ウィーンの食事情・レストラン ウィーンの高級レストラン リヒテンシュタイン美術館の「ルーベンス・ブラッセリー」では、 Steirereck シュタイラーレック Am Heumarkt 2A, 1030 Wien 市立公園(Stadtpark)内 Tel. +43-1-713 31 68 http://steirereck.at ウィーン料理とリヒテンシュタイン料理をご賞味ください。 Leopold Museum: Art &Delight in the Leopold Museum レオポルト美術館のゲルストナー Burgring 5, 1010 Wien, 夜のビュッフェ: 木曜 18.30-22 時, Plachutta プラフッタ Wollzeile 38, 1010 Wien Tel. +43-1-512 1577 www.plachutta.at Tel. +43-1-526 13 61, www.gerstner.at Naturhistorisches Museum: Kultur & Kulinarium im Fabios ファビオス Tuchlauben 6, 1010 Wien Tel. +43-1-532 22 22 www.fabios.at Naturhistorischen Museum 自然史博物館:カルチャー&グルメ Maria-Theresien-Platz, 1010 Wien, 4月下旬~6月上旬の水曜 18.30 時, Tel. +43-1-260 69 2498, www.e-caterin.at Hollmann Salon ホルマン・サロン Grashofgasse 3, 1010 Wien Tel. +43-1-9611 960 40 www.hollmann-salon.at 屋上パノラマガイド: 水曜 17, 18.30, 日曜 14 時, Tel. +43-1-521 77, www.nhm-wien.ac.at Eisvogel アイスフォーゲル(カワセミ) Riesenradplatz 5, 1022 Wien ウィーン大観覧車入り口 Tel. +43-1-908 1187tz 5 http://www.stadtgasthaus-eisvogel.at/englisch/index.htm MAK: Österreicher im MAK 「エステライヒャー・イム・MAK」 Stubenring 5, 1010 Wien, Tel. +43-1-714 01 21, www.oesterreicherimmak.at 美術鑑賞と豪華ディナー Albertina: Do & Co Albertina アルベルティーナ美術館:レストラン「Do&Co」 まず美術を鑑賞し、それから豪華ディナーを楽しみましょう。 ウィーンの博物館・美術館の数々では、視覚と味覚のプログ ラムが、見事にセットされています。 レオポルト美物館では、毎週木曜日に夕食ビュッフェが供さ れます。 自然史博物館では、初夏には季節の食材を使ったメニュー が登場します。 自然史博物館の屋根からユニークなウィーンのパノラマを見 渡すガイドツアーも、同時にお楽しみください。 Albertinaplatz 1, 1010 Wien, Tel.: +43-1-532 96 69, www.doco.com Liechtenstein Museum: Ruben’s Brasserie リヒテンシュタイン美術館「ルー ベンス・ブラッセリー」 Fürstengasse 1, 1090 Wien, Tel: +43-1-319 23 96-11, 応用美術館 MAK には、独自のカフェ・レストラン「エステライ ヒャー・イム・MAK」がオープンしています。この名前はコック 長ヘルムート・エステライヒャーに由来するもので、彼は伝統 のウィーン料理を新解釈してオリジナルな味の名品を生み 出しています。レストランの内装は建築家コンビ「アイヒンガ ー・オーダー・クネヒトル」によるもので、伝統と現代が見事 に融合しています。 www.rubens.at 気品溢れる歴史主義建築の宮殿がウィーン最大の展覧会 場となっているアルベルティーナ美術館には、高級レストラ ン「Do&Co アルベルティーナ」がオープンしています。暖か い季節には王宮庭園を見渡すテラス席もご利用いただけま す。 1 皇帝気分の朝食-カイザーセンメルとキプフ ェル かつてハプスブルク皇帝の居城だったホーフブルク王宮に 隣接する王宮庭園にはパルメンハウスがあります。ここのテ ラスでは、周辺の景観を楽しみながら、皇帝気分で朝食を 味わうことができます。 パルメンハウスは大規模な温室で、かつては椰子の木、オ レンジ類、南国の植物が、ここで越冬しましたが、今は豪華 なグルメの殿堂となっています。 また市街南部にある皇帝家の夏の離宮シェーンブルン宮殿 の庭園では、丘の上に立つグロリエッテから、市街地を眺望 することができます。フランツ・ヨーゼフ皇帝も、ここで朝食を とりながら、美しいパノラマを楽しみました。 皇帝(カイザー)の朝食は、どんなものだったでしょう?まず カイザーセンメルと呼ばれる丸いプチパンです。中心には渦 巻きの切り込みがあり、パリッと香ばしい香りがします。ある いは甘味のある生地やブリオシュ生地を使った三日月形の キプフェル。いずれもウィーンでは伝統的に、バターやアン ズのマーマレードとともに供されます。 パルメンハウスのテラスでは、皇帝の居城ホーフブルク王宮 いました。これに因んでカフェでは、週末に特別メニューが供 されます。 カイザーセンメル、キプフェル、バター、マーマレードからなる 「皇帝の朝食」と、ケーキとスミレの砂糖漬けからなる「シシィ の朝食」です。いずれも、事前の予約が必須です。 Palmenhaus パルメンハウス 3 月~10 月:毎日 10-2 時, 11 月~2 月:水曜、木曜 10-24 時, 金曜、土曜 10-2 時, 日曜 10-20 時; Burggarten, 1010 Wien, Tel. +43–1–533 10 33-0, www.palmenhaus.at Café Gloriette カフェ・グロリエッテ 毎日 9 時から日没まで。 Schlosspark Schönbrunn, 1130 Wien Tel. +43–1–879 13 11 www.gloriette-cafe.at と王宮庭園を眺めながら、リラックスした気分で朝食をお楽 しみください。ガラスとスチールの建築は 1901 年、フリードリ ヒ・オーマンの設計で建てられ、典型的なユーゲントシュティ ルの特徴を示しています。 やや肌寒い日には、建物 内部でお寛ぎください。 安心して楽しめるウィーンの味の芸術 「LOHAS」とは、環境保全、道徳、品質、味の楽しみなど、全 てを重視する、未来の消費者層です。ウィーンには LOHAS の世界がすでに存在しています。 椰子の木などエキゾチッ クな植物に囲まれて、亜 熱帯の暖かさが快適で す。建築家チーム「アイヒ ハイレベルのライフスタイル、健康管理、環境保護、消費者 モラルなどを結合した新たなトレンドが「LOHAS(Lifestyle of ンガー・オーダー・クネヒ トル」が設計した内装は、 歴史的部分と新建築を 見事に融合させたものです。 「カフェ・グロリエッテの朝食」では、豪華なシェーンブルン宮 殿ばかりでなく、広々とした庭園 も一望することができます。グロ リエッテのテラスから眺めると、 泉水の彼方に、幾何学模様の絨 毯のようにカラフルな花壇が広 がり、その背後では皇帝家の夏 の離宮である豪華な宮殿が、パ ノラマの見事な焦点となっていま す。 グロリエッテは 1775 年に、バロ ック宮殿と庭園を締めくくるアク セントとして建てられたもので、1780 年には中央部にガラス が入れられました。 フランツ・ヨーゼフ皇帝は、毎日ここで朝食を取るのを好んで health and sustainability)」で、1990 年代のアメリカから始ま りました。 バイオ食品や「スローフード」、フェアトレード、種に適した動 物飼育環境などを重点とするこの潮流は、ヨーロッパでもた ちまち普及しました。 とりわけウィーンでは伝統的に、味覚、品質、ハイセンスが 重視され、こうして全く新たなレストランが登場することとなり ました。環境保護とフェアトレードをモットーとする食材のみ が調理され、クリエーティブなオリジナル料理を安心して楽し むことができます。 バイオ食品や自然食品の専門店は、進取の気風に富む市 民層の多い区で、すでに日常生活の重要な柱として定着し ています。 カルメリーター地区、ナッシュマルクト、シュピッテルベルク地 区などが、その代表的な例です。そもそも、ウィーン市内の 19 ヵ所にある食品市場には、極めて幅広いレパートリーの 新鮮な食品・食材が揃い、とりわけバイオコーナーでは、ウィ ーンと近郊からの産直食材が豊富で、LOHAS の食生活の Zollergasse 24, 1070 Wien, Tel. +43–1–526 73 07 中心となっています。 同時に、こうした市場の周辺にはシックなレストランが急増し、 「消費者モラルに合致する快楽主義」を堪能することができ Weinbau Jutta Ambrositsch ワインバウ ウィーンユッタ・アンブロジッチ Dannebergplatz 12/2, 1030 Wien, Tel: +43–(0)664 500 60 95 www.jutta-ambrositsch.at ます。 ウィーン市内で農業に利用されている土地の 16 パーセント は、バイオ食材の生産にあてられています。これは世界各 地の大都市の中でも、異例の存在と言えましょう。 Weingut Christ ワイングート・クリスト Amtsstraße 10–14, 1210 Wien, Tel. +43–1–292 51 52 www.weingut-christ.at ウィーンの「LOHAS」レストランは多岐にわたり、極めて多彩 です。こうしたレストランの草分けレンク(Wrenkh)では、独自 のレストラン「gast.raum」でベジタリアンのためのシックなオリ Weingut Hajszan ワイングート・ハイツァン Grinzinger Straße 86, 1190 Wien, Tel. +43–1–370 72 37 www.hajszan.com ジナル料理が供されます。セント・チャールズ・アリメンタリー (Saint Charles Alimentary)は、ヨーロッパ最初の薬局直営 レストランです。 またテワ・アム・ナッシュマルクト(Tewa am Naschmarkt)で Weingut Wieninger ワイングート・ヴィーニンガー Stammersdorfer Straße 80, 1210 Wien, Tel. +43–1–290 10 12 www.wieninger.at は、世界各地のエキゾチックなアロマとバイオ製品が融合し ています。 モントシャインシュトューベル(Mondscheinstüberl)では、庶 民的な雰囲気の中で、バイオ食材のみを用いたウィーン料 理が供されます。 Weingut Zahel ワイングート・ツァ-ヘル Maurer Hauptplatz 9, 1230 Wien, Tel. +43–1–889 13 18 www.zahel.at ウィーン産のワインも、バイオと環境保護のセクターに結び ついています。とりわけ、シュテファン・ハイツァン、フリッツ・ ヴィーニンガー、ライナー・クリスト、リヒャルト・ツァヘル、ユッ タ・アンブロジッチなどの先進的ワイン生産者の努力によっ て、ウィーンのバイオ・ワインは国際的にもトップレベルを誇 っています。 味とデザインを楽しむ一石二鳥の名所 アドルフ・ロースからアイヒンガー・オーダー・クネヒトルまで、 テレンス・コンランからアン・ラカトンやジャン・フィリップ・ヴァ ッサルまで、多くの名高い建築家が、ウィーンのレストランや バー、カフェなどを設計しています。これらは、味とデザイン を同時に楽しめる名所となっています。 Wrenkh レンク 「レンク・バー」は本来、ベジタリ アンのためのレストランとして、 ウィーンのグルメから高く評価 されるようになりました。最近で は、魚料理や肉料理を加え、メ ニューも一層バラエティー豊か ユニークな設計や内装のレストラ ン、カフェなどは、ウィーンの伝統 になりました。 Bauernmarkt 10, 1010 Wien となっています。この分野のクラ シックとされるのがロース・バー レストラント: Tel. +43–1–533 15 26 (Loos Bar)です。 100 年前に建てられた小さなアメ クッキングサロン: +43–699–101 03 600 E-Mail: kochsalon@wrenkh.at リカン・バーは、現代建築のパイ オニアとして知られるウィーンの www.kochsalon.at 建築家アドルフ・ロースが設計したもので、時代を超越して 永遠に新鮮な空間が生み出されています。 Saint Charles Alimentary セント・チャールズ・アリメンタリー Gumpendorferstraße 30, 1060 Wien Tel. +43–1–586 13 63 www.saint.info ナッシュマルクトに隣接する伝説的なカフェ・ドレクスラー (Café Drechsler)は1年前、イギリスのスター・デザイナー、 テレンス・コンランによる設計で、細心の配慮のもとに改装さ Tewa テワ Naschmarkt 672, 1040 Wien Tel. +43–(0)676 – 847 74 13 00 www.tewa672.at れました。新装のドレクスラーも現代建築のクラシックとなる ことは、すでに今から明らかです。 Mondscheinstüberl モントシャインシュトューベル ーン建築センターにあるカフェ・ ミュージアム・クオーターのウィ 3 レストラン「ミロ」(Café-Restaurant Milo)は、その位置からし Gölsdorfgasse 2, 1010 Wien, Tel. +43–1–532 13 23 ても、ハイレベルの建築が不可欠の条件です。 フランスの建築家アン・ラカトンとジャン・フィリップ・ヴァッサ www.ungerundklein.at ルは、控え目な建材の知的な投入を基本哲学としています。 このコンセプトは「ミロ」にも厳密に体現されています。トルコ ひと味違うウィーンのファーストフード 出身の芸術家アシエ・コルバイ・カファリエのモザイク天井は、 全体を支配するミニマリズムに快いアクセントを添えていま す。 オーストリア応用美術館(MAK)も、ハイレベルのデザインを 重要テーマとしています。このため、館内にあるレストランの 改装にも、最高レベルが要求されました。 スターコック、ヘルムート・エステライヒャーが腕をふるうレス 急いで軽く食事をしたい という場合、ウィーン子が 探すのは最寄のソーセー ジスタンド。フレスコグリ ル、エリーファント、レナ&ロレンツなど、自家製ファーストフ ードを供する店が人気を呼んでいます。 トラン「エステライヒャー・イン・MAK」(Österreicher im MAK) は、ウィーンの建築家コンビ、アイヒンガー・オーダー・クネヒ ウィーン伝統のファーストフード:トルツェスニェウスキには、 小休止のスナックに最適の多彩なオープンサンドが並んで います。しかも既に 100 年以上の伝統があります。 トルによってデザインされたものです。 古典的なウィーンのレストランを出発点に、アイヒンガー・オ ドロテアガッセのトルツェスニェウスキで、オープンサンドを ーダー・クネヒトルはユニークな建材や斬新なコンセプトを駆 使し、ウィーン伝統のレストラン・スタイルに、独自のバリエー ションを生み出しました。 ワイン専門店とバーのコンビネーションである「ウンガー・ウ ント・クライン」(Unger und Klein)も、アイヒンガー・オーダー・ クネヒトルによる独創的なコンセプトが見られる典型例のひ とつです。 波打つような長いワイン棚が店内に独特の雰囲気を生み出 すとともに、そこがワインの世界であることを明確に示してい ます。 同時に、様々なワインの位置など、店内におけるオリエンテ ーションをも助けています。こうして、美学と味覚という2つの 要素が、見事なハーモニーを生み出しているのです。 数個、場合によってはビールを 1 プフィッフ(八分の一リット ル)。これが、旧市街でショッピング中の軽食モデル・メニュ ーです。 クラカウ出身のフランツェシック・トルツェスニェウスキがウィ ーン旧市街にオープンサンド専門店を開いたのは 1902 年。 以来、味わい豊かなオープンサンドの数々が供されていま すが、そのレシピは極秘。 経済危機の続いた 1920 年代、トルツェスニェウスキ氏は、 誰にでも気軽に買えるようパンを小型にすることを思いつき、 これが今日まで伝統となりました。 黒パンにエッグスプレッドやマティエス(塩漬けニシン)、サケ の燻製、サラミなどを乗せ、カナッペのように小型に切られて います。 22 種類のうち 18 種類は既に創業時からのスタンダードナン Loos American Bar ロース・アメリカン・バー Kärntner Durchgang 10, 1010 Wien, Tel. +43–1–512 32 83 www.loosbar.at Café Drechsler カフェ・ドレクスラー Linke Wienzeile 22, 1060 Wien, Tel. +43–1–581 20 44 www.cafedrechsler.at Milo ミロ Architekturzentrum Wien (ミュージアム・クオーター ウィー ン建築センター内) Museumsplatz 1, 1070 Wien, Tel. +43–1–523 65 66, Österreicher im MAK レストラン「エステライヒャー・イン・MAK」 Stubenring 5, 1010 Wien, Tel. +43–1–714 01 21 www.oesterreicherimmak.at Unger und Klein ウンガー・ウント・クライン バーで、毎日約 600 キロのパンが調理されています。 ウィーン市民から特に親しまれているのはドロテアガッセの 本店ですが、今では市内に 7 つの支店があります。 本店はグラーベンの脇の目立たない小路にあり、「形容しが たい美味」の多彩なオープンサンドがショーケースに並んで います。立ち席で味わうほか、お持ち帰りも可能です。 Trzesniewski トルツェスニェウスキ Dorotheergasse 1, 1010 Vienna www.trzesniewski.at ウィーンは、多彩な味を楽しめる街です。レパートリーは極 めて幅広く、伝統のシュニッツェルやグーラッシュ以外にも、 極めて多くの味覚が揃っています。 さらに最近では、オリジナルなメキシコ風ファーストフード・ス ナックが 9 区に登場、人気を集めています。 ウィーン大学に近い「フレスコグリル」では、新鮮なタコスや 500 グラムを超える豪華版のブリトス、ヨーロッパ以外で生 産されたビールなどが供されます。 ブラックビーンズ、辛いチリソース、スパイシーなトルティー 溢れる多彩なシーンが繰り広げられています。青果物、精 肉、魚介類など、あらゆる食材が勢揃い、しかもレストランや スナックもオープン。ウィーン市内の様々な市場で、味覚の 探訪に出掛けましょう。 ヤ・チップスなど、代表的なメキシコの味をお楽しみください。 全てのメニューは、出来たてを店内で味わうほか、お持ち帰 りも可能です。 「心から温まるスープ」、サンドウィッチ、スイーツなど、イギリ ス独特の味を専門とするのが、7 区にオープンした「エリーフ 「ドレクスラー、再オープン!」―このニュースは電光のよう に広がり、夜行性のウィーン子や市場で働く人々を喜ばせま ァント」。ノイバウガッセ通りにある小さな店内では、イギリス 人の女性オーナーが、ランチタイムのカレーやサラダに加え、 した。ナッシュマルクトに面する「カフェ・ドレクスラー」は毎日 23 時間オープン。早くも午前 3 時から朝食を取ることができ 焼きたてのマフィン、クッキー、ケーキ類を提供。 「ビジービー」「不思議の国のアリス」など自家製スムーシー ます。もちろん、このカフェに独特の雰囲気を生み出している のは隣接するナッシュマルクトです。 やブラジルのパワージュースを組み合わせれば、ビタミン豊 かな健康食となります。もちろん、エリーのクリエーションは カールスプラッツと地下鉄ケッテンブリュッケンガッセ駅の間 に広がる食品市場は、ウィーンにある 26 の常設市場中最 全て、お持ち帰り可能です。 大のもので、周辺地域とともにウィーンで最も魅力的なゾー ンのひとつとなっています。 「鮭のフリッツ」「野生の山羊」「アルプスの輝き」などは、数 多いサンドウィッチやバゲットの、ほんの一部に過ぎません。 多彩なサンドウィッチを供する「リナ&ロレンツ」 も、7 区ノイ バウ地区にあります。大豆を原料とする「ロシアのディスコ」 典型的なウィーンの味からエキゾチックなものまで、あらゆる 食品と料理が並び、しかも常に新鮮です。「ナッシュマルク ト・デリ」など、シックなスナックの数々も、最新トレンドのスポ は、安心して食べられる低カロリー・デザートです。 ットとして、今やウィーンに欠かせない存在となっています。 これと同様、隣接するフライハウス地区も多くのギャラリーや Frescogrill フレスコグリル スナックで人気を集めています。 また、この地域は建築ファンにとっても見逃せません。ここに Liechtensteinstraße 10, 1090 Wien Tel. +43–660–467 89 83 は多くのユーゲントシュティル建築が見られるからです。そし て毎週土曜日に開催されるのみの市には、掘り出し物を求 月曜–金曜 11–23, 土曜 12–23 時 www.frescogrill.at める多くの人々が集まります。 Elliefant レストラン「ネニ」は、ナッシュマルクトで小さな革命を引き起 こしました。これは、ウィーン最大の食品市場ナッシュマルク エリーファント Neubaugasse 45, 1070 Wien トのニューフェースで、2つの階からなり、市場で最も美しい ものに数えられます。 Tel. +43–681–831 125 80 月曜–土曜 11–15.30 時 文化財保護の指定を受けた建物は上階の増築が不可能で、 経営者のハヤ・モルヒョーは、天井の高い建物の中に、もう www.elliefant.com ひとつの階を付け加えたのです。 ここからは、ナッシュマルクトの賑わいを一望することができ Lena & Laurenz リナ&ロレンツ ます。 更に小さなパビリオンもレストラントと結合され、両者の間に Zollergasse 4, 1070 Wien Tel. +43–1–522 41 83 は、ゆったりと日光浴を楽しめるサンテラスが広がっていま す。 月曜–金曜 8–18.30 時 www.lenaundlaurenz.at 味のレパートリーは、アロマ豊かなイスラエル・レバンド料理 で、薪オーブンで焼かれた自家製パンも供されます。 最新オープンの「ネニ」に加え、ナッシュマルクトには既に多 くのレストラン・スナックがあります。市場の数多い店舗や屋 活気溢れるウィーンの市場 台の三分の一は、こうした飲食施設となっています。 Naschmarkt ナッシュマルクト Wienzeile zwischen Getreidemarkt und Kettenbrücke, 1040 ウィーンの市場は、食料品の 大マーケットというだけでは ありません。それは市民生活 の大動脈であり、クリエーティ ブなヤングの集まる生きた文 化交流の舞台なのです。ウィ ーンの三大市場、ナッシュマ ルクト、カルメリーターマルクト、ブルネンマルクトには、活気 Wien, 月–金 6–19.30 時, 土 6–17 時 Café Drechsler カフェ・ドレクスラー Linke Wienzeile 22, 1060 Wien, Tel. +43–1–581 20 44 www.cafedrechsler.at 5 Naschmarkt Deli ナッシュマルクト・デリ Naschmarkt Stand 421–436, 1040 Wien, Karmelitermarkt カルメリーターマルクト Im Werd, Krummbaumgasse, Leopoldsgasse, Haidgasse, Tel. +43–1–585 08 23, 月–金 8–24 時 1020 Wien, 月–金 6–19.30 時, 土 6–17 時 Neni ネニ Naschmarkt Stand 510, 1060 Wien, Schöne Perle シェーネ・ペルレ Leopoldsgasse/Große Pfarrgasse角, 1020 Wien www.neni.at Tel. +43–664–243 35 93, 月–金 12–24 時, 土 & 日 10–24 時 カルメリーター地区:ドナウ運河の彼方のアーバンゾ ーン ナッシュマルクト(4 区)やファッショナブルなノイバウ地区(7 区)についで、ウィーンのヤング・カルチャーが息づくところ、 それが 2 区のカルメリーターマルクトです。古典的な都会の 市場であるカルメリーターマルクトも旧市街から徒歩数分、 シュヴェーデンプラッツの近くです。1671 年から存在するカ ルメリーターマルクトには近年、モダンなレストランやバー、 ブティックなどが次々とオープンしています。 味覚のパイオニアとして注目されるのがレストラン「シェー ネ・ペルレ」。レオポルトガッセに近いこのレストランでは 2002 年以来、伝統のウィーン料理を新たな演出で提供して います。 シンプルな内装のレストランで厳選された味を提供、 都会派の集まるホットスポットとなっています。 その近くには、最新オープンの「スコピック&ローン」があり ます。控え目で上品な内装のレストランには中庭もあり、国 際的なアクセントを添えたウィーン料理が供されます。 「ダンマイヤー」は南イタリア料理を専門とするレストラン。ア ンティパスト、イノシシのモルタデッラ、柔らかいプロシュット などを中心に、イタリアとオーストリアの厳選された高級ワイ ンが供されます。 www.schoene-perle.atwww.schoene-perle.at Skopik & Lohn スコピック&ローン Leopoldsgasse 17, 1020 Wien, Tel. +43–1–219 89 77 毎日 17–1 時 www.skopikundlohn.at Danmayr ダンマイヤー Karmelitermarkt 37-39, 1020 Wien, Tel. +43–664–345 71 13 Madiani マディアーニ Karmelitermarkt 21–24, 1020 Wien Tel. +43–664–456 12 17 Einfahrt アインファールト Karmelitermarkt/Haidgasse 3, 1020 Wien Tel. +43–1–942 68 86, www.einfahrt.at Marktachterl マルクトアハテル Karmelitermarkt 96, 1020 Wien, www.marktachterl.com 天気の良い日には、明るいシャニガルテン(テラス)に座り、 ヴェネチア製の「カフェ・デル・ドージェ」を用いた本場のエス プレッソを味わいましょう。 その向かい側にある「マディアーニ」では、グルジア料理の 探訪に出かけましょう。典型的なグルジア料理は、様々な具 を詰めたキンカリと呼ばれるパイです。 とりわけお勧めできるのは、サモワールの紅茶によるロシア 風またはグルジア風の朝食。もちろん、センメルとハチミツの 伝統的ウィーン風朝食も供されます。 またマルクトに隣接するカフェ・バー「アインファールト」では、 ボリュームたっぷりの朝食が供されます。 土曜日には昼過ぎでも「朝食」の注文が可能です。また、こ こでは定期的に展覧会が開催されるほか、毎週水曜日には、 歌手サンドラ・ローゼによるジャズ・コンサートがあります。 新たに登場したのは「マルクトアハテル」で、極めて丁寧に改 修され、歴史的な建築の個性が良く保存されています。 美しい広場を望む広い店内では、ローカルメニューや季節の 料理が供され、暖かい季節にはシャニガルテン(テラス)で日 光浴も可能です 旧市街から少し離れたウィーン 16 区(オッタークリンク)には ブルネンマルクトがあり、活気溢れるホットゾーンとして人気 を集めています。市場には南国の香りが広がり、とりわけト ルコの雰囲気が濃厚です。 周辺には若手アーチストが本拠地を構え、近くのイッペンマ ルクトとブルネンマルクトは、ウィーンで最もエキサイティング なゾーンのひとつとなっています。 食料品店を兼ねたレストラン「ノイ」では、味わい豊かなバイ オ食品やバイオ料理を楽しむことが出来ます。特に夏には、 騒音のない屋外の席が快適です。 その近くには「シュタウツ・パヴィリオン」があり、最高品質の 保存食品やピクルス類が並んでいます。これは、オーナーで あるシュタウト氏の母上が経営するもので、息子の会社の製 品を販売しています。もちろん味は最高です。 イッペンマルクトには、ママレードやピクルスの老舗シュタウ ドに加え、多くのシックなレストランが並んでいます。 広いガーデン施設を有する「アン・ドー」は、夏にリニューア ル・オープン、地中海料理を専門としています。 Plachutta bei der Oper オリジナルな建物は拡張され、魚料理部門が加えられたの です。 プラフッタ・バイデア・オーパー Walfischgasse 5-7, 1010 Vienna www.plachutta 小規模ながら魅力溢れる市場のニューフェースは「マスカッ ト」で、かつて鮮魚専門店だった建物にあり、16 時まで朝食 が供されるほか、書籍も備えられ、ちょっとページをめくった り、購入することもできます。 ウィーン旧市街にある 5 星のデラックスホテル、パレー・コー ブルク・レジデンス でも、再び多彩な料理が供されます。 2009 年 1 月から閉店していたグルメ・レストランが、2011 年 春から新たなスタッフのもとで再オープンするのです。コック Brunnenmarkt/Yppenmarkt ブルネンマルクト/イッペンマルクト Brunnengasse und Yppenplatz, 1160 Wien, 長はドイツのスター・コックとして知られるシルヴィオ・ニコル で、彼はすでにホテル・ヴェルデンでミシュランのコック帽 2 月–金 6–19.30 時, 土 6–17 時 つを獲得しています。 Palais Coburg Residenz Noi ノイ Payergasse 12/4, 1160 Wien, Tel. +43–1–403 13 47, パレー・コーブルク•レジデンツ Coburgbastei 4, 1010 Vienna www.palais-coburg.com 火–金 11–24 時, 土 9–24 時 www.noi.at.vu Staud’s Pavillon シュタウツ・パヴィリオン ナッシュマルクトの「ネニ」は、ドナウ運河近くに新たなレスト Yppenmarkt 93, 1160 Wien, Tel. +43–1–406 88 0521, 火–土 8–12.30 時, 金 15.30–18 時 ランをオープン。「ネニ・イム・ツヴァイテン 」は、ジャン・ヌー ヴェル設計のモダンなビルにあり、ドイツのデザイン・グルー www.stauds.com プ「シュティルウェルク」の内装による店内では、イスラエル・ オリエント料理が供され、ベーカリーもあります。 Neni im Zweiten An-Do アン・ドー Yppenmarkt Stand 11-15, 1160 Wien, Tel. +43-699-11 90 15 68 ネニ・イム・ツヴァイテン Praterstrasse 1, 1020 Vienna www.neni.at Muskat マスカット その上階には新オープンのデラックスホテル「ソフィテル・ウ ィーン・シュテファン大寺院」があり、最上階のレストラン「ル・ Yppenmarkt Stand 92, 1160 Wien, www.muskat.at ロフト」では、オーストリアの食材によるフランス料理の数々 が供されます。オリジナル・コンセプトで腕をふるうのは、ミシ ュランのコック帽 3 つを獲得しているアントワーヌ・ウェスター マンです。 注)以上の情報は2010年1月付。 内容は変更されている 場合もあります。インターネット等でお確かめください。 Le Loft ル・ロフト Sofitel Vienna Stephansdom Praterstrasse 1, 1020 Vienna www.sofitel.com 2011 年春には、ウィーンの高級レストラン・プラフッタが市内 5 軒目の レストランをオペラ座近くにオープン します。プラフ ッタは、ウィーン料理の精華とも言うべきターフェルシュピッ ツで名高く、愛好家の巡礼地となっています。これは、茹で た牛肉を、そのスープとともに盛り付け、ローストポテト、チャ イブソース、アプフェルクレン、ディルフィゾーレン、あるいは ほうれん草のクリームなど、様々な付け合せとともに供され る伝統料理です。オペラ座横の新たなプラフッタでは、ターフ ェルシュピッツのみならず、ウィーナー・シュニッツェルや各 種フライ料理など、多彩なウィーン料理も重要なメニューとな ります。 7
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