のものでも硬化剤の選定によっては難黄変タイプとして使用することが可能です。 セイカボンド U、T、HS 代表銘柄 不揮発分 (%) 粘度 (dPa・s/25℃ ) 溶剤組成 使用硬化剤 ( 代表 ) 配合比 ( 重量比 ) U − 507 45 1000 〜 2000 TOL,MEK UD − C 100 : 6 PVC/ 織布用、高結晶性エステルウレタン U − 507EA 45 1000 〜 1500 EA UD − C 100 : 6 U-507 のノントルエンタイプ U − 519 45 1000 〜 2000 TOL,MEK UD−C 100: 6 PVC/ 織布用、中結晶性エステルウレタン U − 527NT 28 20 〜 60 EA,MEK,MIBK UD−C 100 :4 PVC/ 織布用、高結晶性エステルウレタン U − 524 60 600 〜 1000 TOL UD−C 100 :12 粘着調整用、低結晶性エステルウレタン U − 576 60 1000 〜 2000 TOL,MEK UD−C 100 :12 U-507 の耐久性グレード U − 586 60 1000 〜 1500 TOL,MEK UD−C 100 :12 U-507 の耐久性グレード U − 845 45 800 〜 1500 TOL,EA C−75N 100 : 6 U-507 の難黄変グレード T − 565 20 10 〜 15 Ace,EA UD−C 100 : 3 U-507 の速乾性グレード T − 619B 22 60 〜 200 THF,DMF,Ace UD−C 100 : 5 搬送ベルト用、耐久性ウレタン T − 744 25 60 〜 120 THF,DMF,Ace UD−C 100 : 5 搬送ベルト用、エステルウレタン T − 728 30 25 〜 35 TOL,MEK C−18 100 :10 PVC/PEF 用標準型 T − 729 30 30 〜 60 EA C−18 100 :10 T-728 のノントルエンタイプ T − 731 37 70 〜 100 TOL,MEK C−18 100 :12 T-728 の高固形分、高粘度タイプ HS − 310 35 400 〜 800 MEK,DMF − − 製品名 用途及び特徴 プラス チック 用 機能剤 繊維・ 紙用 着色剤 主 剤 C − 18 100 1〜3 なし 耐熱性、室温硬化良好タイプ C − 26 40 0.01 〜 0.30 EA 標準タイプ希釈品 C − 75N 75 1.0 〜 6.0 EA 無黄変タイプ C − 76 75 10 〜 20 EA 標準タイプ C − 83 100 15 〜 30 なし 無黄変タイプ UD − C 75 10 〜 20 EA 標準タイプ ファインポリマー事業部 〈e-mail〉fp@daicolor.co.jp ウレ タン 樹脂 接着剤 塗料・ コート 材 溶剤型ホットメルト接着剤 硬化剤 お問い合わせ先/ 印刷 インキ 東日本支社 TEL:03(3661)5645 FAX:03(3669)8062 西日本支社 TEL:06(6455)9045 FAX:06(6455)9441 キト サン 色彩 管理 技術 79 溶剤系産業材用接着剤 セイカボンド E、A-601E [SEIKABOND E, A-601E] 顔料 ・セイカボンド E タイプは、エステル樹脂溶液系接着剤で、硬化剤の選択によって難黄変型、無黄変型とすることがで きます。 ・セイカボンド A-601E は、エステルウレタン樹脂溶液系接着剤で、硬化剤の選択によって難黄変型、無黄変型とする ことができます。 カラー ベース ・各種フィルムとの接着剤として適用性があり、特に E タイプは PET 基材に、A-601E タイプは金属箔を含む広い適 用性があります。 ・基本的に E 及び A-601E タイプは、硬化剤と混合する二液型で使用します。 プラス チック 材料 用途 ・各種プラスチックフィルム、シート用接着剤 ・各種金属箔用接着剤 プラス チック 用 着色剤 特徴 1. 基材として、軟質 PVC や TPU フィルムとの接着性にすぐれています。 プラス チック 用 機能剤 2. 溶剤は酢酸エチルが主体の製品が多く、トルエン、キシレンフリーで使用できます。 繊維・ 紙用 着色剤 4. 主剤だけで皮膜を形成するものもありますが、硬化剤を併用することにより更に耐熱性や耐久性の向上を図ることができます。 3.E および A-601E タイプはプラスチックフィルムへの濡れ性にすぐれており、グラビアコーターにて薄膜塗工が可能です。 セイカボンド E、A-601E 代表銘柄 印刷 インキ 不揮発分 (%) 粘度 (dPa・s/25℃ ) 溶剤組成 使用硬化剤 ( 代表 ) 配合比 ( 重量比 ) E − 256 − 40 40 10 〜 20 TOL, MEK C − 76 100 :3.2 PET 密着性、高 Tg E − 295 60 35 〜 50 EA,TOL C − 26 100 : 20 PET フィルム用 E − 295NT 60 35 〜 50 EA C − 75N 100 :10 E- 295 のノントルエンタイプ E − 328 50 10 〜 50 TOL,MEK C − 76 100 : 4 PET 密着性、高 Tg A − 601E 60 14 〜 30 EA C − 84 18 : 3 C − 26 40 0.01 〜 0.30 EA 標準タイプ希釈品 C − 75N 75 1.0 〜 6.0 EA 無黄変タイプ C − 76 75 10 〜 20 EA 標準タイプ C − 84 60 0.2 〜 1 EA 無黄変タイプ 製品名 用途及び特徴 主 剤 ウレ タン 樹脂 接着剤 各種フィルム、金属箔用 硬化剤 塗料・ コート 材 キト サン 色彩 管理 技術 お問い合わせ先/ ファインポリマー事業部 〈e-mail〉fp@daicolor.co.jp 東日本支社 TEL:03(3661)5645 FAX:03(3669)8062 西日本支社 TEL:06(6455)9045 FAX:06(6455)9441 80 溶剤系軟包材用接着剤 セイカボンド A、E [SEIKABOND A, E] ・セイカボンド A タイプには、ドライフーズから低温ボイル用途、アルコール溶剤系でスチレンフィルム用、さらには高 顔料 温ボイルからアルミレトルト用途の 3 タイプがあります。 ・セイカボンド E タイプは、エステル樹脂溶液系接着剤で、硬化剤の選択によって難黄変型、無黄変型とすることがで きます。 ・セイカボンド A − 601E は、エステルウレタン樹脂溶液系接着剤で、硬化剤の選択によって難黄変型、無黄変型とす ることができます。 カラー ベース 用途 プラス チック 材料 ・各種プラスチックフィルム製食品包材用接着剤 ・その他の各種プラスチックフィルム製軟包材用接着剤 特徴 プラス チック 用 着色剤 1. 基材として各種プラスチックフィルムとの接着性にすぐれています。 品番によってはアルミ箔や透明蒸着フィルムにも適性があります。 2. A および E タイプはプラスチックフィルムへの濡れ性にすぐれており、グラビアコーターにて薄膜塗工が可能です。 プラス チック 用 機能剤 3. 硬化剤はイソシアネート系であることから、希釈溶剤や雰囲気による吸湿をできるだけ避けてください。 4. E タイプは無黄変型の硬化剤を使用することにより、難黄変や無黄変のタイプとなります。 繊維・ 紙用 着色剤 セイカボンド A、E 代表銘柄 製品名 不揮発分 (%) 粘度 (mPa・s/25℃ ) 溶剤組成 使用硬化剤 ( 代表 ) 配合比 ( 重量比 ) 70 4000 〜 7000 EA C−88 18 :18 汎用、速硬化型 用途及び特徴 印刷 インキ 主 剤 A − 154 − 2 A − 159 60 500 〜 1000 EA C− 89(F) 18 :18 透明蒸着フィルム適性 A − 189 75 3000 〜 5000 EA C−118 18 :18 透明蒸着適性、高固形分塗工用 A − 348 50 1000 〜 2200 IPA、EA C− 93 15 :1.1 アルコール希釈型 E − 263 63 2500 〜 4000 EA C− 26 15 : 3 E − 276 75 3000 〜 6000 EA C− 76 18 : 2.4 E − 372 65 3500 〜 6500 EA C− 76 17 : 2 各種フィルム、金属箔用 C− 84 17 : 3 E-372/C-76 の無黄変タイプ A − 601E 60 1400 〜 3000 EA C− 76 18 : 2 各種フィルム、金属箔用 C− 83 18 :1 A-601/C-76 の無黄変タイプ ボイル、透明レトルト適性 ボイル適性、高固形分塗工用 硬化剤 C − 88 80 1000 〜 4000 EA A-154-2 専用硬化剤 C − 89(F) 80 1000 〜 4000 EA A-159 専用硬化剤 C − 93 93 500 〜 1000 EA、アセトン、EtOH A-348 専用硬化剤 C −118 75 600 〜 2000 EA A-189 専用硬化剤 C − 26 40 1 〜 30 EA 標準タイプ希釈品 C − 76 75 1000 〜 2000 EA 標準タイプ C − 83 100 1500 〜 3000 なし 無黄変タイプ C − 84 60 10 〜 150 EA 無黄変タイプ ※原則としてこれらの接着剤は全て、硬化剤と混合する二液型で使用されます。 ※基本的にこれらの二液タイプ接着剤は食品衛生法に適合します。 お問い合わせ先/ ファインポリマー事業部 〈e-mail〉fp@daicolor.co.jp ウレ タン 樹脂 ※ EA =酢酸エチル、EtOH =エタノール 東日本支社 TEL:03(3661)5645 FAX:03(3669)8062 西日本支社 TEL:06(6455)9045 FAX:06(6455)9441 接着剤 塗料・ コート 材 キト サン 色彩 管理 技術 81 無溶剤・水系接着剤 ノンソルボンド [NONSOLBOND] 顔料 X シリーズ(樹脂 100% タイプ) WA シリーズ(水性分散タイプ) 自己乳化型ポリウレタンディスパージョン(PUD)で ラミネート加工用に開発された液状二液反応硬化型 接着剤です。 ・乾燥工程を必要としない接着剤です。 ・室温では高粘度(または固形)のため、使用時には 加温するための温度調節式の塗工ロールを備えた 専用ラミネート設備(ノンソルラミネーター)と指 定の配合比で混合する供給機が必要となります。 ・基本的に、これらの二液(又は三液)タイプ接着剤 は食品衛生法に適合します。 あるため、分散のための界面活性剤などを必要とせ ず、耐熱性、耐熱水性にすぐれています。 カラー ベース ・PUDとしての安定性が高く、汎用タイプの# 300 台と、耐熱性や皮膜強度にすぐれる# 500 台、更 には製造工程で有機溶剤を一切使用しない# 400 台があります。 プラス チック 材料 ・WA シリーズは、基本的には二液反応硬化型です(用 途により三液仕様もあります)。 プラス チック 用 機能剤 繊維・ 紙用 着色剤 印刷 インキ ノンソルボンド X の特徴 1. アルミ箔等を除く一般のプラスチックフィルムや発泡体の接着へ 1. 各種プラスチックフィルムとの接着性にすぐれています。品番に 適用されます。 よってはアルミ箔や透明蒸着フィルムにも適性があります (X E / 2. WA シリーズ用の硬化剤は、イソシアネートタイプと非イソシア ネートタイプがあります。 2. プラスチックフィルムへの濡れ性にすぐれており、ロールコーター にて薄膜塗工が可能です。 接着剤 キト サン 色彩 管理 技術 カラー ベース [熱圧着型接着剤] 1. グラビア印刷機で塗工できます。 (1) グラビア印刷時に接着剤の塗工ができます。 (2) パターンコートが可能です。全面塗工に比べてコストメリットがあり、残留溶剤が少なくなります。 プラス チック 材料 2. 多くのフィルムに直接塗工できます。 [収縮フィルム回転防止用パートコート剤] 1. シュリンクフィルム(例えば、PVC や PET)に裏印刷します。 プラス チック 用 着色剤 2. シュリンクの際のラベルの回転防止を目的としています。 [ポリエチレン溶融押出しラミネート用アンカーコート剤] プラス チック 用 機能剤 (PT、OPP、PET、ONY、PVDC コートフィルム、MST、アルミ箔、透明蒸着フィルム) 2. 低粘度で混合が容易です。 3. 印刷面の強度が安定しています。 用途 ・その他の各種プラスチックフィルム製軟包材用接着剤 熱圧着型接着剤 品 名 ノンソルボンド WA 代表銘柄 不揮発分 (%) 製品名 WA − 374 45 WA − 377 40 繊維・ 紙用 着色剤 セイカダイン代表銘柄 ・各種プラスチックフィルム製食品包材用接着剤 粘度 (mPa・s/25℃ ) 使用硬化剤 ( 代表例 ) 配合比 ( 重量比 ) 用途及び特徴 1000 〜 10000 10 〜 2000 C − 95 100:5 C − 96 36:1 C− 24 C− 96 36 :1:1 軟包材・ボイル用、三液仕様 用 途 樹 脂 セイカダイン 1001B シリーズ OPP / OPP 用熱圧着型接着剤 EVA /塩素化 PP 系 セイカダイン OPS OPP /発泡スチレン用熱圧着型接着剤 アクリル系 セイカダイン T シリーズ ポリエステル/ポリエステル、PVC / PVC 用熱圧着型接着剤 ポリエステル系 セイカダイン 1900W(水性) OPP / OPP、OPP /発泡スチレン用熱圧着型接着剤 EVA /塩素化 PP 系 軟包材・ドライフーズ用、二液仕様 WA − 515LV 39 10 〜 2000 C− 24 100 :5 産業資材用、耐湿熱性 WA − 568 40 100 〜 5000 C− 24 100 :5 産業資材用、高結晶性タイプ WA − 470 50 100 〜 6000 C− 24 100 : 5.5 ノン VOC 仕様、軟質型 WA − 472 45 100 〜 10000 C− 24 100 :5 ノン VOC 仕様、硬質型 C − 24 100 2000 〜 3000 イソシアネートタイプ C − 95 100 150 〜 350 イソシアネートタイプ C − 96 100 400 〜 1000 収縮フィルム回転防止用パートコート剤 シュリンクラベル用回転防止用パートコート剤 印刷フィルム 品 名 PS・PVC・PET 非イソシアネートタイプ ノンソルボンド X 代表銘柄 粘度 (mPa・s) 硬化剤 (OH) 粘度 (mPa・s) XC − 231 500 〜 900 (80℃) XA − 126 350 〜 500(70℃ ) XC − 234 300 〜 600(80℃) XA − 124 550 〜 1100(80℃ ) XC − 235 700 〜 1400(80℃ ) XA − 129 100 〜 300(40℃ ) XE − 261 4000 〜 6000(80℃ ) XC − 151 1800 〜 3600(25℃ ) 用途及び特徴 固形分 EVA /塩素化 PP 系 24.0% PP セイカダイン S シール剤 EVA 系 30.0% PP・PE セイカダイン PE 用 PC 剤(NT) EVA 系 36.0% セイカダイン S シール剤(NT) EVA 系 30.0% 201512_製品案内2014-2015.indd 81-82 ファインポリマー事業部 〈e-mail〉fp@daicolor.co.jp 接着剤 PP・PE 品 名 塗料・ コート 材 用 途・特 徴 NCO 成分 OH 成分 添加剤 2液 セイカダイン 2710 A セイカダイン 2710C — フィルム・アルミ箔兼用 広汎用 ノントルエン系 2液 セイカダイン 2710 A セイカダイン2810C(T) — フィルム・アルミ箔兼用 広汎用・速硬化 ノントルエン単一溶剤系(酢酸エチル) 3液 セイカダイン 2730 A セイカダイン 2730 B DEW − I 添加剤 キト サン フィルム・アルミ箔兼用 カット性 優 ノントルエン系 軟包材、汎用、高シール強度 軟包材、高速加工性 軟包材、粘着性、柔軟性 軟包材、無黄変、ボイルレトルト用 標準配合比(重量比) 主剤:硬化剤= 10:4 お問い合わせ先/ タイプ ボトル 樹脂系 セイカダイン 1001 B − 42 PVC・PET ウレ タン 樹脂 ポリエチレン溶融押出しラミネート用アンカーコート剤 1. 溶剤系 主剤 (NCO) 印刷 インキ 粘接着剤、バインダー 硬化剤 塗料・ コート 材 特徴 1. 多くの基材に使用できます。 注:WA シリーズ、X シリーズとも、ラミネート設備との適合性がポイントです。 装置に適合する製品化が必要な場合はご相談ください。 顔料 ト剤)があります。 XC シリーズ) 主 剤 ウレ タン 樹脂 セイカダインには熱圧着型接着剤(パートコート剤) と、ポリエチレン溶融押出しラミネート用接着促進剤(アンカーコー 3. イージーオープン性です。 ノンソルボンド WA の特徴 プラス チック 用 着色剤 82 熱圧着型接着剤/溶融ラミネート用接着促進剤 セイカダイン [SEIKADYNE] 東日本支社 TEL:03(3661)5645 FAX:03(3669)8062 西日本支社 TEL:06(6455)9045 FAX:06(6455)9441 ポリエチレン溶融押出しラミネート用アンカーコート剤 2. 水系 タイプ 品 名 成 分 用 途・特 徴 1液 セイカダイン 4100 ポリエチレンイミン系 フィルム用 非危険物 エージング不要 1液 セイカダイン 4300(A) ポリブタジエン系 フィルム用 イミン系よりも耐湿性良好 エージング不要 お問い合わせ先/ 色彩 管理 技術 グラビアインキ事業部 東日本支社 TEL:03(3662)0688 FAX:03(3664)4077 〈e-mail〉gravure@daicolor.co.jp 西日本支社 TEL:06(6455)9085 FAX:06(6455)9484 中部支社 TEL:0568(89)0911 FAX:0568(89)0914 2015/12/11 12:02 81 無溶剤・水系接着剤 ノンソルボンド [NONSOLBOND] 顔料 X シリーズ(樹脂 100% タイプ) WA シリーズ(水性分散タイプ) 自己乳化型ポリウレタンディスパージョン(PUD)で ラミネート加工用に開発された液状二液反応硬化型 接着剤です。 ・乾燥工程を必要としない接着剤です。 ・室温では高粘度(または固形)のため、使用時には 加温するための温度調節式の塗工ロールを備えた 専用ラミネート設備(ノンソルラミネーター)と指 定の配合比で混合する供給機が必要となります。 ・基本的に、これらの二液(又は三液)タイプ接着剤 は食品衛生法に適合します。 あるため、分散のための界面活性剤などを必要とせ ず、耐熱性、耐熱水性にすぐれています。 カラー ベース ・PUDとしての安定性が高く、汎用タイプの# 300 台と、耐熱性や皮膜強度にすぐれる# 500 台、更 には製造工程で有機溶剤を一切使用しない# 400 台があります。 プラス チック 材料 ・WA シリーズは、基本的には二液反応硬化型です(用 途により三液仕様もあります)。 プラス チック 用 機能剤 繊維・ 紙用 着色剤 印刷 インキ ノンソルボンド X の特徴 1. アルミ箔等を除く一般のプラスチックフィルムや発泡体の接着へ 1. 各種プラスチックフィルムとの接着性にすぐれています。品番に 適用されます。 よってはアルミ箔や透明蒸着フィルムにも適性があります (X E / 2. WA シリーズ用の硬化剤は、イソシアネートタイプと非イソシア ネートタイプがあります。 2. プラスチックフィルムへの濡れ性にすぐれており、ロールコーター にて薄膜塗工が可能です。 接着剤 キト サン 色彩 管理 技術 カラー ベース [熱圧着型接着剤] 1. グラビア印刷機で塗工できます。 (1) グラビア印刷時に接着剤の塗工ができます。 (2) パターンコートが可能です。全面塗工に比べてコストメリットがあり、残留溶剤が少なくなります。 プラス チック 材料 2. 多くのフィルムに直接塗工できます。 [収縮フィルム回転防止用パートコート剤] 1. シュリンクフィルム(例えば、PVC や PET)に裏印刷します。 プラス チック 用 着色剤 2. シュリンクの際のラベルの回転防止を目的としています。 [ポリエチレン溶融押出しラミネート用アンカーコート剤] プラス チック 用 機能剤 (PT、OPP、PET、ONY、PVDC コートフィルム、MST、アルミ箔、透明蒸着フィルム) 2. 低粘度で混合が容易です。 3. 印刷面の強度が安定しています。 用途 ・その他の各種プラスチックフィルム製軟包材用接着剤 熱圧着型接着剤 品 名 ノンソルボンド WA 代表銘柄 不揮発分 (%) 製品名 WA − 374 45 WA − 377 40 繊維・ 紙用 着色剤 セイカダイン代表銘柄 ・各種プラスチックフィルム製食品包材用接着剤 粘度 (mPa・s/25℃ ) 使用硬化剤 ( 代表例 ) 配合比 ( 重量比 ) 用途及び特徴 1000 〜 10000 10 〜 2000 C − 95 100:5 C − 96 36:1 C− 24 C− 96 36 :1:1 軟包材・ボイル用、三液仕様 用 途 樹 脂 セイカダイン 1001B シリーズ OPP / OPP 用熱圧着型接着剤 EVA /塩素化 PP 系 セイカダイン OPS OPP /発泡スチレン用熱圧着型接着剤 アクリル系 セイカダイン T シリーズ ポリエステル/ポリエステル、PVC / PVC 用熱圧着型接着剤 ポリエステル系 セイカダイン 1900W(水性) OPP / OPP、OPP /発泡スチレン用熱圧着型接着剤 EVA /塩素化 PP 系 軟包材・ドライフーズ用、二液仕様 WA − 515LV 39 10 〜 2000 C− 24 100 :5 産業資材用、耐湿熱性 WA − 568 40 100 〜 5000 C− 24 100 :5 産業資材用、高結晶性タイプ WA − 470 50 100 〜 6000 C− 24 100 : 5.5 ノン VOC 仕様、軟質型 WA − 472 45 100 〜 10000 C− 24 100 :5 ノン VOC 仕様、硬質型 C − 24 100 2000 〜 3000 イソシアネートタイプ C − 95 100 150 〜 350 イソシアネートタイプ C − 96 100 400 〜 1000 収縮フィルム回転防止用パートコート剤 シュリンクラベル用回転防止用パートコート剤 印刷フィルム 品 名 PS・PVC・PET 非イソシアネートタイプ ノンソルボンド X 代表銘柄 粘度 (mPa・s) 硬化剤 (OH) 粘度 (mPa・s) XC − 231 500 〜 900 (80℃) XA − 126 350 〜 500(70℃ ) XC − 234 300 〜 600(80℃) XA − 124 550 〜 1100(80℃ ) XC − 235 700 〜 1400(80℃ ) XA − 129 100 〜 300(40℃ ) XE − 261 4000 〜 6000(80℃ ) XC − 151 1800 〜 3600(25℃ ) 用途及び特徴 固形分 EVA /塩素化 PP 系 24.0% PP セイカダイン S シール剤 EVA 系 30.0% PP・PE セイカダイン PE 用 PC 剤(NT) EVA 系 36.0% セイカダイン S シール剤(NT) EVA 系 30.0% 201512_製品案内2014-2015.indd 81-82 ファインポリマー事業部 〈e-mail〉fp@daicolor.co.jp 接着剤 PP・PE 品 名 塗料・ コート 材 用 途・特 徴 NCO 成分 OH 成分 添加剤 2液 セイカダイン 2710 A セイカダイン 2710C — フィルム・アルミ箔兼用 広汎用 ノントルエン系 2液 セイカダイン 2710 A セイカダイン2810C(T) — フィルム・アルミ箔兼用 広汎用・速硬化 ノントルエン単一溶剤系(酢酸エチル) 3液 セイカダイン 2730 A セイカダイン 2730 B DEW − I 添加剤 キト サン フィルム・アルミ箔兼用 カット性 優 ノントルエン系 軟包材、汎用、高シール強度 軟包材、高速加工性 軟包材、粘着性、柔軟性 軟包材、無黄変、ボイルレトルト用 標準配合比(重量比) 主剤:硬化剤= 10:4 お問い合わせ先/ タイプ ボトル 樹脂系 セイカダイン 1001 B − 42 PVC・PET ウレ タン 樹脂 ポリエチレン溶融押出しラミネート用アンカーコート剤 1. 溶剤系 主剤 (NCO) 印刷 インキ 粘接着剤、バインダー 硬化剤 塗料・ コート 材 特徴 1. 多くの基材に使用できます。 注:WA シリーズ、X シリーズとも、ラミネート設備との適合性がポイントです。 装置に適合する製品化が必要な場合はご相談ください。 顔料 ト剤)があります。 XC シリーズ) 主 剤 ウレ タン 樹脂 セイカダインには熱圧着型接着剤(パートコート剤) と、ポリエチレン溶融押出しラミネート用接着促進剤(アンカーコー 3. イージーオープン性です。 ノンソルボンド WA の特徴 プラス チック 用 着色剤 82 熱圧着型接着剤/溶融ラミネート用接着促進剤 セイカダイン [SEIKADYNE] 東日本支社 TEL:03(3661)5645 FAX:03(3669)8062 西日本支社 TEL:06(6455)9045 FAX:06(6455)9441 ポリエチレン溶融押出しラミネート用アンカーコート剤 2. 水系 タイプ 品 名 成 分 用 途・特 徴 1液 セイカダイン 4100 ポリエチレンイミン系 フィルム用 非危険物 エージング不要 1液 セイカダイン 4300(A) ポリブタジエン系 フィルム用 イミン系よりも耐湿性良好 エージング不要 お問い合わせ先/ 色彩 管理 技術 グラビアインキ事業部 東日本支社 TEL:03(3662)0688 FAX:03(3664)4077 〈e-mail〉gravure@daicolor.co.jp 西日本支社 TEL:06(6455)9085 FAX:06(6455)9484 中部支社 TEL:0568(89)0911 FAX:0568(89)0914 2015/12/11 12:02
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