AKIKO.HRM@GMAIL.COM www.cbbooster.com RM@GMAIL.COM er.com www.cbboostAKIKO.HAKIKO.HRM@GMAIL.COM www.cbbooster.com 小島晶子 CAREERKOKUSAI@GMAIL.COM 国際機関への就職と キャリア開発 1 2 キャリアとは何か • 語源は、道、車、わだち等の意味 • 経歴、職業、 職歴全体 • キャリア構築、戦略はキャリア開発に重要 • 何を目指すのか • どうやって、いつ到達するのか 3 キャリア実現への流れ 自己分析 目標達成 キャリア プラニング アクション 4 まず自分を知る • 自己分析 • 得意分野、弱点 • 目標 • 価値観 • ライフスタイル • 動機 • 過去の経歴 • 他人から見たイメ一ジ 5 キャリアプランニング • 目標は何か • いつまでに、どうたどり着くのか • どういう機会があるか • 何が必要か( 経験、学位、スキル等) • サポートしてくれそうなネットワークはあるか 6 国際機関という職場 • 独立性、普遍性重視の国際的地位 • 国際規模で社会、経済発展に貢献できる • 世界情勢を身をもって体験できる • 多様性に富む職場で知的面でも刺激的 • 自己の専門性、ネットワークを確立できる • 給料、年金、休暇等の待遇は充実 • 日本以外の国の生活を体験できる 7 国際機関という職場 2 • 家族身内のいない場所、安全性の低い場所での勤務の可能 • • • • 性 家族の協力と順応性重要 契約更新や昇進等のため常に自己アピールを要求される 人間関係、コミユニケーションが難しい場合あり 言語、文化、組織の多様性に合わせる柔軟性が必要 8 国際機関志望の際知っておきたいこと • 希望する国際機関、職種、分野 • 目指す仕事とレベル • 選考条件 • 空席の数と頻度 • 契約のタイプ、勤務地等の雇用条件 • 機関独自の人事政策、採用慣例 国際機関の種類 国連事務局 ・国連事務局内部部局(事務総長室,法務部, 政務局,経済社会局など) ・地域経済委員会(ECE,ESCAPなど) ・その他(UNEP,UNCTAD,OHCHRなど) WTO, OECD, IOM, 基金・計画 UNDP,UNFPA,UNICEF,UNHCR,UNOP Sなど 世銀グループ など 専門機関 ILO,FAO,UNESCO,WHO,IMO,ITU,UPU, WMO,WIPO,IFAD,WFPなど 国連システム(UN Common System) 国連システム外の機関 10 主な国際機関 • UN 国際連合 • 世界の平和、経済、社会発展への協力 • UNDP 国連開発計画 • 持続可能な人間開発 • UNICEF 国連児童基金 • 途上国児童の生活改善 • UNHCR 国連高等難民弁務官 • 難民保護と援助 • UNESCO 国連教育科学文化機関 • 教育科学文化分野の国際協力 • ILO 国際労働機関 • 労働生活条件改善 • WHO 世界保健機関 • 世界の保健水準向上 11 邦人職員の多い機関(2014) Nr of Japanese (total 764) 180 160 140 120 100 80 156 Nr of Japanese (total 764) 60 40 20 0 71 69 59 53 50 42 12 国連職員統計(資料A/68/356, 2013年6月) • 総職員数 • • • • • • 41,273人 専門職以上 12,220 人(30 %) 平和構築等特別オペレーション勤務 21,157人 (51.3%) 平均年齢 43.4 歳 女性職員比率 33.9 % 期間限定契約 78 % 出身国数 188 13 地理的配分対象ポスト • 通常予算で人件費が支弁されている言語職(通訳・翻訳等) 以外の専門職ポスト • 地理的配分対象ポストの国別比較 15ヶ国 クウェート、モナコ, カター ル 等 Underrepresented 32 日本,ノルウエー、ブラジ ル、トルコ等 Within range 125 Overrepresented 21 Unrepresented エチオピア、ケニヤ、アル ゼンチン 等 14 2013年度国連事務局地理的配分対象ポス ト国別職員数 (計 2907人) 順位 国名 職員数 望ましい職員数 下限~(中位点)~上限 1 米国 363 362 ~ (426) ~ 490 2 英国 135 90 ~ (106) ~ 121 3 フランス 132 96 ~ (113) ~ 130 4 ドイツ 128 121 ~ (143) ~ 164 5 イタリア 128 78 ~ ( 92) ~ 105 6 カナダ 90 54 ~ ( 64) ~ 73 7 日本 88 181 ~ (213) ~ 245 8 中国 74 116 ~ (137) ~ 157 9 スペイン 60 54 ~ ( 64) ~ 73 10 メキシコ 56 38 ~ ( 45) ~ 51 15 空席公募数の多い国際機関 2014 年4月 Nr of vacancies IAEA,FAO 15 UNDP 17 UNICEF 34 WHO 35 UNHCR 52 UN 203 0 50 100 150 200 250 16 国際機関の専門職スタッフ • 若手の職員が少なく大部分が中途採用 • P2の一般公募は少なくフィ一ルドである場合も多い • P2空席は国連では競争試験や内部でのキャリア開発に使用 される • 2013年国連の新規採用数はP2とP3が63%を占めた 17 グレード別空席公募数 2014 年4月 Number of vacancies NA 33 D2 8 D1 37 P5 103 P4 145 P3 134 P2 30 0 50 100 150 200 18 専門職のグレード • 基本的にP2はジュニアメンバーでP3は独立して働く役割、ただ しチームリーダーはP4かP5 • P2は駆け出しの専門家だがP3はすでに熟練者で監督なしでも 頼れる存在とみなされる • P2にはガイドラインどうりの仕事が期待され大抵、指導者がつ く • これらが反映し同分野の実務経験でもP2だと最低2年、P3だと 5年が求められる。 19 国際機関空席公募で現在多い職種 nr of vacancies Communication Political Economics nr of vacancies ICT Finance,budget Programme Mgt. 0 10 20 30 40 50 60 70 20 Programme Management Officer • 国連機関でもっとも多い職種 • 開発関係分野で重宝されるプロフィ一ル • ポストによって専門性が異なる • 国際関係、開発、経済、MBA等の学位 • 開発,経済、環境等関連分野での経験最低2年 • 国際的環境でのプロジェクト管理の経験要 • 英語で仕事ができる 21 Economic Affaires Officer • 国際機関の花形 • 経済修士と専門分野での経験要 • UNDP Development Economist • ILO Labour Economist • FAO Agricultural Economist • WTO,UNCTAD Trade Economist • WB,OECD Energy, Competition, Urban, Innovation, Environment, Financial market etc 22 就職への道 • 空席広告,ロスターに応募 • 競争試験や採用ミッションに応募 • JPO • YPP, Associate Expert • 政府からの派遣 • 短期採用 • コンサルタント • 技術協力専門家 23 ジュニアレベルでの就職 • 日本政府のJPO 受験 • 国際機関独自の若手職員採用プログラム受験 • その他の競争試験や採用ミッションに応募 • 個別広告へ応募 24 国際機関の若手職員採用 • さまざまな機関でP2,P3レベルの若手職員採用競争試験を実 • • • • • 施 30から35歳以下で修士と職務経験0から5年 無または過少代表国対象の機関もあり(例 UNESCO, UN) 機関独自のプログラム YPP(OECD ,UN,UNESCO,IMF 等), NETI (UNICEF), LEAD (UNDP), JPA(WB),JPP(FAO) スポンサー付きのJPOと違い日本人だけが対象ではなく競争 は激しい 機関毎条件が違うのでこまめにサイトをチェック 25 国際機関の若手職員採用制度 機関 年齢 学歴 職務経験 言語 UN Young Professional Programme YPP 32歳以下 学士号以上 不要 公用語1つ UNDP Leadership Development Programme LEAD 35歳以下 修士号以上 5年以上 英語その他1 つ以上 UNICEF New and Emerging Talent Initiative NETI 35歳以下 修士号以上 2年以上 英語その他1 つ以上 26 国際機関で求められるもの • 専門性(学位と経験) • 即戦力 (訓練、適応期間最小限) • コミュニケ一ション能力 • 協調性 • 判断力 • 仕事処理能力 • 向上心 • マネジメント能力 • ビジョン 27 JPO JUNIOR PROFESSIONAL OFFICER • 外務省が人件費負担で国際公務員希望の若手日本人を国際 機関へ派遣 • 原則2年の派遣期間中に経験を積み、将来正規職員となるの が目的 • 毎年実地、2012年は276人の応募者中30名派遣 • 現邦人職員の40%以上がJPO出身者 • 応募は35歳まで、修士と2年以上の職務経験および高い英 語力要 • 世銀へのJPO試験は別途実地 • 機関によりアソシエイトエキスパート(オフィサー)とも呼ばれる 28 必須条件 • 修士号と関連分野での2年間の職務経験 • 国際機関への応募には国際分野での経験要 • 国際機関でのインターン、ボランタリー • 民間のシンクタンク • 官公庁関係 • 多国籍企業 • 在外公館調査員、派遣員等 • JICA • 海外青年協力隊 • 開発コンサル • NGO,NPO • 国際法律事務所、銀行 29 在学中にできること • 情報収集 • 目標機関、職種等を明確にさだめる • キャリアプランとアクション • 大学院,留学 その他の研修計画 • 英語力、とくに履歴書の書き方とプレゼン能力を高める • 国際機関、国際協力との接点を増やす • 国際機関でのインターン • ボランテイア活動 30 国際機関のインターン • 2ヶ月から6ヶ月程度の見習い期間 • 原則的に無給だが機関により(ILO, 世銀等)最低限の補助金 がでる • 国連は原則的に修士課程の学生対象だが学士でもとる専門 機関もあり • インターン空席ごとに公募するところとロスター制にしている 機関とがある • 年中応募できる機関と毎年締め切りを決めている機関あり
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